JPH0591060A - 光通信ネツトワーク - Google Patents
光通信ネツトワークInfo
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- JPH0591060A JPH0591060A JP4070386A JP7038692A JPH0591060A JP H0591060 A JPH0591060 A JP H0591060A JP 4070386 A JP4070386 A JP 4070386A JP 7038692 A JP7038692 A JP 7038692A JP H0591060 A JPH0591060 A JP H0591060A
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- JP
- Japan
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- communication network
- delay
- optical
- data
- optical communication
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B10/00—Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
- H04B10/50—Transmitters
- H04B10/516—Details of coding or modulation
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J14/00—Optical multiplex systems
- H04J14/002—Coherencemultiplexing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 データ送信器(E1、E2、E3、E4)及
びデータ受信器(R1、R2、R3、R4)を各々備え
る複数のステーション(S1、S2、S3、S4)と、
通信ネットワーク制御手段(26)とを備え、それらのステ
ーションが光信号伝送媒体(22、24) によって互いに接
続されている光通信ネットワークである。各ステーショ
ンは、上記送信器に、固定の主遅延とその固定の主遅延
よりかなり小さい可変の変調遅延とを含む光学的遅延に
よる変調をするデータエンコード手段 (10、12、14) を
備え、上記受信器に、固定の主光学的遅延の復調をする
データデコード手段 (16、18、20) を備える。 【効果】 専用通信ネットワークに適用される。
びデータ受信器(R1、R2、R3、R4)を各々備え
る複数のステーション(S1、S2、S3、S4)と、
通信ネットワーク制御手段(26)とを備え、それらのステ
ーションが光信号伝送媒体(22、24) によって互いに接
続されている光通信ネットワークである。各ステーショ
ンは、上記送信器に、固定の主遅延とその固定の主遅延
よりかなり小さい可変の変調遅延とを含む光学的遅延に
よる変調をするデータエンコード手段 (10、12、14) を
備え、上記受信器に、固定の主光学的遅延の復調をする
データデコード手段 (16、18、20) を備える。 【効果】 専用通信ネットワークに適用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信ネットワーク、
特に、専用通信ネットワークの光通信ネットワークに関
するものである。
特に、専用通信ネットワークの光通信ネットワークに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】専用通信ネットワークによって、同一の
建造物内に、または、より広範に複数の建造物間で、デ
ータを循環させることができる。これらの建造物は、例
えば、銀行の各支店、または、工場の様々な室等であ
る。デジタルコード化されたデータが、送受信器を備え
且つ建造物内に分散配置さたステーション間を循環す
る。データの伝送媒体は、光ファイバであり、その光フ
ァイバ内の伝送チャネルは特定の波長に対応する。各光
ファイバによって、波長の異なる複数の光ビームを多重
伝播することができる。そのような光通信ネットワーク
は公知であり、例として、 エーティティ ベルコア
(ATT-Bellcore) 社によって開発されたラムダネット(L
ambdanet) という名称の通信ネットワーク、または、サ
ントル ナショナル デチュード デ テレコミュニカ
シォン(Centre National d'Etude des Telecommunicati
on) (CNET)によって開発されたマルチコロール(M
ulticolore) 通信ネットワークが挙げられる。
建造物内に、または、より広範に複数の建造物間で、デ
ータを循環させることができる。これらの建造物は、例
えば、銀行の各支店、または、工場の様々な室等であ
る。デジタルコード化されたデータが、送受信器を備え
且つ建造物内に分散配置さたステーション間を循環す
る。データの伝送媒体は、光ファイバであり、その光フ
ァイバ内の伝送チャネルは特定の波長に対応する。各光
ファイバによって、波長の異なる複数の光ビームを多重
伝播することができる。そのような光通信ネットワーク
は公知であり、例として、 エーティティ ベルコア
(ATT-Bellcore) 社によって開発されたラムダネット(L
ambdanet) という名称の通信ネットワーク、または、サ
ントル ナショナル デチュード デ テレコミュニカ
シォン(Centre National d'Etude des Telecommunicati
on) (CNET)によって開発されたマルチコロール(M
ulticolore) 通信ネットワークが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする問題】本発明は、光多重化で
はなく、コヒーレンス変調、または、言い換えれば、デ
ータ担持媒体である光ビームのコヒーレンス時間より長
い時間によって変調された光学的遅延の導入を利用する
別の型の、専用通信ネットワークに関するものである。
コヒーレンス変調は、それ自体公知であり、フランス国
特許第 2,608,869号に記載されている。コード化するデ
ータのビットを示す可変の変調遅延を加えられる、光ビ
ームのコヒーレンス時間より大きい主遅延によって光ビ
ームの一部分を遅延させて、データをコード化する。可
変の遅延は、もちろん、固定の遅延に比較してかなり小
さく、従って、コヒーレンス時間より小さい。データを
デコードするために、光ビームの一部分を前もって同じ
主遅延で遅延させることによって、光ビームの部分間に
干渉を生じさせる。可変の遅延、即ち、コード化された
データのビットの変化に対応する強度の変調が得られ
る。コヒーレンス変調を使用する専用通信ネットワーク
の利点は、同一媒体で、複数の搬送波(各搬送波は所定
の主遅延に対応する)を使用することができる一方、受
信においては各チャネルを確実に完全に分離できること
である。
はなく、コヒーレンス変調、または、言い換えれば、デ
ータ担持媒体である光ビームのコヒーレンス時間より長
い時間によって変調された光学的遅延の導入を利用する
別の型の、専用通信ネットワークに関するものである。
コヒーレンス変調は、それ自体公知であり、フランス国
特許第 2,608,869号に記載されている。コード化するデ
ータのビットを示す可変の変調遅延を加えられる、光ビ
ームのコヒーレンス時間より大きい主遅延によって光ビ
ームの一部分を遅延させて、データをコード化する。可
変の遅延は、もちろん、固定の遅延に比較してかなり小
さく、従って、コヒーレンス時間より小さい。データを
デコードするために、光ビームの一部分を前もって同じ
主遅延で遅延させることによって、光ビームの部分間に
干渉を生じさせる。可変の遅延、即ち、コード化された
データのビットの変化に対応する強度の変調が得られ
る。コヒーレンス変調を使用する専用通信ネットワーク
の利点は、同一媒体で、複数の搬送波(各搬送波は所定
の主遅延に対応する)を使用することができる一方、受
信においては各チャネルを確実に完全に分離できること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】より正確には、本発明
は、データ送信器及びデータ受信器を各々備える複数の
ステーションと、通信ネットワーク制御手段とを備え、
それらのステーションが光信号伝送媒体によって互いに
接続されている光通信ネットワークに関するものであ
る。各ステーションは、送信器に、固定の主遅延とその
固定の主遅延より小さい可変の変調遅延を備える光学的
遅延による変調をするデータエンコード手段を備え、受
信器に、固定の主光学的遅延による復調をよるデータデ
コード手段を備え、これらの固定の主遅延の少なくとも
1つは調節可能ないし調整可能、すなわち、ランダムに
変更可能であることを特徴とする。本発明のその他特徴
及び利点は、添付図面を参照して行う以下の説明によっ
てより明らかになろう。但し以下の説明は本発明を何等
限定するものではない。
は、データ送信器及びデータ受信器を各々備える複数の
ステーションと、通信ネットワーク制御手段とを備え、
それらのステーションが光信号伝送媒体によって互いに
接続されている光通信ネットワークに関するものであ
る。各ステーションは、送信器に、固定の主遅延とその
固定の主遅延より小さい可変の変調遅延を備える光学的
遅延による変調をするデータエンコード手段を備え、受
信器に、固定の主光学的遅延による復調をよるデータデ
コード手段を備え、これらの固定の主遅延の少なくとも
1つは調節可能ないし調整可能、すなわち、ランダムに
変更可能であることを特徴とする。本発明のその他特徴
及び利点は、添付図面を参照して行う以下の説明によっ
てより明らかになろう。但し以下の説明は本発明を何等
限定するものではない。
【0005】
【実施例】一般的には、光通信ネットワークは、データ
送信器とデータ受信器とを各々備える複数のステーショ
ンを備える。本発明においては、データは、光ビームを
出力する光源のコヒーレンス時間より長い光学的遅延変
調によってコード化された光信号の形態で伝送される。
図1を参照して、本発明による通信ネットワークを説明
する。記載を単純化するために、非限定的な実施例とし
て、図1に図示した通信ネットワークの例は、参照番号
S1、S2、S3、S4の4つのステーションしか備え
ていない。ステーションS1、S2、S3、S4は、各
々、送信器E1、E2、E3、E4と受信器R1、R
2、R3、R4を備える。ステーションS1だけを詳細
に図示したが、他のステーションは同一の構造を有す
る。送信器は、ユーザと装置の残りの部分との間のイン
ターフェースとして働く手段10、光源12及び変調器14を
備える。手段10は、通信ネットワーク上に伝送すべきデ
ータに対応する変調信号を出力する。これは、例えば、
コンピュータ端末である。光源12は、データを担持する
光信号を出力する。これは、エレクトロルミネセンスま
たはスーパールミネセンスレーザダイオードとすること
ができる。光信号は、手段10から出力された変調信号に
よって制御される変調器14の入力に送られる。この変調
器14によって、光源12のコヒーレンスより長い固定の主
光学的遅延と、変調に対応する可変の遅延とによって構
成された光学的遅延を導入することができる。可変の遅
延は固定の遅延に比較してかなり小さく、従って、光の
強度の変調が変調器14の出力に現れることはない。変調
器14は、電気、音響、磁気または弾性光学変調器であ
る。変調は、また、機械的効果または干渉作用によって
誘導される。各受信器は、光学的遅延の復調によるデー
タのデコード手段を備える。詳細に図示したステーショ
ンS1の場合に見られるように、受信器は、データに対
応する電気信号を出力する光検出器18に接続された復調
器16を備える。復調器によって、変調器によって導入さ
れた主遅延を回復することができる。光の強度は、送信
に導入された変調に対応して変調されるので、このよう
にして、干渉が生じる。データ供給手段20は、検出器18
の出力に接続されており、検出器18によって出力された
電気信号を表示する手段を備える。データ供給手段20
は、例えば、ディスプレイスクリーンである。復調器16
には、変調器と同様に、様々な種類がある。例えば、前
記のフランス国特許第2,608,809 号に変調器及び復調器
の構造についてより詳細な実施例が記載されている。各
送信器は、光信号伝送媒体、すなわち、「パッシブ星形
接続」カプラ24によって相互接続された単一モードまた
は多重モードの光ファイバ22によって他のステーション
の受信器に接続されている。このようなカプラは、例え
ば、グールド(GOULD) 社によって1270/1600 4×4また
は8×8として市販されている。
送信器とデータ受信器とを各々備える複数のステーショ
ンを備える。本発明においては、データは、光ビームを
出力する光源のコヒーレンス時間より長い光学的遅延変
調によってコード化された光信号の形態で伝送される。
図1を参照して、本発明による通信ネットワークを説明
する。記載を単純化するために、非限定的な実施例とし
て、図1に図示した通信ネットワークの例は、参照番号
S1、S2、S3、S4の4つのステーションしか備え
ていない。ステーションS1、S2、S3、S4は、各
々、送信器E1、E2、E3、E4と受信器R1、R
2、R3、R4を備える。ステーションS1だけを詳細
に図示したが、他のステーションは同一の構造を有す
る。送信器は、ユーザと装置の残りの部分との間のイン
ターフェースとして働く手段10、光源12及び変調器14を
備える。手段10は、通信ネットワーク上に伝送すべきデ
ータに対応する変調信号を出力する。これは、例えば、
コンピュータ端末である。光源12は、データを担持する
光信号を出力する。これは、エレクトロルミネセンスま
たはスーパールミネセンスレーザダイオードとすること
ができる。光信号は、手段10から出力された変調信号に
よって制御される変調器14の入力に送られる。この変調
器14によって、光源12のコヒーレンスより長い固定の主
光学的遅延と、変調に対応する可変の遅延とによって構
成された光学的遅延を導入することができる。可変の遅
延は固定の遅延に比較してかなり小さく、従って、光の
強度の変調が変調器14の出力に現れることはない。変調
器14は、電気、音響、磁気または弾性光学変調器であ
る。変調は、また、機械的効果または干渉作用によって
誘導される。各受信器は、光学的遅延の復調によるデー
タのデコード手段を備える。詳細に図示したステーショ
ンS1の場合に見られるように、受信器は、データに対
応する電気信号を出力する光検出器18に接続された復調
器16を備える。復調器によって、変調器によって導入さ
れた主遅延を回復することができる。光の強度は、送信
に導入された変調に対応して変調されるので、このよう
にして、干渉が生じる。データ供給手段20は、検出器18
の出力に接続されており、検出器18によって出力された
電気信号を表示する手段を備える。データ供給手段20
は、例えば、ディスプレイスクリーンである。復調器16
には、変調器と同様に、様々な種類がある。例えば、前
記のフランス国特許第2,608,809 号に変調器及び復調器
の構造についてより詳細な実施例が記載されている。各
送信器は、光信号伝送媒体、すなわち、「パッシブ星形
接続」カプラ24によって相互接続された単一モードまた
は多重モードの光ファイバ22によって他のステーション
の受信器に接続されている。このようなカプラは、例え
ば、グールド(GOULD) 社によって1270/1600 4×4また
は8×8として市販されている。
【0006】図1に図示した実施例では、遅延の変調は
並行に実施される。この基本アーキテクチャに基づい
て、特定の主遅延が各ステーションに割り当てられてい
るか、または、特定の主遅延が通信ネットワーク上でア
クセスできるサービスの各種類に割り当てられているか
に応じて様々な構成が可能である。特定の主遅延が各ス
テーションに割り当てられている時、ステーションへの
アドレス指定は、そのステーションに割り当てられた遅
延の選択によって実施される。このため、以下の3つの
ケースを区別することができる:ケース1では、受信器
に割り当てられている遅延は調整できるが、各送信器に
は調整できない固定の主遅延が割り当てられている。こ
の時、全ステーションにメッセージを同時に送ることが
できるが、その送信には秘密性が全くない。ケース2で
は、各送信器に割り当てられた遅延は調整できるが、受
信器に割り当てられた遅延は調整できない。この場合、
使用される送信器は、受信ステーションに同調してお
り、伝送されたデータはそのステーションによってのみ
受信される。従って、秘密性が保証される。その代わ
り、全ステーションにメッセージを同時に伝送するに
は、使用する送信器が、連続して全ステーションに同調
してデータを反復送信することが必要である。ケース3
では、送信器及び受信器に割り当てられた遅延が調節で
きる。このアーキテクチャによって柔軟性がより大きい
制御を提供することができ、それによって、ユーザによ
る通信ネットワーク占有率を考慮して、設定した遅延数
より大きい数のステーションを備える通信ネットワーク
を構想することができる。どのアーキテクチャを使用し
ても、各ステーションに接続された制御または管理手段
26によって、各場合に、送信器及び/または受信器に遅
延を割り当てることができる。そのような制御手段26
は、主に、適切にプログラミングされたプロセッサによ
って構成されている。制御手段26は、また、ステーショ
ン間のデータ通信モードを制御する。関係する送信器と
受信器間で、連続接続が通信の初めに設定され、この通
信時間中維持される「回路」モードでの通信と、各送信
器からのデータが集積される一方、所定の期間のパケッ
トで二次分割され、各送信器からのパケットが通信ネッ
トワークに送信される「パケット」モードでの通信に分
けることができる。特定の主遅延が通信ネットワーク上
でアクセスできる各種のサービスに割り当てられている
時、同一の物理的媒体に複数の相互通信ネットワークを
配置する。1つのサービスに関係する1つの主遅延は、
このサービスにアクセスするためのステーションの送信
器及び受信器に割り当てられている。これらのステーシ
ョンは、例えば、「トークン」型または制御手段26によ
って制御される「衝突検出」型の従来のプロトコルを使
用して、相互に対話する。
並行に実施される。この基本アーキテクチャに基づい
て、特定の主遅延が各ステーションに割り当てられてい
るか、または、特定の主遅延が通信ネットワーク上でア
クセスできるサービスの各種類に割り当てられているか
に応じて様々な構成が可能である。特定の主遅延が各ス
テーションに割り当てられている時、ステーションへの
アドレス指定は、そのステーションに割り当てられた遅
延の選択によって実施される。このため、以下の3つの
ケースを区別することができる:ケース1では、受信器
に割り当てられている遅延は調整できるが、各送信器に
は調整できない固定の主遅延が割り当てられている。こ
の時、全ステーションにメッセージを同時に送ることが
できるが、その送信には秘密性が全くない。ケース2で
は、各送信器に割り当てられた遅延は調整できるが、受
信器に割り当てられた遅延は調整できない。この場合、
使用される送信器は、受信ステーションに同調してお
り、伝送されたデータはそのステーションによってのみ
受信される。従って、秘密性が保証される。その代わ
り、全ステーションにメッセージを同時に伝送するに
は、使用する送信器が、連続して全ステーションに同調
してデータを反復送信することが必要である。ケース3
では、送信器及び受信器に割り当てられた遅延が調節で
きる。このアーキテクチャによって柔軟性がより大きい
制御を提供することができ、それによって、ユーザによ
る通信ネットワーク占有率を考慮して、設定した遅延数
より大きい数のステーションを備える通信ネットワーク
を構想することができる。どのアーキテクチャを使用し
ても、各ステーションに接続された制御または管理手段
26によって、各場合に、送信器及び/または受信器に遅
延を割り当てることができる。そのような制御手段26
は、主に、適切にプログラミングされたプロセッサによ
って構成されている。制御手段26は、また、ステーショ
ン間のデータ通信モードを制御する。関係する送信器と
受信器間で、連続接続が通信の初めに設定され、この通
信時間中維持される「回路」モードでの通信と、各送信
器からのデータが集積される一方、所定の期間のパケッ
トで二次分割され、各送信器からのパケットが通信ネッ
トワークに送信される「パケット」モードでの通信に分
けることができる。特定の主遅延が通信ネットワーク上
でアクセスできる各種のサービスに割り当てられている
時、同一の物理的媒体に複数の相互通信ネットワークを
配置する。1つのサービスに関係する1つの主遅延は、
このサービスにアクセスするためのステーションの送信
器及び受信器に割り当てられている。これらのステーシ
ョンは、例えば、「トークン」型または制御手段26によ
って制御される「衝突検出」型の従来のプロトコルを使
用して、相互に対話する。
【0007】図2は、本発明による通信ネットワークの
別の実施例の概略図である。特に詳細に図示したステー
ションS1から分かるように、ステーションは、上記の
ものとほとんど同じ構造を有する。従って、図1と同一
の手段には、同一の参照番号を付した。図2の通信ネッ
トワークは、「直列」型である。すなわち、光源12は、
全ステーションS1、S2、・・・、Sn(nはステー
ションの数を示す)で共用である。この光源12は、光フ
ァイバ12によって伝播する光ビームを供給する。この光
ファイバ22は、各送信器に、及び、特に、各変調器14の
入力及び出力に接続されている。光ファイバの出力区間
23は、ファイバ22と復調器16の入力の受信器との間に接
続されている。あらゆる光通信ネットワークのように、
光ビームが変調器を通過した後増幅が必要なことがあ
る。この実施例では、場合によっては送信器の出力に接
続される光増幅器28を図示した。この実施例では、特定
の主遅延が各送信器に割り当てられる。このアーキテク
チャの利点は、光源を1つしか備えていないことであ
る。従って、その保守が容易である。
別の実施例の概略図である。特に詳細に図示したステー
ションS1から分かるように、ステーションは、上記の
ものとほとんど同じ構造を有する。従って、図1と同一
の手段には、同一の参照番号を付した。図2の通信ネッ
トワークは、「直列」型である。すなわち、光源12は、
全ステーションS1、S2、・・・、Sn(nはステー
ションの数を示す)で共用である。この光源12は、光フ
ァイバ12によって伝播する光ビームを供給する。この光
ファイバ22は、各送信器に、及び、特に、各変調器14の
入力及び出力に接続されている。光ファイバの出力区間
23は、ファイバ22と復調器16の入力の受信器との間に接
続されている。あらゆる光通信ネットワークのように、
光ビームが変調器を通過した後増幅が必要なことがあ
る。この実施例では、場合によっては送信器の出力に接
続される光増幅器28を図示した。この実施例では、特定
の主遅延が各送信器に割り当てられる。このアーキテク
チャの利点は、光源を1つしか備えていないことであ
る。従って、その保守が容易である。
【0008】図3は、本発明の通信ネットワークのまた
別の実施例の概略図である。この通信ネットワークは、
混合アーキテクチャを有する。すなわち、ステーション
S1、S2、S3(図示した実施例では、図面を単純に
するために数を3にしたが、それに限定されるものでは
ない)は、送信器E1、E2、E3を備え、これらの送
信器は各々、光ファイバ22によって、例えば、グールド
(GOULD) 社によって1270/1600 WICの名称で市販さ
れている1×8型のカプラ30の入力に接続されている。
従って、送信は、図1に図示した実施例と同様の方法で
組織化されている。カプラ30は、光ファイバ22からの光
信号を出力区間33に接続された出力ファイバ32に出力す
る。出力区間33は、各々、受信器R1、R2、R3の1
つに接続されている。従って、受信は、図2に図示した
実施例と同じ方法で組織化されている。送信時の遅延の
並行多重化によって、同一の主遅延で、複数のステーシ
ョンを作動させることができる。
別の実施例の概略図である。この通信ネットワークは、
混合アーキテクチャを有する。すなわち、ステーション
S1、S2、S3(図示した実施例では、図面を単純に
するために数を3にしたが、それに限定されるものでは
ない)は、送信器E1、E2、E3を備え、これらの送
信器は各々、光ファイバ22によって、例えば、グールド
(GOULD) 社によって1270/1600 WICの名称で市販さ
れている1×8型のカプラ30の入力に接続されている。
従って、送信は、図1に図示した実施例と同様の方法で
組織化されている。カプラ30は、光ファイバ22からの光
信号を出力区間33に接続された出力ファイバ32に出力す
る。出力区間33は、各々、受信器R1、R2、R3の1
つに接続されている。従って、受信は、図2に図示した
実施例と同じ方法で組織化されている。送信時の遅延の
並行多重化によって、同一の主遅延で、複数のステーシ
ョンを作動させることができる。
【0009】図4は、また、図1及び図2に図示した実
施例に基づく混合アーキテクチャである、本発明による
通信ネットワークのまた別の実施例の概略図である。図
2の実施例で記載したように、光源12は光ファイバ34の
入力に光ビームを放射する。この光ファイバ34は、ステ
ーションS1、S2、・・・、Sn(nはステーション
の数を示す)の送信器を直列接続する。光ファイバ34
は、1×4型カプラ36の入力に接続されている。カプラ
36は複数の出力を有し、その出力は各々光ファイバ38に
よって受信器の入力に接続されている。従って、ここで
は、送信は、図2に図示した実施例と同様に組織化され
ているが、受信は図1に図示した実施例と同様に組織化
されている。各実施例では、制御手段26によって、ステ
ーション間の通信プロトコル(例えば、「トークン」型
または「衝突検出型」)とデータ伝送モード(例えば、
「回路モードと「パケット」モード)を実現することが
できる。また、本発明によると、N個のステーションを
備え、N1のステーションは固定の主遅延が調整できる
送信器を備え、N2のステーションは固定の主遅延が調
整できる受信器を備え、N3のステーションの固定の主
遅延は受信器及び送信器で調整でき、但し、N=N1+
N2+N3であり、N1、N2及びN3の数の1つが0
であることがある通信ネットワークを実現することがで
きる。
施例に基づく混合アーキテクチャである、本発明による
通信ネットワークのまた別の実施例の概略図である。図
2の実施例で記載したように、光源12は光ファイバ34の
入力に光ビームを放射する。この光ファイバ34は、ステ
ーションS1、S2、・・・、Sn(nはステーション
の数を示す)の送信器を直列接続する。光ファイバ34
は、1×4型カプラ36の入力に接続されている。カプラ
36は複数の出力を有し、その出力は各々光ファイバ38に
よって受信器の入力に接続されている。従って、ここで
は、送信は、図2に図示した実施例と同様に組織化され
ているが、受信は図1に図示した実施例と同様に組織化
されている。各実施例では、制御手段26によって、ステ
ーション間の通信プロトコル(例えば、「トークン」型
または「衝突検出型」)とデータ伝送モード(例えば、
「回路モードと「パケット」モード)を実現することが
できる。また、本発明によると、N個のステーションを
備え、N1のステーションは固定の主遅延が調整できる
送信器を備え、N2のステーションは固定の主遅延が調
整できる受信器を備え、N3のステーションの固定の主
遅延は受信器及び送信器で調整でき、但し、N=N1+
N2+N3であり、N1、N2及びN3の数の1つが0
であることがある通信ネットワークを実現することがで
きる。
【図1】 本発明による光通信ネットワークの第1の実
施例の概略図。
施例の概略図。
【図2】 本発明による光通信ネットワークの第2の実
施例の概略図。
施例の概略図。
【図3】 本発明による光通信ネットワークの第3の実
施例の概略図。
施例の概略図。
【図4】 本発明による光通信ネットワークの第4の実
施例の概略図。
施例の概略図。
S1、S2、S3、S4 ステーション E1、E2、E3、E4 送信器 R1、R2、R3、R4 受信器 10 インターフェース手段 12 光源 14 変調器 16 復調器 18 検出器 20 データ出力手段 22 光ファイバ 23 出力区間 24 カプラ 26 制御手段 28 光増幅器 30 カプラ 33 出力区間 34 光ファイバ
フロントページの続き (71)出願人 591237135 フランス テレコム エタブリスマン オ ートノンドウ ドロワ ピユーブリツク (サントル ナシオナル デチユード デ テレコミユニカシオン) FRANCE TELECOM ETAB LISSEMENT AUTONOME DE DROIT PUBLIC (CE NTRE NATIONAL D´ETU DES DES TELECOMMUNI CATIONS) フランス国 92131 イシー レ ムリノ ー リユ デユ ジエネラル ルクレール 38/40 (72)発明者 フイリツプ ギニヤール フランス国 22560 プリユミユール ボ ドー ル ドツセン (番地なし) (72)発明者 アンドレ アメル フランス国 22300 ランニヨン リユ デユ ムートン ブラン 6
Claims (8)
- 【請求項1】 データ送信器(E1、E2、E3、E
4)及びデータ受信器(R1、R2、R3、R4)を各
々備える複数のステーション(S1、S2、S3、S
4)と、ネットワーク制御手段(26)とを備え、それらの
ステーションが光信号伝送媒体(22、24) によって互い
に接続されている光通信ネットワークであって、各ステ
ーションは、上記送信器に、固定の主遅延とその固定の
主遅延よりかなり小さい可変の変調遅延とを含む光学的
遅延による変調をするデータエンコード手段 (10、12、
14) を備え、上記受信器に、固定の主光学的遅延による
復調をするデータデコード手段(16、18、20) を備え、
固定の主遅延の少なくとも1つはランダムに変更可能で
あることを特徴とする光通信ネットワーク。 - 【請求項2】 上記の複数のエンコード手段(10、12、
14) 及び上記の複数のデコード手段 (16、18、20) は、
同一の固定の主遅延を有することを特徴とする請求項1
に記載の光通信ネットワーク。 - 【請求項3】 上記の各送信器(E1、E2、E3、E
4)は、光源(12)を備えることを特徴とする請求項1に
記載の光通信ネットワーク。 - 【請求項4】 光源(12)は、複数の送信器(E1、E
2、E3、E4)に共通であることを特徴とする請求項
1に記載の光通信ネットワーク。 - 【請求項5】 上記送信器の入力及び上記受信器の出力
に接続されたカプラ(24、30、36) を備えることを特徴
とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。 - 【請求項6】 上記の各送信器(E1、E2、E3、E
4)に関する固定の主遅延は、ランダムに変更できるこ
とを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。 - 【請求項7】 上記の各受信器(R1、R2、R3、R
4)に関する固定の主遅延は、ランダムに変更できるこ
とを特徴とする請求項1に記載の光通信ネットワーク。 - 【請求項8】 上記の各送信器及び各受信器に関する固
定の主遅延は、ランダムに変更できることを特徴とする
請求項1に記載の光通信ネットワーク。
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1994
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EP0500452A1 (fr) | 1992-08-26 |
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