JPH0561889U - 化粧パネルの構造 - Google Patents

化粧パネルの構造

Info

Publication number
JPH0561889U
JPH0561889U JP275792U JP275792U JPH0561889U JP H0561889 U JPH0561889 U JP H0561889U JP 275792 U JP275792 U JP 275792U JP 275792 U JP275792 U JP 275792U JP H0561889 U JPH0561889 U JP H0561889U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative panel
engaging
protrusion
engagement
thin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP275792U
Other languages
English (en)
Inventor
弘之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP275792U priority Critical patent/JPH0561889U/ja
Publication of JPH0561889U publication Critical patent/JPH0561889U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器において、屈曲面を有した化粧パネ
ルの2次加工工程を減らした化粧パネルの構造を提供す
る。 【構成】 平面をなす化粧パネル1の裏面1bには、薄肉
部1eと、両端部に第1の係合突片1f及び第2の係合突片
1gが設けられ、この第2の係合突片1gの先端部には凹部
1hが設けられている。表面に屈曲面2aを有した本体部材
2の両側面には、第1の係合突片1dを係止する凸部2c及
び第2の係合突片1gを係止する第3の係合突片2dが設け
られ、この突片に凹部1hと係合する突起2eが設けられて
いる。化粧パネル1の薄肉部1eを裏側に屈曲させ、図1
の様に本体部材2に組付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は電子機器の外装をなす化粧パネルに係り、特に化粧パネルの二次加 工工程を減らすのに好適な化粧パネルの構造に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、音響機器における化粧パネルの構造は、図4に示す様に屈曲面を有した 化粧パネル11を合成樹脂等で一体成形していた。そして表面屈曲部の下部面11a 及び上部面11b に文字等を施す場合は、2次加工で下部面11a と上部面11b の2 工程に分けて、ロール転写ホットスタンプやスクリーン印刷等を行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の化粧パネルの構造は、化粧パネルの表面に文字等の2 次加工を施すのに、下部面と上部面の2工程に分けなければならず、工数が多く なって部品コストが高くなっていた。
【0004】 この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 従来例の欠点を解消し、屈曲面を有した化粧パネルの2次加工工程を減らした化 粧パネルの構造を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の化粧パネルの構造は、平面をなす化粧パネルの裏面に左右に亘って 設けた薄肉部と、この薄肉部の下部の端部に下向きに設けた鉤状の第1の係合突 片と、薄肉部の上部の端部に下向きに設けた鉤状の第2の係合突片と、この第2 の係合突片の先端部内側に設けた凹部と、屈曲した本体部材の屈曲部の下部側面 に第1の係合突片と係合する様に設けた凸部と、屈曲部の上部側面に第2の係合 突片と係合する様に上向きに設けた鉤状の第3の係合突片と、この第3の係合突 片の内側に前記凹部と係合する様に設けた突起とを備え、化粧パネルを薄肉部で 裏面側に屈曲させた後、第1の係合突片及び第2の係合突片を夫々本体部材の凸 部及び第3の係合突片に係止し、且つ第3の係合突片の突起に第2の係合突片の 凹部が係合するように構成したものである。
【0006】
【作用】
この考案によれば、平面をなす化粧パネルの裏面に左右に亘って真直な薄肉部 を設けているので、本体部材の屈曲面に沿って化粧パネルの薄肉部を裏面側に屈 曲させ、本体部材側面の凸部及び第3の係合突片に、化粧パネルの第1の係合突 片及び第2の係合突片を夫々係止し、且つ第3の係合突片の突起に第2の係合突 片の凹部を係合させ、屈曲した化粧パネルを作り出すことができる。
【0007】
【実施例】
この考案に係る化粧パネルの構造の実施例を図1乃至図3に基づき説明する。 図において、1は化粧パネルであり、合成樹脂で形成され、図2に示す様に表 面1aは平面をなし、下部面1c及び上部面1dには文字が印刷され、裏面1bの上下中 間に屈曲させるための台形溝状の薄肉部1eが左右に亘って真直に設けられている 。1fは裏面1bの両端部に設けられ鉤状をなした下向きの第1の係合突片である。 1gは裏面1bの両端部に設けられ鉤状をなした下向きの第2の係合突片であり、先 端部内側に半円状の凹部1hが設けられている 2は化粧パネル1を取付ける例えばサブパネル等の本体部材であり、表面に屈 曲面2aを有し、裏面2bは屈曲面2aと略平行になっている。2cは本体部材2の両側 面に設けられた長円形状の凸部であり、第1の係合突片1fと係合する。
【0008】 2dは本体部材2の両側面に上向きで、且つ屈曲面2a側に設けられた鉤状の第3 の係合突片であり、先端部内側には、凹部1fと係合する突起2eが設けられている 。
【0009】 以上の様に構成した本考案における化粧パネルの組付けを説明する。
【0010】 化粧パネル1表面1aの下部面1c及び上部面1dの所定箇所に文字を印刷する。
【0011】 そして、化粧パネル1の薄肉部1eを裏面1b側に屈曲させ、この化粧パネル1の 両端部に設けられた第1の係合突片1f及び第2の係合突片1gを夫々本体部材2の 両側面に設けられた凸部2c及び第3の係合突片1gに係止し、且つ第3の係合突片 1gの突起2eと第2の係合突片1gの凹部1hとを係合させる。
【0012】 本実施例では2つの平面を有した屈曲面としたが、合成樹脂の弾性を適正に使 用すれば曲面を有した化粧パネルを構成することができる。
【0013】 また、本考案の構造はテープレコーダのカセットリッドやディスクプレーヤの トレイパネルにも適用できる。
【0014】
【考案の効果】
この考案に係る化粧パネルの構造によれば上述の様に構成したので、下部面及 び上部面に文字等の2次加工を施すのに、1つの工程で行うことができるため、 作業工数を低減でき部品のコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の化粧パネルの構造を示す斜視図であ
る。
【図2】同化粧パネルの構造における化粧パネルを示す
側面図である。
【図3】同化粧パネルの構造を示す側面図である。
【図4】従来例の化粧パネルの構造を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 化粧パネル 1a 表面 1b 裏面 1c 下部面 1d 上部面 1e 薄肉部 1f 第1の係合突片 1g 第2の係合突片 1h 凹部 2 本体部材 2a 屈曲面 2b 裏面 2c 凸部 2d 第3の係合突片 2e 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面をなす化粧パネルの裏面に左右に亘
    って設けた薄肉部と、この薄肉部の下部の端部に下向き
    に設けた鉤状の第1の係合突片と、薄肉部の上部の端部
    に下向きに設けた鉤状の第2の係合突片と、この第2の
    係合突片の先端部内側に設けた凹部と、屈曲した本体部
    材の屈曲部の下部側面に第1の係合突片と係合する様に
    設けた凸部と、屈曲部の上部側面に第2の係合突片と係
    合する様に上向きに設けた鉤状の第3の係合突片と、こ
    の第3の係合突片の内側に前記凹部と係合する様に設け
    た突起とを備え、化粧パネルを薄肉部で裏面側に屈曲さ
    せた後、第1の係合突片及び第2の係合突片を夫々本体
    部材の凸部及び第3の係合突片に係止し、且つ第3の係
    合突片の突起に第2の係合突片の凹部が係合する様に構
    成したことを特徴とする化粧パネルの構造。
JP275792U 1992-01-29 1992-01-29 化粧パネルの構造 Pending JPH0561889U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP275792U JPH0561889U (ja) 1992-01-29 1992-01-29 化粧パネルの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP275792U JPH0561889U (ja) 1992-01-29 1992-01-29 化粧パネルの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0561889U true JPH0561889U (ja) 1993-08-13

Family

ID=11538217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP275792U Pending JPH0561889U (ja) 1992-01-29 1992-01-29 化粧パネルの構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0561889U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077179U (ja) * 1993-06-24 1995-01-31 矢崎総業株式会社 着脱カバーの係止構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH077179U (ja) * 1993-06-24 1995-01-31 矢崎総業株式会社 着脱カバーの係止構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0561889U (ja) 化粧パネルの構造
JPS6144122U (ja) 空気調和機
JPH0412717Y2 (ja)
JPS58151291U (ja) 扉装置
JPH0213781U (ja)
JPS59156866U (ja) 自動車の床板構造
JPS6448881U (ja)
JPS6355484U (ja)
JPS5815543U (ja) 自動車ドアに取付るア−ムレストキャップの取付構造
JPH022284U (ja)
JPS61194920U (ja)
JPH0379446U (ja)
JPS58118469U (ja) 制御表示パネルの組付け構造
JPS60170945U (ja) 端子装置
JPS60179461U (ja) プリンタカバ−取付構造
JPS5865162U (ja) 自動車のバンパ用モ−ル取付構造
JPH0525619U (ja) 温風暖房器等の操作部構造
JPH0398308U (ja)
JPS6011820U (ja) ドアトリムリテ−ナ
JPS62166674U (ja)
JPS5873043U (ja) 自動車ドアに取付るア−ムレストキヤツプの取付構造
JPH03106790U (ja)
JPS58116427U (ja) 座席位置調節装置
JPS61142486U (ja)
JPS59145327U (ja) 容器における表示窓の構造