【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]
〔産業上の利用分野〕
本発明は、包装材料に関し、より詳細には加工
食品、特にレトルトパウチ食品およびボイル食品
などの包装容器の易開封性シール用の包装材に関
する。
〔従来技術およびその問題点〕
包装、特に食品の包装は、食品が生産されてか
ら保管、加工、輸送の過程を経て消費者の手に渡
るまでの途上において受ける機械的外力や、温
度、湿度などの外的環境による物理的損傷、変
質、生物的な汚染、腐敗などから内容物、すなわ
ち食品を保護すること、流通、販売における作業
性の向上、商品性の向上などを目的としている。
これらの目的に沿つて、種々の包装材料が提案さ
れ、市場に供されている。
今日、上述の包装目的のうち、消費時（飲食
時）の簡便性の付与が特に注目されている。例え
ば、加工食品、特にレトルトパウチ食品およびボ
イル食品などの包装容器においては、高温高圧加
熱時に、包装材が熱的に安定であり密封性を確保
すると共に、消費時に容易に開封できるものであ
る。このような易開封性密封包装材として従来か
ら種々のものが提案され、市販されている。例え
ば、レトルトパウチ食品またはボイル食品の容器
カツプのシール用蓋材として、アルミ箔、プラス
チツクフイルム、紙などのフイルム基材上に、ポ
リプロピレンとエチレン−プロピレン共重合体ゴ
ムとのブレンドポリマーフイルムをシーラント層
として積層したものが使用されている。ポリプロ
ピレンに異種物質であるエチレン−プロピレン共
重合体のブレンドによつてこの包装材に易開封性
が付与される。
しかしながら、この従来の易開封性包装材を密
封カツプの蓋として使用した場合、そのカツプの
開封時にシーラント層のなかで層状剥離を起し、
シール層の一部が膜状にカツプのフランジ部に残
る「膜張り現象」が発生する。
また、例えば30μmのポリプロピレンと20μm厚
の上述のブレンドポリマーとの共押出フイルムを
シーラント層として使用する易開封性密封包装材
が提案されている。しかしながら、前述の易開封
性包装材と同様に「膜張り現象」が起るという問
題がある。
本発明は上述の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、上記の従来の易開
封性包装材の問題点を解消して開封剥離時のいわ
ゆる「膜張り現象」のない易開封性密封包装材を
提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の本発明の目的は、下記の易開封性密封包
装材によつて達成できる。すなわち、本発明の易
開封性密封包装材はフイルム基材と該基材に積層
されたシーラント層とを含む密封包装材であつ
て、ブレンドポリマー（少なくともポリプロピレ
ンを含むものとする）とホモポリマーのポリプロ
ピレンとの共押出フイルムを該シーラント層とし
て用い、被シール両側に設けられた該ブレンドポ
リマーの層厚が11μm以下であることを特徴とす
るものである。
本発明の易開封性密封包装材は、フイルム基材
と該基材に積層されたシーラント層とを主として
有する。
この発明において用いられるフイルム基材とし
ては、機械的強度のあるものであればいずれの包
装材料であつてもよい。例えば、紙、プラスチツ
クフイルム、金属箔、布帛、およびこれらの積層
物である。この積層は従来の種々の手法により行
なうことができる。フイルム基材の寸法、膜厚な
どは任意であり、その用途に応じて適宜変更でき
る。
この発明の包装材におけるシーラント層とし
て、共押出フイルムが用いられ、この共押出フイ
ルムはフイルム基材上に積層される。ここで共押
出しされる材料は、ホモポリマーであるポリプロ
ピレン（以下ホモPPと略す）とブレンドポリマ
ーとである。このブレンドポリマーは、ポリプロ
ピレン（以下PPと略す）と他のポリマーとから
ブレンドされたものである。
ここで、共押出しの一方の材料であるホモPP
はプロピレンモノマーから単独重合により得られ
たものであり、一般的に機械的性質にすぐれてい
る。
ブレンドポリマーの一方の成分であるポリプロ
ピレン（PP）は、本発明において、プロピレン
のホモポリマーおよびプロピレンとコモノマーと
のコポリマーを指すものとする。この発明におい
て用いることのできるプロピレンのコポリマー
は、ランダムコポリマー（ランダムPP）、グラフ
トコポリマー、またはブロツクコポリマー（ブロ
ツクPP）であり、コモノマーの種類としては、
例えば、エチレンブテン−１、ヘキセン−１、メ
チルプロペン、エチリデンノルボルネン、トリメ
チルペンテン、４−メチルペンテン−１、１，４
−ヘキサジエンなどがある。
ブレンドポリマーの他方の成分であるポリマー
は、不飽和炭化水素およびその誘導体のモノマー
の重合より得られるものである。ここでPPとブ
レンドできるポリマーとしてはポリエチレン
（PE）、エチレン酸ビニルコポリマー（EVA）、
ポリブテン−１（PB−１）、ポリヘキヤン、ポリ
オクテン、ポリ塩化ビニル、エチレン−プロピレ
ンコポリマー、エチレン−ブテン−１コポリマ
ー、ポリブタジエン、ポリメチルペンテン−１
（TPX）、ニトリルゴム、ブチルゴム、ネオプレ
ン、ブナＳ、ブナＮなどがある。
本発明において、ブレンドポリマーの中のポリ
マーの組成割合を適宜変更できるが、ポリプロピ
レン（PP）については少なくとも40重量％、好
ましくは50重量％以上含有することが望ましい。
本発明において、ホモPPとブレンドポリマー
との共押出しは通常の技法により実施される。共
押出フイルムは本発明においてシーラント層とし
て用いられ、フイルム基材上に積層される。共押
出フイルムのフイルム基材上への積層は接着剤に
よる貼付、共押出コーテイングなどの通常の種々
の技術によつて行なうことができる。この積層に
おいて、ホモPP層がフイルム基材側に、ブレン
ドポリマー層が被シール面側に設けられるように
実施される。
本発明の包装材における共押出フイルム中、ブ
レンドポリマーの層厚は11μm以下、好ましくは
11〜3μmである。この上限を超える層厚では膜張
り現象が現われ、下限未満でも同様に膜張り現象
が現われるからである。
次いで、本発明の易開封性密封包装材の使用法
の一例を説明する。この包装材をレトルトパウチ
食品用の密封容器の蓋材として用いる場合、この
包装材を所定の形状、寸法に切断し、食品を充填
したカツプの上端（フランジ部）にこの包装材を
載せてフランジ部と共押出フイルム面を接触させ
る。この接触した包装材を熱間圧縮してヒートシ
ールを行なう。第１図にこの例によつて得られた
密封容器の概略断面図を示す。使用に際して被シ
ール面は、種々の材質からなるものでよいが、十
分なシールを達するために好ましくは凹凸の少な
いポリプロピンからなる面である。
〔作用および発明の効果〕
本発明の易開封性密封包装材において、共押出
フイルムの一方の層が剛性の高いホモPPからな
り、他方の層が柔かく密封性の高いブレンドポリ
マーからなるので、密封性が高くかつ易開封性も
すぐれた密封包装体を製造することができると共
に、ブレンドポリマー層が11μm以下の厚さであ
るために膜張り現象を起すことなく、シール部で
破断してきれいに蓋を剥がすことができる。
〔実施例〕
この発明を以下の例を示してより具体的に説明
する。
実施例 １
厚さ12μmの二軸延伸ポリエステルフイルムと
厚さ15μmの二軸延伸６−ナイロンフイルムをウ
レタン系接着剤によつてラミネートしてフイルム
基材を調整した。得られた基材のナイロンフイル
ム面にウレタン系接着剤で下記表１の共押出フイ
ルムを積層して易開封性密封包装材を製造した。
つくられた包装材を蓋の形状に截断し、共押出
フイルム面が密封容器用のカツプのフランジ部
（６mm巾）に接するようにカツプと蓋とを200℃３
Kg／cm2、１秒間の条件でヒートシールした。な
お、ここで用いられたカツプはホモPP85重量％
と低密度ポリエチレンとのブレンドポリマー（ホ
モPP／LDPE＝85／15）からつくられている。
この密封容器の剥し易さ（シール強度）および
膜張り現象の発現の有無を評価した。その結果を
表１に示す。
なお、シール強度の評価については、1.8Kg／
15mm以下（好ましくは1.6Kg／15mm以下）であれ
ば易開封性が良好であるが、0.8Kg／15mm以下に
なるとホツトパツク等で漏洩の可能性がある。
実施例２〜３および比較例４〜６
共押出フイルムの層厚を変えたこと以外、実施
例１と同様に実施した。その結果を表１に示す。
この結果からブレンドポリマー層の厚さが12μm
以上になると膜張り現象が発生することがわか
る。
実施例７〜10，12〜13および比較例11
ブレンドポリマーの組成および層厚を変えたこ
と以外、実施例１と同様に実施した。その結果を
表１に示す。この結果から、ブレンドポリマーの
成分と種々のポリマーを用いることができること
がわかる。
比較例 14〜15
共押出フイルムのホモPPの代りにランダムPP
を用いたこと以外、実施例１と同様に実施した。
その結果を表１に示す。この結果から剛性の高い
ホモPPを用いなければ膜張り現象が発生するこ
とがわかる。
実施例 16
密封容器のカツプの材質として、ホモPPを用
いたこと以外、実施例１と同様に実施した。その
結果を表１に示す。この結果から明らかなように
カツプの材質に影響を受けない。
比較例 17〜18
表２に示す単層フイルムを共押出フイルムの代
りに用いたこと以外、実施例１と同様に実施し
た。その結果を表２に示す。その表から明らかな
ように共押出フイルムでなければ材料の組合せお
よび厚みに関係なく膜張り現象が生じる。
[Industrial Application Field] The present invention relates to packaging materials, and more particularly to packaging materials for easy-to-open seals of packaging containers for processed foods, particularly retort pouch foods and boiled foods. [Prior art and its problems] Packaging, especially food packaging, is susceptible to external mechanical forces, temperature, and humidity during the process of food production, storage, processing, transportation, and delivery to consumers. The purpose of this product is to protect the contents, that is, food, from physical damage, deterioration, biological contamination, and putrefaction caused by the external environment, as well as to improve workability in distribution and sales, and to improve marketability.
Various packaging materials have been proposed and put on the market for these purposes. Nowadays, among the above-mentioned packaging purposes, the provision of convenience at the time of consumption (drinking and drinking) is particularly attracting attention. For example, in packaging containers for processed foods, especially retort pouch foods and boiled foods, the packaging material is thermally stable and secures sealing properties when heated at high temperature and high pressure, and can be easily opened at the time of consumption. Various types of such easy-open sealed packaging materials have been proposed and are commercially available. For example, as a lid material for sealing the container cup of retort pouch food or boiled food, a blend polymer film of polypropylene and ethylene-propylene copolymer rubber is applied as a sealant layer on a film base material such as aluminum foil, plastic film, or paper. A laminated material is used as a material. The blend of polypropylene and a dissimilar material, ethylene-propylene copolymer, imparts ease of opening to this packaging material. However, when this conventional easy-open packaging material is used as a lid for a sealed cup, delamination occurs in the sealant layer when the cup is opened.
A ``film-stretching phenomenon'' occurs in which a portion of the sealing layer remains in the form of a film on the flange of the cup. Furthermore, an easily openable sealed packaging material has been proposed in which a coextruded film of, for example, 30 μm polypropylene and the above-mentioned blended polymer with a 20 μm thickness is used as a sealant layer. However, like the above-mentioned easy-to-open packaging materials, there is a problem in that a "filming phenomenon" occurs. The present invention was made in view of the above-mentioned circumstances, and its purpose is to solve the problems of the conventional easy-to-open packaging materials mentioned above, and to provide an easy-to-open packaging material that does not cause the so-called "filming phenomenon" when peeling off the packaging. An object of the present invention is to provide an openable sealed packaging material. [Means for Solving the Problems] The above-mentioned objects of the present invention can be achieved by the following easy-open sealed packaging material. That is, the easy-open sealed packaging material of the present invention is a sealed packaging material that includes a film base material and a sealant layer laminated on the base material, and includes a blended polymer (containing at least polypropylene) and a homopolymer polypropylene. A coextruded film is used as the sealant layer, and the layer thickness of the blended polymer provided on both sides to be sealed is 11 μm or less. The easily openable sealed packaging material of the present invention mainly includes a film base material and a sealant layer laminated on the base material. The film base material used in this invention may be any packaging material as long as it has mechanical strength. Examples include paper, plastic film, metal foil, fabric, and laminates thereof. This lamination can be done by various conventional techniques. The dimensions, film thickness, etc. of the film base material are arbitrary and can be changed as appropriate depending on the intended use. A coextruded film is used as the sealant layer in the packaging material of this invention, and this coextruded film is laminated on a film base material. The materials coextruded here are polypropylene (hereinafter abbreviated as homo-PP), which is a homopolymer, and a blend polymer. This blend polymer is a blend of polypropylene (hereinafter abbreviated as PP) and other polymers. Here, one material of coextrusion, homoPP
is obtained by homopolymerization from propylene monomer and generally has excellent mechanical properties. Polypropylene (PP), one component of the blend polymer, is understood in the present invention to refer to homopolymers of propylene and copolymers of propylene and comonomers. The propylene copolymer that can be used in this invention is a random copolymer (random PP), a graft copolymer, or a block copolymer (block PP), and the types of comonomers include:
For example, ethylene butene-1, hexene-1, methylpropene, ethylidenenorbornene, trimethylpentene, 4-methylpentene-1,1,4
-Hexadiene, etc. The other component of the blend polymer is obtained from the polymerization of monomers of unsaturated hydrocarbons and their derivatives. Polymers that can be blended with PP include polyethylene (PE), ethylene vinyl acid copolymer (EVA),
Polybutene-1 (PB-1), polyhexane, polyoctene, polyvinyl chloride, ethylene-propylene copolymer, ethylene-butene-1 copolymer, polybutadiene, polymethylpentene-1
(TPX), nitrile rubber, butyl rubber, neoprene, Buna S, Buna N, etc. In the present invention, the composition ratio of the polymer in the blend polymer can be changed as appropriate, but it is desirable that the content of polypropylene (PP) is at least 40% by weight, preferably 50% by weight or more. In the present invention, coextrusion of homo-PP and blended polymers is carried out by conventional techniques. A coextruded film is used as a sealant layer in the present invention and is laminated onto a film substrate. The coextrusion film can be laminated onto the film base material by various conventional techniques such as adhesive attachment and coextrusion coating. In this lamination, the homo-PP layer is provided on the film base material side, and the blend polymer layer is provided on the sealed surface side. In the coextruded film of the packaging material of the present invention, the layer thickness of the blended polymer is 11 μm or less, preferably
It is 11-3 μm. This is because if the layer thickness exceeds this upper limit, a film-stretching phenomenon will occur, and if it is less than the lower limit, a film-stretching phenomenon will also occur. Next, an example of how to use the easily openable sealed packaging material of the present invention will be explained. When using this packaging material as a lid material for a sealed container for retort pouch food, cut this packaging material into a predetermined shape and size, place the packaging material on the upper end (flange part) of a cup filled with food, and then close the flange. and the surface of the coextruded film. This contacting packaging material is hot compressed to perform heat sealing. FIG. 1 shows a schematic sectional view of a sealed container obtained in this example. In use, the surface to be sealed may be made of various materials, but in order to achieve a sufficient seal, it is preferably a surface made of polypropylene with few irregularities. [Operation and Effects of the Invention] In the easy-open sealed packaging material of the present invention, one layer of the coextruded film is made of homo-PP with high rigidity, and the other layer is made of a soft blended polymer with high sealing properties. It is possible to manufacture a sealed package that is highly durable and easy to open, and since the blend polymer layer has a thickness of 11 μm or less, it does not cause a film phenomenon and breaks at the sealing part and can be closed cleanly. can be peeled off. [Example] This invention will be described in more detail with reference to the following examples. Example 1 A film base material was prepared by laminating a 12 μm thick biaxially stretched polyester film and a 15 μm thick biaxially stretched 6-nylon film with a urethane adhesive. A coextruded film shown in Table 1 below was laminated on the nylon film surface of the obtained base material using a urethane adhesive to produce an easily openable sealed packaging material. The resulting packaging material was cut into the shape of a lid, and the cup and lid were heated at 200°C so that the coextruded film surface was in contact with the flange (6 mm width) of the cup for sealed containers.
Heat sealing was performed under the conditions of Kg/cm 2 and 1 second. The cup used here is homo PP 85% by weight.
It is made from a blend polymer (homo PP/LDPE = 85/15) of polyethylene and low density polyethylene. The ease with which this sealed container was peeled off (seal strength) and the presence or absence of a film-forming phenomenon were evaluated. The results are shown in Table 1. Regarding the evaluation of seal strength, 1.8Kg/
If it is 15 mm or less (preferably 1.6 Kg/15 mm or less), it is easy to open, but if it is 0.8 Kg/15 mm or less, there is a possibility of leakage due to hot packs, etc. Examples 2 to 3 and Comparative Examples 4 to 6 The same procedure as in Example 1 was carried out except that the layer thickness of the coextruded film was changed. The results are shown in Table 1.
From this result, the thickness of the blended polymer layer is 12 μm.
It can be seen that when the temperature exceeds this level, a film tension phenomenon occurs. Examples 7 to 10, 12 to 13 and Comparative Example 11 The same procedure as in Example 1 was carried out except that the composition of the blend polymer and the layer thickness were changed. The results are shown in Table 1. This result shows that a variety of polymers can be used as components of the blend polymer. Comparative Examples 14-15 Random PP instead of homo-PP in coextruded film
The procedure was carried out in the same manner as in Example 1 except that .
The results are shown in Table 1. This result shows that unless homo-PP with high rigidity is used, a film-stretching phenomenon will occur. Example 16 The same procedure as in Example 1 was carried out except that homo PP was used as the material for the cup of the sealed container. The results are shown in Table 1. As is clear from this result, it is not affected by the material of the cup. Comparative Examples 17-18 The same procedure as in Example 1 was carried out except that the single-layer film shown in Table 2 was used instead of the coextruded film. The results are shown in Table 2. As is clear from the table, unless the film is a coextruded film, the film-stretching phenomenon occurs regardless of the material combination and thickness.
【表】【table】
【表】【table】
【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]
第１図は、本発明の包装材を用いて製造された
密封容器の断面概要図である。
１……密封容器、２……易開封性密封材（蓋
材）、３……フイルム基材、３ａ……二軸延伸ナ
イロンフイルム、３ｂ……アルミニウム箔、４…
…シーラント層（共押出フイルム）、４ａ……ホ
モPP層、４ｂ……ブレンドポリマー層、５……
カツプ。
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of a sealed container manufactured using the packaging material of the present invention. DESCRIPTION OF SYMBOLS 1... Sealed container, 2... Easy-open sealing material (lid material), 3... Film base material, 3a... Biaxially stretched nylon film, 3b... Aluminum foil, 4...
...Sealant layer (coextruded film), 4a...Homo PP layer, 4b...Blend polymer layer, 5...
Katsupu.