JPH0591141A - Isdnパケツト交換サービスにおけるリンクレベルパラメータの管理方式。 - Google Patents
Isdnパケツト交換サービスにおけるリンクレベルパラメータの管理方式。Info
- Publication number
- JPH0591141A JPH0591141A JP3250624A JP25062491A JPH0591141A JP H0591141 A JPH0591141 A JP H0591141A JP 3250624 A JP3250624 A JP 3250624A JP 25062491 A JP25062491 A JP 25062491A JP H0591141 A JPH0591141 A JP H0591141A
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- isdn
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はBチャネル及びDチャネルによりパケ
ット通信を提供するISDNパケット交換サービスにお
けるリンクレベルパラメータの管理方式に関し,ISD
Nの種々の属性を持ったユーザがパケット交換を行うの
に適する各種のリンクレベルパラメータを無駄なリソー
スを使用することなく管理できることを目的とする。 【構成】ISDN交換機にBチャネル及びDチャネル用
のパケット交換用リンクレベルパラメータ群を標準プロ
ファイルとして保持する。パケット交換サービスを提供
する端末のS/T点の登録時にインタフェース種別等の
情報に基づいて該当S/T点毎の標準プロファイルを求
めるよう構成する。
ット通信を提供するISDNパケット交換サービスにお
けるリンクレベルパラメータの管理方式に関し,ISD
Nの種々の属性を持ったユーザがパケット交換を行うの
に適する各種のリンクレベルパラメータを無駄なリソー
スを使用することなく管理できることを目的とする。 【構成】ISDN交換機にBチャネル及びDチャネル用
のパケット交換用リンクレベルパラメータ群を標準プロ
ファイルとして保持する。パケット交換サービスを提供
する端末のS/T点の登録時にインタフェース種別等の
情報に基づいて該当S/T点毎の標準プロファイルを求
めるよう構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はISDNパケット交換サ
ービスにおけるリンクレベルパラメータの管理方式に関
する。
ービスにおけるリンクレベルパラメータの管理方式に関
する。
【0002】近年,ISDN(Integrated Services Di
gital Network)の構築が公衆網において進められてお
り,音声,データ,ファクシミリ,パケット等の通信が
Bチャネルを介して提供されている。また,私設のプラ
イベート網でもISDN対応の機能を備えるものが利用
できるようになり, プライベート網内の内線相互または
公衆網のISDNを介する各種の通信を行うことができ
る。そのサービスの中で,パケット交換サービスはユー
ザに対してBチャネルによる場合とDチャネルによる場
合の両方で提供される。
gital Network)の構築が公衆網において進められてお
り,音声,データ,ファクシミリ,パケット等の通信が
Bチャネルを介して提供されている。また,私設のプラ
イベート網でもISDN対応の機能を備えるものが利用
できるようになり, プライベート網内の内線相互または
公衆網のISDNを介する各種の通信を行うことができ
る。そのサービスの中で,パケット交換サービスはユー
ザに対してBチャネルによる場合とDチャネルによる場
合の両方で提供される。
【0003】
【従来の技術】CCITT(国際電信電話諮問委員会)
の勧告の中に,ユーザ・網インタフェースの中のISD
Nによるパケット・モード端末のサポートとインタフェ
ース仕様を規定したX.31には,ケースAとケースB
がある。ケースAは,ISDN網にパケット交換機能を
持たずISDNは単にISDNインタフェース上のパケ
ット端末とパケット交換データ網内の交換機との間の物
理的な加入者線を提供する。従ってこのケースAでは,
ISDNはパケット通信端末とパケット交換網の間に固
定,または回線交換モードのコネクションを提供し,端
末からのアクセスチャネルとしてはBチャネルだけが使
用できる。一般的には,発信時に端末とパケット交換機
の間にBチャネルを用いて接続を確立し,このBチャネ
ル内にX.25起呼パケットを転送し,着信側とパケッ
ト交換機間も同様にBチャネルを用いた接続を確立して
パケットを転送する。
の勧告の中に,ユーザ・網インタフェースの中のISD
Nによるパケット・モード端末のサポートとインタフェ
ース仕様を規定したX.31には,ケースAとケースB
がある。ケースAは,ISDN網にパケット交換機能を
持たずISDNは単にISDNインタフェース上のパケ
ット端末とパケット交換データ網内の交換機との間の物
理的な加入者線を提供する。従ってこのケースAでは,
ISDNはパケット通信端末とパケット交換網の間に固
定,または回線交換モードのコネクションを提供し,端
末からのアクセスチャネルとしてはBチャネルだけが使
用できる。一般的には,発信時に端末とパケット交換機
の間にBチャネルを用いて接続を確立し,このBチャネ
ル内にX.25起呼パケットを転送し,着信側とパケッ
ト交換機間も同様にBチャネルを用いた接続を確立して
パケットを転送する。
【0004】これに対し,ケースBは,ISDNにパケ
ット処理機構(PH:Packet Handling Function) を備
え,ISDNとぱけ交換網との網間相互接続はこのパケ
ット処理機構PHとパケット交換機の網内プロトコルで
接続する。上記のケースAがパケット交換データ網が提
供するサービスしか受けられないのに比べて,このケー
スBによればISDN内にPHを持つことによりISD
N内のパケット通信に対して各種の付加サービスを含め
ISDN特有の高度サービス機能の提供が可能となる。
ット処理機構(PH:Packet Handling Function) を備
え,ISDNとぱけ交換網との網間相互接続はこのパケ
ット処理機構PHとパケット交換機の網内プロトコルで
接続する。上記のケースAがパケット交換データ網が提
供するサービスしか受けられないのに比べて,このケー
スBによればISDN内にPHを持つことによりISD
N内のパケット通信に対して各種の付加サービスを含め
ISDN特有の高度サービス機能の提供が可能となる。
【0005】そして,ケースBをサポートしているIS
DNでは,ユーザに対してBチャネルとDチャネルによ
りパケット交換サービスを提供するが,Bチャネルによ
るパケット通信の場合はデータ通信プロトコルとして広
く利用されているX.25リンクレベルを基本とするL
APB(LinK Access Procedure Balanced :平衡型リン
クアクセス手順)のプロトコルを用い,Dチャネルによ
るパケット通信の場合はユーザとISDNの間はLAP
D(Link Access Procedure on the D-channel) のプロ
トコルを用いる。
DNでは,ユーザに対してBチャネルとDチャネルによ
りパケット交換サービスを提供するが,Bチャネルによ
るパケット通信の場合はデータ通信プロトコルとして広
く利用されているX.25リンクレベルを基本とするL
APB(LinK Access Procedure Balanced :平衡型リン
クアクセス手順)のプロトコルを用い,Dチャネルによ
るパケット通信の場合はユーザとISDNの間はLAP
D(Link Access Procedure on the D-channel) のプロ
トコルを用いる。
【0006】図9はISDNのパケット通信(X.31
ケースB)の説明図である。図9において,端末(T
E)90(図には1台だけ示すが複数台設けることがで
きる)はプロトコルのレイヤ2,レイヤ3の処理を行う
網終端装置(NT:Network Termination))91に接続
され,NT91と端末90間はS/T点と称される。N
T91は回線によりISDN92に接続されている。端
末90とISDN92間には,基本インタフェースの場
合2つのBチャネル(64Kbps)と1つのDチャネ
ル(16Kbps)により通信が可能となっている。一
次群速度インタフェースの場合,23個のBチャネル
(64Kbps)と1つのDチャネル(64Kbps)
により通信が可能である。
ケースB)の説明図である。図9において,端末(T
E)90(図には1台だけ示すが複数台設けることがで
きる)はプロトコルのレイヤ2,レイヤ3の処理を行う
網終端装置(NT:Network Termination))91に接続
され,NT91と端末90間はS/T点と称される。N
T91は回線によりISDN92に接続されている。端
末90とISDN92間には,基本インタフェースの場
合2つのBチャネル(64Kbps)と1つのDチャネ
ル(16Kbps)により通信が可能となっている。一
次群速度インタフェースの場合,23個のBチャネル
(64Kbps)と1つのDチャネル(64Kbps)
により通信が可能である。
【0007】X31ケースBの場合,ISDN92内に
上記したPHが設けられ,ユーザからのBチャネルによ
るパケット通信は,Dチャネルプロトコルのレイヤ3
(SETUP等のやりとり)によりにより行うと,Bチ
ャネルにより端末90とISDN92内のPHの間が接
続され,この後Bチャネル上でX.25に基づきパケッ
ト呼の設定が行われる。
上記したPHが設けられ,ユーザからのBチャネルによ
るパケット通信は,Dチャネルプロトコルのレイヤ3
(SETUP等のやりとり)によりにより行うと,Bチ
ャネルにより端末90とISDN92内のPHの間が接
続され,この後Bチャネル上でX.25に基づきパケッ
ト呼の設定が行われる。
【0008】また,端末90からDチャネルによるパケ
ット通信を行う場合は,LAPDの呼設定制御(X.2
5の起呼パケットをSAPI=16の論理リンク上のI
フレームにより送出する)によりISDN92にDチャ
ネルのパケット通信を要求すると,ISDN92内のP
Hにおいて端末からLAPDにより送られたデータをL
APBに変換してパケット網93との間でパケット通信
が実行される。
ット通信を行う場合は,LAPDの呼設定制御(X.2
5の起呼パケットをSAPI=16の論理リンク上のI
フレームにより送出する)によりISDN92にDチャ
ネルのパケット通信を要求すると,ISDN92内のP
Hにおいて端末からLAPDにより送られたデータをL
APBに変換してパケット網93との間でパケット通信
が実行される。
【0009】この場合,ISDNのユーザによりパケッ
ト通信を行う場合,ISDNでは,1つのユーザに対し
てBチャネル(LAPB)用とDチャネル(LAPD)
用の2種類のリンクレベルパラメータを持ち,パケット
交換サービスを行う毎にそのパラメータを設定する必要
がある。そのリンクパラメータには例えば,次のような
ものがある。
ト通信を行う場合,ISDNでは,1つのユーザに対し
てBチャネル(LAPB)用とDチャネル(LAPD)
用の2種類のリンクレベルパラメータを持ち,パケット
交換サービスを行う毎にそのパラメータを設定する必要
がある。そのリンクパラメータには例えば,次のような
ものがある。
【0010】フレームモジュロ:これは,フレームに
対して送信,受信側で付加するフレーム番号であり,B
チャネルの場合は3ビット(0〜7)により8つの番号
しか使用できないのに,Dチャネルの場合は拡張してい
るため7ビット(0〜127)の128の番号が使用で
きる。
対して送信,受信側で付加するフレーム番号であり,B
チャネルの場合は3ビット(0〜7)により8つの番号
しか使用できないのに,Dチャネルの場合は拡張してい
るため7ビット(0〜127)の128の番号が使用で
きる。
【0011】最大Iフィールド:これは,CCITT
勧告Q.921(ISDNユーザ・網インタフェースレ
イヤ2仕様書)によりDチャネルの情報フィールドの最
大オクテット長のデフォルト値が260オクテット(o
ct)とされており,Dチャネルでは128octまた
は256octのパケットサイズ(LAPDのHDLC
フレーム内にパケットを搭載するため)しか提供できな
いが,Bチャネルでは4096octのパケットサイズ
が提供可能であるためBチャネルの情報フィールドの最
大長を4100(LAPBのIフレームにパケットが搭
載される)にする必要がある。
勧告Q.921(ISDNユーザ・網インタフェースレ
イヤ2仕様書)によりDチャネルの情報フィールドの最
大オクテット長のデフォルト値が260オクテット(o
ct)とされており,Dチャネルでは128octまた
は256octのパケットサイズ(LAPDのHDLC
フレーム内にパケットを搭載するため)しか提供できな
いが,Bチャネルでは4096octのパケットサイズ
が提供可能であるためBチャネルの情報フィールドの最
大長を4100(LAPBのIフレームにパケットが搭
載される)にする必要がある。
【0012】 再送タイマ:これは,フレームを送信
した後の応答が来るのを待つ時間を規定するタイマであ
り,このタイマがタイムアウトすると確認のための問い
合わせや再送が行われる。LAPDではT200という
タイマ,LAPBではT1というタイマで実行され,送
信フレームの長さに比例した時間が設定されるため上記
の最大フィールド長の相違により,DチャネルとBチ
ャネルの場合で時間が異なる。
した後の応答が来るのを待つ時間を規定するタイマであ
り,このタイマがタイムアウトすると確認のための問い
合わせや再送が行われる。LAPDではT200という
タイマ,LAPBではT1というタイマで実行され,送
信フレームの長さに比例した時間が設定されるため上記
の最大フィールド長の相違により,DチャネルとBチ
ャネルの場合で時間が異なる。
【0013】アウトスタンディングフレーム数:相手
からの応答確認無しに送信可能なフレーム数であり,基
本インタフェース,一次群速度インタフェース,及びB
チャネル,Dチャネル等により7フレームまたは3フレ
ームの何れかに決められている。
からの応答確認無しに送信可能なフレーム数であり,基
本インタフェース,一次群速度インタフェース,及びB
チャネル,Dチャネル等により7フレームまたは3フレ
ームの何れかに決められている。
【0014】N(R)返送タイマ:これはLAPBだ
けサポートしているタイマ(T2タイマ)であり,受信
側でフレームを受信した時セットされ,送信側から送ら
れたフレームを正常に受信するとそのフレーム番号に1
を加算した番号(送信側から次に受信すべき番号)を受
信側から送信する応答フレームにより送信するか,受信
側からのIフレームに含めて送信側に送信するまでの時
間をカウントするタイマであり,一定時間が規定されて
いる。
けサポートしているタイマ(T2タイマ)であり,受信
側でフレームを受信した時セットされ,送信側から送ら
れたフレームを正常に受信するとそのフレーム番号に1
を加算した番号(送信側から次に受信すべき番号)を受
信側から送信する応答フレームにより送信するか,受信
側からのIフレームに含めて送信側に送信するまでの時
間をカウントするタイマであり,一定時間が規定されて
いる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いて説明したように,ISDNによりパケット通信を行
う場合,ISDNに収容された各S/T点(端末)から
パケット通信を用した時に,そのS/T点のパケット交
換を実行するためにISDNではインタフェースの種
類,使用チャネル等に応じて各種のリンクレベルのパラ
メータを設定する必要がある。
いて説明したように,ISDNによりパケット通信を行
う場合,ISDNに収容された各S/T点(端末)から
パケット通信を用した時に,そのS/T点のパケット交
換を実行するためにISDNではインタフェースの種
類,使用チャネル等に応じて各種のリンクレベルのパラ
メータを設定する必要がある。
【0016】図10は従来例の問題点1を説明するため
のISDN交換機の構成図を示す。ISDN交換機は主
記憶装置(MM),中央制御装置(CC),チャネル制
御装置(CHC),ディスク制御装置(DKC),ディ
スク装置(DK)等を備えている。これらの各S/T点
のリンクレベルパラメータは,主記憶装置(MM)また
はディスク装置(DK)上に持つことになる。 ところ
が,全てのS/T点に対して固有のリンクレベルパラメ
ータを持つのは,記憶容量の増大等のリソースの有効利
用の面から好ましくないという問題がある。
のISDN交換機の構成図を示す。ISDN交換機は主
記憶装置(MM),中央制御装置(CC),チャネル制
御装置(CHC),ディスク制御装置(DKC),ディ
スク装置(DK)等を備えている。これらの各S/T点
のリンクレベルパラメータは,主記憶装置(MM)また
はディスク装置(DK)上に持つことになる。 ところ
が,全てのS/T点に対して固有のリンクレベルパラメ
ータを持つのは,記憶容量の増大等のリソースの有効利
用の面から好ましくないという問題がある。
【0017】図11は従来例の問題点2の説明図であ
る。この場合,ISDN交換機に収容されたS/T点に
は,基本インタフェース(2B+D),一次群インタフ
ェース(23B+D)が混在しており,それぞれのDチ
ャネル用の最大アウトスタンディングフレーム数が異な
る(図8参照)ため,全てのS/T点に対して同一のリ
ンクレベルパラメータにより網が制御できないという問
題がある。
る。この場合,ISDN交換機に収容されたS/T点に
は,基本インタフェース(2B+D),一次群インタフ
ェース(23B+D)が混在しており,それぞれのDチ
ャネル用の最大アウトスタンディングフレーム数が異な
る(図8参照)ため,全てのS/T点に対して同一のリ
ンクレベルパラメータにより網が制御できないという問
題がある。
【0018】上記の問題は,公衆ISDN,プライベー
トISDN(私設ISDN交換機)に共通の問題点であ
るが,公衆ISDNに対してX31のケースBでアクセ
スするプライベートISDNの場合を図12に従来例の
問題点3の説明図として示す。
トISDN(私設ISDN交換機)に共通の問題点であ
るが,公衆ISDNに対してX31のケースBでアクセ
スするプライベートISDNの場合を図12に従来例の
問題点3の説明図として示す。
【0019】この場合,プライベートISDNの加入ユ
ーザのS/T点が接続され,さらに公衆ISDNにも接
続されているので,プライベートISDNは,公衆IS
DNに対してはユーザとして動作する立場をとるためフ
レームアドレスに関して対プライベートISDNの加入
ユーザに対する設定と異なる。
ーザのS/T点が接続され,さらに公衆ISDNにも接
続されているので,プライベートISDNは,公衆IS
DNに対してはユーザとして動作する立場をとるためフ
レームアドレスに関して対プライベートISDNの加入
ユーザに対する設定と異なる。
【0020】従って,プライベートISDNでは,対ユ
ーザと対公衆ISDNで別のリンクレベルパラメータを
管理する必要があるという問題がある。本発明はISD
Nの種々の属性を持ったユーザがBチャネルやDチャネ
ルによりパケット交換を行うのに適する各種のリンクレ
ベルパラメータを無駄なリソースを使用することなく実
現できるISDNパケット交換サービスにおけるリンク
レベルパラメータの管理方式を提供することを目的とす
る。
ーザと対公衆ISDNで別のリンクレベルパラメータを
管理する必要があるという問題がある。本発明はISD
Nの種々の属性を持ったユーザがBチャネルやDチャネ
ルによりパケット交換を行うのに適する各種のリンクレ
ベルパラメータを無駄なリソースを使用することなく実
現できるISDNパケット交換サービスにおけるリンク
レベルパラメータの管理方式を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1において,1は各ユーザに対応するS/
T点a,S/T点b,・・を表し,2はプライベートI
SDN,2−1は主記憶装置,2−2はディスク制御装
置,3,4は主記憶装置2−1またはディスク制御装置
2−2に格納されたプロファイル(リンクレベルのパラ
メータのセットを意味する)であり,3はパケット交換
サービス用の種別に応じた標準プロファイル,4はカス
タマイズドプロファイルを表し,5は公衆ISDNであ
る。
図である。図1において,1は各ユーザに対応するS/
T点a,S/T点b,・・を表し,2はプライベートI
SDN,2−1は主記憶装置,2−2はディスク制御装
置,3,4は主記憶装置2−1またはディスク制御装置
2−2に格納されたプロファイル(リンクレベルのパラ
メータのセットを意味する)であり,3はパケット交換
サービス用の種別に応じた標準プロファイル,4はカス
タマイズドプロファイルを表し,5は公衆ISDNであ
る。
【0022】本発明はパケット交換サービスを実現する
ためにプライベートISDNまたは公衆ISDNにおい
て各種別に対応した標準プロファイルを備え,更に他の
パラメータで動作するユーザに対してはカスタマイズド
プロファイルを備えることによりリソースを有効に利用
するものである。
ためにプライベートISDNまたは公衆ISDNにおい
て各種別に対応した標準プロファイルを備え,更に他の
パラメータで動作するユーザに対してはカスタマイズド
プロファイルを備えることによりリソースを有効に利用
するものである。
【0023】
【作用】本発明ではプライベートISDNに対してパケ
ット交換サービスを実現するためのプロファイル(リン
クレベルパラメータのセット)として,3a〜3fに示
すように6種類の標準プロファイルを設ける。
ット交換サービスを実現するためのプロファイル(リン
クレベルパラメータのセット)として,3a〜3fに示
すように6種類の標準プロファイルを設ける。
【0024】 3a:ユーザ・Bチャネル用標準プロファイル 3b:ユーザ・Dチャネル基本インタフェース用標準プ
ロファイル 3c:ユーザ・Dチャネル一次群インタフェース用標準
プロファイル 3d:公衆ISDN・Bチャネル用標準プロファイル 3e:公衆ISDN・Dチャネル基本インタフェース用
標準プロファイル 3f:公衆ISDN・Dチャネル一次群インタフェース
用標準プロファイル これらの標準プロファイル3a〜3fは保守・運用コマ
ンドにより値の変更が可能である。また,プライベート
ISDNの場合,上記3a〜3cはプライベートISD
Nのユーザに対して網として動作する場合の標準プロフ
ァイルであり,3d〜3fはプライベートISDNがユ
ーザとして公衆網に対してパケット交換の動作を行う時
の標準プロファイルである。従って,公衆ISDNの場
合は,上記3a〜3cの標準プロファイルを備えればよ
い。
ロファイル 3c:ユーザ・Dチャネル一次群インタフェース用標準
プロファイル 3d:公衆ISDN・Bチャネル用標準プロファイル 3e:公衆ISDN・Dチャネル基本インタフェース用
標準プロファイル 3f:公衆ISDN・Dチャネル一次群インタフェース
用標準プロファイル これらの標準プロファイル3a〜3fは保守・運用コマ
ンドにより値の変更が可能である。また,プライベート
ISDNの場合,上記3a〜3cはプライベートISD
Nのユーザに対して網として動作する場合の標準プロフ
ァイルであり,3d〜3fはプライベートISDNがユ
ーザとして公衆網に対してパケット交換の動作を行う時
の標準プロファイルである。従って,公衆ISDNの場
合は,上記3a〜3cの標準プロファイルを備えればよ
い。
【0025】プライベートISDN2は,保守・運用コ
マンドでISDNパケット交換サービスを提供するS/
T点1を登録時に対ユーザまたは公衆ISDN,基本イ
ンタフェースまたは一次群インタフェースの情報から,
呼設定情報により示されたチャネル種別(Bチャネルま
たはDチャネル)に対応するISDN標準プロファイル
を自動的に求めることができる。
マンドでISDNパケット交換サービスを提供するS/
T点1を登録時に対ユーザまたは公衆ISDN,基本イ
ンタフェースまたは一次群インタフェースの情報から,
呼設定情報により示されたチャネル種別(Bチャネルま
たはDチャネル)に対応するISDN標準プロファイル
を自動的に求めることができる。
【0026】標準プロファイル以外のパラメータで動作
したいという特別なユーザまたは対公衆ISDNのプラ
イベートISDNのポートに対しては,カスタマイズド
プロファイル4が設けられる。このプロファイルは,ユ
ーザまたは対公衆ISDNのポート毎に固有のリンクレ
ベルパラメータであり,Bチャネル,Dチャネル毎に提
供される,保守・運用コマンドでカスタマイズドプロフ
ァイルをユーザまたは対公衆ISDNのポートに対して
登録した場合は,そのユーザまたは公衆ISDNのポー
トは,標準プロファイルからカスタマイズドプロファイ
ルに自動的に切り替わる。
したいという特別なユーザまたは対公衆ISDNのプラ
イベートISDNのポートに対しては,カスタマイズド
プロファイル4が設けられる。このプロファイルは,ユ
ーザまたは対公衆ISDNのポート毎に固有のリンクレ
ベルパラメータであり,Bチャネル,Dチャネル毎に提
供される,保守・運用コマンドでカスタマイズドプロフ
ァイルをユーザまたは対公衆ISDNのポートに対して
登録した場合は,そのユーザまたは公衆ISDNのポー
トは,標準プロファイルからカスタマイズドプロファイ
ルに自動的に切り替わる。
【0027】この場合,Bチャネルは標準プロファイ
ル,Dチャネルはカスタマイズドプロファイルという組
み合わせもできる。また,これを拡張して,カスタマイ
ズドプロファイルをBチャネル毎(B1チャネル,B2
チャネル等)や,DチャネルのTEI(端末識別番号)
毎に設定することもできる。
ル,Dチャネルはカスタマイズドプロファイルという組
み合わせもできる。また,これを拡張して,カスタマイ
ズドプロファイルをBチャネル毎(B1チャネル,B2
チャネル等)や,DチャネルのTEI(端末識別番号)
毎に設定することもできる。
【0028】カスタマイズドプロファイルを一旦設定し
た後で,これを削除した場合は,対ユーザまたは対公衆
ISDN,基本インタフェースまたは一次群インタフェ
ースの情報から自動的に標準プロファイルを求め,標準
プロファイルに切り替わることができる。
た後で,これを削除した場合は,対ユーザまたは対公衆
ISDN,基本インタフェースまたは一次群インタフェ
ースの情報から自動的に標準プロファイルを求め,標準
プロファイルに切り替わることができる。
【0029】
【実施例】図2は本発明の実施例のシステム構成図,図
3はS/T点サービスデータ管理テーブル及びプロファ
イル管理テーブルの構成図,図4は標準プロファイルの
具体例,図5はISDNパケット交換サービスを提供す
るS/T点登録時に標準プロファイルを決定する処理フ
ロー,図6はカスタマイズドプロファイルの登録時の処
理フロー,図7はカスタマイズドプロファイルを削除時
の処理フロー,図8は図5及び図7に共通の処理フロー
である。
3はS/T点サービスデータ管理テーブル及びプロファ
イル管理テーブルの構成図,図4は標準プロファイルの
具体例,図5はISDNパケット交換サービスを提供す
るS/T点登録時に標準プロファイルを決定する処理フ
ロー,図6はカスタマイズドプロファイルの登録時の処
理フロー,図7はカスタマイズドプロファイルを削除時
の処理フロー,図8は図5及び図7に共通の処理フロー
である。
【0030】図2に示すシステム構成を説明すると,I
SDN端末200は基本インタフェース(2B+D)/
一次群インタフェース(23B+D)201によりIS
DN交換機202に接続されている。またISDN交換
機202がプライベートISDNの場合は,基本インタ
フェース/一次群インタフェース223を介して公衆I
SDN222に接続される。
SDN端末200は基本インタフェース(2B+D)/
一次群インタフェース(23B+D)201によりIS
DN交換機202に接続されている。またISDN交換
機202がプライベートISDNの場合は,基本インタ
フェース/一次群インタフェース223を介して公衆I
SDN222に接続される。
【0031】ISDN交換機202の回線交換部203
は,ユーザを収容しISDN回線交換サービスを実行す
ると共にパケット交換部209と共同してISDNパケ
ット交換サービスを実行する。回線交換部203の回線
対応部204はユーザを収容し,ユーザとレイヤ2の
Q.921手順(CCITT勧告によるユーザ・網イン
タフェースのレイヤ2の仕様)を用いてリンクレベルの
制御を行い,回線対応部207はパケット交換部209
と内部インタフェース208と接続して各レイヤの信号
を送受する。回線交換処理部205は,ユーザとQ.9
31(CCITT勧告によるユーザ・網インタフェース
のレイヤ3の仕様)メッセージの送受信を行い,Bチャ
ネルの回線交換を行う。また,ユーザがBチャネルパケ
ット交換サービスまたはDチャネルパケット交換サービ
スを希望している場合は,パケット交換部209と内部
インタフェース208を介し,パケット交換部209と
ユーザ間にパケット通信用の論理的なパスを設定する。
は,ユーザを収容しISDN回線交換サービスを実行す
ると共にパケット交換部209と共同してISDNパケ
ット交換サービスを実行する。回線交換部203の回線
対応部204はユーザを収容し,ユーザとレイヤ2の
Q.921手順(CCITT勧告によるユーザ・網イン
タフェースのレイヤ2の仕様)を用いてリンクレベルの
制御を行い,回線対応部207はパケット交換部209
と内部インタフェース208と接続して各レイヤの信号
を送受する。回線交換処理部205は,ユーザとQ.9
31(CCITT勧告によるユーザ・網インタフェース
のレイヤ3の仕様)メッセージの送受信を行い,Bチャ
ネルの回線交換を行う。また,ユーザがBチャネルパケ
ット交換サービスまたはDチャネルパケット交換サービ
スを希望している場合は,パケット交換部209と内部
インタフェース208を介し,パケット交換部209と
ユーザ間にパケット通信用の論理的なパスを設定する。
【0032】このQ.931プロトコル処理部206
は,次の各処理を行う。 ユーザ(ISDN端末200)またはパケット交換部
209へ/からのQ.931メッセージの送信/受信処
理 ユーザまたはパケット交換部209からのQ.931
メッセージ及びメッセージ中の各種情報要素を分析し,
ユーザがパケット交換モードの通信を希望している場合
は,Q.931メッセージ送受信部(図示せず)を介し
てパケット交換部209へメッセージを送信する。
は,次の各処理を行う。 ユーザ(ISDN端末200)またはパケット交換部
209へ/からのQ.931メッセージの送信/受信処
理 ユーザまたはパケット交換部209からのQ.931
メッセージ及びメッセージ中の各種情報要素を分析し,
ユーザがパケット交換モードの通信を希望している場合
は,Q.931メッセージ送受信部(図示せず)を介し
てパケット交換部209へメッセージを送信する。
【0033】ユーザへのQ.931メッセージの編集
処理を行う。 次にパケット交換部209は,回線対応部210とパケ
ット交換処理部213とで構成される。回線対応部21
0は,パケット交換サービスを行うために回線交換部2
03と接続され,LAPBまたはLAPDによるリンク
レベル制御を行う。LAPD制御部211は,回線交換
部203とのインタワークのためQ.931メッセージ
交換,及びDチャネルパケット交換の場合に,Q.92
1手順を用いてリンクレベルの制御を行う。LAPB制
御部212は,Bチャネルパケット通信の場合にX.2
5手順を用いてリンクレベルの制御を行う。
処理を行う。 次にパケット交換部209は,回線対応部210とパケ
ット交換処理部213とで構成される。回線対応部21
0は,パケット交換サービスを行うために回線交換部2
03と接続され,LAPBまたはLAPDによるリンク
レベル制御を行う。LAPD制御部211は,回線交換
部203とのインタワークのためQ.931メッセージ
交換,及びDチャネルパケット交換の場合に,Q.92
1手順を用いてリンクレベルの制御を行う。LAPB制
御部212は,Bチャネルパケット通信の場合にX.2
5手順を用いてリンクレベルの制御を行う。
【0034】パケット交換処理部213は,Bチャネル
パケット交換サービス,またはDチャネルパケット交換
サービスを以下に説明する各部214〜221により回
線交換部203と共同して実現する。
パケット交換サービス,またはDチャネルパケット交換
サービスを以下に説明する各部214〜221により回
線交換部203と共同して実現する。
【0035】Q.931プロトコル処理部214は,ユ
ーザからのQ.931メッセージの受信処理を行い,ユ
ーザへのQ.931メッセージ送信依頼を回線交換部2
03に対して行う。またユーザからのQ.931メッセ
ージ及びメッセージ中の各種情報要素を分析する。さら
に物理チャネルのネゴシエーション処理や,ユーザへの
Q.931メッセージの編集処理を行う。
ーザからのQ.931メッセージの受信処理を行い,ユ
ーザへのQ.931メッセージ送信依頼を回線交換部2
03に対して行う。またユーザからのQ.931メッセ
ージ及びメッセージ中の各種情報要素を分析する。さら
に物理チャネルのネゴシエーション処理や,ユーザへの
Q.931メッセージの編集処理を行う。
【0036】コマンド受付部219は,交換機が保守・
運用の為に提供している各種コマンドの受付処理を行
い,本発明ではISDNパケット交換サービスを提供す
るS/T点登録コマンドが投入された場合は,S/T点
サービスデータ管理コマンド処理221を,ISDNカ
スタマイズドプロファイル登録/削除コマンドが投入さ
れた場合は,ISDNカスタマイズドプロファイル管理
コマンド処理部220を起動する。
運用の為に提供している各種コマンドの受付処理を行
い,本発明ではISDNパケット交換サービスを提供す
るS/T点登録コマンドが投入された場合は,S/T点
サービスデータ管理コマンド処理221を,ISDNカ
スタマイズドプロファイル登録/削除コマンドが投入さ
れた場合は,ISDNカスタマイズドプロファイル管理
コマンド処理部220を起動する。
【0037】S/T点サービスデータ管理コマンド処理
部221は,S/T点登録コマンドが投入された場合に
コマンド受付部から起動され,後述する標準プロファイ
ルを決定する処理(図5及び図8)を行う。
部221は,S/T点登録コマンドが投入された場合に
コマンド受付部から起動され,後述する標準プロファイ
ルを決定する処理(図5及び図8)を行う。
【0038】ISDNカスタマイズドプロファイル管理
コマンド処理部220は,ISDNカスタマイズドプロ
ファイル登録/削除コマンドが投入された場合にコマン
ド受付部219から起動され,後述するカスタマイズド
プロファイルの登録の処理(図6),カスタマイズドプ
ロファイルの削除の処理(図7及び図8)を行う。
コマンド処理部220は,ISDNカスタマイズドプロ
ファイル登録/削除コマンドが投入された場合にコマン
ド受付部219から起動され,後述するカスタマイズド
プロファイルの登録の処理(図6),カスタマイズドプ
ロファイルの削除の処理(図7及び図8)を行う。
【0039】S/T点サービスデータ管理部218は,
S/T点対応のサービスデータを管理する。この発明で
管理するデータ及びテーブル構成は後述する図3に示
す。ISDNプロファイル管理部217は,ISDN標
準プロファイル及びISDNカスタマイズドプロファイ
ルを管理し,テーブル構成は図3に示す。
S/T点対応のサービスデータを管理する。この発明で
管理するデータ及びテーブル構成は後述する図3に示
す。ISDNプロファイル管理部217は,ISDN標
準プロファイル及びISDNカスタマイズドプロファイ
ルを管理し,テーブル構成は図3に示す。
【0040】パス制御部215は,回線交換部203と
パケット交換部間のパケット通信用の論理的な通信パス
設定/開放制御を行う。通信パス上のLAPBで使用す
るリンクレベルパラメータや,LAPDで使用するリン
クレベルパラメータは,図3に実施例が示された本発明
による各通信対象のS/T点に対応する標準プロファイ
ルやカスタマイズドプロファイルから獲得する。
パケット交換部間のパケット通信用の論理的な通信パス
設定/開放制御を行う。通信パス上のLAPBで使用す
るリンクレベルパラメータや,LAPDで使用するリン
クレベルパラメータは,図3に実施例が示された本発明
による各通信対象のS/T点に対応する標準プロファイ
ルやカスタマイズドプロファイルから獲得する。
【0041】X.25手順制御部216は,X.25レ
イヤ3手順を用いてパケットレベルの制御を行う。図3
は本発明による標準プロファイル及びカスタマイズドプ
ロファイルの具体的な実施例の構成である。図3におい
て,30はS/T点サービスデータ管理テーブルであ
り,31はプロファイル管理テーブルである。
イヤ3手順を用いてパケットレベルの制御を行う。図3
は本発明による標準プロファイル及びカスタマイズドプ
ロファイルの具体的な実施例の構成である。図3におい
て,30はS/T点サービスデータ管理テーブルであ
り,31はプロファイル管理テーブルである。
【0042】S/T点サービスデータ管理テーブル30
は,ユーザまたは公衆ISDNのポート(プライベート
ISDNから公衆ISDNに接続する回路)毎のインタ
フェース種別(基本インタフェースまたは一次群インタ
フェース)等を管理し,本発明によるプロファイル種別
(標準プロファイルまたはカスタマイズドプロファイ
ル)及びプロファイルテーブルへのインデックス値をB
チャネル,Dチャネル毎に保有する。
は,ユーザまたは公衆ISDNのポート(プライベート
ISDNから公衆ISDNに接続する回路)毎のインタ
フェース種別(基本インタフェースまたは一次群インタ
フェース)等を管理し,本発明によるプロファイル種別
(標準プロファイルまたはカスタマイズドプロファイ
ル)及びプロファイルテーブルへのインデックス値をB
チャネル,Dチャネル毎に保有する。
【0043】各S/T点に対応する番号毎に領域30−
1,30−2・・・が設けられ,各領域には,その番号
を持つS/T点が対ユーザであるか対公衆ISDN(プ
ライベートISDNの場合)であるかを表すデータ30
a,基本インタフェースか一次群インタフェースかを表
すデータ30b,Bチャネル用プロファイル種別(標準
かカスタマイズドかを表示するデータ)30c,前記3
0cが表す種別に対応するBチャネル用プロファイルを
知るためのプロファイル管理テーブル内の相対的アドレ
スであるBチャネル用プロファイルインデックス30
d,Dチャネル用プロファイル種別(標準かカスタマイ
ズドであるかを表示するデータ)30e,前記30eが
表す種別に対応するDチャネル用プロファイルを知るた
めのプロファイル管理テーブル内の相対的アドレスであ
るDチャネル用プロファイルインデックス30f等が格
納されている。
1,30−2・・・が設けられ,各領域には,その番号
を持つS/T点が対ユーザであるか対公衆ISDN(プ
ライベートISDNの場合)であるかを表すデータ30
a,基本インタフェースか一次群インタフェースかを表
すデータ30b,Bチャネル用プロファイル種別(標準
かカスタマイズドかを表示するデータ)30c,前記3
0cが表す種別に対応するBチャネル用プロファイルを
知るためのプロファイル管理テーブル内の相対的アドレ
スであるBチャネル用プロファイルインデックス30
d,Dチャネル用プロファイル種別(標準かカスタマイ
ズドであるかを表示するデータ)30e,前記30eが
表す種別に対応するDチャネル用プロファイルを知るた
めのプロファイル管理テーブル内の相対的アドレスであ
るDチャネル用プロファイルインデックス30f等が格
納されている。
【0044】次にプロファイル管理テーブル31は,前
記S/T点サービスデータ管理テーブル30の対応する
項目のインデックスにより参照され,標準プロファイル
32及びカスタマイズドプロファイル33を管理する。
標準プロファイル32は,6種類の標準プロファイル3
2a〜32f(図1の3a,3d,3b,3c,3e,
3fに対応)で構成され,カスタマイズドプロファイル
33はユーザ,公衆ISDNのポート固有のカスタマイ
ズドプロファイル33a,33b,33c・・・を管理
する。なお,テーブルの有効利用を図るため,全ての標
準プロファイル及びカスタマイズドプロファイル(Bチ
ャネル用,Dチャネル用)の1ブロックのサイズを同一
とする。
記S/T点サービスデータ管理テーブル30の対応する
項目のインデックスにより参照され,標準プロファイル
32及びカスタマイズドプロファイル33を管理する。
標準プロファイル32は,6種類の標準プロファイル3
2a〜32f(図1の3a,3d,3b,3c,3e,
3fに対応)で構成され,カスタマイズドプロファイル
33はユーザ,公衆ISDNのポート固有のカスタマイ
ズドプロファイル33a,33b,33c・・・を管理
する。なお,テーブルの有効利用を図るため,全ての標
準プロファイル及びカスタマイズドプロファイル(Bチ
ャネル用,Dチャネル用)の1ブロックのサイズを同一
とする。
【0045】図4に標準プロファイルの具体例を示す。
ユーザBチャネル用(ユーザからプライベートISDN
または公衆ISDNの網を介してBチャネルによるパケ
ット交換),公衆ISDNのBチャネル用(プライベー
トISDNから公衆ISDNへBチャネルによるパケッ
ト交換),ユーザDチャネル基本用(ユーザから網を介
し基本インタフェースの16KbpsのDチャネルによ
るパケット交換),ユーザDチャネル一次群インタフェ
ース(ユーザから網への一次群インタフェースの64K
bpsのDチャネルによるパケット交換),公衆ISD
NDチャネル基本用,公衆ISDNDチャネル一次群用
に分けて,それぞれについて1〜8の各データ項目に関
する標準のパラメータが図に示すように決められてい
る。その中の項目について説明する。
ユーザBチャネル用(ユーザからプライベートISDN
または公衆ISDNの網を介してBチャネルによるパケ
ット交換),公衆ISDNのBチャネル用(プライベー
トISDNから公衆ISDNへBチャネルによるパケッ
ト交換),ユーザDチャネル基本用(ユーザから網を介
し基本インタフェースの16KbpsのDチャネルによ
るパケット交換),ユーザDチャネル一次群インタフェ
ース(ユーザから網への一次群インタフェースの64K
bpsのDチャネルによるパケット交換),公衆ISD
NDチャネル基本用,公衆ISDNDチャネル一次群用
に分けて,それぞれについて1〜8の各データ項目に関
する標準のパラメータが図に示すように決められてい
る。その中の項目について説明する。
【0046】項番1.「フレームモジュロ」は,フレー
ムに対して送信,受信側で付加するフレーム番号を規定
する。Bチャネルの場合は3ビット(0〜7)により8
つの番号を使用し,Dチャネルの場合は拡張しているた
め7ビット(0〜127)の128の番号を使用でき
る。
ムに対して送信,受信側で付加するフレーム番号を規定
する。Bチャネルの場合は3ビット(0〜7)により8
つの番号を使用し,Dチャネルの場合は拡張しているた
め7ビット(0〜127)の128の番号を使用でき
る。
【0047】項番2.「フレームアドレス」は,Bチャ
ネルの場合,1バイトで示され,ユーザBチャネル用は
値“01”(各桁は16進表示),公衆ISDNBチャ
ネル用は値“03”(16進表示)である。Dチャネル
の場合,1ビット(C/Rビット)で示される。このC
/Rビットは,ユーザDチャネル基本用,一次群用で
は,1にしてコマンドを送出し,C/Rビットを0にし
てレスポンスを送出する。また,公衆ISDNDチャネ
ルでは,C/Rビットを0にしてコマンドを送出し,C
/Rビットを1にしてレスポンスを送出する。
ネルの場合,1バイトで示され,ユーザBチャネル用は
値“01”(各桁は16進表示),公衆ISDNBチャ
ネル用は値“03”(16進表示)である。Dチャネル
の場合,1ビット(C/Rビット)で示される。このC
/Rビットは,ユーザDチャネル基本用,一次群用で
は,1にしてコマンドを送出し,C/Rビットを0にし
てレスポンスを送出する。また,公衆ISDNDチャネ
ルでは,C/Rビットを0にしてコマンドを送出し,C
/Rビットを1にしてレスポンスを送出する。
【0048】項番3.「最大Iフィールド長」は,CC
ITT勧告Q.921(ISDNユーザ・網インタフェ
ースレイヤ2仕様書)によりDチャネルの情報フィール
ドの最大オクテット長のデフォルト値が260オクテッ
ト(oct)とされており,Dチャネルでは128oc
tまたは256octのパケットサイズ(LAPDのH
DLCフレーム内にパケットを搭載するため)である
が,Bチャネルでは4096octのパケットサイズが
提供可能であるためBチャネルの情報フィールドの最大
長を4100(LAPBのIフレームにパケットが搭載
される)である。
ITT勧告Q.921(ISDNユーザ・網インタフェ
ースレイヤ2仕様書)によりDチャネルの情報フィール
ドの最大オクテット長のデフォルト値が260オクテッ
ト(oct)とされており,Dチャネルでは128oc
tまたは256octのパケットサイズ(LAPDのH
DLCフレーム内にパケットを搭載するため)である
が,Bチャネルでは4096octのパケットサイズが
提供可能であるためBチャネルの情報フィールドの最大
長を4100(LAPBのIフレームにパケットが搭載
される)である。
【0049】項番4.「アウトスタンディングフレーム
数」は相手からの応答確認無しに送信可能なフレーム数
であり,各種別により7フレームまたは3フレームの何
れかに決められる。
数」は相手からの応答確認無しに送信可能なフレーム数
であり,各種別により7フレームまたは3フレームの何
れかに決められる。
【0050】項番5.「再送タイマ」は,フレームを送
信した後の応答が来るのを待つ時間を規定するタイマで
あり,LAPDではT200のタイマと称され,LAP
BではT1のタイマと称され互いに異なる値を持つ。な
お,T200はIフレームまたはP=1のコマンドに対
する応答待ちタイマで1秒がデフォルト値になってい
る。T1はパケットのIフレーム送信時にセットして不
応答(または未送達)であることを検出するためのタイ
マである。
信した後の応答が来るのを待つ時間を規定するタイマで
あり,LAPDではT200のタイマと称され,LAP
BではT1のタイマと称され互いに異なる値を持つ。な
お,T200はIフレームまたはP=1のコマンドに対
する応答待ちタイマで1秒がデフォルト値になってい
る。T1はパケットのIフレーム送信時にセットして不
応答(または未送達)であることを検出するためのタイ
マである。
【0051】項番6.「N(R)返送タイマ」は,LA
PBだけサポートしているタイマであり,T2タイマと
称される。これは受信側でフレームを受信した時セット
され,送信側から誤りなく受信したフレーム番号に1を
加算した番号(送信側から次に受信すべき番号)を応答
フレームまたは受信側からのIフレームに含めて送信側
に通知するまでの時間をカウントするタイマである。
PBだけサポートしているタイマであり,T2タイマと
称される。これは受信側でフレームを受信した時セット
され,送信側から誤りなく受信したフレーム番号に1を
加算した番号(送信側から次に受信すべき番号)を応答
フレームまたは受信側からのIフレームに含めて送信側
に通知するまでの時間をカウントするタイマである。
【0052】項番7.「再送回数」は,再送回数の限度
であり,各場合とも3である。 項番8.「データリンクレイア監視タイマ(T20
3)」は,上記T200が停止している時動作し,リン
クが設定されているのにフレームのやりとりが行われて
いないことを監視するタイマで,Dチャネルについてだ
け実行される。
であり,各場合とも3である。 項番8.「データリンクレイア監視タイマ(T20
3)」は,上記T200が停止している時動作し,リン
クが設定されているのにフレームのやりとりが行われて
いないことを監視するタイマで,Dチャネルについてだ
け実行される。
【0053】次にISDNパケット交換サービスを提供
するS/T点登録時に標準プロファイルを決定する処理
フローを図5及び図8を用いて説明する。保守・運用コ
マンドにより行われ,ISDNパケット交換サービスを
提供するS/T点を上記図3に示すS/T点サービスデ
ータ管理テーブル及びプロファイル管理テーブルに登録
する場合,コマンドによる登録時に,指定された情報
(登録要求時にS/T点から指定される)としてその
S/T点がユーザか公衆ISDNへのポートか,基本
インタフェースか,一次群インタフェースかを,図3の
S/T点サービスデータ管理テーブル30の当該S/T
点の番号の領域のデータ(図3の30a,30b)に設
定する(図5の50)。
するS/T点登録時に標準プロファイルを決定する処理
フローを図5及び図8を用いて説明する。保守・運用コ
マンドにより行われ,ISDNパケット交換サービスを
提供するS/T点を上記図3に示すS/T点サービスデ
ータ管理テーブル及びプロファイル管理テーブルに登録
する場合,コマンドによる登録時に,指定された情報
(登録要求時にS/T点から指定される)としてその
S/T点がユーザか公衆ISDNへのポートか,基本
インタフェースか,一次群インタフェースかを,図3の
S/T点サービスデータ管理テーブル30の当該S/T
点の番号の領域のデータ(図3の30a,30b)に設
定する(図5の50)。
【0054】次に,当該S/T点サービスデータ管理テ
ーブル内のBチャネル用及びDチャネル用のプロファイ
ル種別のデータ(図3の30c,30e)に標準を設定
する(同51)。次に登録するのはユーザか(またはプ
ライベートISDNのポートから対公衆ISDNか)を
判断し(同52),ユーザの場合はBチャネル用標準プ
ロファイルとして,図3のプロファイル管理テーブル中
のユーザ・Bチャネル用標準プロファイル(図3の32
a)へのインデックス値をS/T点サービス管理テーブ
ル(図3の30dの位置)に設定する(同53)。対公
衆ISDNの場合は,Bチャネル用標準プロファイルと
して,プロファイル管理テーブル中の公衆ISDN・B
チャネル用標準プロファイルテーブル(図3の32b)
へのインデックス値をS/T点サービス管理テーブル
(図3の30dの位置)に設定する(同54)。
ーブル内のBチャネル用及びDチャネル用のプロファイ
ル種別のデータ(図3の30c,30e)に標準を設定
する(同51)。次に登録するのはユーザか(またはプ
ライベートISDNのポートから対公衆ISDNか)を
判断し(同52),ユーザの場合はBチャネル用標準プ
ロファイルとして,図3のプロファイル管理テーブル中
のユーザ・Bチャネル用標準プロファイル(図3の32
a)へのインデックス値をS/T点サービス管理テーブ
ル(図3の30dの位置)に設定する(同53)。対公
衆ISDNの場合は,Bチャネル用標準プロファイルと
して,プロファイル管理テーブル中の公衆ISDN・B
チャネル用標準プロファイルテーブル(図3の32b)
へのインデックス値をS/T点サービス管理テーブル
(図3の30dの位置)に設定する(同54)。
【0055】次に,を介して,図8の処理が行われ
る。すなわち,図5のステップ53の処理に続くの経
路の場合(ユーザについて登録する場合)は,図8のス
テップ81においてそのユーザが基本インタフェースか
否か判断する。ここで,イエスと判断されると,Dチャ
ネル用標準プロファイルとして,プロファイル管理テー
ブル(図3の31)中のユーザ・Dチャネル基本インタ
フェース用標準プロファイル(図3の32c)へのイン
デックス値をS/T点サービスデータ管理テーブル(図
3の30fの位置)に設定する(図8の82)。
る。すなわち,図5のステップ53の処理に続くの経
路の場合(ユーザについて登録する場合)は,図8のス
テップ81においてそのユーザが基本インタフェースか
否か判断する。ここで,イエスと判断されると,Dチャ
ネル用標準プロファイルとして,プロファイル管理テー
ブル(図3の31)中のユーザ・Dチャネル基本インタ
フェース用標準プロファイル(図3の32c)へのイン
デックス値をS/T点サービスデータ管理テーブル(図
3の30fの位置)に設定する(図8の82)。
【0056】ステップ81で,ノー(一次群インタフェ
ースの時)である場合は,ユーザ・Dチャネル一次群イ
ンタフェース用標準プロファイル(図3の32d)への
インデックス値をS/T点サービスデータ管理テーブル
(図3の30fの位置)へ設定する(図8の83)。
ースの時)である場合は,ユーザ・Dチャネル一次群イ
ンタフェース用標準プロファイル(図3の32d)への
インデックス値をS/T点サービスデータ管理テーブル
(図3の30fの位置)へ設定する(図8の83)。
【0057】また,上記図5のステップ54の処理に続
いての経路の場合(対公衆ISDNのプライベートI
SDNのポートについて登録する場合)は,図8のステ
ップ84で,そのポートが基本インタフェースか判断
し,イエスの場合,Dチャネル標準プロファイルとして
プロファイル管理テーブル中の公衆ISDN・Dチャネ
ル基本インタフェース用標準プロファイルテーブルへの
インデックス値をS/T点サービスデータ管理テーブル
へ設定し(図8の86),ノー(一次群インタフェー
ス)の場合は,公衆ISDN・Dチャネル一次群インタ
フェース用標準プロファイルテーブルへのインデックス
値をS/T点サービスデータ管理テーブルへ設定する
(図8の85)。この後,の経路により図5に戻り処
理を終了する。
いての経路の場合(対公衆ISDNのプライベートI
SDNのポートについて登録する場合)は,図8のステ
ップ84で,そのポートが基本インタフェースか判断
し,イエスの場合,Dチャネル標準プロファイルとして
プロファイル管理テーブル中の公衆ISDN・Dチャネ
ル基本インタフェース用標準プロファイルテーブルへの
インデックス値をS/T点サービスデータ管理テーブル
へ設定し(図8の86),ノー(一次群インタフェー
ス)の場合は,公衆ISDN・Dチャネル一次群インタ
フェース用標準プロファイルテーブルへのインデックス
値をS/T点サービスデータ管理テーブルへ設定する
(図8の85)。この後,の経路により図5に戻り処
理を終了する。
【0058】次にBチャネルまたはDチャネルにカスタ
マイズドプロファイルをS/T点が持ちたい場合,図6
に示すカスタマイズドプロファイルの登録時の処理フロ
ーが実行される。
マイズドプロファイルをS/T点が持ちたい場合,図6
に示すカスタマイズドプロファイルの登録時の処理フロ
ーが実行される。
【0059】最初に,保守・運用コマンドにより図3の
プロファイル管理テーブル31のカスタマイズドプロフ
ァイル33の空きエリアをハントし(図6の60),ハ
ントされないとコマンドをリジェクトし(同61,6
2),ハントされるとそのエリアのインデックス値(x
とする)を求める(同61,63)。次にコマンドで指
定されたリンクレベルパラメータ(カスタマイズド)を
ハントしたプロファイル管理テーブル31の空きエリア
に設定する(同64)。
プロファイル管理テーブル31のカスタマイズドプロフ
ァイル33の空きエリアをハントし(図6の60),ハ
ントされないとコマンドをリジェクトし(同61,6
2),ハントされるとそのエリアのインデックス値(x
とする)を求める(同61,63)。次にコマンドで指
定されたリンクレベルパラメータ(カスタマイズド)を
ハントしたプロファイル管理テーブル31の空きエリア
に設定する(同64)。
【0060】この後,そのカスタマイズドプロファイル
がBチャネルか判断し(同65),Bチャネルの場合
は,S/T点サービスデータ管理テーブル内のBチャネ
ル用プロファイル種別(図3の30cのデータ)にカス
タマイズドを設定し(同66),S/T点サービスデー
タ管理テーブル内にBチャネル用プロファイルデータイ
ンデックス値(x)を設定する(同67)。カスタマイ
ズドプロファイルがDチャネルの場合は,ステップ6
8,69においてS/T点サービスデータ管理テーブル
内のDチャネル用プロファイル種別にカスタマイズドを
設定し,Dチャネル用プロファイルデータインデックス
値(x)を設定する。
がBチャネルか判断し(同65),Bチャネルの場合
は,S/T点サービスデータ管理テーブル内のBチャネ
ル用プロファイル種別(図3の30cのデータ)にカス
タマイズドを設定し(同66),S/T点サービスデー
タ管理テーブル内にBチャネル用プロファイルデータイ
ンデックス値(x)を設定する(同67)。カスタマイ
ズドプロファイルがDチャネルの場合は,ステップ6
8,69においてS/T点サービスデータ管理テーブル
内のDチャネル用プロファイル種別にカスタマイズドを
設定し,Dチャネル用プロファイルデータインデックス
値(x)を設定する。
【0061】カスタマイズドプロファイルを保守・運用
コマンドにより削除したい場合は,図7及び図8に示す
処理フローにより実行される。最初に,カスタマイズド
プロファイルを削除するコマンドを投入すると,削除す
るのはBチャネル用カスタマイズドプロファイルか判断
し(図7の70),イエスの場合,S/T点番号のS/
T点サービスデータ管理テーブル(図3の30)からB
チャネル用プロファイルテーブルのインデックス値を求
め(同71),そのインデックス値に対応するプロファ
イル管理テーブルのカスタマイズドプロファイル33の
エリアをフリー(開放)する(同72)。
コマンドにより削除したい場合は,図7及び図8に示す
処理フローにより実行される。最初に,カスタマイズド
プロファイルを削除するコマンドを投入すると,削除す
るのはBチャネル用カスタマイズドプロファイルか判断
し(図7の70),イエスの場合,S/T点番号のS/
T点サービスデータ管理テーブル(図3の30)からB
チャネル用プロファイルテーブルのインデックス値を求
め(同71),そのインデックス値に対応するプロファ
イル管理テーブルのカスタマイズドプロファイル33の
エリアをフリー(開放)する(同72)。
【0062】次いで,S/T点サービスデータ管理テー
ブル内のBチャネル用プロファイル種別に標準を設定す
る(同73)。次いで,該S/T点はユーザか(または
プライベートISDNのポート)を判断し(同74),
ユーザの場合はBチャネル標準プロファイルとして,プ
ロファイル管理テーブル中のユーザ・Bチャネル用標準
プロファイルテーブルへのインデックス値をS/T点サ
ービスデータ管理テーブルへ設定する(同75)。ユー
ザで無い場合は,公衆ISDN・Bチャネル用標準プロ
ファイルテーブルへのインデックス値をS/T点サービ
スデータ管理テーブルへ設定する(同76)。
ブル内のBチャネル用プロファイル種別に標準を設定す
る(同73)。次いで,該S/T点はユーザか(または
プライベートISDNのポート)を判断し(同74),
ユーザの場合はBチャネル標準プロファイルとして,プ
ロファイル管理テーブル中のユーザ・Bチャネル用標準
プロファイルテーブルへのインデックス値をS/T点サ
ービスデータ管理テーブルへ設定する(同75)。ユー
ザで無い場合は,公衆ISDN・Bチャネル用標準プロ
ファイルテーブルへのインデックス値をS/T点サービ
スデータ管理テーブルへ設定する(同76)。
【0063】削除するのがDチャネルの場合,ステップ
77〜79において前記Bチャネルについての処理(7
1〜73)と同様の処理をDチャネル用について実行
し,ステップ80で該S/T点がユーザか判断し,ユー
ザの場合,ユーザで無い場合はにより,図8の処理
が実行され,上記図5の処理で説明したのと同様にユー
ザ・Dチャネル基本インタフェース用標準プロファイ
ル,ユーザ・Dチャネル一次群インタフェース用標準プ
ロファイル,公衆ISDN・Dチャネル一次群インタフ
ェース用標準プロファイル,公衆ISDN・Dチャネル
基本インタフェース用標準プロファイルへのインデック
ス値がS/T点サービスデータ管理テーブルに設定され
る。
77〜79において前記Bチャネルについての処理(7
1〜73)と同様の処理をDチャネル用について実行
し,ステップ80で該S/T点がユーザか判断し,ユー
ザの場合,ユーザで無い場合はにより,図8の処理
が実行され,上記図5の処理で説明したのと同様にユー
ザ・Dチャネル基本インタフェース用標準プロファイ
ル,ユーザ・Dチャネル一次群インタフェース用標準プ
ロファイル,公衆ISDN・Dチャネル一次群インタフ
ェース用標準プロファイル,公衆ISDN・Dチャネル
基本インタフェース用標準プロファイルへのインデック
ス値がS/T点サービスデータ管理テーブルに設定され
る。
【0064】
【発明の効果】本発明によればCCITT勧告X.31
ケースBの形態でのパケット交換サービスを提供するI
SDNにおいて,Bチャネル及びDチャネル用のパケッ
ト交換リンクパラメータ群を標準プロファイルとして備
えることにより,各S/T点毎に個別に各パラメータを
格納する場合に比べて網のリソースの有効利用を達成す
ることができる。
ケースBの形態でのパケット交換サービスを提供するI
SDNにおいて,Bチャネル及びDチャネル用のパケッ
ト交換リンクパラメータ群を標準プロファイルとして備
えることにより,各S/T点毎に個別に各パラメータを
格納する場合に比べて網のリソースの有効利用を達成す
ることができる。
【0065】また,上記標準プロファイル以外のリンク
パラメータをS/T点毎にカスタマイズドプロファイル
として提供可能であり,更にBチャネル用,Dチャネル
用として独立に保持することが可能であるからISDN
パケット交換のサービス性を向上させることができる。
パラメータをS/T点毎にカスタマイズドプロファイル
として提供可能であり,更にBチャネル用,Dチャネル
用として独立に保持することが可能であるからISDN
パケット交換のサービス性を向上させることができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例のシステム構成図である。
【図3】S/T点サービスデータ管理テーブル及びプロ
ファイル管理テーブルの構成図である。
ファイル管理テーブルの構成図である。
【図4】標準プロファイルの具体例である。
【図5】ISDNパケット交換サービスを提供するS/
T点登録時に標準プロファイルを決定する処理フローで
ある。
T点登録時に標準プロファイルを決定する処理フローで
ある。
【図6】カスタマイズドプロファイルの登録時の処理フ
ローである。
ローである。
【図7】カスタマイズドプロファイルを削除時の処理フ
ローである。
ローである。
【図8】図5及び図7に共通の処理フローである。
【図9】ISDNのパケット通信(X.31ケースB)
の説明図である。
の説明図である。
【図10】従来例の問題点1を説明するためのISDN
交換機の構成図を示す図である。
交換機の構成図を示す図である。
【図11】従来例の問題点2の説明図である。
【図12】従来例の問題点3の説明図である。
1 各S/T点 2 プライベートISDN 2−1 主記憶装置 2−2 ディスク制御装置 3 パケット交換サービス用の種別に応じた標準
プロファイル 4 カスタマイズドプロファイル 5 公衆ISDN
プロファイル 4 カスタマイズドプロファイル 5 公衆ISDN
Claims (5)
- 【請求項1】 Bチャネル及びDチャネルによりパケッ
ト通信を提供するISDNパケット交換サービスにおけ
るリンクレベルパラメータの管理方式において, ISDN交換機にBチャネル及びDチャネル用のパケッ
ト交換用リンクレベルパラメータ群を標準プロファイル
として保持し, パケット交換サービスを提供する端末のS/T点の登録
時にインタフェース種別等の情報に基づいて該当S/点
毎の標準プロファイルを求めることを特徴とするISD
Nパケット交換サービスにおけるリンクレベルパラメー
タの管理方式。 - 【請求項2】 請求項1において, 標準プロファイル以外のリンクレベルパラメータをS/
T点毎にカスタマイズドプロファイルとして設けること
を特徴とするISDNパケット交換サービスにおけるリ
ンクレベルパラメータの管理方式。 - 【請求項3】 Bチャネル及びDチャネルによりパケッ
ト通信を提供するISDNパケット交換サービスにおけ
るリンクレベルパラメータの管理方式において, 各ユーザのS/T点毎にインタフェース種別等の情報と
共に各種別に対応する標準プロファイルの格納位置を表
すインデックス値が格納されたS/T点サービスデータ
管理テーブルと, 各S/T点に対して共通に使用する各種別の標準プロフ
ァイルが格納されたプロファイル管理テーブルとを備
え, コマンドでISDNパケット項サービス提供するS/T
点の登録時にインタフェース種別等の情報から標準プロ
ファイルを求めることを特徴とするISDNパケット交
換サービスにおけるリンクレベルパラメータの管理方
式。 - 【請求項4】 請求項3において, 前記S/T点サービスデータ管理テーブルに,パラメー
タとして標準プロファイル以外のカスタマイズドプロフ
ァイルを使用するS/T点に対して,カスタマイズドの
種別を設定すると共にカスタマイズドプロファイルのイ
ンデックス値を設定し, 前記プロファイル管理テーブルの前記インデックス値で
示す位置に対応するカスタマイズドプロファイルを格納
することにより,標準プロファイルからカスタマイズド
プロファイルに切り替わることを特徴とするISDNパ
ケット交換サービスにおけるリンクレベルパラメータの
管理方式。 - 【請求項5】 請求項4において, S/T点に対してコマンドでカスタマイズドプロファイ
ルを削除すると,インタフェース種別等の情報から標準
プロファイルを求め,該標準プロファイルに切り替わる
ことを特徴とするISDNパケット交換サービスにおけ
るリンクレベルパラメータの管理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3250624A JPH0591141A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | Isdnパケツト交換サービスにおけるリンクレベルパラメータの管理方式。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3250624A JPH0591141A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | Isdnパケツト交換サービスにおけるリンクレベルパラメータの管理方式。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591141A true JPH0591141A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17210626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3250624A Withdrawn JPH0591141A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | Isdnパケツト交換サービスにおけるリンクレベルパラメータの管理方式。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0591141A (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP3250624A patent/JPH0591141A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |