JPH0593878A - 多ビームによる光記録装置 - Google Patents

多ビームによる光記録装置

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JPH0593878A
JPH0593878A JP3253789A JP25378991A JPH0593878A JP H0593878 A JPH0593878 A JP H0593878A JP 3253789 A JP3253789 A JP 3253789A JP 25378991 A JP25378991 A JP 25378991A JP H0593878 A JPH0593878 A JP H0593878A
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JP
Japan
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fiber array
light
optical
optical recording
optical fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP3253789A
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English (en)
Inventor
Keiji Kataoka
慶二 片岡
Yasuyuki Shibayama
恭之 柴山
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0593878A publication Critical patent/JPH0593878A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、計算機からの情報を多ビームを用
いて高速に光記録する光記録装置に関するものであり、
その目的とするところは、クロストークをなくして高精
度な光記録を可能にするとともに、装置の低コスト化を
図ることである。 【構成】 クラッド5を露出させた複数本の単一モード
光ファイバー4を一列に密着して配置させ、基板9で上
下から挾み込み、押し当て板7、8で左右から押すこと
によりファイバーアレイ10を構成し、該ファイバーア
レイ10の他端から夫々対応する半導体レーザ2の光を
導入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機からの情報を多
ビームにより高速に光記録する装置、特にレーザプリン
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多ビームを用いて高速に光記録す
る光記録装置として、半導体レーザアレイを用いた例が
昭和57年度電子通信学会講演論文集(5頁〜85頁)
に発表されている。前記半導体レーザアレイは、3素子
からなる構造で、各素子は100μmのピッチで配列さ
れている。この結果、アレイのレーザ素子分の光走査が
可能となり、回転多面鏡の回転速度を上げることなく高
速化が図れることが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した半導
体レーザアレイは1枚の基板上に半導体レーザが密接し
て配置されているので、隣接した半導体レーザの熱的干
渉効果によって夫々の光出力が変動してしまうという、
いわゆるクロストークが大きいという欠点があり、精度
の高い光記録を実現することは困難であった。更に、1
枚の基板上に素子特性のそろったレーザアレイを実現す
るのは困難であり、また得られたとしてもコストが高く
なってしまうという問題点があった。
【0004】従って、本発明の目的は、クロストークが
なく高精度な光記録が可能であり、低コストの多ビーム
による光記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、クラッドを
露出させた複数本の単一モード光ファイバーを一列に密
着あるいは近接して配置、固定することによりファイバ
ーアレイを構成し、該ファイバーアレイを構成していな
い他端は、夫々の光ファイバーに対応するパッケージ内
に収められた単体の半導体レーザからの光が導入される
ようにし、前記ファイバーアレイを光出射方向を軸とし
て傾けることにより達成される。
【0006】
【作用】本発明の多ビームによる光記録装置では、光フ
ァイバーの数だけパッケージを設け、該パッケージ内に
収められている半導体レーザからの光が夫々対応する光
ファイバーに導入されるようにしたので、クロストーク
がない。また、ファイバーアレイを傾けることにより、
夫々のクラッド部のコアから出射される光は光記録材料
上で夫々斜めに結像され、1走査線ピッチだけ離れて走
査される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を一実施例を示した図面を参照
して説明する。
【0008】以下、4本の光ファイバーを用いた場合を
例として説明する。
【0009】図1は本発明となる多ビームによる光記録
装置の光学系を示す構成図である。パッケージ1は光フ
ァイバー4の数だけ設けられている。前記パッケージ1
の中には半導体レーザ2及び屈折率分布レンズ3がそれ
ぞれ収められており、半導体レーザ2から出力された光
が屈折率分布レンズ3で光ファイバー4上に絞り込ま
れ、光ファイバー4内に導かれる。光ファイバー4は精
度の良い波面が保存される単一モード光ファイバーを用
いる。これは、光学系の結像特性を良好なものとするた
めに必要なものである。それぞれのパッケージ1からで
ている光ファイバー4は束ねられ、ファイバーアレイ1
0を構成する。
【0010】図2はファイバーアレイ10の詳細な構成
を示す図である。光ファイバー4はSiO2を主成分と
したクラッド5、コア6及びそれらを保護するナイロン
樹脂等の外被からなる。外被を除いたクラッド5の端面
の直径は125μm程度であり、精度の良い円形状をし
ている。一方、光が導波されるコア6の直径は単一モー
ド光ファイバーの場合、5μm程度であり、クラッド5
の中心にこれも精度良く配置されている。従って、光フ
ァイバー4の外被を除き、クラッド5を密着して一列に
配置すると、コア6からは精度良い配列ピッチで並んだ
アレイ状の多ビームが得られることになる。これを実現
するために、外被を除いた複数個のクラッド5を平坦な
基板9で上下から挾みこみ、クラッド5の直径より小さ
い高さを有する押し当て板7、8で左右からクラッド5
が密着するように押す。その後、接着剤でファイバーア
レイ10を固定する。固定されたファイバーアレイ10
を切断し、面をそろえたのち、ファイバーアレイ10端
面を研磨する。以上の方法で一直線に並び、かつ等ピッ
チで配列したコア列すなわちアレイ状の多ビームが得ら
れることになる。得られた多ビームはレンズ12で平行
光に変換され、回転多面鏡13で偏向され、レンズ14
で微小なドット18に絞りこまれ、ドラム15上に形成
されている光記録材料上を17で示すように走査する。
ドラム15は矢印のように回転しているので光記録材料
上全面が光記録される。
【0011】ところで、図2のファイバーアレイ10は
コア直径が5μmであるのに対して、コア配列ピッチは
125μmとなっており、コア直径とコア配列ピッチの
比が概略1:25となっている。このため、光記録材料
上での光ドットの直径を0.1mmとすると、光ドット
の配列ピッチは2.5mmにも大きくなってしまう。こ
の問題を解消するために、図2に示すように、ファイバ
ーアレイ10を光出射方向を軸としてθ度傾け、光ドッ
ト直径と走査線ピッチpが概略等しくなるようにする。
0cosθ=pであり、pとドット直径を等しくする
ためには、cosθ=1/25、つまりθ=87.7度
とすればよい。前記の角度だけ傾けられたファイバーア
レイ10から出射された多ビームが、光記録材料上を走
査する様子が図3に示されている。
【0012】図2では、光ドット走査方向に垂直な軸を
0度としてファイバーアレイ10をθ度傾けたが、光ド
ット走査方向に平行な軸を0度としてファイバーアレイ
10をα度傾けても同じことである。この場合は、p0
sinα=pであり、pとドット直径を等しくするため
には、sinα=1/25、つまりα=2.3度とすれ
ばよい。
【0013】図4はファイバーアレイ10の他の実施例
を示す図である。ガラス基板19上に溝20を研削ある
いはエッチング等の手段で形成させ、その溝上に光ファ
イバー4の外被を除いたクラッド5を配置し、上から平
坦な基板9を押し当てる。上下の基板間には接着剤を充
填し、ファイバーアレイ10を固定する。この場合も、
コア配列ピッチに対応した角度だけファイバーアレイ1
0を光出射方向を軸として傾けることにより、密接した
走査線が得られる。
【0014】
【発明の効果】本発明の多ビームによる光記録装置で
は、大量生産で作られている単体の半導体レーザを光フ
ァイバーの数だけ設け、前記半導体レーザをパッケージ
内に収めて夫々対応する光ファイバーに半導体レーザか
らの光が導入されるようにしたので、半導体レーザの熱
的干渉効果によって夫々の光出力が変動することがなく
なり、安定した精度のよい多ビームが得られる。また、
複数本の光ファイバーのクラッドを露出させ、一列に配
置させるという単純な構成なので、半導体レーザアレイ
を用いた場合と比較して低コストである。更に、ファイ
バーアレイを傾けることにより光ドットが大きく離れて
しまうことがなく、密接した走査線が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明となる多ビームによる光記録装置の光
学系を示す図である。
【図2】 ファイバーアレイの詳細を示す図である。
【図3】 図2のファイバーアレイから出射された多ビ
ームが光記録材料上を走査する様子を示す図である。
【図4】 ファイバーアレイの他の実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1はパッケージ、2は半導体レーザ、3は屈折率分布レ
ンズ、4は単一モード光ファイバー、10はファイバー
アレイ、13は回転多面鏡、5はクラッド、6はコア、
7、8は押し当て板、9は基板である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/23 103 Z 9186−5C // G03G 15/04 116 9122−2H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定回転速度で回転する回転多面鏡によ
    ってレーザ光を偏向して、光記録材料上に光ドットを走
    査する記録装置において、 クラッドを露出させた複数本の単一モード光ファイバー
    を一列に配置、固定してファイバーアレイを構成し、該
    ファイバーアレイを構成していない他端は、夫々の光フ
    ァイバーに対応するパッケージ内に収められた単体の半
    導体レーザからの光が導入されていることを特徴とする
    多ビームによる光記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイバーアレイを光出射方向を軸
    として傾けたことを特徴とする請求項1記載の多ビーム
    による光記録装置。
JP3253789A 1991-10-01 1991-10-01 多ビームによる光記録装置 Pending JPH0593878A (ja)

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JP3253789A JPH0593878A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 多ビームによる光記録装置

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JP3253789A JPH0593878A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 多ビームによる光記録装置

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JPH0593878A true JPH0593878A (ja) 1993-04-16

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JP3253789A Pending JPH0593878A (ja) 1991-10-01 1991-10-01 多ビームによる光記録装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0541460A2 (en) * 1991-11-04 1993-05-12 Eastman Kodak Company Multiple beam laser printer
US5844707A (en) * 1996-01-31 1998-12-01 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Scanning optical device
CN106406048A (zh) * 2016-11-25 2017-02-15 深圳市东方宇之光科技股份有限公司 一种滚筒成像的分辨率切换方法及其装置
CN107589496A (zh) * 2017-09-25 2018-01-16 中山市美速光电技术有限公司 一种单层双排的光纤阵列
CN109212746A (zh) * 2017-07-06 2019-01-15 成都理想境界科技有限公司 一种光纤扫描器及光纤扫描成像系统

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Effective date: 20000829