JPH0580314B2 - - Google Patents

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JPH0580314B2
JPH0580314B2 JP61020029A JP2002986A JPH0580314B2 JP H0580314 B2 JPH0580314 B2 JP H0580314B2 JP 61020029 A JP61020029 A JP 61020029A JP 2002986 A JP2002986 A JP 2002986A JP H0580314 B2 JPH0580314 B2 JP H0580314B2
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JP
Japan
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frequency
arc
sensor device
signal
circuit
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JP61020029A
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JPS61182879A (ja
Inventor
Shumaaru Kaaruuhaintsu
Tsuaumu Andoreasu
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Weidmueller Interface GmbH and Co KG
Original Assignee
CA Weidmueller GmbH and Co
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Publication date
Application filed by CA Weidmueller GmbH and Co filed Critical CA Weidmueller GmbH and Co
Publication of JPS61182879A publication Critical patent/JPS61182879A/ja
Publication of JPH0580314B2 publication Critical patent/JPH0580314B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/127Means for tracking lines during arc welding or cutting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/12Automatic feeding or moving of electrodes or work for spot or seam welding or cutting
    • B23K9/126Controlling the spatial relationship between the work and the gas torch

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、電気アーク加工機のツールト加工品
間の間隔の決定する方法に関し、詳細にはアーク
の電圧及び/または電流を測定し、この測定した
電圧や電流値より、アークの長さに対応する電気
アナログ信号を生成する第1測定手段を備えた電
気加工機における上記間隔の決定法に関する。
従来の技術 電気アークを使用する加工機においては、アー
ク長の制御、調整が所望の結果を得る上で重要な
検討事項となる。例えば、電気溶接機により得ら
れる溶接の縫合せの品質は電極と加工品間のアー
ク長によつて大きく左右される。同様のことは、
溶断装置やその他のアーク加工機やアーク加工法
において材料を除去したり、加えたり、合わせた
りする場合にもあてはまる。
公知のように、この種の加工機においては、ツ
ールと加工品間に電流、望ましくは高レベルの直
流電流が流れることによりアークが発生する。い
つたんアークが点弧すれば、かなり低い直流電圧
でも相当の許容差をもつて、アーク長や加工範囲
をプラズマに封じ込むことが可能である。同様の
ツール(例えば溶接電極)と加工品(母材)のよ
うな場合には、バーニング電圧や電流とアーク長
とは対応している。この知識は溶断機器における
追従調整装置(フイードバツク制御装置)で実用
化されている。すなわち、ツールと加工品間のバ
ーニング電流や電圧を測定し、それを基準値と比
較し、偏差を検出したら、基準値と実測値が再び
一致するまでツールと加工品間の間隔を調整す
る。このようにして、ツールと加工品間の間隔を
非常に正確に制御することができるため、波形等
の不規則な表面をもつ加工品を扱う場合にも間隔
を連続的に調整できる非常に有効である。この種
の機器は例えばMesser Griesheim社(フランク
フルト)より、LIBO−Regelungの名で市販され
ている。その方式は、プロセツサ志向形センサー
方式と呼ばれている。
従来技術では、ツールを最初に、すなわちアー
クが点弧する前に、加工品に近づける場合に、ツ
ール/加工品間の間隔を調整する上で困難があ
る。同様の問題は、加工中に故障等の理由でアー
クが消弧する場合にも生じる。この加工品への接
近動作は一般に間隔の先立し(first finding the
spacing)と呼ばれている。
ツールと加工品間の間隔の自動先立しモード中
における間隔の調整の問題を解決するため、従来
技術では、アークに対する調整装置以外に、別
個、専用の調整装置を使用している。この調整装
置は一般に誘導または容量式センサーを用い、こ
れを間隔の先出しモード中に作動して、加工品と
ツール間の間隔を連続測定し、最終的に基準の間
隔を得ている。アークの点弧は調整装置の電源を
切り、機械手段により、ツールの運転範囲から取
り外している。
したがつて、この方法には、ツールと加工品間
の間隔の先立しだけのために全体のセンサー装置
が必要であり、加工運転中には同センサー装置は
使用しないため、機器全体のコストが相当高くな
つてしまう、といつた欠点がある。さらに、アー
ク電圧や電流から調整電圧を生成する際には両者
を絶縁分離しなければならないため非常に高価と
なる。さらに、直流電圧として検出されて調整、
評価装置に伝送される、アーク長に対応する測定
信号が伝送路上の電磁障害による影響を受けてし
まい、不正確な調整が行なわれることがある。
発明の解決しようとする問題点 本発明は上述した従来技術の欠点を解消するこ
とをその課題とするものであり、特に、本明細書
の初めに述べたような装置、方法を改良し、非常
に有効なセンサーを組み合わせることにより、経
済的に有利で信頼性の高い装置、方法を提供する
ことを目的とする。
問題点を解決のための手段と作用 本発明によれば、上記の目的は、アーク電圧や
電流を測定する測定手段において、まずアーク長
に対応するアナログ信号を高周波信号に変換し、
この高周波信号を第2の変換器を通すことにより
改めてアナログ及び/またはデジタルの信号に変
換し、変換器の出力信号をデイスプレイ及び/ま
たはツールと加工品間の間隔やアーク長の調整を
行う調整装置に与えることにより、基本的に解決
される。
驚くべきことに、以上の構成により、部品コス
トの増大をもたらすことなく、2つの主要な効果
が得られる。すなわち、アーク長に依存する直流
信号を周波数信号に変換することにより、普通の
LCセンサー装置を、例えば容量式や誘導式測定
装置によるツール/加工片間隔の先立しに使用で
きるだけでなく、アーク運転の調整にも使用でき
る。さらに、第1と第2の変換器間の測定信号の
伝送を高周波信号で行つているため、アナログ信
号を伝送する場合に比べ電磁干渉に対する感度が
相当低くなる。したがつて、本発明による構成は
汎用性があつて構成も簡単な上に正確であつて電
磁干渉に対して強い。
アークがオフの状態のときまたは充分な運転準
備ができていないときに、容量式または誘導式セ
ンサーを介してツール/加工品間隔を測定する第
2の測定手段を有するセンサー構成においては、
高周波信号をアナログ及び/またはデジタルの信
号に変換する第1の変換器にも接続されているセ
ンサーに高周波信号を供給することにより本発明
をさらに改良できる。アークに対する測定値信号
と、容量式または誘導式センサーより得た間隔比
例信号の両方を同一の回路構成によつて処理する
ことができる。より詳しく述べると、従来のセン
サー構成の測定手段ではLC回路、一般的には発
振回路の周波数変化要素としての容量式または誘
導式センサーをただひとつしか備えていないのに
対し、本発明ではこの種の回路に第2の周波数変
化要素を設けその周波数特性がセンサー/加工品
間隔によつて変わるだけでなく、第1測定手段に
よりアーク電圧/電流から得られる間隔比例信号
によつて変化するようにしている。
上述したような種類の普通のセンサーやLC回
路の例は同一出願人に係る次のドイツ公開出願記
載されている。DE−OS第2726648(1977年6月14
日出願)、DE−OS第2829851(1978年7月7日出
願)、DE−OS第2747539(1977年10月22日出願)
及びスイス特許出願第641989(1979年12月20日出
願)。
したがつて、LC回路のインダクタンスとキヤ
パシタンスのいずれを周波数変化要素、すなわち
センサーとして使用するかは具体的な使用状況に
合わせて当業者が適宜選択できることである。ち
なみに、LC回路を発振回路の一部とする回路構
成はうまくゆくことが判明している。しかしなが
ら、LC回路をバンドパスフイルタの一部と成し
て定周波だがバンドパスフイルタの異なるフイル
ター特性に従う信号を生成するようにしてもよ
い。これらの事項は慣用されていることであり当
業者にとつて既知のことがらである。
第2の周波数変化要素をインダクタンスとすれ
ば本発明によるセンサー装置を実用上、特に簡単
に設計できる。この場合、インダクタンスを変化
させる制御回路の望ましい構成例として、インダ
クタンスを磁気回路の一部を成す高周波コアのコ
イルとし、少なくとも第2のコイルをこの磁気回
路に設け、アーク長に比例する、第1測定手段の
出力信号をこの第2のコイルに供給し、直流信号
を第2のコイルに流すことで磁気回路をバイアス
磁化することにより、周波数決定コイルのインダ
クタンスが変化するように構成するとよい。この
ように構成した場合、磁気回路の動作点はバイア
ス磁化コイルを適当にブリセツトすることによ
り、所望の値にプリセツトでき、したがつて、イ
ンダクタンスの変動特性ひいては回路全体の制御
特性を調整することができる。
第2の周波数変化要素としてキヤパシタンス・
ダイオードを使用し、そのキヤパシタンスをアー
ク長に比例する直流信号で変えるようにしてもよ
い。磁気回路の両コイルはスペースにより分離さ
れており、ガルバニツクな接続ではないから、上
記構成による受動素子により、ごく簡単に、電気
アーク電流源と高周波回路間に所要の高絶縁耐力
をもたせることができる。
本センサー構成は非常に有効に使用できる。す
なわち、アークの点弧中は、間隔はアーク長と比
例する測定信号により、完全に自動的に、かつ切
換操作なしに調整される。一方、アークが消弧す
ると自動的に切り換えられ誘導式または容量式の
センサーにより間隔が調整される。この自動切換
は第2の周波数変化要素とその制御回路により確
実に行なわれる。すなわちアークが途切れると
LC回路の周波数は第1の周波数変化要素の設定
する運転周波数から大きくずれる。そして、これ
ら2つの周波数変化要素の設定する各周波数動作
範囲は周波数選択要素、特にバンドパスフイルタ
により選択、分離される。一方の周波数変化要素
の周波数動作範囲が他方の周波数変化要素の周波
数動作範囲より少なくとも1.5倍異なるようにす
れば非常に良く信号を分離することができる。
したがつてアーク長に従う信号によりアークの
発生後第2の周波数変化要素がその周波数休止範
囲より運転周波数範囲に移動するや否や、第1の
周波数変化要素をLC回路および/または発振回
路入力から分離する切換手段を用いることによ
り、2つの周波数変化要素の出力信号同士が重な
り合うのを確実に防止できる。
実施例 第1図に示す自動溶接機はツール1として電極
ホルダー2を備え、これにより支持される電極3
はケーブル4を介して溶接電流源5の第1出力に
接続されている。溶接電流源5の第2出力7bは
接地されていて、切断すべき鋼板の加工品6につ
ながつている。電極ホルダー2はモータ9により
高さ方向に移動可能であり、これにより電極3と
加工品6間の間隔とアーク8長が調整される。モ
ータ9は、弁別器11からの調整信号を受け取る
調整増幅器10により駆動される。
アーク8の長さに従つて、溶接電流源5の出力
7a,7b電圧は第6図に示すように、約150〜
160ボルト間の運転範囲内で変化する。この出力
電圧は2つのフエライトコア12aと13bを有
する磁気回路の一部を成すバイアス磁化コイル1
2に供給される。フエライトコア13aと13b
間には絶縁性のプレート14が介装されており、
これにより、高圧の溶接電流源5は後述する調整
回路から確実に分離されている。普通の調整装置
においては、このような分離保護を高価な分離増
幅器等のみによつて得ていたのに対し、本発明で
は磁気回路13a,13bという簡単にして確実
な要素によつて行つている。フエライトコア13
aに巻かれたコイル15はコイル16と並列接続
される。コイル16は容量式センサー17にも接
続されており、上記のコイル15と16及びセン
サー17によるLC回路が形成されている。容量
式センサー17のキヤパシタンスはセンサーと加
工片6間の間隔に従う。LC回路15〜17は発
振器18の入力に接続され、その発振周波数を定
める。発振器18は周波数のプリセツトに用いる
設定抵抗19を備えている。設定抵抗19aは周
波性のプリセツトしたがつてアーク加工のための
シールと電極間の間隔をプリセツトするのに用い
る。
第1図に示すセンサー装置の具体的な運転は次
のようにして行なわれる。まず起動時に、すなわ
ちアーク8を点弧する前に、モータ9で電極ホル
ダー2を加工品6の上方へ動かす。ツール1と加
工品6間の間隔の変化によりセンサー17のキヤ
パシタンスが変化して発振器18の発振周波数が
変化する。この発振器18は直流電源(図示され
ていない)により駆動される。発振器18からの
高周波信号は弁別器11により直流信号に変換さ
れる。センサー17が加工品6から所望の基準間
隔だけ離れた位置にあれば、発振器18の出力周
波数は基準周波数に等しくなるため、弁別器11
からはなんの電圧も出力されない。この結果、モ
ータ9は停止する(第4図参照)。一方、ツール
1やセンサー17と加工品6との間隔が大きすぎ
るときは、キヤパシタンスが低下し、発振周波数
が上昇する。このため弁別器11の出力は負とな
り、この負信号は調整増幅器10により増幅さ
れ、モータ9が駆動されてツール1は加工品6の
方へ再び移動する。これによりセンサー17のキ
ヤパシタンスは増大するため、発振器18の周波
数は徐々に基準周波数に近づき、達すると弁別器
11及び調整増幅器10の出力はゼロになる。こ
の基準周波数及び対応するツール/加工品間隔は
弁別器11の設定抵抗11aにより設定できる。
さらに、発振周波数及びこれに従うツール/加工
品間隔は発振器18の設定抵抗19を変えること
により手動調整できる。
運転に入つてアーク8が点弧すると、バイアス
磁化コイル12に電圧が生じる。磁化コイル12
に電流が流れると、磁束がコア13aと13bに
発生し、この磁束はコア13aに透磁率を変化さ
せ、このためコイル15のインダクタンスが減少
する。コイル15のインダクタンスが変化すると
発振器18の周波数が変化する。なお、プレート
14は、溶接電流源5に接続されているコイル1
2に印加される高電圧と発振器18側のコイル1
5に印加される低電圧とを安全性のために分離す
る薄い絶縁性のプレートとであり、コイル12に
よつて発生された磁束を透過する。容量式センサ
ー17のホルダー21は電磁式で起動されるリフ
ト機構により上昇し、センサー17は加工品6か
ら充分離れるため、ツール1/加工片6の間隔が
それ以上変わつてもキヤパシタンスは変化しなく
なる。以降はLC回路の周波数はコイル15のイ
ンダクタンス変動のみによつて変動することにな
る。アーク8の流さの変動により溶接電流にした
がつて溶接電流源5の出力7aと7b間の電圧が
変動する。このため、コイル12を流れる電流が
変化してコイル15のインダクタンスが変化し、
上述した容量式フイルタ15のキヤパシタンスの
変化の場合と同様にして、発振器18の周波数が
変化する。これにより、弁別器11より間隔比例
信号が出力される。溶接電流源5の出力7a,7
b間の電圧変動をコイル12,15、LC構成1
6,17及び発振器18により周波数に変換す
る、という構成をとつた結果、溶接機等の環境で
よく再生する干渉電圧、誘導現象によつて、間隔
比例信号が影響を受けることなくライン18cを
通つて弁別器11に伝送でき非常に有効である。
すなわち、弁別器11は周波数の変動に対して出
力信号を出し、ケーブル18cの電圧変動には影
響されない。
さらに、このような変換構成としたので容量セ
ンサー17を介しての調整とアーク長ないしアー
ク電圧に対しての調整とを共通の評価回路(発振
器18、弁別器11及び調整増幅器)を用いて行
うことが可能となつた。
第2図に示す実施例において同一の要素は同一
の番号で示してある。この構成では発振器18は
詳細に示すようにコンデンサ18a、増幅器18
d、出力抵抗18b、電圧出力18cを有する。
第1図の実施例と異なり、容量センサー17の
可変キヤパシタンスと並列に容量ダイオード15
が接続されている。本図からわかるように、この
ダイオード15はLC回路16,15,17にお
ける周波数変化要素である。ダイオード15のキ
ヤパシタンスは、ゲイン調整用の設定抵抗14を
備えた電圧増幅器22よりライン21を介して与
えられる電圧によつて変化する。増幅器22は溶
接電流を通す直列抵抗23に接続されている。抵
抗23における電圧降下は増幅器22により単に
増されるため、ダイオード15のキヤパシタンス
は溶接電流によつて制御されることになる。電圧
上昇によりダイオード15のキヤパシタンスは減
少し、その分に応じて発振器18の周波数も変化
するため、上述したのと同様にして弁別器11よ
り出力信号が発生し、モータ9に追従のための制
御信号が送られる。
第3図に示す実施例は第2図のとほぼ同様であ
るが、キヤパシタンス・ダイオード15の代り
に、コンデンサプレート15bを両側に設けた圧
電素子15aを用いている。この圧電素子15a
はライン21を介して分圧回路14,22に接続
されている。ライン21の直流電圧が変動すると
圧電素子15aが物理的に歪むため、電極15b
との間隔が変化しそのキヤパシタンスが変化す
る。したがつて、前述したのと同様にしてLC回
路15b,17,16の周波数が変化し発振器は
基準周波数からはずれる。
第5図に示す実施例のセンサー装置は誘導セン
サー23を有する。誘導センサー23のインダク
タンスは加工品6に近づけると変化し、このため
LC回路23,17a,16の周波数特性が変化
して発振器18の出力周波数が変わる。コイル1
6bとキヤパシタタンス・ダイオード15より成
る第2のLC回路も発振器18につながつている。
この並列構成の両LC回路が同調状態になるのは、
ライン21を介してアークなしに対応するゼロの
直流電圧信号が供給されるときで、このとき発振
器18はF1の周波数範囲で発振する。アークの
消弧状態で発生する信号はスレツシユホールド回
路24により抑止される。周波数範囲F1で動作
していた発振器18が誘導センサー23の作用に
よりその範囲からはずれると、その変化分が周波
数F1に同調させてある弁別器11aにより検知
される。弁別器11aの出力信号は加算増幅器2
5を介して調整増幅器10(第1図参照)に供給
される。アーク8が消弧している間の間隔の調整
は上述のケースと同様にセンサー23を介して行
なわれる。アーク8が点弧すると、スレシユホー
ルド回路24の入力にはそれまでより高い直流電
圧が生じるため、スレシユホールド回路はこの信
号を通じ、キヤパシタンス・ダイオード15はそ
の動作範囲に入る。ダイオード15のキヤパシタ
ンスが大きく変化すると発振器18はそれまでの
周波数範囲F1からはずれる。発振器18の出力
に結合している周波数選択増幅器26はこの変化
した周波数に同調しており、その出力信号により
ゲート27が開いてコイル16、キヤパシタンス
17a、誘導センサー23を発振器18の入力か
ら分離する。このため、発振器18はF2の周波
数範囲で動作し、その周波数変化要素は、アーク
電圧したがつてアーク8の長さ(図示せず)に従
うキヤパシタンスを有するキヤパシタンス・ダイ
オードによつて与えられる。周波数範囲F2の信
号は弁別器11bにより直流信号に変換され加算
増幅器25の第2入力に供給される。したがつ
て、アークが存在し、スレツシユホールド回路2
4の入力電圧がそのしや断範囲を超えているかぎ
り、ツール/加工品間の間隔の調整はアーク電圧
ないしアーク電流の測定のみによつて行なわれ
る。しかし、運転中において誤つてアークが消え
たり、加工品によりしや断されたりしたためにス
レツシユホールド回路24の電圧が低下しキヤパ
シタンス・ダイオード15のキヤパシタンスが相
当変化すると、発振器18はF2の周波数範囲か
らはずれ、もはや周波数選択増幅器26はゲート
回路27への出力信号を出さなくなり、ゲート回
路27は再び閉じ、センサー構成の状態は、誘導
センサー23のみによつて周波数の変化及びツー
ル/加工品間隔の調整が行なわれる、周波数範囲
F1での動作に復帰する。したがつて、フエイル
セーフの効果が非常に簡単に得られる。
なお、上述した動作を行なわせるのに、第1図
に示すような電流および/または電圧により制御
される可変インダクタンスを用いてもよい。
弁別器11aと11bと並列に設けられている
周波数/デジタル変換器28は発振器18の出力
信号を対応するデジタル信号に変換し、それをデ
ジタルデイスプレイ装置29に供給する。したが
つて、このデイスプレイには対応する周波数の値
あるいは対応するツール/加工品間の間隔が表示
される。なお、デイスプレイ装置だけでなくモー
タ調整装置についても、弁別器11a,11bを
介するアナログ出力の代りに、周波数/デジタル
変換器28のデジタル出力で作動するようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の特徴を備えたセンサー装置を
示す図、第2図は第2の周波数決定要素としてキ
ヤパシタンス・ダイオードを有する変形例を示す
図、第3図は周波数決定要素として圧電素子を用
いた変形例を示す図、第4図はセンサー構成に用
いた弁別器の動作曲線を示す図、第5図はアーク
に従う測定信号の発生時にセンサーを自動分離す
る構成例を示す図、第6図はアークないしアーク
電流源の電圧特性を示す図である。 2:ツール、6:加工品、8:アーク、12,
13a,13b.14,15:磁気回路、15,1
6,17:LC回路、17:容量式センサー(間
隔用)、15(第1図):コイルセンサー(アーク
用)、15(第2図):キヤパシタンス・ダイオー
ド(アーク用)、18:発振器、11:弁別器、
10:調整用増幅器、9:モータ、15a:圧電
素子(アーク用)、15b:コンデンサ電極、1
1a:弁別器(基準周波数1)、11b:弁別器
(基準周波数2)、26:周波数選択増幅器、2
7:ゲート回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アーク電圧および/またはアーク電流を測定
    し、測定した値からアーク長に対応する電気アナ
    ログ信号を生成する第1の測定手段を備え、ツー
    ルと加工品間で発生する電気アークで作動する加
    工機のツールと加工品間の間隔を決定する方法に
    おいて、 第1の変換器12,15,15a,18におい
    てアーク長に対応する上記アナログ信号を高周波
    信号に変換し、この高周波信号はアナログおよ
    び/またはデジタル信号に変換してこの変換され
    た信号と基準値の間の偏差を示す出力信号を与え
    るために第2の変換器に供給され、この第2の変
    換器11,11a,11bの出力信号はツール1
    と加工品6間の間隔調整およびアーク長の調整の
    ための調整手段9,10に与えられ、 アークが消弧あるいは不完全な動作準備状態に
    あるときの間隔の測定を行う第2の測定手段はイ
    ンピイーダンス変更回路のインピイーダンス可変
    要素として形成される容量式または誘導式のセン
    サによつて与えられ、 前記第1の変換器は間隔を表す高周波信号を出
    力し、該高周波信号はアナログおよび/またはデ
    ジタル信号に変換するために前記第2の変換器に
    供給されることを特徴とする加工機のツールと加
    工品間の間隔を決定する方法。 2 アーク電圧および/またはアーク電流を測定
    し、測定した値からアーク長に対応する電気アナ
    ログ信号を生成する第1の測定手段を備えた電気
    アーク加工機のツールと加工品間の間隔を決定す
    る方法を実施するセンサ装置において、 電圧の変化を周波数の変化に変換する変換回路
    手段12,15,15a,18と、アーク電流又
    はアーク電圧と比例する信号を出力するための制
    御回路19a,22,14,23,24とを前記
    第1の測定手段に設け、前記変換回路手段は少な
    くとも1つの第1の周波数変化要素13a,13
    b,15,15aを有し、該変化要素の周波数特
    性は前記制御回路から供給される信号によつて変
    化し、 アークが消弧あるいは不完全な動作準備状態に
    あるときにツールと加工品間の間隔を測定するた
    めに第2の測定手段を設け、該第2の測定手段は
    前記変換回路手段を含み、そして該変換回路手段
    はLC回路の周波数変化要素として形成されてい
    る容量式または誘導式の間隔センサと前記少なく
    とも1つの第1の周波数変化要素で構成された第
    2の周波数変化要素を含む、ことを特徴とするセ
    ンサ装置。 3 特許請求の範囲第2項記載のセンサ装置にお
    いて、前記第2の周波数変化要素15はインダク
    タンスであり、前記制御回路はそのインダクタン
    スを変化させる構成であることを特徴とするセン
    サ装置。 4 特許請求の範囲第3項記載のセンサ装置にお
    いて、インダクタンスは、磁界によつて変化す
    る、高透磁率コアを有する磁気回路の一部を成す
    コイルであり、この磁気回路には、アーク長と比
    例する前記第1の測定手段の出力信号に接続され
    た少なくともひとつの第2のコイル12が設けら
    れており、この第2コイルを流れる直流電流によ
    り、限界ないしコアの透磁率にしたがつて周波数
    変化コイルのインダクタンスが変わることを特徴
    とするセンサ装置。 5 特許請求の範囲第2項記載のセンサ装置にお
    いて、前記第2の周波数変化要素17は直流信号
    によりキヤパシタンスが変化するコンデンサであ
    り、そのキヤパシタンスがアーク長と比例する前
    記第1の測定手段の出力信号により変化するよう
    に該コンデンサを前記第1の測定手段に接続した
    ことを特徴とするセンサ装置。 6 特許請求の範囲第5項記載のセンサ装置にお
    いて、前記可変キヤパシタンスはキヤパシタン
    ス・ダイオードであることを特徴とするセンサ装
    置。 7 特許請求の範囲第5項記載のセンサ装置にお
    いて、前記可変コンデンサは、その両側にコンデ
    ンサ面を配した圧電素子であり、この圧電素子は
    前記第1の測定手段の電圧出力に接続されてい
    て、上記コンデンサ面との間隔したがつてそのキ
    ヤパシタンスがアーク長に従う第1の測定手段の
    電圧信号によつて変わることを特徴とするセンサ
    装置。 8 特許請求の範囲第2項から第7項のいずれか
    に記載のセンサ装置において、前記LC回路は、
    その発振周波数が前記第1および/または第2の
    周波数変化要素により変化する発振器の一部を成
    すことを特徴とするセンサ装置。 9 特許請求の範囲第8項記載のセンサ装置にお
    いて、前記発振器はクラツプ発振器であることを
    特徴とするセンサ装置。 10 特許請求の範囲第2項から第9項のいずれ
    かに記載のセンサ装置において、前記第2の周波
    数変化要素とこの第2の周波数変化要素を作動す
    る制御回路とにより、アークのしや断の際LC回
    路の周波数が、前記第1周波数変化要素の定める
    周波数から実質上ずれ、前記2つの周波数変化要
    素の定める周波数動作範囲が周波数選択要素、特
    にバンドパスフイルタにより決定されて分離され
    ることを特徴とするセンサ装置。 11 特許請求の範囲第2項から第10項のいず
    れかに記載のセンサ装置において、一方の周波数
    変化要素の周波数動作範囲は他方の周波数変化要
    素の周波数動作範囲より少なくとも1.5倍異なる
    ことを特徴とするセンサ装置。 12 特許請求の範囲第10項または第11項の
    いずれかに記載のセンサ装置において、アーク点
    弧後アーク長に従う信号により前記第2の周波数
    変化要素がその周波数動作範囲に入ると同時に前
    記第1の周波数変化要素をLC回路および/また
    は発振器の入力から分離する切換手段を設けたこ
    とを特徴とするセンサ装置。
JP61020029A 1985-01-31 1986-01-31 電気アーク加工機における方法とセンサー構成 Granted JPS61182879A (ja)

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