JPH0571694U - 交戦シミュレータ - Google Patents
交戦シミュレータInfo
- Publication number
- JPH0571694U JPH0571694U JP527292U JP527292U JPH0571694U JP H0571694 U JPH0571694 U JP H0571694U JP 527292 U JP527292 U JP 527292U JP 527292 U JP527292 U JP 527292U JP H0571694 U JPH0571694 U JP H0571694U
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- JP
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- laser beam
- laser
- yag
- yag laser
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、地面の反射による迷光の影響および
煙り等の散乱の影響を無くし、正確な交戦シミュレータ
を提供することを目的とする。 【構成】本考案は、CO2 レーザービーム及びNd Y
AGレーザービームを発射するレーザー送信装置と、こ
のレーザー送信装置から発射したCO2 レーザービーム
及びNd YAGレーザービームを受信しCO2 レーザ
ービーム及びNdYAGレーザービームの強度を比較す
るレーザー受信装置とより構成する。
煙り等の散乱の影響を無くし、正確な交戦シミュレータ
を提供することを目的とする。 【構成】本考案は、CO2 レーザービーム及びNd Y
AGレーザービームを発射するレーザー送信装置と、こ
のレーザー送信装置から発射したCO2 レーザービーム
及びNd YAGレーザービームを受信しCO2 レーザ
ービーム及びNdYAGレーザービームの強度を比較す
るレーザー受信装置とより構成する。
Description
【0001】
本考案はレーザー送信装置及びレーザー受信装置からなる交戦シミュレータに 関する。
【0002】
従来、交戦シミュレータはNd YAGレーザーの送信装置および受信装置か らなるシステムで、例えば小銃にNd YAGレーザー送信装置を組み込み、あ たかも銃弾を発射するようにNd YAGレーザービームを発射する。交戦者は 幾つかのNd YAGレーザー受信装置を身体につけているので、もしNd Y AGレーザービームがその受信装置にエネルギーを与えれば交戦者に銃弾が当た ったとしてその交戦者はそれ以後交戦が出来ない。
【0003】
従来の交戦シミュレータの欠点として、Nd YAGレーザービームでは比較 的波長が短いので靄や霧等の影響を受けること、および直接レーザービームが命 中しなくても地面の反射光を受けて交戦者が命中とされる欠点がある。
【0004】 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、CO2 (炭酸ガス)レーザーと Nd YAGレーザーの両方を用いることにより、地面の反射による迷光の影響 および煙り等の散乱の影響を無くし、正確な交戦シミュレータを提供することを 目的とする。
【0005】
本考案は上記課題を解決するために、CO2 レーザービーム及びNd YAG レーザービームを発射するレーザー送信装置と、このレーザー送信装置から発射 されたCO2 レーザービーム及びNd YAGレーザービームが受信されCO2 レーザービーム及びNd YAGレーザービームのエネルギーを比較するレーザ ー受信装置とよりなり、レーザー受信装置により受信したCO2 レーザービーム 及びNd YAGレーザービームのエネルギーを比較することにより、地面の反 射による迷光の影響および煙り等の散乱の影響を無くし、正確な交戦シミュレー タを得るものである。
【0006】
以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。
【0007】 図1は本考案の一実施例に係るレーザービームを発射するレーザー送信装置で ある。即ち、CO2 レーザービーム発射装置1とNd YAGレーザービーム発 射装置2を有し、CO2 レーザービーム発射装置1はCO2 レーザー11及び励 起ダイオード12より構成され、Nd YAGレーザービーム発射装置2はNd YAGレーザー21及び励起ダイオード22より構成される。前記CO2 レー ザービーム発射装置1とNd YAGレーザービーム発射装置2は励起切換スイ ッチ3を介して電源4に接続される。前記Nd YAGレーザービーム発射装置 2のレーザービーム通過位置には反射装置5が設けられ、この反射装置5で反射 された反射Nd YAGレーザービームの通過位置及び前記CO2 レーザービー ム発射装置1のレーザービーム通過位置にはCO2 レーザービームを通過すると ともに反射Nd YAGレーザービームを反射するハーフミラー6が反射Nd YAGレーザービームの反射方向をCO2 レーザービームの発射方向と同一とな るようにして設けられる。前記CO2 レーザービーム及び反射Nd YAGレー ザービームの通過位置には集光レンズ7が設けられる。前記反射装置5及びハー フミラー6としては、例えばシリコンにコーティングして作れば、Nd YAG レーザービームは反射し、CO2 レーザービームは透過する反射鏡を作ることが できる。
【0008】 尚、CO2 レーザービーム発射装置1から発射されたCO2 レーザービーム及 びNd YAGレーザービーム発射装置2から発射されたNd YAGレーザー ビームが受信されるレーザー受信装置(図示せず)が設けられ、このレーザー受 信装置はCO2 レーザービーム及びNd YAGレーザービームの強度(エネル ギー)を比較する。
【0009】 しかして、小銃に、図1に示すようなレーザー送信装置を組み込み、あたかも 銃弾を発射するように、CO2 レーザービーム及びNd YAGレーザービーム を発射する。この場合、励起切換スイッチ3により、CO2 レーザービーム発射 装置1とNd YAGレーザービーム発射装置2に電源4を切換えて接続し、C O2 レーザービーム発射装置1から発射されるCO2 レーザービームと、Nd YAGレーザービーム発射装置2から発射されるNd YAGレーザービームを 、出力をほぼ同一にして所定時間づつパルス状に発射する。
【0010】 一方、交戦者が身体につけているレーザー受信装置が、CO2 レーザービーム 発射装置1から発射されたCO2 レーザービームと、Nd YAGレーザービー ム発射装置2から発射されたNd YAGレーザービームを直接受信すれば、C O2 レーザービームとNd YAGレーザービームはほぼ同じ強度で受信される 。これはNd YAGレーザービームの散乱が大きいのでほぼ同じ強度となり、 強度差が明白に分かるほど減衰度は異ならない。
【0011】 しかしながら、CO2 レーザービーム発射装置1から発射されたCO2 レーザ ービームと、Nd YAGレーザービーム発射装置2から発射されたNd YA Gレーザービームが地面等で反射して目標のレーザー受信装置に入射すれば、入 射レーザービームの大きさは反射する物体のエネルギー放射率により定まった減 衰を受ける。物体のエネルギー放射率は物体の表面の状態及びレーザービームの 波長により異なる。したがって、レーザービームの波長が異なれば、受信したレ ーザービームのエネルギーは異なる。すなわち、2つの波長により発射されたC O2 レーザービームとNd YAGレーザービームが直接レーザー受信装置に命 中しなければ、レーザー受信装置により受信したレーザービームのエネルギーが CO2 レーザービームのパルスとNd YAGレーザービームのパルスでパルス 毎に異なる。そこで、レーザー受信装置によりCO2 レーザービームのパルスと Nd YAGレーザービームのパルスの強度を比較することにより、直接光か間 接光かが分かり、命中か非命中かが分かる。
【0012】 又、Nd YAGレーザーでは実用に耐えないような遠距離目標の場合にはC O2 レーザーのみを連続使用する。この時には反射光はエネルギーが小さくなり 直接光のみが受信される。すなわちレーザーの光の収斂性が高いといっても距離 が2倍になればエネルギーは1/4となり反射光は弱くなる。そして、Nd Y AGレーザーが使えないほどの減衰時にはCO2 レーザーも同じ影響を受け、あ る程度の減衰があり、したがって、反射光は影響するほどのエネルギーを受信レ ーザービームに与えることは出来ない。
【0013】 以上のように、本実施例はCO2 レーザービームとNd YAGレーザービー ムを交互に送信光に使うことにより、直接光と反射光を分離でき、誤命中を防ぐ ことができる。また、CO2 レーザーにより遠距離の射撃訓練を行うことができ る。この時にはNd YAGレーザーは使用せずCO2 レーザーのみを使うが誤
【0014】 命中の確率はほとんど無い。
以上述べたように本考案によれば、CO2 レーザーとNd YAGレーザーの 両方を用いることにより、地面の反射による迷光の影響および煙り等の散乱の影 響を無くし、正確な交戦シミュレータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るレーザー送信装置を示
す構成説明図である。
す構成説明図である。
1…CO2 レーザービーム発射装置、2…Nd YAG
レーザービーム発射装置、3…励起切換スイッチ、4…
電源、5…反射装置、6…ハーフミラー、7…集光レン
ズ、11…CO2 レーザー、12…励起ダイオード、2
1…Nd YAGレーザー、22…励起ダイオード。
レーザービーム発射装置、3…励起切換スイッチ、4…
電源、5…反射装置、6…ハーフミラー、7…集光レン
ズ、11…CO2 レーザー、12…励起ダイオード、2
1…Nd YAGレーザー、22…励起ダイオード。
Claims (1)
- 【請求項1】 CO2 レーザービーム及びNd YAG
レーザービームを発射するレーザー送信装置と、 このレーザー送信装置から発射されたCO2 レーザービ
ーム及びNd YAGレーザービームが受信されCO2
レーザービーム及びNd YAGレーザービームの強度
を比較するレーザー受信装置とを具備することを特徴と
する交戦シミュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP527292U JPH0740878Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 交戦シミュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP527292U JPH0740878Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 交戦シミュレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571694U true JPH0571694U (ja) | 1993-09-28 |
JPH0740878Y2 JPH0740878Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=11606600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP527292U Expired - Lifetime JPH0740878Y2 (ja) | 1992-02-13 | 1992-02-13 | 交戦シミュレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0740878Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112513669A (zh) * | 2020-01-03 | 2021-03-16 | 深圳市速腾聚创科技有限公司 | 激光收发模块和激光雷达 |
-
1992
- 1992-02-13 JP JP527292U patent/JPH0740878Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112513669A (zh) * | 2020-01-03 | 2021-03-16 | 深圳市速腾聚创科技有限公司 | 激光收发模块和激光雷达 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0740878Y2 (ja) | 1995-09-20 |
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