JPH0580472U - 鋸等の鞘 - Google Patents
鋸等の鞘Info
- Publication number
- JPH0580472U JPH0580472U JP3047492U JP3047492U JPH0580472U JP H0580472 U JPH0580472 U JP H0580472U JP 3047492 U JP3047492 U JP 3047492U JP 3047492 U JP3047492 U JP 3047492U JP H0580472 U JPH0580472 U JP H0580472U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheath
- saw
- blade
- case body
- accommodating
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋸等の利器工具を収容するための鞘にあっ
て、ケース部に対して支持部を回動自在にすることによ
って、作業時における安全性を向上させることを目的と
るす。 【構成】 鋸等の刃部の側面部を沿わせることによって
刃部を収容し得るケース体に対して、ケース体を支える
支持体を回動自在の状態にして取り付けた鋸等の鞘。
て、ケース部に対して支持部を回動自在にすることによ
って、作業時における安全性を向上させることを目的と
るす。 【構成】 鋸等の刃部の側面部を沿わせることによって
刃部を収容し得るケース体に対して、ケース体を支える
支持体を回動自在の状態にして取り付けた鋸等の鞘。
Description
【0001】
この考案は、鋸等の刃部を収容する鞘の改良に関するものである。
【0002】
携帯用の鋸やナタ等の利器工具にあっては、その携行時等における安全を図る ため、その刃部に鞘を付ける構成となっいるのであるが、従来のものにあっては 、細長状の木材や合成樹脂の中心部に、鋸やナタの刃部の形に対応させた空洞部 を形成し、該空洞部内に刃部を上方側から差入れ収容するような構成となってい るのが普通である。
【0003】
このような携帯用の鋸等を使用するに際しては、その鞘を作業者の腰ベルトに 吊り下げておき、必要に応じて鋸等を鞘から取り出して使用するのであるが、従 来のものにみられるように、空洞部内に鋸刃等を差入れるように構成したものに あっては、鞘全体が嵩張りがちで重量も重く、また、刃部の差入れに際して、鞘 における刃の差入れ口を一々確認しなければならず、その使用勝手が悪いという 欠点があるのである。 しかも、この種の鞘は、作業者の腰ベルトに吊り下げた状態として使用するの が一般的であるが、作業者が作業中にしゃがみ込んだ場合、鞘の下端部が地面に 接触し作業の邪魔になるという欠点があるのである。特に、作業者が高い足場の 上で作業を行っている際、不用意にしゃがみ込んだような場合、鞘の先端部が足 場に強く接触して一旦弓状になった後、その後の反動で作業者が斜め前方に押さ れる格好となり、高い足場等で作業を行う際には非常に危険であるという欠点が あるのである。
【0004】
この考案は、鋸等の刃側面部を沿わせることによって刃部を収容し得る板状ケ ース体の上面部に、柄あるいは刃部の基部を受け止め固定するための受け止め具 を取り付けるとともに、ケース体に、腰ベルトへの掛け部を回転自在の状態で、 かつ、任意の位置で固定させ得る状態にして配置させることによって、鞘全体の 軽量化並びその使用時における安全性を向上させようとするものでるあ。
【0005】
図面にもとづいて、この考案の一実施例を説明すると、鞘本体1は、図1乃至 図4に示すとおり、鋸等の刃部14の側面形状よりやや大きめに形成した形の板 体で、その両サイド側に立上り縁部3・3を有し、かつ、上方位置に鋸等の刃基 部を挟持する受け止め具12を有するケース体2と、該ケース体2の上方部に取 り付けられるとともに、その先端部に腰ベルトへの掛け止め部6を有する支持体 5とをもって構成せられており、ケース体2に対して、支持体5を回動固定可能 な状態として取り付けた概略構成となっているのである。 すなわち、ケース体2は、図2乃至図5に示すとおり、鋸等の刃部14の形に 対応するとともに、それよりも一回り大きい形の板体の両サイド側に、刃部14 の厚みよりも高い形の立上り縁部3・3が形成せられており、また、その下方部 には、鋸等の刃部14の先端部を差入れることによって受け止め得る先受け部4 が形成せられた構成となっており、従って、刃部14をケース体2内に納めるに 際しては、図4に示すとおり、ケース体2に対して刃部14を斜め状に配置させ た状態として先端部を先受け部4内に差入れた後、刃部14をケース側に引き寄 せることによって、刃部14全体をケース体2内に収め得る構成となっており、 しかも、図5に示すとおり、その上方位置には、支持体5に対して回動自在の状 態として取り付けるためのボルト孔11が形成せられているとともに、該ボルト 孔11の裏面部の周囲には凹凸部8が放射状に形成せられた構成となっており、 さらに、上方からやや入り込んだ位置に、奥部並びに入口部においては鋸の背金 よりも巾広状の間隙を有し、その中間部においては鋸の背金よりも巾狭状のくび れ部を有する形に屈曲させた受け止め具12が取り付けられた構成となっている のである。 支持体5は、図2乃至図5に示すとおり、その上方部を折り返し状に屈曲させ ることによって、腰ベルトへの掛け止め部6を形成した構成となっているととも に、下方位置には、図5に示すとおり、ケース体2に対して回動自在の状態とし て取り付けるためのボルト孔9が形成せられており、該ボルト孔9の周囲には凹 凸部7が放射状に形成せられた構成となっているのである。 鞘本体1を構成するケース体2並びに支持体5は上記のような構成であって、 その組み立は、支持体5の表面部にケース体2の裏面を配置させるとともに、支 持体5に形成したボルト孔9とケース体2に形成したボルト孔11とを一致させ た状態とした後、ボルト孔9並びに11内にボルト17を差し入れてナット締め をすることによって行われるのである。従って、支持体5に形成した凹凸部7と ケース体2に形成した凹凸部8が噛み合った形となった場合、支持体5とケース 体2の回動状態は一時的に固定せられた状態となる一方、ケース体2に力を加え て回動させると、その噛み合い状態が解除せられ、任意の位置まで回動させ得る ようになっているのである。
【0006】
この考案にかかる鋸等の鞘本体1は上記のような構成であって、図1で示すよ うに作業者がしゃがみ込んだ姿勢で作業を行うような場合であっても、鞘のケー ス体部を後方側に回動させておくことにより、鞘の下方部が地面に接触して作業 の邪魔になるといったようなことを防止し得るのである。また、作業者が高い足 場の上で鞘を垂直状にしたままの状態で不用意にしゃがみ込んだような場合であ っても、鞘の先端は何れかの方向に自動的に回動し、その先端部が足場に強く接 触するといったようなことがないため、作業上の安全性を確保できるという利点 があるのである。 さらに、この考案にかかる鞘にあっては、刃部14を収容するケース体2を、 刃部14の側面形状よりもやや大きめの板状に形成した構成となっているため、 鞘全体が嵩張らず、軽量化することができ、また、作業時における鋸等の着脱を 極めて簡便に行い得るという利点があるのである。すなわち、従来のものにみら れたように、空洞部内に鋸刃等を差入れるように構成した場合、鞘自体が嵩張り がちで重量も重くて作業の邪魔になるとともに、刃部の差入れに際しては、刃の 差入れ口を一々確認しなければならず、作業時における操作性が悪いという不便 さがあるのであるが、この考案にかかる鞘にあっては、その収容に際し、刃部1 4の先端部をケース体2の板面部に当て後、全体を下方側に下ろせば、刃部14 の先端部は先受け部4内に自動的に入り込み、あとは、柄の部分を作業者の腰側 に引き寄せるという簡単な操作で鋸等を鞘に納めることができ、従来のものにみ られたように、収容に際して一々鞘の差入れ口を確認しなければならないという 不便さを解消し得るのである。
【図1】この考案にかかる鞘本体の使用要領を示す斜視
図である。
図である。
【図2】この考案にかかる鞘本体への鋸の収容状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図3】ケース体の回動固定状態を示す正面図である。
【図4】この考案にかかる鞘本体への鋸の収容要領を示
す側面図である。
す側面図である。
【図5】支持部の表面形状、並びにケース体の裏面形状
を示す示す分解図である。
を示す示す分解図である。
1 鞘本体 2 ケース体 4 先受け部 5 支持体 6 掛け止め部 12 受け止め部 14 刃部
Claims (1)
- 【請求項1】 鋸等の刃部14の側面部を沿わせること
によって刃部14を収容し得る正面解放状のケース体2
の下方部に、刃部14の先受け部4を形成するととも、
上方部に、柄あるいは刃部14の基部を受け止め固定す
るための受け止め具12を取り付ける一方、該ケース体
2に対し、腰ベルト等への掛け止め部6を有する支持体
5を任意の位置で回動固定させ得るようにして配置させ
たことを特徴とする鋸等の鞘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992030474U JP2602655Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 鋸等の鞘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992030474U JP2602655Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 鋸等の鞘 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580472U true JPH0580472U (ja) | 1993-11-02 |
JP2602655Y2 JP2602655Y2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=12304860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992030474U Expired - Fee Related JP2602655Y2 (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 鋸等の鞘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602655Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0461881A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-27 | Eiji Takeuchi | 剪定鋸用鞘 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP1992030474U patent/JP2602655Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0461881A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-27 | Eiji Takeuchi | 剪定鋸用鞘 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2602655Y2 (ja) | 2000-01-24 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |