JPH0577847A - ワイン瓶用コルク栓 - Google Patents
ワイン瓶用コルク栓Info
- Publication number
- JPH0577847A JPH0577847A JP2416577A JP41657790A JPH0577847A JP H0577847 A JPH0577847 A JP H0577847A JP 2416577 A JP2416577 A JP 2416577A JP 41657790 A JP41657790 A JP 41657790A JP H0577847 A JPH0577847 A JP H0577847A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cork stopper
- cork
- screw cylinder
- screw
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 栓抜き操作が極めて容易かつ簡便に達成され
るようにしたワイン瓶用コルク栓に関する。 【構成】 コルク材の粉末を圧縮して円柱状に形成して
成るコルク栓体１の中心部分に、内壁面に螺子溝2aを刻
設すると共に上記コルク栓体１より内輪の長さを具えた
螺子筒２を、コルク栓体１の上面中心部分に当該螺子筒
の上端を位置させた状態で、当該コルク栓体１内に埋設
し、更に、上記当該螺子筒２の所要個所に適宜抜止め部
材を付設するように構成したワイン瓶用コルク栓。
るようにしたワイン瓶用コルク栓に関する。 【構成】 コルク材の粉末を圧縮して円柱状に形成して
成るコルク栓体１の中心部分に、内壁面に螺子溝2aを刻
設すると共に上記コルク栓体１より内輪の長さを具えた
螺子筒２を、コルク栓体１の上面中心部分に当該螺子筒
の上端を位置させた状態で、当該コルク栓体１内に埋設
し、更に、上記当該螺子筒２の所要個所に適宜抜止め部
材を付設するように構成したワイン瓶用コルク栓。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、栓抜き操作が極めて容
易かつ簡便に達成されるようにしたワイン瓶用コルク栓
に関するものである。
易かつ簡便に達成されるようにしたワイン瓶用コルク栓
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のワイン瓶用コルク栓は、単なる円
筒状を呈するものであり、瓶口に嵌入して当該瓶に対す
る密封を図るものであった。 そして、当該コルク栓を
開けるのには、螺旋状の錐を有する専用の栓抜きを用い
た。
筒状を呈するものであり、瓶口に嵌入して当該瓶に対す
る密封を図るものであった。 そして、当該コルク栓を
開けるのには、螺旋状の錐を有する専用の栓抜きを用い
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したような螺旋状
の錐を有する専用の栓抜きを用いた場合、当該錐を栓体
の中心部に突き刺すと言う作業は大変難しく、ある程度
の熟練性を要するものであった。 すなわち、当該錐が
螺旋状であるため、横に逃げ易く、従って、コルク栓の
胴部を突き抜く、と言うような失敗を招きがちであっ
た。 更に、極端な場合、当該錐でコルク栓を突き崩し
てしまい、コルクの破片がワイン内に落ちてしまった
り、栓を引き上げることが出来ずに、やむおえず瓶内に
押し込まざるを得ないと言うような事態を生じてしまう
ものであった。本発明はこのような従来における問題点
の解決化を図ったものである。
の錐を有する専用の栓抜きを用いた場合、当該錐を栓体
の中心部に突き刺すと言う作業は大変難しく、ある程度
の熟練性を要するものであった。 すなわち、当該錐が
螺旋状であるため、横に逃げ易く、従って、コルク栓の
胴部を突き抜く、と言うような失敗を招きがちであっ
た。 更に、極端な場合、当該錐でコルク栓を突き崩し
てしまい、コルクの破片がワイン内に落ちてしまった
り、栓を引き上げることが出来ずに、やむおえず瓶内に
押し込まざるを得ないと言うような事態を生じてしまう
ものであった。本発明はこのような従来における問題点
の解決化を図ったものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワイン瓶閉栓
用たるコルク栓体１の中心部分に螺子筒２を設け、当該
螺子筒２対して螺合可能とする係合用螺子軸体ａを具え
た専用栓抜き具を用いて開栓するようにしたものであ
る。
用たるコルク栓体１の中心部分に螺子筒２を設け、当該
螺子筒２対して螺合可能とする係合用螺子軸体ａを具え
た専用栓抜き具を用いて開栓するようにしたものであ
る。
【０００５】
【実施例】図１及び図２に於いて、１はコルク栓体であ
って、コルク材の粉末を圧縮して円柱状に形成したもの
である。
って、コルク材の粉末を圧縮して円柱状に形成したもの
である。
【０００６】２は上記したコルク栓体１より内輪の長さ
を具えた螺子筒であって、その内壁面に螺子溝2aを刻設
すると共に、上端螺子口部分には鍔部2bを連設してあ
る。そして、当該螺子筒２であるが、これはその鍔部2b
をコルク栓体１の上面中心部分に位置させた状態で、当
該コルク栓体１内に埋設してある。 又、当該埋設は、
コルク栓体１の上記した圧縮成形時に行うものである。
を具えた螺子筒であって、その内壁面に螺子溝2aを刻設
すると共に、上端螺子口部分には鍔部2bを連設してあ
る。そして、当該螺子筒２であるが、これはその鍔部2b
をコルク栓体１の上面中心部分に位置させた状態で、当
該コルク栓体１内に埋設してある。 又、当該埋設は、
コルク栓体１の上記した圧縮成形時に行うものである。
【０００７】３は上記した螺子筒２の所要個所に付設し
た抜止め部材であって、後述するようにしての栓抜き時
に、当該螺子筒２がコルク栓体１から離脱してしまうこ
とを防止するためのものである。 なお、図面に示す実
施例にあっては、当該抜止め部材３として、鍔状盤を螺
子筒２の中央部分に固設してあるが、これ以外、突起状
のものであれば如何なるものであっても良い。 又、固
設個所も複数とすることに依り、離脱防止上の強度をあ
げるように構成しても良い。
た抜止め部材であって、後述するようにしての栓抜き時
に、当該螺子筒２がコルク栓体１から離脱してしまうこ
とを防止するためのものである。 なお、図面に示す実
施例にあっては、当該抜止め部材３として、鍔状盤を螺
子筒２の中央部分に固設してあるが、これ以外、突起状
のものであれば如何なるものであっても良い。 又、固
設個所も複数とすることに依り、離脱防止上の強度をあ
げるように構成しても良い。
【０００８】４は上記した螺子筒２の下面部分に固設し
た螺子孔閉鎖板であって、上述したような抜止め効果が
奏される形態に形成してある。 そして、当該閉鎖板４
は、螺子孔の下端を閉鎖することに依り、下記する栓抜
きＡにおける係合用螺子軸体ａの過剰突入を防止するよ
うに構成してある。
た螺子孔閉鎖板であって、上述したような抜止め効果が
奏される形態に形成してある。 そして、当該閉鎖板４
は、螺子孔の下端を閉鎖することに依り、下記する栓抜
きＡにおける係合用螺子軸体ａの過剰突入を防止するよ
うに構成してある。
【０００９】図３に於いて、Ａは本発明に係るコルク栓
の専用栓抜き具であって、前記した螺子筒２に螺合可能
とするの係合用螺子軸体ａの上端に、Ｔ字状ハンドルｂ
を固設して成るものである。
の専用栓抜き具であって、前記した螺子筒２に螺合可能
とするの係合用螺子軸体ａの上端に、Ｔ字状ハンドルｂ
を固設して成るものである。
【００１０】本発明に係るコルク栓は、螺子筒２の上端
側（鍔部2bの連設側）を上にした状態で、ワイン瓶の後
部に圧入して栓としての役割を果たさせる。
側（鍔部2bの連設側）を上にした状態で、ワイン瓶の後
部に圧入して栓としての役割を果たさせる。
【００１１】開栓に際しては、前述した栓抜き具Ａを、
本発明におけるコルク栓体１の上面から螺子筒２の螺子
孔内に、その係合用螺子軸体ａを一杯に捩じ込む。 然
る後、ハンドルｂを把持して上方に強くひっぱれば、当
該螺子筒２の螺子孔と係合用螺子軸体ａとは、確固に係
合している結果、コルク栓体１が引き出され、開栓が成
される。
本発明におけるコルク栓体１の上面から螺子筒２の螺子
孔内に、その係合用螺子軸体ａを一杯に捩じ込む。 然
る後、ハンドルｂを把持して上方に強くひっぱれば、当
該螺子筒２の螺子孔と係合用螺子軸体ａとは、確固に係
合している結果、コルク栓体１が引き出され、開栓が成
される。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、コルク材の粉末を圧縮して円
柱状に形成して成るコルク栓体１の中心部分に、内壁面
に螺子溝2aを刻設すると共に上記コルク栓体１より内輪
の長さを具えた螺子筒２を、コルク栓体１の上面中心部
分に当該螺子筒の上端を位置させた状態で、当該コルク
栓体１内に埋設し、更に、上記当該螺子筒２の所要個所
に適宜抜止め部材を付設するように構成したから、上記
螺子筒２に螺合可能とする係合用螺子軸体ａを具えた専
用栓抜き具Ａを用いることに依り、開栓作業が極めて容
易かつ簡便に達成されることとなる。
柱状に形成して成るコルク栓体１の中心部分に、内壁面
に螺子溝2aを刻設すると共に上記コルク栓体１より内輪
の長さを具えた螺子筒２を、コルク栓体１の上面中心部
分に当該螺子筒の上端を位置させた状態で、当該コルク
栓体１内に埋設し、更に、上記当該螺子筒２の所要個所
に適宜抜止め部材を付設するように構成したから、上記
螺子筒２に螺合可能とする係合用螺子軸体ａを具えた専
用栓抜き具Ａを用いることに依り、開栓作業が極めて容
易かつ簡便に達成されることとなる。
【００１３】すなわち、従来のコルク栓は、螺旋状の錐
を有する専用の栓抜きを用いなければならないため、当
該錐を栓体の中心部に突き刺すと言う作業は大変難し
く、ある程度の熟練性を要するものであった。 これに
対して本発明は、単なる螺合操作で事足りるものである
から、開栓操作は著しく簡便化される。
を有する専用の栓抜きを用いなければならないため、当
該錐を栓体の中心部に突き刺すと言う作業は大変難し
く、ある程度の熟練性を要するものであった。 これに
対して本発明は、単なる螺合操作で事足りるものである
から、開栓操作は著しく簡便化される。
【図１】本発明全体の斜視図である。
【図２】図１におけるＸ−Ｘ線拡大断面図である。
【図３】開栓のための専用栓抜き具の斜視図である。
【符号の説明】 １ コルク栓体 ２ 螺子筒 2a 螺子部 2b 鍔部 ３ 抜止め部材 ４ 螺子孔閉鎖板 Ａ 専用栓抜き具 ａ 係合用螺子軸体 ｂ Ｔ字状ハンドル
Claims (4)
- 【請求項１】 コルク材の粉末を圧縮して円柱状に形
成して成るコルク栓体（１）の中心部分に、内壁面に螺
子溝（2a）を刻設して成りかつ上記コルク栓体（１）よ
り内輪の長さを具えた螺子筒（２）を、コルク栓体
（１）の上面中心部分に当該螺子筒の上端を位置させた
状態で、当該コルク栓体（１）内に埋設し、更に、当該
螺子筒（２）の所要個所に適宜抜止め部材を付設したこ
とを特徴とするワイン瓶用コルク栓。 - 【請求項２】 螺子筒（２）の上端に鍔部（2b）を設
けて成る請求項１に記載のワイン瓶用コルク栓。 - 【請求項３】 複数の抜止め部材を螺子筒（２）に付
設して成る請求項１または請求項２に記載のワイン瓶用
コルク栓。 - 【請求項４】 螺子筒（２）の下面部分に、螺子孔閉
鎖板（４）を固設して成る請求項１、請求項２、請求項
３の何れかに記載のワイン瓶用コルク栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2416577A JPH0577847A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ワイン瓶用コルク栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2416577A JPH0577847A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ワイン瓶用コルク栓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577847A true JPH0577847A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=18524794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2416577A Pending JPH0577847A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | ワイン瓶用コルク栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577847A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020117246A (ja) * | 2019-01-21 | 2020-08-06 | 関東化学株式会社 | 蓋を安全に脱着するためのデバイス、治具および蓋 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP2416577A patent/JPH0577847A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020117246A (ja) * | 2019-01-21 | 2020-08-06 | 関東化学株式会社 | 蓋を安全に脱着するためのデバイス、治具および蓋 |
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