JPH0565718A - Lng受入基地システム及びlng出荷基地システム - Google Patents

Lng受入基地システム及びlng出荷基地システム

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JPH0565718A
JPH0565718A JP3227403A JP22740391A JPH0565718A JP H0565718 A JPH0565718 A JP H0565718A JP 3227403 A JP3227403 A JP 3227403A JP 22740391 A JP22740391 A JP 22740391A JP H0565718 A JPH0565718 A JP H0565718A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 LNG受入基地、出荷基地で基地陸上部より
沖合にLNG船係留設備とローディングアームを有する
基地システムで基地に必要な敷地の面積が少なくて済
み、陸上部からローディングアーム迄の桟橋とその上に
敷設されるLNG配管が不要となるLNG受入基地シス
テム及び出荷基地システムを提供することを目的とす
る。 【構成】 LNG貯槽を基地陸上部30の地下より係留
設備5の近傍の海底下迄延設されたトンネル式地下埋設
型貯槽31とし、その沖合側に貯槽31より海上迄立上
るケーソン33を設け、陸側端部近傍に貯槽31より地
上迄立上る竪坑35を設け、受入基地の場合はケーソン
33内に受入配管を竪坑35内に払出配管を設け、出荷
基地の場合はケーソン33内に払出配管を、竪坑35内
に受入配管を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LNG受入基地システ
ム及びLNG出荷基地システムに関する。
【0002】
【従来の技術】クリーンエネルギーであり、発電用燃
料、都市ガス原料として重要な地位を占る天然ガスは、
わが国ではその大部分を海外からの輸入に依存してお
り、生産国において液化され液化天然ガス(LNG)と
してLNG船によりわが国に海上輸送され、受入基地に
受入れられ気化して利用に供される。
【0003】LNGは約−160℃の低温であり、パイ
プ輸送には高度の断熱処理を施した配管が必要なため、
遠距離のLNG輸送は経済的でないため、LNG受入基
地は火力発電所、大手都市ガス会社の供給基地に隣接し
てLNG船の入港可能な海岸に設置されるのが常であ
る。
【0004】ところで、LNG輸入プロジェクトは、天
然ガス生産国における液化コスト、海上輸送コスト、受
入基地における気化コストの点で小規模の量では成立し
にくく、又、LNGの受入量と消費量との関係から、そ
の最適規模が自づから決り、現在世界中で運航中のLN
G船は積載量が12〜13万M3内外のものが大多数と
なっている。
【0005】この積載量のLNG船のバースの水深は最
低12m程度必要であり、電力及び都市ガスの需要地で
ある大都市に比較的近く、受入基地の陸上設備を設置で
きる広い面積の敷地が得られる海岸は一般に遠浅で、L
NG受入基地の岸壁に平行にLNG船を横付けに着岸す
ることは困難な場合が多い。又、海岸を大水深の所迄埋
立てたとしても、埋立費用が掛り、又、岸壁にLNG船
が直接着岸できるように浚渫する場合も浚渫費が掛り、
又岸壁の土留めに巨額の費用が掛り経済的でない。
【0006】そこで、遠浅の海岸に立地するLNG受入
基地では、一般に基地の岸壁から概ね直角方向に長い桟
橋を沖合に向って突設し、その先端付近に桟橋に平行に
LNG船を着桟するか、桟橋に対してT字形にLNG船
を係留できるように、ドルフィン等の係留設備を海上に
設け、係留されたLNG船からLNGを揚荷するための
ローディングアームを桟橋又はその先端に設けたプラッ
トホーム上に設置し、これからLNG貯槽迄LNG配管
を設けて、LNGをLNG貯槽に受入れるようにしてい
る。
【0007】外航LNG船により輸入されるLNGを受
入れるLNG受入基地のLNG貯槽は容量が大きく、か
つ低温・低圧の貯槽となっており、従来、図4に構造を
示す金属製二重殻平底球面屋根付竪形円筒貯槽1か、図
5に示すメンブレン式半地下式貯槽2が専ら使用されて
いる。
【0008】前者のLNG貯槽1は耐低温金属材料で作
られた内槽11と常温用金属材料で作られた外槽12と
の間に保冷層13を設けて構成され、地盤面14上に設
置される。
【0009】後者のLNG貯槽2は貯槽の深さの大部分
が地盤面21の下方にあり、側部はコンクリート側壁2
2の内側に保冷層23、金属メンブレン24を積層して
成り、底部もほゞ同様の構成とし、屋根はドーム型鋼製
屋根25より吊りロッド26によりサスペンションデッ
キ27を吊下げ、その上に保冷層28を設けて構成され
ている。
【0010】これらの貯槽の構成自体はよく知られてい
るので、これ以上の説明は省略するが、これらの貯槽
は、いずれも図6、図7に示すように受入基地陸上部に
設置され、そのための敷地は、基地の面積の半ば以上を
占める。図6に示す地上式タンクを用いた基地の場合は
地盤を造成し支持層迄パイルを打ちその上に貯槽1を建
設すれば済むが、万一の事故に備え隣接貯槽あるいは他
の設備との間及び隣地境界線や周辺の保安物件との間に
法定の離隔距離を保ち、かつ、貯槽を囲繞して防液堤1
4を設けなければならない。又、図7に示す半地下式タ
ンク2を設けた基地の例では、貯槽内の液面は周囲の盛
土29(図5参照)の上面より下にあるので防液堤は不
要になるが、法定の離隔距離は必要であり、貯槽及びそ
の周囲の相当範囲は他の目的に利用することに制限があ
る。
【0011】図6及び図7に示す受入基地は共にLNG
貯槽1又は2、LNG気化設備等のLNG処理設備3及
び基地陸上部の沖合に設けられたLNG船4の係留設備
5、この係留設備に係留されたLNG船4からLNGを
揚荷するためプラットホーム6上に設けられたローディ
ングアーム7、プラットホーム6と基地陸上部とを結ぶ
桟橋8とより成る。図6及び図7には紙面の都合で係留
設備5は陸岸に近い位置に画かれているが遠浅の海岸で
は、桟橋8は数100mから数kmに及ぶことがある。
ローディングアーム7によりLNG船より揚荷されたL
NGはこの桟橋8上に延々と敷設されたLNG配管によ
り陸上のLNG貯槽1又は2に輸送される。桟橋8の建
設費は極めて高価であるが、加えて、断熱材も含めたL
NG配管の建設費も高価である。
【0012】以上の如く、従来のLNG受入基地は貯槽
の設置のために広いスペースを必要とし、地価の高い大
都市に近い海岸に受入基地を建設する場合は、土地の価
格が極めて高く付き、又、遠浅の海岸でLNG船の係留
位置が海岸から離れて設けられる場合の桟橋及びその上
に敷設されるLNG受入配管の費用が極めて高価に付く
難点がある。
【0013】天然ガス生産国におけるLNG積出基地は
天然ガス液化設備、この設備により液化されたLNGを
貯溜するLNG貯槽、LNG船係留設備、この係留設備
に係留されたLNG船にLNG貯槽からLNGを積荷す
るローディングアームから成り、LNG船係留設備が基
地の沖合にある場合は陸上の基地からローディングアー
ムに延びる桟橋上にLNG払出配管を設けてLNG貯槽
のLNGをLNG船に積荷する。そのため、桟橋とその
上に敷設されるLNG配管の建設費については、LNG
受入基地と同様の問題が発生する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のLN
G受入基地及び出荷基地の上記の難点にかんがみ、受入
基地に必要な敷地の面積が少くて済み、かつ、遠浅でL
NG船の係留位置が沖合に離れて設置される場合でも桟
橋及びその上に敷設されるLNG受入配管が不要となる
LNG受入基地システムを提供することを第1の課題と
し、天然ガス生産国におけるLNG積出基地においてL
NG船の係留設備が沖合に設けられた場合に陸地からの
桟橋及びLNG積込配管に費用が掛らないLNG出荷基
地システムを提供することを第2の課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題を解決
するための第1の発明の構成は、海岸のLNG受入基地
陸上部に設けられたLNG気化設備等のLNG処理設
備、上記陸上部の沖合海上に設けられLNG船を係留す
る係留設備、該係留設備に係留されたLNG船よりLN
Gを揚荷する揚荷手段、該揚荷手段により揚荷されたL
NGを貯溜するLNG貯槽、上記揚荷手段より上記LN
G貯槽にLNGを移送する受入配管、上記LNG処理設
備にLNGを払出す払出配管を有するLNG受入基地シ
ステムにおいて、上記のLNG貯槽は上記LNG受入基
地陸上部の地下より上記の係留設備近傍の海底下迄延設
されたトンネル式地下埋設型貯槽として構成され、該L
NG貯槽の沖合側には、該貯槽上面より海上迄立上り、
上記受入配管等を収容しLNG貯槽との間に気密性を有
するケーソンが設けられ、上記LNG貯槽の陸上側地下
部には、該貯槽上面より地上迄立上り、上記払出し配管
等を内部に収容しLNG貯槽との間に圧密性を有する竪
坑が設けられていることを特徴とする。
【0016】又、上記の第2の課題を解決するための第
2の発明の構成は、海岸のLNG出荷基地陸上部に設け
られた天然ガス液化設備、該天然ガス液化設備により液
化されたLNGを貯槽するLNG貯槽、上記液化設備よ
りLNG貯槽にLNGを移送する受入配管、上記陸上部
の沖合海上に設けられLNG船を係留する係留設備、該
係留設備に係留されたLNG船にLNGを積荷する積荷
手段、上記LNG貯槽より上記積荷手段にLNGを移送
する払出し配管を有するLNG出荷基地システムにおい
て、上記のLNG貯槽は上記LNG出荷基地陸上部の地
下より上記の係留設備近傍の海底迄延設されたトンネル
式地下埋設型貯槽として構成され、該LNG貯槽の沖合
側には、該貯槽上面より海上迄立上り、上記の払出配管
等を収容しLNG貯槽との間に気密性を有するケーソン
が設けられ、上記LNG貯槽の陸上側地下部には該貯槽
上面より地上迄立上り、上記受入配管等を収容しLNG
貯槽との間に気密性を有する竪坑が設けられていること
を特徴とする。
【0017】
【作用】第1の発明の構成の受入基地システムでは、L
NG船から揚荷手段によりLNG船から揚荷されたLN
Gは基地陸上側地下部より沖合の係留設備近傍の海底下
迄延設されたトンネル式地下貯槽の沖合側端部近傍で貯
槽上面から海上迄立上ったケーソン内に設けられたLN
G受入配管を経て貯槽に受入れられ貯蔵される。貯蔵さ
れたLNGはLNG貯槽の陸上側で貯槽上面より地上迄
立上った竪坑内に配管された払出し配管を経て基地の陸
上のLNG処理設備に払出される。
【0018】以上の構成により基地の陸上部から沖合係
留設備迄の桟橋及びその上に敷設されるLNG受入配管
が不要となり、LNG受入配管は係留設備のある地点の
水深に若干の長さを加えた長さで済み建設費が安くな
り、建設工期が短縮できる。
【0019】又、LNG貯槽は陸上部より海上部の地
下、海底下にトンネル式に埋設されるので、LNG受入
基地の陸上部のLNG貯槽のために必要な面積は従来の
貯槽を陸上にのみ設ける場合に比して減少し、しかもト
ンネル式に地下深く埋設されるので、万一の貯槽の事故
に対して安全性が高くその上部の地表上を運動場等の他
の用途に使用することも可能である。貯槽とするトンネ
ルは、シールド掘進機を用いて短期間に容易に掘削する
ことができる。
【0020】第2の発明のLNG出荷基地システムの場
合も同様に陸地からLNG船係留位置迄の桟橋及びその
上に敷設されるLNG積出し配管は不要となる。又、L
NG貯槽は地下に完全に埋設され、地上部には屋根も出
ないので、従来の貯槽方式に比べて安全性が高いといえ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を、LNG受入基地シ
ステムを主として図面に基づいて詳細に説明する。
【0022】図1は本発明によるLNG受入基地システ
ムの一実施例の構成の概念を示す斜視図であり、図2は
そのLNG貯槽及びその受入・払出部を示す断面図であ
る。
【0023】LNG貯槽は、LNG受入基地陸上部30
の地下より、沖合のLNG船4の係留設備5の中央のロ
ーディングアーム7を据付けたプラットホーム6の近傍
の海底下迄延設されたトンネル式地下埋設型貯槽31と
されており、この実施例では2基平行に設けられてい
る。LNG受入基地陸上部30には地上にLNG気化設
備等のLNG地上設備32が設けられている。
【0024】LNG貯槽31の沖合側端部近傍には、貯
槽上面より海上迄立上るケーソン33が立設され、その
内部にはローディングアーム7により揚荷されたLNG
をLNG貯槽31に移送するLNG受入配管34や貯槽
内で気化して発生したガスをLNG船内に戻すリターン
ガス配管等が収容されている。
【0025】一方、LNG貯槽31の陸地側端部近傍に
は、LNG貯槽31の上面から地上迄立上る竪坑35が
立設されている。竪坑35内にはポンプバレルを含む払
出配管36等が収容されている。
【0026】したがって、従来、LNG受入基地陸上部
からプラットホーム6迄延設されていた桟橋及びその上
に敷設されていたLNG受入配管は不要となる。
【0027】なお、図1及び図2は一例を示したもので
あり、トンネル式地下貯槽はこれらの図よりも更に海側
/陸側共に延設することが可能である。従って、ケーソ
ンや竪坑が貯槽端部近傍にあるとは限らない。
【0028】LNG貯槽31の横断面を図3に示す。L
NG貯槽となるトンネル40の掘削には、地下鉄道や鉄
道トンネルを掘削するためのシールド掘進機そのもの又
は、それと同様の機構で掘削可能な直径をさらに拡大し
たものが使用可能である。
【0029】シールド掘進機により掘削されたトンネル
40の内面には鉄道トンネルと同様、コンクリート製セ
グメント41が張り詰められ、その内側にコンクリート
ライニング42、断熱材層43、金属製メンブレン44
がこの順に積層される。コンクリートライニング42の
内部の外側付近にはヒーティングパイプ45が埋設さ
れ、該ヒーティングパイプ中に熱媒体を流すことにより
LNG貯槽31を囲む土壌の凍結を防止する。
【0030】このLNG受入基地システムは以上の如く
構成されているので、作用の項で述べたとおり、沖合の
係留設備5に係留されたLNG船4からローティングア
ーム7により揚荷されたLNGはケーソン33内に設け
られたLNG受入配管34を経てLNG貯槽31内に受
入れられる。LNG貯槽31内に貯溜されたLNGは竪
坑35内に収容されたポンプバレルを含む払出し配管3
6を経てLNG地上設備32に払出される。
【0031】シールド掘進機によるトンネルの掘削は、
従来の地上式又は半地下式の貯槽の建設のための地盤の
造成、シートパイルの打設等の一連の工事に比較して作
業能率が優れ、短期間で確実な貯槽建設工事が可能とな
り、LNG船係留設備迄の桟橋及びその上のLNG配管
工事が不要となることと相俟って、工期を短縮すること
ができる。
【0032】又、LNG貯槽の設置のための敷地が少な
くて済むことと桟橋及びその上のLNG配管が不要とな
ることとが相俟って、建設費用も大幅に低減する。
【0033】以上、LNG受入基地システムに対する第
1発明の実施例を説明したが、図1のLNG地上設備3
2を天然ガス液化設備とし、竪坑35内の払出配管36
を受入配管に、ケーソン33内の受入配管34を払出し
配管と読み替えることにより、LNG出荷基地システム
に対する第2発明の実施例とすることができる。
【0034】この場合も貯槽用トンネル掘削に対する工
事期間の短縮、桟橋及びその上のLNG配管が不要とな
ることによる工費の低減が期待できる。
【0035】
【発明の効果】以上の如く、本発明によればLNG受入
基地システム及びLNG出荷基地システムの陸上部から
LNG船の係留設備迄の桟橋及びその上のLNG配管が
不要と成り、又陸上部のLNG貯槽のための敷地面積が
少なくて済むことから基地の建設費の低減に効果があ
り、又LNG貯槽を作業能率の良いシールド掘進機で掘
削可能なトンネル式地下埋設型としたことと、桟橋及び
その上のLNG配管が不要となることと相俟って工期の
短縮にも効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるLNG受入基地システムの構成の
概念を示す一部断面を含む斜視図である。
【図2】そのLNG貯槽の中心線を含む垂直断面図であ
る。
【図3】そのLNG貯槽の構成を示す横断面図である。
【図4】公知の二重殻平底竪形円筒LNG貯槽の概略構
成を示す断面図である。
【図5】公知のメンブレン式半地下式LNG貯槽の概略
構成を示す断面図である。
【図6】二重殻平底竪形円筒LNG貯槽を使用した従来
のLNG受入基地の概念を示す斜視図である。
【図7】メンブレン式半地下式LNG貯槽を使用した従
来のLNG受入基地の概念を示す斜視図である。
【符号の説明】
4 LNG船 5 係留設備 6 プラットホーム 7 ローディングアーム(揚荷設備、積荷設備) 30 LNG受入基地陸上部 31 トンネル式LNG地下貯槽 32 LNG地上設備(出荷基地システムの天然ガ
ス液化設備) 33 ケーソン 34 受入配管(出荷基地システムの払出配管) 35 竪坑 36 払出配管(出荷基地システムの受入配管) 40 トンネル 41 セグメント 42 コンクリートライニング 43 断熱材層 44 メンブレン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海岸のLNG受入基地陸上部に設けられ
    たLNG気化設備等のLNG処理設備、上記陸上部の沖
    合海上に設けられLNG船を係留する係留設備、該係留
    設備に係留されたLNG船よりLNGを揚荷する揚荷手
    段、該揚荷手段により揚荷されたLNGを貯蔵するLN
    G貯槽、上記揚荷手段より上記LNG貯槽にLNGを移
    送する受入配管、上記LNG処理設備にLNGを払出す
    払出配管を有するLNG受入基地システムにおいて、 上記のLNG貯槽は上記LNG受入基地陸上部の地下よ
    り上記の係留設備近傍の海底下迄延設されたトンネル式
    地下埋設型貯槽として構成され、 該LNG貯槽の沖合側には、該貯槽上面より海上迄立上
    り、上記受入配管等を収容し、LNG貯槽との間に気密
    性を有するケーソンが設けられ、 上記LNG貯槽の陸上側地下部には、該貯槽上面より地
    上迄立上り、上記払出し配管等を内部に収容し、LNG
    貯槽との間に気密性を有する竪坑が設けられていること
    を特徴とする、LNG受入基地システム。
  2. 【請求項2】 上記のLNG貯槽は地下トンネル内面に
    コンクリートセグメント、コンクリートライニング、断
    熱材層、金属メンブレンをこの順に積層して構成される
    ことを特徴とする請求項2に記載のLNG受入基地シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記のコンクリートライニング内にヒー
    ティングパイプを埋設配管したことを特徴とする請求項
    3に記載のLNG受入基地システム。
  4. 【請求項4】 海岸のLNG出荷基地陸上部に設けられ
    た天然ガス液化設備、該天然ガス液化設備により液化さ
    れたLNGを貯蔵するLNG貯槽、上記液化設備よりL
    NG貯槽にLNGを移送する受入配管、上記陸上部の沖
    合海上に設けられLNG船を係留する係留設備、該係留
    設備に係留されたLNG船にLNGを積荷する積荷手
    段、上記LNG貯槽より上記積荷手段にLNGを移送す
    る払出し配管を有するLNG出荷基地システムにおい
    て、 上記のLNG貯槽は上記LNG出荷基地陸上部の地下よ
    り上記の係留設備近傍の海底迄延設されたトンネル式地
    下埋設型貯槽として構成され、 該LNG貯槽の沖合側には、該貯槽上面より海上迄立上
    り、上記の払出配管等を収容しLNG貯槽との間に気密
    性を有するケーソンが設けられ、 上記LNG貯槽の陸上側地下部には該貯槽上面より地上
    迄立上り、上記受入配管等を収容しLNG貯槽との間に
    気密性を有する竪坑が設けられていることを特徴とする
    LNG出荷基地システム。
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