JPH0563524U - レトラクタ - Google Patents

レトラクタ

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JPH0563524U
JPH0563524U JP556692U JP556692U JPH0563524U JP H0563524 U JPH0563524 U JP H0563524U JP 556692 U JP556692 U JP 556692U JP 556692 U JP556692 U JP 556692U JP H0563524 U JPH0563524 U JP H0563524U
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/16Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
    • A61B17/1662Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans for particular parts of the body
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 椎体を損傷することなく椎体外周を露出し、
手術箇所の視野と骨切り作業のスペースを確保する。 【構成】 レトラクタ14は、平板状のアーム1と、こ
のアーム1の一端に設けた平板状の挿入部2と、前記ア
ーム1の他端に設けたハンドル3とを備えている。前記
アーム1の中間部を所定の角度の屈曲形状にし、前記挿
入部2を所定の曲率半径を有する湾曲形状にし、前記挿
入部2の先端に丸みを持たせたので、挿入部2を椎体の
外周に沿って奥深く挿入でき、ハンドル3を腹部側へ倒
したとき、椎体を傷つけずに、挿入部2を回転中心とし
てアーム1が腹部側に回転し、腰筋が腹部側へ圧迫され
て椎体外周が露出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、レトラクタに関し、特に脊椎の変形による側湾症・後湾症の矯正 手術に好適なレトラクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
人間は頭の直下から腰の下まで32個の脊椎を有する。これらの脊椎が上下に つながったものを脊柱と呼び、上から頸椎、胸椎、腰椎、仙椎、尾椎の5つの部 位に分類される。脊椎の形は各部位によって多少異なるが、腹部側に丸い椎体が あり、その背中側に弓形の椎弓がある点では共通する。
【0003】 脊椎L1は、図16に示すように、棘突起23、椎弓21、横突起4,4、椎 弓根5,5及び椎体6からなる。椎弓21と椎体6により椎孔7が形成され、椎 孔7には硬膜8に周囲を覆われた脊髄神経9が収納されている。また、脊椎L1 は背筋10,10と腰筋11,11とに取り囲まれ、且つ椎体6の腹部側の近傍 には大動脈12及び下大静脈13がある。
【0004】 ところで、椎体6と椎体6との間には、椎体同士が直接触れ合うのを避けるた めに椎間板が介在しているが、年齢が進むにしたがって椎間板の弾力性が低下し 、その結果椎体6が変形する。この椎体6の変形は、脊柱Sが異常に曲がる病気 、即ち高度な側湾症・後湾症(図17参照)の原因となる。
【0005】 高度な側湾症・後湾症の矯正のためには、脊髄神経9の周囲全体に亘る脊椎L 1の骨切りが必要であり、また脊髄神経9が骨棘、骨化巣等により圧迫を受ける 場合も、その圧迫を取り除くためにやはり脊髄神経9の周囲全体に亘る脊椎L1 の骨切りが必要となる。
【0006】 従来、脊椎L1の骨切りが必要とされる側湾症・後湾症の矯正手術は、腹部側 と背中側の双方から行われていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
手術する箇所は運動と知覚を支配している脊髄神経又は大動脈、下大静脈若し くは硬膜外静脈叢等の重要な血管が交錯している所であり、これらを損傷するこ となく骨を切り、或は骨膜を剥離する必要があるために、側湾症・後湾症の矯正 手術が困難であるという問題があった。
【0008】 この考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は骨を切り、或 は骨膜を剥離するときに、視野とスペースを確保するために、椎体を損傷するこ となく椎体外周を露出することができるレトラクタを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この考案のレトラクタは、平板状のアーム部と、こ のアーム部の一端に設けた平板状の挿入部と、前記アーム部の他端に設けたハン ドル部とを備え、椎体の外周を露出させるレトラクタにおいて、前記アーム部の 中間部を所定の角度の屈曲形状にし、前記挿入部を所定の曲率半径を有し、アー ム部の中間部の屈曲方向とは逆方向に湾曲する湾曲形状にし、前記挿入部の先端 に丸みを持たせたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
前述のように、アーム部の中間部を所定の角度の屈曲形状にし、挿入部を所定 の曲率半径を有する湾曲形状にし、前記挿入部の先端に丸みを持たせたので、挿 入部を椎体の外周に沿って奥深く挿入でき、ハンドル部を腹部側へ倒したとき、 椎体を傷つけずに、挿入部を回転中心としてアーム部が腹部側に回転し、腰筋が 腹部側へ圧迫されて椎体外周が露出する。
【0011】
【実施例】
次に、この考案の実施例を図面に基いて説明する。 図1aはこの考案の一実施例に係るレトラクタを示す側面図、図1bはレトラ クタの断面図、図2aはその平面図である。本考案のレトラクタ14は平板状の アーム1を有し、このアーム1の先端に挿入部2が設けられ、アーム1の根部に は重いハンドル3が設けられている。前記挿入部2は例えば17R(mm)の曲 率半径を有する湾曲形状に形成されている。挿入部2の断面形状は偏平形状(図 1b)であり、アーム1の断面形状は略矩形である。図1に示すように、アーム 1の中間部は、仮想線Xに対して所定角度θ、例えば35゜±2゜の角度で下方 に屈曲し、このアーム1の先端に上方に湾曲した前記挿入部2が一体に連なって いる。この挿入部2の先端2aは丸みを持たせている。アーム1の根部はハンド ル3の連結穴3aに打ち込み接合されている。図2aにおいては、挿入部2は平 面図において先細となっているが、図2bに示すようにアーム1と同一幅に形成 してその先端2aを丸く形成してもよい。
【0012】 次に、図3乃至図15に基づいて、このレトラクタを後湾症の矯正手術に使用 する場合について説明する。 後湾症の矯正手術は、図3に示すように両脊椎L2、L3間の脊椎L1の殆ど の部分(斜線部分)を除去して椎体片C,Dを残し、この椎体片C,Dを重ね合 すようにする。
【0013】 先ず、図4に示すように脊椎L1を背中側から切開して、両側の背筋10,1 0を側方に開き、椎弓21、棘突起23及び横突起4,4を露出する。次に、横 突起4,4を骨切りした後、図5の左側に示すように、腰筋11と椎体6との間 にある骨膜を剥離子22で剥離し、この剥離した部分に同図右側に示すように、 レトラクタ14を挿入して腰筋11を展開し視野を確保する。
【0014】 剥離子22で椎体6の外周の骨膜を剥離した後、左右2つのレトラクタ14, 14により腰筋11,11を両側に展開し視野を確保する(図6)。この際、ハ ンドル3の重量を大きくしておくと、手をハンドル3から離しても展開状態が維 持される。
【0015】 前述したようにレトラクタ14の挿入部2の曲率半径を椎体6の半径よりもや や大きくし、且つその先端に丸み持たせたので、椎体6を損傷することなく、椎 体6の外周に沿って奥深くまで挿入できる。また、アーム部1が挿入部2とは逆 方向に屈曲しているので、2つのレトラクタ14,14を椎体6の両側に挿入す ると、2つのハンドル2がハの字状に外側を向き(図6の実線)、無理なく腰筋 11,11を腹部側に押し広げることができ、椎体6の外周の露出(図6の一点 鎖線)が容易になる。このようにして、手術箇所の視野とスペースを確保できる 。
【0016】 手術箇所の視野を十分確保できたので、棘突起23及び椎弓21を骨切りし、 硬膜8を露出させる(図6及び図7)。硬膜8と椎体6との間には硬膜外静脈叢 15があり、この部位が損傷されると出血し、視野の確保が困難となるためこの 部位の骨切りは最後に行う。
【0017】 次に、椎弓根5,5及び椎体6の一部を骨切りし(図8)、更に2個のレトラ クタ14,14により大動脈12と下大静脈13を保護しながら、湾曲ノミ16 により椎体6の背中側の皮質骨6aの全部及び腹部側の皮質骨6bの一部を残し て海綿骨6cを骨切りすることにより(図8,9)、椎体6の内部をえぐって中 空状態に形成する。
【0018】 更に、前述した硬膜外静脈叢15に隣接する背中側の皮質骨6aの骨切りを行 う。皮質骨切削用ノミ17を皮質骨6aの側部(図10及び図11)から挿入し て、硬膜外静脈叢15を損傷しないように皮質骨6aを骨切りする。皮質骨6a を硬膜外静脈叢15から剥離した後には、図12に示すようにバリ6d,6dが 残るので、その後、バリ取用ノミ18で皮質骨6aのバリ6d,6dを取る(図 12)。バリ取り後、皮質骨6bから開放状態まで伸びる板状になった椎体片C と椎体片D(図13)とを、図14に示すように接合し、湾曲を矯正する。最後 に、この矯正状態を保持する為に、椎体片C,Dの上下にある脊椎L2,L3を 固定器具で連結する(図15)。
【0019】 この固定器具は脊椎L2,L3に打ち込まれるスクリュー19a,19bとこ れら両スクリュー19a,19bの外方端を連結するロッド20で構成されるも ので、スクリュー19a,19bの頭部には雌ねじが設けられ、ロッド20の外 周に雄ねじが螺刻されている。スクリュー19a,19bをそれぞれ脊椎L2, L3に埋設し、これらのスクリュー19a,19bの頭部にロッド20を螺合し て、椎体片C,Dを接触状態に固定保持して脊柱Sの湾曲を矯正する。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のレトラクタによれば、挿入部を椎体の外周に 沿って奥深く挿入でき、ハンドル部を腹部側へ倒したとき、椎体を傷つけずに、 挿入部を回転中心としてアーム部が腹部側に回転し、腰筋が腹部側へ圧迫されて 椎体外周が露出する。これにより視野と骨切り作業のスペースとが確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aは一実施例に係るレトラクタの側面図で
あり、図1bは図1aのIb−Ib線に沿う断面図であ
る。
【図2】図2aはレトラクタの平面図であり、図2bは
挿入部の他の実施例を示す平面図である。
【図3】湾曲矯正状態説明図である。
【図4】背中側を切開したときの脊椎の横断面図であ
る。
【図5】剥離子とレトラクタの使用方法を示す脊椎の横
断面図である。
【図6】レトラクタにより腰筋を展開したときの脊椎の
横断面図である。
【図7】図6の状態の脊椎の側面図である。
【図8】椎弓根と椎体の一部を骨切りした状態を示す脊
椎の横断面図である。
【図9】湾曲ノミによる椎体の海綿骨の骨切りを示す脊
椎の横断面図である。
【図10】皮質骨切削用ノミによる椎体の皮質骨の骨切
りを示す脊椎の横断面図である。
【図11】皮質骨切削用ノミによる椎体の皮質骨の骨切
りを示す脊椎の縦断面図である。
【図12】バリ取用のノミによる皮質骨のバリ取りを示
す脊椎の縦断面図である。
【図13】バリ取り後の脊椎の縦断面図である
【図14】頸側の椎体片と脚側の椎体片の接合状態を示
す側面図である。
【図15】湾曲を矯正する固定器具の取付状態を示す説
明図である。
【図16】脊椎の横断面図である。
【図17】典型的な脊柱の後湾症を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1…アーム 2…挿入部 3…ハンドル 14…レトラクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のアーム部と、このアーム部の一
    端に設けた平板状の挿入部と、前記アーム部の他端に設
    けたハンドル部とを備え、椎体の外周を露出させるレト
    ラクタにおいて、 前記アーム部の中間部を所定の角度の屈曲形状にし、 前記挿入部を所定の曲率半径を有し、アーム部の中間部
    の屈曲方向とは逆方向に湾曲する湾曲形状にし、前記挿
    入部の先端に丸みを持たせたことを特徴とするレトラク
    タ。
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