JPH0590343U - 定流量ガスサンプリング装置における着脱式サンプリング用ベンチュリ管 - Google Patents

定流量ガスサンプリング装置における着脱式サンプリング用ベンチュリ管

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JPH0590343U
JPH0590343U JP3681692U JP3681692U JPH0590343U JP H0590343 U JPH0590343 U JP H0590343U JP 3681692 U JP3681692 U JP 3681692U JP 3681692 U JP3681692 U JP 3681692U JP H0590343 U JPH0590343 U JP H0590343U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サンプリングの流量を容易に変えることがで
き、かつベンチュリ管のクリーニング作業が容易で定流
量ガスサンプリング装置の信頼性を向上させることので
きる着脱式サンプリング用ベンチュリ管を提供する。 【構成】希釈されたサンプルガスが導入される導管14内
に開口11を臨ませてサンプルガス採取管2が設けられ、
その開口11の内周面における外側部位に嵌合面12が、内
側部位に雌螺子13がそれぞれ形成される一方、ベンチュ
リ管1の一端にフランジ6を形成し、そのフランジ6の
外周面にすべり止め加工7を施すとともに、その内側の
外周面に穿設した周溝8にOリング9を被嵌させ、さら
にその内側の外周面に雄螺子10を刻設し、そのベンチュ
リ管1を前記サンプルガス採取管2の開口11に着脱自在
に嵌装させるようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は定流量ガスサンプリング装置における着脱式サンプリング用ベンチュ リ管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車用エンジンからの排ガス中に含まれる成分を測定するためには、 従来、定流量ガスサンプリング装置が用いられることが多い。これは、空気で希 釈されたサンプルガスを定流量制御手段で導管内に導入し、その導管内に開口を 臨ませるように配設したサンプルガス採取管から一定流量で希釈サンプルガスを 採取するようにしたもので、通常、その定流量制御手段にはベンチュリ管が用い られ、また導管内に配設されたサンプルガス採取管の開口にもサンプリング用の ベンチュリ管が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したような定流量ガスサンプリング装置では、前記サンプルガス採取管の 開口にベンチュリ管が嵌め込まれてその周部が溶接されることにより固定されて いた。そのため、サンプリングの流量を変えるのが容易でなく、また、そのベン チュリ管のクリーニング作業も容易でないという難点があり、定流量ガスサンプ リング装置の信頼性を維持するのが容易でなかった。
【0004】 本考案はこのような実情に鑑みてなされ、サンプリングの流量を容易に変える ことができ、かつベンチュリ管のクリーニング作業が容易で定流量ガスサンプリ ング装置の信頼性を向上させることのできる着脱式サンプリング用ベンチュリ管 を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。 すなわち、空気で希釈されたサンプルガスを一定流量サンプリングするように した定流量ガスサンプリング装置における着脱式サンプリング用ベンチュリ管に あって、希釈されたサンプリングガスを導入する導管内に開口を臨ませてサンプ ルガス採取管が設けられ、その開口の内周面における外側部位に嵌合面が、内側 部位に雌螺子がそれぞれ形成される一方、ベンチュリ管の一端にフランジを形成 し、そのフランジの外周面にすべり止め加工を施すとともに、その内側の外周面 に穿設した周溝にOリングを被嵌させ、さらにその内側の外周面に雄螺子を刻設 し、前記ベンチュリ管を前記サンプルガス採取管の開口に着脱自在に嵌装させる ようにしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】
ベンチュリ管の雄螺子をサンプルガス採取管の開口に形成された雌螺子に螺合 させるとOリングがサンプルガス採取管の嵌合面に密接して充分なシールが施さ れた状態でそのベンチュリ管をサンプルガス採取管の開口に固定することができ る。そのベンチュリ管を取り外すにはサンプルガス採取管との螺合を解除すれば よい。
【0007】 ベンチュリ管の取り付けまたは取り外しのいずれの作業においてもその一端に 形成されているフランジに形成したすべり止めによって螺子の締め付け作業およ びゆるめ作業を容易かつ確実におこなうことができる。
【0008】
【実施例】
以下に本考案の着脱式サンプリング用ベンチュリ管の一実施例を図面に基づい て詳細に説明する。 図1は、着脱式サンプリング用ベンチュリ管1およびそのベンチュリ管1が取 り付けられるサンプルガス採取管2の部分破断側面図で、そのベンチュリ管1の 内部には一端側から他端側に向けて漏斗状に形成された導入部3、スロート部4 、および末広がり状に形成された圧力回復部5が形成されており、その一端側に はフランジ6が形成され、その外周面にすべり止め加工としてのローレット溝7 が刻設され、その内側の外周面には周溝8が形成され、その周溝8にOリング9 が被嵌され、かつそのOリング9と間隔をおいて他端側に向けて雄螺子10が刻設 形成されている。
【0009】 一方、そのベンチュリ管1が取り付けられるサンプルガス採取管2の開口11の 内周面における外側部位にはベンチュリ管1のOリング9を密嵌させるための嵌 合面12が形成され、かつその内側部位にはベンチュリ管1の雄螺子10を螺合させ るための雌螺子13が刻設形成されており、図2に示すように、その開口11が、希 釈されたサンプルガスを一定量流通させる導管14の中心部位に配置されている。
【0010】 かかる構成により、そのベンチュリ管1をサンプルガス採取管2の開口11に容 易に着脱することができる。つまり、ローレット溝7が施されたフランジ6を把 持してベンチュリ管1の雄螺子10をサンプルガス採取管2の雌螺子13に螺合させ ると、Oリング9がサンプルガス採取管2の嵌合面12に密接して充分なシールが 施された状態でそのベンチュリ管1をサンプルガス採取管2の開口11に固定する ことができる。一方、そのベンチュリ管1を取り外すには、そのサンプルガス採 取管2との螺合を解除すればよい。
【0011】 このベンチュリ管1の取り付けまたは取り外しのいずれの作業においてもその 一端に形成されているフランジ6に施されたローレット溝7によって螺子の締め 付け作業およびゆるめ作業を容易確実におこなうことができる。
【0012】 より詳しく説明すると、図2は定流量ガスサンプリング装置15の全体構成図で 、符号21は空気を取り入れるための吸気管、22はフィルタ、24はサンプルガスと しての排ガスを導入するための排ガス導入管、25は吸気管21と排ガス導入管24の 合流部の下流側に接続されたサイクロンであり、そのサイクロン25の出口端が導 管14を介して定流量制御手段であるベンチュリ管28と接続され、その下流側にそ のベンチュリ管28の臨界流れを維持させるための吸引ポンプ29が設けられている 。
【0013】 そして、上述の導管14の中心部位にサンプルガス採取管2の開口11が上流側に 向けて配置され、その開口11に、前述のように、ベンチュリ管1が取り付けられ ている。そのサンプルガス採取管2は導管14の外部に導出されてその下流側にベ ンチュリ管1で臨界流れを維持させるためのポンプ31とサンプリング容器32が設 けられている。
【0014】 このような定流量ガスサンプリング装置15では、まず、ポンプ29を駆動させる ことによって吸気管21から希釈用の空気を吸入して除塵するとともに、排ガス導 入管24から排ガスを導入し、その排ガスに空気を混合させてこれをサイクロン25 内で攪拌して希釈サンプリングガスとし、次いで、その希釈サンプリングガスを 導管14内に導入させ、ベンチュリ管28の臨界流れを維持した状態下で、サンプル ガス採取管2に取り付けられたベンチュリ管1によってその希釈サンプリングガ スを所定の流量で採取し、これをサンプリング容器32に採取することができる。
【0015】 そして、上述の希釈サンプリングガス採取量つまりサンプリング流量を変更し たい場合には、ベンチュリ管1を取り替えればよい。また、そのベンチュリ管1 を清掃する際には、それを取り外すことによって容易に清掃することができ保守 管理が容易となるので、常にクリーンな状態で精度の高いサンプリングをおこな えサンプリングの信頼性が向上する。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の着脱式サンプリング用ベンチュリ管によれば、 ベンチュリ管の外周に形成した雄螺子を定流量ガスサンプリング装置の導管内に 配置されているサンプルガス採取管の開口に形成した雌螺子に螺合させることに よって、そのベンチュリ管の外周に被嵌させたOリングをサンプルガス採取管の 嵌合面に密接させて充分なシールを施した状態でそのベンチュリ管をサンプルガ ス採取管の開口に固定することができ、また、そのベンチュリ管を取り外すには サンプルガス採取管との螺合を解除すればよく、かかるベンチュリ管の着脱作業 はそのフランジに形成したすべり止めによって、螺子の締め付け作業およびゆる め作業を容易かつ確実におこなうことができる。よって、そのベンチュリ管の取 り替え取り外しにより、サンプリング流量を容易に変えることができ、かつクリ ーニングも容易となるので、サンプリング装置の信頼性を向上させることができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における着脱式サンプリング
用ベンチュリ管およびそのベンチュリ管が取り付けられ
るサンプルガス採取管の部分破断側面図である。
【図2】同希釈ガスサンプリング装置の全体構成図であ
る。
【符号の説明】
1…ベンチュリ管、2…サンプルガス採取管、6…フラ
ンジ、7…すべり止め加工、8…周溝、9…Oリング、
10…雄螺子、11…開口、12…嵌合面、13…雌螺子、14…
導管、15…定流量ガスサンプリング装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気で希釈されたサンプルガスを一定流
    量サンプリングするようにした定流量ガスサンプリング
    装置における着脱式サンプリング用ベンチュリ管であっ
    て、希釈されたサンプリングガスを導入する導管内に開
    口を臨ませてサンプルガス採取管が設けられ、その開口
    の内周面における外側部位に嵌合面が、内側部位に雌螺
    子がそれぞれ形成される一方、ベンチュリ管の一端にフ
    ランジを形成し、そのフランジの外周面にすべり止め加
    工を施すとともに、その内側の外周面に穿設した周溝に
    Oリングを被嵌させ、さらにその内側の外周面に雄螺子
    を刻設し、前記ベンチュリ管を前記サンプルガス採取管
    の開口に着脱自在に嵌装させるようにしたことを特徴と
    する定流量ガスサンプリング装置における着脱式サンプ
    リング用ベンチュリ管。
JP1992036816U 1992-05-04 1992-05-04 定流量ガスサンプリング装置における着脱式サンプリング用ベンチュリ管の取り付け構造 Expired - Lifetime JP2605678Y2 (ja)

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