JPH0583370U - イオンエンジンの流量調整器制御装置 - Google Patents

イオンエンジンの流量調整器制御装置

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JPH0583370U
JPH0583370U JP2208692U JP2208692U JPH0583370U JP H0583370 U JPH0583370 U JP H0583370U JP 2208692 U JP2208692 U JP 2208692U JP 2208692 U JP2208692 U JP 2208692U JP H0583370 U JPH0583370 U JP H0583370U
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regulator
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Application number
JP2208692U
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Inventor
健一 貝塚
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの電源で複数個の流量調整器駆動回路に
安定な電源電圧を供給し、人工衛星の姿勢を安定に制御
する。 【構成】 金属ナトリウムの流量を加減することによ
り、金属ナトリウムを噴射させる流量調整器群に加わる
流量調整器駆動信号を流量調整器に加えることによって
生ずる流量調整器両端の電圧降下をフィードバック信号
として論理演算回路に帰還し、電源を論理演算回路で制
御した。 【効果】 一定にした流量調整器駆動信号を流量調整器
群に供給することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、イオンエンジンの流量調整器制御装置に関するもので、更に詳し く述べると、人工衛星に搭載された一つの電源の出力端に複数の流量調整器駆動 回路及び金属ナトリウム、金属カリウム、あるいはセシウムの流量を加減するこ とにより、金属ナトリウムを噴射させる流量調整器群が接続され、各々の流量調 整器群の負荷変動に対して人工衛星上の論理演算回路を用いて電源を制御し、流 量調整器駆動回路に安定な電圧を供給することを特徴とするものである。なお、 以下の説明においては流量を加減するものとして金属ナトリウムを代表例に上げ て説明する。
【0002】
【従来の技術】
まず、従来のイオンエンジンの流量調整器制御装置について説明する。図3は 従来のイオンエンジンの流量調整器制御装置を示す図であり、図において、1A 〜1Cは各々第1の電源、第2の電源、第3の電源、2A〜2Cは各々第1の流 量調整器駆動回路、第2の流量調整器駆動回路、3A〜3Cは各々第1の流量調 整器群、第2の流量調整器群、第3の流量調整器群、4Aは第1の電源1Aから 第1の流量調整器駆動回路2Aに供給される第1の電源ライン、4Bは第2の電 源1Bから流量調整器駆動回路2Bに供給される第2の電源ライン、4Cは第3 の電源1Cから第3の流量調整器駆動回路2Aに供給される第1の駆動信号、5 Bは第2の流量調整器駆動回路2Bから第2の流量調整器群3Bに供給される第 2の駆動信号、5Cは第3の流量調整器駆動回路2Cから第3の流量調整器3C に供給される第3の駆動信号、VB はバスラインである。
【0003】 従来のこのような構成において、人工衛星の姿勢を地球に対して、人工衛星の 一定面が常に向くように、各々の電源から各々流量調整器駆動回路に電源電流が 送られ、その電源電流に応じて流量調整器駆動回路が金属ナトリウムの流量を加 減することにより、金属ナトリウムを噴射させる各々の流量調整器群に流量調整 器駆動信号を供給して流量調整器を開くことによって金属ナトリウムの流れを加 減し、金属ナトリウムの噴射を調整させることができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のイオンエンジンの流量調整器制御装置は人工衛星の姿勢を地球に対 して人工衛星の一定面が常に向くように金属ナトリウムの流量を加減することに より、金属ナトリウムを噴射させる流量調整器を開閉する流量調整器駆動回路2 A〜2Cの要求に合った電源を必要としていたため、各流量調整器駆動回路に一 つの電源を持っていた。従って電源バスラインVB の変化に対しては電源1A〜 1Cで受けとるため、流量調整器駆動回路2A〜2Cにはほとんど影響を与えな い。しかも各電源と流量調整器駆動回路は一対に構成され、流量調整器駆動回路 の電圧変動に対して、電源が電圧変動分を吸収するため、他の電源と流量調整器 駆動回路に影響を与えない利点があった。しかしながら一個の流量調整器駆動回 路が駆動できる流量調整器の数には限りがあり、流量調整器の要求数量が増し、 人工衛星に搭載する流量調整器駆動回路が多くなればなるほど電源は沢山必要と なり、その結果、部品点数の増加、部品の増加による故障発生の増大、多数の電 源使用による重量増加等の欠点がある。人工衛星の本来目的は長寿命で、かつ通 信機器などが多く搭載できることであるが、上記指摘した欠点を満足しない場合 は人工衛星の使命を全うすることは難しい。従って、上記従来のイオンエンジン の流量調整器制御装置は人工衛星の大型化に伴い、電源の種類の増加による電力 損失増大、重量増加、使用面積の増加に加え、部品点数の増数、回路の複雑化等 による信頼度低下などの問題点があった。
【0005】 この考案はかかる課題を解決するためになされたものであり、論理演算回路を 用いて、一つの電源出力に接続された複数個の流量調整器駆動回路に安定な電源 電圧を供給可能にするイオンエンジンの流量調整器制御装置を提供することを目 的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この考案においては、金属ナトリウムの流量を加減することにより、金属ナト リウムを噴射させる流量調整器群に加わる流量調整器駆動信号が流量調整器の負 荷状態の変化により様々に変化した電圧降下を起こす状態を電圧値にしてフィー ドバック信号として人工衛星内の論理演算回路に帰還し、電源を論理演算回路で 制御したものである。
【0007】
【作用】
この考案においては、金属ナトリウムの流量を加減することにより、金属ナト リウムを噴射させる流量調整器の入力対グランドの電圧値を論理演算回路に入力 し、負荷変動に伴って変化する流量調整器群の入力の電圧に応じて電源に適正レ ベル量をフィードバックし、電源の出力を流量調整器動作電圧になるように制御 を行う。
【0008】
【実施例】
実施例1. 図1はこの考案の一実施例を示すブロック図であり、2A〜5C及びVB は上 記従来の装置と全く同一のものである。6は電源、7A〜7Cは電源出力端と第 1の流量調整器駆動回路2A〜第3の流量調整器駆動回路2Cを接続する電源出 力、8A〜8Cは第1の流量調整器群3A〜第3の流量調整器群3Cと論理演算 回路を接続するフィードバック信号、10は論理演算回路9と電源6を接続する 電源制御信号である。
【0009】 電源6は多出力端を持ち、その出力端に流量調整器駆動回路2A〜2Cが接続 され、各々の流量調整器駆動回路がそれに対応する流量調整器群3A〜3Cを駆 動し、金属ナトリウムの流量を加減することにより、金属ナトリウムを噴射させ る流量調整器群の各々の電圧変化をフィードバック信号8A〜8Cで、論理演算 回路9はフィードバック信号8A〜8Cの変化を検知し、適正レベル量を電源6 にフィードバックし、電源6の出力を流量調整器動作電圧になるように制御する 。電源6の内部を詳細に示すと、図2のようになる。2A〜2C、9は図1と同 じである。11はプリレギュレータ、13A〜13Cは第1のフィルタ〜第3の フィルタ、S1は出力回路12と第1のフィルタ13A間を接、断するスイッチ 、S2は出力回路12と第2のフィルタ13B間を接、断するスイッチ、S3は 出力回路12と第3のフィルタ13C間を接、断するスイッチ、14Aは論理演 算回路9からプリレギュレータ11へ供給されるプリレギュレータ制御信号、1 4BはスイッチS1の制御信号、14CはスイッチS2の制御信号、14Dはス イッチS3の制御信号である。論理演算回路9からのプリレギュレータ制御信号 14Aはプリレギュレータ11の動作効率を最適にすると共に、バスラインV B の変化に対してプリレギュレータ11出力を一定にさせる動作をする。スイッチ S1の制御信号14B、スイッチS2の制御信号14C、スイッチS3の制御信 号14Dは、流量調整器群3A、3B、3Cの負荷変動によって流量調整器群3 A、3B、3Cの入力の電圧が変動したとき、その変動幅を最小に押さえるよう にスイッチS1、S2、S3を接、断させ、流量調整器駆動回路へ供給する電圧 を安定化させる。又、流量調整器群がショートまたは過大負荷状態になるとスイ ッチS1、S2、S3を断にし、流量調整器駆動回路2A、2B、2Cへの電圧 供給を停止すると共に、プリレギュレータ11の出力を断にするようプリレギュ レータ制御信号14Aを発生させる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案は人工衛星の大型になればなるほど複雑になる 傾向にある電源を論理演算回路を使用して、従来のものより制御機能を増加させ 、かつ全体に簡素化したことにより一定した流量調整器駆動信号を金属ナトリウ ムの流量を加減することにより、金属ナトリウムを噴射させる流量調整器群に供 給することができ、高い性能と、高い信頼性を有する小型の流量調整器制御装置 を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるイオンエンジンの流
量調整器制御装置を示すブロック図である。
【図2】この考案を構成する電源の内部詳細を示すブロ
ック図である。
【図3】従来のイオンエンジンの流量調整器制御装置を
示すブロック図である。
【符号の説明】
2A 第1の流量調整器駆動回路 2B 第2の流量調整器駆動回路 2C 第3の流量調整器駆動回路 3A 第1の流量調整器群 3B 第2の流量調整器群 3C 第3の流量調整器群 5A 第1の駆動信号 5B 第2の駆動信号 5C 第3の駆動信号 6 電源 7A 第1の電源出力 7B 第2の電源出力 7C 第3の電源出力 8A 第1のフィードバック信号 8B 第2のフィードバック信号 8C 第3のフィードバック信号 9 論理演算回路 10 電源制御信号 VB バスライン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工衛星搭載用イオンエンジンにおける
    金属ナトリウム、又は金属カリウム、あるいはセシウム
    の流量を加減することにより、金属ナトリウム、又は金
    属カリウム、あるいはセシウムを噴射させる複数個並設
    された流量調整器群と、人工衛星の姿勢を地球に対して
    人工衛星の一定面が常に向くように上記複数個の流量調
    整器群を開閉制御する複数個の流量調整器駆動回路と、
    人工衛星のバッテリーに直列に接続され、かつ出力端に
    上記流量調整器駆動回路を並列接続してなる電源と、上
    記流量調整器群への駆動信号が予め設定した流量調整器
    動作電圧となるように上記電源に電源制御信号を供給す
    る論理演算回路とを具備したことを特徴とするイオンエ
    ンジンの流量調整器制御装置。
JP2208692U 1992-04-09 1992-04-09 イオンエンジンの流量調整器制御装置 Pending JPH0583370U (ja)

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JP2208692U Pending JPH0583370U (ja) 1992-04-09 1992-04-09 イオンエンジンの流量調整器制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016539852A (ja) * 2013-12-11 2016-12-22 スネクマ 宇宙飛行体の電気スラスタに推進剤流体を供給するための改良された流量調整システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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