JPH0599474A - 空調制御システム - Google Patents
空調制御システムInfo
- Publication number
- JPH0599474A JPH0599474A JP3283833A JP28383391A JPH0599474A JP H0599474 A JPH0599474 A JP H0599474A JP 3283833 A JP3283833 A JP 3283833A JP 28383391 A JP28383391 A JP 28383391A JP H0599474 A JPH0599474 A JP H0599474A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- unit
- reception
- wireless unit
- air
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワイヤレスユニットＷＵから送信した信号が
送受信ユニットＲＸＭで受信されたか容易に確認できる
空調制御システムを提供すること。 【構成】 居住空間に給気を行う空調装置に対して制御
信号を出力して居住空間を設定された環境に調整する空
調機制御器と、居住空間内の温度等を測定し無線で送信
するワイヤレスユニットと、この送信されたデ―タを受
信する送受信ユニットを有する空調制御システムにおい
て、ワイヤレスユニットで信号を送信した回数を計数す
る送信カウント手段と、送受信ユニットで信号を受信し
た回数を計数する受信カウント手段と、これら送信カウ
ント手段の計数値と受信カウント手段の計数値を比較
し、偏差が許容数以上であるときは警報を発する送受信
状態検査手段とを具備することを特徴としている。
送受信ユニットＲＸＭで受信されたか容易に確認できる
空調制御システムを提供すること。 【構成】 居住空間に給気を行う空調装置に対して制御
信号を出力して居住空間を設定された環境に調整する空
調機制御器と、居住空間内の温度等を測定し無線で送信
するワイヤレスユニットと、この送信されたデ―タを受
信する送受信ユニットを有する空調制御システムにおい
て、ワイヤレスユニットで信号を送信した回数を計数す
る送信カウント手段と、送受信ユニットで信号を受信し
た回数を計数する受信カウント手段と、これら送信カウ
ント手段の計数値と受信カウント手段の計数値を比較
し、偏差が許容数以上であるときは警報を発する送受信
状態検査手段とを具備することを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は端末ユニットと上位ユニ
ットとで構成される空調制御システムに係り、特に両者
の間における通信状態を容易に確認できる改良に関す
る。
ットとで構成される空調制御システムに係り、特に両者
の間における通信状態を容易に確認できる改良に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】空調制御システムは、例えば特開平２−
８３７０６号公報や本出願人の提案に係る特願平２−２
４２２１６号明細書に開示されている。図６は従来の空
調制御システムの構成ブロック図である。図において、
中央監視装置ＯＰＳはオペレ―タズ・ステ―ションとも
呼ばれ、操作者とのマンマシン・インタフェ―スを担当
する。また、空調制御システム全体を集中監視して最適
制御を行うもので、各端末の情報をロ―カル制御装置Ｌ
ＣＳを介して授受している。ロ―カル制御装置ＬＣＳは
上位バスＬ３を介して中央制御装置ＯＰＳと接続された
もので、建造物では各フロア毎に設置されている。また
空調機制御器である変風量式制御器ＶＡＶＣや空調機コ
ントロ―ラＦＣＭの管理、及び送受信ユニットＲＸＭの
管理、更に下位バスＬ２に接続されている他のロ―カル
制御装置ＬＣＳの情報仲介をしている。
８３７０６号公報や本出願人の提案に係る特願平２−２
４２２１６号明細書に開示されている。図６は従来の空
調制御システムの構成ブロック図である。図において、
中央監視装置ＯＰＳはオペレ―タズ・ステ―ションとも
呼ばれ、操作者とのマンマシン・インタフェ―スを担当
する。また、空調制御システム全体を集中監視して最適
制御を行うもので、各端末の情報をロ―カル制御装置Ｌ
ＣＳを介して授受している。ロ―カル制御装置ＬＣＳは
上位バスＬ３を介して中央制御装置ＯＰＳと接続された
もので、建造物では各フロア毎に設置されている。また
空調機制御器である変風量式制御器ＶＡＶＣや空調機コ
ントロ―ラＦＣＭの管理、及び送受信ユニットＲＸＭの
管理、更に下位バスＬ２に接続されている他のロ―カル
制御装置ＬＣＳの情報仲介をしている。
【０００３】変風量式制御器ＶＡＶＣは風量・風圧の制
御を行うもので、室内負荷が減少すると風量が減り給気
ダクト内の圧力が高くなるので、この圧力を一定に保持
するように変風量装置ＶＡＶを制御して、室温を設定値
に制御している。空調機コントロ―ラＦＣＭは空調機Ａ
ＨＵの運転を制御する。送受信ユニットＲＸＭはワイヤ
レスユニットＷＵから送られた指令値を受信してロ―カ
ル制御装置ＬＣＳに送るもので、一台の送受信ユニット
ＲＸＭでは例えば１６台までのワイヤレスユニットＷＵ
が使用される。ロ―カル制御装置ＬＣＳと、変風量式制
御器ＶＡＶＣ・空調機コントロ―ラＦＣＭ・送受信ユニ
ットＲＸＭとの間は下位バスＬ２で連絡されている。送
受信ユニットＲＸＭとワイヤレスユニットＷＵとの間は
有線式では配線工事を伴うので、無線式をもちいてい
る。ワイヤレスユニットＷＵは各個別空調空間の温湿度
や照度の測定、温湿度の設定を行うと共に、この値を送
受信ユニットＲＸＭを介して中央監視装置ＯＰＳやロ―
カル制御装置ＬＣＳに送信している。
御を行うもので、室内負荷が減少すると風量が減り給気
ダクト内の圧力が高くなるので、この圧力を一定に保持
するように変風量装置ＶＡＶを制御して、室温を設定値
に制御している。空調機コントロ―ラＦＣＭは空調機Ａ
ＨＵの運転を制御する。送受信ユニットＲＸＭはワイヤ
レスユニットＷＵから送られた指令値を受信してロ―カ
ル制御装置ＬＣＳに送るもので、一台の送受信ユニット
ＲＸＭでは例えば１６台までのワイヤレスユニットＷＵ
が使用される。ロ―カル制御装置ＬＣＳと、変風量式制
御器ＶＡＶＣ・空調機コントロ―ラＦＣＭ・送受信ユニ
ットＲＸＭとの間は下位バスＬ２で連絡されている。送
受信ユニットＲＸＭとワイヤレスユニットＷＵとの間は
有線式では配線工事を伴うので、無線式をもちいてい
る。ワイヤレスユニットＷＵは各個別空調空間の温湿度
や照度の測定、温湿度の設定を行うと共に、この値を送
受信ユニットＲＸＭを介して中央監視装置ＯＰＳやロ―
カル制御装置ＬＣＳに送信している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この様な装置におい
て、ワイヤレスユニットＷＵが執務者によって当初の設
置場所からかなり離れた場所に移動されると、ワイヤレ
スユニットＷＵの信号が送受信ユニットＲＸＭに到達し
なくなるという課題があった。また居住空間の変更に伴
なって区別空調空間の割当てが変更される場合や、建造
物に新規に空調設備を導入する場合には、ワイヤレスユ
ニットＷＵの信号が送受信ユニットＲＸＭに到達してい
るか確認する必要があった。本発明はこのような課題を
解決したもので、ワイヤレスユニットＷＵから送信した
信号が送受信ユニットＲＸＭで受信されたか容易に確認
できる空調制御システムを提供することを目的とする。
て、ワイヤレスユニットＷＵが執務者によって当初の設
置場所からかなり離れた場所に移動されると、ワイヤレ
スユニットＷＵの信号が送受信ユニットＲＸＭに到達し
なくなるという課題があった。また居住空間の変更に伴
なって区別空調空間の割当てが変更される場合や、建造
物に新規に空調設備を導入する場合には、ワイヤレスユ
ニットＷＵの信号が送受信ユニットＲＸＭに到達してい
るか確認する必要があった。本発明はこのような課題を
解決したもので、ワイヤレスユニットＷＵから送信した
信号が送受信ユニットＲＸＭで受信されたか容易に確認
できる空調制御システムを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、居住空間に給気を行う空調装置に対して給
気温度・湿度若しくは風量の調整を指示し、当該居住空
間を設定された環境に調整する空調機制御器と、当該居
住空間内の温度や湿度等を測定し、この測定値を無線で
送信するワイヤレスユニットと、このワイヤレスユニッ
トから送信されたデ―タを受信する送受信ユニットとを
有し、当該ワイヤレスユニットの測定値を送受信ユニッ
トを介して空調機制御器に送る空調制御システムにおい
て、次の構成としたものである。
る本発明は、居住空間に給気を行う空調装置に対して給
気温度・湿度若しくは風量の調整を指示し、当該居住空
間を設定された環境に調整する空調機制御器と、当該居
住空間内の温度や湿度等を測定し、この測定値を無線で
送信するワイヤレスユニットと、このワイヤレスユニッ
トから送信されたデ―タを受信する送受信ユニットとを
有し、当該ワイヤレスユニットの測定値を送受信ユニッ
トを介して空調機制御器に送る空調制御システムにおい
て、次の構成としたものである。
【０００６】即ち、前記ワイヤレスユニットで信号を送
信した回数を計数する送信カウント手段と、前記送受信
ユニットで信号を受信した回数を計数する受信カウント
手段と、これら送信カウント手段の計数値と受信カウン
ト手段の計数値を比較し、偏差が許容数以上であるとき
は警報を発する送受信状態検査手段とを具備することを
特徴としている。
信した回数を計数する送信カウント手段と、前記送受信
ユニットで信号を受信した回数を計数する受信カウント
手段と、これら送信カウント手段の計数値と受信カウン
ト手段の計数値を比較し、偏差が許容数以上であるとき
は警報を発する送受信状態検査手段とを具備することを
特徴としている。
【０００７】
【作用】本発明の各構成要素はつぎの作用をする。送信
カウント手段はワイヤレスユニットで送信した回数を計
数している。受信カウント手段は送受信ユニットで受信
した回数を計数している。送受信状態検査手段はワイヤ
レスユニットから送受信ユニットへの通信状態を観測
し、失敗が多くなると警報を発して操作者に注意を喚起
する。
カウント手段はワイヤレスユニットで送信した回数を計
数している。受信カウント手段は送受信ユニットで受信
した回数を計数している。送受信状態検査手段はワイヤ
レスユニットから送受信ユニットへの通信状態を観測
し、失敗が多くなると警報を発して操作者に注意を喚起
する。
【０００８】
【実施例】以下図面を用いて、本発明を説明する。図１
は本発明の一実施例を示す構成ブロック図である。図に
おいて、居住空間は天井１１と床１２に囲われており、
机１３の執務用備品が配置されている。ワイヤレスユニ
ットＷＵは居住空間内に配置されるもので、温度や湿度
を測定すると共に、この測定値を予め定められた周波数
の電波を用いて発信する。
は本発明の一実施例を示す構成ブロック図である。図に
おいて、居住空間は天井１１と床１２に囲われており、
机１３の執務用備品が配置されている。ワイヤレスユニ
ットＷＵは居住空間内に配置されるもので、温度や湿度
を測定すると共に、この測定値を予め定められた周波数
の電波を用いて発信する。
【０００９】空調機ＡＨＵは暖房／冷房空気や乾燥／湿
潤空気を生成するもので、通常季節に応じて運転モ―ド
を切換えている。送風機Ｆは空調機ＡＨＵで調整した空
気をダクトに送るもので、ダンパＤ１によりダクト開度
を変化させて風量を調整している。天井１１には吹出し
口が分散配置されており、この吹出し口にはダンパＤ２
が配置されている。ダンパアクチュエ―タＤＡはダンパ
Ｄ１，Ｄ２の開度を操作するもので、ダンパＤ１が居住
空間全体に係る操作をし、ダンパＤ２が個別空調空間に
係る操作をしている。空調機制御器Ｃ１はワイヤレスユ
ニットＷＵの測定値と、予め判明している居住空間の広
さや熱源の分布状態を元に空調機ＡＨＵより送る風量の
総量を演算して、ダンパアクチュエ―タＤＡによりダン
パＤ１の開度を制御している。空調機制御器Ｃ２は、担
当する個別空調空間におけるワイヤレスユニットＷＵの
測定値から、ダンパアクチュエ―タＤＡにより対応する
ダンパＤ２の開度を制御している。
潤空気を生成するもので、通常季節に応じて運転モ―ド
を切換えている。送風機Ｆは空調機ＡＨＵで調整した空
気をダクトに送るもので、ダンパＤ１によりダクト開度
を変化させて風量を調整している。天井１１には吹出し
口が分散配置されており、この吹出し口にはダンパＤ２
が配置されている。ダンパアクチュエ―タＤＡはダンパ
Ｄ１，Ｄ２の開度を操作するもので、ダンパＤ１が居住
空間全体に係る操作をし、ダンパＤ２が個別空調空間に
係る操作をしている。空調機制御器Ｃ１はワイヤレスユ
ニットＷＵの測定値と、予め判明している居住空間の広
さや熱源の分布状態を元に空調機ＡＨＵより送る風量の
総量を演算して、ダンパアクチュエ―タＤＡによりダン
パＤ１の開度を制御している。空調機制御器Ｃ２は、担
当する個別空調空間におけるワイヤレスユニットＷＵの
測定値から、ダンパアクチュエ―タＤＡにより対応する
ダンパＤ２の開度を制御している。
【００１０】送受信ユニットＲＸＭはワイヤレスユニッ
トＷＵから送信される電波を受信するもので、下位バス
を介してロ―カル制御装置ＬＣＳに送る。ロ―カル制御
装置ＬＣＳは送られたデ―タを上位バスを介して中央監
視装置ＯＰＳに送ると共に、下位バスを介してこのワイ
ヤレスユニットＷＵの担当する個別空調空間を取り扱う
空調機制御器Ｃ１，Ｃ２にこの測定値を伝送する。送受
信状態検査部は、ワイヤレスユニットＷＵと送受信ユニ
ットＲＸＭの送受信状態を監視するもので、送受信に失
敗の多いときは警報を発する。ここでは天井１１内部に
スピ―カが設けてあり、警報が発せられたときは警戒音
を発して居住者やワイヤレスユニットＷＵの操作者に注
意を喚起する。この場合には、ワイヤレスユニットＷＵ
を移動して、送受信ユニットＲＸＭとの交信が旨くいく
場所に設置し直す。
トＷＵから送信される電波を受信するもので、下位バス
を介してロ―カル制御装置ＬＣＳに送る。ロ―カル制御
装置ＬＣＳは送られたデ―タを上位バスを介して中央監
視装置ＯＰＳに送ると共に、下位バスを介してこのワイ
ヤレスユニットＷＵの担当する個別空調空間を取り扱う
空調機制御器Ｃ１，Ｃ２にこの測定値を伝送する。送受
信状態検査部は、ワイヤレスユニットＷＵと送受信ユニ
ットＲＸＭの送受信状態を監視するもので、送受信に失
敗の多いときは警報を発する。ここでは天井１１内部に
スピ―カが設けてあり、警報が発せられたときは警戒音
を発して居住者やワイヤレスユニットＷＵの操作者に注
意を喚起する。この場合には、ワイヤレスユニットＷＵ
を移動して、送受信ユニットＲＸＭとの交信が旨くいく
場所に設置し直す。
【００１１】図２はワイヤレスユニットＷＵの構成ブロ
ック図である。図において、ＣＰＵは内部バス１１を介
して温度変換回路１２、温度デ―タ格納メモリ１４、送
信回路１５並びに送信回数カウンタ１７と接続されてい
る。温度変換回路１２は温度センサ１３で測定した温度
を電気信号に変換するもので、例えば測温抵抗体であれ
ば抵抗値から温度に変換する。温度デ―タ格納メモリ１
４は温度変換回路１２の測定値を一時蓄えるもので、例
えば前回の送信から今回の送信までの測定値を一定間隔
で記憶している。送信回路１５は温度デ―タ格納メモリ
１４に記憶された一回分の測定値をアンテナ１６を介し
て送受信ユニットＲＸＭに送信するもので、通信の分野
で公知の変調回路などが使用されている。送信回数カウ
ンタ１７は送信回路１５から送信した回数を計数してい
るもので、リセットは操作者が行ったり或いは上位ユニ
ットからの指令により行われる。送信は、１０分間隔な
どの定間隔通信でも良く、また前回の送信値から一定値
以上の変化があったときでもよく、更に外部から特に指
令のあったときでも良い。
ック図である。図において、ＣＰＵは内部バス１１を介
して温度変換回路１２、温度デ―タ格納メモリ１４、送
信回路１５並びに送信回数カウンタ１７と接続されてい
る。温度変換回路１２は温度センサ１３で測定した温度
を電気信号に変換するもので、例えば測温抵抗体であれ
ば抵抗値から温度に変換する。温度デ―タ格納メモリ１
４は温度変換回路１２の測定値を一時蓄えるもので、例
えば前回の送信から今回の送信までの測定値を一定間隔
で記憶している。送信回路１５は温度デ―タ格納メモリ
１４に記憶された一回分の測定値をアンテナ１６を介し
て送受信ユニットＲＸＭに送信するもので、通信の分野
で公知の変調回路などが使用されている。送信回数カウ
ンタ１７は送信回路１５から送信した回数を計数してい
るもので、リセットは操作者が行ったり或いは上位ユニ
ットからの指令により行われる。送信は、１０分間隔な
どの定間隔通信でも良く、また前回の送信値から一定値
以上の変化があったときでもよく、更に外部から特に指
令のあったときでも良い。
【００１２】図３は送受信ユニットＲＸＭの構成ブロッ
ク図である。ＣＰＵは内部バス２１を介してバスインタ
―フェイス２２、温度デ―タ格納メモリ２３、設定デ―
タ格納メモリ２４、受信回路２５、受信回数カウンタ２
７、送信回数メモリ２８並びに送受信状態検査回路と接
続されている。バスインタ―フェイス２２は下位バスを
介してロ―カル制御装置ＬＣＳと接続されるものであ
り、例えばポ―リング方式等を用いて通信プロトコルに
従ってデ―タハイウェイに於けるデ―タの授受をしてい
る。温度デ―タ格納メモリ２３はワイヤレスユニットＷ
Ｕから送信された温度測定値を一時蓄える。設定デ―タ
格納メモリ２４はワイヤレスユニットＷＵから送信され
た基準値を一時蓄えるもので、例えば警報を発生する場
合の通信失敗に対する許容数と、この検査での総通信回
数等の送受信状態検査回路に対する設定値が送られる。
受信回路２５はワイヤレスユニットＷＵから送信される
デ―タをアンテナ２６を介して受信するもので、公知の
同調回路などが使用される。受信回数カウンタ２７は受
信回路２５がワイヤレスユニットＷＵからデ―タの受信
をした場合を計数するもので、一回の交信で送られた全
デ―タを受信したとき成功と見なして一回計数してい
る。送信回数メモリ２８は、ワイヤレスユニットＷＵの
送信回数カウンタ１７の計数値を記憶したもので、複数
のワイヤレスユニットＷＵが存在している場合には個別
に記憶するのがよい。
ク図である。ＣＰＵは内部バス２１を介してバスインタ
―フェイス２２、温度デ―タ格納メモリ２３、設定デ―
タ格納メモリ２４、受信回路２５、受信回数カウンタ２
７、送信回数メモリ２８並びに送受信状態検査回路と接
続されている。バスインタ―フェイス２２は下位バスを
介してロ―カル制御装置ＬＣＳと接続されるものであ
り、例えばポ―リング方式等を用いて通信プロトコルに
従ってデ―タハイウェイに於けるデ―タの授受をしてい
る。温度デ―タ格納メモリ２３はワイヤレスユニットＷ
Ｕから送信された温度測定値を一時蓄える。設定デ―タ
格納メモリ２４はワイヤレスユニットＷＵから送信され
た基準値を一時蓄えるもので、例えば警報を発生する場
合の通信失敗に対する許容数と、この検査での総通信回
数等の送受信状態検査回路に対する設定値が送られる。
受信回路２５はワイヤレスユニットＷＵから送信される
デ―タをアンテナ２６を介して受信するもので、公知の
同調回路などが使用される。受信回数カウンタ２７は受
信回路２５がワイヤレスユニットＷＵからデ―タの受信
をした場合を計数するもので、一回の交信で送られた全
デ―タを受信したとき成功と見なして一回計数してい
る。送信回数メモリ２８は、ワイヤレスユニットＷＵの
送信回数カウンタ１７の計数値を記憶したもので、複数
のワイヤレスユニットＷＵが存在している場合には個別
に記憶するのがよい。
【００１３】送受信状態検査回路は、受信回数カウンタ
２７と送信回数メモリ２８の内容から、あるワイヤレス
ユニットＷＵから送受信ユニットＲＸＭに対する送信が
何回成功し、何回失敗したか認識する。失敗数は送信数
と受信数との偏差である。そして、設定デ―タ格納メモ
リ２４に予め設定してある許容数に偏差が達したとき、
ブザ―回路を介してスピ―カを駆動して警報を発する。
このスピ―カの発する音としては、例えば受信が成功し
たとき１回『ピッ』と鳴らし、警報のときは２回『ピ
ッ』と鳴らす。送信回数メモリ２８の計数値が設定デ―
タ格納メモリ２４の総送信数を越えたときは、検査が終
了したものと見做して、受信回数カウンタ２７と送信回
数メモリ２８の計数値を比較することは止める。
２７と送信回数メモリ２８の内容から、あるワイヤレス
ユニットＷＵから送受信ユニットＲＸＭに対する送信が
何回成功し、何回失敗したか認識する。失敗数は送信数
と受信数との偏差である。そして、設定デ―タ格納メモ
リ２４に予め設定してある許容数に偏差が達したとき、
ブザ―回路を介してスピ―カを駆動して警報を発する。
このスピ―カの発する音としては、例えば受信が成功し
たとき１回『ピッ』と鳴らし、警報のときは２回『ピ
ッ』と鳴らす。送信回数メモリ２８の計数値が設定デ―
タ格納メモリ２４の総送信数を越えたときは、検査が終
了したものと見做して、受信回数カウンタ２７と送信回
数メモリ２８の計数値を比較することは止める。
【００１４】尚、ワイヤレスユニットＷＵが送受信ユニ
ットＲＸＭに電波がまったく届かない環境に置かれた場
合や、ワイヤレスユニットＷＵに以上が発生している場
合には、送受信ユニットＲＸＭは何等デ―タを受信する
ことができず、正否の判定ができなくなると言う課題を
生ずる。この場合、送受信ユニットＲＸＭにおいてタイ
ムアウト時間（例えば３０分や６０分の固定時間）を設
定し、設定時間内に何等受信のないときは警報と判定す
ると良い。
ットＲＸＭに電波がまったく届かない環境に置かれた場
合や、ワイヤレスユニットＷＵに以上が発生している場
合には、送受信ユニットＲＸＭは何等デ―タを受信する
ことができず、正否の判定ができなくなると言う課題を
生ずる。この場合、送受信ユニットＲＸＭにおいてタイ
ムアウト時間（例えば３０分や６０分の固定時間）を設
定し、設定時間内に何等受信のないときは警報と判定す
ると良い。
【００１５】図４はワイヤレスユニットＷＵから送信さ
れる一組の通信フレ―ム図で、（Ａ）は測定値の通信、
（Ｂ）は送受信状態検査回路に対する検査内容の通信で
ある。測定値の場合は、測定値の通信であることを示す
コマンドを先頭におき、次に温度デ―タ格納メモリ１４
の記憶している内容、最後に送信回数カウンタ１７の内
容が続いている。検査内容の場合は、設定デ―タ格納メ
モリ２４に記憶すべき内容であることを示すコマンド、
続いて今回の検査対象となる送信回数の上限値、並びに
警報を発する失敗数の下限値を送っている。この検査内
容のフレ―ムが送信されたときは、送信回数カウンタ１
７及び受信回数カウンタ２７の計数値をリセットする。
れる一組の通信フレ―ム図で、（Ａ）は測定値の通信、
（Ｂ）は送受信状態検査回路に対する検査内容の通信で
ある。測定値の場合は、測定値の通信であることを示す
コマンドを先頭におき、次に温度デ―タ格納メモリ１４
の記憶している内容、最後に送信回数カウンタ１７の内
容が続いている。検査内容の場合は、設定デ―タ格納メ
モリ２４に記憶すべき内容であることを示すコマンド、
続いて今回の検査対象となる送信回数の上限値、並びに
警報を発する失敗数の下限値を送っている。この検査内
容のフレ―ムが送信されたときは、送信回数カウンタ１
７及び受信回数カウンタ２７の計数値をリセットする。
【００１６】図５は本発明の他の実施例の説明図で、ワ
イヤレスユニットＷＵとして専用の検査端末を用いる場
合を表している。検査専用端末は、ＣＰＵに対して内部
バス３１を介して表示回路３２、キ―入力回路３４、送
信回路３６、周波数選択回路３８並びにデ―タ格納メモ
リ３９が接続されている。表示回路３２は液晶などの表
示部３３に英数字や絵文字を表示する。キ―入力回路３
４はキ―スイッチ３５で操作されたキ―に関する情報を
認識するもので、例えばモ―ドの変更がある。送信回路
３６はアンテナ３７を介して無線でデ―タを送信する。
周波数選択回路３８は、ワイヤレスユニットＷＵが例え
ば特定小電力無線局であれば429.1750ＭＨｚより12.5ｋ
Ｈｚステップで１６チャンネル分用いられていることか
ら、このチャンネルの一つに対応する周波数を指定す
る。デ―タ格納メモリ３９は、送受信状態検査回路に送
信する検査条件に関するデ―タや、模擬的な測定値を記
憶している。この様な専用検査端末を用いれば、空調工
事が未完成でワイヤレスユニットＷＵの使用できない場
合でも、送受信ユニットＲＸＭに対する電波の到達距離
の検査ができる利点がある。
イヤレスユニットＷＵとして専用の検査端末を用いる場
合を表している。検査専用端末は、ＣＰＵに対して内部
バス３１を介して表示回路３２、キ―入力回路３４、送
信回路３６、周波数選択回路３８並びにデ―タ格納メモ
リ３９が接続されている。表示回路３２は液晶などの表
示部３３に英数字や絵文字を表示する。キ―入力回路３
４はキ―スイッチ３５で操作されたキ―に関する情報を
認識するもので、例えばモ―ドの変更がある。送信回路
３６はアンテナ３７を介して無線でデ―タを送信する。
周波数選択回路３８は、ワイヤレスユニットＷＵが例え
ば特定小電力無線局であれば429.1750ＭＨｚより12.5ｋ
Ｈｚステップで１６チャンネル分用いられていることか
ら、このチャンネルの一つに対応する周波数を指定す
る。デ―タ格納メモリ３９は、送受信状態検査回路に送
信する検査条件に関するデ―タや、模擬的な測定値を記
憶している。この様な専用検査端末を用いれば、空調工
事が未完成でワイヤレスユニットＷＵの使用できない場
合でも、送受信ユニットＲＸＭに対する電波の到達距離
の検査ができる利点がある。
【００１７】尚、上記実施例においては送受信状態検査
回路を送受信ユニットＲＸＭに設けていたが、本発明は
これに限定されるものではなく、中央監視装置ＯＰＳや
ロ―カル制御装置ＬＣＳに送受信状態検査回路を設け、
中央監視装置ＯＰＳにおいて管理者に警報を認識させる
ようにしてもよい。この場合には、送受信ユニットＲＸ
Ｍは電波の受信機能のみでもシステム構成が可能にな
り、システムが安価になる利点がある。更に、ワイヤレ
スユニットＷＵにスピ―カと受信機能を持たせて、中央
監視装置ＯＰＳ等から警報を発する指令をワイヤレスユ
ニットＷＵに送り操作者に注意を喚起するようにしても
よい。
回路を送受信ユニットＲＸＭに設けていたが、本発明は
これに限定されるものではなく、中央監視装置ＯＰＳや
ロ―カル制御装置ＬＣＳに送受信状態検査回路を設け、
中央監視装置ＯＰＳにおいて管理者に警報を認識させる
ようにしてもよい。この場合には、送受信ユニットＲＸ
Ｍは電波の受信機能のみでもシステム構成が可能にな
り、システムが安価になる利点がある。更に、ワイヤレ
スユニットＷＵにスピ―カと受信機能を持たせて、中央
監視装置ＯＰＳ等から警報を発する指令をワイヤレスユ
ニットＷＵに送り操作者に注意を喚起するようにしても
よい。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば送
受信状態検査回路によりワイヤレスユニットＷＵからの
信号の送受信ユニットＲＸＭに到達する状況を検査でき
るので、ワイヤレスユニットＷＵの設置場所として適当
か否か容易に判断できると共に、パ―ティションなどの
電波の伝播に対する障害物を取り除くべきか否かの判断
が容易になるという実用上の効果がある。
受信状態検査回路によりワイヤレスユニットＷＵからの
信号の送受信ユニットＲＸＭに到達する状況を検査でき
るので、ワイヤレスユニットＷＵの設置場所として適当
か否か容易に判断できると共に、パ―ティションなどの
電波の伝播に対する障害物を取り除くべきか否かの判断
が容易になるという実用上の効果がある。
【図１】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
【図２】ワイヤレスユニットＷＵの構成ブロック図であ
る。
る。
【図３】送受信ユニットＲＸＭの構成ブロック図であ
る。
る。
【図４】ワイヤレスユニットＷＵから送信される一組の
通信フレ―ム図である。
通信フレ―ム図である。
【図５】本発明の他の実施例の説明図で、専用の検査端
末の構成ブロック図である。
末の構成ブロック図である。
【図６】従来の空調制御システムの構成ブロック図であ
る。
る。
ＡＨＵ…空調機 Ｃ１，Ｃ２…空調機制御器 Ｄ１，Ｄ２…ダクト ＤＡ…ダンパアクチュエ―タ ＲＸＭ…送受信ユニット ＷＵ…ワイヤレスユニット
Claims (1)
- 【請求項１】居住空間に給気を行う空調装置に対して給
気温度・湿度若しくは風量の調整を指示し、当該居住空
間を設定された環境に調整する空調機制御器と、 当該居住空間内の温度や湿度等を測定し、この測定値を
無線で送信するワイヤレスユニットと、 このワイヤレスユニットから送信されたデ―タを受信す
る送受信ユニットと、 を有し、当該ワイヤレスユニットの測定値を送受信ユニ
ットを介して空調機制御器に送る空調制御システムにお
いて、 前記ワイヤレスユニットで信号を送信した回数を計数す
る送信カウント手段と、 前記送受信ユニットで信号を受信した回数を計数する受
信カウント手段と、 これら送信カウント手段の計数値と受信カウント手段の
計数値を比較し、偏差が許容数以上であるときは警報を
発する送受信状態検査手段と、 を具備することを特徴とする空調制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3283833A JPH0599474A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 空調制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3283833A JPH0599474A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 空調制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0599474A true JPH0599474A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17670754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3283833A Withdrawn JPH0599474A (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 空調制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0599474A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016149655A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 富士通株式会社 | 管理方法、管理プログラム、管理装置、管理システムおよび情報処理方法 |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP3283833A patent/JPH0599474A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016149655A (ja) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | 富士通株式会社 | 管理方法、管理プログラム、管理装置、管理システムおよび情報処理方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |