JPH0576251A - 水耕栽培用水およびその水による水耕栽培法 - Google Patents
水耕栽培用水およびその水による水耕栽培法Info
- Publication number
- JPH0576251A JPH0576251A JP3311250A JP31125091A JPH0576251A JP H0576251 A JPH0576251 A JP H0576251A JP 3311250 A JP3311250 A JP 3311250A JP 31125091 A JP31125091 A JP 31125091A JP H0576251 A JPH0576251 A JP H0576251A
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- JP
- Japan
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- water
- hydroponic
- fertilizer
- hydroponics
- components
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Fertilizing (AREA)
- Hydroponics (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 植物が生長するためには水と植物の養分とな
る肥料とが供給されないといけないことはよく知られて
いることである。しかし自然環境は雨が降ったり、日照
りが続いたりして、一般の植物は必ずしも耐え得ずに消
滅していくことが多い。本発明は植物の養分となる肥料
とともに活性化させた水を植物に供給して水耕栽培を可
能にすることを目的とするものである。 【構成】 本発明は窒素、燐酸、カリウムの成分および
種々の微量成分を含んだ肥料成分の液肥と二価三価鉄塩
を水に溶解した希釈液との混合液で水耕栽培用水をつく
り、その水による水耕栽培法である。
る肥料とが供給されないといけないことはよく知られて
いることである。しかし自然環境は雨が降ったり、日照
りが続いたりして、一般の植物は必ずしも耐え得ずに消
滅していくことが多い。本発明は植物の養分となる肥料
とともに活性化させた水を植物に供給して水耕栽培を可
能にすることを目的とするものである。 【構成】 本発明は窒素、燐酸、カリウムの成分および
種々の微量成分を含んだ肥料成分の液肥と二価三価鉄塩
を水に溶解した希釈液との混合液で水耕栽培用水をつく
り、その水による水耕栽培法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は水耕栽培用水およびその
水による水耕栽培法に関し、特に抗ビールス作用および
イオン反応抑制作用を有する水耕栽培用水およびその水
による水耕栽培法に関する。
水による水耕栽培法に関し、特に抗ビールス作用および
イオン反応抑制作用を有する水耕栽培用水およびその水
による水耕栽培法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に植物は、根から水を吸い上げると
ともにその水に含まれている栄養分を吸い上げて植物の
生育のための栄養供給を可能にしている。そして根から
吸収された水分を植物の茎、葉、その他植物の全組織に
供給させることにより、植物の生命は維持される。そこ
で通常土壌に根を張っている植物は、その根の各所の表
面に生えた毛根の表面の細胞の細胞膜を通して浸透作用
により、その外側の水を吸い込むことになるのである。
そして細胞膜内の水はそれに隣接している他の細胞へと
移動を重ね、葉の表面から蒸散作用により蒸発すること
になる。土壌中の水分はそのもとが雨水であるが土壌中
に含まれている種々の鉱物質とともにその鉱物質を含ん
だ水が植物によって吸収されるのである。一般に植物は
継続して水を根から吸収し、そして植物が生長していく
ためにも水ばかりでなく、養分を土壌中から吸収し、さ
らに必要な養分を肥料として土壌中に含ませ植物の生長
を助長し、或いは所望の果実を得やすいように研究が重
ねられてきた。しかし自然環境は期待通りには進展せ
ず、数十日にもわたり雨が降らなかったり、気温が急変
したりして自然環境に適応できずに枯死していく植物を
しばしば見るのである。
ともにその水に含まれている栄養分を吸い上げて植物の
生育のための栄養供給を可能にしている。そして根から
吸収された水分を植物の茎、葉、その他植物の全組織に
供給させることにより、植物の生命は維持される。そこ
で通常土壌に根を張っている植物は、その根の各所の表
面に生えた毛根の表面の細胞の細胞膜を通して浸透作用
により、その外側の水を吸い込むことになるのである。
そして細胞膜内の水はそれに隣接している他の細胞へと
移動を重ね、葉の表面から蒸散作用により蒸発すること
になる。土壌中の水分はそのもとが雨水であるが土壌中
に含まれている種々の鉱物質とともにその鉱物質を含ん
だ水が植物によって吸収されるのである。一般に植物は
継続して水を根から吸収し、そして植物が生長していく
ためにも水ばかりでなく、養分を土壌中から吸収し、さ
らに必要な養分を肥料として土壌中に含ませ植物の生長
を助長し、或いは所望の果実を得やすいように研究が重
ねられてきた。しかし自然環境は期待通りには進展せ
ず、数十日にもわたり雨が降らなかったり、気温が急変
したりして自然環境に適応できずに枯死していく植物を
しばしば見るのである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように自然環境
の中では予期しない事柄で種々の支障が生じ易い植物の
栽培において特に大切な水の継続的な供給とともにそれ
らの水に肥料を加え、さらに抗ビールス作用およびイオ
ン反応抑制作用を有する水を加えることにより所望の水
耕栽培を可能にしうるようにしてなる水を提供すること
を目的とするものである。
の中では予期しない事柄で種々の支障が生じ易い植物の
栽培において特に大切な水の継続的な供給とともにそれ
らの水に肥料を加え、さらに抗ビールス作用およびイオ
ン反応抑制作用を有する水を加えることにより所望の水
耕栽培を可能にしうるようにしてなる水を提供すること
を目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は窒素、燐酸、カ
リウムの成分および種々の微量元素の成分を含んだ肥料
成分の液肥と二価三価鉄塩を水に溶解した希釈液との混
合液からなる水耕栽培用水およびその水による水耕栽培
法である。
リウムの成分および種々の微量元素の成分を含んだ肥料
成分の液肥と二価三価鉄塩を水に溶解した希釈液との混
合液からなる水耕栽培用水およびその水による水耕栽培
法である。
【０００５】
【作用】植物でも特に野菜或いは芝草などの草の栽培に
は樹木などと異なり、水の供給を止めるとすぐしおれて
しまう欠点があるが、本発明により水を確実に供給し、
その水の中に肥料の成分とともに非イオン水にすること
ができる二価三価鉄塩を水に溶解させておくことによ
り、その水を供給された植物はその生長を促進しうるの
である。
は樹木などと異なり、水の供給を止めるとすぐしおれて
しまう欠点があるが、本発明により水を確実に供給し、
その水の中に肥料の成分とともに非イオン水にすること
ができる二価三価鉄塩を水に溶解させておくことによ
り、その水を供給された植物はその生長を促進しうるの
である。
【０００６】
【実施例１】窒素がほぼ１２％、燐酸がほぼ１２％、カ
リウムがほぼ３０％であって、その他の微量成分として
少なくともカルシウム１、５％、マグネシウム０、７
％、硫黄２、０％、硼素０、０２％、鉄０、１％、マン
ガン０、０５％、モリブデン０、０００５％、亜鉛０、
０５％を含むようにしてなる肥料成分の液肥を含んでな
る水耕栽培用水である。
リウムがほぼ３０％であって、その他の微量成分として
少なくともカルシウム１、５％、マグネシウム０、７
％、硫黄２、０％、硼素０、０２％、鉄０、１％、マン
ガン０、０５％、モリブデン０、０００５％、亜鉛０、
０５％を含むようにしてなる肥料成分の液肥を含んでな
る水耕栽培用水である。
【０００７】
【実施例２】磁鉄鉱と接触した水を含んでなる水耕栽培
用水である。
用水である。
【０００８】
【実施例３】ＦｅＯ、Ｆｅ２Ｏ３の化学成分の構成大間
を流動してなる水を含んでなる水耕栽培用水である。
を流動してなる水を含んでなる水耕栽培用水である。
【０００９】
【実施例４】安山岩などの塩基性岩石中に含まれた磁鉄
鉱と水とを接触させて得た水を含んでなる水耕栽培用水
である。
鉱と水とを接触させて得た水を含んでなる水耕栽培用水
である。
【００１０】
【実施例５】磁鉄鉱と接触させた水或いはその他の手段
でＦｅＯ、Ｆｅ２Ｏ３の化学成分の構成体間を流動して
なる水をその１０倍の量の肥料成分を含んだ水と混合し
てなる水耕栽培用水である。
でＦｅＯ、Ｆｅ２Ｏ３の化学成分の構成体間を流動して
なる水をその１０倍の量の肥料成分を含んだ水と混合し
てなる水耕栽培用水である。
【００１１】
【実施例６】肥料成分の液肥と二価三価鉄塩を水に溶解
した希釈液との混合液からなる水耕栽培用水を水耕路に
流し込むようにしてなる水耕栽培法である。
した希釈液との混合液からなる水耕栽培用水を水耕路に
流し込むようにしてなる水耕栽培法である。
【００１２】
【実施例７】二価三価鉄塩を水に溶解した希釈液を５倍
に希釈して後、水耕路に流し込み、窒素、燐酸、カリウ
ムとその他の微量金属成分などの諸成分を含んだ肥料成
分を有する水耕用液肥を５０倍に希釈して点滴式に水耕
路に流し込むことにより、液肥と二価三価鉄塩を水に溶
解した希釈液とが水耕路中で混合しうるようにしてなる
水耕栽培法である。
に希釈して後、水耕路に流し込み、窒素、燐酸、カリウ
ムとその他の微量金属成分などの諸成分を含んだ肥料成
分を有する水耕用液肥を５０倍に希釈して点滴式に水耕
路に流し込むことにより、液肥と二価三価鉄塩を水に溶
解した希釈液とが水耕路中で混合しうるようにしてなる
水耕栽培法である。
【００１３】
【効果】本発明は磁鉄鉱と接触させた水或いはその他の
手段でＦｅＯ、Ｆｅ２Ｏ３の化学成分の構造体間を流動
してなる水を希釈して、その水と肥料の成分を含んだ水
とを混合することにより得た水を植物に与えることによ
り、植物の生長を活性化された水の働きで促進しうる効
果がある。特に磁鉄鉱と接触させた水は植物に悪影響を
与える微生物の活動を抑制し、その水とともに肥料を含
んだ水を与えることにより、根の発達をうながし、植物
の生長を促進させうる効果がある。
手段でＦｅＯ、Ｆｅ２Ｏ３の化学成分の構造体間を流動
してなる水を希釈して、その水と肥料の成分を含んだ水
とを混合することにより得た水を植物に与えることによ
り、植物の生長を活性化された水の働きで促進しうる効
果がある。特に磁鉄鉱と接触させた水は植物に悪影響を
与える微生物の活動を抑制し、その水とともに肥料を含
んだ水を与えることにより、根の発達をうながし、植物
の生長を促進させうる効果がある。
Claims (8)
- 【請求項１】 窒素、燐酸、カリウムの成分および種々
の微量元素の成分を含んだ肥料成分の液肥と二価三価鉄
塩を水に溶解した希釈液との混合液からなる水耕栽培用
水。 - 【請求項２】 窒素がほぼ１２％、燐酸がほぼ１２％、
カリウムがほぼ３０％であって、その他の微量成分とし
て少なくともカルシウム１、５％、マグネシウム０、７
％、硫黄２、０％、硼素０、０２％、鉄０、１％、マン
ガン０、０５％、モリブデン０、０００５％、亜鉛０、
０５％を含むようにしてなる肥料成分の液肥を含んでな
る請求項１記載の水耕栽培用水。 - 【請求項３】 磁鉄鉱と接触した水を含んでなる請求項
１記載の水耕栽培用水。 - 【請求項４】 ＦｅＯ、Ｆｅ２Ｏ３の化学成分の構成大
間を流動してなる水を含んでなる請求項１記載の水耕栽
培用水。 - 【請求項５】 安山岩などの塩基性岩石中に含まれた磁
鉄鉱と水とを接触させて得た水を含んでなる請求項１記
載の水耕栽培用水。 - 【請求項６】 磁鉄鉱と接触させた水或いはその他の手
段でＦｅＯ、Ｆｅ２Ｏ３の化学成分の構成体間を流動し
てなる水をその１０倍の量の肥料成分を含んだ水と混合
してなる請求項１記載の水耕栽培用水。 - 【請求項７】 肥料成分の液肥と二価三価鉄塩を水に溶
解した希釈液との混合液からなる請求項１記載の水耕栽
培用水を水耕路に流し込むようにしてなる水耕栽培法。 - 【請求項８】 二価三価鉄塩を水に溶解した希釈液を５
倍に希釈して後、水耕路に流し込み、窒素、燐酸、カリ
ウムとその他の微量金属成分などの諸成分を含んだ肥料
成分を有する水耕用液肥を５０倍に希釈して点滴式に水
耕路に流し込むことにより、液肥と二価三価鉄塩を水に
溶解した希釈液とが水耕路中で混合しうるようにしてな
る請求項７記載の水耕栽培法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3311250A JPH0576251A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 水耕栽培用水およびその水による水耕栽培法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3311250A JPH0576251A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 水耕栽培用水およびその水による水耕栽培法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576251A true JPH0576251A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=18014898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3311250A Pending JPH0576251A (ja) | 1991-09-18 | 1991-09-18 | 水耕栽培用水およびその水による水耕栽培法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0576251A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995011591A1 (fr) * | 1993-10-26 | 1995-05-04 | Takeshi Kojima | Revetement de protection et procede de protection des arbres |
| US6314675B1 (en) * | 1996-02-21 | 2001-11-13 | Giancarlo Costa | Air culture system comprising a management system |
| CN102986516A (zh) * | 2012-10-30 | 2013-03-27 | 汪洋 | 一种唐菖蒲水培营养液 |
| KR101538390B1 (ko) * | 2014-09-11 | 2015-07-22 | 계룡건설산업 주식회사 | 조경수 양액 식재방법 |
| CN106882996A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-06-23 | 上海净豚环保科技有限公司 | 应用于微生物处理工艺的微量营养液及其制备方法 |
-
1991
- 1991-09-18 JP JP3311250A patent/JPH0576251A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1995011591A1 (fr) * | 1993-10-26 | 1995-05-04 | Takeshi Kojima | Revetement de protection et procede de protection des arbres |
| US6314675B1 (en) * | 1996-02-21 | 2001-11-13 | Giancarlo Costa | Air culture system comprising a management system |
| CN102986516A (zh) * | 2012-10-30 | 2013-03-27 | 汪洋 | 一种唐菖蒲水培营养液 |
| CN102986516B (zh) * | 2012-10-30 | 2013-09-25 | 汪洋 | 一种唐菖蒲水培营养液 |
| KR101538390B1 (ko) * | 2014-09-11 | 2015-07-22 | 계룡건설산업 주식회사 | 조경수 양액 식재방법 |
| CN106882996A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-06-23 | 上海净豚环保科技有限公司 | 应用于微生物处理工艺的微量营养液及其制备方法 |
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