JPH0577624B2 - - Google Patents

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JPH0577624B2
JPH0577624B2 JP63152865A JP15286588A JPH0577624B2 JP H0577624 B2 JPH0577624 B2 JP H0577624B2 JP 63152865 A JP63152865 A JP 63152865A JP 15286588 A JP15286588 A JP 15286588A JP H0577624 B2 JPH0577624 B2 JP H0577624B2
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Japan
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zircon
weight
alumina
zirconia
strength
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Hirokazu Matsumoto
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Inax Corp
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

[産業上の利用分野] 本発明はアルミナ系セラミツクスの製造方法に
係り、特に優れた機械的強度、耐熱衝撃性を有す
るアルミナ系セラミツクスを製造する方法に関す
る。 [従来の技術] アルミナ系セラミツクスは、機械的特性、電気
的特性等に優れることから、これらの特性を利用
して、各種工業用製品の構成材等として幅広く応
用されている。そして、従来より、強度、耐熱衝
撃性の向上あるいは焼成温度の低減等のために
種々の添加物が用いられ、また特性改善のための
添加物についての研究がなされている。 これらの研究の一例として、ジルコニア添加に
よるアルミナ系セラミツクスの強度、靱性及び耐
熱衝撃性の向上があり、例えば特開昭52−86413
号公報には、ジルコニア添加により耐熱衝撃性が
向上することが示されている。また、特開昭55−
158173号公報及び特開昭61−26558号公報には、
アルミナに対して、ジルコニア含有酸化物として
ジルコン(ZrSiO4)を添加することにより耐熱
衝撃性が改善されることが開示され、この理由と
してジルコンがアルミナと反応し、ムライト
(3Al2O3・2SiO2)が生成すること、そして、生
成するジルコニアは単斜晶量が多いため、それに
よるマイクロクラツクが発生するためであるとし
ている。また、特公昭59−24751号公報には、靱
性、曲げ強度の改善のためにジルコニアを添加す
ることが開示されている。更に、特開昭53−
126008号公報には、フラツクス及びジルコン化合
物を添加することが開示されている。 [発明が解決しようとする課題] このように、ジルコニアあるいはジルコンを添
加することにより、アルミナの特性を改善するこ
とは公知の技術であるが、上記いずれの方法によ
つても、要求特性をすべて満足し得るアルミナ系
セラミツクスは得られていない。 即ち、特開昭52−86413号公報に記載の方法は、
具体的にはアルミナに約15重量%の未安定化ジル
コニアを添加し、微細なマイクロクラツクにより
破壊靱性を改善するものであるが、マイクロクラ
ツクにより曲げ強度は低下する。 特開昭55−158173号公報に記載される方法は、
具体的にはアルミナ55〜60重量%に対してジルコ
ン45〜60重量%を配合するものであり、また、特
開昭61−26558号公報に記載される方法は、ジル
コン5〜25重量%を配合するものである。これら
はいずれもジルコンの配合量が多いため、緻密化
のためには1600℃以上の高温焼成又は加圧焼成が
必要である。このため、高温焼成によるアルミナ
の粒成長に起因する強度劣化、更には生成する単
斜晶ジルコニアに起因する強度劣化が起こる。し
かも、ジルコンの多量使用はコスト面からも不利
である。特に、特開昭55−158173号公報の方法で
は、45〜60重量%という多量のジルコンを配合す
るため、ムライト(2Al2O3・2SiO2)が多量に生
じ、アルミナ系セラミツクスとしての特性が得ら
れない。 特開昭59−24751号公報に記載の焼結体では、
フラツクス成分を用いないために、焼成温度が他
界(1600℃以上)という欠点がある。 更に、特開昭53−126008号公報に記載の方法
は、具体的にはアルミナに、CaO,MgO,SiO2
のフラツクス4〜6重量%と、ジルコン化合物と
してのジルコニアあるいは酸塩化ジルコニウム、
水酸化ジルコニウムなどをZrO2に換算して1〜
15重量%配合するものであるが、この方法も、
ZrO2が焼結体中で単斜晶として残り、内部に圧
縮応力が残留する。即ち、ZrO2がマイクロクラ
ツクを形成するための相転移を起して単斜晶
ZrO2となることにより、耐熱衝撃生が付与され
るのであるが、マイクロクラツク形成による曲げ
強度低下の問題がある。 本発明は上記従来の問題点を解決し、優れた機
械的強度、耐熱衝撃性を備え、しかも低い焼成温
度で焼結することが可能なアルミナ系セラミツク
スの製造方法を提供することを目的とする。 [課題を解決するための手段] 本発明のアルミナ系セラミツクスの製造方法
は、平均粒径0.1〜5μmのジルコン1〜4重量部、
下記組成のケイ酸塩フラツクス1〜14重量部及び
残部が実質的にアルミナで合計が100重量部とな
るように配合してなる原料を、成形後焼結するこ
とにより、アルミナの結晶粒界のガラス質結合相
中に正方晶ジルコニアが分散した焼結体を得るこ
とを特徴とする。 SiO2:40〜95重量% CaO:5〜60重量% MgO:0〜55重量% B2O3,BaO,SrO,NiO,CdO,ZnO,MnO
及びCrOよりなる群から選ばれる1種又は2種以
上:0〜5重量% 以下に本発明を詳細に説明する。 本発明において、ジルコン(ZrSiO4)の配合
量は1〜4重量部とし、またその平均粒径は0.1
〜5μmのものを用いる。 ジルコンの配合量が1重量部未満では、ジルコ
ン添加による十分な強度、靱性等の改善効果が得
られない。ジルコンの配合量が4重量部を超える
と、ジルコンの分解に高温を要することから、焼
成温度が上昇し、得られるアルミナ系セラミツク
スの特性が低下する。従つて、ジルコンの配合量
は1〜4重量部とする。 また、ジルコンの平均粒径が5μmを超えると、
得られるアルミナ系セラミツクス中のジルコニア
が正方晶ジルコニアとならず、単斜晶成分が多く
なり、強度が低下する。平均粒径が0.1μm未満の
ジルコンは、その特性改善効果に差異はない上
に、微粒化のために価格や取り扱い性が悪い。従
つて、用いるジルコンの平均粒径は0.1〜5μmと
する。 本発明で用いるケイ酸塩フラツクスは、SiO2
MgO及びCaOの比が第1図に示す三元組成図に
おいて、A(95,0,5),B(40,55,5)及び
C(40,0,60)(いずれも重量%)の各点で囲ま
れる領域にあるのが好適である。特に好適なもの
としては、SiO2が50重量%以上で、例えば SiO2:MgO:CaO=7:2:1 SiO2:MgO:CaO=6:3:1 SiO2:MgO:CaO=6:2:2 である配合が挙げられる。 このようなケイ酸塩フラツクスは、アルミナ粒
界にガラス質の結合相を形成し、得られるアルミ
ナ系セラミツクスの強度を向上させる。用いるケ
イ酸塩フラツクスの各成分の組成が本発明で規定
する範囲外であると、優れた強度向上効果を有す
る良好なガラス相を形成し得ない。また、ケイ酸
塩フラツクスの配合量が1重量部未満では、形成
されるガラス相が少な過ぎて、十分な強度が得ら
れない。逆に、ケイ酸塩フラツクスの配合量が14
重量部を超えると、相対的にアルミナが少なくな
りアルミナとしての特性が損なわれる。従つて、
ケイ酸塩フラツクスの配合量は1〜14重量部とす
る。 本発明において、ケイ酸塩フラツクスの添加形
態には特に制限はなく、SiO2,CaCO3,MgCO3
等の試薬の形で添加しても良く、また、タルク、
カオリン、石灰等のケイ酸塩フラツクスの成分を
含む天然原料の形で添加しても良い。 本発明のアルミナ系セラミツクスの製造にあた
つては、ジルコン、ケイ酸塩フラツクス及びアル
ミナを所定の配合量となるように水、必要に応じ
てポリビニルアルコール等の有機結合剤を加えて
混合し、これを常法に従つて、成形、焼成する。
成形に際しては、まず原料を混合して得られたス
ラリーをスプレー造粒する。スプレー造粒するこ
とにより、原料の流動性が改善され、成形型内へ
の充填性等が向上される。この原料粉末を、金型
プレス等により成形体(圧粉体)を得る。 本発明において、成形体の焼成は、1475〜1550
℃の比較的低温で行うことができ、また焼成時間
は1〜3時間程度で良い。焼成温度が1475°未満
では焼結反応が不十分となり、好ましくない。ま
た、1550℃を超える高温焼成は、その必要がない
上に、結晶粒の成長、粗大化による強度、靱性等
の特性低下を招き好ましくない。 [作用] 本発明におけるジルコン添加のアルミナ系セラ
ミツクスは、従来のジルコン添加アルミナ系セラ
ミツクスに比べ、その添加量が非常に少ないにも
かかわらず、その特性は従来品より非常に優れた
ものであり、しかも従来法よりも低い焼成温度で
焼結することができる。 従来のようにジルコンを過剰にすると、アルミ
ナとジルコンとの反応によりムライトが晶出する
固相反応で焼結が進行することから焼結性が乏し
い。また、焼結性が乏しいために1600℃以上での
高温焼成を必要とし、そのために結晶粒が粗大化
し、そのジルコン添加量に相当する十分な特性が
得られない。しかも、ジルコンから生成するジル
コニアは、殆ど単斜晶として存在し、この単斜晶
ジルコニアは耐衝撃性の向上に寄与する反面、曲
げ強度の低下を引き起こす。 これに対し、本発明においては、ジルコンは焼
成過程で、ジルコニアとシリカに分解するのは従
来品と変わりはないが、生成するシリカは、アル
ミナと反応するのではなく、別に添加したケイ酸
塩フラツクスとともに、ガラス相を形成して、ア
ルミナ粒子を強固に結合する。即ち、この場合の
焼結は液相焼結であり、このため焼成温度の著し
い低減が可能とされる。そして、ジルコンが分解
して生成するジルコニアは、シリカとケイ酸塩フ
ラツクスとの反応により形成されるガラス相中
に、非常に微細なジルコニア粒子として均一に分
散し、これによりガラス相が強化され、より一層
の強度、靱性の向上効果が得られる。 しかも、本発明においては、ジルコンが分解し
て生成するジルコニアは、大部分が準安定な正方
晶ジルコニア(部分安定化ジルコニア)となつて
存在する上に、ガラス層に拘束されるため、相転
移を起こすことは殆どなく(なお、一部が単斜晶
になることはある。)、マイクロクラツクを生じな
いため、強度も著しく高い。 本発明におけるこのような特性の改善効果は、
特定組成のケイ酸塩フラツクスの特定量と共に、
平均粒径0.1〜5μmという極めて微細なジルコン
を1〜4重量部という少量添加することにより達
成されるものである。 [実施例] 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をより
具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えな
い限り、以下の実施例に限定されるものではな
い。 実施例1〜3、比較例1,2 ジルコン、ケイ酸塩フラツクス及びアルミナの
配合量が第1表に示す割合となるように、原料を
配合し(ただし、比較例1ではジルコンを添加せ
ず。比較例2ではケイ酸塩フラツクスを添加せ
ず。)、原料粉末1000gに対して水1000g、有機結
合剤としてポリビニルアルコール(信越化学(株)
製、10重量%水溶液)を固形分重量で20g加え、
ボールミリングにより70時間混合してスラリーを
得た。なお、用いたジルコン粉末の平均粒径は
1.0μmである。ケイ酸塩フラツクスとしては、
SiO2,CaCO3及びMgCO3を SiO2:60重量% MgO:25重量% CaO:15重量% となるように配合したものを用いた。 得られたスラリーをスプレー造粒して原料粉末
を得、この原料粉末を1000Kgf/cm2の金型プレス
により大きさ5.0×5.0×40mmに成形し、これを電
気炉にて、第1表に示す焼成温度に2時間保持し
て焼成した。 得られたアルミナ系焼結体について、各種特性
を調べ、結果を第1表に示した。 第1表より明らかなように、本発明方法によれ
ば、低い焼成温度で緻密な焼結体を得ることがで
き、得られるアルミナ系セラミツクスは著しく曲
げ強度が高く耐熱衝撃性にも優れる。特に、ケイ
酸塩フラツクスを添加せず、ジルコンのみを添加
した比較例2のものは、気孔率が約30%もあり、
緻密化せず、曲げ強度や耐熱衝撃性に著しく劣る
ものであつた。
[Industrial Field of Application] The present invention relates to a method for producing alumina ceramics, and particularly to a method for producing alumina ceramics having excellent mechanical strength and thermal shock resistance. [Prior Art] Alumina-based ceramics have excellent mechanical properties, electrical properties, etc., and are widely used as constituent materials of various industrial products by utilizing these properties. Conventionally, various additives have been used to improve strength, thermal shock resistance, reduce firing temperature, etc., and research has been conducted on additives for improving properties. One example of these studies is the improvement of the strength, toughness, and thermal shock resistance of alumina ceramics by adding zirconia;
The publication discloses that the addition of zirconia improves thermal shock resistance. Also, JP-A-55-
In Publication No. 158173 and Japanese Patent Application Laid-open No. 61-26558,
It is disclosed that thermal shock resistance is improved by adding zircon (ZrSiO 4 ) as a zirconia-containing oxide to alumina, and the reason for this is that zircon reacts with alumina and mullite (3Al 2 O 3 2 ) is produced, and the zirconia produced has a large amount of monoclinic crystals, which causes microcracks. Further, Japanese Patent Publication No. 59-24751 discloses adding zirconia to improve toughness and bending strength. Furthermore, JP-A-53-
Publication No. 126008 discloses adding flux and a zircon compound. [Problems to be Solved by the Invention] As described above, it is a known technique to improve the properties of alumina by adding zirconia or zircon, but none of the above methods can achieve all the required properties. Satisfactory alumina ceramics have not been obtained. That is, the method described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 52-86413 is as follows:
Specifically, about 15% by weight of unstabilized zirconia is added to alumina to improve fracture toughness due to fine microcracks, but the microcracks reduce bending strength. The method described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 55-158173 is as follows:
Specifically, 45 to 60% by weight of zircon is mixed with 55 to 60% by weight of alumina, and the method described in Japanese Patent Application Laid-open No. 61-26558 mixes 5 to 25% by weight of zircon. It is to be blended. Since all of these contain a large amount of zircon, high-temperature firing at 1600°C or higher or pressure firing is required to make them densified. Therefore, strength deterioration occurs due to grain growth of alumina due to high temperature firing, and further strength deterioration occurs due to monoclinic zirconia produced. Moreover, using a large amount of zircon is disadvantageous from a cost standpoint. In particular, in the method disclosed in JP-A-55-158173, since a large amount of zircon (45 to 60% by weight) is blended, a large amount of mullite (2Al 2 O 3 .2SiO 2 ) is produced, which deteriorates the properties of alumina ceramics. I can't get it. In the sintered body described in JP-A No. 59-24751,
Since no flux component is used, there is a drawback that the firing temperature is extremely low (1600°C or higher). Furthermore, the method described in JP-A No. 53-126008 specifically uses alumina with CaO, MgO, SiO 2
4 to 6% by weight of flux, and zirconia or zirconium acid chloride as a zircon compound,
Zirconium hydroxide etc. converted to ZrO 2 from 1 to
This method also uses 15% by weight.
ZrO 2 remains as a monoclinic crystal in the sintered body, and compressive stress remains inside. In other words, ZrO 2 undergoes a phase transition to form microcracks and becomes monoclinic.
Although ZrO 2 imparts thermal shock resistance, there is a problem of decreased bending strength due to the formation of microcracks. An object of the present invention is to solve the above-mentioned conventional problems and provide a method for manufacturing alumina ceramics that has excellent mechanical strength and thermal shock resistance and can be sintered at a low sintering temperature. . [Means for Solving the Problems] The method for producing alumina ceramics of the present invention includes 1 to 4 parts by weight of zircon with an average particle size of 0.1 to 5 μm;
By molding and sintering a raw material consisting of 1 to 14 parts by weight of a silicate flux having the composition shown below and the remainder being substantially alumina for a total of 100 parts by weight, the grain boundaries of alumina are It is characterized by obtaining a sintered body in which tetragonal zirconia is dispersed in a glassy binder phase. SiO2 : 40-95% by weight CaO: 5-60% by weight MgO: 0-55% by weight B2O3 , BaO, SrO, NiO, CdO, ZnO , MnO
and CrO: 0 to 5% by weight The present invention will be described in detail below. In the present invention, the blending amount of zircon (ZrSiO 4 ) is 1 to 4 parts by weight, and the average particle size is 0.1
~5 μm is used. If the amount of zircon added is less than 1 part by weight, sufficient improvement effects such as strength and toughness cannot be obtained by adding zircon. If the amount of zircon exceeds 4 parts by weight, high temperatures are required to decompose the zircon, which increases the firing temperature and deteriorates the properties of the resulting alumina-based ceramics. Therefore, the blending amount of zircon is 1 to 4 parts by weight. In addition, when the average particle size of zircon exceeds 5 μm,
The zirconia in the alumina ceramics obtained does not become tetragonal zirconia, but the monoclinic component increases, resulting in a decrease in strength. Zircon with an average particle size of less than 0.1 μm has no difference in its properties improvement effect, and is poor in price and ease of handling due to its fine particle size. Therefore, the average particle size of the zircon used is 0.1 to 5 μm. The silicate flux used in the present invention is SiO 2 ,
In the ternary composition diagram shown in Figure 1, the ratio of MgO and CaO is A (95, 0, 5), B (40, 55, 5) and C (40, 0, 60) (all weight%). Preferably, it is in the area surrounded by each point. Particularly preferred is a SiO 2 content of 50% by weight or more, for example, SiO 2 :MgO:CaO=7:2:1 SiO 2 :MgO:CaO=6:3:1 SiO 2 :MgO:CaO=6: A formulation with a ratio of 2:2 may be mentioned. Such silicate flux forms a glassy binder phase at the alumina grain boundaries and improves the strength of the resulting alumina-based ceramic. If the composition of each component of the silicate flux used is outside the range specified by the present invention, a good glass phase having an excellent strength-improving effect cannot be formed. If the amount of silicate flux is less than 1 part by weight, too little glass phase will be formed and sufficient strength will not be obtained. Conversely, if the amount of silicate flux is 14
If it exceeds the weight part, the alumina content will be relatively small and the properties of alumina will be impaired. Therefore,
The amount of silicate flux blended is 1 to 14 parts by weight. In the present invention, there is no particular restriction on the addition form of silicate flux, and SiO 2 , CaCO 3 , MgCO 3
It may be added in the form of reagents such as talc,
It may be added in the form of natural raw materials containing components of silicate flux such as kaolin and lime. In producing the alumina-based ceramics of the present invention, zircon, silicate flux, and alumina are mixed in a predetermined amount by adding water and, if necessary, an organic binder such as polyvinyl alcohol. This is shaped and fired according to conventional methods.
For molding, first, the slurry obtained by mixing the raw materials is spray granulated. Spray granulation improves the fluidity of the raw material and improves the filling properties into the mold. A molded body (green compact) is obtained from this raw material powder by a mold press or the like. In the present invention, the molded body is fired at 1475 to 1550
It can be carried out at a relatively low temperature of °C, and the firing time may be about 1 to 3 hours. If the firing temperature is less than 1475°, the sintering reaction will be insufficient, which is not preferable. Further, high temperature firing exceeding 1550° C. is not only unnecessary but also undesirable as it leads to deterioration of properties such as strength and toughness due to growth and coarsening of crystal grains. [Function] The zircon-added alumina ceramics of the present invention have much better properties than conventional products, even though the amount added is very small compared to conventional zircon-added alumina ceramics. Furthermore, sintering can be performed at a lower firing temperature than conventional methods. If zircon is used in excess as in the conventional method, sinterability is poor because sintering proceeds through a solid phase reaction in which mullite crystallizes due to the reaction between alumina and zircon. Furthermore, due to its poor sinterability, it requires high-temperature firing at 1,600°C or higher, which results in coarse grains, making it impossible to obtain sufficient properties corresponding to the amount of zircon added. Furthermore, most of the zirconia produced from zircon exists as a monoclinic crystal, and although this monoclinic zirconia contributes to improving impact resistance, it causes a decrease in bending strength. On the other hand, in the present invention, zircon decomposes into zirconia and silica during the firing process, which is the same as in conventional products, but the silica produced does not react with alumina, but with silicate added separately. Together with the flux, a glass phase is formed to firmly bind the alumina particles. That is, the sintering in this case is liquid phase sintering, and therefore it is possible to significantly reduce the firing temperature. The zirconia produced by the decomposition of zircon is uniformly dispersed as very fine zirconia particles in the glass phase formed by the reaction between silica and silicate flux, which strengthens the glass phase. The effect of further improving strength and toughness can be obtained. Moreover, in the present invention, most of the zirconia produced by the decomposition of zircon exists as metastable tetragonal zirconia (partially stabilized zirconia) and is restrained by the glass layer, so the phase transition (However, some parts may become monoclinic.) Since no microcracks occur, the strength is extremely high. The effect of improving such characteristics in the present invention is as follows:
With a specific amount of silicate flux of a specific composition,
This is achieved by adding a small amount of 1 to 4 parts by weight of extremely fine zircon with an average particle size of 0.1 to 5 μm. [Examples] Hereinafter, the present invention will be described in more detail with reference to Examples and Comparative Examples, but the present invention is not limited to the following Examples unless it exceeds the gist thereof. Examples 1 to 3, Comparative Examples 1 and 2 Raw materials were mixed so that the amounts of zircon, silicate flux, and alumina were as shown in Table 1 (However, in Comparative Example 1, zircon was not added. (In Comparative Example 2, silicate flux was not added.), 1000 g of water per 1000 g of raw material powder, and polyvinyl alcohol (Shin-Etsu Chemical Co., Ltd.) as an organic binder.
Add 20g of solids (10% by weight aqueous solution)
A slurry was obtained by mixing by ball milling for 70 hours. The average particle size of the zircon powder used is
It is 1.0 μm. As a silicate flux,
A mixture of SiO 2 , CaCO 3 and MgCO 3 was used so that SiO 2 :60% by weight, MgO: 25% by weight, CaO: 15% by weight. The obtained slurry was spray granulated to obtain a raw material powder, and this raw material powder was molded into a size of 5.0 x 5.0 x 40 mm using a mold press at 1000 kgf/ cm2 , and then molded into the shapes shown in Table 1 in an electric furnace. Firing was carried out at the indicated firing temperature for 2 hours. Various properties of the obtained alumina-based sintered body were investigated, and the results are shown in Table 1. As is clear from Table 1, according to the method of the present invention, a dense sintered body can be obtained at a low firing temperature, and the resulting alumina ceramics have extremely high bending strength and excellent thermal shock resistance. In particular, Comparative Example 2, in which only zircon was added without adding silicate flux, had a porosity of about 30%.
It was not densified and was significantly inferior in bending strength and thermal shock resistance.

【表】 *1:三点曲げ強度
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明のアルミナ系セラミ
ツクスの製造方法によれば、低い焼結温度で、曲
げ強度が高く、しかも耐熱衝撃性にも優れたアル
ミナ系セラミツクスを製造することができる。
[Table] *1: Three-point bending strength [Effects of the invention] As detailed above, according to the method for manufacturing alumina ceramics of the present invention, the bending strength is high at a low sintering temperature, and the thermal shock resistance is also improved. It is also possible to produce excellent alumina ceramics.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図は本発明で用いるケイ酸塩フラツクスの
組成を示す三元組成図である。
FIG. 1 is a ternary composition diagram showing the composition of the silicate flux used in the present invention.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 平均粒径0.1〜5μmのジルコン 1〜4重量
部 下記組成のケイ酸塩フラツクス 1〜14重量部 SiO2:40〜95重量% CaO:5〜60重量% MgO:0〜55重量% B2O3,BaO,SrO,NiO,CdO,ZnO,MnO
及びCrOよりなる群から選ばれる1種又は2種以
上:0〜5重量% 及び残部が実質的にアルミナで合計が100重量
部となるように配合してなる原料を、成形後焼結
することにより、アルミナの結晶粒界のガラス質
結合相中に正方晶ジルコニアが分散した焼結体を
得ることを特徴とするアルミナ系セラミツクスの
製造方法。
[Claims] 1 Zircon with an average particle size of 0.1 to 5 μm 1 to 4 parts by weight Silicate flux having the following composition 1 to 14 parts by weight SiO 2 : 40 to 95% by weight CaO: 5 to 60% by weight MgO: 0 ~55wt% B2O3 , BaO, SrO, NiO, CdO, ZnO, MnO
One or more selected from the group consisting of: A method for producing alumina-based ceramics, characterized by obtaining a sintered body in which tetragonal zirconia is dispersed in a glassy binder phase at the grain boundaries of alumina.
JP63152865A 1988-06-21 1988-06-21 Production of alumina-series ceramic Granted JPH01320263A (en)

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