JPH0575980A - 動き検出装置 - Google Patents

動き検出装置

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Publication number
JPH0575980A
JPH0575980A JP3236043A JP23604391A JPH0575980A JP H0575980 A JPH0575980 A JP H0575980A JP 3236043 A JP3236043 A JP 3236043A JP 23604391 A JP23604391 A JP 23604391A JP H0575980 A JPH0575980 A JP H0575980A
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JP
Japan
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signal
motion
output
frame difference
frequency component
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Pending
Application number
JP3236043A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenta Sagawa
賢太 寒川
Masanori Hamada
雅則 浜田
Takuji Okamoto
卓二 岡本
Mitsuo Isobe
三男 磯辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0575980A publication Critical patent/JPH0575980A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は高品位テレビ信号(MUSE信号)の被
写体の動きを高精度に検出する動き検出装置の提供を目
的とする。 【構成】 減算器20aの出力には1フレーム差信号が得られLP
F90で帯域制限される。減算器20cの出力には高域成分が
得られる。減算器20bの出力には2フレーム差信号が得られ
る。それぞれの成分はHPF40で検出されるエッシ゛信号に従
って非線形処理回路70で動き量に変換され、最大値選択
器80で最大値が選択されて出力される。高域成分伝送路
には減衰器60が挿入されており減衰器60は2次元HPF30
で検出される斜め成分に従って制御される構成を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオフセットサブサンプリ
ングによって帯域圧縮されて伝送されてきた高品位テレ
ビ信号を復調するための映像信号処理装置に関し、特に
入力映像信号の被写体の動きを検出するための動き検出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】広帯域の高品位テレビ信号を伝送可能な
実用レベルの帯域に圧縮して伝送する有効な技術として
MUSE(Multiple Sub-Nyquist Sampling Encoding)
方式が提案されている(二宮、他「高品位テレビの衛星
1チャンネル伝送方式」テレビジョン学会技術報告TE
BS 95-2 VOL.7 No.44)。
【0003】この方式は広帯域の高品位テレビ信号を4
フィールドで一巡する4:1のサブナイキストサンプリ
ングを施すことによって帯域を約1/4に圧縮して伝送
する方式である。この圧縮された高品位テレビ信号(以
下、MUSE(ミューズ)信号という)は受信側におい
てフィールド内、フィールド間、フレーム間での内挿を
用いて、伝送されなかった標本点情報を近似的に再現す
るMUSEデコーダによって元の広帯域な高品位テレビ
信号に復元される。内挿方法は、MUSEデコーダの動
き検出装置において入力映像信号の被写体の動きを検出
し、例えば動画と判定された領域では動画処理としてフ
ィールド内内挿を選択する。また静止画と判定された領
域では静止画処理としてフィールド間およびフレーム間
内挿を選択する。あるいは動き量にしたがって両者を混
合し、元の高品位テレビ信号に復元する。このようにM
USEデコーダでは動き検出装置の性能が復元される高
品位テレビ信号の品質を大きく左右する。
【0004】図2は従来から知られている動き検出装置
の構成図である。図2において、2a、2bはフレーム
遅延器、3はハイパスフィルタ(以下HPFという)、
4a,4bは減算器、5a,5b,5cは絶対値回路、
6a,6bは非線形処理回路、7は最大値選択器、8は
ローパスフィルタ(以下LPFという)である。
【0005】この動き検出装置において、入力されたM
USE信号はフレーム遅延器2aおよびそれに縦続に接
続されたフレーム遅延器2bによって1フレームあるい
は2フレーム遅延される。したがって減算器4aでは1
フレーム差信号、減算器4bでは2フレーム差信号がそ
れぞれ得られる。1フレーム差信号はフレーム間オフセ
ットサブサンプリングによる折り返し歪が発生する高域
成分を除去する目的でLPF8を通す。一方HPF3で
エッジ信号を抽出し、各フレーム差信号を非線形処理回
路6aおよび6bにおいて非線形処理し4ビット程度の
動き信号とする。このとき図3に示すようにエッジ信号
の大きさで動き検出感度を制御する。制御法はエッジ信
号が大きくなるに従い動き検出感度を低くする。続いて
1フレーム差、2フレーム差に基づく動き信号の大きい
方を最大値選択器7によって選択し最終的な動き量とす
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うなMUSEデコーダの動き検出装置の構成は、1フレ
ーム間差信号に対してローパスフィルタで帯域を制限し
ているため、高域成分の動きが検出できない。したがっ
て2フレーム間で重なりあうような高域成分の動きが発
生した場合、2フレーム差および1フレーム差LPF出
力ではこの動きは検出できず動き検出抜けとなり二重像
などの画質劣化を生じるという課題を有していた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、動き
検出の精度を向上させた動き検出装置の提供を目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、入力映像信号を1フレーム期間遅延するた
めのフレームメモリと、前記入力映像信号と前記フレー
ムメモリの出力を減算する減算器と、前記減算器の出力
の高域成分を通過させるハイパスフィルタと、前記ハイ
パスフィルタの出力を抑圧する減衰器と、前記入力映像
信号の斜め成分を検出する斜め成分検出手段とを備え、
前記斜め成分検出手段の検出出力で前記減衰器の減衰量
を制御するという構成を備えたものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によって1フレーム差の
HPF出力信号も動き検出信号として用いるため従来の
1フレーム差のLPF出力では検出できなかった高域の
動きが検出できる。また静止画においてフレーム間オフ
セットサブサンプリングの折り返しが存在する斜め領域
では1フレーム差のHPF出力信号を抑圧して静止画を
動画と判定するような誤検出を防ぐ。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例の動き検出装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実
施例における動き検出装置の構成図である。図1におい
て10aおよび10bはフレーム遅延器、20a,20
bおよび20cは減算器、30は2次元HPF、40は
HPF、50a,50b,50c,50dおよび50e
は絶対値回路、60は減衰器、70a,70bおよび7
0cは非線形処理回路、80は最大値選択器、90はL
PFである。
【0011】入力されたMUSE信号はフレーム遅延器
10aおよびそれに縦続されたフレーム遅延器10bに
よって1フレームあるいは2フレーム期間遅延される。
したがって従来例において説明したように減算器20a
では1フレーム差信号、減算器20bでは2フレーム差
信号がそれぞれ得られる。1フレーム差信号はLPF9
0で帯域を制限され絶対値回路50cで絶対値化され非
線形処理回路70aに供給される。またLPF90の出
力信号は減算器20cの一方の入力端子に供給されてい
る。減算器20cのもう片方の入力端子には帯域が制限
される前の1フレーム差信号が供給されている。したが
って減算器20cの出力として1フレーム差の高域成分
(HPF成分)が出力され、絶対値回路50dで絶対値
化され減衰器60に供給される。減衰器60の出力信号
は非線形処理回路70bに供給される。ここで減衰器6
0での減衰量は2次元HPF30で検出された斜め信号
成分の大きさで制御される。MUSE方式においてフレ
ーム間オフセットサブサンプリングによる折り返しは斜
め成分として存在する。また折り返し成分はフレーム間
で位相が反転している。したがって静止画の場合でも1
フレーム差HPFの出力として検出される。これをその
まま動き信号として用いると静止画であるにもかかわら
ず動画であると誤判定され画質劣化をおこす。そこで2
次元HPFによって斜め成分を検出して斜め成分が大き
いときはフレーム間オフセットサブサンプリングによる
折り返しが存在すると判定して減衰器60の減衰量を増
加させ1フレーム差HPF出力成分を抑圧する。2フレ
ーム差信号は絶対値回路50eで絶対値化され非線形処
理回路70cに供給されている。
【0012】HPF40では従来例で説明したようにエ
ッジ信号をつくり各フレーム差信号を非線形処理回路7
0a,70b,70cで非線形処理して動き信号とす
る。このときエッジ信号の大きさで感度を制御すること
は従来例の説明で述べた通りである。続いて1フレーム
差LPF出力信号、1フレーム差HPF出力信号、2フ
レーム差信号に基づく動き信号の大きい方を最大値選択
器80によって選択し最終的な動き量とする。
【0013】このように本発明の一実施例の動き検出装
置によれば、入力映像信号を1フレーム期間遅延するフ
レームメモリと、フレームメモリの入出力の差をとる減
算器と、減算出力から高域成分を取り出す手段と、この
高域成分振幅の減衰器と、入力映像信号の斜め成分検出
手段を備えてあるので、1フレーム間の動きが検出で
き、その上に、静止画を動画と誤判定することがない。
【0014】なお、本実施例では減衰量が制御できる減
衰器を用いたが、ゲート回路あるいはスイッチを用い
て、2次元HPFの出力振幅に従って信号を通過/遮断
するような制御方法を用いてもよく、その場合はより回
路が簡素化される。
【0015】また、本実施例では請求項で述べた広帯域
1フレーム差信号として1フレーム差HPF出力信号を
用いたが、これに限らずより広帯域のLPFあるいはオ
ールパス特性であってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、入力映像信号を1フレーム期間遅延するため
のフレームメモリと、入力映像信号とフレームメモリの
出力を減算する減算器と、減算器の出力の高域成分を通
過させるハイパスフィルタと、ハイパスフィルタの出力
を抑圧する減衰器と、入力映像信号の斜め成分を検出す
る斜め成分検出手段とを備え、斜め成分検出手段の検出
出力で減衰器の減衰量を制御するという構成を備えてあ
るので、従来の1フレーム差のLPF出力では検出でき
なかった高域の動きが検出でき、動き検出抜けによる画
質劣化を防ぎ、また、静止画においてフレーム間オフセ
ットサブサンプリングの折り返しが存在する斜め領域で
は1フレーム差のHPF出力信号を抑圧するように配し
てあるので、静止画を動画と判定するような誤検出を防
ぐ動き検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における動き検出装置の構成を
示すブロック図
【図2】従来の動き検出装置の構成を示すブロック図
【図3】非線形処理の特性図
【符号の説明】
10 フレームメモリ 20 減算器 30 2次元ハイパスフィルタ 40 ハイパスフィルタ 50 絶対値回路 60 減衰器 70 非線形処理回路 80 最大値選択器 90 ローパスフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯辺 三男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オフセットサブサンプリングによって帯域
    圧縮された映像信号を入力とし、帯域制限した1フレー
    ム差信号に基づいて動き信号を得る第1の動き信号検出
    手段と、広帯域である1フレーム差信号に基づいて動き
    信号を得る第2の動き信号検出手段と、広帯域である2
    フレーム差信号に基づいて動き信号を得る第3の動き信
    号検出手段と、前記第1、第2および第3の動き信号検
    出手段の出力を合成する合成手段と、入力映像信号の空
    間周波数成分を検知するための空間周波数成分検出手段
    とを備え、前記空間周波数成分検出手段の検出信号で前
    記第2の動き検出手段の出力と前記合成手段との電気的
    結合を制御するようにした動き検出装置。
  2. 【請求項2】空間周波数成分検出手段の検出出力の増加
    に伴って前記電気的結合を疎にするように制御する構成
    とした請求項1記載の動き検出装置。
  3. 【請求項3】空間周波数成分検出手段は2次元高域成分
    を検出する手段である請求項1記載の動き検出装置。
JP3236043A 1991-09-17 1991-09-17 動き検出装置 Pending JPH0575980A (ja)

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JPH0575980A true JPH0575980A (ja) 1993-03-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007110217A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Canon Inc Ip変換処理装置、その制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007110217A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Canon Inc Ip変換処理装置、その制御方法

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