JPH0592837U

JPH0592837U - タッチ型式コンピュータキーボードシステム

Info

Publication number: JPH0592837U
Application number: JP7688292U
Authority: JP
Inventors: ジェイムズ．マーシャル．ラペイヤー
Original assignee: ザ．レイトラム．コーポレイション
Priority date: 1983-01-21
Filing date: 1992-10-09
Publication date: 1993-12-17
Also published as: GB2133745B; DE3401976A1; CA1221465A; GB8430587D0; GB2149946A; GB8400798D0; FR2539895B1; GB2149946B; CA1213987A; FR2539895A1; GB2133745A

Abstract

(57)【要約】【目的】手動動作から生ずる誤りを解消し、オペレー
タの指の疲労を防止、容易に動作しうるキーボードシス
テムを提供するものである。【構成】隣接する側面を備えた幾何学的形状を有し、
列状に配列される少なくとも４個のキーの組を具備する
キーボードシステムに関する。前記キーは少なくとも二
つの共通接合面を有し、４個中の３個のキーのみの共通
の交点で、当該３個のキーが対接している。その位置で
３個のキーを覆うように一本の指を前記交点に接近さ
せ、当該１本の指を移動させる。これにより前記３個の
全てのキーを一緒に駆動させることができるように構成
されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、キーボードシステムに係りまた詳細には文字数字コンピュータの用途に要求されるような多数のキー選別選択をもたらす片手により操作可能なタッチ型式キーボードシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】

コンピュータ技術開発のこの進歩段階において、市販のチップは、多数の型式の機能上の操作の可能なシステムおよび全文字数字データ処理容量を提供する。

【０００３】キーボードコンピュータ入力技術は、コンピュータ方式とインタフェースするように開発された。したがって、たとえば、米国特許第３８９２９５８号は、すべてキーボードの指標で示される３つの異なるセットの機能へキーボードを適合させるようにコンピュータ操作の方式を変更する手段および黒、オレンジおよび青のような３つの異なる色の表示によって区別される３つのシステムおよび適当なキー機能をもつキーボードシステムを提供する。

【０００４】また他の技術も、小じんまりしたサイズのキーボードによって多数のコンピュータ機能とインタフェースさせようとしてキーボードアセンブリでキー当り一層多い機能をもたらす先行技術で公知である。たとえば以下のものがある。すなわち、米国特許第４０４２７７７号は、個々のキーストロークを補足し、したがってコンピュータとのキーボードの通信インタフェース容量を拡大するように同時並行作動される若干のキーの調和を可能にする。ドイツ連邦共和国特許出願公開第２９２４５１５号明細書は、キーボード選択数を増加するため単独ストロークによって同時に若干の隣接キーの１つ以上の選別を行い、米国特許第４３４４０６９号は、英字用キーストロークのシーケンスを選別することによって文字数字容量をもつ片手キーボードを提供する。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、これらキーボードのいずれもがタッチタイプライターと同様なタッチシステムでコンピュータへ範囲の広いデータおよび命令を入力するように操作できるものがないが、タッチ型式タイプライタではデータは、そのキーボードの配置に精通した後にはほとんど努力あるいは明白な選別決断を要せずタイピストによって早くかつ正確に入力することができる。特に、先行技術では片手によって広範囲のセットの異なるデータおよび命令、たとえば、全文字数字データ操作ならびに全コンピュータ制御およびアクセスを行う１５０の異なる選別可能な選別を入力することが操作できるように少ない数のキーボードを使用することができない。さらに、これまで上述の米国特許第４０４２７７７号の外には当業界に重要な開発が見られなかったものであり、この米国特許は、タッチタイプ打ちが進めることができるような片手操作キーボードとコンピュータとのインタフェースに関する。入口に対して間違いキーを打ち、余分なキーを打ち、間違いセット位置で指を休めあるいは記数キー作動のシーケンスを計算とするような手動アクションから生ずる誤差源の解消性および迅速性のある片手操作コンピュータの特殊目的をもって開発されたこの種のキーボードは公知のものがなかった。オペレータの指の疲労あるいは無理な指の位置および距離に対してこれまで特別に注意が払われなかった。

【０００６】したがって本考案の目的は、これからの問題の若干のものを解決しおよび当業者でこれまで利用できない改良キーボードシステムを提供することである。

【０００７】本考案は、隣接する側面を備えた幾何学的形状を有し、列状に配列される少なくとも４個のキーの組を具備するキーボードシステムであり、前記キーは少なくとも二つの共通接合面を有し、４個中の３個のキーのみの共通の交点で、当該３個のキーが対接しており、その位置で３個のキーを覆うように一本の指を前記交点に接近させ、当該１本の指を移動させることにより、前記３個の全てのキーを一緒に駆動させることができるように構成されているキーボードシステムを要旨とする。

【０００８】

【作用】

片手によって使用するためおよび文字数字データ処理に対する選別を含む多数の選別と広範囲のコンピュータ操作命令との入口に適したキーボードは、数値の１から９までプラス小数点キーの直接入口を提供する１０個のキーをもっている。好ましい配置は、両手の指による片手選別に特に適する数計パターンで１２個のキーを使用する。この方式は２つ以上の個々のキーの同時作動による選別可能な“仮想”キーにより、代表的に全文字数時データ処理容量をもちかつ各入口が単独指ストロークを必要とする少なくとも１５０の選別を提供する。そのキーボードは、特にタッチタイプ打ちシステムに適しまた複数のキー、設計、機能選別、方式等のインタラクションを提供し、そのため誤差へ導くオペレータの側として選別の精神的要求が回避される。またこのシステムは、肉体的疲労および運動、特に不自然な運動、距離あるいは位置が必要とするようなものによる諸誤差を防止する機構を含んでいる。

【０００９】したがって、このキーボードは、手の５本の指の自然の位置と一致する５つのコラムをもっている。隣接コラムのキーは、偏向して手をして無理のない位置の指でこのボードを使用するようにさせる。すなわち中指は薬指および人指し指より長いし、また親指と小指とが最も短かい。したがってこのキーボードにあってはそれらのキーは偏向してこの自然の指の長さ条件に一致している。

【００１０】１５０以上のような多数の入口の選別選択を行うため、このキーボードは、たとえば５０以上の選別の単独ストロークをもつ直接入口をそれぞれ設ける少なくとも３つの方式で操作する。このようにして、単独指は、単独キーあるいは、互いに隣接して現われまたキーボード設計で共通側面を共用する複数のキーを選別する。さらに偏向キーは、他の場合利用可能であるよりも一層広い範囲のキーストローク選別を行う。

【００１１】キー選別のタッチシステムを容易にするため、キー群は、隣接キーの分離線のキーボード表面から垂直方向に突出されかつ組合わされ、分れて隆起するうね部分群によっていかなる他の指選別位置をも干渉しない単独指選別位置を備えている。できる限り群の数を拡大するため、若干の最も外側のキーは、キーコラムの両方において他のキーの１つより以上に延びかつ複数のコラムに交差するように形成される。

【００１２】

【実施例】

図１の平面図を見れば判明するように、１２個のキーのキーボード配置は、表示によって示されるように５０以上の程度の複数の機能選別を行うようにされている。したがって、１２個の基本キー１５，１６，１７等は、選択される複数の機能の実行（１５）あるいはコンピュータへのデータの記入（１６）をする一対の命令キーと同様に数値の１から９までの入口を提供する。後者のキー（１６）は、第１ストロークの小数点キーおよび第２ストロークのデータ入口キーにしてもよい。

【００１３】すべての他のキーは、１２個のキーの２個以上の同時並行選別による“仮想” キーからつくられる。これは、タッチシステムにとって容易に近接できる十分画定された指ストローク位置で各入口を打撃するため単独指を使用して、右あるいは左の片手で操作するタッチ方法にして実施可能にされる。このようにして図２、３および４（Ａ）で断面にして示されるように、うね状隆起したキー部分の群あるいはバー１８，１９あるいは２０，２１等がキーボードの到るところに存在する。隆起部分の形状および寸法は、ある程度抑制されて使用される文字のラベル付けができる。限定された数の人のうちでのダミーモデルを使用するタッチ試験の示すところによれば、キースイッチ表示から延びる隆起部分の形状、高さ、長さおよびタッチ面積が好みにより相違している。したがって、本出願人自身はなんら特別の実施例へ限定しない。一本指のストロークで単独にあるいは複式にキーを作動するのにユーザを助ける変更は、いかなるものも本考案の範囲内にある。本考案の使用性を維持しながら各種の変更を行うことができるところを示すとすれば、図８および９のうね形状に観察できる。長い指の爪をもつ人には特殊な形状を必要とするかも知れない。一定位置でなされるキー打ちの機能を示す各指標位置によって唯１つの入力のできる指選択個所のあるのが判明する。それらの単独キーは、複数の円２２あるいは複数のだ円２３で作動される。複式キー群から成る“仮想”キーは、２０，２１にある星印（＊）あるいは、１８，１９にあるシフトのようなバー配置で作動される。したがってこのタッチ方法では指は、一度に唯１つの入口位置に係合できる。数６は、たとえば、隆起部分２４，２５，２６の内部で凹ませられており、それらの隆起部分がすべて一緒に移動またキー２７だけを操作するように指を限定する。逆にその指は、星印２０，２１で２つの隆起バーだけに係合しかつ両キー１６および２８等を操作する。６と３との間にある表記Ｘは、２つのキー２７および２８を同時発生的に操作するフィンがストロークの場所を示している。それらのバーは、特に指が２つのキーの間のクラックを感知するから、すべてこのような交差で必要でないしかし有用を証明するかも知れない。

【００１４】表記？が２つのバー対２０，２１と２５，３０との間に置かれておりまた４つのバー２０，２１，２５，３０によって同時に３つのキー１６，２７，２８を操作する指ストローク位置を識別させる。細長いコラム状キー１６は、３つのバー対場所２０，２１および２５，３０および３１，３２で選別可能な組合せの種類を与えるように若干（３，６，９）のコラム状キーにわたっている。同様に細長い交差スパンキー１５は５つのコラムに亘り、５つの２つのキー組合せを提供する。また注意すべきことに、３つの中央コラムのキーの複数のキーの偏向される垂直列によって隣接コラムの２つの異なるキーの選択が“Ｍ”および“Ｋ”のような２つのキー組つくりにして行うことができまた３つのキーのセットがＶおよびＹでのように４つのバー選択を生ずる。

【００１５】したがって標準タイプライタキーボードとほぼ同じ能力をもつように１２のキーで十分な選別（５０以上）を容易に行うことができる。これは注目に値する。なぜならそれが唯片手接近手段を必要とする電話スイッチパネル（通常１２のキーを使用する）を取り替えることができかつ文字数字容量を提供するからである。

【００１６】バー、キーセンタ、線接続等によって異なる単独指の選択個所の触感の識別は、このようにして誤差なくタッチ型式の能力をかなり改良する。なぜなら触感の帰還が指を介して行われている選別を指示するからである。さらに各種の誤差は、疲労、不自然かつ広汎な範囲および別のこの種要因によって起される。これらの誤差源の多くは、この場合キーボードの構成および設計によって克服される。

【００１７】たとえば、人の手の形状を考えて見よう。中指は長く、薬指および人指し指が中位の長さでありかつ親指と小指とが一番短かい。図４（Ｂ）を見れば明らかなように、偏向キー設計は、人の手をこのキー設計へ無理なく置けるように適合させ、疲労および不自然な範囲等を減少する。１２個だけのキーにあっては手の支え位置は、常に明瞭でありかつ触感帰還によって一層容易に識別される。

【００１８】このキーボードの操作利点および精度は、単独指ストロークおよび各入口の単独指選別によって立証される。このようにして、オペレータは、コージングあるいはシークエンシングを考える必要なく、したがって最も簡単な事柄を行う、すなわち指の個所を選別しこれをストロークするだけが要求される。したがって簡単かつ範囲の広いキーボードは、図５で示されるように、電子式データ処理あるいはコンピュータシステム４０への低誤差タッチ型式入力を可能にする。

【００１９】近代式コンピュータ４０で利用可能な複式機能へこのキーボードを一層良好に適合させるために、その操作方法は、再び独指ストロークによって変更することができ、それらのキーに対して５０以上の機能の異なるセットをつくる。※３８ａを挿入したがって、バーの対２０および２１（図１）で着色コード指標は、利用できる機能およびデータの選択を表示し、したがって、キー８（２２）における小文字表記ｘおよびｓによって理解されるように、３セットの指標がこのキーボードで示されている。たとえば着色コード型式にしてシステムセットを簡単に示すためＸ指標がオレンジ色にまたＳ指標が青色にしてもよい。したがって着色コードによってどの方式選別キーが要求されているかを指示する。たとえば、もし“＆”が要求される場合、シフトキーバー対１８および１９（Ｓ−若干のキーに対してｓとして表示される）は、バー対２０および２１のストロークするのに先行してストロークされねばならない。もしｘによって表示される＊のような特殊な文字あるいは機能が要求されるならば、バー対２０および２１のストロークは、ＸＥＱキーによって先行されねばならない。このシフト操作は、タイピストによって毎日行われている伝統的な操作であり、したがって多年の間変容可能な人間工学的行動であると判っている。

【００２０】１２のキーは、図５で示されるように、ブロックキーボード４１で示される３つのマトリックスパターン４２によって４つへ従来通りに配線され、指示される利用可能な選別の各々に対して単独のコードを護送するため十分である。従来の計時コード変換器４３によってデータ入口および機能命令処理は、４６を介してコンピュータ４０への送出信号に関して送信することができる。コンピュータ出力部４５は、文字数字表示器、ＣＲＴ管、プリンタ、プロッタ等のような適当な装置へ送信してもよい。

【００２１】図１で示されるように、３つの最も中央のコラムの数字１ないし９に対する９つのキーは、ほぼ同じ寸法および形状であり、そのため別々のキーおよび干渉なく同時並行的に操作されるキーを操作するように指選別に適合させる。キーの間隔は、同様に大抵のタイプライタおよび加算機で工業“規格”として使用される間隔とほぼ同じものであり、そのためオペレータがこの方式のタッチ操作において熟練者になるのに必要な時間を、ある程度減少する。今日多くの支配人のようなタッチ方式で熟練者にならない使用者ですら使用するため比較的容易に我流の打ち方を見出す。なぜならば彼等が追いかけ回さねばならぬキーボード領域がしばしば１００個以上のキーをもつ可能性のある近代コンピュータキーボードによって占められる追跡範囲よりも遥かに小さいからである。また対称の長所は、右手あるいは左手操作も行え、また正確かつ迅速なタッチ型式操作に対して利用可能な改良キーボードシステムをつくる。図４（Ａ）の指タッチバーの間隔を注意されたい。この図では指は、必要に応じて独立的に選別される垂直方向に分離した２つのバー群を架橋することができる。同様に指は、キーボード上の各種の位置で適当なキー位置にあるかどうかを感知でき、さらに誤差のない選別に貢献する。

【００２２】図１および４（Ａ）を同時に考慮して、指ストローク位置を画定する指接触隆起構造体が、・および：あるいは＝および・のような２つの隣接キーの側面に対して共通的位置をもつ。このため単独指をして一対の指接触隆起構造体を単独指をして架橋させるように２つの隣接キー１、ＸＥＱあるいは１、２等の個々の指選別を可能にする。

【００２３】したがって３つのおよび唯の３つのキーの共通交差にまたがる一対あるいは両対のキーうねは、単独指ストロークによって作動することができ、したがって利用可能な独特の指選別の数を増加する。換言すれば、キー１、２あるいはキー１、ＸＥＱあるいはキー１、２、ＸＥＱは単独指ストロークによって選別的に作動させることができ、また同様にこれは、本実施例で設けられる３つおよび唯３つのキーのすべて１６の接合で発生することができる。

【００２４】この１２キーのキーボードが従来のキーボードより遥かに少ない空間を占めかつその対称設計のゆえに、単独のコンピュータに供給する２つのこの種キーボードをもつことが可能になり、そのためコンピュータへの入口の速度は一層増加することができる。なぜならばオペレータが片手の代りに両手を使用できるからである。またこのキーボードは、完全な通信容量を設けるように電話とも完全に互換性にすることができる。

【００２５】図６は、ユーティリティ手段としてプリンタと結合されまたタイプ打ち、加算、作用テレタイプ通信、演算およびプログラム方式のような各種のシステムでデータ処理装置と共に作業するに適合されるキーボードをもつキーボードの実施例を示している。これは、現在の技術水準では表示パネル５０、プリンタ５１およびスイッチ選別５２、５３オプションと図５のコンピュータ操作を組合せることによって容易に達成可能である。

【００２６】識別のためにタブをつけられる一速の蝶着されるチャート５４では、それらのスイッチがプログラム方式のプログラムステップを選別するとき、２つのキーストローク１０，１１等のシーケンスに複数のプログラムステップのような複数の適当な機能が割り当てられる。このため唯の１２のキーで数百の可能な機能をもつ近代コンピュータチップの全容量を使用するようにこのキーボードの容量を増加する。したがって、操作の混成方式は、誤差のないタイプ入力機構に対する単独ストローク選別を使用しまた使用手引き書を参照することなく自明かつ完全に自己完成である各種のコンピュータ用語の簡易化したプログラムカタログに対する容量を拡大して使用される。

【００２７】チャート５４のコラムの２桁の十進数５６から判明するように、加算、平方根あるいは可変長のプログラム言語の単語によって従来識別される各種の組込みプログラムサブルーチンのような内部的にプログラム化されたコンピュータのサブルーチンは、２つおよび唯２つのステップ機能選別ステップで必要なキーストロークのシーケンスを識別する数値あるいは他の数の固定数Ｘ（この場合２）によって識別される。もしそのシステムがスイッチ５３によって選別されるようなプログラム入口（ＰＧＭ）である場合、そのときにはプログラミング時間がかなり節約されまたストロークが、従来の可変デイジット英語プログラム語以上に節約される。明らかにフォートラン文なる整数、復帰、印刷、継続、等がそれぞれかなりの時間の節約および誤差に対する比較的少ない機会でそれぞれ２つのストロークによって記入することができる。

【００２８】したがってこの機構は、フォートラン、ベーシックのような今日の伝統的プログラム言語以上にかなりの量のプログラミング時間を予想外に節約できる。なぜならあらゆるプログラムステップに対して２つのキーしか操作する必要がないからである。それでも適宜通常の英語あるいはコンピュータ言語ステップは、特殊な言語に精通している人達の便宜のため必要に応じて空き領域５５へ書き込んでもよい。複数の蝶着したカード５４のために、若干の異なる操作システムを設けてもよくまたカタログ化してもよい。したがって、フォートランもベーシック用語もいずれも異なるカードセット５４での２キーシーケンス選別へ関連させることができる。３つのキーが順序に選別されるならば、複数のより独特な入口が選別可能である（数値数のみをもつ１０００）。仮想キーを含むすべて（５５）のキーが２ストロークで使用される場合、ほとんど３０００の独特な選別が利用可能である。

【００２９】したがって２に対して有意の十進数を限定することのようなルーチン演算ステップの使用によって、その複数の機能入口は、利用可能な機能のカタログとして即時アクセスに対して空白領域５５へ表示機能が書き込まれるように達成するためコラム５６で識別される２（あるいは以上）キーストロークに対し限定されるシーケンスによってつくられる。プログラムがこのようにして1/3 のキーストローク数より少なく、適宜時間節約をしてそのプログラムシステムで記入してもよいことが評価される。

【００３０】図７では、多目的プリンタキーボードシステムは、寸法が比較的小さくかつ新規キーボード方式の前述の長所をすべてもつ極めて効率的な携帯寸法タイプライタコンピュータ通信媒体を提供する。

【００３１】図１０は、唯の９つのキーをもつ比較的簡単なキーボード設計であり、したがって３×３ワイヤマトリックス選別、回路網での操作長所をもたらす。３５の別々の指ストローク位置があり、したがってタイプライタキーボードと同様な全文字数字容量がこれまで検討された他のキーボードの長所をすべて備えている。図１でのようにほぼ正方形キーの領域が外側の２つのコラムのキーから偏向される中央コラムキーをもつ３つの隣接コラムにして配列され、複数の９つの３つおよび唯３つのキー交差位置を設ける。

【００３２】計算機、コンピュータ等に対する数値命令達成するキーの最小数は、図１１の実施例で示されるように４である。指もたせ機構および偏向キーコラム状配置は、この場合キーボード上へ重ねた想像手によって明らかなように先行変形例の長所をもたらし、快適な位置の片手によるタッチ操作を可能にする。４つのキーおよび１０の仮想キーにすると、１４の選別がライブキーボードをもつ単独システムで設けられる。これまで説明した３つのシステム（１つはＸによって優先され、１つはＳによって優先されまた１つは直接）では５２選別が実施できる。またこの実施例は、たとえばＸＥＱ２１が正弦関数等をプログラムに組みあるいは選別するようにプログラムチャート機構をもっている。適当なステーションＡ、Ｂ、Ｃ等で１４の直接選別にすると（図１２）１８３もの多数の別々の機能が２キーシーケンスでプログラム化することができる。したがって、タイプ打ちおよびデータ入力に関する入口当り単独指ストロークおよびプログラミングシステムにおける選別機能当り２（複）指ストロークを使用する混成システムはこのキーボードの能力をかなり拡大する。簡単な２ステップストロークが４つのキーをして３つのシステムｌｉｖｅ＋ｘ＋ｓキーボード操作において１８３＋５２＝２３５の独特な入口を選別させることは、確かに唯４つのキーが１４の選別をすることができることよりもっと予期されないものである。

【００３３】図１２への参照によって判明するように、この驚くべきほど拡大した能力が本考案の教示によって部分的に以下のように達成される。すなわち、この実施例と共通にこれまで検討されたキーボードパターンは、複数セットの３つの隣接キーの少なくとも２つの共通交差７５，７６，７７をもつ幾何学的パターンで配列される隣接辺を共用する少なくとも４つのキー７１，７２，７３，７４の複数群をもち、上記３つの隣接キーが単独指ストローク（Ａ、Ｍ、Ｆ、Ｈ）で同時に３つのキーをすべて作動するため交差に正重合する単独指に対しアクセス可能な位置において唯３つのキーの共通交差あるいは接合ですべて３つのキーの会合をもっている。このため同伴単独キー（Ｉ、Ｅ、Ｃ、Ｋ）および２つ並んだキー（Ｂ、Ｄ、Ｇ、Ｊ、Ｌ、Ｎ）と共に適当な指アクセス位置で単独指ストロークに対して利用可能な１４の直接選別を行う。従来の非偏向キーの４コーナ交差では所定数のキーで遥かに少ない選別がなされている。また２×２マトリックスでは、３つのキーの唯の３つの組合せは、指が唯の３つのキーを共に捜し出すことができても、独特に利用可能である。したがって、唯の９つの組合せがそのシステムで可能である。たとえばプレチシュは、ドイツ９２４５１５で、従来通りに配列される４つのキーから９つの選別を得ている。

【００３４】さらに、４ワイヤ通信チャンネル（１、２、Ａ、Ｂ）が４つのキーから利用可能な複数の独特な入口の全範囲容量（上述のように２５３）を独特に搬送することは驚くべきことである。チャート７８は、４線（１、２、ＡおよびＢ）に対する真理チャートコードを設計する。そのキーパターンが同様に非伝統的でありまた複数の３の組合せが使用される（Ａ、Ｆ、Ｈ、Ｍ）ことにおいて通信に必要とされるチャンネル数の減少に対し予期しないほどに貢献する。本考案によりもたらされるキー能力のこと強力な拡大は、図１は好ましい実施例のより大きい数のキーで適宜拡大される。４キーの実施例は、特に若し配線が必要とされかつ少ないワイヤが有利であるならば、数値あるいは工業制御方式、コード化電子ロック等のような用途に対して好ましい。

【００３５】キー７３および７４は、マトリックス線１へ接続され、キー７１および７２は、マトリックス線２へ接続され、キー７２および７３は、マトリックス線Ａへ接続されおよびキー７１および７４はマトリックス線Ｂへ接続され、真理テーブル７８で示される１４の独特な組合せを与える。したがって４通信チャンネルＡ、Ｂ、１、２は、本考案のこの最少４キー変形例のすべての組合せと入口とを処理することができる。

【００３６】２×２マトリックスのマトリックス線は、コンピュータ４０のようなキー作動へ応答する手段へ通信チャンネルとしてこのキーボードを接続する。各キーは、キーの作動、機械的スイッチあるいはその該当物のようなものによって２つのマトリックス線を相互結合し、単独ライブキー操作システムにおいて単独指ストロークによって１４の独特な手動選別を行う。

【００３７】本考案によりもたらされるキーボードの応用は、図１３で示される実施例によって例証されている。このようにして従来の形状の卓上クレードル型式電話機８０は、電話線接続部８１および本考案によってもたらされるキーボード８２をもっている。必要に応じて他の装置は、ケーブル８５へ結合される通信器から変復調装置８４を介してハンドセット８３へ音響的に結合してもよい。また本考案によって設けられるように、パネル８６は、代表列の機能をもつ実行キー（ＸＥＱ ) によって設定してもよいプログラムシステムの２ステップスイッチング選別シーケンスを概略示している。線のライト８７を設けてもよく、任意の操作データおよびメッセージは、電子表示器８８で示してもよい。したがって十分な通信およびインタコンピュータ接続容量をもつ最も簡単な“ＰＢＸ”型式スイッチボードが提供されかつ従来の音質および、あるいはデェジタル通信技術を使用する電話システムに亘って使用するのに適合可能である。局部的スイッチボード選別はこれまで一層詳細に説明されたコード型式のものである。

【００３８】同じキーボードがこのようにしてスイッチボード選別に用意される従来の電話スイッチングシステムの特別キーを予想外に解消する。すなわち、このキーボードは、ダイアルおよびスイッチ機能の双方とも行いかつさらに数字から文字数字プラスまで通信を拡張する。

【００３９】図１４では１６キーの領域は、３キー接合を極限まで拡大して示され、２２のこの種組合せを設ける。１６キー領域は、４×４ワイヤマトリックスの使用に対して便利である。図示した実施例ではそれらのキーは、指示されるコード指標によってそれぞれ概略示される１つ、２つあるいは３つの同時並行に操作されるキーの単独指ストロークの７５のスイッチング組合せを設けるように形成される。

【００４０】１６キー（Ｘ）から異なる組合せで同時にこられるすべて可能な選別３（Ｎ）を計算するため、公式Ｘ（Ｘ−１）Ｎ−１＋１は、１つのキー（ＸＱ）がシフトキーと同様な共通キーとして使用されていることを考慮して使用してもよい。したがって本実施例において表１を見れば明らかなようにコンピュータ機能、アドレス、カタログ項同等の３６０１個の特別が図６、１１および１３のスイッチングチャートで示されるような継続キー選別システム（３つの）で操作可能な基本の１６キーによって索引づけすることができるだろう。

【００４１】若干の好ましい実施例がここに明確に示されるとともにキーおよびキー設計幾何学の他の組合せが可能である。したがって下記の表１は、２つ、３つおよび４つの継続ストロークのシーケンス（Ｎ）に対し４と５５との間にあるキー数（Ｘ ) のキーボード列から選別可能な機能数（Ｘ）を作表してある。

【００４２】

【表１】Ｆ＝Ｘ・（Ｘ−１）^ｎ−１＋１ X=4 X=9 X=14 X=19 n=2 F=13 n=2 F=73 n=2 F=183 n=2 F=343 n=3 F=37 n=3 F=577 n=3 F=2,367 n=3 F=6,157 n=4 F=189 n=4 F=4,689 n=4 F=38,759 n=4 F=118,889 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・ X=5 X=10 X=15 X=20 n=2 F=21 n=2 F=91 n=2 F=211 n=2 F=381 n=3 F=81 n=3 F=811 n=3 F=2,941 n=3 F=7,221 n=4 F=321 n=4 F=7,291 n=4 F=41,161 n=4 F=137,181 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・ X=6 X=11 X=16 X=21 n=2 F=31 n=2 F=111 n=2 F=241 n=2 F=421 n=3 F=151 n=3 F=1,181 n=3 F=3,681 n=3 F=8,481 n=4 F=751 n=4 F=11,881 n=4 F=54,881 n=4 F=168,881 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・ X=7 X=12 X=17 X=22 n=2 F=43 n=2 F=133 n=2 F=273 n=2 F=463 n=3 F=253 n=3 F=1,453 n=3 F=4,353 n=3 F=9,783 n=4 F=1,513 n=4 F=15,973 n=4 F=69,633 n=4 F=283,743 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・ X=8 X=13 X=18 X=23 n=2 F=57 n=2 F=157 n=2 F=387 n=2 F=587 n=3 F=393 n=3 F=1,873 n=3 F=5,283 n=3 F=11,133 n=4 F=2,745 n=4 F=22,465 n=4 F=88,435 n=4 F=244,985 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・

【００４３】

【表２】 X=24 X=29 X=34 X=39 n=2 F=553 n=2 F=813 n=2 F=1,123 n=2 F=1,483 n=3 F=12,697 n=3 F=22,737 n=3 F=37,827 n=3 F=56,317 n=4 F=292,889 n=4 F=636,689 n=4 F=1,221,859 n=4 F=2,148,889 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・ X=25 X=30 X=35 X=40 n=2 F=681 n=2 F=871 n=2 F=1,191 n=2 F=1,561 n=3 F=14,481 n=3 F=25,231 n=3 F=48,461 n=3 F=68,841 n=4 F=345,681 n=4 F=731,671 n=4 F=1,375,641 n=4 F=2,372,761 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・ X=26 X=31 X=36 X=41 n=2 F=651 n=2 F=931 n=2 F=1,261 n=2 F=1,641 n=3 F=16,251 n=3 F=27,981 n=3 F=44,181 n=3 F=65,681 n=4 F=486,251 n=4 F=837,881 n=4 F=1,543,581 n=4 F=2,624,881 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・ X=27 X=32 X=37 X=42 n=2 F=783 n=2 F=993 n=2 F=1,333 n=2 F=1,723 ｎ＝３ F=18,253 n=3 F=38,753 n=3 F=47,953 n=3 F=7
8,683 n=4 F=474,553 n=4 F=953,313 n=4 F=1,726,273 n=4 F=2,894,683 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・ X=28 X=33 X=38 X=43 n=2 F=757 n=2 F=1,857 n=2 F=1,487 n=2 F=1,887 n=3 F=28,413 n=3 F=33,793 n=3 F=52,823 n=3 F=75,853 n=4 F=551,125 n=4 F=1,881,345 n=4 F=1,924,815 n=4 F=3,185,785 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・

【００４４】

【表３】 X=44 X=47 X=50 X=53 n=2 =1,893 n=2 F=2,163 n=2 F=2,451 n=2 F=2,757 n=3 F=81,357 n=3 F=99,453 n=3 F=128,851 n=3 F=143,313 n=4 F=3,498,389 n=4 F=4,574,793 n=4 F=5,882,451 n=4 F=7,452,225 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・ X=45 X=48 X=51 X=54 n=2 F=1,981 n=2 F=2,257 n=2 F=2,551 n=2 F=2,863 n=3 F=87,121 n=3 F=186,833 n=3 F=127,581 n=3 F=151,687 n=4 F=3,833,281 n=4 F=4,983,585 n=4 F=6,375,881 n=4 F=8,839,359 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・ X=46 X=49 X=52 X=55 n=2 F=2,871 n=2 F=2,353 n=2 F=2,653 n=2 F=2,971 n=3 F=93,151 n=3 F=112,897 n=3 F=135,253 n=3 F=168,381 n=4 F=4,191,751 n=4 F=5,419,889 n=4 F=6,897,853 n=4 F=8,668,521 ・・・＊・・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・・・・＊・・・・

【００４５】

【考案の効果】

したがって以下のことが明らかである。すなわち本考案は、データ処理システムに対する手動入力装置として操作可能な新規キーボード入力インタフェースを提供し、上記処理システムが（１）キー当り一層多い入口、（２）入口当り比較的少ない通信チャンネル、（３）タイピストの手に対して無理のない適合、（４ ) 代表的に１２キーでの文字数字情報の高速誤差なし入口をもたらす単独指単独ストロークの片手入口選別、（５）各入口にての正しい指位置に対する適切な感じ、（６）コンピュータ、タイプ打ち、電話および通信連携操作と完全な互換性、（７）キーにより記入されるデータと機能との視覚可能カタログ、（８）比較的少ないストロークをもつより早いプログラム入口、（９）携帯機器および電話等用最適サイズから成る長所を備えている。現状技術水準は、一層大きい融通性および時間および装備を節約するキー能力をもたらす単純化によって予想外に改良された。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の好ましい実施例を実施する１２キーボ
ードアセンブリの平面図である。

【図２】単独指のストロークによる同時並行作動をする
ため複数の並置キーの選別に対して構成されるキー表面
の高低差を示す図１の２−２線に沿って見た断面図であ
る。

【図３】シート機能を行うように単独指のストロークに
よって同時並行作動をするため、隆起部分１８および１
９を示す図１の３−３線に沿って見た断面図である。

【図４】図示されるように単独指のストロークによって
同時並行作動をするための複数の順次上下方キーの選別
に対して構成されるキー表面の高低差を示す図であっ
て、（Ａ）は図１の４−４線に沿って見た断面図、
（Ｂ）は、本考案を通して使用される指の名称を識別す
る右手の略図である。

【図５】本考案を実施するコンピュータ系のブロック組
織図である。

【図６】どのようにしてそのキーボードが計算機器へ合
体することができるかの一実施例でありまたそれらの機
器の公知の成分に関してはほぼ実物大のキーボードを示
す概略図である。

【図７】図６の他の実施例を示す概略図である。

【図８】隆起部分が人間工学的考慮によって指示される
ような各種の形状をもつことができることを示す一実施
例の概略図である。

【図９】図８の他の実施例を示す概略図である。

【図１０】３５の単独指ストローク位置を設けている本
考案の９キー実施例を示すように行われる概略図であ
る。

【図１１】１４単独指ストローク位置を設けている本考
案の４キー実施例を示す図である。

【図１２】２×２の４ワイヤスイッチングマトリックス
で操作可能な４キー，１４選別キーボード構成の概略図
である。

【図１３】電話システム用途に対する本考案の長所を合
体する電話の斜視図である。

【図１４】１６キーのキーボード実施例の設計の平面図
である。

【符号の説明】

１５、１６、１７、２７、２８キー１８、１９、２０、２１、２５、３０、３１、３２バ
ー４１キーボード４０〜４６コンピュータ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号５２８９７５ (32)優先日 1983年９月２日 (33)優先権主張国米国（ＵＳ）

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】隣接する側面を備えた幾何学的形状を有
し、列状に配列される少なくとも４個のキーの組を具備
するキーボードシステムであり、前記キーは少なくとも
二つの共通接合面を有し、４個中の３個のキーのみの共
通の交点で、当該３個のキーが対接しており、その位置
で３個のキーを覆うように一本の指を前記交点に接近さ
せ、当該１本の指を移動させることにより、前記３個の
全てのキーを一緒に駆動させることができるように構成
されていることを特徴とするキーボードシステム。