JPH0563548U - 離乳食補助具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乳幼児の離乳時に用い、母親の乳房と同等の
感じを与えるようにして乳幼児の離乳食への切り替えを
スムースに行わせるようにする。 【構成】 紡錘形の身部１ａと底蓋部１ｂとからなる容
器本体１を形成し、該容器本体１の身部１ａにキャップ
２ａにより開閉される注入口２を形成するとともに、こ
の身部１ａの頂上付近に乳首状吸口３を形成する一方、
上記容器本体１に身体胸部などヘの取付手段としてのバ
ンド６を設け、該バンド６をして容器本体１を身体胸部
ヘ取り付け、然る後、乳首状吸口３を乳幼児に含ませて
離乳食への切り替えを行うようにする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は乳幼児に対する離乳食への切り替えを補助するための離乳食補助具 に関するものである。

【０００２】

【従来の技術および考案が解決しょうとする課題】

一般に、乳幼児は離乳食の時期に入っても母親の乳房を欲しがり、乳離れがス ムースに行えないようなことがしばしばあった。

【０００３】 そこで、この考案は乳幼児の離乳時に用い、母親の乳房と同等の感じを与える ようにして乳幼児の離乳食ヘの切り替えをスムースに行わせ得る離乳食補助具を 提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案に係る離乳食補助具は、紡錘形の身部と底蓋部とからなる容器本体を 形成し、該容器本体の身部または底蓋部にキャップにより開閉される注入口を形 成するとともに、この身部の頂上付近に乳首状吸口を形成する一方、上記容器本 体に身体胸部などへの取付手段を設けたことを特徴とする。

【０００５】

【作用】

この考案によれば、容器本体内にその注入口から重湯やジュースなどの離乳食 を入れた状態で、該容器本体を適宜取付手段により身体胸部などに取り付け、然 る後、乳首状吸口を乳幼児に含ませるのである。

【０００６】

【実施例】

以下、この考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。 図１はこの考案の一実施例による離乳食補助具を示す要部縦断面図、図２は同 全体の平面図である。

【０００７】 図において、１は柔軟性あるいは弾性をもつ材料からなる紡錘形の身部１ａと 底蓋部１ｂとにより形成された容器本体、２はキャップ２ａにより開閉される注 入口、３は柔軟性と弾性をもつ乳首状吸口で、身部１ａの頂上付近に取り付ける とともに、身部１ａに形成した貫通孔１ｃを介して内部に通じている。４は容器 本体１の一側に連設した取付布片、５は二つの容器本体１．１を接続するための 接続布片、６は身体胸部などへの取付手段としてのバンドである。

【０００８】 つぎに、上記構成の作用について説明する。 まず、注入口２からキャップ２ａを取り外して容器本体１内に重湯やジュース などの離乳食を入れ、再び注入口２にキャップ２ａを取り付けた状態で、該容器 本体２を身体胸部などにバンド６をして取り付け、然る後、乳首状吸口３を乳幼 児に含ませるのであり、これによって乳幼児は母親の乳房と同等の感じをもつこ ととなり、離乳食ヘの切り替えがスムースに行なえる。

【０００９】 なお、上記実施例では容器本体１の身体への取付手段としてバンド６を用いる ごとくしたが、これは肩部や首筋部などから吊り下げるようにしてもよい。

【００１０】

【考案の効果】

以上のように本考案によれば、容器本体内に重湯やジュースなどの離乳食入れ た状態で、該容器本体を身体胸部など適宜場所に取付手段をして取り付け、然る 後、乳首状吸口を乳幼児に含ませるのであって、これにより乳幼児は母親の乳房 と同等の感じをもつこととなり、離乳食への切り替えをスムースに行わせ得るな どの効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例による離乳補助具を示す要
部縦断面図である。

【図２】同全体平面図である。

【符号の説明】

１ 容器本体 １ａ 身部 １ｂ 底蓋部 ２ 注入口 ２ａ キャップ ３ 乳首状吸口 ６ バンド（取付手段）

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 紡錘形の身部と底蓋部とからなる容器本
   体を形成し、該容器本体の身部または底蓋部にキャップ
   により開閉される注入口を形成するとともに、この身部
   の頂上付近に乳首状吸口を形成する一方、上記容器本体
   に身体胸部などへの取付手段を設けたことを特徴とする
   離乳食補助具。