JPH0588150A - 液晶表示デバイス - Google Patents

液晶表示デバイス

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JPH0588150A
JPH0588150A JP25139291A JP25139291A JPH0588150A JP H0588150 A JPH0588150 A JP H0588150A JP 25139291 A JP25139291 A JP 25139291A JP 25139291 A JP25139291 A JP 25139291A JP H0588150 A JPH0588150 A JP H0588150A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低電圧駆動可能な高コントラスト、高速応答性
を有する大面積化可能な液晶表示デバイスを提供する。 【構成】2枚の透明導電性基板とこの基板間に支持され
た調光層を有し、前記調光層が1〜50重量%の透明性
高分子固体と液晶成分の0.05〜5重量%のカイラル
ドーパントを含有するカイラルネマチック液晶との混合
物から成ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高分子分散型液晶を用い
た透過散乱型の液晶表示デバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示デバイスとしてはネマチ
ック液晶を使用したTN型やSTN型のものが用いられ
ているが、これらの方式のものは偏光板を必要とするた
め表示が暗い、セル厚の高精度な制御が必要なため大画
面化が困難である、視野角が狭いなどの問題点を有して
いる。近年、これらの問題点を解決し、明るくコントラ
ストの良い大型の廉価な液晶表示デバイスを与えるもの
として、高分子−液晶複合系を液晶表示デバイスに応用
する研究が活発に行われるようになった。
【0003】これまでに開発された高分子−液晶複合系
表示デバイスは液晶成分としてネマチック液晶を用いた
ものがほとんどであり、液晶が微小なドロップレットと
して高分子マトリクス中に分散している構造を有するも
の(高分子内分散型液晶:J.W.Doane,N.
A.Vaz,B.G.Wu,S.Zumer,App
l.Phys.Lett.,48,27(1986))
と、液晶を連続相としてその中に3次元網目状または微
小なドロップレットとして高分子が分散している構造の
もの(高分子分散型液晶:特開平2−28284号公
報、特開平2−55318号公報)の2つの形態が検討
されてきた。しかし、ネマチック液晶による高分子−液
晶複合型表示デバイスの応答速度はいずれも他の液晶表
示デバイスに比較するとかなり遅く、また駆動に要する
電圧も比較的高いものが要求されている。一般に高分子
分散型液晶表示デバイスの立ち下がり動作はその分散構
造を微細にすることで高速化されるが、分散構造が光の
波長よりも小さくなると散乱効果の低下によりコントラ
スト比が低下するため、実用的なコントラスト比を維持
しながら数ms以下の立ち下がり速度を得ることは困難
である。
【0004】最近、液晶成分としてカイラルドーパント
を5〜10重量%含有するカイラルネマチック液晶を用
い、らせんねじり力を液晶に付加することで高分子分散
型液晶表示デバイスの応答速度を早め、かつコントラス
ト比を上昇させる試みがなされるようになった(NHK
技研 藤掛英夫,滝沢国治,菊地宏,岡田正勝,第16
回液晶討論会予稿集 p.120(1990))。この
方法によれば応答速度についてはかなりの向上がみられ
るが駆動に要する電圧は逆にかなり高くなってしまい、
実用化には問題が残されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を改良し、低電圧駆動可能な高コントラスト、高速応答
性を有する大面積化可能な液晶表示デバイスを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
めに鋭意検討した結果、本発明者らはカイラルドーパン
トを含有するカイラルネマチック液晶を調光層に用いた
高分子分散型液晶表示デバイスにおいて、液晶中のカイ
ラルドーパント濃度を特定の範囲にすることにより低電
圧駆動かつ高速応答が可能になることを見いだし、本発
明に至ったものである。すなわち、本発明は、2枚の透
明導電性基板とこの基板間に支持された調光層を有し、
前記調光層が1〜50重量%の透明性高分子固体と液晶
成分の0.05〜5重量%未満のカイラルドーパントを
含有するカイラルネマチック液晶との混合物から成るこ
とを特徴とする液晶表示デバイスである。
【0007】ネマチック液晶に少量のカイラルドーパン
トを混入すると系全体がカイラルネマチック液晶になる
ことは良く知られている。カイラルネマチック液晶すな
わちコレステリック液晶を用いた高分子分散型液晶表示
デバイスにおいては、電圧を印加しない場合に液晶相が
コレステリック液晶特有のフォーカルコニック・ポリド
メイン構造となるため、分散構造が微細であってもネマ
チック液晶のみを用いた場合に比較して著しい光散乱性
を示す。この効果により、本発明においてはポリマーと
液晶成分の屈折率をあえて考慮しなくとも、透明性の高
いポリマーを用いさえすれば表示のコントラスト比を大
幅に改善することができる。
【0008】応答速度についてはより問題は複雑にな
り、カイラルネマチック液晶を用いた高分子分散型液晶
表示デバイスにおける立ち上がり時間(τr )は、電界
によって分子を強制配向させるのに要する時間に相当す
るため電圧が大きいほど短時間になる傾向がある。一
方、立ち下がり時間(τd)はポリドメイン構造の自発
的回復に要する時間に相当するので、主としてカイラル
ネマチックのねじれ力と壁面効果すなわち高分子−液晶
界面における相互作用による液晶分子のアンカリングの
強さのみで決定される。カイラルドーパント濃度を上げ
ることによりカイラルネマチックのねじれ力を増せばτ
d を小さくすることができるが、反面コレステリック構
造の崩壊が関与する立ち上がりに強い力が必要となるた
め駆動に要する電圧は高くなる。すなわち、τr の高速
化とτd の高速化はカイラルドーパント濃度および駆動
電圧の大小において互いに逆の関係となり、実用的な低
電圧駆動でかつ応答の高速化を図るには、高分子成分の
濃度を調節すると共にカイラルドーパント濃度および性
質を選ぶことによりコレステリックのねじれ力を調節し
て最適な状態にすることが必要である。
【0009】以上の条件を満たすものとして、本発明者
らは調光層の高分子成分の濃度を1重量%以上50重量
%未満として壁面効果をある程度持たせるとともに、液
晶成分中のカイラルドーパント濃度を0.05〜5重量
%とすることにより、3〜15Vという比較的低電圧に
おいて駆動され、τr が2〜10ms、τd が6〜14
ms、最大コントラスト比(T100 /T0 、このときT
100 :電圧印加時の最大透過率(%),T0 :最小透過
率即ち電圧未印加時の透過率(%)とする。以下同様)
580:1以上という優れた性能を有する高分子分散型
液晶表示デバイスが得られることを見出した。
【0010】殊に、前述の組成においてカイラルドーパ
ントとしてコレステリック液晶とカイラルスメクチック
C相を示す強誘電性液晶の2種の液晶混合物を用いた場
合には、駆動電力をより低くし、ポリドメイン性、光散
乱能をさらに向上させることが可能である。
【0011】カイラルドーパントとしてコレステリック
液晶とカイラルスメクチックC相を示す強誘電性液晶の
混合物を用いることにより優れた特性が得られる理由に
ついては明確でないが、前記2種の液晶を混合して用い
ることにより、ねじれ力は弱くともポリドメイン構造へ
の自発回復時間が速い液晶系とねじれ力は比較的強くポ
リドメイン構造への自発回復時間が速い液晶系というね
じれ力の異なる相が2種混在した状態になるため、全体
として比較的低電圧でも応答し、しかも比較的速い応答
を示すものと考えられる。
【0012】本発明のデバイスにおいて使用する基板は
導電層を有する透明なものであれば特に限定されるもの
ではなく、ガラス、透明な樹脂のシート等を用いること
ができる。
【0013】調光層に用いるネマチック液晶材料として
は、常温で充分な電界応答性を有し、高分子成分と混合
した場合に高分子相と液晶相が異なった相として互いに
混在し、さらに2枚の基板間で高分子相中に液晶が連続
的なドメインを形成して存在することが必要である。こ
のような条件を満たすものであれば一般的なネマチック
液晶を用いることができ、例えばビフェニル系、フェニ
ルシクロヘキサン系、シクロヘキシルシクロヘキサン
系、シアノビフェニル系、シアノフェニルシクロヘキサ
ン系、シアノシクロヘキシルシクロヘキサン系のものあ
るいはこれらの混合物を挙げることができる。これらの
なかでも特に好ましいのは電界応答性に優れたシアノビ
フェニル系、シアノフェニルシクロヘキサン系、シアノ
ヘキシルシクロヘキサン系のものである。
【0014】液晶成分中でカイラルドーパントとして用
いるコレステリック液晶およびカイラルスメクチックC
相を示す強誘電性液晶としては、ネマチック液晶材料と
の混合性がよく、ネマチック液晶材料に充分ならせんね
じれ力を与えうるものであればよい。具体的にはそれぞ
れ常温において単独でコレステリック相およびカイラル
スメクチックC相を呈するものであれば特に限定される
ものではないが、比較的バルキーでない構造を有するも
のが好ましい。
【0015】カイラルドーパント濃度としては、前述し
たように駆動電圧と応答速度を考慮すれば液晶成分の
0.05〜5重量%が好ましく、更に好ましくは0.3
〜0.5重量%である。
【0016】カイラルドーパントの成分としてはコレス
テリック液晶性のものとカイラルスメクチックC相を示
す強誘電性のものをそれぞれ単独で用いるか、あるいは
混合物として用いる。混合して用いる場合の成分比は特
に限定されるものではないが、2種のねじれ力が混在す
る効果を充分発揮させるためにはカイラルドーパント全
量のうちカイラルスメクチックC相を示す強誘電性液晶
が40〜60重量%であることが好ましい。
【0017】液晶成分の連続相中に介在する高分子成分
としては、壁面効果を充分に発現させるために液晶連続
相の壁面を薄膜状に覆う形態に分散した構造をとること
が必要であり、分散した状態を保持するためにもプレポ
リマーあるいはモノマーの形で液晶成分と混合し、分散
状態にした後紫外光照射等によって常温で固化させるの
が望ましい。このような処理をすることによりコレステ
リック液晶のフォーカルコニック・グレイン構造を保持
したままでポリマー化されるため、グレインのドメイン
がポリマーの薄膜に包まれた形となる。このような紫外
光硬化型のプレポリマーとしては、アクリル系、メタア
クリル系等のものを用いることができる。
【0018】また、高分子成分の比率が高いと連続した
液晶ドメインは形成されにくいため、調光層に占める高
分子成分の割合は好ましくは1〜50重量%であり、更
に好ましくは10〜15重量%である。
【0019】その他、任意成分としてはベンゾフェノ
ン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン等の
重合開始剤、連鎖移動剤、染料などを、前記液晶成分や
高分子成分の性質あるいは目的とする表示デバイスの種
類、用途等によって適宜混合して用いることができる。
【0020】当発明による液晶表示デバイスは以下のよ
うにして製作することができる。即ち、ネマチック液晶
成分の等方相状態においてカイラルドーパントを添加し
て良く混合し、さらにプレポリマーおよび任意成分を添
加してさらに攪拌する。この混合物をスペーサーを用い
て所定の間隔に設定した2枚の透明導電性基板間に挿入
し、基板を通して紫外光を照射させることにより、高分
子成分が固化して不透明な調光層が形成される。
【0021】本発明においては調光層の厚みは特に限定
されるものではないが、応答性の点からは好ましくは5
〜60μmであり、更に好ましくは7.5〜15μmで
ある。
【0022】
【発明の効果】本発明により駆動電圧3〜15Vにおい
て立ち上がり時間(τr )が2〜10ms,立ち下がり
時間(τd )が6〜14ms、最大コントラスト比(T
100 /T0 )580:1以上という優れた性能を有する
高分子分散型液晶表示デバイスが得られる。これは従来
の高分子−液晶複合型液晶表示デバイスが数10Vの駆
動電圧を必要としていたのに比較して相当低いものであ
り、しかも低駆動電圧であっても応答速度は従来のもの
に勝るとも劣らない。さらに、液晶成分としてカイラル
ネマチック液晶を用いたことにより、最大コントラスト
比は従来のネマチック液晶のみを用いた場合に得られる
2〜14:1程度に比較して相当向上しており、実用的
で高性能な液晶表示デバイスを提供することができる。
【0023】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0024】なお、実施例および比較例において作製し
た各々のデバイスの電気光学特性の測定には供給電源と
してファンクションジェネレーター1920A(NF社
製)を、また光源には150W(100V)ハロゲンラ
ンプを用い、ハロゲンランプ用ランプハウスおよび顕微
鏡用白色光フィルターを用いて得られた平行光束をフィ
ルターより40cmの距離に設置したサンプルに直径5
mmの光束で入射し、試料を透過して試料から10cm
の距離において幅5mmのスリットを通過した光量をフ
ォトディテクターにより評価した。最大コントラスト比
(T100 /T0 )は上述の条件において電圧印加時の最
大透過率(T100 )および電圧未印加時の透過率
(T0 )の比を求めることにより算出した。また、立ち
上がり時間(τ r )および立ち下がり時間(τd )の測
定にはデジタル・ストレージオシロスコープ(40MH
z、岩通製)を用い、周波数500Hzの矩形波を加え
た。
【0025】実施例1 高分子成分としてヒドロキシエチルアクリレートとフェ
ノキシエチルアクリレートの60:40(重量比)混合
物10重量%、液晶材料としてカイラルドーパントであ
るコレステリック液晶CM−33(チッソ社製)を液晶
全量の0.4重量%含有するネマチック液晶5CB(メ
ルク社製)90重量%を良く混合し、ポリイミドフィル
ムのスペーサーにより間隔を7.5μmに設定した2枚
の酸化インジウムをコートしたネサガラス基板間に挿入
し、室温22℃にて100Wの高圧水銀灯による紫外光
の平行光束を出光側レンズから30cmの位置で5分間
照射してプレポリマーを硬化させた。2枚の基板間に形
成された調光層の大きさは約1cm×1cmであり、こ
の組織を走査型電子顕微鏡で観察したところポリドメイ
ン・グレイン・フォーカルコニック構造をなし、各小グ
レインを薄いポリマーの皮膜が覆っている形態となって
いるのが認められた。室温20℃においてこのデバイス
の電気光学特性を測定したところ、駆動電圧15Vにお
いて最大コントラスト比(T100 /T0 )580:1以
上、τr =1.4ms、τd =8.0msが得られた。
【0026】実施例2 高分子成分としてヒドロキシエチルアクリレートとフェ
ノキシエチルアクリレートの60:40(重量比)混合
物10重量%、液晶材料としてはカイラルドーパントと
であるコレステリック液晶CM−33(チッソ社製)と
カイラルスメクチックC相を示す強誘電性液晶CS−2
003(チッソ社製)の1:1(重量比)混合物を液晶
全量の0.4重量%含有するネマチック液晶5CB(メ
ルク社製)90重量%を良く混合し、ポリイミドフィル
ムのスペーサーにより間隔を7.5μmに設定した2枚
の酸化インジウムをコートしたネサガラス基板間に挿入
し、室温22℃にて100Wの高圧水銀灯による紫外光
の平行光束を出光側レンズから30cmの位置で5分間
照射してプレポリマーを硬化させた。2枚の基板間に形
成された調光層の大きさは約1cm×1cmであり、こ
の組織を偏光顕微鏡を用いて観察したところ、液晶相は
ポリドメイン・グレイン・フォーカルコニック構造をな
し、グレインの大きさは数十μm程度で多少分布があ
り、電圧印加によるポリドメインから均一化構造への転
換速度の異なる相が混在しているのが見受けられた。室
温20℃においてこのデバイスの電気光学特性を測定し
たところ、駆動電圧7Vにおいて最大コントラスト比
(T100 /T0 )700:1以上、τr =4.2ms、
τd =10.4msが得られた。
【0027】比較例1 高分子成分としてヒドロキシエチルアクリレートとフェ
ノキシエチルアクリレートの60:40(重量比)混合
物10重量%、液晶材料としてカイラルドーパントであ
るコレステリック液晶CM−33(チッソ社製)とカイ
ラルスメクチックC相を示す強誘電性液晶CS−200
3(チッソ社製)の1:1(重量比)混合物を液晶全量
の10重量%含有するネマチック液晶5CB(メルク社
製)90%を良く混合し、ポリイミドフィルムのスペー
サーにより間隔を7.5μmに設定した2枚の酸化イン
ジウムをコートしたネサガラス基板間に挿入し、室温2
2℃にて100Wの高圧水銀灯による紫外光の平行光束
を出光側レンズから30cmの位置で5分間照射してプ
レポリマーを硬化させた。2枚の基板間に形成された調
光層部分の大きさは1cm×1cmであり、室温20℃
においてこのデバイスの電気光学特性を測定したとこ
ろ、駆動電圧50Vにおいて最大コントラスト比(T
100 /T0 )520:1以上、τr =1.3ms、τd
=15msであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の透明導電性基板とこの基板間に支持
    された調光層を有し、前記調光層が1〜50重量%の透
    明性高分子固体と液晶成分の0.05〜5重量%未満の
    カイラルドーパントを含有するカイラルネマチック液晶
    との混合物から成ることを特徴とする液晶表示デバイ
    ス。
  2. 【請求項2】カイラルドーパントとしてコレステリック
    液晶とカイラルスメクチックC相を示す強誘電性液晶の
    混合物を用いることを特徴とする請求項1記載の液晶表
    示デバイス。
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