JPH057696A - シート状物の汚れやシミを取り除くための装置 - Google Patents
シート状物の汚れやシミを取り除くための装置Info
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- JPH057696A JPH057696A JP3258263A JP25826391A JPH057696A JP H057696 A JPH057696 A JP H057696A JP 3258263 A JP3258263 A JP 3258263A JP 25826391 A JP25826391 A JP 25826391A JP H057696 A JPH057696 A JP H057696A
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Landscapes
- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 衣服やテーブルクロスなどのシート状物に付
着あるいは染み込んだ汚れやシミなどを簡単な操作で取
り除く事ができ、且つ持ち歩くのに便利な小型軽量化の
可能な装置を提供する。 【構成】 シート挟持手段1と吸引手段3とからなって
おり、必要有ればシート挟持手段と吸引手段の間に液溜
め2を設けることができる。シート挟持手段1はシート
状物4を挟持した時に、その挟持面の内側に密閉された
空間が構成されるように形成されており、この密閉空間
に連通する溶剤注入口16と使用済み溶剤排出口が開口
している。吸引手段3はシート挟持手段1の使用済み溶
剤の排出口に接続されておりシート状物の汚れやシミを
溶剤注入口から注入した溶剤によって溶解した後、吸引
手段3によって外に吸引排出するようになっている。
着あるいは染み込んだ汚れやシミなどを簡単な操作で取
り除く事ができ、且つ持ち歩くのに便利な小型軽量化の
可能な装置を提供する。 【構成】 シート挟持手段1と吸引手段3とからなって
おり、必要有ればシート挟持手段と吸引手段の間に液溜
め2を設けることができる。シート挟持手段1はシート
状物4を挟持した時に、その挟持面の内側に密閉された
空間が構成されるように形成されており、この密閉空間
に連通する溶剤注入口16と使用済み溶剤排出口が開口
している。吸引手段3はシート挟持手段1の使用済み溶
剤の排出口に接続されておりシート状物の汚れやシミを
溶剤注入口から注入した溶剤によって溶解した後、吸引
手段3によって外に吸引排出するようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衣服やテーブルクロス
などのシート状物に付着あるいは染み込んだ汚れやシミ
などを取り除くための装置に関する。
などのシート状物に付着あるいは染み込んだ汚れやシミ
などを取り除くための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衣服やテーブルクロスなどのシート状物
に付着あるいは染み込んだ汚れやシミなどを取り除く場
合、従来は、ベンジンなどの溶剤で汚れやシミを溶か
し、紙や布などに吸い取らせる、或はクリーニングに出
す、などの方法を行っていた。しかしながら、ベンジン
などを用い汚れを拭きとる方法は手間がかかる上、場合
によっては汚れが拡散することが問題であり、またクリ
ーニングに出すのは汚れの除去は確実だが時間がかかり
当座の間に合わず、かつ不経済である。他にスプレーし
ながら下から真空吸引する方法も行われているが、専用
設備が必要なので職業としての方法であり、その時その
場でという要求を満すことができない。
に付着あるいは染み込んだ汚れやシミなどを取り除く場
合、従来は、ベンジンなどの溶剤で汚れやシミを溶か
し、紙や布などに吸い取らせる、或はクリーニングに出
す、などの方法を行っていた。しかしながら、ベンジン
などを用い汚れを拭きとる方法は手間がかかる上、場合
によっては汚れが拡散することが問題であり、またクリ
ーニングに出すのは汚れの除去は確実だが時間がかかり
当座の間に合わず、かつ不経済である。他にスプレーし
ながら下から真空吸引する方法も行われているが、専用
設備が必要なので職業としての方法であり、その時その
場でという要求を満すことができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な事情に鑑みてなされたもので、家庭でも、或は汚れま
たはシミの生じたその場でも使用でき、簡便かつ確実に
シート状物の汚れやシミを取り除くことのできる装置を
提供することを目的とする。
な事情に鑑みてなされたもので、家庭でも、或は汚れま
たはシミの生じたその場でも使用でき、簡便かつ確実に
シート状物の汚れやシミを取り除くことのできる装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、シート状物を挟持した時に、その挟持
面の内側に密閉された空間が構成されるように形成され
るとともに、該密閉空間に連通する溶剤注入口と使用済
み溶剤排出口が設けられてなるシート挟持手段と該シー
ト挟持手段の使用済み溶剤排出口と接続された吸引手段
とからなるシート状物の汚れやシミを取り除くための装
置を採用している。
解決するために、シート状物を挟持した時に、その挟持
面の内側に密閉された空間が構成されるように形成され
るとともに、該密閉空間に連通する溶剤注入口と使用済
み溶剤排出口が設けられてなるシート挟持手段と該シー
ト挟持手段の使用済み溶剤排出口と接続された吸引手段
とからなるシート状物の汚れやシミを取り除くための装
置を採用している。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、図11に示すように挟持
面の内側に汚れ部分が入るようにシート状物を挟んで保
持し、溶剤注入口から溶剤を注入すると、注入された溶
剤で密閉空間の内部にあるシート状物の汚れが溶かされ
る。この汚れの溶け込んだ溶剤を吸引手段で吸引すれば
シート状物の汚れは溶剤と一緒に外部に排出される。こ
こでシート挟持手段の構造を、溶剤注入口から注入され
た溶剤の密閉空間への出口を挟持面に近接して所定の間
隔で複数個設ければ、溶剤は挟持面側から汚れ部分に向
かうので、溶剤に溶けた汚れが他の部分に拡がるという
問題が起らない。
面の内側に汚れ部分が入るようにシート状物を挟んで保
持し、溶剤注入口から溶剤を注入すると、注入された溶
剤で密閉空間の内部にあるシート状物の汚れが溶かされ
る。この汚れの溶け込んだ溶剤を吸引手段で吸引すれば
シート状物の汚れは溶剤と一緒に外部に排出される。こ
こでシート挟持手段の構造を、溶剤注入口から注入され
た溶剤の密閉空間への出口を挟持面に近接して所定の間
隔で複数個設ければ、溶剤は挟持面側から汚れ部分に向
かうので、溶剤に溶けた汚れが他の部分に拡がるという
問題が起らない。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図
2は図1のX−X線での断面図、図3は図1の装置の第
2の挟持部材を挟持面側から見た図、図4は図3の第2
の挟持部材を挟持面の反対側から見た図、図5は図3に
おいて挟持部をシール部材で形成した図であり、シール
部材で溶剤出口を除く溝部分を覆った状態を示す。また
図6および図7はシート挟持手段の他の実施例を示す
図、図8は図1に示す吸引手段のY−Y線断面図、図9
および図10は吸引手段の他の実施例を示す図であり図
11は本発明の装置の使用状況を説明する図である。
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す斜視図、図
2は図1のX−X線での断面図、図3は図1の装置の第
2の挟持部材を挟持面側から見た図、図4は図3の第2
の挟持部材を挟持面の反対側から見た図、図5は図3に
おいて挟持部をシール部材で形成した図であり、シール
部材で溶剤出口を除く溝部分を覆った状態を示す。また
図6および図7はシート挟持手段の他の実施例を示す
図、図8は図1に示す吸引手段のY−Y線断面図、図9
および図10は吸引手段の他の実施例を示す図であり図
11は本発明の装置の使用状況を説明する図である。
【0007】本発明の装置は、図1および図2に示すよ
うにシート状物4を挟持した時にその挟持部13、14
の内側に密閉された空間、図11の10が構成されるよ
うに形成されるとともに、該密閉空間10に連通する溶
剤注入口16と使用済み溶剤排出口17が設けられてな
るシート挟持手段1と、該シート挟持手段1の使用済み
溶剤排出口17と接続された吸引手段3からなるシート
状物4の汚れやシミ5を取り除くための装置であり、シ
ート挟持手段を用いてシート状物4の汚れ部分5が第一
の挟持部材11と第二の挟持部材12との間に作られる
空間10内に囲僥されるように挟持した後、溶剤注入口
16から溶剤を注入して汚れを溶解し、その汚れた液を
吸入手段3で吸引除去するようになっている。なお図1
では更にシート挟持手段1と吸引手段3との間にチュー
ブ41およびチューブ42を介して使用済み溶剤を一時
溜めておくための液溜め2が設けられている。
うにシート状物4を挟持した時にその挟持部13、14
の内側に密閉された空間、図11の10が構成されるよ
うに形成されるとともに、該密閉空間10に連通する溶
剤注入口16と使用済み溶剤排出口17が設けられてな
るシート挟持手段1と、該シート挟持手段1の使用済み
溶剤排出口17と接続された吸引手段3からなるシート
状物4の汚れやシミ5を取り除くための装置であり、シ
ート挟持手段を用いてシート状物4の汚れ部分5が第一
の挟持部材11と第二の挟持部材12との間に作られる
空間10内に囲僥されるように挟持した後、溶剤注入口
16から溶剤を注入して汚れを溶解し、その汚れた液を
吸入手段3で吸引除去するようになっている。なお図1
では更にシート挟持手段1と吸引手段3との間にチュー
ブ41およびチューブ42を介して使用済み溶剤を一時
溜めておくための液溜め2が設けられている。
【0008】シート挟持手段1は第一の挟持部材11と
第二の挟持部材12とから構成されており、この二つ
を、締め付け手段15を用いて締めると、両挟持手段部
材11、12の挟持部13、14の内側に密閉空間10
を形成されるようになっている。図1では締め付け手段
15として一個のねじを用いているが、挟持力を増すた
め、或は締め付け力をバランス良くするなどのために複
数個用いてもよい。挟持手段1としては、他に図6に示
すようなばね20を用いた締め付け手段や、図7にしめ
すような指で圧迫するように設計したものも仕様可能で
あり、要は締め付けの目的を果たすものであれば、どの
様な挟持手段手段を用いても良い。第一の挟持部材11
と第二の挟持部材12は十分な挟持力を得るため金属や
硬質のプラスチックなど剛性の高い材料を使うのが好ま
しく、内部を確認できるようにポリアクリレートなど透
明な材料を使うのも良い。第一の挟持部材11と第二の
挟持部材12は更にそれぞれ向かい合った位置に枠状の
挟持部13、14を有し、通常シール部材で形成されて
いる、挟持部は挟持部材と一体成型されていても良い
が、まちまちなシート厚さに対応できるように柔軟なシ
ール部材を使うのが適当であ利、溶剤の影響を受けにく
いような弾性材料、例えばフッ素系のゴムや発砲ポリエ
チレンなどが好ましい。挟持するシートの位置が一定に
なるよう、ストッパーなど位置決め装置を備えても良
い。以上の目的を達することが可能であれば挟持部1
3、14は、どちらか一方のみを突設し、一方は平板状
であっても構わない。
第二の挟持部材12とから構成されており、この二つ
を、締め付け手段15を用いて締めると、両挟持手段部
材11、12の挟持部13、14の内側に密閉空間10
を形成されるようになっている。図1では締め付け手段
15として一個のねじを用いているが、挟持力を増すた
め、或は締め付け力をバランス良くするなどのために複
数個用いてもよい。挟持手段1としては、他に図6に示
すようなばね20を用いた締め付け手段や、図7にしめ
すような指で圧迫するように設計したものも仕様可能で
あり、要は締め付けの目的を果たすものであれば、どの
様な挟持手段手段を用いても良い。第一の挟持部材11
と第二の挟持部材12は十分な挟持力を得るため金属や
硬質のプラスチックなど剛性の高い材料を使うのが好ま
しく、内部を確認できるようにポリアクリレートなど透
明な材料を使うのも良い。第一の挟持部材11と第二の
挟持部材12は更にそれぞれ向かい合った位置に枠状の
挟持部13、14を有し、通常シール部材で形成されて
いる、挟持部は挟持部材と一体成型されていても良い
が、まちまちなシート厚さに対応できるように柔軟なシ
ール部材を使うのが適当であ利、溶剤の影響を受けにく
いような弾性材料、例えばフッ素系のゴムや発砲ポリエ
チレンなどが好ましい。挟持するシートの位置が一定に
なるよう、ストッパーなど位置決め装置を備えても良
い。以上の目的を達することが可能であれば挟持部1
3、14は、どちらか一方のみを突設し、一方は平板状
であっても構わない。
【0009】第一の挟持部材11と第二の挟持部材12
およびシートの間に作られる空間10は、シートを圧迫
しない程度にできるだけ小さいことが、溶剤の効率的な
使用や流れを規制できる点で好ましい。したがってスペ
ーサーなどを用いてその空間を小さくすることも場合に
よっては良い方法である。溶剤は通常、有機溶剤、洗剤
水溶液、ハロゲン化有機溶剤、水などが用いられるが、
汚れやシミの種類によって適正のものを選ぶのが良い。
また、溶剤を変えて繰り返し操作するのが良いこともあ
る。
およびシートの間に作られる空間10は、シートを圧迫
しない程度にできるだけ小さいことが、溶剤の効率的な
使用や流れを規制できる点で好ましい。したがってスペ
ーサーなどを用いてその空間を小さくすることも場合に
よっては良い方法である。溶剤は通常、有機溶剤、洗剤
水溶液、ハロゲン化有機溶剤、水などが用いられるが、
汚れやシミの種類によって適正のものを選ぶのが良い。
また、溶剤を変えて繰り返し操作するのが良いこともあ
る。
【0010】溶剤の通路と挟持部13、14の関係は、
図3〜図5の様になっており、注入口16から入った溶
剤が溝18を通って所定の間隔で複数個設けられた溶剤
出口19から供給され、汚れを取り囲むようシート素材
に浸透するようになっている。この構成は、加工しやす
さを考慮した一例であって溶剤の供給路は他の構造でも
良い。要するに汚れ部分の外側から汚れに向かって溶剤
が浸透することが目的であって、これによって汚れが他
の部分に拡がるという問題が起こらくなる。
図3〜図5の様になっており、注入口16から入った溶
剤が溝18を通って所定の間隔で複数個設けられた溶剤
出口19から供給され、汚れを取り囲むようシート素材
に浸透するようになっている。この構成は、加工しやす
さを考慮した一例であって溶剤の供給路は他の構造でも
良い。要するに汚れ部分の外側から汚れに向かって溶剤
が浸透することが目的であって、これによって汚れが他
の部分に拡がるという問題が起こらくなる。
【0011】汚れを含んだ溶剤は、排出口17からチュ
ーブ41、42を介して吸引手段3によって排出され
る。図1では液溜め2をチューブ41、42の途中に設
ける事によって、溶剤が吸引手段3に入るのを防ぎ、ま
た廃液の処理を容易にしている。21は液溜めの容器、
22はそのシール部材である。また23は溶剤の吸収材
であって携行時に液が漏れるのを防ぎ、或は液の処理を
容易にする為のもので、ゴム製の連泡スポンジや、吸い
取り紙、フェルト、吸水性或は吸油性樹脂等が使用され
る。液溜めの容器21はまた、圧力を平均化するバッフ
ァータンクとしても作用する。使い捨てのような簡便な
タイプ等では、挟持手段1と吸引手段3を直接接続した
形式のものも考えられる。
ーブ41、42を介して吸引手段3によって排出され
る。図1では液溜め2をチューブ41、42の途中に設
ける事によって、溶剤が吸引手段3に入るのを防ぎ、ま
た廃液の処理を容易にしている。21は液溜めの容器、
22はそのシール部材である。また23は溶剤の吸収材
であって携行時に液が漏れるのを防ぎ、或は液の処理を
容易にする為のもので、ゴム製の連泡スポンジや、吸い
取り紙、フェルト、吸水性或は吸油性樹脂等が使用され
る。液溜めの容器21はまた、圧力を平均化するバッフ
ァータンクとしても作用する。使い捨てのような簡便な
タイプ等では、挟持手段1と吸引手段3を直接接続した
形式のものも考えられる。
【0012】吸引手段3は、汚れを溶かした溶剤を外部
に排出するもので、限定するものではないが例えば図8
〜図10に示すようなものがある。図8に示すものは、
上板31と底板32の間に設けたジャバラ38と圧縮バ
ネ37と吸入口33及び排出口34に備えた逆止弁3
5、36とで構成されている。上板31と底板32を繋
ぐヒンジ39は操作性を良くするために設けたものであ
る。ジャバラ38は、気密なシートで作られており吸入
口33及排出口34に備えた逆止弁35、36の働きで
上板31を上下することによって吸引を行う事ができる
ようになっている。この装置に必要な吸引力はシールの
程度や閉鎖空間の大小に拠って異るが−0.2kg/c
m2以上あることが好ましい。
に排出するもので、限定するものではないが例えば図8
〜図10に示すようなものがある。図8に示すものは、
上板31と底板32の間に設けたジャバラ38と圧縮バ
ネ37と吸入口33及び排出口34に備えた逆止弁3
5、36とで構成されている。上板31と底板32を繋
ぐヒンジ39は操作性を良くするために設けたものであ
る。ジャバラ38は、気密なシートで作られており吸入
口33及排出口34に備えた逆止弁35、36の働きで
上板31を上下することによって吸引を行う事ができる
ようになっている。この装置に必要な吸引力はシールの
程度や閉鎖空間の大小に拠って異るが−0.2kg/c
m2以上あることが好ましい。
【0013】図9に示すものは吸引手段の他の実施例で
あって、アスピレーターを吸引手段として利用してい
る。水道取り付け口51を水道の蛇口にはめ、水を流す
ことによって吸引を行うようになっている、この方式を
採る場合、液溜め2の設置と廃液の処理作業を省略でき
る。図中52は内筒で水の通路、53は噴出口であり水
が空気を巻き込んで勢い良く出るところである。54は
外筒で吸入口55が接続しており、56は排出口であ
る。逆止弁57を設けると水道の水が間違って挟持手段
1の方へ逆流することがなくなる。
あって、アスピレーターを吸引手段として利用してい
る。水道取り付け口51を水道の蛇口にはめ、水を流す
ことによって吸引を行うようになっている、この方式を
採る場合、液溜め2の設置と廃液の処理作業を省略でき
る。図中52は内筒で水の通路、53は噴出口であり水
が空気を巻き込んで勢い良く出るところである。54は
外筒で吸入口55が接続しており、56は排出口であ
る。逆止弁57を設けると水道の水が間違って挟持手段
1の方へ逆流することがなくなる。
【0014】図10に示すものは吸引手段の更に他の実
施例であって、電気で駆動する回転羽根を用いたもので
ある。図に於て61はケーシング、62はシャフト、6
3・64はそれぞれコイルと永久磁石で直流モーターを
作っている。65は軸受け、66は回転羽根、67は電
池を示す。68は吸入口、69は吸気の排出口である。
施例であって、電気で駆動する回転羽根を用いたもので
ある。図に於て61はケーシング、62はシャフト、6
3・64はそれぞれコイルと永久磁石で直流モーターを
作っている。65は軸受け、66は回転羽根、67は電
池を示す。68は吸入口、69は吸気の排出口である。
【0015】次に本装置の仕様方法を図11を用いて説
明する。図の様にシートをセットして、スポイトなど、
先の細くなった注出口を持つ容器を用いて溶剤注入口1
6から溶剤を注入する。溶剤の量は、シートが完全に濡
れた状態になる程度が良く、少ないと液の流れが十分で
無いため効果が薄く、多すぎて液が溜まるようだと挟持
部分に汚れが残る事があるので好ましくない。汚れたシ
ートをセットした挟持手段1に対して溶剤の供給と吸引
による排出を繰り返せば、より確実な汚れまたはシミの
除去効果が得られる。もちろん溶剤を注入しながら吸引
を行うことも可能である。
明する。図の様にシートをセットして、スポイトなど、
先の細くなった注出口を持つ容器を用いて溶剤注入口1
6から溶剤を注入する。溶剤の量は、シートが完全に濡
れた状態になる程度が良く、少ないと液の流れが十分で
無いため効果が薄く、多すぎて液が溜まるようだと挟持
部分に汚れが残る事があるので好ましくない。汚れたシ
ートをセットした挟持手段1に対して溶剤の供給と吸引
による排出を繰り返せば、より確実な汚れまたはシミの
除去効果が得られる。もちろん溶剤を注入しながら吸引
を行うことも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたことから分かるよう
に、本発明のシート状物の汚れやシミを取り除くための
装置は、汚れた溶剤を積極的に吸い取る事によって優れ
た汚れ及びシミ取り効果を発揮するものであって、持ち
歩くのに便利な小型軽量に作ることが可能なうえ、操作
も簡単確実でありこれを使う人に大きな便宜をもたらす
ものである。
に、本発明のシート状物の汚れやシミを取り除くための
装置は、汚れた溶剤を積極的に吸い取る事によって優れ
た汚れ及びシミ取り効果を発揮するものであって、持ち
歩くのに便利な小型軽量に作ることが可能なうえ、操作
も簡単確実でありこれを使う人に大きな便宜をもたらす
ものである。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図1の装置の第2の挟持部材を挟持面側から見
た図である。
た図である。
【図4】図3の第2の挟持部材を挟持面の反対側から見
た図である。
た図である。
【図5】図3において挟持部をシール部材を用いて形成
したものであり、シール部材で溶剤出口を除く溝部分を
覆った状態を示す。
したものであり、シール部材で溶剤出口を除く溝部分を
覆った状態を示す。
【図6】挟持手段の他の実施例をしめす図である。
【図7】挟持手段の更に他の実施例をしめす図である。
【図8】図1のY−Y線断面図である。
【図9】吸引手段の他の実施例を示す図である。
【図10】吸引手段の更に他の実施例を示す図である。
【図11】挟持手段の使用状況を説明する図である。
1 挟持手段
2 液溜め
3 吸引手段
4 シート
5 汚れやシミ
10 密閉空間
11 第1の挟持部材
12 第2の挟持部材
13 挟持部
14 挟持部
16 溶剤注入口
17 溶剤排出口
18 溝
19 溶剤出口
Claims (4)
- 【請求項1】 シート状物を挟持した時にその挟持部の
内側に密閉された空間が構成されるように形成されると
ともに、該密閉空間に連通する溶剤注入口と使用済み溶
剤排出口が設けられてなるシート挟持手段と、該シート
挟持手段の使用済み溶剤排出口と接続された吸引手段か
らなるシート状物の汚れやシミを取り除くための装置。 - 【請求項2】 溶剤注入口から注入する溶剤の密閉空間
への出口を挟持部に近接して所定の間隔で複数個設けて
なる請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 使用済み溶剤排出口と吸引手段の間に使
用済み溶剤を一時溜めておく液溜めを設けてなる請求項
1または2に記載の装置。 - 【請求項4】 シート挟持手段の挟持面をシール部材で
形成してなる請求項1〜3のいずれかに記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3258263A JPH057696A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | シート状物の汚れやシミを取り除くための装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3258263A JPH057696A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | シート状物の汚れやシミを取り除くための装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057696A true JPH057696A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=17317809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3258263A Pending JPH057696A (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | シート状物の汚れやシミを取り除くための装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057696A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998004771A1 (de) * | 1996-07-26 | 1998-02-05 | Otmar Berghaus | Verfahren und vorrichtung zum entfernen von flecken aus textilware |
WO2005100162A1 (ja) | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Kao Corporation | 液充填ノズル |
EP2811062A1 (en) * | 2013-06-03 | 2014-12-10 | LG Electronics, Inc. | Portable laundry treating apparatus |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP3258263A patent/JPH057696A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005100162A1 (ja) | 2004-04-13 | 2005-10-27 | Kao Corporation | 液充填ノズル |
US7743798B2 (en) | 2004-04-13 | 2010-06-29 | Kao Corporation | Liquid filling nozzle |
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EP2811063A1 (en) * | 2013-06-03 | 2014-12-10 | LG Electronics Inc. | Portable laundry treating apparatus |
EP3012368A1 (en) * | 2013-06-03 | 2016-04-27 | LG Electronics Inc. | Portable laundry treating apparatus |
US10081899B2 (en) | 2013-06-03 | 2018-09-25 | Lg Electronics Inc. | Portable laundry treating apparatus |
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