JPH0559712A - 吊上げ式取水装置 - Google Patents
吊上げ式取水装置Info
- Publication number
- JPH0559712A JPH0559712A JP22179591A JP22179591A JPH0559712A JP H0559712 A JPH0559712 A JP H0559712A JP 22179591 A JP22179591 A JP 22179591A JP 22179591 A JP22179591 A JP 22179591A JP H0559712 A JPH0559712 A JP H0559712A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- pipe
- water intake
- work
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 水中作業を少くしてシリンダ式取水設備の据
付けを可能とした。 【構成】 取水管２と該取水管２の開閉装置５と取水塔
３とからなるシリンダ式取水設備１をダム堤体９の頂部
に設けた支持架台１５に支持させたことを特徴としてい
る。
付けを可能とした。 【構成】 取水管２と該取水管２の開閉装置５と取水塔
３とからなるシリンダ式取水設備１をダム堤体９の頂部
に設けた支持架台１５に支持させたことを特徴としてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はダムに設けられるシリン
ダ式取水設備を支持するための吊上げ式取水装置に関す
る。
ダ式取水設備を支持するための吊上げ式取水装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のシリンダ式取水設備の取付装置の
一例を図１８乃至図２２に示す。図１８乃至図２２にお
いて１はシリンダ式取水設備を示し、該取水設備１は取
水管２と取水塔３とスクリーン４と、取水管１を上下に
動かすための開閉装置５と、塔上ガータ６と、既設管７
に連結するための連結管８とで構成され該取水装置１は
ダム堤体９の上流面に張り出した基礎コンクリート１０
に支持されている。図中１１はゲート、１２はゲートス
ロット（竪坑）、１３はダム水位、１４は水流を示し該
水流１４は下流にある発電所へと導水される。
一例を図１８乃至図２２に示す。図１８乃至図２２にお
いて１はシリンダ式取水設備を示し、該取水設備１は取
水管２と取水塔３とスクリーン４と、取水管１を上下に
動かすための開閉装置５と、塔上ガータ６と、既設管７
に連結するための連結管８とで構成され該取水装置１は
ダム堤体９の上流面に張り出した基礎コンクリート１０
に支持されている。図中１１はゲート、１２はゲートス
ロット（竪坑）、１３はダム水位、１４は水流を示し該
水流１４は下流にある発電所へと導水される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】図１８乃至図２２に示
すように既設ダムに新たに取水設備を設けようとする場
合、下流の既得水利権の問題があってダム水位を下げら
れず水中施工となる場合が多く、水深４０ｍで水中作業
というものもあるがこの深さで水中作業が出来るのは３
０分弱であり、現実的でない。特に図１９に示す基礎コ
ンクリート打設，取水塔・連結管等の据付が水中作業と
なり、例え水深が浅くても水中作業は費用のかさむもの
である。
すように既設ダムに新たに取水設備を設けようとする場
合、下流の既得水利権の問題があってダム水位を下げら
れず水中施工となる場合が多く、水深４０ｍで水中作業
というものもあるがこの深さで水中作業が出来るのは３
０分弱であり、現実的でない。特に図１９に示す基礎コ
ンクリート打設，取水塔・連結管等の据付が水中作業と
なり、例え水深が浅くても水中作業は費用のかさむもの
である。
【０００４】本発明は、この費用がかさみ、困難である
ところの水中作業を出来る丈減らすことを目的とする。
ところの水中作業を出来る丈減らすことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図１乃至図３を用
いて説明すると本発明は取水管２と該取水管２の開閉装
置５と取水塔３とからなるシリンダ式取水設備１をダム
堤体９の頂部に設けた支持架台１５に支持させたことを
特徴とする。
めの本発明の構成を実施例に対応する図１乃至図３を用
いて説明すると本発明は取水管２と該取水管２の開閉装
置５と取水塔３とからなるシリンダ式取水設備１をダム
堤体９の頂部に設けた支持架台１５に支持させたことを
特徴とする。
【０００６】
【作用】そして本発明は上記の手段によりシリンダ式取
水設備はダム堤体の頂部に設けた支持架台に支持される
ためダム堤体には基礎コンクリートが不要となると共
に、この支持架台を利用して上から吊り下げながら据付
を行うことができるため水中作業を大幅に低減できる。
水設備はダム堤体の頂部に設けた支持架台に支持される
ためダム堤体には基礎コンクリートが不要となると共
に、この支持架台を利用して上から吊り下げながら据付
を行うことができるため水中作業を大幅に低減できる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図１乃至図３に基づ
いて説明すると図中符号１０を除いて符号１〜１４は上
述した図１８乃至図２２に示す従来例と同一部分を同一
符号を符したのでその説明を省略する。そして本発明に
おいては取水設備１はこれをダム堤体９の頂部に設けた
支持架台１５に支持させた。図中１６は支持架台１５の
転倒を押さえるためのアンカー、１７は地震時に取水設
備１の横ゆれを押えるためのアンカーを示す。
いて説明すると図中符号１０を除いて符号１〜１４は上
述した図１８乃至図２２に示す従来例と同一部分を同一
符号を符したのでその説明を省略する。そして本発明に
おいては取水設備１はこれをダム堤体９の頂部に設けた
支持架台１５に支持させた。図中１６は支持架台１５の
転倒を押さえるためのアンカー、１７は地震時に取水設
備１の横ゆれを押えるためのアンカーを示す。
【０００８】次にその据付手段を説明すると図４に示す
ようにダム堤体９の背面にコンクリート破砕部１８と作
業床１９とを形成し、この破砕部１８に図５に示すよう
にＰＣケーブル２０を取付けてコンクリート打設して基
礎部２１を形成し、この基礎部２１上に図６に示すよう
に支持架台１５を据付ける。次に図７に示すようにダム
水位１３上の台船２２上で取水設備の下部支持全物２３
を組立てこの下部支持全物２３を図８に示すように移動
台車２４によって移動させながら吊上設備２５を介して
支持架台１５に支持させ、更に図９に示すように台船２
２上で取水塔３を組立てこの取水塔３を図１０に示すよ
うに移動台車２４によって移動させながら吊上設備２５
を介して支持架台１５に支持させ次いで図１１に示すよ
うに台船２２上で取水ゲート２６を組立て、この取水ゲ
ート２６を図１２に示すように移動台車２４によって移
動させながら吊上設備２５を介して支持架台１５に支持
させ更に図１３に示すように台船２２上で組立てた取水
塔３を組込んで取水設備１の組立を完了する。次に図１
４に示すように台船２２上で連結管８を組立て、この連
結管８を図１５に示すように水中で既設管７に取付け、
次いで図１６に示すように連結管８と取水設備１とを接
続し、更に取水設備１を図１７に示すようにアンカー１
７で支持すると共に支持架台１５上に開閉装置５を取付
けてその据付を終る。
ようにダム堤体９の背面にコンクリート破砕部１８と作
業床１９とを形成し、この破砕部１８に図５に示すよう
にＰＣケーブル２０を取付けてコンクリート打設して基
礎部２１を形成し、この基礎部２１上に図６に示すよう
に支持架台１５を据付ける。次に図７に示すようにダム
水位１３上の台船２２上で取水設備の下部支持全物２３
を組立てこの下部支持全物２３を図８に示すように移動
台車２４によって移動させながら吊上設備２５を介して
支持架台１５に支持させ、更に図９に示すように台船２
２上で取水塔３を組立てこの取水塔３を図１０に示すよ
うに移動台車２４によって移動させながら吊上設備２５
を介して支持架台１５に支持させ次いで図１１に示すよ
うに台船２２上で取水ゲート２６を組立て、この取水ゲ
ート２６を図１２に示すように移動台車２４によって移
動させながら吊上設備２５を介して支持架台１５に支持
させ更に図１３に示すように台船２２上で組立てた取水
塔３を組込んで取水設備１の組立を完了する。次に図１
４に示すように台船２２上で連結管８を組立て、この連
結管８を図１５に示すように水中で既設管７に取付け、
次いで図１６に示すように連結管８と取水設備１とを接
続し、更に取水設備１を図１７に示すようにアンカー１
７で支持すると共に支持架台１５上に開閉装置５を取付
けてその据付を終る。
【０００９】かくて支持架台１５に取付けた吊上設備２
５により据付途中の取水設備１を吊り下げておくことに
よりその連結作業を空中で行うことが出来、据付の最後
の方の段階の連結管８の据付の時に、既設管７との取合
いがあるため水中作業となるが、それまでの大部分の作
業は空中作業とすることができる。
５により据付途中の取水設備１を吊り下げておくことに
よりその連結作業を空中で行うことが出来、据付の最後
の方の段階の連結管８の据付の時に、既設管７との取合
いがあるため水中作業となるが、それまでの大部分の作
業は空中作業とすることができる。
【００１０】
【発明の効果】このように本発明によるときはシリンダ
式取水設備は、これをダム堤体の頂部に設けた支持架台
に支持させたものであるから、その据付作業の大部分を
空中作業とすることが出来るため据付費の低減が図れ経
済的となる。また既設管との連結の時は水中作業となる
が、場合によっては水位を下げて空中作業とすることも
考えられる。このような場合でも従来のものに比べ水中
作業を大幅に減らしているため水位低下期間が短かく下
流の水利権者への影響も少なくて済む等の効果を有す
る。
式取水設備は、これをダム堤体の頂部に設けた支持架台
に支持させたものであるから、その据付作業の大部分を
空中作業とすることが出来るため据付費の低減が図れ経
済的となる。また既設管との連結の時は水中作業となる
が、場合によっては水位を下げて空中作業とすることも
考えられる。このような場合でも従来のものに比べ水中
作業を大幅に減らしているため水位低下期間が短かく下
流の水利権者への影響も少なくて済む等の効果を有す
る。
【図１】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図２】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図３】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図４】本発明の据付第１ステップ図である。
【図５】本発明の据付第２ステップ図である。
【図６】本発明の据付第３ステップ図である。
【図７】本発明の据付第４ステップ図である。
【図８】本発明の据付第５ステップ図である。
【図９】本発明の据付第６ステップ図である。
【図１０】本発明の据付第７ステップ図である。
【図１１】本発明の据付第８ステップ図である。
【図１２】本発明の据付第９ステップ図である。
【図１３】本発明の据付第１０ステップ図である。
【図１４】本発明の据付第１１ステップ図である。
【図１５】本発明の据付第１２ステップ図である。
【図１６】本発明の据付第１３ステップ図である。
【図１７】本発明の据付第１４ステップ図である。
【図１８】従来例を示す正面図である。
【図１９】従来例を示す側面図である。
【図２０】従来例を示す平面図である。
【図２１】図１８のＡ−Ａ線断面図である。
【図２２】図１８のＢ−Ｂ線断面である。
１ 取水設備 ２ 取水管 ３ 取水塔 ５ 開閉装置 ９ ダム堤体 １５ 支持架台
Claims (1)
- 【請求項１】 取水管と、該取水管の開閉装置と取水塔
からなるシリンダ式取水設備をダム堤体の頂部に設けた
支持架台に支持させたことを特徴とする吊上げ式取水装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22179591A JPH0559712A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 吊上げ式取水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22179591A JPH0559712A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 吊上げ式取水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559712A true JPH0559712A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16772322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22179591A Withdrawn JPH0559712A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 吊上げ式取水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0559712A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100437992B1 (ko) * | 2001-08-06 | 2004-06-26 | 유한회사 금전기업사 | 취수탑의 스크린 설치장치 및 설치공법 |
| KR100444752B1 (ko) * | 2002-03-08 | 2004-08-21 | 이종식 | 취수탑용 밸브 교체방법 및 장치 |
| KR101224968B1 (ko) * | 2012-11-28 | 2013-01-22 | 주식회사 태현 | 취수탑 밸브 교체방법 |
| CN103202417A (zh) * | 2013-04-22 | 2013-07-17 | 青岛利邦达海洋科技有限公司 | 一种可吸式琼脂果冻 |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP22179591A patent/JPH0559712A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100437992B1 (ko) * | 2001-08-06 | 2004-06-26 | 유한회사 금전기업사 | 취수탑의 스크린 설치장치 및 설치공법 |
| KR100444752B1 (ko) * | 2002-03-08 | 2004-08-21 | 이종식 | 취수탑용 밸브 교체방법 및 장치 |
| KR101224968B1 (ko) * | 2012-11-28 | 2013-01-22 | 주식회사 태현 | 취수탑 밸브 교체방법 |
| CN103202417A (zh) * | 2013-04-22 | 2013-07-17 | 青岛利邦达海洋科技有限公司 | 一种可吸式琼脂果冻 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |