JPH0591309U - ペットケース - Google Patents
ペットケースInfo
- Publication number
- JPH0591309U JPH0591309U JP4699892U JP4699892U JPH0591309U JP H0591309 U JPH0591309 U JP H0591309U JP 4699892 U JP4699892 U JP 4699892U JP 4699892 U JP4699892 U JP 4699892U JP H0591309 U JPH0591309 U JP H0591309U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- pet case
- upper plate
- lower plate
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源を必要とせず何処でも使用することがで
き、また、ペットケース自体も大型化せず持運びが容易
であり、且つ手軽に暖房あるいは冷房をすることが可能
なペットケースを提供する。 【構成】 ペットケース1の床を、互いに離間する上板
6および下板7とから成る二重構造とし、この二重構造
とした床3の内部空間に発熱パッド5(あるいは冷却パ
ッド)を、上板6および下板7に接触しない状態で、且
つ交換自在に配する。また、この発熱パッド5(あるい
は冷却パッド)を直接に載置・固定する保持部材4を上
板6と下板7との間に着脱自在に装填し、発熱パッド5
(あるいは冷却パッド)の交換をより行い易くする。
き、また、ペットケース自体も大型化せず持運びが容易
であり、且つ手軽に暖房あるいは冷房をすることが可能
なペットケースを提供する。 【構成】 ペットケース1の床を、互いに離間する上板
6および下板7とから成る二重構造とし、この二重構造
とした床3の内部空間に発熱パッド5(あるいは冷却パ
ッド)を、上板6および下板7に接触しない状態で、且
つ交換自在に配する。また、この発熱パッド5(あるい
は冷却パッド)を直接に載置・固定する保持部材4を上
板6と下板7との間に着脱自在に装填し、発熱パッド5
(あるいは冷却パッド)の交換をより行い易くする。
Description
【0001】
本考案は犬や猫などのペットを移動したり一時保管したりする際に用いられる ペットケースに関するものであり、詳しくは使い捨てカイロや使い捨て氷のうの 如き発熱パッドあるいは冷却パッドを利用して、暖冷房の機能を持たせたペット ケースに関するものである。
【0002】
部屋にペットを残して出掛けたり、あるいはペットの持込みが禁止されている ホテルや旅館に宿泊する際にペットを車の中に残したり他の場所に預けたり、ま た、乗り物などにペットを同乗させて連れ歩いたりする場合には、ペットケース が一般的に用いられている。 ところが、留守宅や飼い主の目の届かない場所にあっては、暖冷房装置の操作 が困難であったり、もとより暖冷房装置が無かったり、あるいは飼い主がそばに 居ても気温の変化に対処することが不可能であったりする。そこで、このペット ケースに暖房装置を取付けたものなどが様々提案されているが、従来、その多く は電熱器などを用いたものであり、外部から電源を供給しなければ使用できず、 必然的に電源を確保できる場所でしか使用できないものであった(実開昭58− 85953号公報参照)。更に、このような暖房装置を取付けたものにあっては 装置のためにペットケース自体が大型化し、重量も増えることから持運んで移動 する際には特に扱い難く不便なものとなっていた。
【0003】 また、本願出願人の知るところでは、ペットケースに冷房機能を備えたものに ついては未だ現実化しておらず、夏の暑い時期などに乗り物の荷物室内や車の中 に一時保管することは、ペットの健康管理の上で極めて好ましくないとの心配か ら、冷房機能を備えたペットケースの出現を望む声も多かった。
【0004】 本考案はこのような従来の技術や現状に着目してなされたものであり、電源を 必要とせず何処でも使用することができ、また、ペットケース自体も大型化せず 持運びが容易であり、且つ手軽に暖房、冷房をすることが可能なペットケースを 提供せんとするものである。
【0005】
本考案のペットケースは、上記のような課題を解決するためにペットケースの 床を、互いに離間する上板および下板とから成る二重構造とし、この二重構造と した床の内部空間に使い捨てカイロや使い捨て氷のうの如き発熱パッドあるいは 冷却パッドを、上板および下板に接触しない状態で、且つ交換自在に配したもの である。 また、この発熱パッドあるいは冷却パッドを直接に載置・固定する保持部材を 上板と下板との間に着脱自在に装填し、発熱パッドあるいは冷却パッドの交換を より行い易くしたものである。
【0006】 尚、以上および以下の記述において、「発熱パッドあるいは冷却パッド」とは 、上述のように使い捨てカイロや使い捨て氷のうの如き、何等かの化学変化など によって自己発熱作用あるいは自己冷却作用を有するもの、および従来の一般的 なカイロや氷のうなどを広く意昧する用語として用いるものである。
【0007】
本考案のペットケースは床が二重構造となっており、この床内部の空間に発熱 パッドあるいは冷却パッドを配するものである。このような構造とすることによ り、床自体を発熱パッドにより暖めたり、あるいは冷却パッドにより冷やしたり してペットケース内部の暖房あるいは冷房を行うことができるようになっている 。 発熱パッドあるいは冷却パッドは交換自在となっており、一定時間が経過して 発熱作用あるいは冷却作用が低下した場合には適宜に新しいものと交換でき、更 にはその数も適宜に増減することが可能となっている。 また、この発熱パッドあるいは冷却パッドを上板および下板に直接に接触しな い状態で配することにより、上板および下板が急激にあるいは極端に温度変化し ないようになっている。また、発熱パッドあるいは冷却パッドと上板および下板 との空間に適宜に布やその他の断熱材を介することにより、温度変化を調節する ことが可能となっている。
【0008】 発熱パッドあるいは冷却パッドは、使い捨てカイロや使い捨て氷のうの如きも のであり、外部からの電源などは一切不要であることから、どのような場所でも 使用することができる。また、このような使い捨てカイロや使い捨て氷のうの如 きものは小型で嵩ばらずペットケースの内部に配してもペットケース自体は大型 化せず、更に携帯や保存も容易であることから手軽に使用することができ、且つ 暖房あるいは冷房を適宜に選択することも可能となる。
【0009】 また、発熱パッドあるいは冷却パッドを直接に載置・固定する保持部材を、上 板と下板との間に着脱自在に装填するように構成した場合には、発熱パッドある いは冷却パッドの交換がより容易となるほか、布やその他の断熱材を介して温度 変化を調節する際にも利便性が良いものとなる。
【0010】
本考案の実施例を以下、図面に基づいて説明する。 図1に示すのは本考案に係るペットケース1であり、本体2と、この本体2の 底部である床3に対して抜き差し自在とした保持部材4とから成るものであり、 保持部材4に載置・固定した発熱パッド5によって床3自体を暖めてペットケー ス1内部の暖房を行うことができるようになっている。 発熱パッド5は「ホカロン」や「ホッカイロ」(共に商品名)の如き使い捨て カイロであり、外部からの電源などは一切不要であることから、どのような場所 でも使用することができる。また、このような使い捨てカイロは小型で嵩ばらず 、このようにペットケース1の内部に配してもペットケース1自体は大型化せず 、更に携帯や保存も容易であることから手軽に使用することができる。
【0011】 床3は互いに離間する上板6と下板7とから成る二重構造となっており、更に 上板6は熱伝達の効率を高めるために金網8を下層とし、その上層にはペットが 直接触れるために柔軟な材料であるフェルト材のマット9を用いた積層構造とな っている。尚、下板7は保温効果を高めるために断熱材とすることが好ましい。 保持部材4は図2に示すように枠体10の内側に金網11を備えたものである 。この金網11の上に発熱パッド5を直接に載置し、更に線状バネ12によって 固定するようになっており、線状バネ12を上方に持上げて発熱パッド5を交換 したり、あるいはその数を増減することができるようになっている。 そして、本体2の側面13に設けた開口部14から保持部材4を挿入し、二重 構造となっている床3の内部空間に装填するようになっており、保持部材4は本 体2の床3に対して恰も引き出しのように抜き差し自在となっている。
【0012】 発熱パッド5は上板6および下板7とは接触しない状態で配されており、発熱 パッド5と上板6および下板7との間の空間によって上板6および下板7が急激 にあるいは極端に温度変化しないようになっている。また、この空間に布やその 他の断熱材を適宜に介することにより、温度変化を調節することが可能となって いる。 更に、この実施例のように保持部材4を床3に対して抜き差し自在とすること により、発熱パッド5の交換や増減が容易となるほか、布やその他の断熱材を介 して温度変化を調節する際にも利便性が良いものとなる。
【0013】 尚、本実施例においては、発熱パッド5を用いて暖房を行う際について説明し たが、全く同様にして冷却パッドを用いて冷房を行うことも無論可能である。
【0014】
本考案によるペットケースは以上説明してきた如き内容のものであり、外部か らの電源などは一切不要な使い捨てカイロや使い捨て氷のうの如き発熱パッドあ るいは冷却パッドを利用することにより、どのような場所でも暖房あるいは冷房 をすることが可能となる。 また、ペットケース自体も大型化せず持運びが容易であり、且つ使い捨てカイ ロや使い捨て氷のうの如きものは小型で嵩ばらず、携帯や保存も容易であること から手軽に使用することができ、更に、暖房あるいは冷房を適宜に選択すること も可能となる。
【0015】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す保持部材4の斜視図である。
1……ペットケース 3……床 4……保持部材 5………発熱パッド 6……上板 7……下板
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに離間する上板および下板とから成
る二重構造の床を有し、該床の内部空間に発熱パッドあ
るいは冷却パッドを、前記上板および下板に接触しない
状態で、且つ交換自在に配したものであるペットケー
ス。 - 【請求項2】 発熱パッドあるいは冷却パッドを直接に
載置・固定する保持部材を、上板と下板との間に着脱自
在に装填したものである請求項1に記載のペットケー
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4699892U JPH0591309U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | ペットケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4699892U JPH0591309U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | ペットケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591309U true JPH0591309U (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=12762865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4699892U Pending JPH0591309U (ja) | 1992-05-25 | 1992-05-25 | ペットケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0591309U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200467226Y1 (ko) * | 2012-11-27 | 2013-06-07 | 염성준 | 애완동물용 매트 |
JP2013143914A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Yoshihiro Nakamura | 結露防止被覆材で覆われた保冷剤が載置された保冷剤収納引出を具備するペット小屋 |
JP2015144576A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | 佐野工業株式会社 | ペットキャリーバッグ |
JP2019528754A (ja) * | 2016-09-22 | 2019-10-17 | アテミト・プライベイト・リミテッドAtemito Pte. Ltd. | 雰囲気対応型ペット容器 |
KR20220050571A (ko) * | 2020-10-16 | 2022-04-25 | 노상원 | 애견 하우스 |
-
1992
- 1992-05-25 JP JP4699892U patent/JPH0591309U/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013143914A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Yoshihiro Nakamura | 結露防止被覆材で覆われた保冷剤が載置された保冷剤収納引出を具備するペット小屋 |
KR200467226Y1 (ko) * | 2012-11-27 | 2013-06-07 | 염성준 | 애완동물용 매트 |
JP2015144576A (ja) * | 2014-02-03 | 2015-08-13 | 佐野工業株式会社 | ペットキャリーバッグ |
JP2019528754A (ja) * | 2016-09-22 | 2019-10-17 | アテミト・プライベイト・リミテッドAtemito Pte. Ltd. | 雰囲気対応型ペット容器 |
US11039596B2 (en) | 2016-09-22 | 2021-06-22 | Atemito Pte. Ltd | Climatized pet container |
KR20220050571A (ko) * | 2020-10-16 | 2022-04-25 | 노상원 | 애견 하우스 |
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