JPH0594241U - 線条体の着色装置 - Google Patents

線条体の着色装置

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JPH0594241U
JPH0594241U JP040689U JP4068992U JPH0594241U JP H0594241 U JPH0594241 U JP H0594241U JP 040689 U JP040689 U JP 040689U JP 4068992 U JP4068992 U JP 4068992U JP H0594241 U JPH0594241 U JP H0594241U
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JP
Japan
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coloring
striatum
filament
adhering
coloring device
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Expired - Lifetime
Application number
JP040689U
Other languages
English (en)
Inventor
武司 豊田
年男 小出
康雄 市川
Original Assignee
株式会社フジクラ
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Publication date
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  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、線条体への着色に先立って線条
体に付着する微細な埃等まで除去することができ、しか
も線条体の表面を損傷することがない線条体の着色装置
を提供する。 【構成】 この考案では、線条体101に付着する付着
物を除去手段1の陰圧力で吸引し、強制的に除去する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、着色料が貯えられた着色室内に線条体を走行させながら線条体の 外周面を特定色に着色することができる線条体の着色装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば光ファイバのケーブル化等のため何本かの光ファイバを集合させること があるが、後に光ファイバを個別に取扱い所要の作業を行うような場合があり、 そのため光ファイバを簡単に識別できる方法が必要となっていた。 そこで、例えば図2に示す如く、ボビン100に巻装された光ファイバ101 を走行させながら光ファイバ101を特定の色に付着する着色装置が開発されて いる。即ち、この着色装置は、中空ブロック状のポット102内にUVインク1 03が送り込まれており、ニップル104の孔104Aから入り込んだ光ファイ バ101にポット102内のUVインク103が付着したのち、ダイス105の 孔105Aから取り出されて来るようになっている。 ところで、この光ファイバ101には、静電気等の原因により周囲のゴミや埃 等の付着物が付着していることがあり、この付着物を付着したまま着色作業を行 うと、付着部分には色ヌケや損傷をおこす場合がある。 そこで、例えば図2に示す如く付着物の除去手段としてスポンジ106を取付 けたものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このスポンジによる付着物の除去では、スポンジの目よりも微細な 埃を除去できない場合があり、十分な除去効果が得られず問題になっている。ま た、このスポンジにより除去作業を行うと、場合によっては光ファイバの表面に 小さなキズを付ける虞れもある。 そこで、この考案は、上記した従来の欠点に鑑み、線条体に付着する微細な埃 まで除去することができ、しかも線条体の表面を損傷することがない線条体の着 色装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
即ち、この考案は、着色料が貯えられた着色室を通過する線条体に特定色の着 色料を着色していくのに先立ち、その線条体に付着するゴミ等の付着物を吸引し て線条体から取除く除去手段を備えた線条体の着色装置において、線条体の走行 通過速度に応じ除去手段の吸引力を調整する手段を備えたものである。
【0005】
【作用】
この考案では、線条体に付着する付着物を除去手段の陰圧力で吸引して強制的 に除去するようになっており、比較的大きなものから微細な埃等まで確実に除去 することができ、しかも線条体の表面を損傷することがない。
【0006】
【実施例】
以下この考案の一実施例について添付図面を参照しながら説明する。 図1は、この考案に係る線条体の着色装置を示すものであり、この線条体の着 色装置は、ポット102の直前(光ファイバ101の走行する走行路の上流部分 )に除去手段1を備えている。 なお、図1において従来技術と同一部分には同一符号を付して重複説明を避け る。 除去手段1は、中空状の箱体2と、この箱体2と連通路3で連通した真空ポン プ(図略)とから構成されている。 箱体2は、線条体101が入り込む部分及び通り抜ける部分に夫々ニップル4 ,5が取付けてあり、その孔径は線条体101が一定の間隙をもって通過できる 寸法を有しており、箱内はある程度の真空状態を保ちクリーンな状態が維持でき るようになっている。なお、これらニップル4,5の入口側及びニップル4の出 口側にはテーパ状の拡開部分が形成されており、線条体101が吸引され多少振 動して衝突しても損傷せぬようになっている。 真空ポンプは、箱体2内を通過する線条体101に付着物が静電気力で強く吸 引していても、その付着物を強力に吸着できるような吸引力を発生するものが使 用されている。また、この実施例の真空ポンプは、図示外の制御部と接続されて 吸引力を制御するようになっており、そのため線条体101の線速度を随時検出 する線速度検出手段6が備えられている。そしてこの線速度検出手段6から出力 される検出信号に基づいて制御部から真空ポンプに制御信号が出力されるように なっている。即ち、この制御部は、線条体101の線速度が早い(遅い)ときに は真空ポンプの吸引力を増大(減小)させ、常時最適な吸引力で付着物の除去を 行うように構成されている。
【0007】
【考案の効果】
以上説明してきたように、この考案に係る線条体の着色装置によれば、線条体 に付着する付着物を除去手段の陰圧力で吸引して強制的に付着物を除去するよう になっており、比較的大きなゴミから微細な埃等まで確実に、かつ線条体を損傷 することなく除去することができるので、色ヌケ等の発生を確実に防止すること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る線条体の着色装置を示す構成
図。
【図2】従来型の着色装置を示す構成図。
【符号の説明】
1 除去手段 2 箱体 4,5 ニップル 6 線速度検出手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色料が貯えられた着色室を通過する線
    条体に特定色の着色料を着色していくのに先立ち、その
    線条体に付着するゴミ等の付着物を吸引して線条体から
    取除く除去手段を備えた線条体の着色装置において、 線条体の走行通過速度に応じ除去手段の吸引力を調整す
    る手段を備えたことを特徴とする線条体の着色装置。
JP040689U 1992-05-21 1992-05-21 線条体の着色装置 Expired - Lifetime JPH0594241U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004095106A1 (ja) * 2003-04-23 2004-11-04 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 光ファイバの製造方法及び製造装置並びにクリーニング装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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