JPH057613B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH057613B2
JPH057613B2 JP8579687A JP8579687A JPH057613B2 JP H057613 B2 JPH057613 B2 JP H057613B2 JP 8579687 A JP8579687 A JP 8579687A JP 8579687 A JP8579687 A JP 8579687A JP H057613 B2 JPH057613 B2 JP H057613B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
dwelling unit
dwelling
waste heat
drainage pipe
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8579687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63251732A (ja
Inventor
Takayuki Imai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP62085796A priority Critical patent/JPS63251732A/ja
Publication of JPS63251732A publication Critical patent/JPS63251732A/ja
Publication of JPH057613B2 publication Critical patent/JPH057613B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、住宅から捨てられている排水の熱量
を回収し、そこから得られた熱を熱源として、住
宅内の給湯が暖房を行うシステムなどで利用され
る排熱量集中計測装置に関するものである。 従来の技術 近年、集合住宅が年々増加の傾向にある。集合
住宅においては、各住宅の排水熱量は合計すると
量的には豊富であり、これを有効に排熱回収して
給湯システムや空調システムの熱源として使用す
ることが試みられている。 発明が解決しようとする問題点 このような排熱回収システムにおいて、排熱を
有効に回収するためには毎日ある程度コンスタン
トに排熱回収量が確保されねばならず、その為に
は居住者に浴槽内の残湯を温いうちに排熱回収槽
に排出してもらう必要があつた。そして、このよ
うな早期の回収を行えば、当然のことながら熱回
収に伴う金銭的な余剰が生じるため、居住者にそ
のメリツト、例えば金銭的な還元や、料金の低減
を図ることができる。 しかし、従来の単純な排熱回収システムでは、
居住者の誰が熱の回収に協力的であるのかを個別
に把握することができなかつた。そのため、居住
者へのメリツトは、協力、非協力に拘らず全体に
還元しざるを得ない。 結果として、各自の居住者にとつては、必ずし
も自己が積極的である必要性もなく、他の居住者
が積極的であれば自己にもメリツトが還元される
ような状況や雰囲気を作つてしまい、徐々に積極
的な協力者の数が低下する。それゆえ、集合住宅
の排熱システムの利用度が低下し、最悪、そのよ
うなシステムの普及を疎外してしまうこと結果と
なる。 本発明は以上のような課題に鑑みて、温水を排
出することに積極的な協力者のみに、最終的なメ
リツトを生じさせることが可能なように、その協
力度合を簡素な構成で、容易に計測できる排熱量
集中計測装置を提供するものである。 問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、 複数の住戸の温水使用設備から排出される温水
を、各住戸排水管を介して、1つの集中排水管に
集結させる配管系と、 それぞれの住戸毎の前記温水使用設備と前記住
戸排水管との間に設けられ、開閉することにより
当該温水使用設備で温水を蓄積、あるいは蓄積さ
れていた温水を前記各住戸排水管に排出する電磁
弁と、 前記集中排水管に設けられ、当該集中排水管を
介して排出される温水の積算排熱量を計測する熱
量計測器と、 前記集中排水管から排出される温水の熱量を回
収するべく、当該集中排水管から排出される温水
を一旦蓄積しておく排熱回収曹と、 各住戸の居住者が自己の前記温水使用設備で蓄
積している温水の排出希望を指示する各住戸毎の
居住者用スイツチと、 前記居住者用スイツチにより温水の排出希望が
なされている住戸を唯一選択し、当該住戸の電磁
弁を開閉制御して当該住戸の温水を前記住戸排水
管を介して前記集中排水管に排出させるととも
に、前記集中排水管を通過する温水の積算排熱量
を前記熱量計測器により計測させ、その計測した
積算排熱量を当該住戸の積算排熱量として記憶
し、当該動作を温水の排出希望の住戸がなくなる
まで繰り返えさせる集中制御手段とを設けたもの
である。 作 用 本発明は上記構成により、各住戸に設けた電磁
弁を中央制御手段により開閉制御するだけで、た
つた1つの熱量計測器のみの簡単な構成により各
住戸の温水の排熱量を固別に測定でき、その協力
度合を容易に計測できるため、必要に応じて温水
を排出することに積極的な協力者のみに、最終的
なメリツトを生じさせることも可能である。 実施例 以下、図面を参照しながら実施例について説明
する。第1図は本発明の実施例における全体構成
図である。第1図において1は住戸毎に設置して
ある浴槽、2は温排水を集める排熱回収槽、3は
浴槽1と排熱回収槽2を結ぶ排水管、4は浴槽1
の残湯を排出する電磁弁、5は排水管3に取付け
られた熱量計測器、6は居住者が浴槽1内の残湯
を落したい意向を示すスイツチ、7は各住戸から
のスイツチ6からの信号を受け排湯拒絶の信号を
スイツチ6へ送るとともに、熱量計測器5で計測
した排熱量を記憶・積算するコンピユーター、8
はスイツチ6とコンピユータ7の信号から電磁弁
4を開閉するための電流を送る装置である。 以上のような構成において、コンピユータ7は
各住戸からのスイツチ6による残湯排出意向をも
とに、時間的に集中するときは、各住戸の電磁弁
4の開閉のスケジユールを組む。そして、そのス
ケジユールに沿つてスイツチ6が入つた時間より
排湯拒絶信号を弁制御器8に送り、残湯排出を遅
らせる。又、集中しないときは、残湯排出意向に
沿い温排水を排出する。排出された温排水は熱量
計測器5により計測され、その値はコンピユータ
7に記録され、積算値、すなわち(温度×排水
量)が計算される。以上のような方法により住戸
毎の排水熱量を固別に計測することができる。 第2図は本発明の実施例における電磁弁開閉の
メカニズムを表す図である。第1図と同一部分に
は同一符号を付す。弁制御器8は理論素子9で構
成され、その真理値表は下表に示すようになる。
【表】 すなわち、入力端子bにコンピユータ7から排
湯拒絶の指令が来ておらず、スイツチ6により入
力端子aに排湯の指令が与えられたときのみ出力
端子cから電磁弁4に排湯指令が与えられて、電
磁弁4が開放され排湯が開始される。スイツチ6
がOFFの場合はもちろん、スイツチ6がONにな
つても、コンピユータ7から排湯拒絶の指令が入
力端子bに与えられているときは出力端子cから
の指令は出力しない。 第3図はこの排湯のタイムチヤートを示す。今
住戸Aが時間A2〜A3にかけて排湯を行つている
とすると、コンピユータ7はこの期間論理素子9
の入力端子bに排湯拒絶の指令を出す。この期間
中に住戸Bが時間B2でスイツチ6を操作し排湯
を指示しても、入力端子bに排湯拒絶指令が入つ
ているので排湯は行われない。この様子を図中黒
棒で示した。更に時間C1において住戸Cが排湯
を指示しても同様に排湯はされない。時間A3
おいて住戸Aの排湯が終了すると、コンピユータ
7からの排湯拒絶指令が解除され、先に排湯を指
示した住戸BとCのうち、先に指示した住戸Bの
排湯が時間B2において開放され、コンピユータ
7は直ちに論理素子9の入力端子bに排湯拒絶指
令を出す。したがつて住戸Cの排湯は住戸Bの排
湯が終了する時間B3まで行われない。住戸Bの
排湯が終了すると、コンピユータ7の排湯拒絶指
令が解除され、時間C2より住戸Cの排湯が開始
される。同時に再びコンピユータ7が論理素子7
に排湯拒絶の指令を与えるので、時間D1に住戸
Dが排湯指令を出しても住戸Dの排湯は住戸Cの
排湯が時間C3に終了するまで行われない。住戸
Cの排湯が終了すると住戸Dの排湯が時間D2
D3の間行われる。 このように、コンピユータ7および論理素子9
の制御により排水管3には常に住戸1戸分の排水
が行われるので、各住戸毎の排熱量が固別に熱量
計測器5により計測できる。したがつてこの排熱
量を各住戸毎に通知したり、それに対応したメリ
ツトを還元することが可能となる。 また、回収した排熱を新たに再利用するために
は、回収した排熱量を単位時間積算累積し、所定
量に達したとき、排熱回収槽2にたまつている温
排水の熱量をとり出すようにすればよい。 発明の効果 以上のように本発明は、 複数の住戸の温水使用設備から排出される温水
を、各住戸排水管を介して、1つの集中排水管に
集結させる配管系と、 それぞれの住戸毎の前記温水使用設備と前記住
戸排水管との間に設けられ、開閉することにより
当該温水使用設備で温水を蓄積、あるいは蓄積さ
れていた温水を前記各住戸排水管に排出する電磁
弁と、 前記集中排水管に設けられ、当該集中排水管を
介して排出される温水の積算排熱量を計測する熱
量計測器と、 前記集中排水管から排出される温水の熱量を回
収するべく、当該集中排水管から排出される温水
を一旦蓄積しておく排熱回収曹と、 各住戸の居住者が自己の前記温水使用設備で蓄
積している温水の排出希望を指示する各住戸毎の
居住者用スイツチと、 前記居住者用スイツチにより温水の排出希望が
なされている住戸を唯一選択し、当該住戸の電磁
弁を開閉制御して当該住戸の温水を前記住戸排水
管を介して前記集中排水管に排出させるととも
に、前記集中排水管を通過する温水の積算排熱量
を前記熱量計測器により計測させ、その計測した
積算排熱量を当該住戸の積算排熱量として記憶
し、 当該動作を温水の排出希望の住戸がなくなるま
で繰り返えさせる集中制御手段とを設けることに
より、 各住戸に設けた電磁弁を中央制御手段により開
閉制御するだけで、たつた1つの熱量計測器のみ
の簡単な構成により各住戸の温水の排熱量を固別
に測定でき、その協力度合を容易に計測できるた
め、必要に応じて温水を排出することに積極的な
協力者のみに、最終的なメリツトを生じさせるこ
とも可能であり、最終的に積極的な協力者の数が
住宅の排熱システムの利用度が向上し、そのよう
なシステムの普及の促進を図ることができるもの
と思考できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による排熱量集中計測装置の実
施例を示す概略図、第2図は第1図の要部の構成
を示す概略図、第3図は第2図の構成の動作を説
明するためのタイムチヤート図である。 1…浴槽、2…排熱回収槽、3…排水管、4…
電磁弁、5…熱量計測器、6…スイツチ、7…コ
ンピユータ、8…弁制御器、9…論理素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の住戸の温水使用設備から排出される温
    水を、各住戸排水管を介して、1つの集中排水管
    に集結させる配管系と、 それぞれの住戸毎の前記温水使用設備と前記住
    戸排水管との間に設けられ、開閉することにより
    当該温水使用設備で温水を蓄積、あるいは蓄積さ
    れていた温水を前記各住戸排水管に排出する電磁
    弁と、 前記集中排水管に設けられ、当該集中排水管を
    介して排出される温水の積算排熱量を計測する熱
    量計測器と、 前記集中排水管から排出される温水の熱量を回
    収するべく、当該集中排水管から排出される温水
    を一旦蓄積しておく排熱回収曹と、 各住戸の居住者が自己の前記温水使用設備で蓄
    積している温水の排出希望を指示する各住戸毎の
    居住者用スイツチと、 前記居住者用スイツチにより温水の排出希望が
    なされている住戸を唯一選択し、当該住戸の電磁
    弁を開閉制御して当該住戸の温水を前記住戸排水
    管を介して前記集中排水管に排出させるととも
    に、前記集中排水管を通過する温水の積算排熱量
    を前記熱量計測器により計測させ、その計測した
    積算排熱量を当該住戸の積算排熱量として記憶
    し、当該動作を温水の排出希望の住戸がなくなる
    まで繰り返えさせる集中制御手段と を具備した排熱量集中計測装置。
JP62085796A 1987-04-09 1987-04-09 排熱量集中計測装置 Granted JPS63251732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62085796A JPS63251732A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 排熱量集中計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62085796A JPS63251732A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 排熱量集中計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63251732A JPS63251732A (ja) 1988-10-19
JPH057613B2 true JPH057613B2 (ja) 1993-01-29

Family

ID=13868846

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62085796A Granted JPS63251732A (ja) 1987-04-09 1987-04-09 排熱量集中計測装置

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