JPH057182Y2 - - Google Patents

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JPH057182Y2
JPH057182Y2 JP1988007507U JP750788U JPH057182Y2 JP H057182 Y2 JPH057182 Y2 JP H057182Y2 JP 1988007507 U JP1988007507 U JP 1988007507U JP 750788 U JP750788 U JP 750788U JP H057182 Y2 JPH057182 Y2 JP H057182Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は医療用アンプルを収納するための包装
体に関する。さらに詳しくは工業的に効率よくア
ンプルを充填した上市用製品の製造が可能で、し
かもアンプルの出し入れが容易で、かつ材料の選
択によつて遮光性包装体として使用しえるアンプ
ル包装体に関する。
〔従来技術〕
従来、アンプル包装体、特にアンプルを遮光す
るための包装体としては次の様なものが知られて
いる。即ち、アンプルトレー上に遮光紙を接着剤
などでシールしてなる包装体(第3図a参照)、
紙製ロンドレーシヨンを別の一部遮光フイルム付
筒状箱型カバーで覆つてなる包装体(第3図b参
照)が知られており、近年ブリスターパツク(実
開昭56−81008号、第3図c参照)が提案されて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図aの遮光紙を使用する包装体において
は、遮光紙を剥がしてしまうと遮光効果がなくな
り、また使用前に遮光紙が剥離してしまう恐れが
ある。また、遮光紙が障壁となつて包装体中に何
本のアンプルが残つているか否か判らないという
問題点がある。
第3図bの紙製ロンドレーシヨン包装体は、別
の筒状箱型カバーに収納することを工業的に行う
ことが困難であり人作業によらなければならない
のでかえつて生産コストが高くなるという問題点
がある。
第3図cのブリスターパツクは1本毎に別包装
にしてあるので遮光が完全であり、1本ずつばら
して保存することもできるが、アンプルが取り出
しにくく、また嵩高く保管しにくいという問題点
がある。
本考案の目的は工業的に効率よくアンプルを充
填した上市用製品の製造が可能で、しかもアンプ
ルの出し入れが容易で、かつ材料の選択によつて
遮光性包装体として安全に使用しえる包装体を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は本考案、即ちアンプルを横臥して
収納する凹状収納部と収納部の周囲に配した鍔部
とを有するアンプルトレー及びアンプルトレーの
収納部を着脱自在に覆う蓋体からなるアンプル包
装体であつて、蓋体の少なくとも対向する2辺に
側壁を有し、当該側壁には鍔部を支持しうる長手
方向に延びる凸状部が設けられ、かつ蓋体の長手
方向に延びる凸状部はアンプルトレーの鍔部の対
向する2辺に沿つて摺動可能であり、該蓋体の少
なくとも側壁部分は弾性的に形成され、かつ蓋体
の対向する2辺の側壁間の長さがこれに対応する
アンプルトレーの鍔部の対向する2辺間の長さと
同じかまたはこれより広いことを特徴とするアン
プル包装体によつて達成される。
本考案の包装体は、その材料の選択によつて、
露光してもよいアンプル、遮光しなければならな
いアンプル、特にある特定の光りに対して遮光し
なければならないアンプルの何れにも使用可能で
あるが、特に遮光を要するアンプルを包装するの
に有用である。
〔実施例〕
以下図面を以て本考案を説明する。
第1図aは本考案におけるアンプルトレー1の
斜視図であり、アンプルトレー1は平面四角形の
形状を有し、アンプルの形状に合わせた凹形状の
収納部2とこれを取り巻く鍔部3を有する。当該
鍔部3は、必ずしも収納部2を完全に取り巻く必
要はなく、たとえば相対向する2辺(図中では3
a,3bで示した)に設ければ十分である。ま
た、アンプルの脱着を防止するための支持部2′
が設けられている。アンプルトレー1に収納され
るアンプルの数には特に制限はない。かかるアン
プルトレー1は熱可塑性プラスチツクシート、例
えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ
エチレンテレフタレート、ナイロン、ポリカーボ
ネート等のシートを一般的手法、例えば圧空成形
または真空形成法等により成形して製造される。
アンプルトレー1は収納する薬剤を所望の波長
の光を遮光する必要が有る場合には当該波長の光
遮光性材料(たとえば、赤、黄赤色等に着色され
た前記プラスチツク)よりなることが好ましい。
第1図bは本考案の蓋体4の斜視図である。第
1図cは蓋体4の上面に開閉用の滑り止め用凸部
7および蓋体開口方向を示す矢印を配した蓋体の
斜視図である。当該蓋体4はアンプルトレー1に
対応する平面四角形の形状を有する。第1図bに
おいては蓋体4の3辺には側壁5を有するが、側
壁5は対向する2辺のみに設けてもよい。3辺に
は側壁5を設けると、対向する2辺以外の残りの
側壁5は蓋体4を安定にアンプルトレー1に保た
めのストツパーの役目をする。この対向する2辺
に設けられた側壁5にはアンプルトレー1を支持
するための長手方向に延びる凸状部6が設けられ
ている。
蓋体4の少なくとも側壁部分は弾性的に形成さ
れおり、そのためには弾性材料(例えば、前記し
たような熱可塑性プラスチツク)よりなつている
ことが好ましい。また、蓋体の対向する2辺の側
壁間の長さL1がこれに対応するアンプルトレー
の鍔部の対向する2辺間の長さL2と同じかまた
はこれより若干広い。かくして、蓋体4を押圧す
ることにより、側壁5の下部が広がり、凸状部6
を越えてアンプルトレー1の鍔部3が蓋体4の側
壁5に嵌入し、凸状部6によつて鍔部3が支持さ
れて容易に脱落しない状態となる。従つて、凸状
部6はかかる機能を達成できる程度の高さを有す
る凸状であればよく、また曲線的に形成されてい
ることが好ましい。
また、蓋体4の長手方向に延びる凸状部はアン
プルトレーの鍔部3の対向する2辺に沿つて摺動
可能である。
蓋体4は収納する薬剤を遮光する必要がある場
合には、前記アンプルトレー1に述べたと同様の
材料よりなることが好ましい。
蓋体4が、内容物を目視できない材料よりなる
場合には蓋の一部を遮光性透明フイルムに置き換
え、アンプルの有無を目視できるようにするのが
好ましい。
また第1図cに示すごとく、蓋体4の上面には
開閉用の滑り止め用凸部7を配することが好まし
い。第1図cでは凸状であるが、凹状など滑り止
め機能を有する形状であればよい。また蓋体開口
方向を示す矢印を配することにより簡便に使用さ
れる。
第2図a,b,cは本考案の包装体の使用状態
を示した図であり、第2図aは包装状態にある斜
視図であり、第2図bはそのX−X′における断
面図である。また、第2図cはそのアンプルトレ
ー引き出し状態の斜視図である。
蓋体4をアンプルトレー1の上に置き、蓋体4
を押圧することにより側壁5の下部が広がり、凸
状部6を越えてアンプルトレー1の鍔部3が蓋体
4の側壁5に嵌入し、かくして凸状部6によつて
鍔部3が支持されて、蓋体4によつてアンプルト
レー1を覆うことができる(第2図a,b参照)。
この操作によつて本考案包装体にて、工業的に効
率よくアンプルを包装することが可能であり、ま
た医師等がアンプルを取り出し後、蓋をする場合
にもこの操作を行うことによつて容易に蓋をする
ことができる。
なお、上記包装状態から矢印の方向にアンプル
トレー1を摺動させて引き出し(第2図c参照)、
アンプルを取り、またアンプルトレー1を押し入
れて第2図a,bの状態とすることができる。
滑り止め部および開口方向を示す矢印のある蓋
体の方が使用しやすいことはいうまでもない。
〔作用・効果〕
本考案の包装体は、蓋体を押圧することによつ
て側壁の下部が広がり、凸状部を越えてアンプル
トレーの鍔部を蓋体の側壁に嵌入させることがで
きるので、工業的に効率よくアンプルトレーに蓋
体を充填することができ、また上記の操作によつ
て用時アンプルの出し入れを容易に行うことがで
きると言う効果を有する。
また、蓋体等の材料の選択によつて、任意の光
りに対する遮光性包装体として安全に使用し得る
包装体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案に関するアンプルトレーの斜
視図である。第1図bは本考案に関する蓋の斜視
図である。第1図cは蓋体4の上面に滑り止め部
および蓋体開口方向を示す矢印を配した蓋体の斜
視図である。第2図aは本考案の包装体の収納状
態を示した斜視図であり、第2図bは第2図aの
断面図である。第2図cは本考案の包装体の開封
状態を示した斜視図である。第3図aは遮光する
手段としてアンプルトレー上に遮光紙を接着剤な
どでシールした包装体の一部欠損斜視図であり、
第3図bは紙製ロンドレーシヨンに別の一部遮光
フイルム付筒状箱型カバーで覆う包装体の一部欠
損斜視図であり、第3図cはブリスターパツクの
一部欠損斜視図である。 1……アンプルトレー、2……収納部、2′…
…支持部、3……鍔部、4……蓋、5……側壁、
6……長手方向に延びる凸状部、7……滑り止め
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) アンプルを横臥して収納する凹状収納部と収
    納部の周囲に配した鍔部とを有するアンプルト
    レー及びアンプルトレーの収納部を着脱自在に
    覆う蓋体からなるアンプル包装体であつて、蓋
    体の少なくとも対向する2辺に側壁を有し、当
    該側壁には鍔部を支持しうる長手方向に延びる
    凸状部が設けられ、かつ蓋体の長手方向に延び
    る凸状部はアンプルトレーの鍔部の対向する2
    辺に沿つて摺動可能であり、該蓋体の少なくと
    も側壁部分は弾性的に形成され、かつ蓋体の対
    向する2辺の側壁間の長さがこれに対応するア
    ンプルトレーの鍔部の対向する2辺間の長さと
    同じかまたはこれより広いことを特徴とするア
    ンプル包装体。 (2) 蓋体が所望の波長の光りに対する遮光性材料
    よりなる請求項(1)記載のアンプル包装体。 (3) 蓋体が透明の遮光性材料よりなる請求項
    (2)記載のアンプル包装体。 (4) 蓋体上面に滑り止めを設けたことを特徴とす
    る請求項(1)記載のアンプル包装体。
JP1988007507U 1988-01-22 1988-01-22 Expired - Lifetime JPH057182Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56151662A (en) * 1979-12-28 1981-11-24 Arutsuuji Arudo Container for chemicals and manufacture of said container

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61150783U (ja) * 1985-03-12 1986-09-18

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JPS56151662A (en) * 1979-12-28 1981-11-24 Arutsuuji Arudo Container for chemicals and manufacture of said container

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