JPH06104627A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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- JPH06104627A JPH06104627A JP24815292A JP24815292A JPH06104627A JP H06104627 A JPH06104627 A JP H06104627A JP 24815292 A JP24815292 A JP 24815292A JP 24815292 A JP24815292 A JP 24815292A JP H06104627 A JPH06104627 A JP H06104627A
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Abstract
り構成されるアンテナ装置において、例えば準マイクロ
波帯等、さらに波長の短い高い周波数帯で使用する場合
でも、複雑な給電,支持構造を要することなく、所望の
指向性や利得に応じたスタック化や反射器組合せをも容
易に行なうことを目的とする。 【構成】 プリント基板11を利用して、その正面上に
中央給電点18から各マイクロストリップライン13、
16及び位相反転回路14、17を介して給電される2
スタック化したダイポール素子12a,12b、15
a,15bを形成すると共に、プリント基板11の背面
上にアース面20を形成し、同軸接栓19の中心導体1
9aを上記給電点18に、外部導体19bを上記アース
面20にそれぞれ接続し、さらに、上記給電点18とア
ース面20のショートピン21とを接続する線路により
ショートスタブ22を形成した構成とする。
Description
移動体通信における基地局用アンテナとして使用され、
ダイポールアンテナの組合せにより構成されるアンテナ
装置に関する。
手段として、同軸線路の中心導体を一方のダイポール素
子に、外部導体を他方のダイポール素子に接続して構成
されるが、この場合、通常は、バラン回路を付加して不
平衡線路と平行線路との変換を図っている。
示すもので、同図(A)で示すダイポールアンテナの場
合、一方のダイポール素子1aと同軸線路の中心導体2
とが接続され、他方のダイポール素子1bと同軸線路の
外部導体3とが接続される。この場合、同軸線路上に流
れる不平衡電流を阻止するため、バラン4が付加され
る。
ナの場合も上記同様にして、一方のダイポール素子5a
と同軸線路の中心導体6とが接続され、他方のダイポー
ル素子5bと同軸線路の外部導体7とが接続される。そ
して、バラン8が付加される。
は、通常VHF,UHF帯で多用されるが、ダイポール
素子長とバラン長を除く各部の寸法は、電気的特性上、
波長に対して十分小さく構成することが要求される。
波帯等、さらに波長の短い高い周波数帯で使用するダイ
ポールアンテナでは、その各部の構造を極めて小さくす
る必要がある。
来のダイポールアンテナの構成により上記準マイクロ波
帯等、さらに波長の短い高い周波数帯で使用するダイポ
ールアンテナを製作しようとすると、極めて小さい構造
を要するため、特殊な支持構造や給電構造が必要にな
り、特に、所望の指向性や高利得を得るためにスタック
化や反射素子の組合せを図ると、さらに複雑な構造とな
り、高価になるばかりでなく電気的特性上の不安定要素
も多くなり実現困難な問題がある。
例えば準マイクロ波帯等、さらに波長の短い高い周波数
帯で使用する場合でも、複雑な給電,支持構造を要する
ことなく、所望の指向性や利得に応じたスタック化や反
射器組合せを容易に行なうことが可能になるアンテナ装
置を提供することを目的とする。
るアンテナ装置は、プリント基板の正面上に形成される
ダイポール素子パターンと、このダイポール素子パター
ンと基板給電点との間に形成されるマイクロストリップ
パターンと、上記プリント基板の背面上に形成されるア
ースパターンと、上記プリント基板の背面上に設けられ
その中心導体が上記基板正面上の給電点に接続されその
外部導体が上記基板背面上のアースパターンに接続され
る同軸接栓と、上記プリント基板正面上の給電点から延
長形成されその端部が上記基板背面上のアース面に接続
されるショートスタブ回路パターンとを備えて構成した
ものである。
ンも容易に得られるようになり、例えば準マイクロ波帯
等、波長の短い高い周波数帯で使用する極めて小さい構
造のダイポールアンテナとしても、特殊な支持構造や給
電構造を要さず、特に、所望の指向性や高利得を得るた
めのスタック化や反射板の組合せを簡単な構造で経済的
に構成できる。
明する。
係わるダイポールアンテナの構成を示すもので、同図
(A)はその正面図、同図(B)はその側面図、同図
(C)はその背面図である。
の中心より約1/4波長左側には、その上下方向に沿っ
てダイポール素子12a,12bが形成され、一方のダ
イポール素子12aには、プリント基板11の中心より
左方向に延びるマクロストリップライン13を介して給
電され、また、他方のダイポール素子12bには、同マ
クロストリップライン13及び電気長が約1/2波長の
位相反転回路14を介して逆相給電される。
bと約1/2波長離間して左右対称となるプリント基板
11の正面側の中心より約1/4波長右側には、その上
下方向に沿ってダイポール素子15a,15bが形成さ
れ、一方のダイポール素子15aには、プリント基板1
1の中心より右方向に延びるマクロストリップライン1
6を介して給電され、また、他方のダイポール素子15
bには、同マクロストリップライン16及び電気長が約
1/2波長の位相反転回路17を介して逆相給電され
る。
まり、左側のマクロストリップライン13と右側のマク
ロストリップライン16との接続点を給電点18とし、
2スタックのダイポールアンテナが構成される。
背面側中央に配設した同軸接栓19の中心導体19aが
貫通させて接続され、該同軸接栓19の外部導体19b
は、プリント基板11の背面上に十文字上に形成したア
ース面20と接続される。
電点18から下方向に約1/4波長の線路が形成され、
その端部におけるショート点21にて上記アース面20
と接続され、ショートスタブ回路22が形成される。
により、インピーダンス特性の広帯域化と共に、同軸接
栓19を介し接続される無線機(図示せず)に対する誘
導雷保護が図られる。
テナにおいては、同軸接栓19を介した給電により基板
正面左側のダイポール素子12a,12bとこれに左右
対称となる基板正面右側のダイポール素子15a,15
bとは、2スタックのダイポールアンテナとして動作す
るようになり、また、1/4ショートスタブ回路22に
より不要な漏れ電流が阻止されるようになる。
2b、115a,15bを始め、マクロストリップライ
ン13、16や位相反転回路14、17、そして、ショ
ートスタブ回路22やアース面20は、全てプリント基
板11に対するパターンエッチング処理を経て基板銅箔
等で形成されるので、微細なパターン加工も容易に行な
うことができ、高周波用として極めて小さな構造でも、
簡単に製作することができる。また、上記給電点18に
は同軸接栓19を設けて給電が図れるので、同軸線路
(図示せず)との接続も容易に行なうことができる。図
2は反射器を備えたダイポールアンテナの構成を示すも
ので、同図(A)はその正面図、同図(B)はその側面
図である。図2において、前記図1におけるダイポール
アンテナと同一の構成部分については、同一の符号を付
してその説明を省略する。
該プリント基板11と略同一の寸法形状を有する反射板
24が、長さ約0.15波長のスペーサ23a〜23d
を介して平行対面して配設されるもので、これにより、
より鋭い指向特性が得られるようになる。図3は上記反
射器を備えたダイポールアンテナの電気的特性を示すも
ので、同図(A)はその定在波比特性図、同図(B)は
その指向特性図である。すなわち、上記反射板24を備
えることで、広帯域で、しかも、単一指向性を有する簡
単な構造の2スタックダイポールアンテナが構成され
る。
ナによれば、プリント基板11を利用して、その正面上
に中央給電点18から各マイクロストリップライン1
3、16及び位相反転回路14、17を介して給電され
る2スタック化したダイポール素子12a,12b、1
5a,15bを形成すると共に、プリント基板11の背
面上にアース面20を形成し、同軸接栓19の中心導体
19aを上記給電点18に、外部導体19bを上記アー
ス面20にそれぞれ接続し、さらに、上記給電点18と
アース面20のショートピン21とを接続する線路によ
りショートスタブ22を形成したことにより、微細な給
電パターンやアンテナパターンも容易に得ることがで
き、例えば準マイクロ波帯等、波長の短い高い周波数帯
で使用する極めて小さい構造のダイポールアンテナとし
ても、特殊な支持構造や給電構造を要さず、特に、所望
の指向性や高利得を得るためのスタック化や反射板の組
合せを簡単な構造で経済的に構成することができる。
基板の正面上に形成されるダイポール素子パターンと、
このダイポール素子パターンと基板給電点との間に形成
されるマイクロストリップパターンと、上記プリント基
板の背面上に形成されるアースパターンと、上記プリン
ト基板の背面上に設けられその中心導体が上記基板正面
上の給電点に接続されその外部導体が上記基板背面上の
アースパターンに接続される同軸接栓と、上記プリント
基板正面上の給電点から延長形成されその端部が上記基
板背面上のアース面に接続されるショートスタブ回路パ
ターンとを備えて構成したので、例えば準マイクロ波帯
等、さらに波長の短い高い周波数帯で使用する場合で
も、複雑な給電,支持構造を要することなく、所望の指
向性や利得に応じたスタック化や反射器組合せをも容易
に行なうことが可能になるアンテナ装置を提供できる。
ポールアンテナの構成を示す正面図,側面図,背面図。
す正面図,側面図。
的特性を示す定在波比特性図,指向特性図。
…ダイポール素子、13、16…マイクロストリップラ
イン、14、17…位相反転回路、18…給電点、19
…同軸接栓、19a…中心導体、19b…外部導体、2
0…アース面、21…ショート点、22…ショートスタ
ブ回路、23…スペーサ、24…反射板。
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント基板の正面上に形成されるダイ
ポール素子パターンと、 このダイポール素子パターンと基板給電点との間に形成
されるマイクロストリップパターンと、 上記プリント基板の背面上に形成されるアースパターン
と、 上記プリント基板の背面上に設けられその中心導体が上
記基板正面上の給電点に接続されその外部導体が上記基
板背面上のアースパターンに接続される同軸接栓と、 上記プリント基板正面上の給電点から延長形成されその
端部が上記基板背面上のアース面に接続されるショート
スタブ回路パターンと、を具備したことを特徴とするア
ンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4248152A JP2559001B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4248152A JP2559001B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06104627A true JPH06104627A (ja) | 1994-04-15 |
JP2559001B2 JP2559001B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=17173997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4248152A Expired - Fee Related JP2559001B2 (ja) | 1992-09-17 | 1992-09-17 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559001B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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1992
- 1992-09-17 JP JP4248152A patent/JP2559001B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2559001B2 (ja) | 1996-11-27 |
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