JPH056074U - 自走式装置 - Google Patents

自走式装置

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Publication number
JPH056074U
JPH056074U JP6215191U JP6215191U JPH056074U JP H056074 U JPH056074 U JP H056074U JP 6215191 U JP6215191 U JP 6215191U JP 6215191 U JP6215191 U JP 6215191U JP H056074 U JPH056074 U JP H056074U
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JP
Japan
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self
propelled
space
rear surface
operation space
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Application number
JP6215191U
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English (en)
Inventor
信康 小暮
Original Assignee
日本電気エンジニアリング株式会社
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Publication date
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Publication of JPH056074U publication Critical patent/JPH056074U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防犯性を高め、かつ設置エリアを縮少する。 【構成】 防犯性の弱い装置本体1の後面部4を設置構
造体2の壁2a際に設置することにより、防犯性を高め
る。又、保守時に装置本体1を自走構造Aで前方へ移動
して装置本体1の後面部4と壁2aの間に、保守に必要
なスペースを確保する構造とすることにより、設置エリ
アを縮少することが可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自走式装置に関し、特に金融機関にて使用される現金自動取引機の設 置時の可動機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、現金自動取引機を設置するにあたっては、装置本体1の前面部3に顧客 が操作するための運用スペース5を必要とし、かつ装置本体1の後面部4に電子 機器ユニット7を設置外部に引き出してメンテナンスを行うための保守スペース 6を必要としていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、現金自動取引機の装置本体1は床面8に固定されているため、その前面 部3及び後面部4にスペース5,6を必要とするため、設置に広いスペースを占 有してしまうという欠点があった。
【0004】 また、装置本体1に実装された電子機器ユニット7には、コインや紙幣等の貴 重品が内蔵されており、それらの補充,回収等を装置本体1の後面部4のみから 操作可能であるが、装置本体1のハウジング17は全て薄板金属で構成され、装 置後面部に錠前付きの扉を有しているが、ガスバーナー及びその他手工具等によ る破壊に対して装置としての防犯性が劣るものであった。
【0005】 本考案の目的は前記課題を解決した自走式装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係る自走式装置においては、装置本体の前 面部に運用スペースを、後面部に保守スペースをそれぞれ必要とする装置であっ て、 装置本体は、その前面部に運用スペースを確保して配設されており、 該装置本体は、前面部の運用スペースに向けて往復動する自走構造を有するも のである。
【0007】 また、前記装置本体は、前面部に運用スペースが確保されている位置で後面部 が設置構造体の壁で覆われ、運用スペース領域に移動された際に後面部に保守ス ペースが確保されるものである。
【0008】 また、前記自走構造は、装置本体を支えて転動するローラと、該ローラの移動 方向を規制するガイドと、駆動力を発生する原動機と、歯車の組合せからなり原 動機の動力を装置本体に伝達する伝動機構とを有するものである。
【0009】
【作用】
本考案では、装置本体の前面部に運用スペースを確保し、装置本体を運用スペ ースに向けて往復動させて後面部に保守スペースが形成されるようにし、運用状 態にて装置本体の後面部を設置構造体の壁で覆うようにしたものである。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。
【0011】 図1,図2は、本考案の一実施例を示す図である。
【0012】 図において、本実施例は自走式装置として現金自動取引機を対象としたもので あり、現金自動取引機の装置本体1の前面部3に顧客操作面を有し、後面部4に 保守操作面を有しているため、前後面部3,4に運用スペース5と保守スペース 6とが必要となる。
【0013】 ここに、本実施例では、装置本体1が設置構造体2内に前面部3に運用スペー ス5を確保して配設され、装置本体1が前面部3の運用スペース5に向けて往復 動する自走構造Aを有している。
【0014】 装置本体1は図1に示すように、前面部3に運用スペース5が確保される位置 で設置構造体2の壁2aで後面部4が覆われ、図2に示すように装置本体1が自 走構造Aで運用スペース5の領域に移動された際に後面部4に保守スペース6が 確保され、装置本体1から電子機器ユニット7を後方に引出し可能とする。
【0015】 したがって、本実施例によれば、運用スペース5分だけを確保するだけで済み 、設置スペースが縮小され、かつ装置本体1の後面部4が設置構造体2の壁2a で覆われ保護されることとなる。
【0016】 また、前記自走構造Aは、装置本体を支えて転動するローラと、該ローラの移 動方向を規制するガイドと、駆動力を発生する原動機と、歯車の組合せからなり 原動機の動力を装置本体に伝達する伝動機構とを有しているものであり、次に各 種の実施例について説明する。
【0017】 図3,図4,図5に示す自走構造Aは、装置本体1を支えて転動するローラ1 0と、床面8に設置されローラ10の移動方向を運用スペース5方向に規制する ガイドとしてのガイドレール9と、駆動力を発生する原動機13と、軸受11で 装置本体1に軸支されたウォーム12と床面8に支持され原動機13に連結され た歯車14との組合せからなり原動機13の動力を装置本体1の往復運動として 作用させる伝動機構とを有している。このものにおいては、図5に示すように原 動機13により歯車14を回転させ、ウォーム12を平行移動させることにより 、装置本体1を移動させる。
【0018】 図6,図7,図8に示す自走構造Aは、伝動機構としてラック15と歯車14 との組合せを用いたものである。このものにおいては、原動機13により歯車1 4を回転させ、ラック15を平行移動させることにより、装置本体1を移動させ る。
【0019】 図9,図10,図11に示す自走構造Aは、伝動機構としてウォーム12とナ ットギア16との組合せを用いたものである。このものにおいては、図11に示 すように、原動機13によりウォーム12を回転することにより、ナットギア1 6を支点とし、装置本体1を移動させる。
【0020】 尚、本実施例では、自走式装置を現金自動取引機に適用したが、これに限られ るものではない。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は設置前面,後面共にそれぞれ運用スペースと保守 スペースを必要とする装置を設置する場合、設置前後に移動することにより、保 守スペースを考慮せず壁際に設置することが可能となり、保守時に装置を前方向 に移動することにより、保守スペースを作り、保守を行うことができ、狭いスペ ースで設置できる効果がある。
【0022】 また壁際に設置するため、防犯性に非常に弱い保守操作面を壁で覆うことによ り、高い防犯性をもつ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図3】本考案における自走構造を示す断面図である。
【図4】本考案における自走構造を示す断面図である。
【図5】本考案の自走構造における伝動機構を示す図で
ある。
【図6】本考案における自走構造を示す断面図である。
【図7】本考案における自走構造を示す断面図である。
【図8】本考案の自走構造における伝動機構を示す図で
ある。
【図9】本考案における自走構造を示す断面図である。
【図10】本考案における自走構造を示す断面図であ
る。
【図11】本考案の自走構造における伝動機構を示す図
である。
【図12】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 設置構造体 2a 壁 3 前面部 4 後面部 5 運用スペース 6 保守スペース 7 電子機器ユニット 8 床面 9 ガイドレール 10 ローラ 11 軸受 12 ウォーム 13 原動機 14 歯車 15 ラック 16 ナットギア 17 ハウジング A 自走構造

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の前面部に運用スペースを、後
    面部に保守スペースをそれぞれ必要とする装置であっ
    て、 装置本体は、その前面部に運用スペースを確保して配設
    されており、 該装置本体は、前面部の運用スペースに向けて往復動す
    る自走構造を有するものであることを特徴とする自走式
    装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体は、前面部に運用スペース
    が確保されている位置で後面部が設置構造体の壁で覆わ
    れ、運用スペース領域に移動された際に後面部に保守ス
    ペースが確保されるものであることを特徴とする請求項
    1に記載の自走式装置。
  3. 【請求項3】 前記自走構造は、装置本体を支えて転動
    するローラと、該ローラの移動方向を規制するガイド
    と、駆動力を発生する原動機と、歯車の組合せからなり
    原動機の動力を装置本体に伝達する伝動機構とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自走式装置。
JP6215191U 1991-07-11 1991-07-11 自走式装置 Pending JPH056074U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016075328A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 沖電気工業株式会社 設置器具
WO2022097409A1 (ja) 2020-11-04 2022-05-12 川崎重工業株式会社 ハンド、ロボット、ロボットシステム及びハンドの制御方法

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JP2016075328A (ja) * 2014-10-03 2016-05-12 沖電気工業株式会社 設置器具
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