JPH0575637B2 - - Google Patents

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JPH0575637B2
JPH0575637B2 JP22959386A JP22959386A JPH0575637B2 JP H0575637 B2 JPH0575637 B2 JP H0575637B2 JP 22959386 A JP22959386 A JP 22959386A JP 22959386 A JP22959386 A JP 22959386A JP H0575637 B2 JPH0575637 B2 JP H0575637B2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
filling
heat
cutting line
article
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP22959386A
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Japanese (ja)
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JPS6396062A (en
Inventor
Yukio Takada
Takeshi Shinohara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Priority to DE8787105211T priority patent/DE3767343D1/en
Priority to AT87105211T priority patent/ATE60019T1/en
Priority to KR1019870003350A priority patent/KR910009833B1/en
Priority to AT88102651T priority patent/ATE67964T1/en
Priority to AU71167/87A priority patent/AU588445B2/en
Priority to EP19880102651 priority patent/EP0282773B1/en
Priority to AU79402/87A priority patent/AU603608B2/en
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔産業上の利用分野〕 本発明は物品の充填包装方法およびその装置に
関するものである。。さらに詳しくいえば、本発
明は、層間剥離可能な多層構造の容器を用い、食
品、医薬品などの包装に好適な、密封性に優れ、
しかも容易に開封しうる包装体を与えるための物
品の充填包装方法、およびこのような物品の充填
包装を容易に行うための装置に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 従来、食品類を主とする物品の包装方法として
は、包装の連続化や、包装コストを低下させるた
めに、シート状熱可塑性樹脂を用い、真空あるい
は圧空などの熱成形手段により、複数の容器類を
成形し、この容器に物品を充填したのち、蓋材フ
イルムでヒートシールし、その後打抜加工すると
いつた方法がとられている。この方法は、単なる
包装の効率化に加えて、シートからの一貫ライン
によつて包装体が得られるために、汚染を防止し
やすい点からも注目されている。 しかしながら、従来の方法では、ヒートシール
した蓋材を使用時に剥離することが困難で、開封
のために刃物を必要としたり、あるいは、手で開
封しうるようにするためには、密封力の低下を免
れず、したがつてレトルト食品などの包装には安
全上不安があつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 そこで、本出願人は、先に層間剥離を利用した
易開封性容器を提案した。 本発明は、層間剥離可能な多層構造の容器を用
い、密封性に優れ、しかも容易に開封しうる包装
体を与えるための物品の充填包装方法、およびこ
のような物品の容器成形から充填包装までを容易
に行うための装置の提供を目的とするものであ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは前記の目的を達成するために鋭意
研究を重ねた結果、本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明の第1の目的は、容器内に物
品を充填したのち、該容器のフランジ部に蓋材を
ヒートシールして該物品を包装するに際し、該容
器として層間剥離可能な多層構造のものを用い、
かつ物品の充填の前後のいずれかにおいて、該容
器のヒートシール部より内側のフランジ部の最内
層に切断線を設けて、蓋材をヒートシールするこ
とを特徴とする物品の充填包装方法を提供するこ
とである。 また、第2の目的は、層間剥離可能な多層構造
のシート類から容器を形成するための容器成形手
段、物品を該容器に充填するための物品充填手
段、物品の充填の前後のいずれかにおいて、該容
器のフランジ部と蓋材とのヒートシール部より内
側のフランジ部の最内層に切断線を設けるための
切断線形成手段、該容器のフランジ部に蓋材をヒ
ートシールするための蓋材ヒートシール手段およ
びヒートシール部の周囲を打抜くための打抜手段
から構成されたことを特徴とする物品の充填包装
用装置を提供することである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明で用いる層間剥離可能な多層構造の容器
としては、特に制限されるものではなく、層間の
剥離強度が適度になるような樹脂の組み合わせか
らなる多層構造を有しておればよい。これらの樹
脂としては、ポリオレフイン系樹脂、ポリスチレ
ン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹
脂、熱可塑性エラストマーなど、あるいはこれら
の混合物、さらには、各種の添加剤あるいは無機
充填剤を5〜70重量%混合した樹脂などがある。 例えば、ポリプロピレンとポリエチレンの混合
樹脂とポリプロピレン、ポリスチレンとエチレン
−酢酸ビニル共重合体、無機充填剤含有ポリオレ
フインとポリエチレンテレフタレートなどを例示
できる。 次に、レトルト処理に用いることを可能にした
例示として好ましいものとして、例えばポリプロ
ピレン系樹脂とポリエチレン系樹脂との混合樹脂
層と、高密度ポリエチレン樹脂層とを組み合わせ
たものが好適である。この混合樹脂層に用いられ
るポリプロピレン系樹脂としては、高結晶性のプ
ロピレン単独重合体のほかに、エチレン、ブテン
−1、ペンテン−1、3−メチルブテン−1、4
−メチルペンテン−1などのα−オレフインとの
ランダム共重合体や、これらの混合物などが挙げ
られる。なお、ランダム共重合体としては多段重
合で得られるホモポリプロピレンとの混合物であ
つてもよい。前記共重合体においては、共重合モ
ノマーの割合が10モル%以下のものが好ましい。
また、これらのポリプロピレン系樹脂は、メルト
インデツクス(MI)が0.1〜20の範囲にあるもの
が好適である。 一方、該混合樹脂層に用いられるポリエチレン
系樹脂としては、低密度(高圧法低密度ポリエチ
レン、直鎖状低密度ポリエチレンなど)、中密度
および高密度ポリエチレンのいずれも使用するこ
とができ、また、エチレン単独重合体のほかに、
プロピレンや、ブテン−1、ペンテン−1、3−
メチルブテン−1、4−メチルペンテン−1など
のα−オレフインまたは酢酸ビニルとの結晶性あ
るいは低結晶性ないし非晶性のランダムまたはブ
ロツク共重合体、あるいはこれらの混合物なども
使用することができる。前記共重合体において
は、共重合モノマーの割合は20モル%以下のもの
が好ましい。また、これらのポリエチレン系樹脂
は、メルトインデツクスが0.02〜50の範囲にあ
り、かつ密度が0.850〜0.980g/cm3の範囲にある
ものが好適である。 前記のポリプロピレン系樹脂とポリエチレン系
樹脂との割合は、好ましくは重量基準で50:50な
いし97:3、さらに好ましくは60:40ないし95:
5の範囲で選ばれる。 さらに、この樹脂混合物には、所望に応じ、そ
の相溶性を改善するために第3の樹脂成分を配合
することができる。このような第3樹脂成分とし
ては、例えば不飽和カルボン酸またはその誘導体
により変性された変性ポリオレフイン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリレート
共重合体、エチレン−プロピレンゴム、エチレン
−プロピレン−ジエン系ゴム、ポリブテン、ポリ
イソブチレン、ポリブタジエン系ゴム、ポリイソ
プレン系ゴム、アタクチツクポリ−4−メチルペ
ンテン−1、スチレン−ブタジエンゴム、アクリ
ロニトリル−ブタジエンゴム、イオン架橋オレフ
イン共重合体(アイオノマー)などが挙げられ、
これらはそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以
上組み合わせて用いてもよい。これらの第3成分
はポリプロピレン系樹脂100重量部あたり、30重
量部以下の量で用いることが好ましい。 本発明の充填包装方法に用いる多層構造の容器
のもう一つの層の高密度ポリエチレン樹脂層に用
いられる高密度ポリエチレン樹脂としては、エチ
レン単独重合体の他に、プロピレンや、ブテン−
1、ペンテン−1、3−メチルブテン−1、4−
メチルペンテン−1などのα−オレフインとの共
重合体などが挙げられる。この共重合体において
は、共重合モノマーの割合は10モル%以下のもの
が好ましい。この高密度ポリエチレン樹脂は、密
度が0.940〜0.975g/cm3の範囲にあるものが好ま
しく、また、密度や分子量分布の異なるものの混
合物であつてもよい。 これらの樹脂層はそのまま用いてもよいが、通
常ガスバリヤー性の向上や、容器の変形を少なく
する目的で、さらに他の材料を用い、3層以上の
多層体として用いてもよい。他の材料としては、
例えばエチレン−ビニルアルコール共重合体、ポ
リ塩化ビニリデン、ナイロン、ポリエチレンテレ
フタレートなどの樹脂層やアルミ蒸着層などのガ
スバリヤー性に優れたものが挙げられる。これら
の他の材料からなる層は、1層のみとしてもよい
し、2層以上からなる積層体であつてもよく、ま
た、無機充填剤10〜80重量%を含有する樹脂層を
設けたものであつてもよい。 上記の多層構造の容器は、前記した組み合わせ
の樹脂を用いて、共押出多層シートあるいはラミ
ネートシートを、真空成形、圧空成形などにより
成形したり、多層射出成形、多層射出ブロー成
形、多層ブロー成形などによつて得ることができ
る。さらに、紙などの容器の内側に多層フイルム
をを熱成形することによつても得ることができ
る。ラミネート加工としては、例えばエキストル
ージヨンラミネート、ホツトメルトラミネート、
ドライラミネート、ウエツトラミネートなどの方
法を用いることができる。 該混合樹脂層、高密度ポリエチレン樹脂層の厚
さは、通常、10〜1000μm、好ましくは20〜
500μmの範囲にあることが好ましい。 容器の層構成は、容器の開口側のフランジ部に
おいて、蓋材と容器が環状に難剥離性にヒートシ
ールされ、この接着力が多層構造の容器の層間接
着力より大きければいずれでもよく、蓋材のシー
ラント層樹脂により適宜選定すればよい。例えば
ポリエチレン系シーラント層の場合、高密度ポリ
エチレン層を容器の最内層とする。なお、本発明
に用いる容器にあつては、容器に剥離層を有する
限り、容器最内層の内側に必要に応じて、シール
層など他の層を有していてもよい。このシール法
としては、従来プラスチツクフイルムの熱接合に
慣用されている方法、例えばヒートシール法、イ
ンパルスシール法、高周波接合法、超音波接合法
などを採用することができる。 多層構造の容器の強度は外側の層で保てばよ
く、最内層は内容物の保護ができればよいので薄
くすることができる。 多層容器本体の最内層とこれに接する層の層間
剥離強度は通常、剥離強度1.5Kg/15mm以下(引
張速度 300mm/min、以下同じ)、好ましくは、
1.3Kg/15mm以下であることが望ましい。 なお、容器の形状は特に限定されるものではな
く、通常、円、四角などであり、この形状のフラ
ンジ部に沿つて環状にヒートシールされる。ま
た、カツプ状であつてもトレー状であつてもよ
い。 本発明で用いる蓋材は、単層フイルムであつて
も多層フイルムであつてもいずれでもよく、特に
制限はない。多層フイルムを用いた場合について
説明すると、プラスチツクの単層フイルム、多層
フイルム、紙、アルミ箔、またはこれらの複合材
料などからなる基材に、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン−α−オレフイン共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体などからなる容器の
最内層に対して易ヒートシール性を有する樹脂か
らなるシーラント層を積層したものが好適であ
る。 本発明においては、前記の容器に物品を充填す
る前後のいずれかにおいて、容器のヒートシール
部より内側のフランジ部の最内層に切断線を設け
ることが必要である。この切断線は、例えば切り
込み刃や切削刃による物理的な方法、熱線溶断
(インパルス)や熱刃による溶断などの加熱によ
る方法、超音波による機械的振動法、高周波によ
る内部発熱法などにより設けられ、蓋材を剥がす
際に最内層を蓋材と共に環状に容易に切断できる
ものであればよく、最内層のみならず最内層に接
する層まで切断されていても、最内層の一部だけ
切断されていてもよい。また、環状の切断線は、
全周にわたつてつけてもよいし、一部は残してお
いてもよい。蓋材の一部がついたまま剥がすよう
な場合に、そこの部分だけ切断線を入れないよう
にする。ヒートシール部の内縁と切断線までの長
さtは0.5mm〜10mm、好ましくは2〜10mmである。 このような切断線を物品充填前に設けた場合に
は、次いで該容器に物品を充填したのち、蓋材を
フランジ部にヒートシールする。この切断線の形
成は、例えば先端V字型の環状切り込み刃、加熱
刃を押圧することによつて容易に行われる。この
場合従来行われている蓋材のシール前の空打ちに
より予熱する空打ちリングに切断線形成用リング
を組みこむことができる。なお剥離のための舌片
付容器の場合には、剥離開始性をよくするために
舌片部のシートに貫通する切り込みを形成するこ
とが望ましい。また、物品充填後に切断線を設け
た場合には、続いて蓋材をフランジ部にヒートシ
ールする。多層構造の容器の最内層と蓋材のシー
ル部との剥離強度は、前記の容器層間の剥離強度
より大きく、通常2.0Kg/15mm以上、好ましくは
2.5Kg/15mm以上であることが望ましい。 このようにして、蓋材をヒートシールしたの
ち、ヒートシール部の周囲を打抜くことにより、
剥離性開封部を有する包装体が得られる。なおこ
の場合、2または3個を一体として打抜きしても
よい。 次に、このような方法により得られた包装体の
剥離性開封部の一例の断面図を第1図に示す。A
は多層構造を有する容器で、2は容器の最内層、
1はこれに接する層である。Bは容器の蓋材で、
容器の最内層2と易ヒートシール性を有するシー
ラント層3と基材4を有するものである。5はヒ
ートシール部で、容器と蓋材は容器開口フランジ
部で環状に難剥離ヒートシールされている。6は
切り込みによる切断線で、多層容器の最内層2の
環状ヒートシール部の内側に設けられている。ま
た、蓋材の外縁は容器より外側にはみ出ており、
蓋をあける際につまみやすいようにつまみ部7を
形成している。以上本発明の充填包装方法につい
て述べたが、この場合の容器の成形は、一貫ライ
ンで成形する場合のみでなく、あらかじめ成形さ
れた多層容器を含むものである。 次に、本発明の物品の充填包装用装置は、前記
充填包装方法のうち、一貫ラインを行うものであ
る。その一例を添付図面に従つて説明すると、第
2図は該装置の一例を示す原理図である。多層シ
ート11はまず加熱手段12で加熱されたのち、
容器成形手段13に供給される。この成形手段1
3において、多層シート11は、例えば真空成形
や圧空成形などにより容器に成形される。 次に、成形された容器は物品充填部手段14に
供給されて、該容器内に物品が充填されたのち、
切断線形成手段15において、該容器のフランジ
部と蓋材とのヒートシール部より内側のフランジ
部の最内層に切断線が設けられる。なお、本発明
においては、前記の物品充填工程と、この切断線
形成工程はたがいに前後してもよく、また切断線
形成工程には、シール部空打工程が含まれていて
もよい。次に、蓋材ヒートシール手段16におい
て、該容器のフランジ部に蓋材がヒートシールさ
れたのち、打抜手段17において、ヒートシール
部の周囲が打抜かれて、剥離性開封部を有する包
装体が得られる。18は蓋材フイルムを表す。 〔作用〕 本発明方法により得られた包装体を開封する場
合には、次に示す動作により簡単に開封すること
ができる。 例えば、第1図において、つまみ部7を上方に
もちあげる。すると多層構造の容器Aの最内層2
とこれに接する層1の間で剥離し、切断線6のと
ころまで最内層が剥離する。以後引き続いて層
1、層2間で剥離が進行し、蓋材Bが剥がされ
る。従つて、蓋材と容器が難剥離ヒートシールさ
れていても容易に開封できる。また、シール面か
ら剥離する従来法に比べて、シール端部の不完全
シールによるノツチ効果、シール条件の差、夾雑
物の影響などがなく、開封力の安定が図れる。ま
た、ヒートシールの剥離強度を高くしても剥離が
可能となるため、ボイル、レトルト処理に耐える
耐熱性が良好な容器となる。また、切断線の深さ
を制御することによつて、すなわち最内層の一部
だけに切断線を設けることや、ヒートシール端部
と切断線との間隙を2mm以上に制御することによ
つて内側(非開封側)からの剥離強度を高くする
ことができる。 本発明の充填包装用装置は容器成形手段、物品
充填手段、切断線形成手段、ヒートシール手段、
打抜手段を備えているので、容器の成形から打抜
まで一貫工程で効率よく易開封性包装体を作製す
ることができる。 〔実施例〕 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明す
るが、本発明はこれらの例によつてなんら限定さ
れるものではない。 実施例 1 共押出成形により4種6層の多層シート(厚み
0.8mm)を成形した。 a:b:c:d:c:b=50:350:20:30:
20:350(μm) a:高密度ポリエチレン〔出光石油化学(株)、出
光ポリエチレン 440M、密度0.06g/cm3、MI
0.9g/10分、分子量分布 小〕 b:ポリプロピレン樹脂〔出光石油化学(株)、出
光ポリプロ E−100G、MI 0.6g/10分〕80重量
部と低密度ポリエチレン樹脂〔東洋曹達(株)、ペト
ロセン172、密度0.92g/cm3、MI 0.3g/10分、〕
20重量部との混合物 c:無水マレイン酸変性ポリプロピレン〔出光石
油化学(株)、出光ポリタツクE100〕 d:エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
〔(株)クラレ、エバール EP−F101、エチレン含
有率 32モル%、MI 1.3g/10分〕 このシートを用い、第2図に示す装置により、
以下のような加工処理を行い、剥離性開封部を有
する包装体を得た。 すなわち、該シートより真空、圧空成形によ
り、60mmΦ×40mm(高さ)のフランジ付容器(16
コ取り)を成形した(第3図)。この容器のフラ
ンジ部に、先端V字型の加熱環状刃(180℃を押
圧し、深さ約60μmの環状切り込み切断線を形成
した。次に、この容器に水を充填したのち、その
フランジ部に蓋材e:f:g〔配向ナイロン
(ONY):ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、直鎖状
低密度ポリエチレン(LLDPE)=15:20:40
(μm)〕を直鎖状低密度ポリエチレン面をシール
層として、温度175℃、圧力4Kg、1.5秒、2度打
ちのシール条件でヒートシールを行つた。なお、
t=2mmとした。次いで容器成形充填シートを次
工程で打抜いた。この密封容器のフランジ部の剥
離試験をJIS K 6854に準じて行つた。また、
120℃、30分のレトルト処理後の剥離試験を行つ
た。結果を表に示す。なおレトルト処理後におい
て破損もなかつた。 実施例 2 高密度ポリエチレンを出光ポリエチレン530B
〔出光石油化学(株)、MI 0.3g/10分、密度
0.957g/cm3、分子量分布 大〕に変えた以外は実
施例1と同様に行つて容器を得た。結果を表に示
す。
[Industrial Application Field] The present invention relates to a method for filling and packaging articles and an apparatus therefor. . More specifically, the present invention uses a container with a multi-layered structure that can be peeled off, has excellent sealing properties, and is suitable for packaging foods, medicines, etc.
Moreover, the present invention relates to a method for filling and packaging articles to provide a package that can be easily opened, and an apparatus for easily filling and packaging such articles. [Prior Art] Conventionally, in order to make packaging continuous and reduce packaging costs, methods for packaging products, mainly foods, have used sheet-shaped thermoplastic resins and thermoforming methods such as vacuum or compressed air. Accordingly, a method has been adopted in which a plurality of containers are formed, the containers are filled with articles, heat-sealed with a lidding film, and then punched. This method has attracted attention not only for its efficiency in packaging, but also because it makes it easy to prevent contamination because the package can be obtained through an integrated line from the sheet. However, with conventional methods, it is difficult to peel off the heat-sealed lid material during use, requiring a knife to open the lid, or the sealing force is reduced to allow the lid to be opened by hand. Therefore, there were concerns about the safety of packaging retort foods. [Problems to be Solved by the Invention] Therefore, the present applicant has previously proposed an easy-to-open container that utilizes delamination. The present invention relates to a method for filling and packaging an article using a container with a multi-layered structure that can be peeled off, and for providing a package with excellent sealing properties that can be easily opened. The purpose of this invention is to provide a device for easily performing the following steps. [Means for Solving the Problems] The present inventors have conducted intensive research to achieve the above object, and as a result, have completed the present invention. That is, the first object of the present invention is to provide a container with a multilayer structure that can be delaminated when the container is packaged by heat-sealing a lid material to the flange of the container after filling the container with the product. using things,
and providing a method for filling and packaging an article, characterized in that either before or after filling the article, a cutting line is provided in the innermost layer of the flange section inside the heat sealing section of the container, and the lid material is heat sealed. It is to be. The second object is to provide a container forming means for forming a container from sheets having a multilayer structure that can be delaminated, an article filling means for filling the container with articles, and a container forming means for forming a container from sheets having a multilayer structure that can be delaminated. , a cutting line forming means for providing a cutting line in the innermost layer of the flange part inside the heat sealing part between the flange part of the container and the lid material, and a lid material for heat sealing the lid material to the flange part of the container. It is an object of the present invention to provide an apparatus for filling and packaging articles, characterized by comprising a heat sealing means and a punching means for punching out the periphery of the heat sealing part. The present invention will be explained in detail below. The container with a multilayer structure capable of peeling between layers used in the present invention is not particularly limited as long as it has a multilayer structure made of a combination of resins that provides appropriate peel strength between layers. These resins include polyolefin resins, polystyrene resins, polyamide resins, polyester resins, thermoplastic elastomers, etc., or mixtures thereof, as well as various additives or inorganic fillers mixed in an amount of 5 to 70% by weight. There are resins that are made of resin. Examples include a mixed resin of polypropylene and polyethylene and polypropylene, polystyrene and ethylene-vinyl acetate copolymer, polyolefin containing an inorganic filler and polyethylene terephthalate. Next, as a preferred example that can be used for retort processing, a combination of a mixed resin layer of polypropylene resin and polyethylene resin and a high-density polyethylene resin layer is suitable, for example. The polypropylene resin used in this mixed resin layer includes, in addition to highly crystalline propylene homopolymer, ethylene, butene-1, pentene-1, 3-methylbutene-1, and
Examples include random copolymers with α-olefin such as -methylpentene-1, and mixtures thereof. Note that the random copolymer may be a mixture with homopolypropylene obtained by multistage polymerization. In the copolymer, the proportion of copolymerizable monomers is preferably 10 mol % or less.
Further, these polypropylene resins preferably have a melt index (MI) in the range of 0.1 to 20. On the other hand, as the polyethylene resin used for the mixed resin layer, any of low density (high pressure low density polyethylene, linear low density polyethylene, etc.), medium density and high density polyethylene can be used, and In addition to ethylene homopolymer,
Propylene, butene-1, pentene-1, 3-
Crystalline or low-crystalline to amorphous random or block copolymers with α-olefins such as methylbutene-1 and 4-methylpentene-1 or vinyl acetate, or mixtures thereof can also be used. In the copolymer, the proportion of copolymerizable monomers is preferably 20 mol% or less. Further, these polyethylene resins preferably have a melt index in the range of 0.02 to 50 and a density in the range of 0.850 to 0.980 g/cm 3 . The ratio of the polypropylene resin to the polyethylene resin is preferably 50:50 to 97:3, more preferably 60:40 to 95:3 on a weight basis.
Selected from a range of 5. Furthermore, a third resin component can be added to this resin mixture, if desired, in order to improve its compatibility. Such third resin components include, for example, modified polyolefins modified with unsaturated carboxylic acids or derivatives thereof, ethylene-vinyl acetate copolymers, ethylene-acrylate copolymers, ethylene-propylene rubber, and ethylene-propylene-diene. rubber, polybutene, polyisobutylene, polybutadiene rubber, polyisoprene rubber, atactic poly-4-methylpentene-1, styrene-butadiene rubber, acrylonitrile-butadiene rubber, ionically crosslinked olefin copolymer (ionomer), etc.
These may be used alone or in combination of two or more. These third components are preferably used in an amount of 30 parts by weight or less per 100 parts by weight of the polypropylene resin. In addition to ethylene homopolymer, the high-density polyethylene resin used for the high-density polyethylene resin layer, which is another layer of the multilayered container used in the filling and packaging method of the present invention, may include propylene, butene, etc.
1, pentene-1,3-methylbutene-1,4-
Examples include copolymers with α-olefin such as methylpentene-1. In this copolymer, the proportion of copolymerizable monomers is preferably 10 mol% or less. This high-density polyethylene resin preferably has a density in the range of 0.940 to 0.975 g/cm 3 , and may be a mixture of resins having different densities and molecular weight distributions. These resin layers may be used as they are, but other materials may be used to form a multilayered body of three or more layers, usually for the purpose of improving gas barrier properties and reducing deformation of the container. Other materials include
Examples include resin layers such as ethylene-vinyl alcohol copolymer, polyvinylidene chloride, nylon, and polyethylene terephthalate, and materials with excellent gas barrier properties such as aluminum vapor-deposited layers. The layer made of these other materials may be only one layer, or may be a laminate consisting of two or more layers, or may be provided with a resin layer containing 10 to 80% by weight of an inorganic filler. It may be. The above-mentioned multilayer structure container can be produced by molding a coextruded multilayer sheet or a laminate sheet using the combination of resins described above by vacuum forming, pressure forming, etc., or by forming it by using multilayer injection molding, multilayer injection blow molding, multilayer blow molding, etc. It can be obtained by Furthermore, it can also be obtained by thermoforming a multilayer film inside a container such as paper. Examples of lamination processing include extrusion lamination, hot melt lamination,
Methods such as dry lamination and wet lamination can be used. The thickness of the mixed resin layer and high density polyethylene resin layer is usually 10 to 1000 μm, preferably 20 to 1000 μm.
Preferably, it is in the range of 500 μm. The layer structure of the container may be any structure as long as the lid material and the container are heat-sealed in an annular manner with difficulty in peeling at the flange on the opening side of the container, and this adhesive strength is greater than the interlayer adhesive strength of a container with a multilayer structure. It may be selected appropriately depending on the sealant layer resin of the material. For example, in the case of a polyethylene sealant layer, the high density polyethylene layer is the innermost layer of the container. In addition, in the case of the container used in the present invention, as long as the container has a release layer, other layers such as a sealing layer may be provided inside the innermost layer of the container as necessary. As this sealing method, methods conventionally used for thermally bonding plastic films, such as a heat sealing method, an impulse sealing method, a high frequency bonding method, an ultrasonic bonding method, etc., can be employed. The strength of a multilayered container can be maintained by the outer layer, and the innermost layer can be made thin because it only needs to protect the contents. The peel strength between the innermost layer of the multilayer container body and the layer in contact with it is usually 1.5 kg/15 mm or less (pulling speed 300 mm/min, the same applies hereinafter), preferably,
Desirably less than 1.3Kg/15mm. Note that the shape of the container is not particularly limited, and is usually circular, square, etc., and is annularly heat-sealed along the flange portion of this shape. Moreover, it may be cup-shaped or tray-shaped. The lid material used in the present invention may be a single layer film or a multilayer film, and is not particularly limited. When using a multilayer film, polyethylene, polypropylene, ethylene-α-olefin copolymer, ethylene - A sealant layer made of a resin having easy heat sealability is preferably laminated on the innermost layer of the container made of vinyl acetate copolymer or the like. In the present invention, it is necessary to provide a cutting line on the innermost layer of the flange portion of the container, which is inside the heat-sealed portion, either before or after filling the container with the article. This cutting line can be created, for example, by a physical method using a notch blade or a cutting blade, a heating method such as hot wire fusing (impulse) or fusing with a hot blade, a mechanical vibration method using ultrasonic waves, an internal heating method using high frequency, etc. It is sufficient that the innermost layer can be easily cut into a ring shape together with the lid material when the lid material is peeled off, and even if not only the innermost layer but also the layer in contact with the innermost layer is cut, only a part of the innermost layer is cut. You can leave it there. In addition, the circular cutting line is
You can apply it all the way around, or you can leave a part of it. If you are peeling off the lid with part of it still attached, avoid making a cutting line in that area. The length t from the inner edge of the heat-sealed portion to the cutting line is 0.5 mm to 10 mm, preferably 2 to 10 mm. When such a cutting line is provided before filling the container, the lid material is heat-sealed to the flange after the container is filled with the product. This cutting line is easily formed by pressing a V-shaped annular cutting blade or a heating blade, for example. In this case, the cutting line forming ring can be incorporated into the blank ring which is preheated by blank punching before sealing the lid material, which is conventionally done. In the case of a container with a tongue piece for peeling, it is desirable to form a penetrating cut in the sheet of the tongue piece in order to improve the peeling startability. Further, if a cutting line is provided after filling the article, the lid material is then heat-sealed to the flange portion. The peel strength between the innermost layer of the multilayered container and the sealing part of the lid material is greater than the peel strength between the container layers, usually 2.0 kg/15 mm or more, preferably 2.0 Kg/15 mm or more.
Desirably 2.5Kg/15mm or more. After heat-sealing the lid material in this way, by punching out the area around the heat-sealed part,
A package having a peelable opening is obtained. In this case, two or three pieces may be punched out as one piece. Next, FIG. 1 shows a cross-sectional view of an example of a peelable opening portion of a package obtained by such a method. A
is a container with a multilayer structure, 2 is the innermost layer of the container,
1 is a layer in contact with this. B is the container lid material;
The container has an innermost layer 2, a sealant layer 3 having easy heat-sealability, and a base material 4. Reference numeral 5 denotes a heat-sealed portion, in which the container and the lid are heat-sealed in an annular shape at the opening flange of the container so as to be difficult to peel off. Reference numeral 6 indicates a cutting line formed by an incision, which is provided inside the annular heat-sealed portion of the innermost layer 2 of the multilayer container. In addition, the outer edge of the lid protrudes beyond the container,
A knob part 7 is formed so that it is easy to grasp when opening the lid. The filling and packaging method of the present invention has been described above, and the container molding in this case includes not only molding on an integrated line but also pre-formed multilayer containers. Next, the apparatus for filling and packaging articles of the present invention is one that performs an integrated line of the above-mentioned filling and packaging method. An example of this will be explained with reference to the accompanying drawings. FIG. 2 is a principle diagram showing an example of the device. The multilayer sheet 11 is first heated by the heating means 12, and then
It is supplied to the container forming means 13. This forming means 1
In step 3, the multilayer sheet 11 is formed into a container by, for example, vacuum forming or pressure forming. Next, the shaped container is supplied to the article filling unit means 14, and after the article is filled in the container,
In the cutting line forming means 15, a cutting line is provided in the innermost layer of the flange part of the container, which is inside the heat-sealed part between the flange part and the lid material. In the present invention, the article filling step and this cutting line forming step may be carried out before or after each other, and the cutting line forming step may include a blank sealing step. Next, the lid is heat-sealed to the flange portion of the container in the lid heat-sealing means 16, and then the periphery of the heat-sealed portion is punched out in the punching means 17 to form a package having a peelable opening portion. is obtained. 18 represents a lidding film. [Function] When opening the package obtained by the method of the present invention, it can be easily opened by the following operation. For example, in FIG. 1, the knob 7 is lifted upward. Then, the innermost layer 2 of container A with a multilayer structure
The innermost layer peels off to the cutting line 6. Thereafter, peeling continues between layer 1 and layer 2, and lid material B is peeled off. Therefore, even if the lid and the container are heat-sealed to prevent peeling, the lid can be easily opened. Furthermore, compared to the conventional method of peeling from the sealing surface, there is no notch effect due to incomplete sealing at the end of the seal, differences in sealing conditions, influence of foreign substances, etc., and the opening force can be stabilized. Further, since peeling is possible even if the peel strength of the heat seal is increased, the container has good heat resistance and can withstand boiling and retort processing. In addition, by controlling the depth of the cutting line, that is, by providing the cutting line only in a part of the innermost layer, and by controlling the gap between the heat-sealed end and the cutting line to 2 mm or more. Peel strength from the inside (unopened side) can be increased. The filling and packaging apparatus of the present invention includes a container forming means, an article filling means, a cutting line forming means, a heat sealing means,
Since a punching means is provided, an easy-to-open package can be efficiently produced in an integrated process from container molding to punching. [Examples] Next, the present invention will be explained in more detail with reference to Examples, but the present invention is not limited to these Examples in any way. Example 1 A multilayer sheet of 4 types and 6 layers (thickness:
0.8mm). a:b:c:d:c:b=50:350:20:30:
20:350 (μm) a: High-density polyethylene [Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., Idemitsu Polyethylene 440M, density 0.06g/cm 3 , MI
0.9 g/10 minutes, small molecular weight distribution] b: Polypropylene resin [Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., Idemitsu Polypro E-100G, MI 0.6 g/10 minutes] 80 parts by weight and low density polyethylene resin [Toyo Soda Co., Ltd., Petrocene 172, density 0.92g/ cm3 , MI 0.3g/10min,]
Mixture with 20 parts by weight c: Maleic anhydride modified polypropylene [Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., Idemitsu Polytac E100] d: Saponified ethylene-vinyl acetate copolymer [Kuraray Co., Ltd., EVAL EP-F101, ethylene content 32 mol%, MI 1.3 g/10 minutes] Using this sheet, with the apparatus shown in Figure 2,
The following processing was performed to obtain a package having a peelable opening part. In other words, by vacuum and pressure forming the sheet, a 60mmΦ x 40mm (height) flanged container (16
(Fig. 3). A heated annular blade with a V-shaped tip (180°C was applied to the flange of this container to form an annular cutting line with a depth of about 60 μm.Next, after filling this container with water, the flange Lid material e:f:g [Oriented nylon (ONY): polyvinylidene chloride (PVDC), linear low-density polyethylene (LLDPE) = 15:20:40
(μm)] with the linear low-density polyethylene surface as the sealing layer, heat sealing was performed under the following sealing conditions: temperature 175°C, pressure 4 kg, 1.5 seconds, twice. In addition,
t=2 mm. The container-formed and filled sheet was then punched out in the next step. A peel test on the flange portion of this sealed container was conducted in accordance with JIS K 6854. Also,
A peel test was conducted after retort treatment at 120°C for 30 minutes. The results are shown in the table. There was no damage after the retort treatment. Example 2 High-density polyethylene is made of Idemitsu polyethylene 530B
[Idemitsu Petrochemical Co., Ltd., MI 0.3g/10min, density
A container was obtained in the same manner as in Example 1 except that the molecular weight distribution was changed to 0.957 g/cm 3 , large molecular weight distribution]. The results are shown in the table.

〔発明の効果〕〔Effect of the invention〕

本発明方法によると、出発材料として多層シー
トを用い、特別な工程の付加を必要とせずに、あ
る場合には、容器の成形から打抜まで一貫工程で
易開封性包装体が得られるので、内容物が汚染さ
れることがなく、かつ包装コストが低い。 本発明の装置は本発明方法を実施するために好
適な装置であり、容器成形手段、物品充填手段、
切断線形成手段、ヒートシール手段、打抜手段を
備えているので、多層シートを用い、容器の成形
から打抜まで一貫工程で効率よく易開封性包装体
を作製することができる。 本発明方法及び装置により得られた易開封性包
装体は、シール強度が高く密封性に優れ、開封が
容易で、開封力が安定している上に、剥離面の外
観が良好であり、しかも耐熱性が良好で、ボイル
やレトルト処理が可能である上に、安価であるな
ど、優れた特徴を有しており、特にレトルト食品
やボイル食品などの食品包装体として好適であ
る。
According to the method of the present invention, a multilayer sheet is used as the starting material, and in some cases, an easy-to-open package can be obtained through an integrated process from molding the container to punching, without requiring the addition of any special process. Contents are not contaminated and packaging costs are low. The apparatus of the present invention is a suitable apparatus for carrying out the method of the present invention, and includes container forming means, article filling means,
Since it is equipped with a cutting line forming means, a heat sealing means, and a punching means, it is possible to efficiently produce an easy-to-open package using a multilayer sheet in an integrated process from container molding to punching. The easy-to-open package obtained by the method and apparatus of the present invention has high sealing strength, excellent sealing performance, easy opening, stable opening force, and a good appearance on the peeling surface. It has excellent characteristics such as good heat resistance, can be boiled or retorted, and is inexpensive, and is particularly suitable for food packaging such as retort foods and boiled foods.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図および第3図は本発明の充填包装シール
された包装体容器の部分断面図であり、図中符号
Aは多層構造の容器、Bは蓋材、1は容器の最内
層に接する層、2は容器の最内層、3はシーラン
ト層、4は基材、5はヒートシール部、6は切断
線、7はつまみ部である。第2図は本発明の物品
充填包装用装置の一例の原理図であつて、11は
多層シート、12は加熱手段、13は容器成形手
段、14は物品充填部手段、15は切断線形成手
段、16は蓋材ヒートシール手段、17は打抜手
段であり、18は蓋材フイルムである。
1 and 3 are partial cross-sectional views of a filled, packaged and sealed package container according to the present invention, in which symbol A is a container with a multilayer structure, B is a lid material, and 1 is a layer in contact with the innermost layer of the container. , 2 is the innermost layer of the container, 3 is a sealant layer, 4 is a base material, 5 is a heat sealing part, 6 is a cutting line, and 7 is a grip part. FIG. 2 is a principle diagram of an example of the article filling and packaging apparatus of the present invention, in which 11 is a multilayer sheet, 12 is a heating means, 13 is a container forming means, 14 is an article filling part means, and 15 is a cutting line forming means. , 16 is a lid heat sealing means, 17 is a punching means, and 18 is a lid film.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 容器内に物品を充填したのち、該容器のフラ
ンジ部に蓋材をヒートシールして該物品を包装す
るに際し、該容器として層間剥離可能な多層構造
のものを用い、かつ物品の充填の前後のいずれか
において、該容器のヒートシール部より内側のフ
ランジ部の最内層に切断線を設けて、蓋材をヒー
トシールすることを特徴とする物品の充填包装方
法。 2 層間剥離可能な多層構造のシート類から容器
を形成するための容器成形手段、物品を該容器に
充填するための物品充填手段、物品の充填の前後
のいずれかにおいて、該容器のフランジ部と蓋材
とのヒートシール部より内側のフランジ部の最内
層に切断線を設けるための切断線形成手段、該容
器のフランジ部に蓋材をヒートシールするための
蓋材ヒートシール手段およびヒートシール部の周
囲を打抜くための打抜手段から構成されたことを
特徴とする物品の充填包装用装置。
[Scope of Claims] 1. After filling a container with an article, when packaging the article by heat-sealing a lid material to the flange of the container, using a container with a multilayer structure that can be delaminated, A method for filling and packaging an article, characterized in that either before or after filling the article, a cutting line is provided in the innermost layer of the flange part of the container inside the heat sealing part, and the lid material is heat sealed. 2 Container forming means for forming a container from sheets with a multilayer structure that can be delaminated; article filling means for filling the container with articles; A cutting line forming means for providing a cutting line in the innermost layer of the flange part inside the heat sealing part with the lid material, a lid heat sealing means for heat sealing the lid material to the flange part of the container, and a heat sealing part 1. An apparatus for filling and packaging articles, comprising a punching means for punching out the periphery of the article.
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