JPH0594781U - 埋設物探査装置 - Google Patents

埋設物探査装置

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JPH0594781U
JPH0594781U JP4331092U JP4331092U JPH0594781U JP H0594781 U JPH0594781 U JP H0594781U JP 4331092 U JP4331092 U JP 4331092U JP 4331092 U JP4331092 U JP 4331092U JP H0594781 U JPH0594781 U JP H0594781U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 探査対象中の埋設物の位置を、探査対象の表
面に容易に表示できるようにする。 【構成】 コンクリート18の表面20を移動する台車
12には、送信アンテナ26と受信アンテナ28とが搭
載してある。そして、演算処理装置42は、受信アンテ
ナ28が受けた反射波34に基づくエコー画像10を表
示部48に表示するとともに、台車12の後端部41の
位置を後端位置マーク50として表示部48に表示し、
距離センサ36の出力信号によって台車12の後端部4
1が鉄筋32の真上にきたことを分かるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンクリート壁内の配管、鉄筋等の位置や地中に埋設されている配 管等の位置を求める埋設物探査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート建造物の改修工事を行う場合、コンクリート壁や床に埋設してあ る鉄筋、各種配管の位置を確認して工事を行う必要がある。そこで、従来は、特 開昭63−142284号公報に記載されているような地中埋設物を探査する地 中レーダ装置の技術を利用し、台車に送受信のアンテナを搭載し、コンクリート 中にパルス状の電磁波を放射してその反射波に基づいてコンクリート内の断層画 像を求め、鉄筋等の位置を検出する装置が使用されている。
【0003】 しかし、上記した従来の装置は、反射波による断層画像を表示装置に表示し、 画像上で基準位置からの距離を算出し、次に算出した距離に相当する距離を基準 点から物差しを用いて計測し、検出した鉄筋等の位置をコンクリート表面上にマ ークするようにしており、大変能率が悪かった。そこで、アンテナを搭載した台 車を検出した鉄筋等の真上に停止させ、台車の側面に表示したマークに従って、 台車側方のコンクリート表面に白墨などの筆記用具を用いて印を付け、鉄筋等の 位置を表示することが行われている。
【0004】 すなわち、アンテナを搭載した台車を移動させながらコンクリート中に電磁波 を放射し、その電磁波の鉄筋からの反射波(エコー)に基づくエコー画像を求め て表示装置に表示すると、図7に示したようなエコー画像10が双曲線となり( 特開昭63−142284号公報参照)、双曲線のピークのところが鉄筋の位置 を示している。従って、台車をエコー画像10のピークの位置に停止させれば、 鉄筋の真上に台車が存在することになり、鉄筋の位置を示すマークをコンクリー ト表面に付けることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、双曲線となるエコー画像10のピークは、台車が鉄筋の上方を通過 しないと得ることができない。このため、台車を鉄筋の真上に停止させる場合、 順次描かれる双曲線の軸線までの片側のエコー画像10の情報からピークを判断 する必要があり、鉄筋の位置を誤りやすい。そして、誤って台車を鉄筋の真上よ り先に通過させた場合には、台車を戻してやりなおさなければならない。しかも 、鉄筋の位置を示す印は、台車が実際には通過していない位置において、台車の 側方に描く必要がある。このため、コンクリート中の鉄筋等の探査は、操作に充 分熟達したオペレータが細心の注意を払って行う必要があり、探査に多くの時間 を要していた。
【0006】 本考案は、前記従来技術の欠点を解消するためになされたもので、探査対象中 の埋設物の位置を、探査対象の表面に容易に表示することができる埋設物探査装 置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案に係る埋設物探査装置は、探査対象表面 を移動する台車と、この台車に搭載され、前記探査対象内に放射された電磁波の 反射波を受信するアンテナと、前記台車の移動量を検出する距離センサと、前記 アンテナが受信した反射波に基づいて求めた前記探査対象内の埋設物の位置と前 記台車の前記アンテナ後方の所定部の位置とを表示する表示部を備えた演算処理 装置とを有していることを特徴としている。
【0008】 表示部に表示されるアンテナ後方の台車の所定部は、エコー画像によって描か れた双曲線のピークを確認できる個所であればよく、台車の後端部とすることが できる。また、表示部に表示される台車の所定部には、探査対象の表面に印を付 けるためのマーカを設けることができる。マーカは、探査対象に向けてインクを 噴射するインク噴射器であってよい。また、マーカは、カーボン紙やインクリボ ン等の複写材を、ハンマなどによって探査対象に押圧し、複写材に塗布してある 顔料やインクどを探査対象の表面に転写する打印器でもよい。
【0009】
【作用】
上記の如く構成した本考案は、反射波を受信するアンテナ後方の台車の所定部 を、反射波によるエコー画像とともに演算処理装置の表示部に表示する。このた め、距離センサの出力信号に基づいて、双曲線をなしているエコー画像のピーク の位置に、表示された台車の所定部を移動させれば、その所定部が埋設物の真上 に位置することになり、所定部の位置をチョークやフェルトペンなどによって探 査対象の表面に印を付ければ、探査対象表面に埋設物の位置を容易に表示するこ とができる。
【0010】 なお、コンクリート建造物などにおいては、コンクリート内部の鉄筋や配管等 の埋設物の埋設方向(長手方向)が予め分かる場合も多い。そこで、台車の後端 を移動方向に対して直交した直線に形成し、この後端を表示部に表示する所定部 にすれば、台車を埋設物に直交して移動させた際に、表示部に表示された台車の 後端部をエコー画像のピークの位置に停止させ、台車の後端部に沿ってチョーク やフェルトペン等の筆記具を移動させれば、探査対象の表面に埋設物に沿った線 を容易に描くことができる。また、上記の所定部に、探査対象の表面に印を付け るインク噴射器や打印器などのマーカを設けると、筆記具によって印を付ける面 倒をなくすことができる。
【0011】
【実施例】
本考案に係る埋設物探査装置の好ましい実施例を、添付図面に従って詳説する 。 図1は、本考案の第1実施例に係る埋設物探査装置の説明図であって、コンク リート内部の鉄筋等を探査するためのハンディタイプの探査装置である。
【0012】 図1において、台車12は、車輪14が設けてあるとともに、上部が把手部1 6となっていて、図示しないオペレータが把手部16を握って、台車12を探査 対象であるコンクリート18の表面20に沿って滑らかに移動できるようにして ある。また、台車12の内部には、送信機22と受信機24および送信機22と 受信機24とに対応して接続した送信アンテナ26、受信アンテナ28とが搭載 してあり、送信アンテナ26からパルス状の電磁波30をコンクリート18の内 部に放射し、コンクリート18内の鉄筋32などから反射してきた反射波34を 受信アンテナ28によって受けることができるようになっている。
【0013】 さらに、走行台車14には、距離センサ36が設けてある。この距離センサ3 6は、例えば後輪の車軸に取り付けた歯車と、この歯車の歯を検出する検出部と からなるロータリエンコーダによって構成することができる。そして、受信アン テナ28の後方となる台車12の後端部41は、矢印38に示した台車12の移 動方向に直交した直線に形成してある。
【0014】 台車12には、ケーブル40を介して演算処理装置42が接続してある。この 演算処理装置42には、受信アンテナ28を介して反射波34を受信した受信機 24の出力信号および距離センサ36の出力信号がケーブル40を介して入力し てくる。そして、演算処理装置42は、台車12から入力してくる信号を所定の プログラムに従って処理する演算部44、キーボードなどから構成され、必要な データの入力や処理命令を入力できる入力部46および表示部48を有している 。この表示部48には、表面20を原点とするコンクリート18の深さ方向の位 置を示す縦軸49と、台車12の移動距離を示す横軸51とからなる直交座標が 表示され、さらに演算部44が求めたエコー画像10および台車12の受信アン テナ28後方の所定部である後端部41の位置を示す後端位置マーク50とが表 示される。なお、図1に示した符号54は、送信アンテナ26と受信アンテナ2 8との間の中心を示す。
【0015】 上記の如く構成した実施例の作用は、次のとおりである。 図示しないオペレータは、台車12の把手部16を握り、台車12をコンクリ ート18の表面20である床面や壁面に沿って矢印38の方向に移動させる。こ のとき、車輪14が確実にコンクリート18の表面20に接触する。このとき、 台車12の移動は、コンクリート18の内部に埋設した鉄筋32の配設方向(長 手方向)が分かる場合、鉄筋32の長手方向と直交するように行うことが望まし い。
【0016】 送信機22が出力したパルス状電磁波30は、送信アンテナ26からコンクリ ート18中に放射され、電磁波30の一部がコンクリート18中の鉄筋32の表 面で反射される。この反射波34は、受信アンテナ28を介して受信機24によ って受信される。そして、受信機24は、受信した反射波34の強度に対応した 受信信号をケーブル40を介して演算処理装置42に送出する。また、距離セン サ36は、検出部が車輪14の回転に伴い回転する歯車の歯を検出し、検出信号 を検出信号を演算処理装置42に入力する。
【0017】 演算処理装置42の演算部44は、所定の時間毎に受信機24と距離センサ3 6との出力信号を取り込み、送信機22が電磁波30を出力した時間と、受信機 24が反射波34を受信した時間との時間差から、所定の処理プログラムに従っ て鉄筋32の位置を演算し、エコー画像10を作成して表示部48に表示する。 この表示部48に表示されたエコー画像10は、深さ方向の情報を反射波34の 強度に応じて白黒の濃淡、または色の相違で示すようにしてある。また、演算部 44は、入力部46から入力された情報に基づいて後端位置マーク50を表示部 48に表示する。この後端位置マーク50の位置は、描きつつあるエコー画像1 0より、すなわち送信アンテナ26、受信アンテナ28間の中心54よりamm 後方に表示され、台車12の後端部41の位置に対応している。
【0018】 オペレータが台車12を移動させて中心54が鉄筋32の真上にくると、表示 部48には、図2(A)の実線に示したように、双曲線の軸線に対する片側だけ がエコー画像10として描かれる。このとき、後端位置マーク50は、中心54 が位置している双曲線のピーク(軸線位置)からamm後方に表示される。そこ で、オペレータが台車12をさらに矢印38の方向に前進させると、表示部48 に表示されたエコー画像10の双曲線がピークを形成し、後端位置マーク50が 台車12の移動に伴ってエコー画像10のピークに接近する。そして、中心54 がエコー画像10のピークよりammだけ前方となる位置まで台車12が移動す ると、図2(B)に示したように、後端位置マーク50が双曲線をなしているエ コー画像10のピーク、すなわち鉄筋32の真上にくる(図2(B))。そこで 、オペレータはこの位置で台車12を停止させ、筆記具56を表面20に押しつ け、台車12の後端部41をガイドとして横方向に筆記具56を移動させれば、 鉄筋32の真上の表面20上に、鉄筋32に沿った線を容易に描くことができる 。
【0019】 このように、実施例においては、受信アンテナ28の後方である台車12の後 端部41の位置を、表示部48に後端位置マーク50として表示するようにした ため、後端部41を鉄筋32の真上となる位置に容易に停止させることができ、 表面20に鉄筋32の位置を極めて容易に表示することができる。しかも、後端 部41を台車12の移動方向に直交させた直線に形成してあるため、後端部41 を鉄筋32の配設方向に平行して台車12を停止させれば、鉄筋32に沿った線 を描くことができ、鉄筋32の位置、配置方向をより明確に表示することができ る。
【0020】 なお、前記実施例においては、台車12の後端部41を表示部48に表示する ようにした場合について説明したが、エコー画像10のピークを確認できる受信 アンテナ28の後方であれば、表示部48に表示する所定部は台車12の側部で もよい。また、前記実施例においては、送信アンテナ26と受信アンテナ28と を別々に設けた場合について説明したが、1つのアンテナで送信と受信とを行っ てもよい。そして、前記実施例においては、鉄筋32の探査に適用した場合につ いて説明したが、コンクリート18に埋設してある配管やケーブル等の探査、ま たは地中埋設物の探査にも適用することができる。
【0021】 図3は、本考案の第2実施例の説明図である。図2において、台車12内の後 部車輪14の後方には、マーカとしてのインク噴射器60がノズル62を下方に 向けて設けてある。また、台車12の把手部16には、引き金状の操作レバー6 4が設けてある。このレバー64は、下部が把手部16の下に形成した窓65に 露出しており、把手部16を握った手の指によって容易に操作できるようになっ ている。そして、操作レバー64とインク噴射器60とは、ワイヤ66によって 接続してあり、操作レバー64を操作することにより、ワイヤ66を介してイン ク噴射器60からインクを噴射できるようにしてある。
【0022】 すなわち、インク噴射器60は、図4(A)に示したように、インク70の入 ったスポイト72がゴム等で構成してあり、このスポイト72が弾性体からなる 略菱形の噴射板74の内部に、ノズル62を下にして配置してある。そして、噴 射板74は、対角線の長い側の一方のコーナ部がワイヤ66を接続した上端とな っており、この上端部が菱形の幅より狭いスリットを有する絞り板76から突出 している。一方、操作レバー64は、回動支点78を中心に矢印80のように回 動可能となっていて、上端部にワイヤ66が接続してあるとともに、回動支点7 8より上方の位置と把手部16の適宜の位置との間に復帰ばね82が張設してあ る。
【0023】 このように構成した第2実施例においては、演算処理装置42の表示部48に インク噴射器60のノズル62の位置が表示される。そこで、オペレータは、前 記と同様にして表示部48に表示されたノズル位置をエコー画像10のピーク位 置に合わせ、操作レバー64の下部を図4(A)の右方向に引くと、レバー64 の上端が反時計方向に回動し、ワイヤ66がレバー64に引かれて図4(B)の 矢印84ようにインク噴射器60の噴射板74を引き上げる。
【0024】 噴射板74は、上方に移動するのに伴って絞り板76のスリットによって絞ら れ、菱形が潰れて内部に配置したスポイト72を押す。このため、スポイト72 に蓄えられているインク70がノズル62から液滴86となってコンクリート1 8の表面20に噴射される。従って、本実施例においても鉄筋32の真上の表面 20に鉄筋32の位置を容易に表示することができる。しかも、本実施例は、操 作レバー64を指で操作するだけでよいため、コンクリート18の表面20に印 を付けることがより容易となり、作業の迅速化を図ることができる。
【0025】 なお、第2実施例においては、スポイト72を噴射板74によって押し、イン ク70を噴射する場合について説明したが、インク噴射器60は圧電素子を用い たいわゆるインクジェット装置であってもよい。また、インク70の代わりに、 粉末状のものを噴射するようにしてもよい。
【0026】 図5は、本考案の第3実施例の説明図であり、マーカが打印器90である場合 の実施例である。この打印器90は、ベルクランク92を有し、ベルクランク9 2の一方のアームにワイヤ66の一端が接続してある。また、ベルクランク92 には復帰ばね(図示せず)が取り付けてあり、ワイヤ66によって図5の時計方 向に回動させられたときに、図5の位置に復帰できるようになっている。そして ワイヤ66の他端は、ガイドプーリ94を介して操作レバー64の上端に接続し てある。
【0027】 ベルクランク92の他方のアームには、スティック96が取り付けてある。こ のスティック96は、立てた状態に保持され、またベルクランク92が回動して 下降させられたときにも、ガイド等によって常に表面20と垂直となるように維 持されている。そして、スティック96の下方には、ガイドローラ98、100 によって表面20の近くを案内される複写材102が位置している。この複写材 102は、例えばインクリボンやカーボン紙によって構成してあり、一端が巻取 りロール104に巻き付けてあり、他端が送り出しロール106に巻き付けてあ る。
【0028】 このように構成した第3実施例においては、演算処理装置42の表示部48に 表示されたスティック96の位置を示すマークをエコー画像10のピーク位置に し、操作レバー64を図5の右方向に引くと、図6の矢印108のようにワイヤ 66の先端部がベルクランク92の一方のアームを引き上げ、ベルクランク92 を時計方向に回動させる。このため、ベルクランク92の他方のアームに取り付 けてあるスティック96は、複写材102を鉄筋32の真上の表面20に打ちつ け、複写材102に塗布してあるインクや顔料を表面20に転写する。従って、 本実施例も前記実施例と同様の効果を得ることができる。
【0029】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案によれば、反射波を受信するアンテナ後方の台車 の所定部を、反射波によるエコー画像とともに演算処理装置の表示部に表示した ことにより、双曲線をなしているエコー画像のピークの位置に、台車の所定部を 示すマークを移動させれば、その所定部が埋設物の真上に位置することになり、 所定部の位置をチョークやフェルトペンなどによって探査対象の表面に印を付け れば、探査対象表面に埋設物の位置を容易に表示することができる。
【0030】 なお、コンクリート建造物などにおいては、コンクリート内部の鉄筋や配管等 の埋設物の埋設方向(長手方向)が予め分かる場合も多い。そこで、台車の後端 部を移動方向に対して直交した直線に形成し、この後端部を表示部に表示する所 定部とすれば、台車を埋設物に直交して移動させた際に、表示部に表示された台 車の後端部をエコー画像のピークの位置に停止させ、台車の後端部に沿って筆記 具を移動させることにより、探査対象の表面に埋設物に沿った線を容易に描くこ とができる。また、上記の所定部に、探査対象の表面に印を付けるインク噴射器 や打印器などのマーカを設けると、筆記具によって印を付ける面倒をなくすこと ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の埋設物探査装置に係る第1実施例の説
明図である。
【図2】第1実施例の作用の説明図である。
【図3】マーカがインク噴射器である第2実施例の概略
説明図である。
【図4】第2実施例のインク噴射器の詳細説明図であっ
て、(A)はインク噴射器が操作されていない状態の説
明図、(B)はインクを噴射している状態の説明図であ
る。
【図5】マーカが打印器である第3実施例の説明図であ
る。
【図6】第3実施例の作用の説明図である。
【図7】埋設物探査装置におけるエコー画像の説明図で
ある。
【符号の説明】
10 エコー画像 12 台車 18 探査対象(コンクリート) 20 表面 26 送信アンテナ 28 受信アンテナ 30 電磁波 32 埋設物(鉄筋) 34 反射波 42 演算処理装置 48 表示部 50 後端位置マーク 60、90 マーカ(インク噴射器、打印器)

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 探査対象表面を移動する台車と、この台
    車に搭載され、前記探査対象内に放射された電磁波の反
    射波を受信するアンテナと、前記台車の移動量を検出す
    る距離センサと、前記アンテナが受信した反射波に基づ
    いて求めた前記探査対象内の埋設物の位置と前記台車の
    前記アンテナ後方の所定部の位置とを表示する表示部を
    備えた演算処理装置とを有していることを特徴とする埋
    設物探査装置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナ後方の所定位置は、前記台
    車の後端部であることを特徴とする請求項1に記載の埋
    設物探査装置。
  3. 【請求項3】 前記台車は、前記表示部に表示される前
    記所定部に、前記探査対象の表面に印を付けるマーカが
    設けてあることを特徴とする請求項1または2に記載の
    埋設物探査装置。
  4. 【請求項4】 前記マーカは、インク噴射器であること
    を特徴とする請求項3に記載の埋設物探査装置。
  5. 【請求項5】 前記マーカは、複写材の塗布物を前記探
    査対象の表面に転写する打印器であることを特徴とする
    請求項3に記載の埋設物探査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012103212A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Nippon Signal Co Ltd:The 地中レーダ
JP2015169556A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 中国電力株式会社 探査装置

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