JPH0593749A - 位相差測定方法及び位相差調整方法 - Google Patents
位相差測定方法及び位相差調整方法Info
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- JPH0593749A JPH0593749A JP3145706A JP14570691A JPH0593749A JP H0593749 A JPH0593749 A JP H0593749A JP 3145706 A JP3145706 A JP 3145706A JP 14570691 A JP14570691 A JP 14570691A JP H0593749 A JPH0593749 A JP H0593749A
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- phase
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 接続用ケーブル3,4を正確に製作する必要
性を無くし、容易に位相差を測定及び調整できるように
すると共にコスト低減を図る。 【構成】 位相差測定方法は、送信アンテナ1,2から
放射される既知の位相差を持つ合成電波の受信レベルを
測定器5で予め測定し、測定した受信レベルと未知の位
相差を持つ電波の受信レベルとを比較することで位相差
を測定する。また、位相差調整方法は、無線装置とアン
テナ1,2とを接続する接続用ケーブル3,4の一方
に、前記アンテナ1,2から放射される入力電波の半波
長分の長さの逆相用ケーブルを挿入し、前記2つの接続
用ケーブル3,4のいずれか一方に半波長以下の調整用
ケーブルを適宜挿入して受信レベルを最低に調整した
後、逆相用ケーブルを取外すことで位相差を調整する。
性を無くし、容易に位相差を測定及び調整できるように
すると共にコスト低減を図る。 【構成】 位相差測定方法は、送信アンテナ1,2から
放射される既知の位相差を持つ合成電波の受信レベルを
測定器5で予め測定し、測定した受信レベルと未知の位
相差を持つ電波の受信レベルとを比較することで位相差
を測定する。また、位相差調整方法は、無線装置とアン
テナ1,2とを接続する接続用ケーブル3,4の一方
に、前記アンテナ1,2から放射される入力電波の半波
長分の長さの逆相用ケーブルを挿入し、前記2つの接続
用ケーブル3,4のいずれか一方に半波長以下の調整用
ケーブルを適宜挿入して受信レベルを最低に調整した
後、逆相用ケーブルを取外すことで位相差を調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線装置におけるアン
テナ出力端での位相差測定方法及び位相差調整方法に関
するものである。
テナ出力端での位相差測定方法及び位相差調整方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、2本のアンテナ(2本を一体的
に備えたもの)は、これら各アンテナから放射される電
波の位相差がない状態(同相状態)に設定されなければ
ならない。この同相状態に設定するためには各アンテナ
からそれぞれ放射される位相差を測定して調整しなけれ
ばならないが、簡易な測定方法がないため、無線装置及
びアンテナが設置される場所(例えば道路の路肩等)で
は測定するのが困難である。
に備えたもの)は、これら各アンテナから放射される電
波の位相差がない状態(同相状態)に設定されなければ
ならない。この同相状態に設定するためには各アンテナ
からそれぞれ放射される位相差を測定して調整しなけれ
ばならないが、簡易な測定方法がないため、無線装置及
びアンテナが設置される場所(例えば道路の路肩等)で
は測定するのが困難である。
【0003】このため、設置する前に予め無線装置内に
設けられた可変位相器により、無線装置の出力端を調整
点として、位相差が規格位相差値(例えばΔθ±8゜)
内に入るように調整を行っていた。
設けられた可変位相器により、無線装置の出力端を調整
点として、位相差が規格位相差値(例えばΔθ±8゜)
内に入るように調整を行っていた。
【0004】一方、無線装置の出力端から2本のアンテ
ナまでの2本の接続用ケーブルの長さが異なれば各アン
テナでの位相差が大きくなってしまうため、各ケーブル
をそのケーブル長差が極めて少なくなるように(例え
ば、規格位相差値Δθ<±30゜以内になるように)、
その長さを正確に成形しなければならない。例えば、接
続用ケーブル長10mに対してケーブル長差が0.48%程度
になるように、各ケーブルを成形していた。
ナまでの2本の接続用ケーブルの長さが異なれば各アン
テナでの位相差が大きくなってしまうため、各ケーブル
をそのケーブル長差が極めて少なくなるように(例え
ば、規格位相差値Δθ<±30゜以内になるように)、
その長さを正確に成形しなければならない。例えば、接
続用ケーブル長10mに対してケーブル長差が0.48%程度
になるように、各ケーブルを成形していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来方法では、設置する前に無線装置の出力端での位相差
を規格位相差値内に調整する必要があるが、このため無
線装置内に位相調整用回路を設け、無線装置の出力端で
の位相差をこの位相調整用回路で調整しなければなら
ず、その作業性が悪いという問題点がある。
来方法では、設置する前に無線装置の出力端での位相差
を規格位相差値内に調整する必要があるが、このため無
線装置内に位相調整用回路を設け、無線装置の出力端で
の位相差をこの位相調整用回路で調整しなければなら
ず、その作業性が悪いという問題点がある。
【0006】また、無線装置とアンテナとを接続する2
本の接続用ケーブルを正確な長さに製作する必要があ
り、その製作作業が煩雑である。
本の接続用ケーブルを正確な長さに製作する必要があ
り、その製作作業が煩雑である。
【0007】さらに、前記位相調整用回路及びその調整
作業の必要性、2本のケーブルの正確な製作の必要性の
ため製造コストが嵩むという問題点がある。
作業の必要性、2本のケーブルの正確な製作の必要性の
ため製造コストが嵩むという問題点がある。
【0008】本発明は、以上の問題点を考慮してなされ
たものであり、2本の接続用ケーブルを正確に製作する
必要性を無くし、低コストで容易に位相差を測定し調整
できる位相差測定方法及び位相差調整方法を提供するこ
とを目的とする。
たものであり、2本の接続用ケーブルを正確に製作する
必要性を無くし、低コストで容易に位相差を測定し調整
できる位相差測定方法及び位相差調整方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の位相差測定方法は、2つのアンテナから放
射される既知の位相差を持つ合成電波の受信レベルを予
め測定し、この測定した受信レベルと未知の位相差を持
つ電波の受信レベルとを比較することで位相差を測定す
るようにしたものである。
め、本発明の位相差測定方法は、2つのアンテナから放
射される既知の位相差を持つ合成電波の受信レベルを予
め測定し、この測定した受信レベルと未知の位相差を持
つ電波の受信レベルとを比較することで位相差を測定す
るようにしたものである。
【0010】また、本発明の位相差調整方法は、無線装
置と2つのアンテナとを接続する2つの接続用ケーブル
の一方に、前記アンテナから放射される入力電波の半波
長分の長さの逆相用ケーブルを挿入し、前記2つの接続
用ケーブルのいずれか一方に半波長以下の調整用ケーブ
ルを適宜挿入して受信レベルを最低に調整した後、逆相
用ケーブルを取外すことで位相差を調整するようにした
ものである。
置と2つのアンテナとを接続する2つの接続用ケーブル
の一方に、前記アンテナから放射される入力電波の半波
長分の長さの逆相用ケーブルを挿入し、前記2つの接続
用ケーブルのいずれか一方に半波長以下の調整用ケーブ
ルを適宜挿入して受信レベルを最低に調整した後、逆相
用ケーブルを取外すことで位相差を調整するようにした
ものである。
【0011】
【作用】本発明の位相差測定方法により、容易に測定で
きる未知の位相差を持つ電波の受信レベルと既知の位相
差を持つ合成電波の受信レベルと比較することで、容易
に位相差を測定することができる。
きる未知の位相差を持つ電波の受信レベルと既知の位相
差を持つ合成電波の受信レベルと比較することで、容易
に位相差を測定することができる。
【0012】さらに、本発明の位相差調整方法では、逆
相用ケーブルを挿入することで、各接続用ケーブル間が
逆相となり、受信レベルを最低値に容易に調整すること
ができる。しかも位相差調整は調整用ケーブルを挿入す
るだけなので、簡易な調整方法を実現できる。
相用ケーブルを挿入することで、各接続用ケーブル間が
逆相となり、受信レベルを最低値に容易に調整すること
ができる。しかも位相差調整は調整用ケーブルを挿入す
るだけなので、簡易な調整方法を実現できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照しながら詳述する。
照しながら詳述する。
【0014】図1中の1,2は送信アンテナで、無線装
置(図示せず)に2つの接続用ケーブル3,4を介して
接続されている。5は2つのアンテナ1,2から放射さ
れる合成電波の受信レベルを測定するスペクトラム・ア
ナライザ等の測定器で、この測定器5に接続された受信
アンテナ6で合成電波を直接受信する。なお、2つの送
信アンテナ1,2は道路の路肩に立てられたポールに5
mの高さに設置されているものとする。
置(図示せず)に2つの接続用ケーブル3,4を介して
接続されている。5は2つのアンテナ1,2から放射さ
れる合成電波の受信レベルを測定するスペクトラム・ア
ナライザ等の測定器で、この測定器5に接続された受信
アンテナ6で合成電波を直接受信する。なお、2つの送
信アンテナ1,2は道路の路肩に立てられたポールに5
mの高さに設置されているものとする。
【0015】測定器5の受信アンテナ6は、路肩のポー
ルに設置された2つの送信アンテナ1,2の真下(2つ
の送信アンテナ1,2から等距離の位置)に設置され
る。なお、図1中の各アンテナ1,2から放射された電
波を表す実線8は各アンテナ1,2単体の指向特性を、
破線9はアンテナ1,2からの電波が同相の場合の指向
特性を、一点鎖線10はアンテナ1,2からの電波が逆
相の場合の指向特性をそれぞれ表す。
ルに設置された2つの送信アンテナ1,2の真下(2つ
の送信アンテナ1,2から等距離の位置)に設置され
る。なお、図1中の各アンテナ1,2から放射された電
波を表す実線8は各アンテナ1,2単体の指向特性を、
破線9はアンテナ1,2からの電波が同相の場合の指向
特性を、一点鎖線10はアンテナ1,2からの電波が逆
相の場合の指向特性をそれぞれ表す。
【0016】次に位相差測定方法について説明する。
【0017】一般に、2つのアンテナ1,2の電波の位
相が逆相(位相差が180゜ずれている状態)であれば
合成電波の受信レベルは最も低く、同相(位相差が0゜
である状態)であれば受信レベルは最も高くなる。本実
施例の位相差測定方法は、このように位相差の違いによ
り合成電波の受信レベルが変化することを利用して、既
に位相差の分かっている合成電波の受信レベルを予め測
定し、この受信レベルを基に未知の位相差を測定しよう
とするものである。
相が逆相(位相差が180゜ずれている状態)であれば
合成電波の受信レベルは最も低く、同相(位相差が0゜
である状態)であれば受信レベルは最も高くなる。本実
施例の位相差測定方法は、このように位相差の違いによ
り合成電波の受信レベルが変化することを利用して、既
に位相差の分かっている合成電波の受信レベルを予め測
定し、この受信レベルを基に未知の位相差を測定しよう
とするものである。
【0018】具体的には、既知の位相差を持つ2つの電
波の合成電波の受信レベルを予め測定し、この測定した
受信レベルと未知の位相差を持つ電波の受信レベルとを
比較することで位相差を測定する。
波の合成電波の受信レベルを予め測定し、この測定した
受信レベルと未知の位相差を持つ電波の受信レベルとを
比較することで位相差を測定する。
【0019】一例としては、10゜間隔で位相差をずら
した36個の合成電波を2つの送信アンテナ1,2から
放射し、受信アンテナ6を介して測定器5で合成電波の
受信レベルを測定する。次いで、これらを基にグラフを
作成し、未知の位相差を持つ合成電波を測定するための
基準曲線(位相差と受信レベルとの関係を表す曲線)を
作成しておく。
した36個の合成電波を2つの送信アンテナ1,2から
放射し、受信アンテナ6を介して測定器5で合成電波の
受信レベルを測定する。次いで、これらを基にグラフを
作成し、未知の位相差を持つ合成電波を測定するための
基準曲線(位相差と受信レベルとの関係を表す曲線)を
作成しておく。
【0020】次いで、未知の位相差を持つ2つの電波を
送信アンテナ1,2から放射し、受信アンテナ6を介し
て測定器5で合成電波の受信レベルを測定する。測定し
た受信レベル値を前記グラフの基準曲線に比較してその
合成電波の位相差を測定する。
送信アンテナ1,2から放射し、受信アンテナ6を介し
て測定器5で合成電波の受信レベルを測定する。測定し
た受信レベル値を前記グラフの基準曲線に比較してその
合成電波の位相差を測定する。
【0021】次に、位相差調整方法について説明する。
この方法は前記位相差測定方法と同様に、送信アンテナ
1,2を路肩のポールに設置した後に行う簡易調整方法
である。
この方法は前記位相差測定方法と同様に、送信アンテナ
1,2を路肩のポールに設置した後に行う簡易調整方法
である。
【0022】まず、この位相差調整方法に用いるケーブ
ルとして、逆相用ケーブル11と調整用ケーブル12,
13,14を用意する。逆相用ケーブル11は、2つの
接続用ケーブル3,4を介して各送信アンテナ1,2か
ら放射される電波の波長λの半分(λ/2)の長さに成
形され、位相差調整時にのみ各接続用ケーブル3,4の
一方に挿入し、調整が終了すると取外して各送信アンテ
ナ1,2間を同相にする。調整用ケーブル12,13,
14はλ/4,λ/8,λ/16の3種類の長さのケー
ブルでそれぞれ成形され、これらを各接続用ケーブル
3,4の一方又は両方に適宜挿入することで位相差の調
整を行う。この調整用ケーブル12,13,14は調整
終了後もそのまま接続用ケーブル3,4に挿入してお
く。
ルとして、逆相用ケーブル11と調整用ケーブル12,
13,14を用意する。逆相用ケーブル11は、2つの
接続用ケーブル3,4を介して各送信アンテナ1,2か
ら放射される電波の波長λの半分(λ/2)の長さに成
形され、位相差調整時にのみ各接続用ケーブル3,4の
一方に挿入し、調整が終了すると取外して各送信アンテ
ナ1,2間を同相にする。調整用ケーブル12,13,
14はλ/4,λ/8,λ/16の3種類の長さのケー
ブルでそれぞれ成形され、これらを各接続用ケーブル
3,4の一方又は両方に適宜挿入することで位相差の調
整を行う。この調整用ケーブル12,13,14は調整
終了後もそのまま接続用ケーブル3,4に挿入してお
く。
【0023】位相差調整方法としては、まず接続用ケー
ブル3,4のいずれか一方にλ/2の逆相用ケーブル1
1を挿入し、各接続用ケーブル3,4の位相差が180
゜ずれるようにする。次いで、前記位相差測定方法によ
り合成電波の受信レベルをみながら、受信レベルが最も
低くなるように(位相差値が規定位相差値以下に入るよ
うに)調整用ケーブル12,13,14を適宜選択し挿
入する。そして、受信レベルが最も低くなった状態で位
相差調整は完了であり、逆相用ケーブル11のみを取外
し、調整用ケーブル12,13,14はそのまま挿入し
ておく。
ブル3,4のいずれか一方にλ/2の逆相用ケーブル1
1を挿入し、各接続用ケーブル3,4の位相差が180
゜ずれるようにする。次いで、前記位相差測定方法によ
り合成電波の受信レベルをみながら、受信レベルが最も
低くなるように(位相差値が規定位相差値以下に入るよ
うに)調整用ケーブル12,13,14を適宜選択し挿
入する。そして、受信レベルが最も低くなった状態で位
相差調整は完了であり、逆相用ケーブル11のみを取外
し、調整用ケーブル12,13,14はそのまま挿入し
ておく。
【0024】これにより、各接続用ケーブル3,4の位
相差が規定位相差値以内に調整される。
相差が規定位相差値以内に調整される。
【0025】以上のように、本実施例の位相差測定方法
及び位相差調整方法によれば、簡易な装置及び方法で容
易に位相差測定及び位相差調整を行うことができるよう
になる。
及び位相差調整方法によれば、簡易な装置及び方法で容
易に位相差測定及び位相差調整を行うことができるよう
になる。
【0026】また、この位相差調整方法により、無線装
置内に位相調整回路を備える必要がなくなると共に調整
作業も不要となるため、その回路及び作業工数の削減に
より作業性が向上し、コスト低減を図れる。
置内に位相調整回路を備える必要がなくなると共に調整
作業も不要となるため、その回路及び作業工数の削減に
より作業性が向上し、コスト低減を図れる。
【0027】さらに、接続用ケーブル3,4はその寸法
を正確に製作する必要がなくなり、この面からもコスト
低減を図れる。
を正確に製作する必要がなくなり、この面からもコスト
低減を図れる。
【0028】なお、前記実施例では、調整用ケーブルと
してλ/4,λ/8,λ/16の3種類の長さのケーブ
ルを用いた場合を例に説明したが、調整用ケーブルは接
続用ケーブル3,4の長さを調整するために用いられる
もので、各接続用ケーブル3,4の長さ等の条件に応じ
て適宜その長さを設定してよい。
してλ/4,λ/8,λ/16の3種類の長さのケーブ
ルを用いた場合を例に説明したが、調整用ケーブルは接
続用ケーブル3,4の長さを調整するために用いられる
もので、各接続用ケーブル3,4の長さ等の条件に応じ
て適宜その長さを設定してよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の位相差測定方法
及び位相差調整方法によれば、簡易な装置及び方法で容
易に位相差測定及び位相差調整を行うことができる。
及び位相差調整方法によれば、簡易な装置及び方法で容
易に位相差測定及び位相差調整を行うことができる。
【0030】また、本発明の位相差調整方法により、無
線装置内に位相調整回路を備える必要がなくなると共に
調整作業も不要となるため、その回路及び作業工数の削
減により作業性が向上し、コスト低減を図れる。
線装置内に位相調整回路を備える必要がなくなると共に
調整作業も不要となるため、その回路及び作業工数の削
減により作業性が向上し、コスト低減を図れる。
【0031】さらに、位相差調整は、接続用ケーブルに
調整用ケーブルを挿入することで行うため、接続用ケー
ブルの寸法を正確に製作する必要がなくなり、この面か
らもコスト低減を図れる。
調整用ケーブルを挿入することで行うため、接続用ケー
ブルの寸法を正確に製作する必要がなくなり、この面か
らもコスト低減を図れる。
【図1】本実施例の位相差測定方法に用いられる装置を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】逆相用ケーブル及び調整用ケーブルを示す概略
構成図である。
構成図である。
1,2 送信アンテナ 3,4 接続用ケーブル 5 測定器 6 受信アンテナ
Claims (2)
- 【請求項1】 2つのアンテナから放射される既知の位
相差を持つ合成電波の受信レベルを予め測定し、この測
定した受信レベルと未知の位相差を持つ電波の受信レベ
ルとを比較することで位相差を測定する位相差測定方
法。 - 【請求項2】 無線装置と2つのアンテナとを接続する
2つの接続用ケーブルの一方に、前記アンテナから放射
される入力電波の半波長分の長さの逆相用ケーブルを挿
入し、前記2つの接続用ケーブルのいずれか一方に半波
長以下の調整用ケーブルを適宜挿入して受信レベルを最
低に調整した後、逆相用ケーブルを取外すことで位相差
を調整する位相差調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145706A JPH0593749A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 位相差測定方法及び位相差調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3145706A JPH0593749A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 位相差測定方法及び位相差調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0593749A true JPH0593749A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=15391239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3145706A Pending JPH0593749A (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 位相差測定方法及び位相差調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0593749A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014002005A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 光センサシステム |
-
1991
- 1991-06-18 JP JP3145706A patent/JPH0593749A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014002005A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 光センサシステム |
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