JPH0587538A - レーザ変位計によるすきま開度量測定機 - Google Patents

レーザ変位計によるすきま開度量測定機

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Publication number
JPH0587538A
JPH0587538A JP25233391A JP25233391A JPH0587538A JP H0587538 A JPH0587538 A JP H0587538A JP 25233391 A JP25233391 A JP 25233391A JP 25233391 A JP25233391 A JP 25233391A JP H0587538 A JPH0587538 A JP H0587538A
Authority
JP
Japan
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valve
laser
displacement meter
laser displacement
measurement
Prior art date
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Pending
Application number
JP25233391A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruyuki Hagiwara
原 輝 行 萩
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フアンカツプリング装置のバルブ開度量の計
測に於て、レーザ光線により測定する、すきま開度量測
定機に関するものである。 【効果】 フアンカツプリング装置1のプレート10と
デイバイダーバルブ11によりバルブ開口部の穴10
a,10bの開度量が変化するが、その開度量の測定に
ついて、回転駆動部、検出部、測定指令制御部よりな
り、更にレーザ変位計よりなるすきま開度測定機にて前
記バルブ10a,10bにレーザ光線を照射してその光
量によりバルブ開度量を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は自動車エンジンの冷却フ
アン装置として使用される粘性流体継手装置のバルブ開
度量を計測する測定機に関するものである。
【0003】
【従来の技術】本発明の従来技術としては特開昭61−
58913号公報がある。
【0004】このものは図5〜図7に示す粘性流体継手
装置1(以下フアンカツプリングという)に於て、ラジ
エータを通過する空気温度を渦巻状のバイメタル15で
検知して、出力部材に装着される冷却フアンの回転数を
3段階に制御するためにプレート10(仕切板)を回転
するデイバイダーバルブ11にて、プレート10に設け
たバルブ穴10a,10bの開閉を制御して、ロータを
収容する作動室と粘性流体を貯える貯蔵室から作動室へ
粘性流体を前記バルブ穴10a,10bを通じて還流さ
せて冷却フアンの回転数を制御するものであり、このバ
ルブ開度の開度量が冷却フアンの回転数を制御するもの
である。
【0005】従来このバルブ開度の測定については図8
に示す微圧エアー回路12を用いたものが使用されてい
る。
【0006】この測定機器は微圧エヤー回路12によつ
て元圧を順次調整し正確に微圧調整した微圧エヤをフア
ンカツプリング1に封入しプレート10(仕切板)とデ
イバイダーバルブ11のすきま(開度量)からのエアー
リークによつて発生する圧力と元圧との差によりその開
度量を相対的に検出測定するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】しかし前記フアンカ
ツプリングのエアーリークの検出装置は、 (1)プレート10とデイバイダーバルブ11との密着
不良による不良のエアー洩れが発生し、更に元圧のバラ
ツキにより検出精度が低い。
【0008】(2)間接的測定のため、バルブ開度量と
の相対値検出が必要となる。
【0009】(3)微圧エアーによる検出のため、元圧
調整が困難。
【0010】(4)配管上の制限(管径、距離、圧損な
ど)が必要となる。
【0011】この様にフアンカツプリングのバルブの開
度量の測定機は微圧エアーを使用した間接測定のために
エアー元圧のバラツキ、周囲環境やワーク要因による精
度不良等が発生した。
【0012】本発明はフアンカツプリングのバルブ開度
測定に於て検出精度不良が無く、高精度測定が可能なバ
ルブ開度測定機を技術的課題とするものである。
【0013】
【発明の構成】
【0014】
【課題を解決するための手段】自動車用冷却フアン装置
に使用される粘性流体継手装置の円周上に設けたバルブ
の開度量の測定機として、サーボモータと回転角コント
ローラよりなる回転駆動部と、レーザ変位計、光量制御
装置、レーザコントローラ、表示器よりなる検出部と、
ビームセンサ、プログラムコントローラよりなる測定指
令制御部より構成し、レーザ光線をレーザ変位計よりバ
ルブ部へ照射してバルブよりの反射光の光量を測定し
て、バルブのすきま開度量を測定するレーザ変位計によ
るすきま開度量測定機である。
【0015】
【作用】フアンカツプリングのプレート上に設けたバル
ブ穴に対して直接レーザ光線をスボツト照射して、バル
ブ穴がデイバイダープレートの重ね合つた場合は閉とな
つて反射光がはねかえり、バルブ穴が貫通した場合には
反射光のはねかえりが無い、この様に、レーザ光線の反
射光の変化を検出することによりバルブの開度量を測定
し、バイメタルの作動とバルブ開度について一定基準を
設定し、合否の判断を行うものである。
【0016】レーザ光線に直接バルブ開度量を測定する
ことにより正確にバルブの開度量が測定できる。
【0017】
【実施例】以下実施例について説明する。
【0018】図1は本実施例である自動測定機の基本構
成図で、図2は測定回路構成図である。
【0019】図1〜2に於て、本測定機Mはフアンカツ
プリング1のバルブ開度部αを測定するために、サーボ
モータ3、回転角コントローラ4から成る回転駆動部
と、レーザ変位計2、光量制御装置6、レーザコントロ
ーラ7、表示器8からなる検出部及びビームセンサ5、
プログラムコントローラ9による測定指令制御部より構
成されている。
【0020】回転駆動部はレーザ変位計2及びビームセ
ンサー5を測定するバルブ開度部の円周上を移動させる
ため、バルブの同芯軸をサーボモータ3により回転す
る。
【0021】測定を行う場合、その原位置及び回転範
囲、又回転速度はあらかじめ回転角コントローラ4によ
り設定することができる。
【0022】本機に於て、回転駆動部での高精度な定速
回転移動を実現させているために、図4に示す定速域で
の測定を行うことで、バルブ開度量検出の高精度化が実
施できる。
【0023】検出部は図3で示すように所定の条件によ
り円周方向に開かれたプレート10とデイバイダーバル
ブ11(点線斜線でしめす)とのすきま、すなわち開度
量δ(実線斜線と点線斜線の交点部)を回転駆動部によ
り回転移動するレーザ変位計2で測定する。
【0024】測定はレーザ変位計2がレーザコントロー
ラ7及び光量制御装置6で制御された光量の変化を検出
することで行う。
【0025】すなわち、図3(c)で示すように検出さ
れる光量はプレート10とデイバイダーバルブ11との
開度量に応じ光量変化を発生し、回転駆動部により定速
移動することで、定められた光量変化しきい値の時間幅
がバルブ開度量δとなる。
【0026】本機では検出されたバルブ開度量の規格値
に対する合否判定をあらかじめレーザコントロールへ規
格値設定を行うことで自動的に行うことができる。
【0027】測定指令制御部では、プログラムコントロ
ーラ9により測定動作の制御、又ビームセンサ5により
デイバイダーバルブ11の形状変化部を検出することで
測定の開始・終了指令を行う。
【0028】ビームセンサ5による測定開始・終了指令
を行うことはレーザ変位計2及びレーザコントローラ7
のバルブ開度量検出時のメモリ容量を大きくせずコスト
低減を計ることができる。
【0029】
【効果】本発明は次のこうかを有する。すなわち、 (1)従来の微圧エアーによる測定に比べ、検出精度、
すなわち測定精度及び繰り返し精度が向上する。(高精
度測定) (2)従来の間接的測定からレーザ変位計を用いた直接
測定とした為、バルブ開度量を直読することができる。
【0030】(3)レーザ変位計による測定の為、周囲
の環境に大きく影響されることがなく品質の均一化が可
能である。
【0031】(4)従来の微圧エアー方式では、元圧、
検出精度調整が非常に困難であるのに対し、調整が容易
である。(保守性の向上) (5)従来のエアー配管の必要がない。(配管工数の削
減)
【図面の簡単な説明】
【図1】本実例の外観斜視図である。
【図2】本実例の測定回路構成図。
【図3】バルブ開度測定部の拡大説明図。
【図4】サーボモータ速度応答特性図。
【図5】フアンカツプリングの一部省略した断面図。
【図6】プレート及びデイバイダーバルブの外観斜視
図。
【図7】バルブ穴の説明図。
【図8】微圧エアーリーク方式測定説明図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用冷却フアンカツプリング装置に
    使用される粘性流体継手装置の円周上に設けたバルブの
    開度量の測定機として、サーボモータと回転角コントロ
    ーラよりなる回転駆動部と、レーザー変位計、光量制御
    装置、レーザコントローラ表示器よりなる検出部と、ビ
    ームセンサ、プログラムコントローラよりなる測定指令
    制御部より構成し、レーザ光線を前記レーザ変位計より
    バルブ部に照射してその反射光の光量を測定して、バル
    ブのすきま開度量を測定するレーザ変位計によるすきま
    開度量測定機。
JP25233391A 1991-09-30 1991-09-30 レーザ変位計によるすきま開度量測定機 Pending JPH0587538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25233391A JPH0587538A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 レーザ変位計によるすきま開度量測定機

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JP25233391A JPH0587538A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 レーザ変位計によるすきま開度量測定機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0587538A true JPH0587538A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17235812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25233391A Pending JPH0587538A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 レーザ変位計によるすきま開度量測定機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0587538A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7167248B2 (en) 2002-12-04 2007-01-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Reflection-type optical sensor, carriage, and data processing device

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7167248B2 (en) 2002-12-04 2007-01-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Reflection-type optical sensor, carriage, and data processing device

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