JPH0571269B2 - - Google Patents

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JPH0571269B2
JPH0571269B2 JP2290557A JP29055790A JPH0571269B2 JP H0571269 B2 JPH0571269 B2 JP H0571269B2 JP 2290557 A JP2290557 A JP 2290557A JP 29055790 A JP29055790 A JP 29055790A JP H0571269 B2 JPH0571269 B2 JP H0571269B2
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JP
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heart
electrode
lead
defibrillation
sac
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JP2290557A
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Emu Koohen Donarudo
Haafuerufuingaa Uerunaa
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Siemens AG
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Siemens AG
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Publication date
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Publication of JPH0571269B2 publication Critical patent/JPH0571269B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N1/00Electrotherapy; Circuits therefor
    • A61N1/02Details
    • A61N1/04Electrodes
    • A61N1/05Electrodes for implantation or insertion into the body, e.g. heart electrode
    • A61N1/0587Epicardial electrode systems; Endocardial electrodes piercing the pericardium

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Electrotherapy Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は心室細動除去リード線の植え込み装
置に関する。
〔従来の技術〕
心室細動除去装置は、生命維持に十分な形で鼓
動しない心臓を回復させるために、患者の心臓の
そば又は上又は内の領域へ電気的刺激を供給す
る。心拍停止、心室細動及び不全収縮のような心
臓を記述するために用いることができる多数の医
学用語が存在しており、また各用語が幾分異なる
技術的意味を有するけれど、これらはすべて患者
の死を防止するために直ち治療しければならない
ゆゆしい状態を示すものである。従つて細動除去
装置は心臓を再び鼓動させるために用いられる。
この目的のために高エネルギー刺激パルスが一つ
又は複数の細動除去リード線を経て心臓へ又はそ
のそばへ供給され、各リード線は遠位端部に一つ
又は複数の電極を有する。
初期の細動除去装置は、太い導線を経て電気エ
ネルギー蓄積源へ接続された一組のパドル状電極
を備える大形の扱いにくいユニツトであつた。パ
ドル状電極は一般に医師又は看護婦により患者の
胸上に位置決めされ、蓄えられた電気エネルギー
が患者の身体組織中へパドル状電極を経て一回又
は複数回放電された。この種の大形細動除去装置
は緊急状態において生命維持の処置を提供してき
ているが、この種の救援はこの種の装置を利用で
きる医師又は看護婦が居合わせているときだけ提
供できるにすぎない。
細動除去装置が常時患者により携帯できる、す
なわち可搬形にかつ停止した心臓へ自動的に応答
するのに適するように作ることができるのが望ま
しいということは早くから認められていた。その
ような可搬形装置であれば、必要な生命維持細動
除去パルスを医師又は看護婦が居合わせないとき
でさえ患者へ自動的に供給することができる。こ
の種の初期の可搬形細動除去装置はアメリカ合衆
国特許第3866615号明細書に開示されている。こ
の特許は、分離された細動除去回路及びペースメ
ーカ電子回路を備える軽量かつ可搬形の心臓緊急
刺激装置を提案している。可搬形装置と共に用い
られるリード線又は、電極は胸壁を貫通して針に
より患者の心臓中へ導入されている。
植け込み可能な細動除去装置がアメリカ合衆国
特許第3942536号明細書に示されているように開
発されている。この種の装置は胸壁を貫通してリ
ード線を導入する必要のない可搬形装置の利点を
提供する。この特許では心内膜用電極を有する細
動除去リード線が、植え込み可能なペスメーカに
より用いられるリード線と同様に心臓内部へ静脈
経由で導入されている。心内膜用電極を有する静
脈経由の細動除去リード線を用いるという他の試
みもまた、例えばアメリカ合衆国特許第4161952
号及び同第4355646号明細書に示されているよう
に行われている。
従つて心室細動又は他の心臓異常を経験すると
いう非常に危険な状態で患者に植え込み可能な自
動細動除去装置を提供することの利点は直ちに明
らかである。細動又は関連する心臓機能不全がこ
の種の装置により検出されるとき、大きい細動除
去衝撃が心臓を正常な又は正常に近い鼓動パター
ンに刺激して戻すために心臓へ自動的に供給され
る。救命の細動除去衝撃は過度の遅延無く供給さ
れるが、もしそうでないとすれば外部からの細動
除去パルスを心臓が止まりそうな患者の救助を命
ぜられた看護婦(又は他の医療従事者)により供
給しなければならない。
しかしながら電気的刺激を用いて心臓を細動除
去すること(危険なリズムを一層正常なリズムに
置き替えること)に関連する主な問題の一つは、
心筋組織、一般には心室心筋組織の比較的大きい
表面積を細動を克服するために刺激しなければな
らないということである。この問題は、大部分は
心臓筋肉から成る心筋層が心臓壁を形成する組織
の三つの層の中央層であるという事実により一層
厄介になり、内側層は心内膜と呼ばれ外側層は心
外膜と呼ばれる。従つて心筋層は一般に細動除去
電極により直接接近できない。むしろ細動除去パ
ルス(電位)を減極(興奮)させる必要のある心
筋組織に到達させるに先立つて、一つの又は複数
層の他の組織を通過させなければならない。エネ
ルギーの一部は当然心筋以外の体液及び組織で費
やされる。従つて通常は一層多くのエネルギー
を、心筋組織に直接的に接触できるとき必要とさ
れるより大きい組織領域にわたり供給しなければ
ならない。
従来の細動除去リード線及び電極は一般に、電
極の表面積の寸法と形及び心臓に関する電極の正
しい位置決めに関係していた。一般に少なくとも
一対のこの種の電極は、細動除去電気エネルギー
が適当な心筋組織を通過し、他の組織に供給され
るエネルギー量が最小となるように、患者の表面
又は内部に位置決めされる。アメリカ合衆国特許
第4030509号、同第4291707号及び同第4548203号
明細書にはこの種の試みが記載されている。残念
ながら心臓の外面上への比較的大きい電極すなわ
ち心外膜用電極の装着は一般に開胸手術を必要と
し、最善でも困難かつ多少危険な処置を伴なつ
た。心臓の内部に大きい電極すなわち心内膜用電
極を装着することは、一層困難かつリスクの多い
処置である開胸手術無しには容易に行うことがで
きない。更に心臓内に大きい電極を装着すること
は心臓の機能を損なうか、及び/又は左心臓内に
血栓症又は塞栓形成を誘発するおそれがある。
心外膜用細動除去電極の装着に関する一つの問
題は、心臓が心のう内に入つているということで
ある。心のうは心臓を囲む膜状の袋である。心の
うは密な繊維質組織の外層から成り、直接心臓を
囲む内側の漿液性層(心外膜)を備える。心のう
の外部に細動除去電極を置くことが可能でありと
きには望ましいが、電極刺激が心筋に到達する前
に心のう及び心外膜(及び電気経路中の他の組
織)を通過しなければならないので、この種の装
着は一般に細動除去エネルギーの増加を必要とす
る。従つてもし直接接触が細動除去電極と心外膜
組織との間で行われるならば、必要な細動除去エ
ネルギーの量を幾分減少することができる。しか
しながらこの種の直接接触を行うことができるに
先立つて心のうをなんとか刺し通さなければなら
ない。ここでもこのことは通常開胸手術を必要と
した。心臓へ接近するための他の技術も提案され
ている。例えばアメリカ合衆国特許第4270549号
明細書、及びアメリカ合衆国特許出願第07/
333391号(1989年4月4日出願)明細書を参照さ
れたい。この特許出願はここに参照引用されてい
る。
心外膜用電極の装着に関連する諸問題のため
に、静脈経由で植え込まれた細動除去リード線及
び心内膜用電極の概念は開胸手術に対する魅力あ
る代案である。残念ながら現在のところ、細動除
去リード線及び(単独で又は皮下の電極に関係し
て働く)電極を静脈経由で装着することは、電極
表面積を心臓細動除去に有効なエネルギーに対し
て十分に大きくすることができないので、不満足
であることが判明している。従つて端末に心内膜
用電極を備えた静脈経由細動除去リード線の多く
の従来例は、例えばアメリカ合衆国特許第464658
号明細書に示されているように、心外膜用電極に
組み合わせて用いるように制限されている。(こ
れに関して注意すべきは、一般の細動する心臓を
細動除去するために必要なエネルギーの量は、例
えばペースメーカにより用いられるように細動し
ていない心臓を刺激するために必要なエネルギー
よりずつと大きいということである。)それゆえ
に必要なものは、心外膜用又は心のう用電極を有
する細動除去リード線を静脈経由で装着し、それ
により開胸手術の外傷及び潜在性問題を回避する
ための技術である。
前に指摘したように心外膜用電極は、その使用
により細動除去パルスのエネルギーが一般に最小
となり、それにより細動除去装置の効力を改善す
るので有利である。心外膜用電極は心臓組織に直
接接触する。更に心外膜用電極が心臓の広い重要
な領域を覆い、それにより供給された電気エネル
ギーを細動領域全体にわたり有効に分配できるよ
うにする。この種の心外膜用電極は一般に心のう
腔内の心臓外面の周りに装着される。細動除去用
電極を直接心外表面に装着することに関連する幾
つかの欠点が存在するが、利点が圧到的に大き
い。
或る状態では、心のうの外面に電極を装着する
ことは望ましく、それにより心のうを刺し通す必
要性が回避される。この種の心のう用電極により
供給されるエネルギーは組織の付加的な一つの層
(心のう)を通過しなければならないが、心のう
用電極は大部分の他の点において心外膜用電極と
同様に有利である。複数のこれらの電極により覆
われる大きい表面積のゆえに、これらの電極はし
ばしば「パツチ状電極」と呼ばれ、心臓上に置か
れるパツチに似ている。
しかし残念ながら既に指摘したように細動除去
リード線の心のう又は心外膜装置は、これまで一
般に外傷を与えかつ危険を伴なう手術(通常は開
胸手術)を必要とした危険かつ困難な処置であ
る。言うまでもなくすべての患者が開胸手術に適
しているわけではなく、適した人に対してでさえ
この種の手術に関連するリスク、外傷及び危険の
ために、電極装着のこの処置は理想的とは言えな
い。従つて既に指摘したように、危険な開胸手術
に頼る必要無しに、心のう上に心のう用電極を装
着するか、又は都合のよい心のう腔内に心外膜用
電極を装着することが必要である。
心外膜用細動除去リード線の装着のための開胸
手術に関連する問題を最小にするために、静脈経
由で心外膜用細動除去リード線を植え込むことが
提案されている。この種の方法はアメリカ合衆国
特許第4884567号明細書に記載されている。この
特許明細書はそこに記載の方法及びリード線(以
下「静脈経由植え込み方式」と呼ぶ)を含めここ
に参照引用されている。
前記特許明細書に記載の静脈経由植え込み方式
によれば、必要あれば案内具の助けを借りて案内
ワイヤ及びカテーテルが静脈経由で心臓内へ挿入
される。一たび心臓内で右心房側壁がそこに孔を
作つて貫かれると、この孔を通つて未展開の細動
除去電極が挿入され、それにより心のう腔内に入
る。更に未展開の電極が所望の位置へ心のう腔内
で位置決めされ、そして電極が心臓の外側の広い
表面積に良好に接触するように展開される。
前記特許明細書に記載の静脈経由植え込み方式
は、多くの患者にとつて開胸手術に対する非常に
実行容易な代案を提供する。しかしながら他の患
者にとつては、開胸手術に開連するリスク及び外
傷より少ないけれど心房壁を貫いて孔を開けるこ
とに関連するリスク及び外傷が、特定の患者に対
する実際のリスク又は認められたリスクのゆえに
受け入れることができないおそれがある。従つて
必要なものは、危険な開胸手術に対する必要性を
回避するばかりでなく心房孔開けに付随するリス
ク及び外傷をも無くするような、心のう用又は心
外膜用電極を装着するための技術である。この発
明はこれらの及びその他の要求に対処するので有
利である。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明の課題は、下大静脈から心臓の周りに
心外膜用又は心のう用細動除去電極を位置決めす
るための装置を提供することにある。出血量を最
小にする従来の組織抜き取り又は孔開けを用い
て、小孔が選ばれた接近個所で大静脈に作られ
る。遠位端部のそばに細動除去電極を有する細動
除去リード線が静脈経由下大静脈の中に通され、
小孔を貫いて縦隔膜(心臓が収容されている胸
腔)の中へ送り込まれる。そして電極が所望の心
臓組織に極めて接近するように縦隔膜内で移動さ
せられ位置決めされる。もし心のうへの接触を行
おうとするならば、電極を備えたリード線の遠位
端部が従来のリード線位置決め装置(例えばスタ
イレツト及び蛍光透視鏡)を用いて心のうを囲ん
でループを形成される。もし心外膜への接触を行
おうとするならば、補助的な小孔が心のうに作ら
れ、電極を備えるリード線の遠位端部が補助的な
孔を貫いて心のう腔内へ挿入され、電極が所望の
心外膜組織に接触するように位置決めされる。カ
テーテル及び/又はスタイレツトのような適当な
案内装置が装着及び位置決め過程で補助的に用い
られる。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は心のうにより囲まれた心臓を有する
ほ乳動物に心室細動除去リード線を植え込むため
の装置として特徴づけられ、細動除去リード線が
遠位端部のそばに少なくとも一つのたわみやすく
細長い電極を有する。この装置が、(a)ほ乳動物の
心臓及び心のうを収容する胸腔へ静脈経由で直接
接近するための案内装置も備え、直接接近が心臓
を経由すること無く胸腔に近い静脈壁の接近個所
から胸腔へ直接行われ、(b)少なくとも一つの電極
を備える電極の遠位端部を案内装置に従つて胸腔
内へ挿入する装置と、(c)心臓を囲む胸腔内に少な
くとも一つの電極を位置決めする装置とを備え
る。この発明に基づく方法の場合と同様に、この
装置は少なくとも一つの電極を心のう外部及び/
又は心のう内部に位置決めすることを考慮する。
この発明の更に別の特徴は、(a)シースと、(b)心
臓に隣接する下大静脈内の位置から心臓を囲む心
のうに向かつてシースを貫通させる装置と、(c)遠
位電極を有する細動除去リード線とを備え、細動
除去リード線は遠位電極が心のうに接触するまで
シースを通つて滑動自在に挿入できるような寸法
であり、(d)遠位電極心のうに接触保持する保持装
置を備える細動除去リード線装置である。一実施
態様において、保持装置は細動除去リード線の遠
位端部の固い部分とたわみやすい部分とを備え
る。固い部分はリード線の遠位端部があたかも心
臓を囲むかごのように心臓の基本形に従うことが
できるようにする。たわみやすい部分はこの基本
形を曲げることができるようにし、それにより心
臓が血液を送る機能を遂行するときたとえ心臓組
織が動いても、電極を備えるリード線の位置を心
臓組織に接触したままであるようにする。
〔発明の効果〕
この発明に基づく装置は、リード線及び電極が
静脈経由で挿入されるので、外傷を伴なう危険な
開胸手術に対する必要性を回避するゆえ有利であ
る。更に心臓組織の完全無欠さが損なわれないの
で、この装置は従来の心房経由接近方式で存在す
るリスクに比べて植え込み処置に付随するリスク
を著しく低減する。すなわちこの装置は、前記の
静脈経由植え込み方式で提案されているような、
心臓の内部から心臓の外部へ通じる接近経路を用
いない。この種の接近経路はリード線が貫通する
心房壁の孔を作ること(心房切開)を必要とする
ので不利である。
この発明に関連してリスクが減るので、細動除
去リード線植え込みに関連する発病率及び死亡率
が著しく減る。たとえもし大量出血を伴ない重大
事態が起こつても、この種の出血は心のう内では
なく胸膜腔又は縦隔膜の中へ起こる。胸膜腔内の
大量出血の影響は直ちに生命を脅かすわけではな
い。この種の影響はおそらく肺浮腫(胸腔内の液
の過度の蓄積)及び/又は赤血救容積率の減少
(脈管構造中の赤血救容積の減少)に限られる。
前者は胸腔チユーブドレナージにより治療するこ
とができ、後者は輸血により治療することができ
る。とにかく手術(たとえ必要であつても)は極
めて緊急というわけではない。
対照的にもし多量出血が従来技術で提案されて
いるような心房切開の実施中に起こると、大量出
血が心のう内で生じタンポナーデ(心のう中の過
剰液により心臓に加えられる異常圧力)が起こる
おそれがある。タンポナーデによる死は数分で起
こる。従つて細動除去リード線及び電極を心房壁
の孔を貫通させなければならない従来の静脈経由
植え込み方式に存在する重大な生命を脅かすリス
クが、この発明の利用により避けられるので有利
である。
一つ又は複数の細動除去電極を心臓の周りに植
え込む簡単で安全かつ効果のある装置を提供する
ことがこの発明の利点である。
開胸手術又は心房孔開けを含む静脈経由植え込
み技術のような、この目的のために用いられる従
来の方法より外傷及び危険が少ない心外膜用又は
心のう用細動除去電極装着装置を提供することが
この発明の別の利点である。
静脈経由で植え込まれ下大静脈上の接近個所を
経由して心臓の周りに位置決めされる細動除去電
極装置を提供することがこの発明の更に別の利点
である。
〔実施例〕
次にこの発明に基づく心室細動除去リード線の
複数の実施例を示す図面により、この発明を詳細
に説明する。
以下の説明はこの発明を実現する現在考えられ
る最良の方式に関する。この発明は制限的意味に
取られるべきではなく、この発明の一般原理を説
明するために行われるにすぎない。この発明の範
囲は特許請求の範囲に関連して確定すべきであ
る。
まず注記すれば、ここに用いられる図面はほ乳
動物の心臓及びそれを囲む心のう又はほ乳動物の
その他の部分又は組織配置を詳細に表示しようと
するものではない。むしろすべての図面はこの発
明の主な特徴及び段階を強調するために非常に簡
略化された形で与えられる。多くの生理学的詳細
は分かりやすくするために省略されている。しか
しながら図面は当業者にこの発明を容易に実行及
び実現できるようにする十分な詳細を提供するよ
うに選ばれかつ作図されているということを強調
しなければならない。
まず第1図にはこの発明の一実施例の略示図が
示されている。植え込み可能な細動除去装置12
が細動除去リード線18を経てほ乳動物の心臓1
6に接触する一つ又は複数の細動除去電極14に
接続されている。(注記すれば第1図に示された
心臓16は人間の心臓であるが、この発明はすべ
てのほ乳動物の心臓の場合にも利用できるので、
これは一例にすぎない。)リード線18は、従来
の方法でほ乳動物の筋肉下の適当な空所の中に植
え込まれた細動除去装置12から、適当な静脈を
経て上大静脈20へ更に下大静脈22の中へ達す
る。下大静脈内の適当な位置で、リード線18は
下大静脈22の壁の孔24を貫通して、心臓16
が存在する胸腔内の中へ達する。リード線18の
遠位端部は、電極14を所望の位置で心臓に接触
させるように適当な方法で心臓を囲んでループを
形成する。従つてこの発明は、細動除去リード線
18及びそれに関連する電極14が下大静脈22
の接近個所又は孔24を貫いて心臓16へ導かれ
るような細動除去装置から成る。第1図に示され
たことに加えてこの発明は、リード線18を下大
静脈の接近孔24を経て心臓16へ導く外部装着
を含む細動除去装置12のすべての装着を含む。
例えば装置12は腹部のそばに置くことができ、
リード線を上大静脈20を通過することなく下大
静脈22を通つて接近孔24へそして心臓へ導く
ことができる。
次に第2図には、下大静脈を経て心臓へ接近す
る方法が示されている。解剖学的に下大静脈22
は横隔膜(第2図には示されていない)を通り右
心室の右脇を通り心臓16の右心房につながつて
いる。従つて心のう及び心外膜へは下大静脈を経
るより近い接近路が実際上存在しない。第2図に
示すように、案内具30を静脈経由下大静脈を通
り下大静脈の壁の孔24を貫通して胸腔32の中
へ送ることができる。案内具30が胸腔32へ入
る個所は心臓の右心室へ極めて近いのが有利であ
る。実際には一般の人間の解剖学的見地から、右
心室自由壁に(やや背側で)隣接するように下大
静脈の体軸側側面から出ることを目標とする。従
つてリード線を案内具を経て胸腔の中へ通し、心
臓上の所望の位置に電極を位置決めし、そして案
内具を取り除きリード線及び電極を適所に残すこ
とは比較的簡単な処置である。
下大静脈壁の孔24は、心のう腔に接近するた
めに心房壁に孔を開けるというアメリカ合衆国特
許第4884567号明細書に記載のものと同一方法を
用いて作られる。すなわち遠位端部に能動的固定
装置を有する適当なカテーテルが下大静脈中に挿
入され、孔24を作るべき所望の位置で下大静脈
の壁に固定される。この所望の位置はカテーテル
の長さを調節することにより少なくとも部分的に
決定することができる。そして案内ワイヤの先端
が下大静脈の壁に接触するまで、案内ワイヤがカ
テーテルを経て挿入される。そして案内ワイヤの
先端が下大静脈壁を貫いて押し込まれそれにより
孔24を作る。孔24は要求に従い他のリード線
又は器具を通すために容易に広げることができ
る。右心室上で電極を心のうに装着するために、
電極を有するリード線を単にカテーテルを通し心
臓に取り付けることができる。右心室上又はそば
に一つ又は複数の電極を心のうに装着するため
に、第2図に示すようにまず適当な案内具30を
孔24を貫いて挿入し、案内具が電極を装着しよ
うとする心臓上の所望の位置のそばに来るまで胸
腔内で案内具30を導く。とにかく一たび孔24
が下大静脈壁に作られ、リード線18又は案内具
30がこの孔を貫通して挿入されると、心臓上へ
の電極の装着は引用文献に記載されかつこの分野
で知られた技術を用いて容易に実行することがで
きる。
いつたん接近孔24を経て胸腔(縦隔膜)内に
入り終ると、基本的にこの接近個所からリード線
を位置決めする二つの選択可能性が存在する。こ
れらの選択可能性、(1)心のう外部装着又は(2)心の
う内部装着である。患者によつては心のうを持た
ないか又は心のう内に多数の癒着を有するおそれ
がある。このような患者に対しては心のう内部装
着は選択できない。しかしながら多くの患者は心
のうを有し、リード線を心のう外部又は心のう内
部に位置決めすることができる。心のう外部位置
決めをまず説明する。
第3図ないし第6図には、種々の構成が心臓1
6の周りに位置決めされたリード線の心のう外部
装着に対して示されている。例えば第3図では、
リード線18の遠位端部がリング又はカツプのよ
うに心臓及び心のうを囲んでループを形成する。
リード線の一方の分岐32は心臓を囲んでループ
を形成し、また他方の分岐36は心臓の下にルー
プを形成し、それにより実質的に心臓を囲むかご
を作る。心臓の所望の領域に接触するために、一
つ又は複数の電極がリード線18の遠位端部の長
さに沿つて設けられる。例えば第3図に示すよう
に、電極14は右心室に最も接近し、この位置は
多くの患者のための細動除去電極に対する有利な
位置である。他の電極は分岐32又は36上で心
臓の他の領域に接触するために用いることができ
る。変形案として分岐32,36を備えるリード
線18の遠位端部全体が露出された導電性表面を
備えることができ、それにより心臓に多重接触す
る「かご状電極」を形成する。
一たびリード線及び電極が心臓の周りの所望の
位置に展開されると、電極を所望の位置に固定す
るために、従来の固定装置が用いられる。リード
線の展開及び固定工程中に冠状動脈を突き刺すの
を避けるために剣状突起下用又は助間用内視鏡又
は冠状動脈造影法を利用することができる。
第4図に示されたリード線の実施例は、リード
線18の単一の分岐38だけが心臓16を囲んで
ループを形成することを除いて、第3図に示され
たものと類似している。この場合にはループ38
は第3図のループ32より更に下に心臓16上に
位置決めされ、それによりループ38の部分とし
て設けられた電極を第3図の実施例とは異なる心
室の領域上に位置決めする。
第5図では、別個の二つのリード線18′,1
8″が下大静脈接近孔22を出て心臓に接触する。
リード線18′は心臓の左心室のそばに位置決め
された少なくとも一つの電極14′を備え、リー
ド線18″は心臓の右心室のそばに位置決めされ
た少なくとも一つの電極14″を備える。他のリ
ード線の実施例の場合と同様、固定装置を心臓を
囲む所望の組織位置へ電極の固定を助長するため
に用いることができる。
心臓上でのストレスを制限するために、第6図
に示されてようなリード線構成を採用することが
できる。この構成は、リード線の分岐32′,3
6′がたわみやすい部分40と(たわみやすい部
分の間をつなぐ)固い部分とから作られていると
いうことを除いて、第3図に示すものと類似して
いる。更に分岐の全長は第3図の相応の分岐の全
長より幾分長く、余分な長さがたわみやすい部分
40に寄せ集められている。たわみやすい部分は
擬似ヒンジとして働き、固い部分を延びるのでは
なく心臓の鼓動につれて心臓と共に動くか又は曲
がることができるようにする。
次に第7図には、細動除去リード線19の一実
施例が示されている。リード線19の断面図は第
8A図及び第8B図に示されている。多くの点で
リード線19は植え込み可能なペースメーカと共
に用いられるペーシングリード線に似ている。リ
ード線の導体は、良好な導電率を提供しかつ体液
に適合する適当な合金から作られ螺旋形に巻かれ
た線材42とするものが有利である。旋形に巻か
れた線材の使用によりリード線をばねのように非
常にたわみやすくすることができる。更に螺旋形
に巻かれた導体の中央は、リード線を所望の位置
へ導くために案内スタイレツト又は等価な装置を
取り外し自体に挿入できる内腔を提供する。もし
電気的に絶縁された二つ以上の電極が同じリード
線上に望まれるならば、電気的絶縁層によりそれ
ぞれ分離された二つ以上の導体を、それぞれ他と
異なる巻き付け半径を持たせて螺旋形に同軸に巻
くことができる。変形案として、導体を適当な電
気絶縁性媒体により分離して横並びに置き、共通
な半径上に螺旋形に巻くことができる。
導体42は、シリコーンゴムのような身体適合
性材料から作られた電気絶縁性の適当なシース4
4に囲まれている。導体42の一方の端部は近位
のコネクタ46に接続されている。近位のコネク
タ46は適当な細動除去装置12(第1図参照)
内に取り外し自在に装着するように構成されてい
る。リード線18の他方の端部は電極14を備え
る。図示の実施例では電極14は、リード線19
の周囲の約半分で螺旋形に巻かれた導体42の長
さを単に露出することにより実現される。この方
式では、電極14を備えるリード線19の遠位端
部は、下大静脈22の壁の孔24を経て所望の心
臓位置へ容易に誘導することができる。更に心臓
16の周りに展開されたリード線19を部分断面
図で示す第9図に示すように、電極14(導体4
2の露出された半部)が心臓16に面するように
方向づけられ、それにより心臓へ細動除去エネル
ギーを集中して送り、エネルギーが心臓をそれて
送られるのを制限する。
細動除去電極の心のう内部装着が望まれる場合
には、前記のように下大静脈の接近孔24を作る
ことがまず必要である。一たびこの孔が作られる
と、孔は広げられ第2図に示すシース30のよう
なシースがそこに残され、心のうが刺し通される
べき心のうのそばの位置へ導かれる。このシース
は心臓へ種々の器具を導入して送るための便利な
機構を提供する。
一つのそのような器具は心筋を避けながら心の
うに孔を開けるために用いられる工具である。こ
の種の工具50は第10図に示され、ここでは心
筋52、心外膜54及び心のう56の拡大図が示
されている。工具50は(下大静脈の孔24を作
つた後にそこに残されたのと同じシース30から
成ることができ)柔らかいカテーテル先端59を
有するシース又はカテーテル57を備える。カテ
ーテル57の内部にはとがつた先端62を有する
中空針60が配置されている。案内ワイヤ58が
針60の内腔を通つて挿入される。この針は引つ
込めたり伸ばしたりすることができる。この内腔
はまた心のう内部装着工程で用いられる液の注入
及び/又は排出のために用いられる。シース30
の他方の端部は真空源(図示されていない)に接
続され、この真空源は矢印64により示された方
向へ吸い込み力を加える。
手術時に針60のとがつた先端62はカテーテ
ルの端部59を越えて前進することができない。
吸い込み力がカテーテル57の他端に加えられる
とき、心のう56はカテーテル先端の中へ引き込
まれてとがつた先端62上で刺し貫かれ、それに
より組織を貫いて切られる。次に吸い込みが矢印
64により示されているように外側内腔中で維持
されている間に、内側内腔を通つて液が注入され
る。この液の使用は選択自由であるがもし用いら
れる場合は、液は心のう56を心外膜54から膨
張して離し、それにより続いて心のう腔内へ案内
ワイヤ58を挿入するのを容易にする。(心のう
腔は心外膜と心のうとの間の空間である。)案内
ワイヤ58が刺し貫かれた孔を通つて入れられ、
孔は従来の方法を用いて広げられる。拡張は液の
注入により助長される。変形案は、心のうを貫通
するがしかし心房壁を貫通するのにははるかに及
ばない十分な距離だけ、とがつて先端62を伸ば
す装置を備えることができる。
一たび心のうの孔が十分に広げられると、カテ
ーテル57を取り外し案内具に置き替えることが
できる。そして拡張器が案内具シースをそこに残
して取り除かれる。リード線及び電極を案内具シ
ース及び心のうの孔を経て心のう腔へ挿入する手
順は、心のうへの心房穿孔接近のための(ここに
参照引用された)前記引用文献に記載のものと同
じである。
注記すれば、この種の孔を通るリード線の胴部
自体は遭遇する比較的低い圧力ではこの孔を通る
著しい漏れを止めるように機能するので、大抵の
患者にとつては封止が必要でないけれど、心のう
の孔並びに下大静脈22の接近孔24は心房壁の
孔を封止するために引用文献に記載のすべての技
術を用いて封止することができる。
次に第11A図ないし第11C図には、この発
明と共に用いられる代表的な心のう内部用リード
線及び電極配置が簡略化された形で示されてい
る。第11A図では、細動除去リード線70が下
大静脈22の孔24を通り心のうの孔72を通
り、心臓16と心のう56との間の心のう腔中へ
達している。下大静脈の孔24及び心のうの孔7
2は共に前記の方法で作ることができる。リード
線70の遠位先端は分岐74,76,78を備え
る。各分岐はそれぞれの端部に電極75,77,
79を備えている。補助の電極73が分岐74,
76,78の接合点の手前でリード線70上に設
けられている。この電極配置は、特に電極77,
73が一方の極性の細動除去電位へ充電され、ま
た電極75,79が逆の極性の細動除去電位へ充
電されるときに、右及び左の心室組織の有効作用
範囲を提供するので有利である。
第11B図は心内膜用細動除去リード線と共に
用いられる別の心のう内用細動除去リード線を示
す。第11B図では、下大静脈の孔24及び心の
うの孔72が前記の方法で作られる。リード線8
0がこれらの孔を通つて挿入され、心臓の右及び
左心室を囲むように心臓の心外膜組織を囲んでル
ループを形成する。このリード線80は心臓を囲
むループ上に間隔を置いて配置された電極82,
83,84,85を備える。第11B図に示す特
別な実施例に対しては、電極82,85は右心室
RVの向かい合う壁に極めて接近し、電極83,
84は左心室LVの向かい合う壁に極めて接近し
ている。特定の患者に対して要求されるとき別の
心のう内部電極配置を用いることもできる。(例
えば電極82,84を左及び右心室を隔離する隔
壁86のそばに位置決めし、電極83を左心室の
向かい合う壁上に位置決めし、電極85を右心室
の向かい合う壁上に位置決めすることができる。)
遠位先端のそば又は上に電極88を備える心内膜
用リード線87がまた従来の方法で心臓の右心室
に挿入されている。電極88は右心室先端のそば
に位置決めされるのが有利である。細動除去中に
は、心のう内部電極82〜85が一つの極性の細
動除去電位により付勢され、心内膜用電極88が
逆の極性の細動除去電位により充電される。従つ
て電流が心筋組織を通つて反対向きに充電された
電極の間で流れ、それにより心筋組織の所望の減
極をドリガする。
第11B図に示すように、補助的な心内膜用電
極89をリード線87上に設け、心臓の右心房
RA肉に位置決めすることができる。心内膜用細
動除去電極のこの配置は心室及び心房の心筋組織
へ細動除去電流を送るので有利であり、細動除去
電流のこの分布は或る患者にとつて望ましい。更
に注記すれば、第11B図に示す電極の最も簡単
な使用方法は、心のう内部電極を一方の電位へ充
電し心内膜用電極を他方の電位へ充電することで
あるが、それぞれの電極を別個の電位へ充電でき
るリード線構成を利用することが有利なこともあ
る。このような配置によれば、特殊な心筋組組織
への細動除去電流の分配を更に有効に調節するた
めに、細動除去電位の所望のシーケンスをそれぞ
れ一つの電極の間に加えることができる。
第11C図には、更に別の細動除去リード線装
置が心のう内部用リード線90及び心内膜用リー
ド線94を用いて示されている。前記のようにリ
ード線90は下大静脈22の孔24を通り心のう
56の孔72を通り心のう腔の中へ達する。一た
び心のう腔の中へ達すると、リード線は心臓の先
端を回つて導かれる。電極92が右心室に近い心
外膜組織に接触し、電極93が左心室に近い心外
膜組織に接触する。心内膜用リード線94は望ま
しくは共に隔壁86に接触する二つの電極95,
96を備える。(第11C図に示すように、電極
96だけが隔壁86に接触するように見える。し
かしながら電極95は電極96とは異なる隔壁部
分に接触し、二つの心内膜用電極が右心室内に設
けられていることを強調するためにだけ隔壁から
離して示されているにすぎない。) 複数の他の電極及びリード線装置が心のう内部
装着、心のう外部装着及び/又は心内膜装置のた
めに考えられる。図に示された装置は代表例を示
すにすぎない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に基づく細動除去リード線装
置の一実施例を人間の心臓に装着した斜視略図、
第2図は第1図の場合に相応し下大静脈上の接近
個所を経由して心臓に接近する方法を示した図、
第3図ないし第6図はそれぞれこの発明に基づく
異なる実施例の心のう外部用細動除去リード線を
装着した心臓の視視図、第7図はこの発明と共に
用いられるリード線の一実施例の側面図、第8A
図及び第8B図はそれぞれ第7図に示すリード線
の切断線8A−8A及び8B−8Bによる断面
図、第9図は第7図に示すリード線を第1図に示
すように装着した場合にリード線の一部を破断し
て示す斜視図、第10図は心のうに孔をを開ける
ための工具の一例を示す断面図、第11A図ない
し第11C図はそれぞれ異なる実施例の心のう内
部用細動除去リード線を装着した心臓の斜視図で
ある。 14,14′,14″,73,75,77,7
9,82〜85,88,89,92,93,9
5,96…電極、16…心臓、18,18′,1
8″,19,70,80,87,90,94…細
動除去リード線、20…上大静脈、22…下大静
脈、24…第1の孔、30…案内具、40…たわ
みやすい部分、42…導体、44…シース、46
…近位のコネクタ、52…心筋、54…心外膜、
56…心のう、57…カテーテル、58…案内ワ
イヤ、60…中空針、72…第2の孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 心のうにより囲まれた心臓を有するほ乳動物
    に心室細動除去リード線を植え込むための装置に
    おいて、細動除去リード線が遠位端部のそばに少
    なくとも一つのたわみやすく細長い電極を有し、
    前記装置が、 (a) ほ乳動物の心臓及び心のうを収容する胸腔へ
    静脈経由で直接接近するための案内装置を備
    え、直接接近が心臓を経由すること無く胸腔に
    近い静脈壁の接近個所から胸腔へ直接行われ、 (b) 少なくとも一つの電極を備える電極の遠位端
    部を案内装置に従つて胸腔内へ挿入する装置
    と、 (c) 心臓を囲む胸腔内に少なくとも一つの電極を
    位置決めする装置と を備えることを特徴とする心室細動除去リード線
    の植え込み装置。 2 心臓の周りに少なくとも一つの電極を位置決
    めする装置が、心のうに接触するように少なくと
    も一つの電極を位置決めする装置から成ることを
    特徴とする請求項1記載の装置。 3 心臓の周りに少なくとも一つの電極を位置決
    めする装置が、心臓の心外膜又は外側層に接触す
    るように少なくとも一つの電極を位置決めする装
    置から成ることを特徴とする請求項1記載の装
    置。 4 心臓の周りに少なくとも一つの電極を位置決
    めする装置が更に心のうを刺し貫く装置を備え、
    少なくとも一つの電極が心臓の心外膜に直接接触
    するように心のうを貫通することを特徴とする請
    求項3記載の装置。 5 心臓の周りにリード線の遠位端部を位置決め
    する装置が、心臓を囲んでリード線の遠位部分に
    ループを形成させる装置を備えることを特徴とす
    る請求項1記載の装置。 6 リード線の遠位部分が固い部分とたわみやす
    い部分とを備え、心臓を囲んでリード線の遠位部
    分にループを形成させる装置は、固い部分が心臓
    に対して所定位置にループを形成したリード線を
    保持し、たわみやすい部分が心臓の収縮膨張につ
    れて曲がるように、心臓を囲んでリード線にルー
    プを形成させる装置を備えることを特徴とす請求
    項5記載の装置。 7 (a) シースと、 (b) 心臓に隣接する下大静脈内の位置から心臓を
    囲む心のうに向かつてシースを貫通させる装置
    と、 (c) 遠位電極を有する心室細動除去リード線とを
    備え、細動除去リード線は遠位電極が心のうに
    接触するまでシースを通つて滑動自在に挿入で
    きるような寸法であり、 (d) 遠位電極を心のうに接触保持する保持装置を
    備える ことを特徴とする心室細動除去リード線装置。 8 保持装置が遠位電極を心のうの外面に接触保
    持する装置から成ることを特徴とする請求項7記
    載の装置。 9 保持装置が細動除去リード線の遠位端部の固
    い部分とたわみやすい部分とから成り、固い部分
    が心臓の基本的な形を囲んでこれに順応するよう
    に形成され、たわみやすい部分が心臓の収縮膨張
    につれて容易に曲がるように成形され、それによ
    り固い部分が伸ばされる必要無く収縮膨張する心
    臓に接触し続けることを特徴とする請求項8記載
    の装置。 10 保持装置が遠位電極を心のうの内側で心外
    膜組織に接触保持する装置から成ることを特徴と
    する請求項7記載の装置。 11 遠位電極がリード線の胴部とほぼ同じ高さ
    の露出された導電性要素から成ることを特徴とす
    る請求項7記載の装置。 12 導電性要素がリード線胴部の周囲の一部の
    周りだけ露出され、それにより露出導電性要素が
    所望の組織に直接接触するように心臓組織に関し
    て選択的に位置決めされることを特徴とする請求
    項11記載の装置。
JP2290557A 1989-10-30 1990-10-25 心室細動除去リード線の植え込み装置 Granted JPH03168162A (ja)

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