JPH056703U - フラツトケーブルの接続部形状 - Google Patents
フラツトケーブルの接続部形状Info
- Publication number
- JPH056703U JPH056703U JP6094291U JP6094291U JPH056703U JP H056703 U JPH056703 U JP H056703U JP 6094291 U JP6094291 U JP 6094291U JP 6094291 U JP6094291 U JP 6094291U JP H056703 U JPH056703 U JP H056703U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- flat cable
- film
- cut
- cable connection
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- Pending
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- Insulated Conductors (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルムの切断部に位置した導体に外力が集
中するのを緩和し、導体の破断、疲労破壊等を防止する
ことのできるフラットケーブルの接続部形状を提供す
る。 【構成】 フラットケーブルのフィルム2を切断して導
体1を露出させた切断部3に、丸みをもって若しくは直
線状の導体1方向に傾斜する勾配4をもたせたものであ
る。
中するのを緩和し、導体の破断、疲労破壊等を防止する
ことのできるフラットケーブルの接続部形状を提供す
る。 【構成】 フラットケーブルのフィルム2を切断して導
体1を露出させた切断部3に、丸みをもって若しくは直
線状の導体1方向に傾斜する勾配4をもたせたものであ
る。
Description
【0001】
本考案は、フラットケーブルの接続部形状に関する。
【0002】
一般に図5に示すように、フラットケーブルは、導体1をフィルム2で挟んだ 構造となっている。このようなフラットケーブルを接続するには、フィルム2を 剥ぎ取って導体1を露出させ、その導体1を被接続体に溶接するのが一般的であ る。 従来、導体を露出させるには、フィルム2を導体1に対して垂直方向に切断し ている。図中3は切断部である。
【0003】
上記のように、フィルムを導体に対して垂直に切断すると、フィルムの切断部 に位置した導体に過大な外力がかり破断、疲労破壊などの不具合が発生する。
【0004】
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、切断部に位置した導体に外力 が集中するのを防止することを目的とする。
【0005】
本考案は、フィルムを切断して、フィルム内の導体を露出させたフラットケー ブルの接続部形状において、該フィルムの切断部に導体側に傾斜する勾配をもた せたことを特徴とする。
【0006】
フィルムの切断部に導体側に傾斜する勾配をもたせると、切断部に位置した導 体に外力が集中するのを緩和することができ、これにより導体の破断、疲労破壊 等を防止することができる。
【0007】
以下本考案の実施例を図面を参照して具体的に説明する。 図1及び図2は、本考案のフラットケーブルの接続部形状の平面図及び断面図 である。フラットケーブルは3本の導体1にフィルム2を被覆した構造であり、 フィルム2が所定長さ切断されて導体1が露出している。図中3がフィルムの切 断部である。
【0008】 上記構成は従来と同じであるが、本考案は、フィルム2から導体1を露出させ た切断部3に勾配をもたせて、切断部3に位置した導体1に加わる外力を分散さ せた点に特徴がある。そのため、本考案では、切断部3に丸みをもって若しくは 直線状の導体1方向に傾斜する勾配4をもたせたものである。 上記実施例では、フィルム2の表、裏ともに勾配4を形成したが、勾配4は片 面のみでもよい。
【0009】 上記実施例は、フィルム2の切断部3をフラットケーブルの端部に形成した例 を示したが、図3及び図4に示す如く切断部3はフラットケーブルの中間部に形 成してもよい。切断部3には導体側に傾斜する勾配4をもたせる点は上記実施例 と同様である。なお図3、図4において図1、図2と同一部分には同一符号を付 して説明を省略する。また導体1の本数は特に限られるものではない。
【0010】
以上説明したように、本考案のフラットケーブルの接続部形状は、切断部3に 勾配4をもつ構成としたので、切断部3に位置した導体1にかかる外力を分散す ることができる。従って切断部3に位置した導体1の破断、疲労破壊等を防止す ることができる。
【図1】本考案のフラットケーブルの接続部形状の平面
図。
図。
【図2】本考案のフラットケーブルの接続部形状の断面
図。
図。
【図3】本考案の他の実施例を示す縦断面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】従来のフラットケーブルの接続部形状の断面
図。
図。
1 導体 2 フィルム 3 切断部 4 勾配
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 フィルムを切断して、フィルム内の導体
を露出させたフラットケーブルの接続部形状において、
該フィルムの切断部に導体側に傾斜する勾配をもたせた
ことを特徴とするフラットケーブルの接続部形状。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6094291U JPH056703U (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | フラツトケーブルの接続部形状 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6094291U JPH056703U (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | フラツトケーブルの接続部形状 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056703U true JPH056703U (ja) | 1993-01-29 |
Family
ID=13156941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6094291U Pending JPH056703U (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | フラツトケーブルの接続部形状 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056703U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016081732A (ja) * | 2014-10-17 | 2016-05-16 | 矢崎総業株式会社 | 電線及び電線の製造方法 |
KR102157500B1 (ko) * | 2019-11-05 | 2020-09-18 | 윤희준 | 필-오프 방지 플렉시블 플랫 케이블 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP6094291U patent/JPH056703U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016081732A (ja) * | 2014-10-17 | 2016-05-16 | 矢崎総業株式会社 | 電線及び電線の製造方法 |
KR102157500B1 (ko) * | 2019-11-05 | 2020-09-18 | 윤희준 | 필-오프 방지 플렉시블 플랫 케이블 |
WO2021091068A1 (ko) * | 2019-11-05 | 2021-05-14 | 윤희준 | 필-오프 방지 플렉시블 플랫 케이블 |
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