JPH057256U - 組立て式遊具マツト - Google Patents
組立て式遊具マツトInfo
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- JPH057256U JPH057256U JP8294091U JP8294091U JPH057256U JP H057256 U JPH057256 U JP H057256U JP 8294091 U JP8294091 U JP 8294091U JP 8294091 U JP8294091 U JP 8294091U JP H057256 U JPH057256 U JP H057256U
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- mat
- adhesive
- mats
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- playground equipment
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数個のマットを接着連結することにより、
運動用マット・トンネル・ハウス・プレイサークル・乗
物・家具等を組立て、この組立てられた作品で安全かつ
多様に遊びうる遊具を提供する。 【構成】 等辺方形状で柔軟な弾性材(1)を内包した
マット(3)の周囲四辺に、このマット(3)とほぼ同
一形状をした他のマット(3)とを離着自在に接着させ
る接着片(4)と(5)を該各マット(3)相互間の接
着が可能なるよう配設する。
運動用マット・トンネル・ハウス・プレイサークル・乗
物・家具等を組立て、この組立てられた作品で安全かつ
多様に遊びうる遊具を提供する。 【構成】 等辺方形状で柔軟な弾性材(1)を内包した
マット(3)の周囲四辺に、このマット(3)とほぼ同
一形状をした他のマット(3)とを離着自在に接着させ
る接着片(4)と(5)を該各マット(3)相互間の接
着が可能なるよう配設する。
Description
【0001】
この考案は、組立て式遊具マットに関し、詳しくは接着片を配設した等辺方形
状の遊具マットを多数個接着連結し、この連結の組合わせを変えることにより、
運動用マット・トンネル・プレイサークル・ハウス・乗物・家具等の様々な形状
のものを組立て、安全かつ多様に遊びうる遊具として利用できるものである。
【0002】
幼児や子供は、創造力を働かせて前記遊具マットを連結組合わせることにより
様々な形状のものを組立てたり、またこの組立てたものを利用して転げ回ったり
、狭い所に入って遊んだりくぐり抜ける等、身体を使って遊ぶことが好きで、条
件さえ揃えば何度でも厭きずに遊ぶものである。
そこで、この考案は、こういった幼児や子供の特性を充分に満足させうる条件
を考慮した組立て式遊具マットを提供しょうとするものである。
【0003】
1.等辺方形状で柔軟な弾性材(1)を内包したマット(3)の周囲四辺に、
このマット(3)とほぼ同一形状をした他のマット(3)とを離着自在に接続さ
せる接着片(4)と(5)を、該各マット(3)相互間の接着が可能なるよう配
設してなる組立て式遊具マットの構成とする。
2.前記接着片(4)と(5)が、各々その接着面を面ファスナーまたはロッ
トボタン、その他吸着材等により形成されている実用新案請求の範囲第1項記載
の組立て式遊具マットである。
【0004】
上記の如く構成された複数個のマットを、平面的、または立体的に組合わせを
変えて接着連結することにより、運動用マット・トンネル・プレイサークル・ハ
ウス・乗物・家具等の各種形状を組立てることができ、幼児や子供がこの組立て
た運動用マットの上で転げ回ったり、トンネルをくぐり抜けたり、プレイサーク
ルやハウスに入って遊んだり、乗物や家具で「ごっこ遊び」をする等して、安全
かつ多様に遊びを展開することができる。プレイサークルや自動車では扉を開閉
して出入することができ、柔軟で保温性に優れているため、遊んでいるうちに幼
児が寝ってしまっても即、昼寝用マットとして対応できる。
また、組立てられた各々の形状の遊具を意識的に解除する際は、接着面を引き
離すようにすれば容易に接着を離脱させることができるものであり、小型軽量で
幼児にも楽に持運びでき、積重ねれば収納場所もとらず、手軽に洗える等、構成
簡単にして便利な組立て式遊具マットである。更に、遊びを通して工夫力・創造
力を養い、協調性を育てることのできる遊具としても効果がある。
【0005】
以下、この考案の実施例を、図面に基づいて詳述する。
等辺方形状で任意の厚みをもつウレタン等の柔軟な弾性材(1)を、布あるい
は合成樹脂材を基布としたシート(2)によって包囲被覆して座布団状のマット
(3)を形成し、このマット(3)の周囲四辺(A)・(B)・(C)・(D)
の各辺において、相対する一方の二辺(A)・(C)に各々オス部接着片(4)
を、またこの二辺(A)・(C)に隣接して相対する二辺(B)・(D)に各々
メス部接着片(5)を設けて構成する。また、該各辺(A)・(B)・(C)・
(D)の辺面(F)を各々その中心となる横軸線(X)と縦軸線(Y)を基線と
して各々四等分に分割し、該一方の二辺(A)・(C)には該オス部接着片(4
)を、該横軸線(X)に沿って中央から二片に分離して舌状に外側方向へ突出さ
せ、この突出させた二片の該オス部接着片左・右(4L)・(4R)は各々舌状
に対向させた状態にオス部面ファスナーの接着面を設ける。また、該他方の二辺
(B)・(D)には該メス部接着片(5)を、該辺面(F)の四分割面のうち斜
め方向の二面に相対させ、この相対させた二面の該メス部接着片左・右(5L)
・(5R)はそのメス部面ファスナーからなる接着面を平面状に貼設して構成す
る。また、該オス部面ファスナー(4)を接着面側に倒した位置にメス部面ファ
スナー補助片(6)を設け、組立て時に使用しない残りの該オス部接着片(4)
を該メス部面ファスナー補助片(6)に接着することにより、該オス部面ファス
ナー(4)の各接着面に毛糸やタオル地等の衣類が接着干渉するのを防ぐ。
の特定のマット(3)・・・の任意位置に、強力な接着力をもつロットボタン等
を配設してもよい。
しかして、ほぼ同一形状をした複数個の前記マット(3)・・・を、例えば図
4の如く、一方の該マット(3)のオス部接着片左(4L)と他方の該マット(
3)のメス部接着片右(5R)とを該横軸線(X)より上側部で、また一方の該
マット(3)のオス部接着片右(4R)と他方の該マット(3)のメス部接着片
左(5L)とを該横軸線(X)より下側部で、各々相互に挾持させて接着連結さ
せるべく構成する。該各片(A)・(B)・(C)・(D)とも接着連結方法は
同様である。
以上の如く構成された複数の該マット(3)・・・を相互に接着連結すること
により、平面構成の運動用マット(図5−イ及びロ)の他、立体構成ではトンネ
ル(図5−ハ及びニ)・プレイサークル(図5−ホ)・ハウス(図5−ヘ)・椅
子を組込んだ飛行機(図5−ト)・ボート(図5−チ)・ローソファー(図5−
リ)とテーブル(図5−ヌ)のセット・蓋付きボックス(図5−ル)・背もたれ
付き台車に乗せるとより効果的な乳母車(図5−オ)・自動車(図5−ワ)等々
、工夫次等で様々な遊具を組立てることが可能で、これらを用いて幼児や子供は
多様な遊びを展開できる。
また、枠材(7)と、各々が必要な角度の継手(8)を用いて枠部を組立て、
これに該各マット(3)・・・で組立てたハウスやテントを止め付けることによ
り、扉を開閉して出入りできる高屋根ハウス(図6−イ)や、該各マット(3)
・・・にシート(9)・(9′)を止めるようにしたテント(図6−ロ)等を作
ることもできる。
更にこの組立て式遊具マットは、図5の全応用作品のように12枚以内のマッ
ト(3)・・・で組立可能なものや、20枚使用のテント(図6−ロ)、24枚
使用の立方体等、組立て連結する前記マット(3)・・・の個数も自由に増減で
きる拡大性を有し、組立て可能な作品も多様で遊ぶ人数にも制限がなく、独りで
もグループでも自由に組立てて遊ぶことができる。
また、幼児では単に組立てられた遊具で遊ぶに止まるが、年令が高くなるにつ
れて自分で考えて組立てる等、前記応用作品例以外にも、工夫次第で更に多種多
様な作品を作り出す楽しさを体験できるような可能性を秘めた遊具である。
次に、第2実施例として、マット(3)の周囲四辺(A)・(B)・(C)・
(D)の各辺において、この各辺(A)・(B)・(C)・(D)の辺面(F)
をその中心となる横軸線(X)と縦軸線(Y)を基線として各々四等分に分割し
、オス部接着片(4)を該横軸線(X)に沿って中央から例えば左半分側に舌状
に外側方向へ突出させ、この突出させた該オス部接着片(4)は上側面に面ファ
スナーからなる接着面を設ける。また、メス部接着片(5)を該辺面(F)の四
分割面のうち右半分の下側面に面ファスナーからなる接着面を平面状に貼設して
いる。その他の構成は第1実施例と同じである。
しかして、ほぼ同一形状をした複数個の前記マット(3)・・・を、例えば図
9の如く、一方の該マット(3)のオス部接着片(4)と他方の該マット(3)
のメス部接着片(5)とを該横軸線(X)の下側部で、また一方の該マット(3
)のメス部接着片(5)と他方の該マット(3)のオス部接着片(4)とを該横
軸線(X)の下側部で、各々相互に挾持させて接着させるべく構成する。該各辺
(A)・(B)・(C)・(D)とも接着連結方法は同じである。
以上の如く構成された複数個の該マット(3)・・・を相互に接着連結するこ
とにより、前記第1実施例の如く様々に遊具を組立てることが可能で、これらを
用いて幼児や子供は多様な遊びを展開できる。
第1実施例のものでは、複数個の該マット(3)・・・を接着連結した際、舌
状のオス部接着片(4)は両面に適数個存在したが、第2実施例のものでは、複
数個の該マット(3)・・・を接着連結した際、舌状のオス部接着片(4)は一
方の面にのみ存在し、他方の面には存在しない。そこでこの面を利用して、全て
の該マット(3)・・・を正しく組合わせれば完成した絵になるような分割絵を
該各マット(3)・・・に設け、ジグソーパズルの如く絵を組み合わせて、運動
用マット(図10−イ)、或いは(図10−ロ)のいずれかを組立てるようにし
た「絵合わせマット」にすることができる。更に、(図10−ロ)のように、絵
合わせで組立てた運動用マットの絵の任意個所に任意数のメス部面ファスナー小
片(10)を貼着し、オス部面ファスナーを裏面に設けた絵柄片(11)を前記
メス部面ファスナー小片(10)に自由に離着できる要素を加えることにより、
楽しい絵合わせ遊びで運動用マットを作り、その絵の中に自由に絵柄片(11)
を接着して遊び、楽しい絵柄の運動用マットの上で転がったりでんぐり返りをす
る等、マット遊びを2倍、3倍に楽しむこともできる。「絵合わせマット」の絵
柄は限定されるものではなく、各々の運動用マットの広さと形に合った幼児や子
供の好む絵であればよきものである。
また、幼児では単に組立てられた遊具で遊ぶに止まるが、年令が高くなるにつ
れて自分で考えて組立てる等、工夫次第で多様な作品を作り出す楽しさを体験で
きる点や、この組立て式遊具マットは遊ぶ人数に制限がなく、独りでもグループ
でも自由に組立てて遊ぶことができ、組立て連結する前記マット(3)・・・の
個数も自由に増減できる拡大性を有していることも前記第1実施例と同じである
。特に前記「絵合わせマット」では、マット数を20個・30個等と増やすこと
で動物や樹木などの絵を実物に近い大きさにすることもできる。
尚、前記マット(3)で組立てるに際して、単一の該マット(3)のみを相互
に接着連結してもよいが、組立て時の母体となるマットの形として、例えば図1
1の如く、2個とか3個の複数個のマットを折曲げ可能なるように一体的に連結
固着した連結マット(3′)に構成し、単一の該マット(3)と適宜組合わせて
相互に接着連結してもよきものである。
また、単一の該マット(3)の大きさは自由であるが、組合わせにおける一連
のセットは同じ大きさ及び形状のものに揃える必要がある。
また、この考案の実施例においては、該マット(3)のオス部及びメス部の接
着片(4)・(5)の位置は各々限定されているが、この位置については該オス
部及びメス部の接着片(4)・(5)が相互に接着連結が可能であれば、別にこ
の位置にこだわるものではない。
接着用素材としては、面ファスナーやロットボタン等のオス部とメス部による
接着に限らず、吸着性のものを用いてもよく、また、前記マット(3)に内包す
る弾性材はウレタンのみに限定されるものではなく、ウレタンを化繊綿等でくる
んだもの、その他何を用いてもよきものである。ロットボタンや吸着材等、面フ
ァスナー以外の接着用素材を用いる場合は、補助片(6)は不用とする。
また、保育園や幼稚園等、多人数で遊ぶ所では特にマット(3)の汚れがひど
く、洗濯の頻度も高くなるので、布で弾性材(1)を包囲被覆した座布団状のマ
ットと、このマットを自由に出し入れできるように開閉自在な開口部を有し、接
着片(4)・(5)を設けたマットカバーとを組合わせたマット(3)や連結マ
ット(3′)を構成し、マットカバーのみを洗うことができるようにしてもよき
ものである。
【提出日】平成4年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【0001】
この考案は、組立て式遊具マットに関し、詳しくは接着片を配設した等辺方形
状の遊具マットを多数個接着連結し、この連結の組合わせを変えることにより、
運動用マット・トンネル・プレイサークル・ハウス・乗物・家具等の様々な形状
のものを組立て、安全かつ多様に遊びうる遊具として利用できるものである。
【0002】
幼児や子供は、創造力を働かせて前記遊具マツトを連結組合わせることにより
様々な形状のものを組立てたり、またこの組立てたものを利用して転げ回ったり
、狭い所に入って遊んだりくぐり抜ける等、身体を使って遊ぶことが好きで、条
件さえ揃えば何度でも飽きずに遊ぶものである。
そこで、この考案は、こういった幼児や子供の特性を充分に満足させうる条件
を考慮した組立て式遊具マットを提供しようとするものである。
【0003】
1.等辺方形状で柔軟な弾性材(1)を内包したマット(3)の周囲四辺に、
このマット(3)とほぼ同一形状をした他のマット(3)とを離着自在に接続さ
せる接着片(4)と(5)を、該各マット(3)相互間の接着が可能なるよう配
設してなる組立て式遊具マットの構成とする。
2.前記接着片(4)と(5)が、各々その接着面を面ファスナーまたはロッ
トボタン、その他吸着材等により形成されている実用新案請求の範囲第1項記載
の組立て式遊具マットである。
【0004】
上記の如く構成された複数個のマットを、平面的、または立体的に組合わせを
変えて接着連結することにより、運動用マット・トンネル・プレイサークル・ハ
ウス・乗物・家具等の各種形状を組立てることができ、幼児や子供がこの組立て
た運動用マットの上で転げ回ったり、トンネルをくぐり抜けたり、プレイサーク
ルやハウスに入って遊んだり、乗物や家具で「ごっこ遊び」をする等して、安全
かつ多様に遊びを展開することができる。プレイサークルや自動車では扉を開閉
して出入りすることができ、柔軟で保温性に優れているため、遊んでいるうち幼
児が寝入ってしまっても即、昼寝用マットとして対応できる。
また、組立てられた各々の形状の遊具を意識的に解除する際は、接着面を引き
離すようにすれば容易に接着を離脱させることができるものであり、小型軽量で
幼児にも楽に持運びでき、積重ねれば収納場所もとらず、手軽に洗える等、構成
簡単にして便利な組立て式遊具マットである。更に、遊びを通して工夫力・創造
力を養い・協調性を育てることができる遊具としても効果がある。
【0005】
以下、この考案の実施例を、図面に基づいて詳述する。
等辺方形状で任意の厚みをもつウレタン等の柔軟な弾性材(1)を、布あるい
は合成樹脂材を基布としたシート(2)によって包囲被覆して座布団状のマット
(3)を形成し、このマット(3)の周囲四辺(A)・(B)・(C)・(D)
の各辺において、相対する一方の二辺(A)・(C)に各々オス部接着片(4)
を、またこの二辺(A)・(C)に隣接して相対する二辺(B)・(D)に各々
メス部接着片(5)を設けて構成する。また、該各辺(A)・(B)・(C)・
(D)の辺面(F)を各々その中心となる横軸線(X)と縦軸線(Y)を基線と
して各々四等分に分割し、該一方の二辺(A)・(C)には該オス部接着片(4
)を、該横軸線(X)に沿って中央から二片に分離して舌状に外側方向へ突出さ
せ、この突出させた二片の該オス部接着片左・右(4L)・(4R)は各々舌状
に対向させた状態にオス部面ファスナーの接着面を設ける。また、該他方の二辺
(B)・(D)には該メス部接着片(5)を、該辺面(F)の四分割面のうち斜
め方向の二面に相対させ、この相対させた二面の該メス部接着片左・右(5L)
・(5R)はそのメス部面ファスナーからなる接着面を平面状に貼設して構成す
る。また、該オス部面ファスナー(4)を接着面側に倒した位置にメス部面ファ
スナー補助片(6)を設け、組立て時に使用しない残りの該オス部接着片(4)
を該メス部面ファスナー補助片(6)に接着することにより、該オス部面ファス
ナー(4)の各接着面に毛糸やタオル地等の衣類が接着干渉するのを防ぐ。或い
は、全ての該マット(3)・・・の該メス部面ファスナー補助片(6)を省き、
遊具組立て時に周辺部に残った使用しない該オス部面ファスナー(4)全てに、
ほぼ該オス部面ファスナー(4)と同形同大で該マット(3)本体と分離したメ
ス部面ファスナー補助片(6′)・・・を接着し、該オス部面ファスナー(4)
が衣類に接着干渉するのを防ぐようにしても良きものである。
また、組立てた構成壁面にもたれかかった際の押圧力に耐え得るよう、複数個
の特定のマット(3)・・・の任意位置に、強力な接着力をもつロットボタン等
を配設してもよい。
しかして、ほぼ同一形状をした複数個の前記マット(3)・・・を、例えば図
4の如く、一方の該マット(3)のオス部接着片左(4L)と他方の該マット(
3)のメス部接着片右(5R)とを該横軸線(X)より上側部で、また一方の該
マット(3)のオス部接着片右(4R)と他方の該マット(3)のメス部接着片
左(5L)とを該横軸線(X)より下側部で、各々相互に挟持させて接着連結さ
せるべく構成する。該各片(A)・(B)・(C)・(D)とも接着連結方法は
同様である。
以上の如く構成された複数の該マット(3)・・・を相互に接着連結すること
により、平面構成の運動用マット(図6・図7)の他、立体構成ではトンネル(
図8.図9)・プレイサークル(図10)・ハウス(図11)・椅子を組込んだ
飛行機(図12)・ボート(図13)・ローソファーとテーブルのセット(図1
4)・びっくり箱(図15)・背もたれ付き台事に乗せるとより効果的な乳母車
(図16)と自動車(図17)等々、工夫次第で様々な遊具を組立てることが可
能で、これらを用いて幼児や子供は多様な遊びを展開できる。
また、枠材(7)と、各々が必要な角度の継手(8)を用いて枠部を組立て、
これに該各マット(3)・・・で組立てたハウスやテントを止め付けることによ
り、扉を開閉して出入りできる高屋根ハウス(図18)や、該各マット(3)・
・・にシート(9)・(9′)を止めるようにしたテント(図19)等を作るこ
ともできる。
更にこの組立て式遊具マットは、図5〜図18の全応用作品に見るように、1
2枚以内のマット(3)・・・で組立可能なものや、20枚使用のテント(図1
9)、24枚使用の立方体等、組立て連結する前記マット(3)・・・の個数も
自由に増減できる拡大性を有し、組立て可能な作品も多様で遊ぶ人数にも制限が
なく、独りでもグループでも、自由に組立てて遊ぶことができる。また、幼児で
は単に組立てられた遊具で遊ぶに止まるが、年令が高くなるにつれて自分で考え
て組立てる等、前記応用作品例以外にも、工夫次第で更に多種多様な作品を作り
出す楽しさを体験できるような可能性を秘めた遊具である。
次に、第2実施例として、マット(3)の周囲四辺(A)・(B)・(C)・
(D)の各辺において、この各辺(A)・(B)・(C)・(D)の辺面(F)
をその中心となる横軸線(X)と縦軸線(Y)を基線として各々四等分に分割し
、オス部接着片(4)を該横軸線(X)に沿って中央から例えば左半分側に舌状
に外側方向へ突出させ、この突出させた該オス部接着片(4)は上側面に面ファ
スナーからなる接着面を設ける。また、メス部接着片(5)を該辺面(F)の四
分割面のうち右半分の下側面に面ファスナーからなる接着面を平面状に貼設して
いる。その他の構成は第1実施例と同じである。
しかして、ほぼ同一形状をした複数個の前記マット(3)・・・を、例えば図
22の如く、一方の該マット(3)のオス部接着片(4)と他方の該マット(3
)のメス部接着片(5)とを該横軸線(X)の下側部で、また一方の該マット(
3)のメス部接着片(5)と他方の該マット(3)のオス部接着片(4)とを該
横軸線(X)の下側部で、各々相互に挟持させて接着させるべく構成する。該各
辺(A)・(B)・(C)・(D)とも接着連結方法は同じである。
以上の如く構成された複数個の該マット(3)・・・を相互に接着連結するこ
とにより、前記第1実施例の如く様々に遊具を組立てることが可能で、これらを
用いて幼児や子供は多様な遊びを展開できる。
第1実施例のものでは、複数個の該マット(3)・・・を接着連結した際、舌
状のオス部接着片(4)は両面に適数個存在したが、第2実施例のものでは、複
数個の該マット(3)・・・を接着連結した際、舌状のオス部接着片(4)は一
方の面にのみ存在し、他方の面には存在しない。そこでこの面を利用して、全て
の該マット(3)・・・を正しく組合わせれば完成した絵になるような分割絵を
該各マット(3)・・・に設け、ジグソーパズルの如く絵を組み合わせて、運動
用マット(図23)、或いは(図24)のいずれかを組立てるようにした「絵合
わせマット」にすることができる。更に、(図24)のように、絵合わせで組立
てた運動用マットの絵の任意個所に任意数のメス部面ファスナー小片(10)を
貼着し、オス部面ファスナーを裏面に設けた絵柄片(11)を前記メス部面ファ
スナー小片(10)に自由に離着できる要素を加えることにより、楽しい絵合わ
せ遊びで運動用マットを作り、その絵の中に自由に絵柄片(11)を接着して遊
び、楽しい絵柄の運動用マットの上で転がったりでんぐり返りをする等、マット
遊びを2倍、3倍に楽しむこともできる。「絵合わせマット」の絵柄は限定され
るものではなく、各々の運動用マットの広さと形に合った幼児や子供の好む絵で
あればよきものである。
また、幼児では単に組立てられた遊具で遊ぶに止まるが、年令が高くなるにつ
れて自分で考えて組立てる等、工夫次第で多様な作品を作り出す楽しさを体験で
きる点や、この組立て式遊具マットは遊ぶ人数に制限がなく、独りでもグループ
でも自由に組立てて遊ぶことができ、組立て連結する前記マット(3)・・・の
個数も自由に増減できる拡大性を有していることも前記第1実施例と同じである
。
尚、前記マット(3)で組立てるに際して、単一の該マット(3)のみを相互
に接着連結してもよいが、組立て時の母体となるマットの形として、例えば図2
の如く、2個とか3個の複数個のマットを折曲げ可能なるように一体的に連結固
着した連結マット(3′)に構成し、単一の該マット(3)と適宜組合わせて相
互に接着連結してもよきものである。
また、単一の該マット(3)の大きさは自由であるが、組合わせにおける一連
のセットは、同じ大きさ及び形状のものに揃える必要がある。
更に、この者案の実施例においては、該マット(3)のオス部及びメス部の接
着片(4)・(5)の位置は各々限定されているが、オス部とメス部の接着片(
4)・(5)が相互に接着連結が可能であれば、別にこの位置にこだわるもので
はない。
接着用素材としては、面ファスナーやロットボタン、マグネットボタン等のオ
ス部とメス部による接着に限らず、吸着性のものを用いてもよく、また、前記マ
ット(3)に内包する弾性材はウレタンのみに限定されるものではなく、ウレタ
ンを化繊綿等でくるんだもの、そのほか何を用いてもよきものである。ロットボ
タンやマグネットボタン、及び吸着材等、面ファスナー以外の接着用素材を用い
る場合は、補助片(6)は不用とする。
また、保育園や幼稚園等、多人数で遊ぶ所では特にマット(3)の汚れがひど
く、洗濯の頻度も高くなるので、布で弾性材(1)を包囲被覆した座布団状のマ
ットと、このマットを自由に出し入れできるように開閉自在な開口部を有し、接
着片(4)・(5)を設けたマットカバーとを組合わせたマット(3)や連結マ
ット(3′)を構成し、マットカバーのみを洗うようにしてもよきものである。
【図1】本考案の第1実施例を示す平面図である。
【図2】第1実施例を示す正面図である。
【図3】第1実施例の部分断面した側面図である。
【図4】第1実施例の接着連結部分詳細図である。
【図5】本考案のマット12個以内で作れる応用作品例
図である。
図である。
【図6】本考案のマットと材料と継手使用による組立て
応用作品例図である。
応用作品例図である。
【図7】第2実施例を示す平面図である。
【図8】第2実施例を示す平面図である。
【図9】第2実施例の接着連結部分詳細図である。
【図10】第2実施例における「絵合わせマット」平面
図である。
図である。
【図11】第2実施例の連結マットの平面図である。
1…弾性材 2…シート 3…単一マッ
ト 3′…連結マット 4…オス部接着片 5…メス部接
着片
ト 3′…連結マット 4…オス部接着片 5…メス部接
着片
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 組立て式遊具マット
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す平面図である。
【図2】第1実施例における連結マットの平面図であ
る。
る。
【図3】第1実施例を示す正面図である。
【図4】第1実施例の部分断面した側面図である。
【図5】第1実施例の接着連結部分詳細図である。
【図6〜図17】本考案のマット12個以内で作れる応
用作品例図である。
用作品例図である。
【図18・図19】本考案マットと枠材と継手使用によ
る組立て応用作品例図である。
る組立て応用作品例図である。
【図20】第2実施例を示す平面図である。
【図21】第2実施例を示す正面図である。
【図22】第2実施例の接着連結部分詳細図である。
【図23・図24】第2実施例における「絵合せマッ
ト」平面図である。
ト」平面図である。
【符号の説明】
1…弾性材 2…シート 3…単一
マット 3…連結マット 4…オス部接着片 5…メス
部接着片
マット 3…連結マット 4…オス部接着片 5…メス
部接着片
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図11】
【図10】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
Claims (2)
- 【請求項1】 等辺方形状で柔軟な弾性材(1)を内包
したマット(3)の周囲四辺に、このマット(3)とほ
ぼ同一形状をした他のマット(3)とを離着自在に接続
させる接着片(4)と(5)を、該各マット(3)相互
間の接着が可能なるよう配設してなる組立て式遊具マッ
ト。 - 【請求項2】 前記接着片(4)と(5)が、各々その
接着面を面ファスナーまたはロットボタン、その他吸着
材等により形成されている実用新案請求の範囲第1項記
載の組立て式遊具マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8294091U JPH057256U (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 組立て式遊具マツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8294091U JPH057256U (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 組立て式遊具マツト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH057256U true JPH057256U (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=13788225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8294091U Pending JPH057256U (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 組立て式遊具マツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH057256U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010511472A (ja) * | 2006-12-07 | 2010-04-15 | アプ ソーン、ダエ | 運動補助用マット |
JP2011113922A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Carecom Co Ltd | マットセンサー |
JP6103790B1 (ja) * | 2016-05-24 | 2017-03-29 | 株式会社 一歩 | 組立板材 |
KR102365463B1 (ko) * | 2020-08-13 | 2022-02-21 | 주식회사 건강한형제들 | 운동용 매트 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP8294091U patent/JPH057256U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010511472A (ja) * | 2006-12-07 | 2010-04-15 | アプ ソーン、ダエ | 運動補助用マット |
JP2011113922A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-09 | Carecom Co Ltd | マットセンサー |
JP6103790B1 (ja) * | 2016-05-24 | 2017-03-29 | 株式会社 一歩 | 組立板材 |
KR102365463B1 (ko) * | 2020-08-13 | 2022-02-21 | 주식회사 건강한형제들 | 운동용 매트 |
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