JPH0595343A - コードレス電話機等のデータ秘匿方法 - Google Patents
コードレス電話機等のデータ秘匿方法Info
- Publication number
- JPH0595343A JPH0595343A JP3280547A JP28054791A JPH0595343A JP H0595343 A JPH0595343 A JP H0595343A JP 3280547 A JP3280547 A JP 3280547A JP 28054791 A JP28054791 A JP 28054791A JP H0595343 A JPH0595343 A JP H0595343A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- code
- regularity
- signal
- cordless telephone
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で実現でき、制御が容易であっ
て、しかもデータの解析が容易でなく、データを盗用さ
れたり悪用されることのないコードレス電話機等のデー
タ秘匿方法を提供する。 【構成】 送り側では、規則性のあるコードを用いて、
所定のフォーマットでなる伝送信号に含まれる誤り訂正
のためのパリティコードのビット(P)を、該コードの
種類に応じて規則性をもって該伝送信号の中に分散させ
たデータを生成し、伝送する。受け側では受信したデー
タを該規則性のあるコードを用いて、元の信号フォーマ
ットに復元する。
て、しかもデータの解析が容易でなく、データを盗用さ
れたり悪用されることのないコードレス電話機等のデー
タ秘匿方法を提供する。 【構成】 送り側では、規則性のあるコードを用いて、
所定のフォーマットでなる伝送信号に含まれる誤り訂正
のためのパリティコードのビット(P)を、該コードの
種類に応じて規則性をもって該伝送信号の中に分散させ
たデータを生成し、伝送する。受け側では受信したデー
タを該規則性のあるコードを用いて、元の信号フォーマ
ットに復元する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機等に
おける通信のデータ秘匿方法に関する。
おける通信のデータ秘匿方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話機等においては、機密を
守るために音声の秘匿を行うことが知られているが、デ
ータの秘匿は行われていない。データの秘匿が行われて
いないと、データの解析が容易であるため、ホームバン
キング等における電話番号や銀行の暗証番号が盗用さ
れ、悪用されることがある。また、データ伝送でデータ
の秘匿を行うために、データの順序を並べ換えるため
に、乱数発生回路を用いたものも知られている(例え
ば、実開平2−73849号公報参照)。
守るために音声の秘匿を行うことが知られているが、デ
ータの秘匿は行われていない。データの秘匿が行われて
いないと、データの解析が容易であるため、ホームバン
キング等における電話番号や銀行の暗証番号が盗用さ
れ、悪用されることがある。また、データ伝送でデータ
の秘匿を行うために、データの順序を並べ換えるため
に、乱数発生回路を用いたものも知られている(例え
ば、実開平2−73849号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に乱数発生回路を用いたものでは、乱数発生回路自身の
他、データの復元を行うために、鍵情報とその配送回路
が必要となり、構成や制御が煩雑になっていた。本発明
は、上述した問題点を解決するもので、簡単な構成で実
現でき、制御が容易であって、しかもデータの解析が容
易でなく、データを盗用されたり悪用されることのない
コードレス電話機等のデータ秘匿方法を提供することを
目的とする。
に乱数発生回路を用いたものでは、乱数発生回路自身の
他、データの復元を行うために、鍵情報とその配送回路
が必要となり、構成や制御が煩雑になっていた。本発明
は、上述した問題点を解決するもので、簡単な構成で実
現でき、制御が容易であって、しかもデータの解析が容
易でなく、データを盗用されたり悪用されることのない
コードレス電話機等のデータ秘匿方法を提供することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のコードレス電話機等のデータ秘匿方法は、送
り側でデータを生成する際に、規則性のあるコードを用
いて、所定のフォーマットでなる伝送信号に含まれる誤
り訂正のためのパリティコードを該コードの種類に応じ
て規則性をもって該伝送信号の中に分散させ、受け側で
は受信したデータを該規則性のあるコードを用いて、元
の信号フォーマットに復元するものである。
に本発明のコードレス電話機等のデータ秘匿方法は、送
り側でデータを生成する際に、規則性のあるコードを用
いて、所定のフォーマットでなる伝送信号に含まれる誤
り訂正のためのパリティコードを該コードの種類に応じ
て規則性をもって該伝送信号の中に分散させ、受け側で
は受信したデータを該規則性のあるコードを用いて、元
の信号フォーマットに復元するものである。
【0005】
【作用】上記の方法によれば、送り側では、規則性のあ
るコードを用いて、所定のフォーマットでなる伝送信号
に含まれる誤り訂正のためのパリティコードを、該コー
ドの種類に応じて規則性をもって該伝送信号の中に分散
させたデータを生成し、伝送する。受け側では受信した
データを該規則性のあるコードを用いて、元の信号フォ
ーマットに復元する
るコードを用いて、所定のフォーマットでなる伝送信号
に含まれる誤り訂正のためのパリティコードを、該コー
ドの種類に応じて規則性をもって該伝送信号の中に分散
させたデータを生成し、伝送する。受け側では受信した
データを該規則性のあるコードを用いて、元の信号フォ
ーマットに復元する
【0006】
【実施例】本発明によるデータ秘匿方法が実施されるコ
ードレス電話機の概略構成例を図1に示す。本電話機
は、対になった親機1と子機2からなり、親機1はNC
U3を介して回線4に接続されている。親機1は、回線
4への接続装置であるNCU3や子機2との接続を制御
するCPU5、送信回路6、受信回路7、送受信アンテ
ナ8、不図示のシンセサイザ等から構成される。子機2
は、親機1との接続を制御するCPU9、操作指示を与
えるキースイッチ10、送信回路11、受信回路12、
送受信アンテナ13、不図示のシンセサイザ等から構成
される。親機1と子機2とは、子機2若しくは親機1か
ら接続動作を行うと、制御チャンネルにて誤接続を防止
するために識別(ID)番号を相互に照合、確認した上
で、所定の空き通話チャンネルで通話状態となり、さら
に、外線へのダイヤリング及び/又は暗証番号等の入力
により、相手先の通信端末機器と回線4を通じて繋が
る。
ードレス電話機の概略構成例を図1に示す。本電話機
は、対になった親機1と子機2からなり、親機1はNC
U3を介して回線4に接続されている。親機1は、回線
4への接続装置であるNCU3や子機2との接続を制御
するCPU5、送信回路6、受信回路7、送受信アンテ
ナ8、不図示のシンセサイザ等から構成される。子機2
は、親機1との接続を制御するCPU9、操作指示を与
えるキースイッチ10、送信回路11、受信回路12、
送受信アンテナ13、不図示のシンセサイザ等から構成
される。親機1と子機2とは、子機2若しくは親機1か
ら接続動作を行うと、制御チャンネルにて誤接続を防止
するために識別(ID)番号を相互に照合、確認した上
で、所定の空き通話チャンネルで通話状態となり、さら
に、外線へのダイヤリング及び/又は暗証番号等の入力
により、相手先の通信端末機器と回線4を通じて繋が
る。
【0007】外線との通話回線が確立した後において、
データを伝送する時に、子機1から親機2へのデータ送
信では、データ毎に所定のフォーマットでデータ種別を
示すコード、ブロックコード、データ、誤り検出のため
のパリティコードからなる信号が生成され、伝送され
る。ブロックコードは、例えば16種類あり、親機1と
子機2の間でデータを送る毎に1だけインクリメントさ
れ、規則性を有したものである。そして、本実施例で
は、送り側の子機1でのデータ生成時に、規則性のある
ブロックコードを用いて、パリティコードを該ブロック
コードの種類に応じて規則性をもって該伝送信号の中に
分散させる。この信号を送信する。受け側の親機1で
は、受信したデータを該ブロックコードを用いて、元の
信号フォーマットに復元する。
データを伝送する時に、子機1から親機2へのデータ送
信では、データ毎に所定のフォーマットでデータ種別を
示すコード、ブロックコード、データ、誤り検出のため
のパリティコードからなる信号が生成され、伝送され
る。ブロックコードは、例えば16種類あり、親機1と
子機2の間でデータを送る毎に1だけインクリメントさ
れ、規則性を有したものである。そして、本実施例で
は、送り側の子機1でのデータ生成時に、規則性のある
ブロックコードを用いて、パリティコードを該ブロック
コードの種類に応じて規則性をもって該伝送信号の中に
分散させる。この信号を送信する。受け側の親機1で
は、受信したデータを該ブロックコードを用いて、元の
信号フォーマットに復元する。
【0008】上記のパリティコードの分散の仕方は、例
えば、ブロックコードの奇数、偶数に対応してパリティ
コードの1ビット、2ビットをそれぞれ適当な信号ビッ
ト毎に分散させればよい。このような組み合わせにより
多数の分散態様が可能である。 図2の(a)は元のフ
ォーマットでの信号D1を、(b)はパリティコードの
ビット(P)を規則性をもって適宜の信号ビット間隔に
分散させた後の信号D2の例を示す。受け側では、この
(b)の信号D2を受取り、送り側と共通したブロック
コードの種類と規則性とでもって信号データの並べ換え
を行い、元のフォーマットの信号D1に復元する。
えば、ブロックコードの奇数、偶数に対応してパリティ
コードの1ビット、2ビットをそれぞれ適当な信号ビッ
ト毎に分散させればよい。このような組み合わせにより
多数の分散態様が可能である。 図2の(a)は元のフ
ォーマットでの信号D1を、(b)はパリティコードの
ビット(P)を規則性をもって適宜の信号ビット間隔に
分散させた後の信号D2の例を示す。受け側では、この
(b)の信号D2を受取り、送り側と共通したブロック
コードの種類と規則性とでもって信号データの並べ換え
を行い、元のフォーマットの信号D1に復元する。
【0009】このような処理を行って親機1と子機2と
の間でデータ伝送することにより、分散されるパリティ
コードは送るデータによって多種類であり、かつ、規則
性のあるコードもデータ交信毎に変わるので、パリティ
コードの分散位置が毎回異なる。従って、送信信号を盗
用して解析しようとしても、極めて解析が困難であり、
重要なデータを悪用されることがなくなる。また、処理
はプログラムでソフト的に行え、ハードを利用しないの
で、装置の実現も簡単となる。なお、パリティコードの
分散は、信号フォーマットの態様に応じて、ブロックコ
ードとは別のものを使用して行うことも考えられる。
の間でデータ伝送することにより、分散されるパリティ
コードは送るデータによって多種類であり、かつ、規則
性のあるコードもデータ交信毎に変わるので、パリティ
コードの分散位置が毎回異なる。従って、送信信号を盗
用して解析しようとしても、極めて解析が困難であり、
重要なデータを悪用されることがなくなる。また、処理
はプログラムでソフト的に行え、ハードを利用しないの
で、装置の実現も簡単となる。なお、パリティコードの
分散は、信号フォーマットの態様に応じて、ブロックコ
ードとは別のものを使用して行うことも考えられる。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、送り側で
データを生成する際に、パリティコードを規則性を持つ
コードに従って伝送信号の中に分散させ、受け側で受信
したデータを該規則性を用いて元の信号フォーマットに
復元するようにしているので、従来のように乱数発生回
路を用いたり、データの復元のために鍵情報を必要とす
ることなく、簡単な構成や制御でもって、データ解析が
容易でなく秘匿性の高いデータ交信が可能となる。従っ
て、データを盗用されたり悪用されることがなくなる。
データを生成する際に、パリティコードを規則性を持つ
コードに従って伝送信号の中に分散させ、受け側で受信
したデータを該規則性を用いて元の信号フォーマットに
復元するようにしているので、従来のように乱数発生回
路を用いたり、データの復元のために鍵情報を必要とす
ることなく、簡単な構成や制御でもって、データ解析が
容易でなく秘匿性の高いデータ交信が可能となる。従っ
て、データを盗用されたり悪用されることがなくなる。
【図1】本発明方法の一実施例によるコードレス電話機
の構成図である。
の構成図である。
【図2】本発明方法を実施した時の信号フォーマットの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
5,9 CPU D1 元のフォーマット信号 D2 送信されるフォーマット信号 P パリティコードのビット
Claims (1)
- 【請求項1】 送り側でデータを生成する際に、規則性
のあるコードを用いて、所定のフォーマットでなる伝送
信号に含まれる誤り訂正のためのパリティコードを該コ
ードの種類に応じて規則性をもって該伝送信号の中に分
散させ、受け側では受信したデータを該規則性のあるコ
ードを用いて、元の信号フォーマットに復元することを
特徴としたコードレス電話機等のデータ秘匿方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280547A JPH0817365B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コードレス電話機等のデータ秘匿方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3280547A JPH0817365B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コードレス電話機等のデータ秘匿方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595343A true JPH0595343A (ja) | 1993-04-16 |
JPH0817365B2 JPH0817365B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=17626584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3280547A Expired - Lifetime JPH0817365B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | コードレス電話機等のデータ秘匿方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0817365B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5816661A (en) * | 1995-03-06 | 1998-10-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle seat structure |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61126841A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-14 | Ascii Corp | 通信装置 |
JPH0239749A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-08 | Mitsubishi Electric Corp | 暗号通信装置 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3280547A patent/JPH0817365B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61126841A (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-14 | Ascii Corp | 通信装置 |
JPH0239749A (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-08 | Mitsubishi Electric Corp | 暗号通信装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5816661A (en) * | 1995-03-06 | 1998-10-06 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle seat structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0817365B2 (ja) | 1996-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961126 |