JPH0581207A - データ共用方式 - Google Patents

データ共用方式

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JPH0581207A
JPH0581207A JP23791191A JP23791191A JPH0581207A JP H0581207 A JPH0581207 A JP H0581207A JP 23791191 A JP23791191 A JP 23791191A JP 23791191 A JP23791191 A JP 23791191A JP H0581207 A JPH0581207 A JP H0581207A
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JP
Japan
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management number
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area
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Pending
Application number
JP23791191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Yamaji
孝明 山地
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのシステムの障害が他のシステムに波及
することがないようなデータ共用方式を得ること。 【構成】 共通のデータ記憶機構における共用データの
各格納領域を示す管理番号を記憶する領域管理手段と、
共用データの発生、更新、消滅に関する状態変化の情報
を関係する他のシステムに連絡する連絡方向別の連絡手
段とを設け、各システムが共用データの発生、更新、消
滅に関する処理を実行した際に、当該データを共用する
他のシステムに前記連絡手段を介して当該データの管理
番号を連絡させ、他のシステムにはこの管理番号を基
に、該管理番号で示される共用データの発生、更新、消
滅の状態変化を確認し、その確認結果に基づいて独自の
処理を実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機等から成る少な
くとも2つのシステム間で共通のデータ記憶機構を使用
し、データを共用するデータ共用方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の計算機からなる複数のシス
テム間においてデータを共用する場合、システム間に共
通のデータ記憶機構を設け、このデータ記憶機構を介し
てデータを共用する方法が特開昭60−100238号
公報で提案されている。
【0003】このように、共通のデータ記憶機構を使用
してデータを共用する場合、共用データに対するアクセ
スの競合を防止する必要がある。
【0004】そこで、上記公報においては、1つのシス
テムが共通のデータ記憶機構をアクセスしている際は、
他のシステムにはそのアクセスが終了するまではデータ
記憶機構に対するアクセスを待機させるといった排他制
御をハ−ド的あるいはソフト的に行うことにより、共用
データに対するアクセスの競合を防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように1つのシステムが共通のデータ記憶機構をアクセ
スしている際は、他のシステムはそのアクセスが終了す
るまではデータ記憶機構に対するアクセスを待機させる
といった排他制御を行った場合、データ記憶機構をアク
セスしているシステム側に何等かの障害が生じ、排他状
態を解除できない事態に陥った時は、他のシステムは外
部記憶機構に対するアクセスが全く不能な状態になり、
アクセス権を持っているシステムの障害が他のシステム
に波及し、全体のシステムが動作不能に陥り、全体シス
テムの信頼性が損なわれるという問題があった。
【0006】本発明の目的は、1つのシステムの障害が
他のシステムに波及することがないようなデータ共用方
式を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、共通のデータ記憶機構における共用デー
タの各格納領域を示す管理番号を記憶する領域管理手段
と、共用データの発生、更新、消滅に関する状態変化の
情報を関係する他のシステムに連絡する連絡方向別の連
絡手段とを設け、各システムが共用データの発生、更
新、消滅に関する処理を実行した際に、当該データを共
用する他のシステムに前記連絡手段を介して当該データ
の管理番号を連絡させ、他のシステムにはこの管理番号
を基に、該管理番号で示される共用データの発生、更
新、消滅の状態変化を確認し、その確認結果に基づいて
独自の処理を実行させるようにした。
【0008】
【作用】上記手段によれば、各システムは共用データの
発生、更新、消滅に関する処理を実行した際は、当該デ
ータを共用する他のシステムに当該データの管理番号を
連絡する。管理番号の通知を受けた他のシステムは、こ
の管理番号で示される共用データの発生、更新、消滅の
状態変化を確認し、その確認結果に基づいて独自の処理
を実行する。
【0009】このように一種の連絡機構を介して共用デ
ータに関する状態変化(発生、消滅、更新)を他のシス
テムに通知することにより、従来のようなシステム間排
他制御を行う必要がなくなる。この結果、1つのシステ
ムに障害が生じても、自システムのみがアクセス不能に
なるのみで、その障害が他のシステムに波及することは
なくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて詳
細に説明する。
【0011】図1は本発明を適用した計算機システムの
一実施例を示すブロック図であり、第1、第2の計算機
1,2および共通の外部記憶装置3とによって構成され
ている。
【0012】第1、第2の計算機1,2は、共用データ
の発生、更新、消滅を行うプログラム10,20と、共
用データに何等かの状態変化(発生、更新、消滅)があ
ったことを関係する他の計算機に連絡するシステム間連
絡機構11,21を備えている。
【0013】外部記憶装置3は、共用データの各格納領
域を示す管理番号を記憶する領域管理ファイル30と、
上記システム間連絡機構11,21を通じて入力された
共用データの発生、更新、消滅に関する状態変化の情報
および管理番号を関係する他の計算機に連絡する連絡方
向別のキュ−ファイル31,32と、共用データを記憶
する共用データ領域33と、他の計算機から状態変化の
通知を受けた共用データのうち共用データ領域33から
最新に読み出した共用データの管理番号を記憶する各計
算機対応の最終キュ−ファイル34,35とを備えてい
る。
【0014】ここで、キュ−ファイル31,32は、リ
ング構造の先入れ、先出し方式のファイルで構成され、
その記憶容量は有限である。
【0015】また、共用データ領域33においては、共
用データをその管理番号と共に記憶するように構成され
ている。
【0016】以上の構成において、データを共用するた
めの手続きについて、第1の計算機1が共用データの状
態変化を起こした場合を代表して説明する。
【0017】ステップS1 まず、第1の計算機1のプログラム10は共用データを
新たに発生した場合、矢印aで示すように外部記憶装置
3の領域管理ファイル30を参照し、共用データ領域3
3の未使用の領域のうち新規に使用可能な記憶領域の管
理番号を取得する。
【0018】但し、共用データの更新、消滅の場合は既
に記憶領域が割当てられているので、領域管理ファイル
30は参照しない。
【0019】ステップS2 次に、プログラム10は矢印bで示すように共用データ
領域33をアクセスし、領域管理ファイル30から取得
した管理番号で示される記憶領域に対し、新たに発生し
た共用データを記憶させる。
【0020】ステップS3 次に、プログラム10は矢印cで示すようにシステム間
連絡機構11に共用データの状態変化があったこと、お
よび状態変化のあった共用データの管理番号を通知す
る。
【0021】ステップS4 システム間連絡機構11は矢印dで示すようにキュ−フ
ァイル31をアクセスし、状態変化のあった共用データ
の管理番号をキュ−ファイル31に登録する。
【0022】ステップS5 第2の計算機2のシステム間連絡機構21は定期的にキ
ュ−ファイル31を矢印eに示すようにアクセスし、自
計算機に対する連絡を待っている。
【0023】ステップS6 そこで、今回のアクセスにおいて新たに状態変化のあっ
た共用データの管理番号を知り得たならば、この管理番
号と状態変化の情報(発生、消滅、更新の区別を示す情
報)を矢印fで示すようにプログラム20に連絡する。
【0024】ステップS7 プログラム20は、システム間連絡機能21から通知さ
れた状態変化の情報に基づき共用データの状態変化の区
別を確認し、かつその管理番号で示される共用データを
矢印gで示すように共用データ領域33から読み出し、
必要な独自のデータ処理を行う。
【0025】第2の計算機2が共用データの状態変化を
起こした場合の手続きは、矢印a〜gに対応する矢印
a′〜g′で示し、その説明は省略する。
【0026】ここで、キュ−ファイル31,32はその
記憶容量が有限である。従って、状態変化があった共用
データの数が増加すると、キュ−ファイル31,32が
その管理番号で満杯になり、オ−バフロ−する場合があ
る。このような恐れがある場合を想定し、本実施例にお
いては、最終キュ−ファイル34,35を設け、このキ
ューファイル31,32の容量を超える連絡が滞留する
場合には、前出の手続きに矢印h,i(h′,i′)で
示す手続きをステップS7の前に追加している。
【0027】すなわち、システム間連絡機構21は、プ
ログラム20に状態変化のあった共用データの管理番号
を連絡した後、キュ−ファイル31から最新に取得した
共用データの管理番号を最終キュ−ファイル34に格納
する。
【0028】一方、第1の計算機1は、ステップS4に
おけるキュ−ファイル31への連絡に先立ち、矢印iで
示すように最終キューファイル34を参照し、この最終
キュ−ファイル34が満杯になるような場合、キューフ
ァイル31にシステム間連絡機構21が認識できるオー
バフロー標識を立てる。
【0029】システム間連絡機構21は、ステップS5
においてオーバフロー標識が立っていた場合、前回受け
取った管理番号の次から今回受取った管理番号の範囲の
管理番号で示される共用データの管理番号、すなわちオ
−バフロ−した共用データの管理番号を、共用データ領
域33の各データに付随して記憶されている各共用デー
タの管理番号から取得し、この取得した管理番号をプロ
グラム20に通知する。
【0030】従って、キュ−ファイル31,32がオ−
バフロ−するような数の連絡が発生しても、連絡があっ
たことを確実にプログラム20に通知することができ
る。
【0031】なお、この実施例においては、2つの計算
機からなるシステムに適用しているが、3つ以上の計算
機からなるシステムについても同様に適用することがで
きる。その場合には、各計算機毎にシステム間連絡機構
を設け、かつ外部記憶装置に各計算機に対応したキュ−
ファイルおよび最終キューファイルを設ければよい。
【0032】また、共用データを渡す相手の計算機が不
明であるような場合、受け渡しを管理する装置を設け、
この装置において共用データの受け渡し先を管理するよ
うにしてもよい。
【0033】さらに、データを共用するシステムは、計
算機に限らず、ワ−ドプロセサ等のデータ処理装置であ
ってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、状態変化
の連絡手段を介して共用データに関する状態変化(発
生、消滅、更新)を他のシステムに通知するようにした
ので、従来のようなシステム間排他制御を行う必要がな
くなる。この結果、1つのシステムに障害が生じても、
自システムのみがアクセス不能になるのみで、その障害
が他のシステムに波及することはなくなり、全体システ
ムの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用したシステムの一実施例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1…第1の計算機、2…第2の計算機、3…外部記憶装
置、10,20…プログラム、11,21…システム間
連絡機構、30…領域管理ファイル、31,32…キュ
−ファイル、33…共用データ領域、34,35…最終
キュ−ファイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機等から成る少なくとも2つのシス
    テム間で共通のデータ記憶機構を使用し、データを共用
    するデータ共用方式において、前記データ記憶機構にお
    ける共用データの各格納領域を示す管理番号を記憶する
    領域管理手段と、共用データの発生、更新、消滅に関す
    る状態変化の情報を関係する他のシステムに連絡する連
    絡方向別の連絡手段とを設け、各システムが共用データ
    の発生、更新、消滅に関する処理を実行した際に、当該
    データを共用する他のシステムに前記連絡手段を介して
    当該データの管理番号を連絡させ、他のシステムにはこ
    の管理番号を基に、該管理番号で示される共用データの
    発生、更新、消滅の状態変化を確認し、その確認結果に
    基づいて独自の処理を実行させることを特徴とするデー
    タ共用方式。
JP23791191A 1991-09-18 1991-09-18 データ共用方式 Pending JPH0581207A (ja)

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JP23791191A JPH0581207A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 データ共用方式

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JP23791191A JPH0581207A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 データ共用方式

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JPH0581207A true JPH0581207A (ja) 1993-04-02

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ID=17022270

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JP23791191A Pending JPH0581207A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 データ共用方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076583B2 (en) 2001-02-20 2006-07-11 Nec Corporation Multiprocessor system, shared-memory controlling method, recording medium and data signal embedded in a carrier wave

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7076583B2 (en) 2001-02-20 2006-07-11 Nec Corporation Multiprocessor system, shared-memory controlling method, recording medium and data signal embedded in a carrier wave

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