JPH0589909U - 流体圧シリンダ - Google Patents
流体圧シリンダInfo
- Publication number
- JPH0589909U JPH0589909U JP3610092U JP3610092U JPH0589909U JP H0589909 U JPH0589909 U JP H0589909U JP 3610092 U JP3610092 U JP 3610092U JP 3610092 U JP3610092 U JP 3610092U JP H0589909 U JPH0589909 U JP H0589909U
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- Japan
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- piston
- fluid pressure
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- rail
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種のワークを直線的に往復動させる流体圧
シリンダについて、ガイド機構とこのガイド機構を移動
させる駆動機構を別々に購入する必要を無くし、設備設
計を容易にし、調整を不要とする。また占有スペースを
縮小する。 【構成】 レール2の側面に軌道溝21を設け、レール
2の下側にシリンダ室3とロッド作動用溝4を直列に設
けたシリンダボディ1と、シリンダ室3に内挿されたピ
ストン12と、一端15aをピストン12に接続し、他
端15bをロッド作動用溝4内に突出させたロッド15
と、シリンダボディ1の上に載せられ、軌道溝21に転
動自在に係合した循環ボールベアリング22を内蔵した
テーブル20と、ロッド15とテーブル20を接続した
連結部材23と、よりなり、シリンダ室3のピストン1
2の前後に交互に流体圧を供給してピストン12を往復
動させ、ロッド15および連結部材23を介してテーブ
ル20を往復動させる。
シリンダについて、ガイド機構とこのガイド機構を移動
させる駆動機構を別々に購入する必要を無くし、設備設
計を容易にし、調整を不要とする。また占有スペースを
縮小する。 【構成】 レール2の側面に軌道溝21を設け、レール
2の下側にシリンダ室3とロッド作動用溝4を直列に設
けたシリンダボディ1と、シリンダ室3に内挿されたピ
ストン12と、一端15aをピストン12に接続し、他
端15bをロッド作動用溝4内に突出させたロッド15
と、シリンダボディ1の上に載せられ、軌道溝21に転
動自在に係合した循環ボールベアリング22を内蔵した
テーブル20と、ロッド15とテーブル20を接続した
連結部材23と、よりなり、シリンダ室3のピストン1
2の前後に交互に流体圧を供給してピストン12を往復
動させ、ロッド15および連結部材23を介してテーブ
ル20を往復動させる。
Description
【0001】
本考案は、流体圧シリンダに関する。本考案の流体圧シリンダはその構成部品 であるテーブルの上に各種のワークを載置し、作動に伴ってこのワークを直線的 に往復動させる。
【0002】
生産設備等において、ワークを精度よく移動させたい、移動に際して繰返しの 精度が欲しい、剛性が欲しい等の要求に応えて、従来から、ガイド機構が多数考 案されており、その一例として、図7に示すようなリニアガイドaがある。 但し、このリニアガイドaは自身で移動する機能を有しておらず、このためシ リンダbを別に設置し、両者a,bを接続して使用している。
【0003】
この場合の問題点として イ)リニアガイドaとシリンダbを別々に購入しなければならない、 ロ)リニアガイドaとシリンダbを組み合わせるための設計が難しい、 ハ)リニアガイドaとシリンダbを組み合わせるときに調整が必要であり、時 間がかかる、 ニ)占有スペースが大きい、 等がある。
【0004】
本考案は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題を解消すべく案出され たものであって、この目的を達成するため、上面に凸状のレールを設け、前記レ ールの側面に軌道溝を設け、前記レールの下側にシリンダ室とロッド作動用溝を 直列に設け、前記シリンダ室に対して流体圧を交互に供給する一対の圧力供給ポ ートを設けたシリンダボディと、前記シリンダ室内に往復動自在に内挿されたピ ストンと、一端を前記ピストンに接続し、他端を前記ロッド作動用溝内に突出さ せたロッドと、前記シリンダボディの上に移動自在に載せられ、前記軌道溝に転 動自在に係合した循環ボールベアリングを内蔵したテーブルと、前記ロッドと前 記テーブルを接続した連結部材と、よりなる流体圧シリンダを提供する。
【0005】
シリンダ室のピストンの前後に交互に圧縮空気等の流体圧を供給してピストン を往復動させ、ロッドおよび連結部材を介してテーブルを往復動させる。ロッド は一端側をピストンに接続するためにシリンダ室内に挿入し、他端側をロッド作 動用溝内に位置させており、よってロッドにはシリンダボディから外部へ突出す る部分がない。
【0006】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
【0007】 図1ないし図5において、符号1は長方体形のシリンダボディであって、この シリンダボディ1の上面に長手方向の全長に亙って凸状のレール2が設けられ、 このレール2の下側にシリンダ室3とロッド作動用溝4がレール2と同じ方向に 直列に設けられている。シリンダ室3の一端(図5の右端)にラバークッション 5とヘッドカバー6がCリング7により固定されている。ヘッドカバー6の外周 はOリング等のパッキン8により封止されている。シリンダ室3の他端(図5の 左端)にロッドカバー9がイモネジ10により固定されている。ロッドカバー9 の外周はOリング等のパッキン11により封止されている。 シリンダ室3の内部にピストン12が往復動自在に内挿され、このピストン1 2の外周にピストンパッキン13とウエアリング14が装着されている。ピスト ン12にロッド15がその一端15aをもって接続され、このロッド15はその 他端15bをもってロッドカバー9を貫通し、他端15bをロッド作動用溝4内 に突出させている。ロッドカバー9の内周はロッドシール16により封止されて いる。ロッド15の外周にピストン12と接してラバークッション17が装着さ れている。シリンダボディ1にシリンダ室3のピストン12の前後に連通する一 対の圧力供給ポート18,19が設けられている。 シリンダボディ1の上にテーブル20がレール2に沿って移動自在に載せられ ており、このテーブル20に、レール2の両側面に設けた一対の軌道溝21に転 動自在に係合した一対の循環ボールベアリング22が内蔵されている。テーブル 20とロッド15はピン状の連結部材23により接続されている。
【0008】 上記構成の流体圧シリンダは次のように作動する。 すなわち、一方の圧力供給ポート18に圧縮空気等の流体圧を入力して他方の 圧力供給ポート19から流体圧を排出すると、入力した流体圧がシリンダ室3の ピストン12の後ろ側に入ってピストン12をロッドカバー9側に移動させ、ロ ッド15および連結部材23を介してテーブル20を同方向に移動させる(図5 →図6)。他方の圧力供給ポート19に流体圧を入力して一方の圧力供給ポート 18から流体圧を排出すると、入力した流体圧がシリンダ室3のピストン12の 前側に入ってピストン12をヘッドカバー6側に移動させ、ロッド15および連 結部材23を介してテーブル20を同方向に移動させる(図6→図5)。何れの 場合も、テーブル20は循環ボールベアリング22が軌道溝21内を転動するこ とにより滑らかに精度良く、かつ大きな剛性をもって移動する。この流体圧シリ ンダは従来のリニアガイドに対してテーブルの自走機能を持たせたものと考える ことができる。
【0009】 上記流体圧シリンダは次の効果を奏する。すなわち、ガイド機構であるテーブ ル20とこのテーブル20を移動させる駆動機構を予め一体としたために、これ らを別々に購入する必要がなく、設備設計が容易であり、調整が不要である。ま た占有スペースが縮小される。
【0010】
本考案は次の効果を奏する。すなわち、ガイド機構であるテーブルとこのテー ブルを移動させる駆動機構を予め一体としたために、これらを別々に購入する必 要がなく、設備設計が容易であり、調整が不要である。また占有スペースを縮小 することができる。
【図1】本考案の実施例に係る流体圧シリンダの正面図
【図2】同流体圧シリンダの平面図
【図3】同流体圧シリンダの左側面図
【図4】同流体圧シリンダの左側面図
【図5】図2におけるA−A線断面図
【図6】同流体圧シリンダの作動を示す断面図
【図7】従来例の説明図
【符号の説明】 1 シリンダボディ 2 レール 3 シリンダ室 4 ロッド作動用溝 5,17 ラバークッション 6 ヘッドカバー 7 Cリング 8,11 パッキン 9 ロッドカバー 10 イモネジ 12 ピストン 13 ピストンパッキン 14 ウエアリング 15 ロッド 15a 一端 15b 他端 16 ロッドシール 18,19 圧力供給ポート 20 テーブル 21 軌道溝 22 循環ボールベアリング 23 連結部材
Claims (1)
- 【請求項1】 上面に凸状のレール2を設け、前記レー
ル2の側面に軌道溝21を設け、前記レール2の下側に
シリンダ室3とロッド作動用溝4を直列に設け、前記シ
リンダ室3に対して流体圧を交互に供給する一対の圧力
供給ポート18,19を設けたシリンダボディ1と、前
記シリンダ室3内に往復動自在に内挿されたピストン1
2と、一端15aを前記ピストン12に接続し、他端1
5bを前記ロッド作動用溝4内に突出させたロッド15
と、前記シリンダボディ1の上に移動自在に載せられ、
前記軌道溝21に転動自在に係合した循環ボールベアリ
ング22を内蔵したテーブル20と、前記ロッド15と
前記テーブル20を接続した連結部材23と、よりなる
流体圧シリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3610092U JPH0589909U (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 流体圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3610092U JPH0589909U (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 流体圧シリンダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0589909U true JPH0589909U (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=12460353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3610092U Pending JPH0589909U (ja) | 1992-05-01 | 1992-05-01 | 流体圧シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0589909U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009532642A (ja) * | 2006-04-01 | 2009-09-10 | クラウスマッファイ テヒノロギース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 成形工具のための膨らまし可能なシール装置 |
JP2010169486A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Meidensha Corp | ダイナモ装置 |
-
1992
- 1992-05-01 JP JP3610092U patent/JPH0589909U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009532642A (ja) * | 2006-04-01 | 2009-09-10 | クラウスマッファイ テヒノロギース ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 成形工具のための膨らまし可能なシール装置 |
JP2010169486A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | Meidensha Corp | ダイナモ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980721 |