JPH0587173A - 空気封入式緩衝材の製造方法 - Google Patents
空気封入式緩衝材の製造方法Info
- Publication number
- JPH0587173A JPH0587173A JP27473691A JP27473691A JPH0587173A JP H0587173 A JPH0587173 A JP H0587173A JP 27473691 A JP27473691 A JP 27473691A JP 27473691 A JP27473691 A JP 27473691A JP H0587173 A JPH0587173 A JP H0587173A
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- JP
- Japan
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- air
- passage
- mold
- product
- air chambers
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
[目的] 各空気室を通路により外部に連通させたシー
ト状の一次製品を形成し、この一次製品に空気を圧送し
て上記各空気室を膨出させるとともに、通路の各分岐部
を挾圧融着して各空気室が個々に密閉された緩衝材を形
成することにより、製造工場から需要先への輸送および
保管を容易にするとともに、需要先での緩衝材の形成を
容易にする [構成] 熱可塑性の二枚のフィルムを重ね融着して両
フィルム間に多数の空気室と、該各空気室を外部に連通
させる通路とを有するシート状の一次製品を形成し、前
記通路から各空気室に空気を圧送した後、通路の各分岐
部を挾圧融着して該各空気室を閉塞する。
ト状の一次製品を形成し、この一次製品に空気を圧送し
て上記各空気室を膨出させるとともに、通路の各分岐部
を挾圧融着して各空気室が個々に密閉された緩衝材を形
成することにより、製造工場から需要先への輸送および
保管を容易にするとともに、需要先での緩衝材の形成を
容易にする [構成] 熱可塑性の二枚のフィルムを重ね融着して両
フィルム間に多数の空気室と、該各空気室を外部に連通
させる通路とを有するシート状の一次製品を形成し、前
記通路から各空気室に空気を圧送した後、通路の各分岐
部を挾圧融着して該各空気室を閉塞する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルム内に多数の空
気溜りを形成し、この空気溜り部で緩衝機能を持たせる
空気封入式緩衝材の製造方法に関するものである。
気溜りを形成し、この空気溜り部で緩衝機能を持たせる
空気封入式緩衝材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、上面に多数の凹部が
所定ピッチで形成された型に熱可塑性の第1フィルムを
加熱して載置し、該第1フィルムを空圧等により上記型
に沿って馴染ませて多数の凹部を形成し、上記第1フィ
ルムの上面に熱可塑性の第2フィルムを重ね、加熱ロー
ルにより押圧して該第2フィルムを上記第1フィルムの
各凹部の周縁部に融着して該各凹部を密閉することによ
り、それぞれ独立した空気室を有するシート状の緩衝材
を形成してなるものがあった。
所定ピッチで形成された型に熱可塑性の第1フィルムを
加熱して載置し、該第1フィルムを空圧等により上記型
に沿って馴染ませて多数の凹部を形成し、上記第1フィ
ルムの上面に熱可塑性の第2フィルムを重ね、加熱ロー
ルにより押圧して該第2フィルムを上記第1フィルムの
各凹部の周縁部に融着して該各凹部を密閉することによ
り、それぞれ独立した空気室を有するシート状の緩衝材
を形成してなるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものは、当
初からそれぞれ独立した空気室を有するシート状となっ
ていたため、製造工場から製品梱包場つまり需要先に向
けて輸送する際に嵩張って輸送効率が低下する欠点があ
った。特に容積の大きい空気室を有する大型製品用の緩
衝材の場合には上記欠点が顕著になるものであった。本
発明は上記欠点を解消した新規な空気封入式緩衝材の製
造方法を得ることを目的とする。
初からそれぞれ独立した空気室を有するシート状となっ
ていたため、製造工場から製品梱包場つまり需要先に向
けて輸送する際に嵩張って輸送効率が低下する欠点があ
った。特に容積の大きい空気室を有する大型製品用の緩
衝材の場合には上記欠点が顕著になるものであった。本
発明は上記欠点を解消した新規な空気封入式緩衝材の製
造方法を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の如く構成したものである。即ち、熱
可塑性の二枚のフィルムを重ねて互いに融着するととも
に、両フィルム間に所定形状に形成された多数の空気室
と、一端が外部に開口しかつ他端が前記各空気室に連通
する通路とを有するシート状の一次製品を形成し、前記
開口から通路を介して前記各空気室に空気を圧送した
後、通路の各分岐部を挾圧融着して前記各空気室を閉塞
する構成にしたものである。
成するために以下の如く構成したものである。即ち、熱
可塑性の二枚のフィルムを重ねて互いに融着するととも
に、両フィルム間に所定形状に形成された多数の空気室
と、一端が外部に開口しかつ他端が前記各空気室に連通
する通路とを有するシート状の一次製品を形成し、前記
開口から通路を介して前記各空気室に空気を圧送した
後、通路の各分岐部を挾圧融着して前記各空気室を閉塞
する構成にしたものである。
【0005】
【作用】本発明は上記構成にしたので、一次製品は各空
気室の空気が通路を介して外部に流出し、薄いシート状
となる。また通路の開口から空気を圧送すると、通路を
介して前記各空気室に空気が充満し、該各空気室が所定
形状に膨らみ、次いで通路の各分岐部を挾圧融着して該
各分岐部を閉塞すると、上記各空気室が膨らんだ状態で
それぞれ独立して密閉されることになる。
気室の空気が通路を介して外部に流出し、薄いシート状
となる。また通路の開口から空気を圧送すると、通路を
介して前記各空気室に空気が充満し、該各空気室が所定
形状に膨らみ、次いで通路の各分岐部を挾圧融着して該
各分岐部を閉塞すると、上記各空気室が膨らんだ状態で
それぞれ独立して密閉されることになる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図面において、図1は本発明の実施例を示す第1成
形装置の要部断面側面図、図2はその型の平面図、図3
および図4は図2のIII−IIIおよびIV−IV断面図、図5
は第2成形装置の要部断面図、図6は一次製品の平面
図、図7は一次製品への空気圧送状態の平面図、図8は
空気封入装置の要部断面図、図9は緩衝材の平面図、図
10は使用状態の要部断面図である。
る。図面において、図1は本発明の実施例を示す第1成
形装置の要部断面側面図、図2はその型の平面図、図3
および図4は図2のIII−IIIおよびIV−IV断面図、図5
は第2成形装置の要部断面図、図6は一次製品の平面
図、図7は一次製品への空気圧送状態の平面図、図8は
空気封入装置の要部断面図、図9は緩衝材の平面図、図
10は使用状態の要部断面図である。
【0007】図1において、1aは熱可塑性、例えば塩
化ビニール製の第1フィルムであり、ドラム2に懸回さ
れている。該ドラム2の右方に、ヒータ3を、該ヒータ
3の右方に第1成形装置4を配置し、ドラム2から右方
に巻き出された第1フィルム1aを上記ヒータ3により
加熱した後、第1成形装置4により中間製品17を成形
する。上記第1成形装置4は真空成形装置からなり、型
5の上部に載置された第1フィルム1aをクランク板1
5により型5に向けて押圧固定し、真空ポンプ14によ
り吸引して中間製品17を得る。
化ビニール製の第1フィルムであり、ドラム2に懸回さ
れている。該ドラム2の右方に、ヒータ3を、該ヒータ
3の右方に第1成形装置4を配置し、ドラム2から右方
に巻き出された第1フィルム1aを上記ヒータ3により
加熱した後、第1成形装置4により中間製品17を成形
する。上記第1成形装置4は真空成形装置からなり、型
5の上部に載置された第1フィルム1aをクランク板1
5により型5に向けて押圧固定し、真空ポンプ14によ
り吸引して中間製品17を得る。
【0008】上記型5は図2〜図4に示すように、直方
体状の主体の上面に6個の成形部6〜11および溝12
を形成する。上記成形部6〜11は上記主体の上面の四
隅および中間部に所定の間隔をおいて形成し、四隅の成
形部6〜9は外側にL字形の深い凹部6a〜9aを内側
に浅い凹部6b〜9bを、また中心部に突起6c〜9c
を有する平面視正方形状に形成してなり、また中間部の
凹部10,11は外側に一字形の深い凹部10a〜11
aを内側に浅い凹部10b〜11bを、また中心部に突
起10c〜11cを有する平面視正方形状に形成してな
る。なお、上記各突起6c〜11cの高さは主体の基準
面と同じ高さにする。
体状の主体の上面に6個の成形部6〜11および溝12
を形成する。上記成形部6〜11は上記主体の上面の四
隅および中間部に所定の間隔をおいて形成し、四隅の成
形部6〜9は外側にL字形の深い凹部6a〜9aを内側
に浅い凹部6b〜9bを、また中心部に突起6c〜9c
を有する平面視正方形状に形成してなり、また中間部の
凹部10,11は外側に一字形の深い凹部10a〜11
aを内側に浅い凹部10b〜11bを、また中心部に突
起10c〜11cを有する平面視正方形状に形成してな
る。なお、上記各突起6c〜11cの高さは主体の基準
面と同じ高さにする。
【0009】上記溝12は、図2に示すように、中心部
に右端から左端部に向かって延びる主溝12aと、該主
溝12aから分岐して各成形部6〜11に向かって延び
るとともに、各浅い凹部6b〜11bの内端に連通する
分岐溝12bとを有し、主溝12aの右端12a−1は
外部に開口させてなる。また図1に示すように、上記主
体の下部から各成形部6〜9および溝12の底部に向か
って連通する吸引通路13を形成し、この吸引通路13
に真空ポンプ14を接続する。
に右端から左端部に向かって延びる主溝12aと、該主
溝12aから分岐して各成形部6〜11に向かって延び
るとともに、各浅い凹部6b〜11bの内端に連通する
分岐溝12bとを有し、主溝12aの右端12a−1は
外部に開口させてなる。また図1に示すように、上記主
体の下部から各成形部6〜9および溝12の底部に向か
って連通する吸引通路13を形成し、この吸引通路13
に真空ポンプ14を接続する。
【0010】そして、ヒーター3により加熱された第1
フィルム1aをクランプ板15により型5の上面に押圧
固定した後、真空ポンプ14を起動させて上記第1フィ
ルム1aを型5に沿う形状に成形し、この成形品を上記
型5から離型して右方に移動させるとともに、その左右
端部をカッタ16により切断して図1に示すように中間
製品17を成形する。
フィルム1aをクランプ板15により型5の上面に押圧
固定した後、真空ポンプ14を起動させて上記第1フィ
ルム1aを型5に沿う形状に成形し、この成形品を上記
型5から離型して右方に移動させるとともに、その左右
端部をカッタ16により切断して図1に示すように中間
製品17を成形する。
【0011】次いで図5に示すように、上記中間製品1
7を第2成形装置20の型21に嵌合させ、該中間製品
17の上面に熱可塑性の第2フィルム1bを重ねた後、
加熱板22により型21方向に押圧加熱して図6に示す
ように、一次製品24を形成する。即ち、上記型21は
前述した型5と略同構造とし、また加熱板22はその下
部に前述した型5の成形部6および溝12の外周部と対
面する突起22aを有し、内部にヒーター23を有す
る。そして、ヒーター23に通電しつつ加熱板22を下
動させて上記突起22aにより、前述した型5の成形部
6および溝12の外周部と対面する部位、ならびに突起
6c〜9cと対面する部位の第1、第2フィルム1a,
1bを互いに融着(ア)することにより、図6に示すよ
うに、6個の空気室25〜30および該各空気室25〜
30を連通させる通路31を有する長方形状の一次製品
24を形成する。通路31は右端32aが外部に開口し
かつ左方に向かって延びる主路32と、該主路32から
分岐して各空気室25〜30に連通する分岐路33とを
有する。
7を第2成形装置20の型21に嵌合させ、該中間製品
17の上面に熱可塑性の第2フィルム1bを重ねた後、
加熱板22により型21方向に押圧加熱して図6に示す
ように、一次製品24を形成する。即ち、上記型21は
前述した型5と略同構造とし、また加熱板22はその下
部に前述した型5の成形部6および溝12の外周部と対
面する突起22aを有し、内部にヒーター23を有す
る。そして、ヒーター23に通電しつつ加熱板22を下
動させて上記突起22aにより、前述した型5の成形部
6および溝12の外周部と対面する部位、ならびに突起
6c〜9cと対面する部位の第1、第2フィルム1a,
1bを互いに融着(ア)することにより、図6に示すよ
うに、6個の空気室25〜30および該各空気室25〜
30を連通させる通路31を有する長方形状の一次製品
24を形成する。通路31は右端32aが外部に開口し
かつ左方に向かって延びる主路32と、該主路32から
分岐して各空気室25〜30に連通する分岐路33とを
有する。
【0012】前述した第1、第2成形装置4,20は製
造工場に設置し、該製造工場で成形された上記一次製品
24は、各空気室25〜30の空気を通路31を介して
外部に排除して薄いシート状にされ、製品梱包場(需要
先)に向けて輸送される。そして、上記製品梱包場に簡
素な空気封入装置35(図8)を設置し、この空気封入
装置35により上記一次製品24に空気を封入する。即
ち、一次製品24を空気封入装置35の受台36(図
8)に載置した後、主路31の右端に空気ポンプ等の圧
縮空気源39を接続(図7)し、通路31を介して各空
気室25〜30に空気を供給してこれらを膨らませる。
次いで図8に示すように、加熱板37を下動させて通路
31の各分岐路33の基部および主路31の左端部を閉
塞する。上記加熱板37は内部にヒーター38を内装
し、かつ下部に通路31の各分岐路33の基部および主
路31の左端部に対応する線状の突起37aを有してな
り、この突起37aにより各分岐路33の基部および主
路31の左端部を挾圧融着(イ)することにより、図9
に示すように、各空気室25〜30および通路31が閉
塞された完成品、つまりシート状の緩衝材40を形成す
る。この緩衝材40の各空気室25〜30は、図7に示
すように、四隅の空気室25〜28は外側にL字形の高
い凸部25a〜28aを内側に低い凸部25b〜28b
を、また中心部に凹部25c〜28cを有する。また中
間部の空気室29,30は外側に一字形の高い凸部29
a,30aを内側に低い凸部29b,30bを、また中
心部に凹部29c,30cを有する。この場合、各空気
室25〜28は、外側の高い凸部25a〜30aと内側
の低い凸部25b〜30bとの間の第1、第2フィルム
1a,1bを互いに融着(ア)して凹部25c〜28c
を形成するようにしたので、上記高い凸部25a〜30
aと低い凸部25b〜30bとの保形機能が高くなる。
造工場に設置し、該製造工場で成形された上記一次製品
24は、各空気室25〜30の空気を通路31を介して
外部に排除して薄いシート状にされ、製品梱包場(需要
先)に向けて輸送される。そして、上記製品梱包場に簡
素な空気封入装置35(図8)を設置し、この空気封入
装置35により上記一次製品24に空気を封入する。即
ち、一次製品24を空気封入装置35の受台36(図
8)に載置した後、主路31の右端に空気ポンプ等の圧
縮空気源39を接続(図7)し、通路31を介して各空
気室25〜30に空気を供給してこれらを膨らませる。
次いで図8に示すように、加熱板37を下動させて通路
31の各分岐路33の基部および主路31の左端部を閉
塞する。上記加熱板37は内部にヒーター38を内装
し、かつ下部に通路31の各分岐路33の基部および主
路31の左端部に対応する線状の突起37aを有してな
り、この突起37aにより各分岐路33の基部および主
路31の左端部を挾圧融着(イ)することにより、図9
に示すように、各空気室25〜30および通路31が閉
塞された完成品、つまりシート状の緩衝材40を形成す
る。この緩衝材40の各空気室25〜30は、図7に示
すように、四隅の空気室25〜28は外側にL字形の高
い凸部25a〜28aを内側に低い凸部25b〜28b
を、また中心部に凹部25c〜28cを有する。また中
間部の空気室29,30は外側に一字形の高い凸部29
a,30aを内側に低い凸部29b,30bを、また中
心部に凹部29c,30cを有する。この場合、各空気
室25〜28は、外側の高い凸部25a〜30aと内側
の低い凸部25b〜30bとの間の第1、第2フィルム
1a,1bを互いに融着(ア)して凹部25c〜28c
を形成するようにしたので、上記高い凸部25a〜30
aと低い凸部25b〜30bとの保形機能が高くなる。
【0013】そして、図10に示すように、上記緩衝材
40により製品(部品)42の外周部を囲繞してケース
43内に収容し、製品42に加わる衝撃を緩和させる。
なお、図6、図7および図9において41は緩衝材40
の外周部に形成したV形の裂口であり、使用すみの緩衝
材40を破棄する際に各裂口41部から緩衝材40を裂
いて各空気室25〜30および通路31内の空気を排出
させ、緩衝材40をシート片状にするためのものであ
る。
40により製品(部品)42の外周部を囲繞してケース
43内に収容し、製品42に加わる衝撃を緩和させる。
なお、図6、図7および図9において41は緩衝材40
の外周部に形成したV形の裂口であり、使用すみの緩衝
材40を破棄する際に各裂口41部から緩衝材40を裂
いて各空気室25〜30および通路31内の空気を排出
させ、緩衝材40をシート片状にするためのものであ
る。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
よれば、所定形状に形成された各空気室を通路により外
部に連通させたシート状の一次製品を形成し、この一次
製品に空気を圧送して上記各空気室を膨出させるととも
に、通路の各分岐部を挾圧融着して各空気室が個々に密
閉された緩衝材を形成するようにしたので、一次製品の
成形に要する大型かつ高価な成形装置は製造工場に設置
し、該一次製品に空気を封入する簡素な空気封入装置は
製品梱包場つまり需要先に設置することができる。これ
により、製造工場から需要先への輸送時および保管時に
はシート状にして輸送効率を高くするとともに、保管ス
ペースを低減し、また使用時には需要先で容易に緩衝材
に形成することができる効果を奏する。
よれば、所定形状に形成された各空気室を通路により外
部に連通させたシート状の一次製品を形成し、この一次
製品に空気を圧送して上記各空気室を膨出させるととも
に、通路の各分岐部を挾圧融着して各空気室が個々に密
閉された緩衝材を形成するようにしたので、一次製品の
成形に要する大型かつ高価な成形装置は製造工場に設置
し、該一次製品に空気を封入する簡素な空気封入装置は
製品梱包場つまり需要先に設置することができる。これ
により、製造工場から需要先への輸送時および保管時に
はシート状にして輸送効率を高くするとともに、保管ス
ペースを低減し、また使用時には需要先で容易に緩衝材
に形成することができる効果を奏する。
【図1】本発明の実施例を示す第1成形装置の要部断面
側面図である。
側面図である。
【図2】第1成形装置の型の平面図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図2のIV−IV断面図である。
【図5】第2成形装置の要部断面図である。
【図6】一次製品の平面図である。
【図7】一次製品への空気圧送状態の平面図である。
【図8】空気封入装置の要部断面図である。
【図9】緩衝材の平面図である。
【図10】使用状態を示す要部断面図である。
1a 第1フィルム 1a 第2フィルム 2 ドラム 3 ヒーター 4 第1成形装置 5 型 6 成形部 7 成形部 8 成形部 9 成形部 10 成形部 11 成形部 12 溝 13 吸引通路 14 真空ポンプ 15 クランプ板 16 カッタ 17 中間製品 20 第2成形装置 21 型 22 加熱板 23 ヒーター 24 一次製品 25 空気室 26 空気室 27 空気室 28 空気室 29 空気室 30 空気室 31 通路 32 主路 33 分岐路 35 空気封入装置 36 受台 37 加熱板 38 ヒーター 40 緩衝材 41 裂口 42 製品 43 ケース (ア) 融着 (イ) 挾圧融着
Claims (1)
- 【請求項1】 熱可塑性の二枚のフィルムを重ねて互い
に融着するとともに、両フィルム間に所定形状に形成さ
れた多数の空気室と、一端が外部に開口しかつ他端が前
記各空気室に連通する通路とを有するシート状の一次製
品を形成し、前記開口から通路を介して前記各空気室に
空気を圧送した後、通路の各分岐部を挾圧融着して前記
各空気室を閉塞したことを特徴とする空気封入式緩衝材
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27473691A JPH0587173A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 空気封入式緩衝材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27473691A JPH0587173A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 空気封入式緩衝材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587173A true JPH0587173A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17545865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27473691A Pending JPH0587173A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 空気封入式緩衝材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0587173A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7181179B2 (en) | 2000-05-30 | 2007-02-20 | Seiko Epson Corporation | Hand-held electronic device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01153829A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-16 | Nisshin Service Kk | 独立気室連設の気体袋 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP27473691A patent/JPH0587173A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01153829A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-16 | Nisshin Service Kk | 独立気室連設の気体袋 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7181179B2 (en) | 2000-05-30 | 2007-02-20 | Seiko Epson Corporation | Hand-held electronic device |
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