JPH0576403U - 装着手段付きゴニオメーター - Google Patents

装着手段付きゴニオメーター

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JPH0576403U
JPH0576403U JP2445992U JP2445992U JPH0576403U JP H0576403 U JPH0576403 U JP H0576403U JP 2445992 U JP2445992 U JP 2445992U JP 2445992 U JP2445992 U JP 2445992U JP H0576403 U JPH0576403 U JP H0576403U
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JP
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side arm
goniometer
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human body
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昭宣 友野
修二 田代
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オージー技研株式会社
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な診断、適切な治療を行なう為に、測定
しにくい部位でも、正確にあてがって、容易に正確な角
度測定ができ、また、測定途中でも測定値を容易に読み
取ることができる装着手段付きゴニオメーターを提供す
るもの。 【構成】 ゴニオメーター(1)の表示側アーム(2)
と測定側アーム(3)を人体に装着可能に為す装着手段
(27)を有し、装着手段(27)は、表示側アーム
(2)と測定側アーム(3)の内、一方のアームを人体
にスライド不可能に固定し、他方のアームを人体にスラ
イド可能に固定するよう構成されている装着手段付きゴ
ニオメーターである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、整形外科領域において、人体の関節部の回動角度の測定を行うゴニ オメーターの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のゴニオメーターは、角度目盛が設けられる表示側アームと読み取り角度 を指示する測定側アームのそれぞれの一端を回動可能に軸着して構成されており 、測定時には測定者が手に表示側アームと測定側アームを持って、被測定者の測 定箇所にあてがって、測定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述した通り、従来のゴニオメーターは、測定時には測定者が手に持って被測 定者の関節部に表示側アーム及び測定側アームの底面をあてがい、関節部の回動 角度の測定を行っていた。 その為、測定しにくい部位では、正確にあてがうのが難しく、正確な測定が困 難であった。 又、測定途中に値を読み取る時、人体にあてがったままで読み取ろうとすると 読み間違いをしたり、人体から離脱させて読み取り再度同一部位へ戻そうとする と正確に戻すことができなかった。 このようにゴニオメーターでの測定作業に難点がある為、測定者は測定精度向 上に大きな精神的負担を背負っていた。 そして、正確な測定ができなければ正確な診断、適切な治療が行えないことに なり、改善が望まれていたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、正確な診断、適切な治療を行う為に、測定しにくい部位でも、正確 にあてがって、容易に正確な角度測定ができ、また、測定途中でも測定値を容易 に読み取ることができる装着手段付きゴニオメーターを提供することを目的とす るものである。
【0005】 即ち、本考案は、ゴニオメーター1の表示側アーム2と測定側アーム3を人体 に装着可能に為す装着手段27を有する装着手段付きゴニオメーターである。 又、装着手段27は、表示側アーム2と測定側アーム3の内、一方のアームを 人体にスライド不可能に固定し、他方のアームを人体にスライド可能に固定する ものである。 又、装着手段27は、表示側アーム2の基端部と測定側アーム3の基端部が軸 着された部分の回動中心を人体に固定し、表示側アーム2の先端部と測定側アー ム3の先端部をそれぞれ人体にスライド可能に固定するものである。 又、装着手段27は、人体の所定位置に装着可能に構成され、表示側アーム2 及び測定側アーム3と着脱自在である。
【0006】
【作用】
ゴニオメーター1の表示側アーム2及び測定側アーム3に結合手段28にて結 合されている装着手段27を、被測定者の測定しようとする関節部に装着し、測 定を開始する。 被測定者は測定部位の関節を動かし、測定者は表示側アーム2に対する測定側 アーム3の回動角度を読み取る。 測定を終了する時には、装着手段27を人体から取りはずし、ゴニオメーター 1を人体から離脱させる。 又、交互に異なる部位を測定する場合にゴニオメーター1の人体への取り付け 部位を変更する時には、装着手段27は被測定者に装着したままとし、ゴニオメ ーター1と装着手段27の両者を結合手段28部分にて切り離すことにより、ゴ ニオメーター1を人体から離脱させる。 人体から離脱させたゴニオメーター1を手にとって読み取り、読み取り後、他 の部位へ装着し、測定を行なう。複数の装着手段27を左右関節に予め装着して おいて、一つのゴニオメーター1を交互に付け替えて用いる。 同一部位へ戻す際には、ゴニオメーター1を装着手段27に結合することによ り行なえる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の実施例を、図面に基いて説明する。 図1は本考案の装着手段付きゴニオメーターの第1実施例の全体斜視図である 。 本考案は、表示側アーム2、測定側アーム3及び角度表示器6等から成るゴニ オメーター1と、表示側アーム2及び測定側アーム3を人体に装着する装着手段 とから構成されている。
【0008】 表示側アーム2と測定側アーム3は、それぞれの基端を回動軸5により回動可 能に軸着されている。 表示側アーム2の上面には、表示側アーム2と測定側アーム3とがなす角度を デジタル表示する角度表示器6が組み込まれている。表示側アーム2の側面には 、角度表示器6の表示値を保持する為のホールドスイッチ7と角度表示器6の表 示値をクリアする為のリセットスイッチ8が組み込まれている。表示側アーム2 の長手方向に適度に離れた2箇所に、円形の円形結合穴9が開設されている。
【0009】 測定側アーム3は、透明な材質で成り、回動軸5から適度に離れた位置に長円 形の長円形結合穴10が開設されている。 前記円形結合穴9は、表示側アーム2に限らず、測定側アーム3に設けてもよ い。即ち、円形結合穴9を測定側アーム3の長手方向に適度に離れた2箇所に開 け、長円形結合穴10を表示側アーム2の回動軸5から適度に離れた位置に開け てもよい。
【0010】 前記円形結合穴9には、装着手段27の支持軸11が回動可能に嵌合され、長 円形結合穴10には、他の装着手段27の支持軸11が摺動可能に嵌合される。
【0011】 次に装着手段27を詳述する。 図2に示すものは本考案の装着手段27の実施例である。装着手段27の実施 例としてのハーネス4は、膨張軟材形のものを示しており、支持軸11、手回し ボルト13、バンド26等から構成されている。 前記支持軸11の先端面の中心には、雌ネジ12が開設されている。ボルトの 頭部を円柱形とし、この頭部の外径寸法を支持軸11と同一とし、さらに手回し 可能につまみ部を設けた手回しボルト13の雄ネジ14に、外径寸法を支持軸1 1と同一とした中空円柱形の膨張軟材15が嵌合されている。
【0012】 雄ネジ14を雌ネジ12に捩じ込み、前記頭部で膨張軟材15を圧縮すると、 膨張軟材15の外径寸法が大きくなる。 支持軸11に円形結合穴9が外嵌された表示側アーム2は、外径寸法が大きく なった膨張軟材15に阻止されて支持軸11から抜けなくなる。 支持軸11に長円形結合穴10が外嵌される測定側アーム3は、支持軸11に 対して摺動自在であるが支持軸11からは膨張軟材15に阻止されて抜けない。 支持軸11の基端面には、バンド26が接合されている。該バンド26は伸縮 自在な部材をベルト状に成しており、人体に巻いたうえ面状接着体16により接 着固定する。
【0013】 次に、本考案を用いて角度測定をする方法を述べる。 ゴニオメーター1の表示側アーム2及び測定側アーム3に結合されている各ハ ーネス4を被測定者の測定しようとする関節部に装着し測定を開始する。リセッ トスイッチ8を押して角度表示器6の表示値をクリアし零とする。 被測定者は測定部位の関節を動かし、測定者は角度表示器6の表示値を読み取 り、回動角度の測定を行う。
【0014】 読み取りの際には、ホールドスイッチ7を押し、ハーネス4を被測定者から外 し、ゴニオメーター1とハーネス4を共に被測定者から離脱し手元にて角度表示 器6の表示値を読む。 1個のゴニオメーター1で左右対称にある関節の健側関節と患側関節の回動角 度を交互に測定する場合、ホールドスイッチ7を押して角度表示器6の表示値を 保持しておいて、ハーネス4を人体に装着したままとし、ゴニオメーター1のみ 被測定者から離脱させて手元にて角度表示器6の表示値を読む。
【0015】 ゴニオメーター1をハーネス4から外す時には、手回しボルト13を少し緩め て膨張軟材15の押圧力を取り除き、膨張軟材15の外径寸法を支持軸11と同 一に為し、支持軸11から円形結合穴9及び長円形結合穴10を抜くことによっ て、表示側アーム2及び測定側アーム3を支持軸11から取り外せる。
【0016】 表示値を読み取った後、表示側アーム2及び測定側アーム3を対称する他方側 関節に装着したハーネス4へ取着する。取着に際しては、支持軸11に円形結合 穴9及び長円形結合穴10を外嵌し、手回しボルト13を締め付けて膨張軟材1 5を圧縮し、該膨張軟材15の外径寸法を大きくする。この操作により、表示側 アーム2と測定側アーム3は支持軸11から抜けなくなり、ハーネス4へゴニオ メーター1が取着されたことになる。次に、再度、ホールドスイッチ7を押して 角度表示器6の表示値の保持を解除し、被測定者は関節を動かして回動角度の測 定を行なう。 測定を終了する時には、ハーネス4を取り外し、ゴニオメーター1を人体から 離脱させる。
【0017】 次に、肘関節の回動角度を測定する際の具体例を述べる。 肘関節の回動角度を測定する際、被測定者は肘関節を中心に上腕と前腕を動か すが、この時、肘関節の構造上回動中心点が若干移動する為、人体の回動中心点 とハーネス4の装着点の距離と、ゴニオメーター1の回動中心点と取付け用の穴 位置の距離とにずれを生じる。このずれを吸収する為に第1実施例に述べたよう に表示側アーム2を人体にスライド不可能に固定し、測定側アーム3をスライド 可能に装着する。若しくは、第2実施例で述べたように、回動中心点を人体にス ライド不可能に装着し、表示側アーム2の先端部及び測定側アーム3の先端部を スライド可能に装着するのである。
【0018】 表示側アーム2及び測定側アーム3とハーネス4との結合に係る結合手段28 の構成は上記第1実施例に示した膨張軟材形に限るものではない。以下に他の実 施例を説明する。 図3にはノブボルト形のものを示している。ノブボルト形のものは、前述した 膨張軟材形における手回しボルト13及び膨張軟材15の代わりに、円柱形の頭 部の外径寸法を支持軸11より大きくしたノブボルト17を準備し、ノブボルト 17を支持軸11に捩じ込み、支持軸11に表示側アーム2及び測定側アーム3 をそれぞれ回動可能、又は摺動可能に保持し、両アームを支持軸11から抜けな いように構成する。
【0019】 図4には捻り体形のものを示している。捻り体形のものは、支持軸11の先端 面に、軸心を通り軸心に直交して彫られたアリ溝18と、アリ溝18と同一深さ で直径がアリ溝18の幅より大きい円形溝19とが彫られている。 アリ溝18には2個の抜け止め体20が摺動可能に嵌め込まれ、円形溝19に は長円形の柱体で成る捻り体21が支持軸11の中心に回動可能に軸着されてい る。 抜け止め体20は、支持軸11の先端面に固定された退入用バネ22により常 に支持軸11の中心方向に押されている。 抜け止め体20の中心側は、捻り体21の回動によって外径が変化し、その変 化によって押し出され、支持軸11の外径より外へ突出したり退入用バネ22に より内に退入したりする。抜け止め体20の進出動により表示側アーム2及び測 定側アーム3が支持軸11に保持され、抜け止め体20の退入動により支持軸1 1から表示側アーム2及び測定側アーム3が適宜に外せる状態となる。
【0020】 図5には突出輪体形のものを示している。突出輪体形のものは、支持軸11の 側面に、支持軸11の外径よりやや外側へ突出した柔軟性のある突出輪体23を 取着する。一方、表示側アーム2の円形結合穴9には係合溝24が凹状に形成さ れる。 支持軸11に円形結合穴9を外嵌すると、突出輪体23が係合溝24に嵌まり 込み、支持軸11と表示側アーム2は回動可能であるが簡単には抜けないものと なる。
【0021】 図6には止め体形のものを示している。止め体形のものは、長円形の柱体でな る止め体25を、ハーネス4に固着された支持軸11に回動可能に取着し、止め 体25を用いてゴニオメーター1をハーネス4に取着している。 支持軸11にゴニオメーター1を取着する際、止め体25の長手方向と測定側 アーム3の長円形結合穴10の長手方向とを揃え、長円形結合穴10を止め体2 5にあてがい止め体25を通り抜けさせる。止め体25を通り抜けさせた後、止 め体25を90度回動させて長円形結合穴10の方向と異なるようにすると測定 側アーム3はハーネス4に対して摺動可能に掛止される。
【0022】 次に、本考案の第2実施例を説明する。 図7は、本考案の第2実施例の全体斜視図を示している。 表示側アーム2と測定側アーム3のそれぞれの基端を回動可能に軸着している 回動軸5の中心には円形結合穴9が開設されている。 表示側アーム2及び測定側アーム3には、回動軸5から適度に離れた位置にそ れぞれ長円形の長円形結合穴10が開設されている。 円形結合穴9にはハーネス4の支持軸11が回動可能に嵌合され、長円形結合 穴10には支持軸11が摺動可能に嵌合されている。
【0023】 第2実施例は第1実施例と異なって、表示側アーム2基端と測定側アーム3の 基端を軸支してなる回動軸5が人体の定位置に固定され、表示側アーム2の先端 及び測定側アーム3の先端は共に摺動自在に人体に掛止されている。 又、第2実施例は第1実施例と同様に、ハーネス4の手回しボルト13と膨張 軟材15により、ゴニオメーター1は支持軸11に掛止された上、人体に装着さ れている。
【0024】 第2実施例における表示側アーム2及び測定側アーム3とハーネス4との結合 手段28は上記構成に限るものではなく、第1実施例の説明箇所で述べた図3に 示すノブボルト形のもの、図4に示す捻り体形のもの、図5に示す突出輪体形の もの、及び図6に示す止め体形のものも第2実施例に使用可能である。
【0025】 本考案に種々他の器材を連結すれば角度測定器のバリエーションを豊富にする ことができる。本考案のゴニオメーター1の出力を外部機器へ接続することによ り、被測定者にゴニオメーター1を装着したままで被測定者の動かす角度をダイ ナミックに測定でき、動かしている途中の経過が測定可能である。例えば、本考 案の角度信号のデータを導線を用いて取り出し、インターフェイス33を介して コンピューター29に入力し回復度合いの比較等の各種の演算を行い、コンピュ ーター29から出力される演算結果や途中経過をプリンター30でプリントアウ トすることもなされる。 又、本考案の出力をフィードバック表示すれば、被測定者は一人で回動角度範 囲の拡大訓練を行うことができ、機能訓練途上の診断及び訓練に好都合である。 例えば、角度信号のデーターをアンプ31に入力し、アンプ31で増幅等適宜に 加工し、この出力信号を音又は光を発生する表示器32に入力し、表示器32か ら音の変化又は光の点灯範囲変化等で被測定者にフィードバックすることもなさ れる。 又、本装置のハーネス4を複数個準備し、一人の被測定者の左右関節に装着し て、一つのゴニオメーター1を左右関節に互いに付け替えると、左右の関節の動 きを比較することもでき、診断に好都合である。 尚、図8中、34は表示側アーム2と測定側アーム3とでなす角度をギア、磁 器抵抗素子、磁器ドラム等から成る角度検出器であり、35は角度検出器34で 検出した信号を処理する信号処理部であり、36は電源用の電池である。
【0026】
【考案の効果】
従来のゴニオメーターは、測定時には測定者が手で持って被測定者の関節部に 表示側アームと測定側アームの底面をあてがい関節部の回動角度の測定を行なっ ていた。その為、測定しにくい部位では、正確にあてがうのが難しくなり、正確 な測定が困難であった。正確な測定ができなければ正確な診断や適切な治療が行 なえない為、測定者は測定精度向上の為精神的負担を背負っていたのである。 本考案の装着手段を有するゴニオメーターであれば、ゴニオメーターの表示側 アームと測定側アームを人体に装着可能とする装着手段を有しているので、測定 時にはゴニオメーターを被測定者に装着したままで行なえるので、ゴニオメータ ーを一々測定部位にあてがう必要がなく容易に、しかも正確な測定ができるよう になった。
【0027】 本考案の装着手段を有するゴニオメーターであれば、表示側アームと測定側ア ームがハーネスと着脱自在である為、ハーネスを人体の測定部位に装着したまま とし、ゴニオメーターのみ人体から離脱させて、左右側即ち片麻痺患者等の患側 と健側との測定値を交互に読み取ることが容易にでき、又、再度同一部位へ正確 に戻すことも容易にできる。 従って、本考案により、訓練前の測定値と所定訓練後の再測定値を比較しよう とする際等において、双方の測定値を正確に比較でき、正確な診断と適切な治療 が行なえるのである。 従来のものは、人体の関節を回動して軸心を定め、その軸心にゴニオメーター の回動軸を合わせるという軸心合わせ作業に時間を要し、煩わしかったが、本考 案では人体へ一度ハーネスを装着しておけば、ゴニオメーターを同一位置へ着脱 することが容易であるから、測定に掛る時間のロス及び手数を省くことができた 。
【0028】 従来のものでは、ゴニオメーターを人体に当てがう作業に手間取り、瞬間的に 生じる関節の回動端の角度が測りづらかったが、本考案では測定者が被測定者へ 当てがう必要がない。本考案の場合、回動端の瞬時にホールドスイッチを押せば その時点で角度値が保持でき、その瞬時の角度が測定できる。又、本考案のハー ネスを複数個準備し、複数の被測定者に順次装着していけば多人数をほぼ同時に 、短時間に測定することも可能である。
【0029】 又、本考案は、表示側アームを人体にスライド不可能に装着し、回動軸を固定 し、測定側アームをスライド可能に装着するか、又は回動軸をスライド不可能に 装着し、表示側アームの先端及び測定側アームの先端をスライド可能に装着した ものである。 この構成によれば、人体の関節の回動中心位置とゴニオメーターの回動軸位置 とが常に合致した状態で関節の回動角度が測定できるので、測定値は正確である 。 従来の測定器を適宜な紐を用いて表示側アームと測定側アームを人体に縛り付 けて用いた場合、関節回動中心位置と測定器の回動軸位置がずれて正確な角度測 定はできないが、本考案では、人体の関節回動中心位置と本考案の回動軸位置と のずれを防ぐことができ、正しい角度測定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の外観斜視図である。
【図2】本考案における膨張軟材形の結合手段を示す部
分斜視図である。
【図3】本考案におけるノブボルト形の結合手段を示す
部分斜視図である。
【図4】本考案における捻り体形の結合手段を示す部分
斜視図である。
【図5】本考案における突出輪体形の結合手段を示す部
分斜視図である。
【図6】本考案における止め体形の結合手段を示す部分
斜視図である。
【図7】本考案の第2実施例の外観斜視図である。
【図8】本考案に他の器材を連結したブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ゴニオメーター 2 表示側アーム 3 測定側アーム 27 装着手段

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴニオメーター(1)の表示側アーム
    (2)と測定側アーム(3)を人体に装着可能に為す装
    着手段(27)を有する装着手段付きゴニオメーター。
  2. 【請求項2】装着手段(27)は、表示側アーム(2)
    と測定側アーム(3)の内、一方のアームを人体にスラ
    イド不可能に固定し、他方のアームを人体にスライド可
    能に固定するよう構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の装着手段付きゴニオメーター。
  3. 【請求項3】装着手段(27)は、表示側アーム(2)
    の基端部と測定側アーム(3)の基端部が軸着された部
    分の回動中心を人体に固定し、表示側アーム(2)の先
    端部と測定側アーム(3)の先端部をそれぞれ人体にス
    ライド可能に固定するよう構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の装着手段付きゴニオメーター。
  4. 【請求項4】装着手段(27)は、人体の所定位置に装
    着可能に構成され、表示側アーム(2)及び測定側アー
    ム(3)と着脱自在に構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の装着手段付きゴニオメーター。
JP1992024459U 1992-03-23 1992-03-23 装着手段付きゴニオメーター Expired - Lifetime JP2558238Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3088106U (ja) * 2002-02-21 2002-08-30 船井電機株式会社 テープ走行機構

Patent Citations (1)

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JP3088106U (ja) * 2002-02-21 2002-08-30 船井電機株式会社 テープ走行機構

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