JPH0581365U - 吐出管路構造 - Google Patents

吐出管路構造

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JPH0581365U
JPH0581365U JP2898292U JP2898292U JPH0581365U JP H0581365 U JPH0581365 U JP H0581365U JP 2898292 U JP2898292 U JP 2898292U JP 2898292 U JP2898292 U JP 2898292U JP H0581365 U JPH0581365 U JP H0581365U
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JP
Japan
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water
partition wall
pipe
discharge pipe
port
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Pending
Application number
JP2898292U
Other languages
English (en)
Inventor
繁 高木
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型でしかも良好な流量を得ることのできる
吐出管路を提供せんことを目的とする。 【構成】 仕切り壁23で区画された2つの水路21,
22を有し、仕切り壁23は、一方側の水路に通水され
たときに、その水圧により他方側の水路側へ押圧され
て、該水路の断面積が増大するような可撓性素材で形成
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、水栓等における吐出管路の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、水栓における吐出管から水道水と浄水をそれぞれ区別して吐水させよう とする時には、吐出管内に水道水用のパイプと浄水用のパイプを配設する必要が あり、おのずと吐出管の内径が大となり、水栓そのものが大型化してしまうとい う問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、吐出管を小型形状に 形成し得る吐出管路構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、仕切り壁で区 画された2つの水路を有する吐出管路において、前記一方側の水路に通水したと きにその水圧により該水路の断面積が増大するように前記仕切り壁を可撓性素材 で形成したことである。
【0004】
【作用】
管路内に仕切り壁を設けて二つの水路が形成され、仕切り壁は一方側の水路内 に通水されるとその水圧で拡大するため、例えば一方側の水路に水道水を通すと きには、水道水の通路の断面が拡大されて大量の水道水を通すことができ、また 逆に他方側の水路に浄水を通すと、その水圧により、浄水路が拡大されて大量の 浄水を吐出させることができ、種類の異なるそれぞれの水の流量を十分に確保す ることができ、全体として二本の水路を必要としないため、小径の吐出管に形成 することができる。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、カウンター1上に立設されたシングルレバー式水栓の概略構成図であ り、図2はこの水栓の吐出口の拡大構成図である。 図において、水栓2の上端には、左右および上下に回動操作できるシングルレ バー5が設けられており、このシングルレバー5の操作により、水栓2内に設け られた固定ディスク3に対し可動ディスク4が摺動移動し、湯管6および水管7 からそれぞれ供給される湯および水が適量に混合される構造となっており、ディ スク4内で混合された湯水は三方弁8を経て吐出管10内に配設された水道水パ イプ11を通り吐出口15から吐出されるものとなっており、また三方弁8には 浄水器12が接続され、浄水器12には逆止弁13を通して浄水パイプ14が設 けられ、浄水パイプ14は吐出管10内に前記水道水パイプ11とは独立して配 設されたものとなっている。 前記三方弁8は、水栓2の前方側に設けられたレバー9を操作することにより 切り替えることができるものとなっており、使用者はこのレバー9を操作して、 水道水を吐出口15から吐出するか、浄水を吐出口15から吐出するかを切り替 えることができる。
【0006】 本例においては、前記吐出管10の先端の吐出口15に3種類の吐水状態の異 なる吐水口が形成されたものとなっており、吐出口15の中央部には、前記浄水 パイプ14と接続された整流口17が形成され、この整流口17からは整流とし て浄水を吐水できるものとなっている。またこの整流口17の外側には泡沫口1 8が周設されており、この泡沫口18には空気巻込孔19が設けられて、吐水す る際に空気を巻き込んで泡沫状に吐水できるものとなっている。また、この泡沫 口18の外周にはシャワー口20が形成されており、シャワー口20からはシャ ワー水として吐水できるものとなっており、吐出口15の外周にはリング16が 設けられ、このリング16を回動操作して、前記泡沫口18とシャワー口20の 水路の切り替えができるように構成されている。 なお、このリング16による切り替え構造はすでに公知のものであり、またシ ャワー口20にはシャワー水を噴出させるために、多数の透孔が形成された散水 板が内装されており、また前記泡沫口18内には金網フィルター等が内装されて 、良好に泡沫を形成させるような構造となっており、この構造もすでに公知のも のである。
【0007】 従って、前記吐出管10内に配設された浄水パイプ14内を通る浄水は、中央 部の整流口17から整流として吐出され、水道水パイプ11を通る水道水は、リ ング16の切り替えにより、前記泡沫口18またはシャワー口20の何れかから 吐水されるような構造となっている。 従って、使用者は吐出口15から整流が吐水されているときには、その整流は 浄水であることを視認できるものであり、また吐出口15から泡沫状またはシャ ワー状の吐水がなされているときには、水道水が吐水されていることを認識する ことができ、吐出口15からの吐水状態により、水道水と浄水の区別を容易に確 認することができる。
【0008】 なお、前記吐出管10を図3に示すような断面形状に形成させておくこともで き、吐出管10内には、水道水の通る水道水路21と、浄水の通る浄水路22を 仕切り壁23により区画形成させておき、この仕切り壁23は塩化ビニール等で 可撓性のあるものとしておけば、例えば水道水路21内に水道水が通されるとき には、その水圧により仕切り壁23が図4に示すように浄水路22側に押圧され て、水道水路21の断面積の増大により水道水路21内を大量の水道水が流れる ことができる。逆に浄水路22内に浄水が流されるときには、仕切り壁23は水 道水路21側に押圧されて浄水路22の断面積が拡大され、大量の浄水が流され る。 このような形状の吐水管10としておけば、別個独立の水道水パイプ11およ び浄水パイプ14を配設する必要がなく、その分、吐出管10を小径のものにで き、水栓2を小型化することができる。なお、前記水道水パイプ11と浄水パイ プ14を一体化させて、図3のような断面構造に形成しても同様な効果を得るこ とができる。
【0009】
【考案の効果】 本考案は、仕切り壁で区画された2つの水路を有する吐出管路において、前記 一方側の水路に通水したときにその水圧により該水路の断面積が増大するように 前記仕切り壁を可撓性素材で形成したことにより、各水路を流れる水の流量をそ れぞれ十分な水量とすることができ、従来のように二本の独立した水路を設ける 必要がなく、小径の吐出管とすることができ、その分、水栓そのものを小型に形 成することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】水栓の概略構成図である。
【図2】吐出口の拡大構成図である。
【図3】吐出管の変形例を示す断面構成図である。
【図4】図3の一方側の水路に通水した状態の断面構成
図である。
【符号の説明】
2 水栓 3,4 ディスク 5 シングルレバー 6 湯管 7 水管 8 三方弁 9 レバー 10 吐出管 11 水道水パイプ 12 浄水器 13 逆止弁 14 浄水パイプ 15 吐出口 16 リング 17 整流口 18 泡沫口 20 シャワー口 21 水道水路 22 浄水路 23 仕切り壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切り壁で区画された2つの水路を有す
    る吐出管路において、前記一方側の水路に通水した時に
    その水圧により該水路の断面積が増大するように前記仕
    切り壁を可撓性素材で形成したことを特徴とする吐出管
    路構造。
JP2898292U 1992-04-03 1992-04-03 吐出管路構造 Pending JPH0581365U (ja)

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JP2898292U JPH0581365U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 吐出管路構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001311485A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Smc Corp 可変容積二重チューブ
WO2023166838A1 (ja) * 2022-03-02 2023-09-07 株式会社Lixil 吐水装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62266290A (ja) * 1986-05-14 1987-11-19 矢ケ崎 えり子 耐圧複流管

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