JPH059743Y2 - - Google Patents

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JPH059743Y2
JPH059743Y2 JP1987042750U JP4275087U JPH059743Y2 JP H059743 Y2 JPH059743 Y2 JP H059743Y2 JP 1987042750 U JP1987042750 U JP 1987042750U JP 4275087 U JP4275087 U JP 4275087U JP H059743 Y2 JPH059743 Y2 JP H059743Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は可撓性の容器、例えば郵便袋を封鎖す
るために用いられる封印具に関し、また宝石類の
ための輸送箱のような容器、給料支払い名簿を運
搬するのに用いられるような可撓性の袋のチヤツ
クつき開口部、銀行金庫室における現金入れ用引
出し等に、錠をするための封印具に関するもので
ある。
本考案の一実施態様は袋の開いた口又は頚部を
封鎖することのできる封印具に関し、好ましくは
この封印具自体に確認用又は宛先用ラベルを取付
ける手段が提供される。
さらに他の実施態様においては、上記のような
種々の容器の他の型式のものを鎖錠するのに用い
ることができかつ調節可能な特徴を有する封印具
が提供される。
〔従来の技術〕
袋を封鎖するのに用いられる典型的な封印具
は、米国特許第3371949号(1968年3月5日)、同
第2772909号(1956年12月4日)、同第2669476号
(1954年2月16日)、及び同第2983539号(1961年
5月9日)である。これらは全て、袋を封鎖する
ため複数の別個の部品を必要としている。そのた
め、袋を取巻く部材は通常ロープ又はコードの形
式であり、袋の頚部を把持するための別の部片が
用意され、またさらに通常は金属からなる変形可
能な封印要素が袋の頚部の周りでロープ又はコー
ドを保持する。さらに、封印要素を変形するため
の別の工具が、この封印具が封鎖されるべき袋の
周りに置かれたときに必要となる。
他の型の容器を封鎖するための種々の封印具は
米国特許第3290080号に示されており、このもの
においは、軸を有するなんきん錠型の封印具が封
印本体の中に挿入される。この軸上の一連の横棒
が封印具本体の内部の共働構造と係合する。
米国特許第4059300号はフインガーと係合する
ためのハウジングの中に挿入される掛け止め具を
用いている。米国特許第4229031号と同第3466077
号はまた掛け金がハウジング内でフインガーと係
合する同様な構造を有している。
上記の封印具は一般に、無蓋貨車、有蓋貨車等
の鎖錠のために用いられる。
イギリス特許第2115354号は郵便包装のチヤツ
ク式締め具を鎖錠するための安全封印具の型式の
を示している。例えば現金入れ用引出しを鎖錠す
るために最近用いられている典型的な封印具はな
んきん錠型封印具(“シカゴ”錠)である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の封印具が調節の可能性が全く得られ
ず、これらの封印具はその共働部材と噛み合うよ
うに正しい位置に掛け金が置かれた時の定まつた
個所においてのみ鎖錠されるにすぎない。さらに
なんきん錠は通常錠をあけるために鍵を必要とし
そのため鍵をなくした時に問題が生じ、これらの
型の錠はまた非常に高価である。
本発明の一実施態様の目的は、袋のような可撓
性の容器のための封印具を提供しまた単一部片の
構造で把持と鎖錠との両方が行えるようにするこ
とである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的のため可撓性容器の封鎖のための改良
された封印具が提供されるが、この封印具は単一
片の把持及び鎖錠封印具からなり、 ソケツト部材であつて、該ソケツト部材を貫通
する通路に連通する第1及び第2の開放端部と、
該ソケツト部材の中の少なくとも1つの鎖錠手段
とを有し、該鎖錠手段が、前記通路の対向する壁
から向き合うように前記通路の中へと延出する少
なくとも2つの偏向可能なフインガーを備えてい
る、ソケツト部材と、 対向表面を有する掛け止め部材とを具備し、該
掛け止め部材が、 前記ソケツト部材と一体でソケツト部材から横
に延出する第1の可撓延長部材と、 前記ソケツト部材の前記第1の端部に挿入する
ようにされ、前記第1の可撓延長部材から延出し
かつこれと一体に連結され、また対向表面を有し
ている第2の延長部材と、 前記第2の延長部材の各表面から延出しかつこ
れと直角で、前記偏向可能フインガーと順次係合
するようにされる複数の係合部材であつて、各係
合部材が前記ソケツト部材の方に対面し、前記第
2の延長部材が前記ソケツト部材の前記第1の端
部に挿入されたとき前記偏向可能フインガーが前
記第2の延長部材の前記結合部材に係合し、また
前記掛け止め部材がその後は前記第2の端部の方
にのみ引張られることができるようになつている
複数の係合部材、 とを具備し、 前記ソケツト部材がさらに、前記通路の中へと
延出する複数の偏向部材を含み、該複数の偏向部
材が、前記偏向可能フインガーを前記係合部材か
らはずそうとして用いられるいかなる工具をも偏
向させるようにしている、 可撓性容器の閉鎖用封印具が提供される。
本考案の他の実施態様は、封印を開放するため
に鍵の使用を要しないという融通性を持ち、また
金属のなんきん錠型の封印具に比べて比較的安価
に製作できる、封印具を提供する。
可撓容器用封印具の好ましい形式は、第1の可
撓延長部材から延びる複数の間隔をおいて配され
た突起からなる把持及び係合手段を有している。
比較的先のとがつた端部を持つ突起を設け、袋又
は容器の頚部の周りを良く把持する作用をするこ
とが望まれる。第1の延長部材は厚肉の中央帯体
を、突起が延出する表面の反対側の表面上に有し
その強度を高めるようにした厚肉構造のものとす
ることができる。この中央の大きな厚さの帯体は
第1の可撓延長部材の長さ方向に沿つて設けられ
る。
可撓容器用封印具において、好ましくは複数の
ソケツト係合部材が第2の延長部材上に設けられ
それにより容器の頚部の周りに封印具が異なる寸
法に調節できるようにする。したがつて、ソケツ
ト部材の中に挿入されると、これらのソケツト係
合部材は共働鎖錠手段に漸進的に係合し所要の調
節を行うことができる。
好適な形式においては、第1の延長部材と第2
の延長部材の長さは、第2の延長部材がソケツト
部材の第1の端部の中に挿入されたとき、このソ
ケツト部材に入るべきソケツト係合部材のうちの
最後の係合部材がソケツト部材の第2の端部から
出ることができないような長さである。
上記の2つの実施態様において、好ましい構造
は第3の可撓延長部材が第2の延長部材から延出
している構造である。この延長部材は第2の延長
部材に一体に取付けられ、第2の延長部材がソケ
ツトの中に案内されそれを通つて引張られるのに
利用される。この第3の延長部材はそのためラベ
ル保持手段の形式を取る。
第3の可撓延長部材のラベル保持手段は好まし
くは、その一端に穴をその他端に拡大頭部を有す
る帯ひも部材である。使用時、この拡大頭部は円
形の外形を形成するこの穴に向つて動かされ封印
具に取付けられたラベルを保持する。拡大頭部は
この穴の外側周縁に位置する肩部を有し、それに
よりこの頭部を穴の中に保持する。この穴の両側
に小さな溝が設けられこの拡大頭部をこの穴の中
に挿入する助けとなるようにしている。
これらの封印具は任意のプラスチツク材料、例
えばポリオレフイン、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、これら材料の共重合体等で形成することが
できる。
第1の延長部材は可撓性が要求されたが、封印
具全体が同一材料で形成されるのが好ましいけれ
ども第2及び第3の延長部は比較的堅い材料とす
ることができる。
この封印具は全ての特定の用途に対して適当な
寸法とすることができる。ソケツト係合部材の任
意の数が、所要の融通性と調節能力の度合に応じ
て設けられ、例えば比較的大きな調節能力を与え
るため3から15個の係合部材が設けられる。しか
しこの封印具は2つのソケツト係合部材でも調節
可能であり|ある場合には15個より多いソケツト
係合部材を用いることができる。
掛け止め部材の種々の部分の長さはまた特定の
用途によつて決まる。1つの形式においては、第
1の延長部材の長さは、第2の延長部材がソケツ
トの中に挿入されたときソケツトに入るべきソケ
ツト係合部分のうちの最後の1つがソケツトの第
2の端部から出ることができないような長さであ
る。
〔実施例〕
以上、本考案の概略について述べてきたが、以
下に添付図面を参照して本考案の好適な実施態様
を示す。
より詳細には第1図に可撓容器を封鎖するため
の単一部片からなる封印具が示され、この封印具
は円筒状又は管状のソケツト(受け口)10を具
備している。ソケツト10はこれを貫通して延在
する通路16に連通している向き合つた開放端部
12と14とを有する。ソケツト10の開放端部
12は反対側の開放端部14よりも小さな開口を
有している。したがつて対向する内壁18と20
とはソケツト10の端部12に縮小寸法の実質的
に矩形の形状の開口を形成する。ソケツト10の
内部に配されかつ壁18と20から延出して、一
対の、対向する、間隔のあけられた、弾性フイン
ガー22と24がある。第1図からわかるよう
に、フインガー22と24は開放端部14に向つ
て延出し通路16の残りの部分の寸法に対して減
少された寸法のフインガーの間の間隙を若干残し
て内側に向けられている。フインガー22と24
は、さらに離されるようにし向けられしかもこれ
に加えられた張力が解放されるとフインガー22
と24がそのもとの位置に復帰するように、比較
的弾性を有している。
さらに通路16の内部にはリブ17と19がそ
の対向側に相互に千鳥状に設けられている。端部
14に向つて、さらに、一対のデフレクター(偏
向部材)21,23及び25,27がソケツト1
0内部の対向側に設けらる。
この封印具はさらに、掛け止め部材26を具備
している。掛け止め部材は、ソケツト部材10か
ら横方向に延在しかつ端部12から間隔をおいた
地点でこのソケツト部材に一体に連結されている
延長部を具備している。図示のように、掛け止め
部材26は3つの部分28,30及び32を有す
る。部分28は掛け止め部材の把持部分であり、
比較的薄く平らで平面の、ソケツト部材10と同
じあるいは類似の幅の延長部を具備している(第
2図)。第1図及び第2図に示すように、把持部
分28は、以下にさらに詳細に述べるように把持
手段として作用する、複数の長手方向に間隔をお
いて配された突起34を有している。第1図か
ら、把持部分28は、突起34の反対側の表面上
に突起34の長さ方向に沿つて厚肉部分36を有
し、この部分により大きな強度を与えるようにし
ていることが注目される。したがつてより薄い性
質を有し屈撓しやすくまたそれ自体が袋の頚部を
取巻く助けとなる把持部分28の外側縁と共に、
厚肉の中央帯部36が得られる。
掛け止め部材26がソケツト部材10に結合す
る個所に近接して小さな溝35が、この封印具を
容器から取外すのが必要となつた時封印具が切断
され又は曲げられてもぎ取られる弱い個所とし
て、設けられている。
掛け止め部材26の部分30は、把持部分28
の続きであり、ソケツト部材10のフインガー2
2と24に共働するようになつている複数の肩部
を有する“クリスマスツリー”形をしている。し
たがつて、部分30は、その長さ方向に沿つて間
隔をおいて配された肩部37を形成する複数のテ
ーパー部分を有している、ソケツト係合部分を具
備する。
部分32はソケツト係合部分30から延びる帯
ひも状部材であり、複数の間隔をおいて配された
隆起38と拡大頭部40と穴42とを有してい
る。隆起38は封印具の把持を容易にする。拡大
頭部40は穴42の中に挿入されるようになつて
いる。穴42は拡大頭部40がそれを通つて押し
出されるような寸法を有しており、これに関連し
て、穴42の両側の溝44と46が、拡大頭部4
0が穴42を通過するのを助けるようにしてい
る。リブ43が、補強のため穴42に近接して部
分32の外縁に設けられる。拡大頭部40の肩部
48が穴42の外周に位置し、そのため拡大頭部
40が穴42の中に保持され余分の圧力が生じな
い限り取外すことができない。
第3図及び第4図は封印具の鎖錠位置を示して
いる。したがつて、把持部分28がわん曲されて
一周しソケツト10の開放端部12を通つて掛け
止め部材26が挿入されることがわかるであろ
う。このようにして、把持部分28は例えば郵便
袋の頚部を取り巻くようになつている円形の内側
形状を形成する。突起34はそのため袋の頚部を
把持する。
掛け止め部材26がソケツト部材を通つて引張
られ、部分32がソケツトを通過して端部14の
外に出ると、肩部37はソケツトの内部でフイン
ガー22と24に漸進的に噛み合い、これらフイ
ンガーは肩部37がその間を通過するときさらに
これらフインガーが離れるように屈撓する。封鎖
されるべき袋の頚部の寸法により、袋の頚部の周
りに把持部分28がきつちりと嵌まるようになる
まで掛け止め部材26はソケツト部材を通つて引
張られる。この時、フインガー22と24は鎖錠
作用を生じる一組の肩部37と噛み合い状態にあ
り、掛け止め部材が、フインガー22及び24と
肩部37との噛み合いにより、ソケツトの外に引
き戻されないことがわかり、また他方において掛
け止め部材がさらにソケツトの中に引張られ、そ
れにより袋の頚部の周りの把持部分28のより大
きな締めつけが得られる。
鎖錠された位置において、ソケツト10の端部
の減少された寸法の開口は第2の延長部30のテ
ーパー部分により実質的に封鎖され、そのためソ
ケツト内部への出入りは最小に制限される。
千鳥状に配されたリブ17と19は掛け止め部
材がソケツトの中に挿入されるのを容易にする。
このようにして、その千鳥状の関係によりリブ1
7と19は、第2の延長部30がソケツト10の
中に挿入されるときこれが横から横に動くことが
できるようにする。これらリブとデフレクター
(偏向部材)21,23及び25,27は、フイ
ンガー22及び24と肩部37との噛み合いをは
ずすために用いられる全ての工具の向きを変える
作用をする。
一旦、封印具が袋の頚の周りに鎖錠されると、
部分32はその周りにわん曲され拡大頭部40は
穴42の中に挿入される。部分32は第3図に関
して下方に向つて円形に曲げられか、または上方
に向つて円形に曲げられる。隆起38は掛け止め
部材と穴42に挿入された拡大頭部とを把持する
助けをし、円形の外形を形成する。この円形の外
形は、例えば確認ラベル、宛先ラベルなどを取付
けるために用いることができる。したがつて、例
えば、この封印具が郵便袋と共に用いられている
場合は、宛先ラベルはラベル保持部分32によつ
て取付けることができる。拡大頭部は穴から取り
はずすのが多少難しいので、ラベルは、或る人が
故意に拡大頭部を穴から取りはずすような時まで
は、この封印具と郵便袋からはずれるようなこと
はない。例えばラベルが、封印具を開き又はラベ
ルを引き裂く必要なしにはずすことができ、新し
いラベルを取付けることができることもまた注目
されるべきである。
フインガー22と24は端部12と14から間
隔をおいて配され、ソケツト10の長さのほぼ中
央に設けられている。この配置により鎖錠作用は
端部12と14からから離れたところで行われそ
れによりこの封印をいじろうとする者は全て、こ
れらのフインガーの噛み合いをはずそうとするに
はより長い工具を必要とすることになる。工具が
長くなるほど、それだけ一層曲がりやすくなりそ
のため一方の端からデフレクター21,23,2
5及び27を通過して又は他方の端からリブ17
及び19を通過してフインガーに再び近づくこと
が困難となる。
第5図から第7図を参照すると、他の型の鎖錠
方式が必要とされる場合に用いることのできる封
印具が示されている。この形式はチヤツクのつい
た袋、現金入れ用引出し、宝石類輸送箱等を鎖錠
するのに用いることができる。
第5図から第7図において、同一符号は第1図
から第4図の実施態様における同じ部分に対応し
ており、したがつてこれらの同一部分の詳しい説
明は必要がない。プライム(′)符号はすでに説
明された部分を示している。
ソケツト10′はソケツト10と同じである。
しかし厚肉の壁18,20の代りに、ソケツト1
0′は、端部12′により小さな開口を形成する平
坦な壁18′,20′を持つた減少された外径を有
している。掛け止め部分20′は第1の延長部2
8′、第2の延長部30′及び第3の延長部32′
からなつている。第1の延長部28′は、鎖錠さ
れるべき容器上の適当な手段(例えば、なんきん
錠、チヤツクフアスナーに設けられた手段等で鎖
錠するため容器に普通に用いられる輪形留め金や
掛け金)を通つて挿入されかつこれを取り巻くよ
うにする単なる平らな延長部である。
第5図は平らな帯ひもとして延長部を示し、第
6図は補強構造としての厚肉中央帯状部36′を
持つ延長部28′を示している。第2の延長部3
0′は第1図のものと同様な鎖錠肩部37′を有し
ている。
第3の延長部32′はソケツトに挿入する助け
となる案内部分としての作用をする。把持隆起3
8′が挿入の助けとなるように設けられる。部分
32′は証印(例えば番号付け又は文字の書き入
れ)を有し封印具が使用されたとき容易に読み取
れるようにしている。
第5図及び第6図の端部40′はソケツト1
0′の中に挿入するのに適した形状に作られてい
る。第5〜7図の封印具は第1図の方法と同じ方
法で用いられ、すなわち、掛け止め部材26′が
鎖錠されるべき容器上の適当な留め金又はフツク
を通して置かれ次に端部12′の中に挿入される。
延長部材30′がソケツトを通過するとき、所要
の寸法に達する地点まで、肩部37′が漸進的に
フインガー22′,24′に噛み合う。
掛け止め部材26はソケツト10から横方向に
延在するよう(その端部12から間隔をおいて)
に図示されたが、掛け止め部材26はソケツトの
異なつた個所から延出する―例えばソケツトの第
1の端部から直接延出することもできる。
さらに、延長部材は先端に行くほど幅が減少す
る(第1〜5図)、例えば延長部材28が最も幅
が広く、延長部材30が狭く、そして延長部材3
2がさらに狭くなるような幅で示されたが、種々
の幅又は同じ幅のものもこれら部材の全てに用い
ることができ、ソケツト部材はこの掛け止め部材
(例えば第6図)を受け入れるよう適当な形状と
することができることが理解されるであろう。
第3の延長部材又はラベル保持手段が必要でな
い場合には、第3の延長部は省略することができ
る。第1図から第4図に図示されている構造は第
5図から第7図のものに変えることができまたそ
の逆も可能であり、特定な構造を選択して特定の
用途に必要とされる適当な構造とすることができ
る。
本考案は図面に示される特定の例をもつて説明
されたが、種々の変形及び変更が本考案の精神及
び範囲から逸脱することなく行われ得ることが理
解されるであろう。
本考案は以上のような構成を有しているので、
ソケツト部材の通路の中に対向壁から向き合うよ
うに延出する偏向可能なフインガーが、第2の延
長部に形成された複数の係合部材と係合して鎖錠
手段を構成し、従来の封印具からは得られない確
実な鎖錠作用をもたらす。またソケツト部材の内
部には通路の中に延出する複数の偏向部材が設け
られているので、前記フインガーを前記係合部材
からはずそうとして用いられるいかなる工具をも
偏向させ、前記工具が鎖錠手段に接近するのを防
止することができ、そのため安全な封印具を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施態様による封印具の側
面図、第2図は封印具の底面図、第3図は鎖錠さ
れた位置における封印具の側面図、第4図は第3
図の部分断面図、第5図及び第6図は本考案の他
の実施態様の斜視図、第7図は第5図及び第6図
のソケツト部材の図である。 10……ソケツト、12,14……開放端部、
16……通路、18,20……内壁、22,24
……フインガー、26……掛け止め部材、28…
…把持部分、30……ソケツト係合部分、32…
…帯ひも状部分、34……突起、36……厚肉
部、38……隆起部、40……拡大頭部、42…
…穴、44,46……溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 一部材の把持及び鎖錠封印具からなり、可撓
    性容器を閉鎖する封印具において、 ソケツト部材であつて、該ソケツト部材を貫
    通する通路に連通する第1及び第2の開放端部
    と、該ソケツト部材の中の少なくとも1つの鎖
    錠手段とを有し、該鎖錠手段が、前記通路の対
    向する壁から向き合うよう前記通路の中へと延
    出する少なくとも2つの偏向可能なフインガー
    を備えている、ソケツト部材と、 対向表面を有する掛け止め部材とを具備し、 該掛け止め部材が、 前記ソケツト部材と一体でソケツト部材から
    横に延出する第1の可撓延長部材と、 前記ソケツト部材の前記第1の端部に挿入す
    るようにされ、前記第1の可撓延長部材から延
    出しかつこれと一体に連結され、また対向表面
    を有している第2の延長部材と、 前記第2の延長部材の各表面から延出しかつ
    これと直角で、前記偏向可能フインガーと順次
    係合するようにされる複数の係合部材であつ
    て、各係合部材が前記ソケツト部材の方に対面
    し、前記第2の延長部材が前記ソケツト部材の
    前記第1の端部に挿入されたとき前記偏向可能
    フインガーが前記第2の延長部材の前記係合部
    材に係合し、また前記掛け止め部材がその後は
    前記第2の端部の方にのみ引張られることがで
    きるようになつている複数の係合部材、 とを具備し、 前記ソケツト部材がさらに、前記通路の中へ
    と延出する複数の偏向部材を含み、該複数の偏
    向部材が、前記偏向可能フインガーを前記係合
    部材からはずそうとして用いられるいかなる工
    具をも偏向させるようにしている。 可撓性容器の閉鎖用封印具。 2 前記第1の可撓延長部材が、可撓性容器の頸
    部を取巻きかつ把持するようになつている、前
    記対向表面の一方にある容器把持及び係合手段
    を含んでいる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の封印具。 3 前記第2の延長部材に相互に離間して設けら
    れた複数の前記係合部材を含み、前記第2の延
    長部材が前記ソケツト部材の中に挿入され、前
    記離間した係合部材が前記鎖錠手段と順次係合
    し可撓性容器の頸部の周りの前記第1の可撓延
    長部材の調節ができるようにしている実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の封印具。 4 前記ソケツト部材の前記鎖錠手段が前記ソケ
    ツト部材の前記第2の端部に向つて延出する一
    対の離間した弾性フインガーを具備している実
    用新案登録請求の範囲第3項記載の封印具。 5 弱い個所が、前記ソケツト部材への取付け部
    に近接して前記掛け止め部材に設けられている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の封印具。 6 前記偏向部材が前記ソケツト部材の中の一対
    のリブを具備している実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の封印具。
JP1987042750U 1987-03-25 1987-03-25 Expired - Lifetime JPH059743Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3290080A (en) * 1964-12-02 1966-12-06 Ind Plastic Molders Inc Breakable seal
JPS50141500A (ja) * 1974-02-12 1975-11-13

Patent Citations (2)

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