JPH0560519U - 乾燥庫 - Google Patents

乾燥庫

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JPH0560519U
JPH0560519U JP9357291U JP9357291U JPH0560519U JP H0560519 U JPH0560519 U JP H0560519U JP 9357291 U JP9357291 U JP 9357291U JP 9357291 U JP9357291 U JP 9357291U JP H0560519 U JPH0560519 U JP H0560519U
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JP
Japan
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refrigerant
air
closed case
refrigerant evaporator
evaporator
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Pending
Application number
JP9357291U
Other languages
English (en)
Inventor
邁 五十嵐
Original Assignee
信越化学工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ほぼ室温状態で乾燥状態を維持する乾燥庫を
提供する。 【構成】 庫内湿度を測定する湿度センサ2を密閉ケー
ス1内に設けてある。密閉ケース1の周壁4には空気循
環口5,6を設け、空気循環口5,6の外側風下に冷媒
蒸発器20、その冷媒蒸発器20の風下、空気循環口の
風上に冷媒凝縮器16をそれぞれ配してある。加えて、
受液器17、膨張弁19とともに、冷媒圧縮機15を設
けて除湿機を構成してある。冷媒圧縮機15には、前記
湿度センサ2の感知信号で駆動制御されるモータ14を
連結してある。密閉ケース1から排出した空気は風下に
流れ、冷媒蒸発器20で熱交換して低温となる。このと
き空気は冷媒蒸発器20の表面に水滴を付着させて脱水
する。脱水して低温となった空気は冷媒凝縮器16に流
れて熱交換し、冷媒蒸発器20で失った熱を取り戻す。
空気はほぼ元の温度になって密閉ケース1に戻る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、日用食品や嗜好品などを保管するための除湿乾燥庫に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、茶箱、コーヒー粉末、たばこ、海苔、ビスケット、フィルムなどを長期 間保管する場合、それぞれ収納棚や収納ケースなどに納めるのが一般である。
【0003】 通常の収納棚や収納ケースでは特に湿度の高い夏季などは十分に変質を防止で きない心配がある。そのような場合はたとえば冷蔵庫なども収納庫として用いる 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
冷蔵庫の場合は除湿も行なうが、その主たる機能は温度を下げることにある。 このため、除湿しても庫内の相対湿度は事実上で上昇し、特に吸湿性の大きい物 品の保管庫としては不向きである。また、冷却すること自体が物品にとって好ま しくない場合もある。
【0005】 本考案は前記の課題を解決するためなされたもので、ほぼ室温状態で乾燥状態 を維持する乾燥庫を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するための本考案の乾燥庫を図1に従って説明する。
【0007】 本考案の乾燥庫は、庫内湿度を測定する湿度センサ2を密閉ケース1内に設け 、その周壁4に空気循環口5,6を開口し、空気循環口5,6外側の風下に冷媒 蒸発器20、その冷媒蒸発器20の風下で空気循環口5,6の風上に冷媒凝縮器 16をそれぞれ配し、受液器17、膨張弁19とともに冷媒圧縮機15を設けて 除湿機を構成し、前記温度センサ2の感知信号で駆動制御されるモータ14にそ の冷媒圧縮機15を連結してある。
【0008】
【作用】
密閉ケース1内が高湿度になるとそれを湿度センサ2が感知し、冷媒圧縮機15 が駆動する。
【0009】 密閉ケース1から排出した空気は風下に流れ、冷媒蒸発器20で熱交換して低 温となる。このとき空気は冷媒蒸発器20の表面に水滴を付着させて脱水する。 脱水して低温となった空気は冷媒凝縮器16に流れて熱交換し、冷媒蒸発器20 で失った熱を取り戻す。空気はほぼ元の温度になって密閉ケース1に戻る。
【0010】 密閉ケース1内が低湿度になりそれを湿度センサ2が感知すると冷媒圧縮機15 が停止し、冷媒蒸発器20、冷媒凝縮器16の熱交換も停止する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を説明する。
【0012】 図1に本考案の乾燥庫の一部切り欠き見取り図、図2に系統図を示す。
【0013】 図1に示すように、両開き可能な密閉ケース1には複数の網棚を設けてある。 内部上方には所定の湿度を感知すると導電性を発揮する半導体湿度センサ2を設 置し、天板上面には湿度センサ2の感知湿度を表示する湿度計3を設置してある 。
【0014】 密閉ケース1の周壁のひとつ、底板4には多数の空気循環口5,6を開口して ある。底板4の下方には板一枚を境に除湿室7を設けてある。
【0015】 除湿室7には仕切り壁8を設けて左右を仕切ってあり、一方を加温部9、他方 を乾燥部10としてある。仕切り壁8には中央にくりぬき孔を設け、加温部9側 を風下、乾燥部10側を風上とする送風機12をモータとともに設けてある。
【0016】 この加温部9は空気循環口5,6の外側で、空気循環口の内の排気口5の風上 にあたる。加温部9には駆動制御部13を介して湿度センサ2に制御される駆動 モータ14と、圧縮駆動軸がその駆動モータ14に連動している冷媒圧縮機15 とを設けてある。加えて、凝縮器16と受液器17とを設けてある。凝縮器16 では冷媒圧縮機15の高圧側に導通している冷媒流通管18がU字型に幾度も蛇 行しながら平行な多数の伝熱板を貫通している。受液器17はその凝縮器16の 冷媒流通管18の流出側に流入口を導通させて設けてある。
【0017】 乾燥部10は空気循環口の内の吸気口6の風下にあたる。乾燥部10では受液 器17の流出口に流入側が導通している噴霧孔を有する膨張弁19を設けてある 。さらに膨張弁19の噴出側には凝縮器16と同型の蒸発器20を導通させてい る。この蒸発器20の流出口は、加温部9側に設けてある前記冷媒圧縮機15の 低圧側に導通している。蒸発器20の直下では、ドレインに通じる水滴受け皿 21が開口している。
【0018】 送風機12は回転して、乾燥部10から加温部9に風を送る。加温部9の内部 圧が密閉ケース1の内部圧を越えると図1で矢印で示しているように加温部9の 空気が密閉ケース1内に入る。乾燥部10の内部圧が密閉ケース1の内部圧より 下がると矢印で示しているように密閉ケース1内の空気が乾燥部10に入り、空 気が循環する。
【0019】 所定湿度以上の湿度を湿度センサ2が感知すると冷媒圧縮機15が駆動する。 送風機12が回転すると空気が循環し、密閉ケース1から吸気口6を通った空気 を蒸発器20が冷却除湿する。蒸発器20の伝熱板で水滴となった空気中の水分 は伝熱板を伝って水滴受け皿21に落下してたまる。ドレインはたまった水分を 適時に排出する。
【0020】 水分を失って乾燥した空気は加温部9に入り、凝縮器16から熱を受け取り、 排気口5から密閉ケース1に戻る。
【0021】 本実施例の場合、湿度計3を併設しているので湿度状況が更によく分かり、一 層便利である。 除湿室7には加温部9と乾燥部10の間に仕切り壁8を設けてあるので、除湿 効率もよくなる。
【0022】
【考案の効果】
以上、詳細に説明したように本考案の乾燥庫は、ほぼ室温状態で乾燥状態を維 持する。これによって低温、高温、多湿を嫌う物品を長期間安全に保管できるよ うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用する実施例の乾燥庫の一部切り欠
き見取り図である。
【図2】本考案を適用する実施例の乾燥庫の系統図であ
る。
【符号の説明】
1は密閉ケース、2は湿度センサ、5,6は空気循環
口、14はモータ、15は冷媒圧縮機、16は冷媒凝縮
器、17は受液器、19は膨張弁、20は冷媒蒸発器で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F26B 21/10 A 9140−3L 25/00 A 9140−3L

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内湿度を測定する湿度センサを密閉ケ
    ース内に設け、その周壁に空気循環口を開口し、空気循
    環口の外側風下に冷媒蒸発器、その冷媒蒸発器の風下で
    空気循環口の風上に冷媒凝縮器をそれぞれ配し、受液
    器、膨張弁とともに冷媒圧縮機を設けて除湿機を構成
    し、前記温度センサの感知信号で駆動制御されるモータ
    にその冷媒圧縮機を連結してあることを特徴とする乾燥
    庫。
JP9357291U 1991-11-15 1991-11-15 乾燥庫 Pending JPH0560519U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9357291U JPH0560519U (ja) 1991-11-15 1991-11-15 乾燥庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9357291U JPH0560519U (ja) 1991-11-15 1991-11-15 乾燥庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560519U true JPH0560519U (ja) 1993-08-10

Family

ID=14085976

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JP9357291U Pending JPH0560519U (ja) 1991-11-15 1991-11-15 乾燥庫

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JP2006187395A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯乾燥機
WO2009054033A1 (ja) * 2007-10-26 2009-04-30 World Environmental Design Co., Ltd. 乾燥装置

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