JPH0571260B2 - - Google Patents

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JPH0571260B2
JPH0571260B2 JP61308998A JP30899886A JPH0571260B2 JP H0571260 B2 JPH0571260 B2 JP H0571260B2 JP 61308998 A JP61308998 A JP 61308998A JP 30899886 A JP30899886 A JP 30899886A JP H0571260 B2 JPH0571260 B2 JP H0571260B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
    • A61F5/443Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices having adhesive seals for securing to the body, e.g. of hydrocolloid type, e.g. gels, starches, karaya gums

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  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は造瘻術用具、特に用具を使用者の身体
に取り付けるのに用いる造瘻術用具の部分に関す
る。生来の欠陥、傷病、又はその他の障害により
腸又は膀胱の正常な機能を失つた人は、しばしば
『造瘻術』として知られる手術をうける。この種
の手術では、外科医が患者の腹壁に穴をあけ、尿
管又は腸の一部を引き出して、肌表面に取り付け
る。手術は、小腸を取り付ける場合には回腸造
瘻、大腸の場合には結腸造瘻、膀胱の場合には尿
造瘻と呼ばれる。
肌の穴及び尿管又は腸の取付け端部を『瘻
(stoma)、周囲の肌部分を囲瘻部
(peristomalarea)と呼ぶ。造瘻術は、数か月後
に腸又は膀胱の機能が回復して瘻を閉じるような
暫定的処置となる場合もあるが、多くの場合恒久
的なものである。瘻は、回腸及び結腸造瘻の場合
には糞便を、尿造瘻の場合には尿を、排泄物とし
て絶えず又は断続して流出させる開渠(導管)を
提供する。排泄物は袋状の造瘻術用具内に集ま
る。使用者は同用具を身に着け、必要に応じて数
日毎に取り替える。
現在造瘻術用具を使用者に取り付けるためには
概して各種の別々の用具が必要である。特にゴム
状で比較的に不撓性の物質カラヤゴム
(karayagum)又はストマリーシン
(stomaleasine)で構成する円盤又は矩形のパツ
ドを肌保護材として用いる。各患者の瘻は寸法及
び形状共に異なるから、使用者は自分の瘻に合う
ようにに穴を開けなければならない。この操作は
肌保護材が厚くて堅いので、特に造瘻術の殆どす
べての対象者である言わば老齢の患者にとつて非
常に困難である。
肌保護材に適切な大きさと形状の穴を開けた
後、用具を通常以下の手順で取り付ける。使用者
は、エアロゾル・スプレー缶により囲瘻部に医療
用肌保護スプレーを行う。次にチユーブによりカ
ラヤ・グルー(karaya glue)を肌保護材に塗
り、当該肌保護パツドを囲瘻部に接着する。それ
から肌保護材の穴にぴつたり合うように造瘻術用
具に穴を開ける。用具は袋の表面または取り付け
たフラツプのいずれかに粘着層を有する。接着層
は保護カバーシートを有する。使用者はカバーシ
ートを剥がして、露出した接着層を肌保護材にし
つかり押し付ける。次に袋を保持する腹又は腿部
分の肌の刺激を減らすために袋に布カバーを掛
け、離れないようにベルトで固定することができ
る。中間の肌保護剤無しで用具の粘着部分を直接
肌に取り付ける場合もある。
現在の用具は概して手当てと新しい用具とを必
要とする緩み、漏れ又は肌の刺激を起こすので、
上記手順の操作を平均して2―3日毎に繰り返さ
なければならない。すべての操作を、特に肌保護
材、用具の粘着部分をぴつたり瘻に合うように効
果的に行うことは非常に困難である。時には良く
密閉するために1日に3個もの用具を取り付けな
ければならない。その上何処へ行く場合でも用具
の漏れ又は外れを直すために予備の用具、肌保護
材、エアロゾル・スプレー、グルー・チユーブ、
グルー除去剤容器、袋カバー等を含む一連の補給
品を携帯しなければならない。
上記の操作は困難且つ不便であるのみならず、
所望の効果からほど遠いものである。若し長時間
に亘り肌に触れると、排泄物は極端に肌を刺激す
る。不幸にして現在使用中の比較的厚い肌保護材
には、排泄物が溜まる隙間がある。肌保護材に用
いる材料は、排泄物にさらされると溶解して肌保
護材と肌との間に排泄物の通路を作る。このよう
に繊細な囲瘻部が排泄物に触れることにより、肌
がひりひりしてくずれる。同様に、肌保護材と肌
との密閉が破れて用具が漏つたり若しくは脱落す
ることさえあり、使用者を突然困惑させることも
ある。実際、この様な事故の恐れは、用具を現実
に戸外に交換するために各器具を携帯することの
困難さと相俟つて、事実殆ど普通に活動的生活が
できる造瘻術患者を外出できない病人として行動
させている。
現行用具を身体に取り付けるのに用いる方式は
多くの理由でうまく働かない。すでに述べた通
り、肌保護材はしばしば水成物質に触れると軟化
し、溶解する物質からできているので、肌保護材
と肌との間に液体の通路を作ることにより粘着性
を弱め、溶解区域を広め、最後には密閉が完全に
破れて用具の漏れ、脱落が起こる。
現行用具を取り付ける上でもう一つの問題は、
肌保護材が比較的に不撓性を有し伸縮性が無いこ
とである。その上用具を構成する可塑性シート材
は、粘着層を含めて、それ程伸縮性がないビニー
ル、ポリエチレン又は繊維性の不織布のような比
較的厚い材料で通常作られる。
この様に肌に接着する表面が不撓性であること
は漏れ及び脱落原因となる。何故ならば肌が使用
者の身体の動きに応じて曲つたり膨脹したりする
ときに、比較的堅い取付面がこの様な動きに抵抗
してそれにぴつたり追従しない傾向があるからで
ある。従つてこのような動きの下では肌と肌保護
材との間に力が生じて柔軟に曲る皮膚が比較的不
撓性の取付面から剥離する傾向がある。
同様に肌に接着する材料の不撓性により、当該
材料を瘻に密接する肌の輪郭にぴつたり合うよう
に形成することが妨げられる。これは肌と肌保護
材との間の隙間をカラヤ・ペースト又はゴム・ガ
スケツト等で埋めなければならない窪んだ瘻の場
合特に問題である。これは精々一時凌ぎの用具に
すぎない。
更に身体の動きによつて肌は横方向(肌表面に
沿つて)に伸縮しがちである。肌に比べて伸縮性
のない面を肌に取り付ける場合には、伸縮する肌
により肌と用具の間の粘着面に剪断力が生じて接
着による結合が破れる傾向がある。
現行取付構造体による接着面が肌の撓み及び横
方向の伸縮にぴつたり合致して追従できないので
この結合の破壊は促進される。一度結合が破れる
と肌と接着面は容易に再接着せず、更に用具内か
らの液体、肌からの直接の発汗等で接着部分が容
易に濡れることによつて再接着を完全に妨げる。
従つて身体と肌が伸縮運動をして徐々に用具か
ら離れるに連れて、結合が破れた部分は再結合す
ること無く徐々に拡大し、最終的に漏れ又は脱離
を起こす。
本発明は造瘻術用具を身体に取り付けるための
改良造瘻術用具を提供する。本発明の用具は瘻か
らの排泄物を受け取るための開口を有する、ポリ
エチレン又はビニールのような可撓性シート材か
ら成る袋を含む。用具を袋と身体の間の薄膜によ
り肌に取り付ける。薄膜は袋の開口と整合する開
口を有し、これらの整合開口の回りで薄膜と袋が
合体する。薄膜の身体側の表面は粘着層を有す
る。薄膜を身体に接着するためにはこの粘着層を
保護するカバーシートを除去して粘着層を露出さ
せる。接着層が身体に接着した後で取り外せるよ
うに薄膜には硬化材を張り付ける。硬化材の目的
は、非常に軽く柔軟なる故に下記のような長所を
有する薄膜に対して、しわにならずくつつき合う
ことなく取扱操作を容易にするためである。
本発明の薄膜は、現行用具で用いる取付システ
ムにない多くの特性を有する。漏れや脱離及び肌
の刺激や剥離の問題を減少させる。本発明の薄膜
は非常に薄く、概して数十ミクロンの範囲にあ
る。従つて瘻付近に排泄物がたまる空間が除かれ
る。本発明の薄膜は容易に伸びるので、肌の通常
の伸縮では薄膜と肌の結合を破る程大きな剪断力
を発生させるのはは事実上困難である。本発明の
薄膜の伸縮自在性は全横方向においほぼ均等であ
る。更に、極端な薄さ、可撓性、伸縮性の故に本
発明の薄膜は形成が容易で、たとえ瘻が窪んでい
てもぴつたり瘻の位置まで肌に取り付けられる。
従つて窪みによる空間をゴムワツシヤ又は粘着性
カラヤペースト等で埋める必要はない。本発明の
薄膜は液状の水を通さないので、肌からの発汗、
用具内の排泄物又は入浴、水泳などの外部の水に
よる作用で分解又は溶解することはない。また非
吸収体でできるので排泄物を吸収して肌の表面で
保持することはない。
本発明の薄膜に用いる粘着層は水の影響を受け
ない。即ち、粘着層を水に曝した場合に溶解、軟
化又は膨脹すること若しくは粘着性を失うことは
なく、また水蒸気及び酸素を通す。アクリレー
ト、ビニルアクリレート及びポリビニルエーテル
等多くの粘着剤がこの様な用途に適する。
本発明の薄膜・粘着層集成体は(造瘻術用具に
おいて肌に対して用いる現行材料に比べて)非常
に酸素を通しやすい。この透過性により酸素が肌
に達することは、肌の外傷の治癒及び細菌と戦う
肌の機構を助長する。
本発明の薄膜は細菌を通さない。本発明の好適
実施例においては、薄膜はポリウレタンエラスト
マ製の連続体であり、所望の厚さ、可撓性、伸縮
性及び水蒸気と酸素に対する透過性を持つように
製造できる。
このような所望の特性即、薄さ、低弾性率及び
透過性を有する粘着層被覆薄膜を、火傷及び負傷
用の包帯として十年以上使用しているが、造瘻術
用具の結合材としては使用していない。この一般
形の包帯は、スミスアンドネフユー社(Smith
& Nephew)の「オプサイト(Op−Site)」、ス
リーエム(3M)社の「テガダーム
(Tegaderm)」、ジヨンソンアンドジヨンソン社
(Johnson & Johns on)の「バイオクルーシ
ブ(Bioclusive)」、ホリスター社(Hollister)の
「シンフイルム(Thinfilm)」及びハウメデイカ
社(Howmedica)の「ユニフレツクス
(Uniflex)」等の商品名で市販されている。1972
年2月29日付米国特許第3645835号はこの形の材
料を開示する。
本発明で用いる薄膜の厚さは、概して約1000分
の250mm未満で、好ましくは約1000分の76mm未満
である。
薄膜は布を含めて不連続な材料でも良い。用い
られる布としては、セルローズ又は合成ポリマー
繊維に基づく不識布等があり、弾性布が得られる
ような方法で縮ませるか、縒り合わせる。濡れて
いても高多孔性と高強度とを合せ持つ全方向伸縮
性を有する望ましい特性の布としては、インペリ
アル・ケミカルインダストリーズ・リミテツド社
が「ヘテロフイル(Heterofil)」の商標で市販す
る、押出合成繊維に基づくものがある。
腹部の伸びは、大抵の場合において遥かに小さ
いが、容易に30%を越える。従つて、肌に接着す
る取付体も取り付けた肌によりあらゆる方向に少
なくとも30%は伸びることができなければならな
い。しかも肌との結合が破れるような不快な過度
の張力を肌に及ぼすこと無く伸ばすことができな
ければならない。本発明で用いる薄膜は十分な伸
縮性を有し、事実上伸縮自在に20%伸長させるに
要する力は290g/cm、好ましくは110g/cm未満
である。
造瘻術用具の身体に取り付けるのに用いる構造
体の横方向の伸びに対する抗張力の測定に関して
は、測定値は、2以上の層又は材料から成る構造
体のすべての層を含むように、構造体の全体の厚
さ(取付構造体の横方向の寸法に垂直な厚さ即、
用具を身体に正しく取り付ける場合には身体に垂
直な方向の厚さ。)を測定する。構造体が肌の伸
縮にいかに容易に追従することができるかを決定
するのは、全構造体の横方向の伸縮性であつて、
複合構造体の一要素の伸縮性だけではない。
取付体を伸ばすのに要する力に関しては、
ASTM標準D882―83により下記のパラメータを
用いて測定を行うことを意図している。
1)試料幅9.5mm(3/8in)、2)グリツプ間
の試料長さ38mm(1.5in)、3)引張速さ51mm
(2in)/min 力の数値は構造体の単位長さ(in)当たりの重
量(lb)で示し、単位長さ(in)の寸法は引張方
向に垂直な構造体の横方向表面に沿つて測定す
る。9.5mm(3/8in)の試料で測定する力の値を
lb/inの値に換算するために9.5(3/8)で除
す。
目に見える汗を除外した肌を通しての身体の24
時間当たりの平均水分損失は、250g/10000cm2
度で、掌と足の裏で500g/10000cm2程度と高くな
る。従つて肌が正常な水分発散を維持するために
は、取付体の水蒸気透過率は40℃、80%相対湿度
で24時間当たり少なくとも300g/10000cm2でなけ
ればならない。夏期及び運動中に肌から余分な汗
を除去する必要があることを考慮すれば、好まし
い水蒸気透過率は40℃、80%相対湿度で24時間当
たり少なくとも500g/10000cm2でなければならな
い。
水蒸気の透過率に関しては、測定はペインカツ
プ法(Payne cup method)により以下の通り行
う。カツプに10c.c.の蒸留水を加え、直径3.8mm
(1−1/4in)の試験材料試料をカツプの開口上
にクランプで止める。試料が粘着性物質の場合に
は、先ずこれを支持するために高透過率の裏材上
に張り付ける。ついで用意したものを温度40℃、
相対湿度20%の空気循環炉内に24時間放置する。
それゆえにカツプの内側と外側の相対湿度には差
がある。カツプからの水分の損失は重量測定によ
り求める。水蒸気透過率は特定の材料につき、
g/10000cm2/24時間/40℃/相対湿度20%で表
す。
本発明の更に重要な特徴は肌が呼吸できるよう
な取付体を用いることである。肌の回復機構が正
しく機能し、嫌気性細菌が肌の上で成長するのを
妨げるために、肌に酸素を十分供給することが重
要である。この必要性は昔から知られており、実
際市場における多くの造瘻術用具は、このことを
念頭に置いて繊維性の「微小多孔質」テープを用
いている。しかし現在の方式では本発明の特徴を
取り入れていないので、漏れ、外れ及び肌への刺
激を起こし易い。これらの問題を緩和するために
用具と肌との間にカラヤまたは他の材料製の肌保
護材を挿入することを一般的に推奨している。そ
れによつて上記微小多孔質材料の透過性にも拘ら
ず、肌への水蒸気のみならず酸素の伝達が阻止さ
れる。本発明においては、肌の健康と快適性に寄
与するために酸素及び水蒸気の透過性による効果
を完全に確保することができる。酸素の透過率測
定に関しては、ASTM測定法第D3985号に従つ
て行うことを意図する。
本発明の他の重要な特徴は補強材で、これによ
つて補強材が無ければ薄膜の肌側の粘着層から保
護カバーを除去した後は非常に柔軟な薄膜に堅さ
を与える。補強材によつて与えられた堅さによ
り、しわを生じること無く薄膜の取扱いが容易に
なり、それ自体で折り重なつたり、くつつき合つ
たりすること無く概して平らに伸びた形状で薄膜
を保持する助けとなる。
好ましい実施例においては、補強材は所望の堅
さを有する一枚の紙又はプラスチツクで、これを
粘着剤又はその他の方法で薄膜の袋側に取外し自
在に取り付ける。用具を身体に取付けた後薄膜の
特性である柔軟性、伸縮性及び透過性を発揮する
ように補強材を除去する。
他の実施例においては、薄膜の外周の回りに補
強材を取付ける。その補強材の外周はパーフオレ
ーシヨン(ミシン穴)又はその他の方法で切取り
易くした境界線に沿つて薄膜の中央部に接合し、
薄膜を身体に取付けた後で周辺補強材を境界線に
沿つて切り取ることができるようにする。薄膜の
外周に結合する補強材は適切な堅さの紙、プラス
チツク又はその他の材料製とする。
更に他の実施例においては、補強材は薄膜の身
体側の粘着層を保護する保護カバーの周辺部であ
つてもよい。この実施例では、薄膜に堅さを与え
て支持するために周辺部を薄膜に取付けたまま
で、粘着層を露出して身体に取付けるために保護
カバーの大部分を粘着層から除去することができ
るように、保護カバーの残りの部分から周辺部を
分離する。いつたん用具を肌に取り付けた後で
は、周辺部を除去してからその下にある粘着層を
肌に取付けることができる。この実施例は前記の
好ましい実施例ほど有効ではないが、とくに上記
の他の実施例と共に用いることができる。
更に別の実施例においては、袋が補強材の役目
を果たすように、薄膜の袋側を袋の表面に取外し
可能に取付けることができる。この実施例では、
一度薄膜が袋から離れて自由になつた場合には、
薄膜の大部分の領域に亘つて袋から離れた状態を
保つように、薄膜が袋による補強支持から離れた
後で粘着性を残さない粘着材又はその他の方法に
より取付けるのが最も良い。例えば、結合が解け
た後で粘着性が残らないトルエンのような溶剤を
用いて薄膜と袋とを相互に軽く取付けるか、又は
袋と、隣接する袋側の薄膜とに高融点(体温より
高い軟化温度)のワツクスを振掛けて熱により両
者を結合させることができる。
薄膜は袋の開口の周辺部において直接袋に取付
けるか、又は袋の開口の周辺部において袋に取付
ける可撓性プラスチツクフイルムのフランジのよ
うな介在体を用いて取付けることもできる。概し
て後者の場合には、フランジをできるだけ小さく
し、他の材料で覆われることによつて薄膜の厚
さ、伸縮性及び水蒸気及び酸素に対する透過性の
十分な効果が損なわれるような、薄膜の面積を最
小にすることが望ましい。
瘻の下側領域では、用具及び用具の中味の重量
により薄膜と取付けた肌とを圧縮し、しわが生じ
やすい。堅さと支持を増加させ且つしわを最小に
するために、フランジを開口の下側に若干延長す
ることにより、当該領域おける薄膜を補強するこ
とができる。薄膜と袋を一緒に取付けるフランジ
を用いる実施例においては、当該フランジを下側
に延長し、上記堅さを与えるために瘻の下側の薄
膜に取付けることができる。
薄膜と肌の間の細菌の成長を抑えるために粘着
層、薄膜に殺菌又は静菌成分を混入することがで
きる。ベータジン(Betadine)はそのような薬
物の一つである。
本発明の造瘻術用具は単品として作られ、従来
技術で必要とされた別個の肌保護材、チユーブ入
りグルー及びエーロゾルデイスペンサを完全に排
除する。更に本発明の造瘻術用具は、従来技術で
通常平均2―3日を遥かに超える11日もの長期間
使用できることが認められている。
要約すると、本発明による取付体のデザイン上
の特性(薄さと可撓性、容易な伸縮性、水蒸気、
酸素に対する高透過性、及び装着時の取外し自在
な支持材)は、経時後に落下せず、漏れず、肌を
刺激又は損傷せず、頻繁な交換を要せず、快適な
装着感を有する用具を使用者に提供する上で重要
である。これらの特性は補助的な肌保護材又は取
付構造体を要しない単品の用具で与えられる。現
在しばしば見られるように、このような肌保護材
や取付構造体は本発明の用具の特性を成すこれら
の優れた特徴を阻害する。現在まで、これらのデ
ザイン特性は十分認識まれておらず、現存の造瘻
術用具のデサインでは取り扱われていない。
本発明の特徴である構成及び操作方法に関する
新規な特性、その他の目的及び利点は、例として
本発明の好ましい実施例を示す添付図と共に以下
の記載を考察することにより更に良く理解できる
であろう。しかし、図面は図解、説明のみを目的
とし、本発明の範囲の制限を意図するものでない
ことを理解されたい。
また、図面は尿造瘻用具に関する用具を示す
が、回腸及び結腸造瘻用具にも同様に用いること
を理解されたい。
本発明による造瘻術用具の好ましい実施例の一
である用具10を着用する被造瘻術患者を第1図
に示す。用具10は袋12を含み、以下に詳細を
図示するように、袋の上部を瘻の部位に取付け
る。袋12は底部に排出口14及び袋の中味を放
出するための取外し可能な栓16を有する。袋自
体による肌への刺激を避けるために、使用者の肌
から袋12の本体を隔離するために取付ける布カ
バー18を設ける。本発明の取付機構により得ら
れる粘着力が十分なので、支持ベルトを着用する
必要はない。
造瘻術用具10の構成は第2図及び第3図に詳
しく示す。袋12の使用者に面する側に開口20
を設ける。可撓フイルムの円形フランジ22を開
口20の回りに配置する。同フランジ22は開口
20に対応する開口を有する。フランジ22の内
周部は、これを袋12と同一平面に保つように、
複数個の円周位置24で加熱密封などにより袋1
2に固定する。フランジ22の外周部は袋に加熱
密封せず、袋に対して移動することができる。
フランジ22より大きい直径をもつ、可撓性、
半透過性の円形薄膜26を設ける。薄膜26は、
米国特許第3645835号に開示されているような、
肌のかぶれを直し、防止する薬物を含むことがで
きる、以前火傷に用いたようなポリウレタン材料
が好ましい。この種の火傷用の材料を用いた包帯
は、スリーエム社(3M)の「テガダーム
(TEGADERM)」、ジヨンソン・アンド・ジヨン
ソン社(Johnson & Johnson)の「バイオク
ルーシブ(BIOCLUSIVE)、スミス・アンド・
ネフユー・インク社(Smithand Nephew Inc)
の「オプサイト(OP−SITE)」の各商標で市販
されている。このような包帯は皮膚呼吸ができる
ように水蒸気に対し透過性を有するが、尿や大便
のような液体に対しては透過性はない。薄膜26
の中央には、袋12の開口20に対応する開口2
8を設ける。
身体側に面したフランジ22上の粘着剤で薄膜
をフランジ22に取付ける。薄膜とフランジは、
加熱密封のような他の任意の方法で取付けること
もできる。薄膜26の直径がフランジ22の直径
より大きいので、フランジ22の回り外側の薄膜
の表面30上には環状部が存在する。この環状部
に半硬質の紙製裏当てシート32を取付ける。薄
膜26は最初から裏当てシート32上に配置でき
るので、概してこの取付けは材料を製造する時に
行う。以下に述べるように、裏当てシート32は
薄膜から容易に取り外せるようにスリツト34を
有する。裏当てシート32は米国特許第4372303
号記載の様に形成することができる。
身体側に面する薄膜26表面上に粘着層36を
設ける。カバーシート38がこの粘着層上にあつ
てこれを覆う。カバーシート38は開口20,2
8に対応する中央開口40を有する。この中央開
口40の回りに複数の同心円42を設ける。各円
は各円に対応する直径を示すマーク43を有す
る。以下に詳述するように、各円42及びマーク
43は所定寸法の開口40を開ける時の案内に用
いる。
使用者が本発明の造瘻術用具10を取付ける方
法につき第4A図乃至第4C図を順次参照して例
示する。第4A図に示すように、第1段階で、袋
12に正確な大きさと形状の開口を開ける。薄膜
26及び前部カバーシート38の開口28,40
は、両者が同一位置にあるので、一致するように
同時に開ける。印刷された円42及びそれに対応
するマーク43は、使用者が所望の最終開口の正
確な大きさ及び形状を得る案内となる。
第4B図のように、開口を開けた後使用者はカ
バーシート38を外して粘着層を露出させる。こ
の段階においては、薄膜26は半剛性の裏当てシ
ート32で堅く、平坦に保たれる。このような形
で、開口が使用者の瘻を囲むようにして造瘻術用
具10を使用者の囲瘻部に容易に取り付けること
ができる。フランジ22が半剛性なので突き出た
瘻を開口20に押し通す助けとなる。
第4C図に示すように、粘着層36を囲瘻部に
取り付けた後裏当てシート32を除去し、使用者
に対して袋を保持するフランジに取付けた薄膜の
みを残す。この形状において、非常に薄い薄膜
は、袋を所定の位置にしつかりと保持し且つ漏れ
を防ぐと同時に、身体の動きに適応するように容
易に撓む。
第5図は本発明の第2の実施例の用具52を示
す。この用具は、各矩形の薄膜、カバーシート5
4及び補強材以外は前記第1実施例の用具と類似
している。この実施例の用具の取付け方法は実施
例の用具10について述べた手順と同一である。
第6図は本発明の第3の実施例の用具を示す。
この実施例では、同心円を設けないこと及び瘻か
ら下の薄膜26部分に補足的な堅さと支持を与え
るために、下方に延長する小さなフランジ22a
を設けることを除けば、構造的に第1図のものと
類似している。更に、当該延長フランジ22aの
領域の外側に及ぶ薄膜26の裏側全域を対象とし
て補強と支持を与えるために、取外し自在な大き
な裏当てシート32aを設ける。
第6図の用具の着用は第1図のものと同一方法
で行う。即ち、裏当てシート32a及びフランジ
22aが構造的に薄膜26を支持している間に、
カバーシート38を外して薄膜26を囲瘻部に装
着する。薄膜26を囲瘻部に装着した後、袋1
2、フランジ22a及び薄膜26を取付けたま
ま、スリツト34aを用いて薄膜26の裏から裏
当てシート32aを除去する。フランジ22aの
下方延長部分は、用具の重さで肌にしわが寄りや
すい、開口から下の薄膜部分に堅さを与える。
第4の実施例を示す第7図では、カバーシート
38で薄膜26を覆うが、フランジ22に相当す
る部材を用いない。その代わりに、薄膜26bを
加熱結合などにより内方環状領域58で袋12の
壁に取付ける。既に述べた通り、薄膜26bも同
様に外方環状領域60で袋12の壁に対して取外
し自在になるように取付ける。この取付けは、体
温より融点の高いカノウバ(Carnauba)ワツク
スを袋12及び薄膜26bの隣接面に振掛けた
後、当該集成体をワツクスの融点まで加熱するこ
とにより簡便に行うことができる。加熱に際して
は、用具のあらゆるプラスチツク部品を損傷しな
いように加熱温度を低く保つように注意を要す
る。
第7図の実施例では、初めにカバーシートを外
し、薄膜26bを囲瘻部に粘着結合させながら、
瘻を開口20に挿入する。このように用具を肌に
取付けた後、第1図の用具と同様に用いられるよ
うに、外周領域でワツクス結合を壊して袋12を
薄膜26bから分離する。
第8図に示す本発明の第5の実施例の形態で
は、第1図と類似の方法で袋12の壁と薄膜26
に結合したフランジ22を用いる。しかし、ここ
では薄膜26の外周に取付けたリング62が、薄
膜のための取外し可能な補強部材となる。この薄
膜26には一連のミシン穴64があり、用具を使
用者の肌に取付けた後でリング62と薄膜の周辺
部を残りの薄膜から除去することができる。
本発明の好ましい実施例を詳細に図示したが、
当業者によりこれらの実施例の修正、改変を行い
得ることは明らかである。しかしこの様な修正、
改変も、特許請求の範囲の項に記載した本発明の
技術的範囲に入るものであることを理解された
い。特許請求の範囲中の「結合する」及び「固定
する」の用語は、2つの要素を相互に直接的に若
しくは第3の部材を介して間接的に結合又は固定
することを意味する、広義の意味で用いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の造瘻術用具の好ましい実施例
を用いる人物の斜視図、第2図は第1図の好まし
い実施例の斜視図、第3図は第1図の好ましい実
施例の取付け部分の分解図、第4図は第1図の実
施例の用具を患者へ装着する段階を示す部分斜視
図、第5図は本発明の第2実施例を示す斜視図、
第6図は本発明の第3実施例を示す分解図、第7
図は本発明の第4実施例を示す断面図、第8図は
本発明の第5実施例を示す断面図である。 10…造瘻術用具、20…開口、22…フラン
ジ、26…薄膜、32…裏当てシート(補強部
材)、36…粘着層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 瘻から排泄物を受け取るための開口を有する
    袋と、袋側と肌側とを有する可撓薄膜にして、前
    記袋側で前記開口を囲むよう前記袋に固定される
    内方部と、前記肌側で使用者の肌で支持される外
    方部とを有する可撓薄膜と、前記可撓薄膜を使用
    者の囲瘻部に取り付けるために該可撓薄膜の肌側
    に設ける粘着層にして、該可撓薄膜の外方部にお
    いて造瘻術用具から使用者の肌へ重さを伝達する
    ように設ける粘着層と、前記粘着層を覆うカバー
    シートにして、該可撓薄膜と該袋とを前記囲瘻部
    に取り付ける際に前記カバーシートの下にある該
    粘着層を露出するために取り外し自在なカバーシ
    ートとを含有する造瘻術用具において、 該可撓薄膜と該粘着層との集成体が、 1000分の250mm未満の厚さと、 20%の伸び率で290g/cm未満の弾性係数と、 40℃、相対湿度80%で24時間当たり300g/
    10000cm2を越える水蒸気透過率とを有することを
    特徴とする造瘻術用具。 2 前記可撓薄膜が厚さ1000分の51mm未満のポリ
    ウレタンフイルムである、特許請求の範囲第1項
    に記載の造瘻術用具。 3 前記可撓薄膜と前記粘着層との集成体が、 1000分の76mm未満の厚さと、 20%の伸び率で110g/cm未満の弾性係数と、 40℃、相対湿度80%で24時間当たり500g/
    10000cm2を越える水蒸気透過率とを有する、特許
    請求の範囲第1項に記載の造瘻術用具。 4 前記可撓薄膜が厚さ1000分の51mm未満のポリ
    ウレタンフイルムである、特許請求の範囲第3項
    に記載の造瘻術用具。 5 前記可撓薄膜が、該可撓薄膜を肌に接着させ
    るときに該可撓薄膜を硬化させるために、該可撓
    薄膜を肌に接着固定した後で取り外せるように該
    可撓薄膜の前記外方部の前記袋側に取り外し自在
    に設ける硬化部材を有する、特許請求の範囲第1
    項に記載の造瘻術用具。 6 前記硬化部材が、前記可撓薄膜の前記外方部
    の前記袋側を前記袋に取り外し自在に取り付ける
    接着剤を有する、特許請求の範囲第5項に記載の
    造瘻術用具。 7 前記硬化部材が、前記可撓薄膜の前記内方部
    を肌に取り付けた後で該可撓薄膜の残りの部分か
    ら切り離すことができる該可撓薄膜の外方部分を
    有する、特許請求の範囲第5項に記載の造瘻術用
    具。 8 前記硬化部材が、該可撓薄膜の前記外方部を
    覆つて該可撓薄膜の前記袋側に取り外し自在に設
    けるシート部材を有する、特許請求の範囲第5項
    に記載の造瘻術用具。 9 前記可撓薄膜が、前記内方部において該可撓
    薄膜の前記袋に結合されて前記開口を囲むように
    袋に固定される硬化フランジを有し、前記硬化フ
    ランジが、該開口より下にある肌及び該可撓薄膜
    に生じるしわを防止するために該硬化フランジか
    ら外にかつ該開口から下に向かつて延在する延長
    部を有する、特許請求の範囲第8項に記載の造瘻
    術用具。
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