JPH0568548U - 点滴液制御装置 - Google Patents

点滴液制御装置

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JPH0568548U
JPH0568548U JP1289592U JP1289592U JPH0568548U JP H0568548 U JPH0568548 U JP H0568548U JP 1289592 U JP1289592 U JP 1289592U JP 1289592 U JP1289592 U JP 1289592U JP H0568548 U JPH0568548 U JP H0568548U
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JP
Japan
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drip
flow meter
flow rate
float
inner diameter
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Pending
Application number
JP1289592U
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English (en)
Inventor
茂美 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiso Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Keiso Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Keiso Co Ltd filed Critical Tokyo Keiso Co Ltd
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Publication of JPH0568548U publication Critical patent/JPH0568548U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】滴下チャンバ体の代わりに新規な流量計を設け
ることにより、この流量計と絞りによって点滴液の流量
を容易かつ的確に制御できるようにした。 【構成】薬液収納体1の下部に、上部流入口を接続する
流量計を、上部内径は小であるが、下部内径は大である
管体7内に点滴液よりも比重の小なる物体で構成された
浮子8を配した構成のものとし、この流量計6の下部に
接続した点滴ホース4に流量調節具5を設けた。 【作用】点滴液の流量制御を容易にしかも的確に行うこ
とができて、点滴処置の安全性が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は点滴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の点滴装置は、図7に示すように薬びん1の下部ホース2に滴下チャンバ 体3を接続し、滴下チャンバ体3に接続した点滴ホース4に流量制御具たる絞り 具5を取り付けた構造のものとしてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
患者への点滴は適正な流量で行う必要があるが、従来の装置は前述のごとく流 量計を備えていないので、流量の制御は、ホース2の下端ノズル2aから滴下チ ャンバ体内に薬液が単位時間内に落下した回数を数え、これにより大体の流量を チェックして絞り5で点滴流量を制御している。
【0004】 しかしこの方法では正確な流量制御が期しがたく、また操作に熟練を要すると いう問題がある。
【0005】 本考案の目的とするところは、滴下チャンバ体の代わりに新規な流量計を設け ることにより、この流量計と絞りによって点滴液の流量を容易かつ的確に制御で きるようにしたことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の点滴液制御装置は薬液収納体の下部に 、上部内径は小であるが、下部内径は大である管体内に点滴液よりも比重の小な る物体で構成された浮子を配した流量計の上部を直接もしくは間接的に接続し、 この流量計の下部に接続した点滴ホースに流量調節具を設けた構造のものとして ある。
【0007】
【実施例】
図1〜6は本考案の実施例を示す。 図1において、点滴液を入れてある袋やびん等の薬液収納体1の下部に接続し たホース2に新規な流量計6の上部を接続してある。
【0008】 この流量計6は従来の面積流量計と異なり、管体7の内面形状が上部内径は小 で、下部内径が大となるようにしてあって、管体7内には薬液よりも実質比重ま たは見かけ比重の小なる物体で作られた浮子8を設けてある。
【0009】 しかして流量計の下部出口には点滴ホース4を接続してあって、このホース4 の適所には絞り等よりなる流量調節具5を設けてある。
【0010】 上記構成において、流量計の管体7は内部の浮子8を透視できるよう一部また は全部を透明体で構成するのが好ましいが、透視材製のばあいは、浮子の位置が 直接的または間接的に流量指示値になる目盛りを附しておけば、流量測定を目視 で的確に行える。
【0011】 また、流量計の管体7や浮子8は耐薬品性や高温滅菌が可能な耐熱性プラスチ ックス製が好ましく、特に浮子は比重が0.83で、薬液の比重1(点滴液の比 重は殆どのものがほぼ1.0である)より小さい例えばポリプロピレンやポリメ チルペンテンよりなる中実体のものが好適である。
【0012】 ただ、ポリメチルペンテンは透明であるので、これを使用した浮子は見えにく くなるが、図4のごとく浮子8の適所まわりに不透明なリング9でも嵌めておけ ば、浮子をはっきりと目視できる。
【0013】 また、浮子8は図4のように重心が浮力中心より下位になるように設定すれば 、管体が揺れたときにもとの姿勢に復元しやすい利点がある。
【0014】 管体7は、その内面形状を下部につれて内径が1次直線的に大となる直線テー パー面にしたものにすれば、テーパー管の製作が容易で、コストの点でも有利で あるが、必ずしも直線的テーパー面とする必要はなく、例えば図3(a)のよう に2次曲線的に変形するラッパ状テーパー面としたり、あるいは図3(b)のよ うに釣鐘状のテーパー面にするばあいもあり、要は上部内径が小で、下部内径が 漸次大となるものであればよい。
【0015】 なお、図中の符号10は浮子の落下止め用に管体内の下部に設けたストッパー 、12は通気用管針である。
【0016】 流量調節具5には種々のものがあるが、操作性やコストの面からすれば、点滴 ホース4を徐々に押し潰すタイプの絞り具が好適であり、その一例を図5、6に 示す。
【0017】 この絞り具は、可撓性にして弾性復元力を有し、先端に点滴針11を有する点 滴ホース4へ片側へ嵌める短いチャンネル状の本体5aの両側板5b、5bに点 滴ホースと非平行にガイドスロット5c、5cをあけ、このガイドスロットで回 転体5dの両端軸5e、5eを支承したものとしてある。
【0018】 したがって、回転体を指で押してまわすと、回転体はガイドスロットに添って 移動し、その移動により点滴ホースは回転体に押し潰されて流路面積が小となり 、逆方向の移動により点滴ホース4は弾性復元して拡開し、流路面積が大となる 。
【0019】 本装置における流量計5は面積流量計ではあるが、従来のものと異なり、管体 7の内径は上部が小で、下部が大となるようにしてあり、また浮子8は点滴液よ りも比重(実質比重または見かけ比重)が小なるもので構成してある。
【0020】 したがって、この流量計では、液の流れにより浮子に作用する力が、浮子の重 量から浮子に作用する浮力を減じた差と釣り合った状態で浮子が管体内に静止す ることになるので、点滴液が上下方向に流れる点滴装置用に利用できる。
【0021】 本装置では絞り5の操作により点滴ホース4の内面の断面積(流路面積)を大 小に調節すれば、これに応じて浮子が管体7内で上下するので、浮子の位置を目 視等にて捉えることにより流量を把握でき、したがって浮子が所要流量位置にな ったところで絞り5の操作を止めることにより点滴液の流量を的確に設定できる 。
【0022】
【考案の効果】
本考案の装置によれば点滴液の流量制御を容易にしかも的確に行うことができ て、安全に点滴を行えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る点滴液制御装置の一例を示す全
体図。
【図2】 流量計の拡大縦断面図。
【図3】 流量計の他の形状を示す図。
【図4】 浮子の断面図。
【図5】 流量調節具たる絞りの一例を示す拡大図。
【図6】 絞りを示す側面図。
【図7】 従来の点滴装置を示す図。
【符号の説明】
1 薬液収納体 2 下部ホース 3 滴下チャンバ体 4 点滴ホース 5 流量調節具たる絞り 5a チャンネル状本体 5b 側板 5c ガイドスロット 5d 回転体 5e 軸 6 流量計 7 管体 8 浮子 9 リング 10 ストッパー 11 点滴針 12 通気用管針

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬液収納体の下部に、直接もしくは間接的
    に上部注入口を接続する流量計を、上部内径は小である
    が、下部内径は大である管体内に点滴液よりも比重の小
    なる物体で構成された浮子を配した構成のものとし、こ
    の流量計の下部に接続した点滴ホースに流量調節具を設
    けてなる点滴液制御装置。
  2. 【請求項2】前項記載の流量計の管体を透視性材で構成
    してなる点滴液制御装置。
JP1289592U 1992-02-06 1992-02-06 点滴液制御装置 Pending JPH0568548U (ja)

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JP1289592U JPH0568548U (ja) 1992-02-06 1992-02-06 点滴液制御装置

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JP1289592U JPH0568548U (ja) 1992-02-06 1992-02-06 点滴液制御装置

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JPH0568548U true JPH0568548U (ja) 1993-09-17

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ID=11818132

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JP1289592U Pending JPH0568548U (ja) 1992-02-06 1992-02-06 点滴液制御装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56615A (en) * 1979-06-15 1981-01-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Flowmeter
JPS62103520A (ja) * 1985-10-31 1987-05-14 Terumo Corp 流量計
JPS63226366A (ja) * 1987-03-16 1988-09-21 株式会社 ニツシヨ− 点滴筒

Patent Citations (3)

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