JPH056640U - 遠隔制御しや断器 - Google Patents

遠隔制御しや断器

Info

Publication number
JPH056640U
JPH056640U JP1642191U JP1642191U JPH056640U JP H056640 U JPH056640 U JP H056640U JP 1642191 U JP1642191 U JP 1642191U JP 1642191 U JP1642191 U JP 1642191U JP H056640 U JPH056640 U JP H056640U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power line
remote control
current
power
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1642191U
Other languages
English (en)
Inventor
雄二 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1642191U priority Critical patent/JPH056640U/ja
Publication of JPH056640U publication Critical patent/JPH056640U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般家屋の屋外電源引込口に設けられたしや
断器(3)を、しや断された状態から遠隔操作により再投
入させる。 【構成】 しや断された電灯線(1S,2S,3S)をケーブルと
して利用し、家屋内のコンセント(12)から屋内制御ユニ
ツト(2)により直流信号を当該電灯線に供給する。しや
断器ユニツト(1)に設けられた検出装置(4,10)は、当該
直流信号を検出すると投入機構(21)を駆動して、しや断
されていたしや断器(3)を再投入する。 【効果】 既設の電灯線を利用するため、家屋の壁にし
や断器の遠隔制御用のケーブルを設けるための穴を開け
る必要がない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、一般需要家宅の屋外の電源引込口に設置され、使用されるしや断 器、特にしや断後に屋内から再投入を制御される遠隔制御しや断器に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
図5に、従来の遠隔制御しや断器の概略構成を示す。図5において、従来の遠 隔制御しや断器23は一般需要家宅(家屋)の屋外の電源引込口に設けられている 。遠隔制御しや断器23には、しや断後に再投入するための押ボタンスイツチ25が 専用のケーブル24を介して接続されている。なお、12は一般需要家宅内の電源コ ンセントを示す。
【0003】 遠隔制御しや断器23は電灯線(AC.100V)1S,2S,3Sを流れる電流値が所定値を超 えた場合にしや断する。しや断した遠隔制御しや断器23を再投入する場合、押ボ タンスイツチ25を押し(オンし)、所定の制御信号をケーブル24を介して遠隔制 御しや断器23に入力する。遠隔制御しや断器23はこの制御信号を受信することに より、その投入機構(周知又は自明により図示せず)が作動し、再投入される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の遠隔制御しや断装置は以上のように構成されているため、遠隔制御しや 断23の再投入のために遠隔制御しや断器23と押ボタンスイツチ25とを接続する専 用のケーブル24を設ける必要があった。しかし、ケーブル24を設けるには、家屋 の壁等に穴を開ける必要がある。このため、特に新築家屋に置いては、電力会社 の都合によるケーブルの設置を拒否される場合が多いという問題点を有していた 。
【0005】 この考案は以上のような問題点を解決するためになされたものであり、専用の ケーブルを設けることなく、一般需要家宅の屋内から再投入を制御することがで きる遠隔制御しや断器を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の考案に係る遠隔制御しや断器は、 需要家宅の屋外電源引込口に設けられ、屋内の電灯線に流れる電流が所定値を 超えた場合に当該電灯線を屋外の電源配線からしや断するしや断手段と、 前記しや断手段の近傍において前記電灯線に接続され、前記電灯線がしや断さ れた状態において所定の直流電流を検出する検出手段と、 前記検出手段が前記所定の直流電流を検出した場合に、しや断された前記電灯 線を再投入させる投入手段と、 前記需要家宅の屋内のコンセントに接続するためのプラグおよび前記所定の直 流電流を供給するための直流電源を有する屋内制御手段と、 を具備している。
【0007】 また、第2の考案に係る遠隔制御しや断器は、前記屋内制御手段は、交流電力 が前記電灯線に供給されている場合に、前記直流電源を切り離すためのリレー手 段を有している。
【0008】
【作用】
第1の考案に係る遠隔制御しや断器においては、屋外の電源配線からしや断さ れた屋内の電灯線を信号伝送ケーブルとして利用し、投入手段(しや断器に設け られている電磁石等を用いた投入機構)を動作させるための制御信号を伝送して いる。従って、専用のケーブルは不要となる。制御信号としては、通常の交流電 流と区別するために所定(電圧)の直流を用いる。そのため、屋内制御手段(屋 内制御ユニツト)は直流電源を有し、更に電力線の端子であるコンセントに接続 するための端子を有している。
【0009】 第2の考案に係る遠隔制御しや断器においては、さらに常時屋内制御手段(屋 内制御ユニツト)の直流電源(電池等)を電力線から切り離すためのリレー手段 (電磁リレー装置等)を有しているため、電源コンセントに屋内制御ユニツトを 接続した状態のままで電灯線に交流(例えば100V)が流れても、この交流が直接 電池等に印加されることはない。
【0010】
【実施例】
第1の考案に係る遠隔制御しや断器を、第1の実施例を示す図1、図2および 図3を用いて説明する。図1はこの実施例における遠隔制御しや断器の構成を示 すブロツク図、図2は屋内制御ユニツトの構成を示す回路図、図3は屋内制御ユ ニツトの外観を示す斜視図である。
【0011】 図1において、遠隔制御しや断器のしや断器ユニツト1は、一般需要家宅の屋 内の電源引込口に設けられている。しや断器ユニツト1は、屋内の電灯線(例え ばAC100V)1S,2S,3Sを屋外の電源配線からしや断するように開閉するためのしや 断器本体部(制御機能付しや断器)3と、しや断器本体部3の開閉状態を示す接 点6と、接点6の出力(しや断器本体部3の開閉状態を示す信号)をCPU4に 入力するための状態信号インターフエイス回路7と、CPU4の出力に基づいて しや断器本体部3の制御を行う制御インターフエイス回路21と、電灯線1S,3Sの 電流値を検出する電流検出器(変流器等)11と、各電流検出器11の出力を加算す る加算回路8と、加算回路8の出力値を演算し、所定値との比較を行う演算回路 9と、電灯線1S,2S,3Sに接続され当該電灯線1S,2S,3Sに流れる直流電流を検出す る直流電流検出回路10と、CPU4等に電力を供給する電源30とを有している。 さらに、CPU4には遠隔値との通信を行うための通信回路5が接続されている 。
【0012】 一方、一般需要家宅の屋内においては、前記電灯線1S,2S,3Sの端子であるコン セント12に屋内制御ユニツト2が接続されている。屋内制御ユニツト2の詳細を 図2に示す。また屋内制御ユニツト2の外観を図3に示す。図において、屋内制 御ユニツト2はコンセント12に接続するためのプラグ13と、電灯線1S,2S,3SのAC 100Vから直流電源を得るためのトランス22及びそれに接続された電源回路部15と 、電源回路部15に接続され電源の通電状態を示すLED16と、電灯線1S,2S,3Sが しや断している状態において当該電灯線1S,2S,3Sに所定の直流電流を供給するた めの電池17(充電式のニツカド電池等)と、前記しや断状態における電池17によ る直流電流の逆流を防止するためのダイオード23と、電池17による直流電流を電 灯線1S,2S,3Sに注入するための直流供給リレー14と、直流供給リレー14を駆動す るための駆動回路26と、駆動回路26の駆動を開始させるための押ボタンスイツチ 20とで構成されている。
【0013】 以上の要に構成された第1の実施例に係る遠隔制御しや断器において、電灯線 1S,2S,3Sに流れる電流の値が所定の基準値よりも高い場合、しや断器本体部3が 作動して電灯線1S、2S、3Sがしや断される。しや断後、しや断器本体部3を作動さ せて電灯線1S、2S、3Sを再投入する場合、まず、しや断され交流電流が供給されて いない電灯線に対し、その端子であるいずれかのコンセント12に屋内制御ユニツ ト2のプラグ13を接続する。次に、押ボタンスイツチ20を押下すると、駆動回路 26により直流供給リレー14のコイルが 励磁され、電池17が電灯線2Sと1S、3Sのい ずれかとに接続され、直流電流が電灯線1S、2S、3Sに供給される。屋外に設けられ たしや断器ユニツト1において、電灯線1S、2S、3Sに供給された直流電流は、直流 電流検出回路10により検出され、CPU4は直流電流検出回路10の出力信号を読 み込み、制御インターフエイス21を介してしや断器本体部3を再投入させる。直 流電流検出回路10は常時電灯線1S、2S、3Sに接続されており、電灯線1S、2S、3Sに正 常に交流電力(AC100V)が供給されている場合でも当該AC100Vに基づいて信号を 出力する。しかし、CPU4は接点6の出力に基づいてしや断器本体部3の閉状 態を認識し、直流電流検出回路10の出力を無視する。
【0014】 第1の実施例においては、通常のAC100Vが電灯線1S,2S,3Sに供給されている状 態では、屋内制御ユニツト2はコンセント12から取り外しておき、しや断器本体 部3を再投入させる場合にのみ屋内制御ユニツト2をコンセント12に接続して用 いる。しかし、電池17を常に充電された状態に維持し管理することは困難である 。そこで、次に常時室内制御ユニツトをコンセントに接続した状態で使用できる ように改良した第2の考案に係る遠隔制御しや断器を、第2の実施例を示す図4 を用いて説明する。図4は第2の実施例における屋内制御ユニツトの構成を示す 回路図である。第2の実施例において、屋内制御ユニツト2は図2に示した第1 の実施例に係る屋内制御ユニツト2にさらに交流検出リレー18を設けたものであ る。他の構成は図1〜図3に示す第1の実施例と同様であるため、その説明を省 略する。
【0015】 図4において、交流検出リレー18は駆動用コイル18aと当該コイル部18aにより 駆動されるスイツチ部18bとを有し、コイル部18aはプラグ13に接続されている。 また、スイツチ部18bはプラグ13のいずれか一方の端子と交流供給リレー14の端 子との間に接続されている。電灯線1S,2S,3SにたとえばAC100Vが供給されている 状態では、たとえばコイル部18aがスイツチ部18bを吸引する等により、直流供給 リレー14および電池17等が電灯線1S,2S,3Sから切り離されている。従って、もし 誤って押しボタンスイツチ20を押下された場合でも、電池17にはAC100Vが印加さ れず、保護される。
【0016】 電灯線1S,2S,3Sがしや断されている場合にはコイル部18aは作動せず、スイツ チ部18bはばね等の付勢力等により作動し、直流供給リレーとプラグ13とを接続 する。この状態で押しボタンスイツチ20を押下すると、電池17による直流電流が 電灯線1S,2S,3Sに供給され、第1の実施例と同様にしや断器本体部3(図1に示 す)が再投入される。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、第1の考案によれば屋外の電源配線からしや断された屋内の電 灯線1S,2S,3Sを使用してしや断器本体部3を再投入させるための制御信号(直流 電流)を伝送するため、専用ケーブルが不要となる。また、第2の考案によれば 屋内制御ユニツト2に電池17等をAC100Vの供給された電灯線1S,2S,3Sから引離す ための交流検出リレー18を設けたので、常時屋内制御ユニツト2をコンセント12 に接続して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1および第2の考案に係る遠隔制御し
や断器の構成を示すブロツク図。
【図2】図2は第1の考案に係る遠隔制御しや断器の屋
内制御ユニツト2の構成を示す回路図。
【図3】図3は第1および第2の考案に係る遠隔制御し
や断器の屋内制御ユニツト2の外観を示す斜視図。
【図4】図4は第2の考案に係る遠隔制御しや断器の屋
内制御ユニツト2の構成を示す回路図。
【図5】図5は従来の遠隔制御しや断器の概略構成を示
すブロツク図。
【符号の説明】
1 しや断器ユニツト 2 屋内制御ユニツト 3 しや断器本体部 4 CPU 10 直流電流検出回路 12 コンセント 13 プラグ 17 電池 18 交流検出リレー 20 押しボタンスイツチ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 需要家宅の屋外電源引込口に設けられ、
    屋内の電灯線に流れる電流が所定値を超えた場合に当該
    電灯線を屋外の電源配線からしや断するしや断手段と、 前記しや断手段の近傍において前記電灯線に接続され、
    前記電灯線がしや断された状態において所定の直流電流
    を検出する検出手段と、 前記検出手段が前記所定の直流電流を検出した場合に、
    しや断された前記電灯線を再投入させる投入手段と、 前記需要家宅の屋内のコンセントに接続するためのプラ
    グおよび前記所定の直流電流を供給するための直流電源
    を有する屋内制御手段と、 を具備する遠隔制御しや断器。
  2. 【請求項2】 前記屋内制御手段は、交流電力が前記電
    灯線に供給されている場合に、前記直流電流を切り離す
    ためのリレー手段を有することを特徴とする請求項1記
    載の遠隔制御しや断器。
JP1642191U 1991-03-20 1991-03-20 遠隔制御しや断器 Pending JPH056640U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1642191U JPH056640U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 遠隔制御しや断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1642191U JPH056640U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 遠隔制御しや断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH056640U true JPH056640U (ja) 1993-01-29

Family

ID=11915777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1642191U Pending JPH056640U (ja) 1991-03-20 1991-03-20 遠隔制御しや断器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH056640U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980582A (ja) * 1972-12-11 1974-08-03
JPS49103979U (ja) * 1972-12-28 1974-09-06

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4980582A (ja) * 1972-12-11 1974-08-03
JPS49103979U (ja) * 1972-12-28 1974-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7960648B2 (en) Energy saving cable assemblies
US5844328A (en) Backup device for electric appliance
US20090295233A1 (en) Energy saving cable assemblies
CN107925133B (zh) 电动工具、电池组及其组合以及控制其的方法
US20110260555A1 (en) Energy saving cable assemblies
US9295170B1 (en) Programmable landscape lighting controller with self-diagnostic capabilities and fail safe features
KR100945210B1 (ko) 대기전력 차단 장치 및 그 제어 방법
US7403360B2 (en) Central vacuum cleaning system control subsystems
US7910834B2 (en) Energy saving cable assemblies
US9102240B2 (en) Charging station for electric vehicles
CN202565178U (zh) 电源适配器装置
US9481324B2 (en) Vehicle battery charger
EP3096430B1 (en) Electric vehicle and power supply circuit for a vehicle control device with alternating current charging thereof
CN109581047B (zh) 一种欠费停电预警装置及使用方法、欠费预警提示的方法
WO2005107554A1 (en) Central vacuum cleaning system control subsystems
US6075459A (en) Remote starter for a combustion engine/electric generator set
JPH056640U (ja) 遠隔制御しや断器
US8456137B2 (en) Current sensing circuit disconnect device and method
JP2012205372A (ja) 電力管理システム
US20110140545A1 (en) Remote Activation System
US3953782A (en) Voltage converter system with on-off control
JP2019122252A (ja) 充放電装置
CN217131489U (zh) 一种控制空调按规定时间和温度工作的装置
CN204992149U (zh) 一种具有电子倒计时定时的插座板
CN208490016U (zh) 一种可断电的壁控驱动电路