JPH0581576A - 人体検知器 - Google Patents

人体検知器

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JPH0581576A
JPH0581576A JP26868891A JP26868891A JPH0581576A JP H0581576 A JPH0581576 A JP H0581576A JP 26868891 A JP26868891 A JP 26868891A JP 26868891 A JP26868891 A JP 26868891A JP H0581576 A JPH0581576 A JP H0581576A
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JP
Japan
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human body
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detecting
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Application number
JP26868891A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kobari
哲郎 小針
Tsutomu Shoji
勉 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chino Corp
Original Assignee
Chino Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小動物等による誤報と背景ノイズによる誤報
を防止することで侵入者のみを検知可能とする。 【構成】 高所と地表2との間で斜めに侵入者を検知す
る斜視検知部1aと、地表から所定高さ以上で小動物以
外の侵入者を検知する平行検知部1bの検知信号は、制
御部に入力され、これら検知信号の論理積条件で侵入者
のみその侵入位置を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、侵入監視領域内の放射
エネルギーの変化に基づいて人体の侵入を検知する人体
検知器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、赤外線を利用して侵入監視領域
内の放射エネルギーを検知し、この放射エネルギーの変
化から侵入監視領域内への人体の侵入を検知する装置と
して人体検知器が知られている。
【0003】そして、人体検知器は複数のミラー、ある
いは複数の赤外線素子が用いられており、侵入監視領域
を複数の検出エリアに分割していずれの検出エリアへの
侵入であるかを特定することができる。
【0004】図5,図6に示すのは、このエリアを示す
図であり、建物の壁4、あるいは天井5等高所部分に設
けられた人体検知器35は、地表2との間で複数の検出
エリアA1,A2,A3を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
人体検知器35では、小動物の侵入による誤報や、背景
ノイズによる誤報が発生する欠点があった。
【0006】検出エリア内での小動物と侵入者との区別
は、赤外線素子の検出感度等を可変することによりある
程度まで(例えば大きさの違い)で区別するものであ
り、現在の所、これらを完全に区別し、かつ小動物の誤
報を防止するものはない。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、小動物等による誤報を防止でき、また背景ノ
イズによる誤報を防止でき、侵入者のみを検知すること
ができる人体検知器を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の人体検知器は、人体から放射される放射エネル
ギーを赤外線素子を有する検知部で検知することにより
定められた検知範囲内への侵入者を検知する人体検知器
であって、高所に設けられ地表2との間で複数の斜視検
知範囲A(A=A1,A2,A3)を有する斜視検知部
1aと、地表から所定高さ(L)の低所に設けられ地表
2と平行に、かつ前記斜視検知範囲Aと重なる平行検知
範囲Bを有する平行検知部1bと、前記斜視検知部1a
の各出力信号a1,a2,a3と、平行検知部1bの出
力信号bとの論理積条件で侵入者を検知する制御部3
と、を具備することを特徴とする。
【0009】
【作用】斜視検知部1aは、装置本体、壁、あるいは天
井等の高所から地表2との間で複数の斜視検知範囲A
1,A2,A3を有して侵入者を検知する。一方、平行
検知部1bは、低所でかつ地表2から所定高さL装置本
体、壁等に設けられ地表2と平行な平行検知範囲Bで侵
入者を検知する。この所定高さLは小動物以上の高さに
設定しておく。制御部3は、斜視検知部1aの各出力信
号a1,a2,a3と、平行検知部1bの出力信号bと
の論理積条件で処理するから所定高さL以下の小動物が
進入しても誤報することなく、背景ノイズの影響もなく
侵入者のみを確実に検知することができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明による人体検知器の第1の実
施例を示す概要図である。図に示すように、本発明の人
体検知器1は、上下に2つの斜視検知部1a,平行検知
部1bを有している。
【0011】斜視検知部1aは、地表2から所定距離で
かつ人間の高さより少なくとも高い位置部分に設けられ
たものであり、地表2との間で所定角度の斜視検知範囲
Aを有している。この斜視検知部1aは、複数の赤外線
素子あるいは1個の赤外線素子と複数のミラーの組合せ
により複数の斜視検知範囲A1,A2,A3が設定され
るものであり、図示の如く検知範囲Aは、斜視検知部1
a直下部分から所定距離離れた箇所まで連続した範囲を
複数に分割して検知する。
【0012】一方、平行検知部1bは、地表2から所定
高さLを有した箇所に設けられる。この高さは、小動物
の高さ以上、例えば大型犬の高さ以上とすれば50cm程
度の位置部分に設けられたものであり、地表2に対して
平行な角度の平行検知範囲Bを有している。この平行角
度は赤外線素子、あるいはミラーの調整により平行角度
が設定されるものである。
【0013】次に、図2に示すのは、人体検知器1の制
御部を示す図である。図示の如く、斜視検知部1a,平
行検知部1bの出力信号は、制御部3に入力される。制
御部3は、斜視検知部1aの各斜視検知範囲A1〜A3
に対応する出力信号a1〜a3の入力端子、及び平行検
知部1bの出力信号bの入力端子を有しており、これら
入力により検知範囲内への侵入者検知時に出力される検
知信号出力S、及びその侵入者の位置を示す位置信号出
力Pが出力されるようになっている。これら検知信号出
力S、位置信号出力Pは後段の警報装置に入力される。
【0014】ここで、制御部3は、斜視検知部1a各出
力信号a1〜a3と、平行検知部1bの出力信号bとの
論理積a1×b,あるいはa2×b,あるいはa3×b
という条件で検知信号出力Sを出力する。
【0015】また、侵入位置については、斜視検知部1
aの各出力信号a1〜a3の組合せ条件(出力信号がa
1とa3のみである場合は考えられないので除く)の論
理積により特定される。これにより侵入者をa1,a1
×a2,a2,a2×a3,a3,及びa1×a2×a
3の位置まで区分することができる。
【0016】例えば、図1に示す位置に侵入者があった
場合、斜視検知部1a、及び平行検知部1bがいずれも
この侵入者からの赤外線放射エネルギーを検知すること
により制御部3から検知信号出力Sが出力される。さら
に、斜視検知部1aは、斜視検知範囲A2,A3で同時
に検知され出力信号a2,a3が得られる。制御部3
は、この出力信号a2,a3により論理積a2×a3の
位置(侵入者の立っている位置A2とA3にまたがる位
置)が特定された位置信号出力Pを出力する。
【0017】ところで、図1に示す様に小動物がこの斜
視検知範囲aに進入してきても平行検知部1bがこの小
動物を検知しないから検知信号出力Sを出力することは
なく、誤報を防止することができる。
【0018】したがって、上記構成による人体検出器1
の動作を説明すると、斜視検知範囲A内に侵入する者が
ある場合、斜視検知部1aはこの人体から放射される熱
エネルギーを検知して出力信号aを制御部3に出力す
る。同時に侵入者は、平行検知部1bによっても検知さ
れ、出力信号bを制御部3に出力する。
【0019】これら出力信号a,bにより制御部3は、
侵入者の検知信号出力S、及びその侵入者の位置信号出
力Pを出力する。ここで、侵入者以外、例えば小動物が
斜視検知範囲bに進入した場合では、斜視検知部1aで
検知されるが、平行検知部1bではこの小動物が検知さ
れないので検知信号出力Sが出力されず、誤報を防止す
ることができる。
【0020】ところで図3は前記制御部3内に設けられ
る位置信号出力Pを得る具体例回路図である。前記斜視
検知部1aの各出力信号a1〜a3は各々AND回路か
らなる条件設定回路部3aに入力される。各AND回路
には平行検知部1bの出力信号bが各々反転入力され、
条件設定回路部3aでは出力信号bが得られない時、つ
まり侵入者以外の時には後段の動作を停止して誤報を防
止する。尚、この図に示す回路以外の回路部分では、斜
視検知器1aによる侵入者の検知信号出力Sが得られる
構成とすることができ、小動物の検知を行なうことがで
きる。
【0021】条件設定回路部3aの出力は論理積回路部
3bに入力される。論理積回路部3bは、各出力信号a
1〜a3間における組合せ状態の位置を検出するもので
a1×a2,a2×a3の位置信号出力を新たに生成し
計5通りP1〜P5の位置信号を出力する。
【0022】これにより、斜視検知部1a及び平行検知
部1bの出力信号a1〜a3,bにより位置信号出力P
をP1〜P5まで特定して出力することができる。尚、
この位置信号出力P1〜P5は、第1図に示される位置
p1〜p5に対応する所定の範囲で検知される。
【0023】尚、図1に示す位置pの範囲は平行検知部
1bの平行検知範囲Bの下限縁B’を僅かに越えた程度
の高さ(該平行検知部1bの地表2から所定高さL以上
の高さ)で接近する人体を侵入者とした場合である。
【0024】また、図3に示す後段には特定回路部3d
が設けられる。特定回路部3dは図1に示す斜視検知範
囲a1〜a3全ての範囲で侵入者を検知した場合(例え
ば図1の高さの侵入者、つまり高さl以上の侵入者が範
囲p6内に侵入した場合)には、P6からのみ位置信号
出力P6を出力し、かつ同時にP2,P4の出力のを禁
止する)。
【0025】ところで本実施例では斜視検知範囲aがa
1〜a3までの3区分であったが、さらにこの区分数を
増やしても良く、制御部3の回路についても増設のみで
対応することができる。また、図2、図3の制御部の機
能はマイクロコンピュータ等でソフトウェア的に構成し
ても良い。
【0026】また、本実施例では斜視検知部1a及び平
行検知部1bが一体化され人体検知器1を構成したが、
これら斜視検知部1a、及び平行検知部1bが分離さ
れ、所定距離離れて壁面に固定される構成であっても上
記同様の作用効果を得ることができる。
【0027】次に図4に示すのは、本発明の人体検知器
の第2実施例を示す概要図である。この実施例では斜視
検知部1a及び平行検知部1bが各々分離されて人体検
知器1が構成され、平行検知部1bは第1実施例同様地
表2(床面)から所定距離の高さ位置で壁面4に固定さ
れるが、斜視検知器1aは建物の天井5に固定されたも
のである。これにより、斜視検知部1aによる各斜視検
知範囲a1〜a3は、侵入者に対する検知角度が変更さ
れるのみであり、第1実施例同様の作用効果を得ること
ができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の人体検知器によれば、地表から
所定距離上方位置部分でかつ所定範囲内の侵入者を検知
する構成であるので、小動物等が侵入してもこれを侵入
者であると誤報することがなく、背景ノイズによる誤報
を防止でき、侵入者のみを検知することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人体検知器の第1実施例を示す概要図
である。
【図2】人体検知器の制御部を示す図である。
【図3】制御部の内部回路を示す図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す概要図である。
【図5】従来の人体検知器を示す概要図である。
【図6】従来の人体検知器を示す概要図である。
【符号の説明】
1…人体検知器、1a…斜視検知部、1b…平行検知
部、2…地表(床)、3…制御部、4…壁、5…天井、
A(A1,A2,A3)…斜視検知範囲、B…平行検知
範囲。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体から放射される放射エネルギーを赤
    外線素子を有する検知部で検知することにより定められ
    た検知範囲内への侵入者を検知する人体検知器であっ
    て、 高所に設けられ地表(2)との間で複数の斜視検知範囲
    (A;A=A1,A2,A3)を有する斜視検知部(1
    a)と、 地表から所定高さ(L)の低所に設けられ地表(2)と
    平行に、かつ前記斜視検知範囲(A)と重なる平行検知
    範囲(B)を有する平行検知部(1b)と、 前記斜視検知部(1a)の各出力信号(a1,a2,a
    3)と、平行検知部(1b)の出力信号(b)との論理
    積条件で侵入者を検知する制御部(3)と、を具備する
    ことを特徴とする人体検知器。
JP26868891A 1991-09-20 1991-09-20 人体検知器 Pending JPH0581576A (ja)

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JP26868891A JPH0581576A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 人体検知器

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ID=17462010

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193085A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Sharp Corp 生ゴミ処理機
JP2014229258A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 株式会社ステージ 監視装置および監視システム
JPWO2018159597A1 (ja) * 2017-02-28 2019-12-26 宇部エクシモ株式会社 繊維強化発泡粒子成形体、およびその製造方法

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