JPH0579264A - 大きい孔の油圧式掘削ジヤー - Google Patents

大きい孔の油圧式掘削ジヤー

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JPH0579264A
JPH0579264A JP4078739A JP7873992A JPH0579264A JP H0579264 A JPH0579264 A JP H0579264A JP 4078739 A JP4078739 A JP 4078739A JP 7873992 A JP7873992 A JP 7873992A JP H0579264 A JPH0579264 A JP H0579264A
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JP
Japan
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valve member
mandrel
flange
annular valve
tubular
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Application number
JP4078739A
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English (en)
Inventor
Robert W Evans
ロバート・ダブリユー・エバンス
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Dailey Petroleum Services Corp
Original Assignee
Dailey Petroleum Services Corp
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Publication date
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    • E21EARTH DRILLING; MINING
    • E21BEARTH DRILLING, e.g. DEEP DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B31/00Fishing for or freeing objects in boreholes or wells
    • E21B31/107Fishing for or freeing objects in boreholes or wells using impact means for releasing stuck parts, e.g. jars
    • E21B31/113Fishing for or freeing objects in boreholes or wells using impact means for releasing stuck parts, e.g. jars hydraulically-operated

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  • Mining & Mineral Resources (AREA)
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  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
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  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Scissors And Nippers (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ジャーを通って延びている掘削流体孔の直径
を増加させること及び上向き及び下向きジャーリング作
用を独立に制御することである。 【構成】 複動作用油圧式ドリルジャー1は、長手方向
滑動移動できるようにハウジング3内に配列されたマン
ドレル2を含む。ハンマ69がマンドレル2に配置され
ており、ハウジング3内のアンビル表面64、66と相
互作用してドリルストリングに上向き及び下向きのジャ
ーリング力を加える。油圧弁配列が、ハンマ69を解放
して大きな力でアンビル表面を打つ前に大量の静的力の
蓄積を可能とする。油圧弁配列は、ハウジング3内のマ
ンドレル2の下向き移動に応答して係合表面の第1の対
によりそしてハウジング3内のマンドレル2の上向き移
動に応答して係合表面の第2の対により作動されるよう
に配置されたトリップバルブを含む。かくして、上向き
及び下向きジャーリング作用に対する独立した制御が達
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、一般に、掘削装置に使用するた
めの複動作用油圧式ジャーに関するものであり、特に、
ジャーを通って延びている掘削流体孔の直径を増加させ
そして動作中許容し得る過度の引張り(overpull)を増
加させるように寸法がコンパクトな複動作用油圧式ジャ
ーを作動させるための改良された機構に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ドリル
ジャー(drilling jars)は、井戸掘削装置の分野では
長い間知られてきた。ドリルジャーは、掘削装置又は生
産装置が井戸孔から容易に取り出すことができないよう
な程度に抑留された(stuck)とき使用されるツールで
ある。ドリルジャーは、普通は、抑留された物(stuck
object)の領域のパイプストリング内に配置されそして
地表のオペレータがドリルストリングの操作を介してド
リルストリングに一連のインパクトブローを送ることを
可能とする。望ましくは、ドリルストリングへのこれら
のインパクトブローは抑留された物を移動させそして連
続操作を可能とした。
【0003】ドリルジャーは、滑りジョイントを含み、
滑りジョイントは、回転運動を許容しないで、内側マン
ドレルと外側ハウジングとの相対的軸線方向移動を可能
とする。マンドレルは、典型的には、それにハンマが形
成されているが、ハウジングはマンドレルハンマに隣接
して位置したアンビルを含む。かくして、ハンマとアン
ビルを高速で一緒に滑らせることにより、それらは、抑
留されたドリルストリングに、しばしばドリルストリン
グを自由にジャーリング(jarring)するのに十分な、
非常に大きなインパクトを伝達する。
【0004】しばしば、ドリルジャーは、普通の掘削工
程中底部穴組立体の部品として使用される。即ち、ドリ
ルジャーは、ツールが抑留されると、ドリルストリング
に加えられるのではなくて、井戸を掘削する普通の工程
全体にわたりストリングの一部として使用される。かく
して、ツールが井戸孔において抑留されたとき、ドリル
ジャーは、ツールを取り出すために存在しそしてそのた
めに使用する用意が整っている。
【0005】しかしながら、ドリルジャーはドリルスト
リングの一部を形成するので、それは、それをとおして
掘削流体を通すための装置も含んでいなければならな
い。例えば、掘削流体は、通常は、ドリルストリングを
通って長手方向に延びている内孔を通り、ドリルビット
を通って外に出、井戸孔とドリルストリングにより形成
された環状部を通って上へと循環する。掘削流体は、ド
リルビットを冷却し、切屑を除去しそして“ブローアウ
ト”(“blowouts”)を防止するのに使用される。故
に、大きな容積のこの掘削流体は、ドリルストリング内
の長手方向孔を通される。明らかに、大きい直径の孔で
は、より多くの掘削流体がそれを通ることができ、そし
て冷却及び切屑除去はより効率良く行われる。しかしな
がら、ドリルジャーは、ドリルストリングの残りの部分
とは機械的複雑さが相当異なる。この機械的複雑さは、
必然的にドリルジャーを通る孔の直径の減少をもたら
し、これはドリルビットへの掘削流体の流れを制限す
る。
【0006】例えば、ロバート・ダブリュ・エバンスに
対して1982年11月30日に発行された米国特許第
4,361,195号は、直径の減少した長手方向孔を
有する複動作用ドリルジャーを記載している。特に、こ
の第4,361,195号特許は、制御アームの対と協
働してこの“複動作用”を与える環状トリップバルブを
記載している。しかしながら、この機構は、ドリルジャ
ーの実質的な直径方向セグメントを浪費し、その内側長
手方向孔の直径を減少させる。
【0007】更に、第4,361,195号特許の制御
アームは、トリップバルブの同じ制御表面と相互作用し
て下向き及び上向きの両方のジャーリング作用(jarrin
g action)を制御する。従って、マンドレルとハウジン
グとの同じ程度の移動、従って同じ時間遅延(time del
ay)が、上向き及び下向きの両方のジャーリングを作動
させるために存在している。或る用途においては、下向
きジャーリングと関連した時間遅延とは異なる上向きジ
ャーリングと関連した時間遅延を有することが有利であ
る。第4,361,195号の装置はこのような装置を
持っていない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の1つ又
はそれより多くの問題を克服するか又は最小にすること
を目的とする。
【0009】本発明の1つの観点では、管状ハウジング
内で入れ子式移動ができるように配列された管状マンド
レルから成る複動作用ドリルジャーに使用するための、
油圧式トリップバルブが設けられている。第1フランジ
が、該管状ハウジングの内側表面にカップリングしてお
り(couple)そしてそして該第1フランジの両側の表面
(opposed surfaces)に第1及び第2作動表面を形成す
るように該ハウジング内で予め選ばれた距離延びてい
る。第1環状弁部材が直径方向には該ドリルジャーのマ
ンドレルとハウジングとの間に配置されておりそして該
第1フランジから長手方向に変位される。第1環状弁部
材は、第2フランジを有しており、第2フランジは、第
1フランジの第1作動表面と重なり合う関係においてそ
れから該ハウジングに向けて予め選ばれた半径方向距離
延びている。第1環状弁部材は、直径方向内側の表面を
有してり、この直径方向内側の表面は、それに形成され
た凹部を有していて、第3作動表面を露出している。第
2環状弁部材は、直径方向には該ドリルジャーのマンド
レルとハウジングとの間に、そして長手方向には第1環
状弁部材に隣接して且つ該第1環状弁部材とシール関係
において配置されている。第2環状弁部材は、第3フラ
ンジを有しており、該第3フランジは、第1フランジの
第2作動表面と重なり合う関係において第2環状弁部材
から該ハウジングに向けて予め選ばれた半径方向距離延
びている。第2環状弁部材は、直径方向内側の表面を有
し、この内側表面はそれに形成された凹部を有してい
て、第4作動表面を露出している。第1及び第2環状弁
部材凹部は、隣接して形成されておりそして互いに開い
ている(open)。最後に、作動機構が前記マンドレルに
結合されそして前記マンドレルと共に移動可能である。
この作動機構は、直径方向には前記トリップバルブに対
して内方に配置されておりそして第4フランジを有して
おり、該第4フランジは、該作動機構から該第1及び第
2環状弁部材凹部へと予め選ばれた距離延びていて、該
第4フランジの両側の表面(opposed surfaces)に第5
及び第6作動表面を形成している。この第5及び第6作
動表面は、直径方向には該第1及び第2環状部材の該第
3及び第4作動表面と重なり合う関係において配置され
ている。
【0010】本発明の他の目的及び利点は、図を参照し
て以下の説明を読めば明らかとなるであろう。
【0011】本発明は、種々の修正及び変更形態が可能
であるが、その特定の態様が図に例として示されそして
本明細書で詳細に説明されるであろう。しかしながら、
この特定的なものは本明細書に開示された特定の形態に
本発明を限定することを意図するものではなく、反対
に、本発明は、特許請求の範囲に記載のように、本発明
の精神及び範囲内に入るすべての修正、均等物及び変更
を包含するものである。図、特に図1−図3を参照する
と、複動作用(double acing)油圧機構またはドリルジ
ャー1が示されており、これは、3つの長手方向に切ら
れた1/4断面図、即ち、図1、図2、図3に示される
ことを必要とする実質的な長さである。この図2の各々
は、ジャー1の中心線(一点鎖線で示された)からその
外周へと延びている長手方向断面図で示される。ドリル
ジャー1は、一般に外側管状ハウジング3の内側に入れ
子式に支持された内側管状マンドレル2を含んで成る。
マンドレル2及びハウジング3は、各々、好ましくはね
じを切られた相互接続部により接合された複数の管状セ
グメントから成る。
【0012】マンドレル2は、上部管状部分4から成
り、この上部管状部分4は、それを通って延びている内
部長手方向通路5を有する。上部管状部分4の上端は、
5aで示されそして慣用のドリルストリング又は同様な
もの(示されていない)に接続するために6で内側にね
じを切られている。上部管状部分4の下端は、内側の肩
7で終わる端ぐり(counterbore)を備えており、そし
て8で示されたように内側にねじを切られている。マン
ドレル2の中間部分は管状部分9から成り、管状部分9
は、上部管状部分4のねじを切られた部分8の内側に接
続するために10で示されたようにねじを切られたその
上端を有しており、該上端部は肩7に当接している。管
状部分9の下端は、11で示されたように外側にねじを
切られておりそして内孔又は通路12を備えており、内
孔又は通路12は、上部管状部分4の通路5の続きであ
る。マンドレル2の下端は、管状部分13から成り、管
状部分13は、肩14で終わる端ぐりを備えておりそし
て15で示されたように内側にねじを切られている。管
状部分13は、管状部分9の下端にねじにより組み立て
られており、管状部分9の下端は肩14に当接してい
る。
【0013】管状部分13の下端部分は、16で示され
たようにねじを切られている。内側ねじ18を有するス
リーブ部材17が、管状部分13の下端にねじにより取
り付けられている。管状部分13は、内部長手方向通路
19を備えており、内部長手方向通路19は、通路5、
12の延長部でありそしてスリーブ部材17の中心開口
20を通って開いている。マンドレル2の3つの部分
4、9、13は、示されたように、ねじにより組み立て
られて一体の管状マンドレル2となっており、一体の管
状マンドレル2は、管状ハウジング3の内側で長手方向
に移動可能である。
【0014】管状ハウジング3は、マンドレル2と幾分
類似して、組み立ての目的でいくつかの区域で形成され
ている。管状ハウジング3の上端は、管状部材21から
成り、管状部材21は、その上端に慣用のベアリング2
2aにより形成された滑らかな内孔22を有しており、
内孔22において、上部マンドレル管状部分4の外側表
面が長手方向に滑動移動できるように配置されている。
管状ハウジング部材21の下端部分は、直径が減少した
部分を有しており、この直径が減少した部分は、環状肩
23を形成しそして外側にねじを切られた部分24を有
している。
【0015】管状ハウジング3は、中間管状部材25を
備えており、中間管状部材25は、管状部材21のねじ
を切られた部分24にねじ込み接続するために、その上
端に26で示されたように内側にねじを切られている。
中間管状部材25の上端は、ねじを切られた接続部がし
っかりと締め付けられるとき、肩23に当接する。管状
部材25の下端部分は、肩27を形成すると共に、28
で示されたように外側にねじを切られた直径の減少した
部分を有している。
【0016】管状ハウジング3の下方部分は、管状部材
29から成り、管状部材29は、中間管状部材25のね
じを切られた部分28に接続するために、その上端に3
0で示されたように内側にねじを切られている。下部管
状部材29の上端は、ねじを切られた接続部がしっかり
と締め付けられるとき、肩27に当接する。管状部材2
9の下端は、31で示されたように内側にねじを切られ
ている。
【0017】管状部材29aは、肩27aと当接関係に
おいて、その上端で管状部材29のねじを切られた部分
31にねじにより接続されている。管状部材29aの下
端は管状接続部材32と係合可能なねじを切られた部分
31aを含む。管状接続部材32は、その上端に、33
で示されたように、外側にねじを切られておりそして肩
34を有している。管状部材29aの下端は、ねじを切
られた接続部31a、33がしっかりと締め付けられる
とき、肩34に当接する。管状接続部材32は、内部長
手方向通路35を有しており、内部長手方向通路35
は、マンドレル2を通る通路5、12、19の続きであ
る。管状接続部材32の下端は、直径が減少しており、
そしてドリルストリングの下部に接続するため又は装置
がフイッシングジャー(fishing jar)として使用され
るとき、フィッシュ装置(fish)又は同様なもの(示さ
れていない)に接続するための、外側にねじを切られた
表面32aを備えている。
【0018】既に気付かれるように、マンドレル2及び
ハウジング3は、組み立ての目的で区分して形成されて
いる。マンドレル2は、ハウジング3の内側で滑動移動
するように配列されている。ドリルジャー1は、適当な
作動流体(operating fluid)、例えば作動液(hydraur
ic fluid)で満たされており、それ故に、マンドレル2
とハウジング3との種々の区域で形成されたねじを切ら
れたジョイントからの漏洩及びマンドレル2とハウジン
グ3との滑動係合点からの漏洩に対するシールを与える
ことが必要である。
【0019】既に注目したように、上部マンドレル部分
4の外側表面は、ハウジング3の上部管状部材21の孔
22内に滑り嵌めされている。管状部材21は、少なく
とも1つの内側環状凹部38を有しており、この環状凹
部38には少なくとも1つのシール39が配置されてお
り、このシールは、作動液の漏洩に対して滑動ジョイン
トをシールする。同様に、管状ハウジング部材21と2
5とのねじを切られた接続部は、管状ハウジング部材2
1の下端に外周溝41内に配置されたOリング40又は
同様なものにより漏洩に対してシールされている。管状
ハウジング部材25、29間のねじを切られた接続部
は、同様に、管状ハウジング部材25の下端部分に周溝
43内に配置されたOリング42により流体漏洩に対し
てシールされている。同様に、管状ハウジング部材29
と29aとのねじを切られた接続部は、管状ハウジング
部材29aの上端部分に周溝43a内に配置されたOリ
ング42aにより流体漏洩に対してシールされている。
【0020】最後に、管状ハウジング部材29aと多数
片サブ(multi-piece sub)32とのねじを切られた接
続部は、多数片サブ32の上端に周溝45内に配置され
たOリング46により流体の漏洩に対して同様にシール
されている。マンドレルのいくつかの区域を接続するね
じを切られたジョイントからの漏洩を防止するために、
同様なシールが設けられている。
【0021】ハウジング3の種々の構成部品の内孔とマ
ンドレル2の外側表面との間の空間は、閉じたチャンバ
を与えそしてドリルジャー1全体にわたり作動液(又は
他の適当な作用流体)が流れるための通路を与える。
【0022】管状ハウジング部材21の上端において
は、その内孔50とマンドレル管状部分4の外側表面5
1との間の空間は、チャンバ52を与える。チャンバ5
2の上端は、ねじを切られた開口53を備えており、開
口53には、ねじを切られたプラグ部材54が取り付け
られている。ねじを切られた開口53は、作動液(又は
他の適当な作用流体)の導入を可能とする。
【0023】管状マンドレル部分4の外側表面は、その
下端部分55で直径が僅かに減少しており、そして複数
の長手方向に延びている溝56を備えており、複数の溝
56の間にはスプラインが形成されている。ハウジング
管状部材21の下端部分は、内孔57を備えており、内
孔57はその中に複数の長手方向に延びている溝59を
有しており、溝59は周方向に間隔をおいて配置されて
いて、それらの間の複数のスプラインを定めて、上部管
状マンドレル部分4においてスプライン及び溝56と相
互作用する。管状ハウジング部材21及び管状マンドレ
ル部分4における溝56、59は、これらの溝56、5
9内に配置された対向したスプラインの高さより大きい
深さである。結果として、マンドレル部分4及びハウジ
ング部材21においてそれぞれの溝56、59に沿って
長手方向通路が与えられる。スプラインと溝56、59
とのクレアランスにより形成された通路は、後に説明す
るように、チャンバ52とドリルジャー1の下部との間
で作動液が流れることを可能とする。
【0024】更に、管状ハウジング部材21内のそして
管状マンドレル部分4上の長手方向に延びているスプラ
イン及び溝56、59の配列は、ハウジング3とマンド
レル2間の回転運動を許容しないで、ハウジング3内の
マンドレル2の長手方向移動のためのガイドを与える。
【0025】管状ハウジング部材25とマンドレル部分
4、9との間のクレアランスは、油圧チャンバ52に較
べて実質的により大きいサイズの油圧チャンバ63が与
えられるようなクレアランスである。この大きくなった
チャンバ63内には、ジャーリング装置(jarring appa
ratus)、特にハンマー及びアンビルが配置される。管
状ハウジング部材21の下端は上部アンビル表面64を
与え、該上部アンビル表面64は、ドリルジャー1が上
向きの方向に作動させられるときに使用される。管状ハ
ウジング部材25の内表面65は、端ぐりを有してお
り、この端ぐりは、油圧チャンバ63の下端の内周肩を
与えそしてドリルジャーが下向きの方向に作動させられ
るときアンビル66として機能する。
【0026】管状マンドレル部分4の下端部分67は、
68で示されたように、ねじを切られたその外側表面5
5を有する。内側ねじ70を有する中空円筒形ハンマー
69は、管状マンドレル部分4のねじを切られた部分6
8上にねじにより取り付けられておりそしてねじを切ら
れたプラグ又は止めねじ71を備えており、プラグ又は
止めねじ71は、管状マンドレル部分4における凹部7
3へのねじを切られた開口72を通って延びている。故
に、中空円筒形ハンマー69は、管状マンドレル部分4
の下端部分にねじにより取り付けられておりそして更に
操作中の回転に対して止めねじ71により固定されてい
る。ハンマー69の上端部分74は、上向きの作動中ハ
ウジング部材21上のアンビル表面64と係合可能であ
る。ハンマー部材69の下部ハンマー表面75は、ドリ
ルジャー1の下向き作動中アンビル表面66と係合可能
である。
【0027】管状マンドレル部分9は、複数の長手方向
に延びている溝76を備えている。溝76は、以下に説
明するように、作動液の流れのための流路を与える。ス
ペーサーリング77は、管状マンドレル部分9上に支持
されており、そしてマンドレル部分9の外側表面から間
隔を置いて配置された内側表面78を有していて環状流
路79を与える。
【0028】スペーサーリング77は、通路79から油
圧チャンバ63へと開いる開口80を備えている。通路
79の下端は、溝又は通路76の上端にもオーバーラッ
プして、油圧チャンバ63と溝76間の連続的流体連通
を与える。スペーサーリング77の上端は、管状マンド
レル部分4の下端に当接する。スペーサーリング77の
下端は、第1管状部分82aの上端により当接されてお
り、第1管状部分82aはマンドレル部分9の外側表面
の上に嵌合し、マンドレル部分9には溝76が形成され
ている。故に、第1管状部分82aは、溝76を取り囲
んでおりそして長手方向に延びている通路の系を定め
る。第2管状部分82bの下端は、環状スペーサーリン
グ83に当接し、環状スペーサーリング83は、溝又は
通路76の端部へと開口している複数の開口84を備え
ている。第1管状部分82aの下端及び第2管状部分8
2bの下端は、トリップバルブ95により制御される複
数の開口85も備えている。トリップバルブ95は、後
に詳細に説明する。
【0029】ハウジング部材29の内表面86及び環状
部分82a、82bの外表面87a、87bは、間隔を
置いて配置されていて油圧チャンバ88を定める。一般
に、油圧チャンバ88は、マンドレル2とハウジング3
の相対運動に抵抗する。即ち、マンドレル2とハウジン
グ3の相対運動は、チャンバ88の容積の減少させ、チ
ャンバ88の内圧の有意な増加を引き起こし、それによ
りこの相対運動に抗すべき力を生じる。この相対運動に
対する抵抗は、静的エネルギーの大きい蓄積を可能とす
る。かくして、チャンバ88を急速に排気して劇的にそ
の中の圧力を減少させることにより、静的エネルギー
は、運動エネルギーに転化され、ハンマー69を迅速に
運動させそして大きな力でアンビル表面64、66の1
つを打たせる。
【0030】従って、チャンバ88を実質的にシールし
てその中の圧力の蓄積を可能とするための手段が設けら
れている。チャンバ88の表面86、87a、87b
は、滑らかな円筒形表面であり、これらの表面はそれら
の間に支持された圧力ピストンの対の自由な運動を可能
としそしてチャンバ88を定める。油圧チャンバ88の
上端には、表面86、87aの間を滑動運動するために
表面86、87間に配置された環状圧力ピストン89が
設けられている。ピストン89は、それぞれ、環状溝9
2、93に配置されたOリング90、91により流体漏
洩に対してシールされている。ピストン89の運動は、
マンドレル2との係合、特にスペーサリング77の端部
により形成された肩との係合により生じる。
【0031】チャンバ88が作動液の損失に対して完全
にシールされていたならば、マンドレル2とハウジング
3との間の運動は、チャンバ88の加圧中には殆ど起こ
らないか又は全然起こらないであろう。しかしながら、
いくらかの運動は、排気プロセスを開始するための手段
として好ましい。従って、ピストン89は、少なくとも
1つの通路94を備えていて、それを通っての作動液の
少しの漏洩を許容する。別法として、漏洩流は、チャン
バ88内のピストン89のゆるい嵌合により与えること
ができるか、又は漏洩流の必要は、圧縮可能な作動液の
使用により排除されることができる。いずれにせよ、漏
洩流は、ハウジング3中へのマンドレル2の遅いゆっく
りした運動を引き起こす。この運動は、以下にもっと詳
細に述べるように、トリップバルブ95を作動させそし
てチャンバ88を迅速に排出するのに使用される。
【0032】チャンバ88の下端は、環状圧力ピストン
111により同様にシールされており、環状圧力ピスト
ン111は、実質的にピストン89と同様である。しか
しながら、ピストン89は、十分な漏洩流を与えるよう
な形状をしているので、ピストン111は、慣用の逆止
め弁112によりチャンバ88からの外向き流れに対し
てシールされる。ピストン111は、ハウジング3の中
からの上向きのマンドレル2の運動中に環状スペーサリ
ング83との係合により上向きに運動可能である。
【0033】トリップバルブ95は、ほぼチャンバ88
の中心点に配置されており、コイルばね118、119
の対によりこの中心位置にあるように強制されている。
コイルばね118、119は、チャンバ88内に配置さ
れており、それぞれ圧力ピストン89、111とトリッ
プバルブ95との間に延びている。かくして、トリップ
バルブ95を中心位置に置くことに加えて、ばね11
8、119は、ピストン89、111をチャンバ88の
端部に向けて強制しそしてトリップバルブ95をその閉
じた位置に向けて強制するようにも作用する。
【0034】トリップバルブ95は、別々に運動可能な
な弁部材96、97の対から形成されている。弁部材9
6、97は、閉じたとき、油圧通路76からチャンバ8
8を隔離する。弁部材96は、第1管状部分82aの外
表面87aに滑動可能に係合する環状の形状を有してい
る。弁部材97は、実質的に同様な形状であり、そして
第2管状部分82bの外表面87bに滑動可能に係合す
る。弁部材96、97と管状部分82a、82b間の漏
洩を防止するために、Oリング98、99の対がそれぞ
れ弁部材99、97の環状溝100、101内に配置さ
れている。
【0035】弁部材96、97の各々は、それに形成さ
れたフランジ102、103を有しており、フランジ1
02、103は、管状部材29の内表面86に向けて半
径方向外向きに延びている。好ましくは、フランジ10
2、103は、滑動配列において内表面86に係合する
が、それによりシールはされていない。むしろ、フラン
ジ102、103は、チャンバ88の小さい周辺部分の
みを占め、それ故に、作動液が通過して流れることを可
能とする長手方向溝を形成する。好ましくは、複数のフ
ランジ102、103は、チャンバ88の周のまわりに
間隔を置いた関係において配置されている。
【0036】フランジ102、103は、管状部材29
から半径方向内側に延びているフランジ104に係合し
そして該フランジ104と協働することを意図する。好
ましくは、フランジ104は、管状部材29の実質的に
全周の回りに延びておりそれによりフランジ104は、
フランジ102、103の周位置と無関係にフランジ1
02、103と係合しそして弁部材96、97がそのそ
ばを通過するのを防止させる。即ち、フランジ102、
103の外径は、フランジ104の内径より実質的に大
きい。かくして、トリップバルブ95の長手方向移動
は、フランジ102、103の1つとフランジ104と
の係合を生じさせ、それにより弁部材96、97を分離
するように強制し、そしてチャンバ88を通路76と油
圧的に実質的に相互接続する。
【0037】しかしながら、トリップバルブ95は、管
状部分82において滑動運動するように構成されている
ことを思い起こすべきである。かくして、マンドレル2
の運動は、トリップバルブ95の対応する運動を生じさ
せない。むしろ、マンドレル部分9に取り付けられた内
部作動機構106に形成されたフランジ105は、管状
部分82と共に運動しそして弁部材96、97の内表面
に位置付けられた作動表面107、108と係合するよ
うに配置されている。作動表面107、108とフラン
ジ104との係合は、トリップバルブをマンドレル2と
共に長手方向に移動させる。
【0038】作動機構106の構成のより良い理解は、
図4を参照することにより得られ得る。図4には、マン
ドレル部分9の長手方向斜視断面図が示されている。作
動機構106は、複数の周方向に盛り上がった部分12
2から構成されており、この盛り上がった部分122
は、溝76より高いところで延びておりそしてそれぞれ
肩120、121において管状部分82a、82bに係
合する第1及び第2長手方向肩123、124を形成す
る。かくして、管状部分82a、82bは、マンドレル
部分9の上でに延びておりそして123、124と係合
するように延びていて、通路76を弁部材96、97の
内表面へと開口させ、そして通路85を形成することが
認識されるべきである。
【0039】フランジ105は、盛り上がった部分12
2の各々の頂部に作動機構106のほぼ長手方向中点に
形成されている。フランジ105は、盛り上がった部分
122の外表面より上に実質的な半径方向距離延びてい
る。特に、図4の組み立てられた配置では、フランジ1
05の外径は、トリップバルブ95の内径より大きい。
かくして、マンドレル2、従って、作動機構106の長
手方向移動は、フランジ105と作動表面107、10
8の1つとの接触をもたらす。
【0040】トリップバルブ95の構造のより良い理解
は、図2A及び5を参照して得られるであろう。図2A
及び5には、弁部材96の拡大断面図及び斜視図が示さ
れている。弁部材96は、形状はほぼ円筒形であり、複
数の間隔を置いて配置されたフランジ102がそれから
半径方向外向きに延びている。複数の長手方向スロット
125が、フランジ102の各々の間に配置されてい
て、フランジ102を通りすぎて比較的自由な作動液の
流れを許容する。弁部材96の第1端部126は、第2
弁部材97とシール係合するために形成されたシール表
面を有する。
【0041】弁部材97は、トリップバルブ95の開閉
中弁部材96の移動を案内する複数のガイドフィンガ
(ここには示されていないが、米国特許第4,361,
195号に示されている)を有する。好ましくは、ガイ
ドフィンガは、周方向に間隔を置いた位置で弁部材97
から長手方向に延びている。ガイドフィンガは、弁部材
96に対して直径方向内側に位置している。即ち、凹部
112は、弁部材96の内側環状表面に切られている。
トリップバルブ95が閉じると、凹部112は、少なく
とも部分的にガイドフィンガにより占められる。ガイド
フィンガは、閉じている間弁部材96、97の整列を確
実にして、それらのシール表面を実質的に整列して接触
せしめて、チャンバ88を通路76から油圧的に隔離す
ることを意図する。
【0042】図1Cを参照すると、浮動ピストン109
は、マンドレル部分13と管状部材29aとの間にシー
ル関係において配置されていて、油圧的に満たされたチ
ャンバ110を内部通路35から隔離する。チャンバ1
10は、複数の開口84を介して溝76に油圧的に接続
されている。かくして、チャンバ110は、チャンバ5
2、63と油圧的に連通して、実質的な流体貯蔵部を形
成する。浮動ピストン109は、チャンバ110内で長
手方向に移動して、チャンバ52、63、110と内部
通路35間の圧力変化に順応する。これらの圧力変化
は、通常は操作環境の温度の変化と関係している。
【0043】トリップバルブ95の操作のより良い理解
は、図2A−2Dを参照することにより得られるであろ
う。図2A−2Dには、種々の操作位置にあるトリップ
バルブ95の拡大断面図が示されている。例えば、図2
Aは、ニュートラル又は閉じた位置にあるトリップバル
ブ95を示す。ドリルジャー1の種々の構成部品の相互
作用及び運動は、実際の下向き及び上向きのジャー作動
中のその操作の説明により最善に理解されるであろう。
故に、図2B−2Dを参照すると、下向きのジャー作動
中のドリルジャー1の種々の構成部品が示され、検討さ
れている。
【0044】ドリルジャー1で行われる重要な操作は、
トリップバルブ95の操作であることは理解されるべき
である。従って、トリップバルブ95の操作は、図2B
−2Dに示された図のシリーズと関連して詳細に検討す
る。更に、ニュートラル位置にあるトリップバルブ95
の説明は、図1B及び図2Aに関して既に示されており
そして検討されている。故に、下向きジャー作動中のト
リップバルブ95の操作の下記の説明は、図2Bで始め
る。図2Bでは、マンドレル2、従って作動機構106
は、ハウジング3に対して、特に管状部材29に対して
下向きに移動したことが示される。
【0045】マンドレル2は、作動機構106のフラン
ジ105が凹部112を通って長手方向に移動しそして
弁部材97の作動表面108に接触するように十分はる
かに下向きに移動している。この点で、トリップバルブ
95の弁部材96、97のどれも、マンドレル2の運動
によって長手方向に変位してはいない。コイルばね11
8、119は、トリップバルブ95の位置を、ほぼチャ
ンバ88の中心位置に保持している。
【0046】図2Cに戻ると、マンドレル2とフランジ
105は、更に下向きに移動させられ、それらと共にト
リップバルブ95を運ぶことが示されている。弁部材9
9,97は、チャンバ88の上昇する内圧と組み合わさ
ったコイルばね118、119の力により、分離しては
いない。マンドレル2の下向きの移動は、それと共に上
部ピストン89を運び、それによりチャンバ88の容積
を減少させ、結果として、その中の圧力を増加させる。
チャンバ88の内圧は、弁部材96、97の外表面に対
して作用しそしてそれらをお互いに押し付けてそれらの
閉じた位置を保持させる。
【0047】図2Cに示された位置では、トリップバル
ブ95は、弁部材96のフランジ102が丁度ハウジン
グ29のフランジ104に係合した点まで下向きに運ば
れている。
【0048】かくして、図2Dに戻ると、マンドレル2
及び作動機構106のフランジ105の連続した下向き
の移動は、弁部材96、97をそれらの分離した位置又
は“開いた”位置へと強制する。上部弁部材96は、そ
のフランジ102とハウジングフランジ104の相互作
用により更なる下向き移動を阻止される。しかしなが
ら、マンドレル2の更なる下向き移動は、下部弁部材9
7の作動表面108に対してフランジ105を押し付
け、下部弁部材97を上部弁部材96から分離させる。
【0049】かくして、相対的に高い圧力のチャンバ8
8が通路76へと開いている状態で、作動液は、チャン
バ88から迅速に流れ出しそしてその中の圧力を減少さ
せる。チャンバ88内の圧力が実質的に減少した状態
で、ハウジング3に対するマンドレル2の下向き移動
は、もはや実質的な力による抵抗を受けない。かくし
て、マンドレル2は、今やハウジング3へと下向きに迅
速に移動して、ハンマ69を下部アンビル表面66を素
早く打たせる。
【0050】図3A−3Cを参照して、ドリルジャー1
の上向きジャーリング作用を説明する。再び、上向きの
ドリル作動は、図2Aに示されたように、ニュートラル
位置に配置されているドリルジャー1により進められ
る。上向きジャーリング作用は、ハウジング3の中から
引き出されるか又は上向きに引っ張られるマンドレル2
により始められる。ドリルジャー2の上向き移動は、環
状リング83を下部位置111に係合させそしてピスト
ン111をマンドレル2と共に上向きに移動させる。
【0051】もちろん、ピストン111の移動は、チャ
ンバ88の容積を減少させそしてその中の圧力を劇的に
増加させ始める。以前に検討したように、少量の作動液
は、上部圧力ピストン89を通ってチャンバ88から漏
洩させられ、それにより、ハウジング3の中から上向き
のマンドレル2の連続した徐々の移動を可能とする。
【0052】マンドレル2が上向きに移動するにつれ
て、フランジ105と共に作動する作動機構106も又
上向きに運ばれて、フランジ105が、図3Aに示され
たように、弁部材96の作動表面107に接触する。こ
の点で、トリップバルブ95は、チャンバ88内で長手
方向に移動させられてはいなくて、上部圧力ピストン8
9と下部圧力ピストン111との間でチャンバ88内に
中心に保持されている。
【0053】ハウジング3に対するマンドレル2の更な
る上向き移動は、作動機構106をそれと共に連続的に
上向きに移動させ、トリップバルブ95をそれと共に運
ぶ。トリップバルブ95は、マンドレル2が図3Bに示
された位置に到達するまでマンドレル2と共にチャンバ
88を通って上向きに移動し続け、図3Bにおいては、
弁部材97のフランジ103は、ハウジング3の管状部
材29のフランジ104に接触する。
【0054】この点で、チャンバ88から外への作動液
の唯一の流れは、上部圧力ピストン89を通してであ
り、かくして、チャンバ88内の内部圧力は非常に高く
そしてハウジング3に対するマンドレル2の上向き移動
に実質的に抵抗する。従って、実質的なポテンシャルエ
ネルギーがドリルストリングに貯蔵され、これは、ハウ
ジング3に対してマンドレル2の更なる上向き移動に応
答して弁95の排出作用により解放されるであろう。
【0055】図3Cに示されたように、ハウジング3の
フランジ105は、弁部材97のフランジ103対して
作用しそしてハウジング3に対する更なる上向き移動に
対して弁部材97を捕捉する。かくして、マンドレル2
の連続した上向き移動は、作動機構106のフランジ1
05を弁部材96の作動表面107に対して作用させそ
してそれを上向きに且つ弁部材97から遠ざかるように
強制する。かくして、チャンバ88は、通路76へと排
出されそしてチャンバ88内の圧力は劇的に減少する。
チャンバ88内の相対的に低い圧力では、マンドレル2
の更なる上向きの移動は、もはや実質的な力による抵抗
を受けない。かくして、マンドレル2は、迅速に上向き
に移動して、ハンマ69に上部アンビル表面64を激し
く打たせる。
【0056】上向き及び下向きジャーリング作用の上記
説明から、種々のフランジ102、103、104及び
105の作動表面のどれも上向き及び下向きジャーリン
グ作用の両方には使用されないことが明らかな筈であ
る。換言すれば、上向き及び下向きジャーリング作動
は、お互いに独立している。故に、フランジ102、1
03、104、105の長手方向位置を変えることによ
り、種々の時間遅延が、上向き及び下向きジャーリング
作動に対して課され得る。
【0057】即ち、或る種のダウンホール環境では、下
向きジャーリング作動が第1の予め選ばれた時間に行わ
れ、この第1の予め選ばれた時間は、上向きジャーリン
グ動作を引き起こすための時間遅延より大きいことが望
ましい。これらの異なる時間遅延は、フランジ105又
はフランジ102、103、104のいずれかの長手方
向位置を再配置することにより適応させることができ
る。
【0058】別法として、種々のフランジ102−10
5の幅を変えることにより、種々の時間遅延を達成する
こともできる。例えば、長手方向中心線より上のハウジ
ングフランジ104の幅を増加させることにより、ハウ
ジングフランジ104は、第1の短縮された時間遅延の
後弁部材フランジ102に接触する。しかしながら、そ
の長手方向中心線より下のハウジングフランジ104の
幅は変えていないので、弁部材フランジ103は、第2
の変わっていない時間遅延の後ハウジングフランジ10
4に接触する。
【0059】最後に、本発明のトリップバルブ95の形
状は、有意な量の過度の引張りが上向き及び下向きドリ
ル動作中ドリルストリングに対して及ぼされることを可
能とする。この大きな過度の引張りは、有利には、ドリ
ルジャー1の破裂圧力を越えることなく、有意に大きい
ジャーリング力を生じさせる。例えば、チャンバ88を
形成する種々の構成部品は、破裂の如き、それに対する
損傷なしに、最大内部圧力を受け入れるようにデザイン
される。この最大圧力は、ハウジング3に対するマンド
レル2の遅いゆっくりした移動中、ドリルストリングに
かかりうる力を制限する。即ち、この力は、シール構成
部品を損傷するチャンバ88内の圧力を生じさせる程大
きくはなくするべきである。
【0060】しかしながら、弁部材96、97の外側表
面はチャンバ88内の高い圧力にさらされているので、
それらは、圧力時間、表面積に対応する追加の力により
一緒に保持される。かくして、例えば、ドリルジャー1
が図3Cに示された形状に到達すると、マンドレル2
は、単に移動し続けそしてトリップバルブ95を強制的
に開かせるのではなく、むしろ、弁部材96、97を一
緒に保持する油圧力に打ち勝つのに十分な力が、トリッ
プバルブ95を強制的に開かせるように加えられなけれ
ばならない。そうでなければ、マンドレル2に加えられ
る力が単にマンドレル2を丁度移動させるのに十分であ
るならば、それは、マンドレル2に加えられた力がマン
ドレル2を移動させるのに必要な力+トリップバルブ9
5を閉じて保持する油圧力に打ち勝つのに必要な力に合
致するレベルにチャンバ88内の圧力を減少させるのに
十分な流体がピストン89を通って流れ出るまで、弁を
開くのには不十分であろう。従って、チャンバ88のシ
ール表面を機能不能にすることなく、マンドレル2に、
有意な過度の引張りを加えることができる。
【0061】本装置の特定の詳細な態様を本明細書では
説明してきたけれども、本発明は、この好ましい態様の
詳細に限定されるものではなく、デザイン、形状及び寸
法の変更が本発明の精神及び範囲から逸脱することなく
可能であることは理解されるべきである。
【0062】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0063】1.管状ハウジング内に入れ子式に運動で
きるように配列された管状マンドレルから成る複動作用
ドリルジャーに使用するための油圧式トリップバルブで
あって、前記油圧式トリップバルブは第1フランジを備
え、該第1フランジは、前記管状ハウジングの内表面に
カップリングされておりそして該管状ハウジング内で予
め選ばれた距離延びていて前記第1フランジの両側の表
面に第1及び第2作動表面を形成しており、前記油圧式
トリップバルブは第1環状弁部材を備え、該第1環状弁
部材は、直径方向には前記ドリルジャーのマンドレルと
ハウジングとの間に配置されておりそして長手方向には
前記第1フランジから変位しており、該第1環状弁部材
は、前記第1フランジの前記第1作動表面と重なり合う
関係において前記ハウジングに向かって前記第1環状弁
部材から予め選ばれた半径方向距離延びている第2フラ
ンジを有しており、該第1環状弁部材は、直径方向内側
の表面を有しており、該内側表面は、該表面内に形成さ
れていて第3作動表面を露出する凹部を有しており、前
記油圧式トリップバルブは第2環状弁部材を備え、該第
2環状弁部材は、直径方向には前記ドリルジャーのマン
ドレルとハウジングとの間に配置されておりそして長手
方向には前記第1環状弁部材と隣接し且つ前記第1環状
弁部材とシール関係にあるように配置されており、該第
2環状弁部材は、前記第1フランジの前記第2作動表面
と重なり合う関係において該第2環状弁部材から前記ハ
ウジングに向かって予め選ばれた半径方向距離延びてい
る第3フランジを有しており、該第2環状弁部材は、直
径方向内側の表面を有しており、該直径方向内側の表面
は、該表面に形成されていて第4作動表面を露出する凹
部を有しており、前記第1及び第2環状弁部材凹部は、
互いに隣接して且つ開いて形成されており、そして、前
記油圧式トリップバルブは作動機構を備え、該作動機構
は、前記マンドレルにカップリングしており且つ前記マ
ンドレルと共に移動可能であり、該作動機構は、直径方
向には前記トリップバルブの内側に配置されておりそし
て第4フランジを有しており、該第4フランジは、該作
動機構から前記第1及び第2環状弁部材凹部へと予め選
ばれた距離延びていて前記第4フランジの両側の表面に
第5及び第6作動表面を形成しており、前記第5及び第
6作動表面は、直径方向には前記第1及び第2環状部材
の前記第3及び第4作動表面と重なり合う関係において
配置されている、ことを特徴とする油圧式トリップバル
ブ。
【0064】2.直径方向には前記環状マンドレルと前
記環状ハウジングとの間に形成された油圧チャンバを含
み、該チャンバは、該チャンバの長手方向に対向した端
部に配置された第1及び第2ピストンにより該チャンバ
からの作動液の制限のない移動に対して実質的にシール
されており、該ピストンは、前記管状マンドレルと前記
管状ハウジングとの間で該チャンバ内で滑動移動できる
ような形状であり、前記トリップバルブは、該チャンバ
内に配置されておりそして閉位置の形状をとるとき作動
液の実質的損失に対して該チャンバをシールするように
なっており、そして開位置において該チャンバを排出し
て低圧チャンバとするようになっている、上記1に記載
の油圧式トリップバルブ。
【0065】3.前記第1ピストンが、長手方向に前記
管状ハウジング中への前記管状マンドレルの移動に応答
して、前記管状マンドレルと係合しそして前記管状マン
ドレルと共に移動するようになっており、これにより、
前記チャンバの容積は、前記管状ハウジング中への前記
管状マンドレルの長手方向移動に応答して減少せしめら
れ、前記第2ピストンは、長手方向に前記管状ハウジン
グからの前記管状マンドレルの移動に応答して前記管状
マンドレルに係合すると共に前記管状マンドレルと共に
移動するようになっており、それにより、前記チャンバ
の容積は、前記管状ハウジングからの前記管状マンドレ
ルの長手方向移動に応答して減少せしめられる、上記2
に記載の油圧式トリップバルブ。
【0066】4.前記チャンバ内に配置されそして、そ
れぞれ、第1ピストンと第1環状弁部材との間及び第2
ピストンと第2環状弁部材との間で長手方向に延びてい
る第1及び第2コイルばねを含み、第1及び第2ピスト
ンは、前記チャンバの長手方向中心から遠ざかるように
強制され、そして前記第1及び第2環状弁部材はそれら
の閉位置に向けて強制されている、上記3に記載の油圧
性トリップバルブ。
【0067】5.複動作用油圧式ドリルジャーであっ
て、該ドリルジャーは、管状ハウジングと、管状マンド
レルを備え、該管状マンドレルは、前記管状ハウジング
内に入れ子式に運動できるように配列されておりそして
第1フランジを有しており、該第1フランジは、前記管
状ハウジングの内表面にカップリングしておりそして、
該管状ハウジング内で予め選ばれた距離延びていて、前
記第1フランジの両側の表面に第1作動表面と第2作動
表面を形成しており、前記ドリルジャーはトリップバル
ブを備え、該トリップバルブは第1環状弁部材を備え、
該第1環状弁部材は、直径方向には前記ドリルジヤーの
マンドレルとハウジングとの間に配置されておりそして
長手方向には前記第1フランジから変位しており、該第
1環状弁部材は、前記第1フランジの前記第1作動表面
と重なり合う関係において前記ハウジングに向かって前
記第1環状弁部材から予め選ばれた半径方向距離延びて
いる第2フランジを有しており、該第1環状弁部材は、
直径方向内側の表面を有しており、該内側表面は、該表
面内に形成されていて第3作動表面を露出する凹部を有
しており、前記トリップバルブは第2環状弁部材を備
え、該第2環状弁部材は、直径方向には前記ドリルジヤ
ーのマンドレルとハウジングとの間に配置されておりそ
して長手方向には前記第1環状弁部材と隣接し且つ前記
第1環状弁部材とシール関係にあるように配置されてお
り、該第2環状弁部材は、前記第1フランジの前記第2
作動表面と重なり合う関係において該第2環状弁部材か
ら前記ハウジングに向かって予め選ばれた半径方向距離
延びている第3フランジを有しており、該第2環状弁部
材は、直径方向内側の表面を有しており、該直径方向内
側の表面は、該表面に形成されていて第4作動表面を露
出する凹部を有しており、前記第1及び第2環状弁部材
凹部は、互いに隣接して且つ開いて形成されており、前
記ドリルジャーは作動機構を備え、該作動機構は、前記
マンドレルにカップリングしており且つ前記マンドレル
と共に移動可能であり、該作動機構は、直径方向には前
記トリップバルブの内側に配置されておりそして該作動
機構から前記第1及び第2環状弁部材凹部へと予め選ば
れた距離延びていて前記第4フランジの両側表面に第5
及び第6作動表面を形成しており、前記第5及び第6作
動表面は、直径方向には前記第1及び第2環状部材の前
記第3及び第4作動表面と重なり合う関係において配置
されている、ことを特徴とするとする複動作用油圧式ド
リルジャー。
【0068】6.直径方向には前記管状マンドレルと前
記管状ハウジングとの間に形成された油圧チャンバを含
み、該チャンバは、該チャンバの長手方向に対向した端
部に配置された第1及び第2ピストンにより該チャンバ
からの作動液の制限のない移動に対して実質的にシール
されており、該ピストンは、前記管状マンドレルと前記
管状ハウジングとの間で該チャンバ内で滑動移動できる
ような形状であり、前記トリップバルブは、該チャンバ
内に配置されておりそして閉位置の形状をとるとき作動
液の実質的損失に対して該チャンバをシールするように
なっており、そして開位置において該チャンバを排出し
て低圧チャンバとするようになっている、上記5に記載
の複動作用油圧式ドリルジャー。
【0069】7.前記第1ピストンが、長手方向に前記
管状ハウジング中への前記管状マンドレルの移動に応答
して、前記管状マンドレルと係合しそして前記管状マン
ドレルと共に移動するようになっており、これにより、
前記チャンバの容積は、前記管状ハウジング中への前記
管状マンドレルの長手方向移動に応答して減少せしめら
れ、前記第2ピストンは、前記管状ハウジングからの前
記管状マンドレルの長手方向移動に応答して前記管状マ
ンドレルに係合すると共に前記管状マンドレルと共に移
動するようになっており、それにより、該チャンバの容
積は、前記管状ハウジングからの前記管状マンドレルの
長手方向移動に応答して減少せしめられる、上記6に記
載の複動作用油圧式ドリルジャー。
【0070】8.前記チャンバ内に配置されそして、そ
れぞれ、第1ピストンと第1環状弁部材との間及び第2
ピストンと第2環状弁部材との間で長手方向に延びてい
る第1及び第2コイルばねを含み、それにより、第1及
び第2ピストンは、前記チャンバの長手方向中心から遠
ざかるように強制され、そして前記第1及び第2環状弁
部材はそれらの閉位置に向けて強制されている、上記7
に記載の複動作用油圧式ドリルジャー。
【0071】9.複動作用油圧式ドリルジャーであっ
て、該ドリルジャーは、管状ハウジングと、管状マンド
レルを備え、該管状マンドレルは、前記管状ハウジング
内に入れ子式に運動できるように配列されておりそして
第1フランジを有しており、該第1フランジは、前記管
状ハウジングの内表面にカップリングしておりそして、
該管状ハウジング内で予め選ばれた距離延びていて、前
記第1フランジの両側の表面に第1作動表面と第2作動
表面を形成しており、前記ドリルジャーはトリップバル
ブを備え、該トリップバルブは第1環状弁部材を備え、
該第1環状弁部材は、直径方向には前記ドリルジャーの
マンドレルとハウジングとの間に配置されておりそして
長手方向には前記第1フランジから変位しており、該第
1環状弁部材は、前記第1フランジの前記第1作動表面
と重なり合う関係において前記ハウジングに向かって前
記第1環状弁部材から予め選ばれた半径方向距離延びて
いる第2フランジを有しており、該第1環状弁部材は、
直径方向内側の表面を有しており、該内側表面は、該表
面内に形成されていて第3作動表面を露出する凹部を有
しており、前記トリップバルブは第2環状弁部材を備
え、該第2環状弁部材は、直径方向には前記ドリルジャ
ーのマンドレルとハウジングとの間に配置されておりそ
して長手方向には前記第1環状弁部材と隣接し且つ前記
第1環状弁部材とシール関係にあるように配置されてお
り、該第2環状弁部材は、前記第1フランジの前記第2
作動表面と重なり合う関係において該第2環状弁部材か
ら前記ハウジングに向かって予め選ばれた半径方向距離
延びている第3フランジを有しており、該第2環状弁部
材は、直径方向内側の表面を有しており、該直径方向内
側表面は、該表面に形成されていて第4作動表面を露出
する凹部を有しており、前記第1及び第2環状弁部材凹
部は、互いに隣接して且つ開いて形成されており、前記
ドリルジャーは作動機構を備え、該作動機構は、前記マ
ンドレルにカップリングしており且つ前記マンドレルと
共に移動可能であり、該作動機構は、直径方向には前記
トリップバルブの内側に配置されておりそして第4フラ
ンジを有しており、該第4フランジは、該作動機構から
前記第1及び第2環状弁部材凹部へと予め選ばれた距離
延びていて該第4フランジの両側表面に第5及び第6作
動表面を形成しており、前記第5及び第6作動表面は、
直径方向には前記第1及び第2環状部材の前記第3及び
第4作動表面と重なり合う関係において配置されてお
り、前記ドリルジャーは第1及び第2ピストンを備え、
該第1及び第2ピストンは、前記管状マンドレルと前記
管状ハウジングとの間に長手方向に間隔を置いた位置に
配置されて油圧式チャンバを形成しており、該チャンバ
は、前記ピストンにより該チャンバからの作動液の制限
のない移動に対して実質的にシールされており、前記ピ
ストンは、前記管状マンドレルと前記管状ハウジングと
の間で該チャンバ内で滑動移動できるような形状であ
り、前記トリップバルブは、該チャンバ内に配置されて
おりそして閉位置の形状をとるとき作動液の実質的損失
に対して該チャンバをシールするように適合しており、
そして開位置において該チャンバを排出して低圧チャン
バとするようになっており、前記第1ピストンが、長手
方向に前記管状ハウジング中への前記管状マンドレルの
移動に応答して、前記管状マンドレルと係合しそして前
記管状マンドレルと共に移動するようになっており、こ
れにより、前記チャンバの容積は、前記管状ハウジング
中への前記管状マンドレルの長手方向移動に応答して減
少せしめられ、前記第2ピストンは、前記管状ハウジン
グからの前記管状マンドレルの長手方向移動に応答して
前記管状マンドレルに係合すると共に前記管状マンドレ
ルと共に移動するようになっており、それにより、該チ
ャンバの容積は、前記管状ハウジングからの前記管状マ
ンドレルの長手方向移動に応答して減少せしめられ、前
記ドリルジャーは第1及び第2コイルばねを備え、該第
1及び第2コイルばねは、前記チャンバ内に配置されそ
して、それぞれ、第1ピストンと第1環状弁部材との間
及び第2ピストンと第2環状弁部材との間で長手方向に
延びており、前記第1及び第2ピストンは、前記チャン
バの長手方向中心から遠ざかるように強制され、そして
前記第1及び第2環状弁部材はそれらの閉位置に向けて
強制されている、ことを特徴とする複動作用油圧式ドリ
ルジャー。
【図面の簡単な説明】
【図1】ニュートラル操作位置に配置された複動作用油
圧式ドリルジャーの1/4断面図を示す。
【図2】ニュートラル操作位置に配置された複動作用油
圧式ドリルジャーの1/4断面図であって図1に引き続
く部分を示す。
【図3】ニュートラル操作位置に配置された複動作用油
圧式ドリルジャーの1/4断面図であって図2に引き続
く部分を示す。
【図4】ニュートラル位置におけるトリップバルブの1
/4断面図を示す。
【図5】第1の部分的に作動した下向きジャーリング位
置におけるトリップバルブの断面図を示す。
【図6】第2の部分的に作動した下向きジャーリング位
置におけるトリップバルブの1/4断面図を示す。
【図7】完全に作動した下向きジャーリング位置におけ
るトリップバルブの1/4断面図を示す。
【図8】第1の部分的に作動した上向きジャーリング位
置におけるトリップバルブの1/4断面図を示す。
【図9】第2の部分的に作動した上向きジャーリング位
置におけるトリップバルブの1/4断面図を示す。
【図10】完全に作動した上向きジャーリング位置にお
けるトリップバルブの1/4断面図を示す。
【図11】トリップバルブの内部作動機構の斜視図を示
す。
【図12】トリップバルブの外部作動機構の斜視図を示
す。
【符号の説明】 1 ドリルジャー 2 内側管状マンドレル 3 外側管状マンドレル 52 チャンバ 88 油圧チャバ 95 トリップバルブ 96 弁部材 89 ピストン 102 フランジ 106 内部作動機構 107 作動表面 112 凹部 118 コイルばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状ハウジング内に入れ子式に運動でき
    るように配列された管状マンドレルから成る複動作用ド
    リルジャーに使用するための油圧式トリップバルブであ
    って、 前記油圧式トリップバルブは第1フランジを備え、該第
    1フランジは、前記管状ハウジングの内表面にカップリ
    ングされておりそして該管状ハウジング内で予め選ばれ
    た距離延びていて前記第1フランジの両側の表面に第1
    及び第2作動表面を形成しており、 前記油圧式トリップバルブは第1環状弁部材を備え、該
    第1環状弁部材は、直径方向には前記ドリルジャーのマ
    ンドレルとハウジングとの間に配置されておりそして長
    手方向には前記第1フランジから変位しており、該第1
    環状弁部材は、前記第1フランジの前記第1作動表面と
    重なり合う関係において前記ハウジングに向かって前記
    第1環状弁部材から予め選ばれた半径方向距離延びてい
    る第2フランジを有しており、該第1環状弁部材は、直
    径方向内側の表面を有しており、該内側表面は、該表面
    内に形成されていて第3作動表面を露出する凹部を有し
    ており、 前記油圧式トリップバルブは第2環状弁部材を備え、該
    第2環状弁部材は、直径方向には前記ドリルジャーのマ
    ンドレルとハウジングとの間に配置されておりそして長
    手方向には前記第1環状弁部材と隣接し且つ前記第1環
    状弁部材とシール関係にあるように配置されており、該
    第2環状弁部材は、前記第1フランジの前記第2作動表
    面と重なり合う関係において該第2環状弁部材から前記
    ハウジングに向かって予め選ばれた半径方向距離延びて
    いる第3フランジを有しており、該第2環状弁部材は、
    直径方向内側の表面を有しており、該直径方向内側の表
    面は、該表面に形成されていて第4作動表面を露出する
    凹部を有しており、前記第1及び第2環状弁部材凹部
    は、互いに隣接して且つ開いて形成されており、そし
    て、 前記油圧式トリップバルブは作動機構を備え、該作動機
    構は、前記マンドレルにカップリングしており且つ前記
    マンドレルと共に移動可能であり、該作動機構は、直径
    方向には前記トリップバルブの内側に配置されておりそ
    して第4フランジを有しており、該第4フランジは、該
    作動機構から前記第1及び第2環状弁部材凹部へと予め
    選ばれた距離延びていて前記第4フランジの両側の表面
    に第5及び第6作動表面を形成しており、前記第5及び
    第6作動表面は、直径方向には前記第1及び第2環状部
    材の前記第3及び第4作動表面と重なり合う関係におい
    て配置されている、ことを特徴とする油圧式トリップバ
    ルブ。
  2. 【請求項2】 複動作用油圧式ドリルジャーであって、
    該ドリルジャーは、 管状ハウジングと、 管状マンドレルを備え、該管状マンドレルは、前記管状
    ハウジング内に入れ子式に運動できるように配列されて
    おりそして第1フランジを有しており、該第1フランジ
    は、前記管状ハウジングの内表面にカップリングしてお
    りそして、該管状ハウジング内で予め選ばれた距離延び
    ていて、前記第1フランジの両側の表面に第1作動表面
    と第2作動表面を形成しており、 前記ドリルジャーはトリップバルブを備え、 該トリップバルブは第1環状弁部材を備え、該第1環状
    弁部材は、直径方向には前記ドリルジャーのマンドレル
    とハウジングとの間に配置されておりそして長手方向に
    は前記第1フランジから変位しており、該第1環状弁部
    材は、前記第1フランジの前記第1作動表面と重なり合
    う関係において前記ハウジングに向かって前記第1環状
    弁部材から予め選ばれた半径方向距離延びている第2フ
    ランジを有しており、該第1環状弁部材は、直径方向内
    側の表面を有しており、該内側表面は、該表面内に形成
    されていて第3作動表面を露出する凹部を有しており、 前記トリップバルブは第2環状弁部材を備え、該第2環
    状弁部材は、直径方向には前記ドリルジャーのマンドレ
    ルとハウジングとの間に配置されておりそして長手方向
    には前記第1環状弁部材と隣接し且つ前記第1環状弁部
    材とシール関係にあるように配置されており、該第2環
    状弁部材は、前記第1フランジの前記第2作動表面と重
    なり合う関係において該第2環状弁部材から前記ハウジ
    ングに向かって予め選ばれた半径方向距離延びている第
    3フランジを有しており、該第2環状弁部材は、直径方
    向内側の表面を有しており、該直径方向内側の表面は、
    該表面に形成されていて第4作動表面を露出する凹部を
    有しており、前記第1及び第2環状弁部材凹部は、互い
    に隣接して且つ開いて形成されており、 前記ドリルジャーは作動機構を備え、該作動機構は、前
    記マンドレルにカップリングしており且つ前記マンドレ
    ルと共に移動可能であり、該作動機構は、直径方向には
    前記トリップバルブの内側に配置されておりそして該作
    動機構から前記第1及び第2環状弁部材凹部へと予め選
    ばれた距離延びていて前記第4フランジの両側表面に第
    5及び第6作動表面を形成しており、前記第5及び第6
    作動表面は、直径方向には前記第1及び第2環状部材の
    前記第3及び第4作動表面と重なり合う関係において配
    置されている、ことを特徴とするとする複動作用油圧式
    ドリルジャー。
  3. 【請求項3】 複動作用油圧式ドリルジャーであって、
    該ドリルジャーは、管状ハウジングと、 管状マンドレルを備え、該管状マンドレルは、前記管状
    ハウジング内に入れ子式に運動できるように配列されて
    おりそして第1フランジを有しており、該第1フランジ
    は、前記管状ハウジングの内表面にカップリングしてお
    りそして、該管状ハウジング内で予め選ばれた距離延び
    ていて、前記第1フランジの両側の表面に第1作動表面
    と第2作動表面を形成しており、 前記ドリルジャーはトリップバルブを備え、 該トリップバルブは第1環状弁部材を備え、該第1環状
    弁部材は、直径方向には前記ドリルジャーのマンドレル
    とハウジングとの間に配置されておりそして長手方向に
    は前記第1フランジから変位しており、該第1環状弁部
    材は、前記第1フランジの前記第1作動表面と重なり合
    う関係において前記ハウジングに向かって前記第1環状
    弁部材から予め選ばれた半径方向距離延びている第2フ
    ランジを有しており、該第1環状弁部材は、直径方向内
    側の表面を有しており、該内側表面は、該表面内に形成
    されていて第3作動表面を露出する凹部を有しており、 前記トリップバルブは第2環状弁部材を備え、該第2環
    状弁部材は、直径方向には前記ドリルジャーのマンドレ
    ルとハウジングとの間に配置されておりそして長手方向
    には前記第1環状弁部材と隣接し且つ前記第1環状弁部
    材とシール関係にあるように配置されており、該第2環
    状弁部材は、前記第1フランジの前記第2作動表面と重
    なり合う関係において該第2環状弁部材から前記ハウジ
    ングに向かって予め選ばれた半径方向距離延びている第
    3フランジを有しており、該第2環状弁部材は、直径方
    向内側の表面を有しており、該直径方向内側表面は、該
    表面に形成されていて第4作動表面を露出する凹部を有
    しており、前記第1及び第2環状弁部材凹部は、互いに
    隣接して且つ開いて形成されており、 前記ドリルジャーは作動機構を備え、該作動機構は、前
    記マンドレルにカップリングしており且つ前記マンドレ
    ルと共に移動可能であり、該作動機構は、直径方向には
    前記トリップバルブの内側に配置されておりそして第4
    フランジを有しており、該第4フランジは、該作動機構
    から前記第1及び第2環状弁部材凹部へと予め選ばれた
    距離延びていて該第4フランジの両側表面に第5及び第
    6作動表面を形成しており、前記第5及び第6作動表面
    は、直径方向には前記第1及び第2環状部材の前記第3
    及び第4作動表面と重なり合う関係において配置されて
    おり、 前記ドリルジャーは第1及び第2ピストンを備え、該第
    1及び第2ピストンは、前記管状マンドレルと前記管状
    ハウジングとの間に長手方向に間隔を置いた位置に配置
    されて油圧式チャンバを形成しており、該チャンバは、
    前記ピストンにより該チャンバからの作動液の制限のな
    い移動に対して実質的にシールされており、前記ピスト
    ンは、前記管状マンドレルと前記管状ハウジングとの間
    で該チャンバ内で滑動移動できるような形状であり、前
    記トリップバルブは、該チャンバ内に配置されておりそ
    して閉位置の形状をとるとき作動液の実質的損失に対し
    て該チャンバをシールするように適合しており、そして
    開位置において該チャンバを排出して低圧チャンバとす
    るようになっており、前記第1ピストンが、長手方向に
    前記管状ハウジング中への前記管状マンドレルの移動に
    応答して、前記管状マンドレルと係合しそして前記管状
    マンドレルと共に移動するようになっており、これによ
    り、前記チャンバの容積は、前記管状ハウジング中への
    前記管状マンドレルの長手方向移動に応答して減少せし
    められ、前記第2ピストンは、前記管状ハウジングから
    の前記管状マンドレルの長手方向移動に応答して前記管
    状マンドレルに係合すると共に前記管状マンドレルと共
    に移動するようになっており、それにより、該チャンバ
    の容積は、前記管状ハウジングからの前記管状マンドレ
    ルの長手方向移動に応答して減少せしめられ、 前記ドリルジャーは第1及び第2コイルばねを備え、該
    第1及び第2コイルばねは、前記チャンバ内に配置され
    そして、それぞれ、第1ピストンと第1環状弁部材との
    間及び第2ピストンと第2環状弁部材との間で長手方向
    に延びており、前記第1及び第2ピストンは、前記チャ
    ンバの長手方向中心から遠ざかるように強制され、そし
    て前記第1及び第2環状弁部材はそれらの閉位置に向け
    て強制されている、ことを特徴とする複動作用油圧式ド
    リルジャー。
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