JPH0559074U - 弁装置 - Google Patents

弁装置

Info

Publication number
JPH0559074U
JPH0559074U JP4517191U JP4517191U JPH0559074U JP H0559074 U JPH0559074 U JP H0559074U JP 4517191 U JP4517191 U JP 4517191U JP 4517191 U JP4517191 U JP 4517191U JP H0559074 U JPH0559074 U JP H0559074U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
conversion element
valve seat
contact pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4517191U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2600763Y2 (ja
Inventor
寛行 戸谷
Original Assignee
日電アネルバ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日電アネルバ株式会社 filed Critical 日電アネルバ株式会社
Priority to JP1991045171U priority Critical patent/JP2600763Y2/ja
Publication of JPH0559074U publication Critical patent/JPH0559074U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2600763Y2 publication Critical patent/JP2600763Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】真空配管その他の配管系に使用される弁装置で
あって、弁体と弁座の間に適切な当接圧が得られる弁装
置を提供することを目的としている 【構成】弁座2と弁体3のシ−ル荷重を受ける部分に、
機械量(応力)を電気量に変換する変換素子14を設置
する。手動式の弁装置では、変換素子の出力を当接圧表
示装置に与える。また、自動式の弁装置では、変換素子
の出力を電動モ−タの制御装置35や、流体給排制御装
置42へ与える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、真空配管その他の配管系に使用される弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、真空配管その他の配管系で使用されている弁装置には、手動式と自動式 のものがあった。手動式の弁装置の構造は、通常、図9に示した構造をしており 、弁座51と対向して設置された弁体52に、周面にネジ53を形成したシャフ ト54を回転自在に連結し、該シャフト54をハウジング55のネジ孔56に係 合させた構造をしており、前記シャフト54を外部のハンドル57を介して回転 させることにより、弁体52を弁座51に離接させていた。一方、自動式の弁装 置は、図10に示したように、弁体52に回転自在に連結したシャフト54の雌 ネジ部58と、ハウジング55の外部に設置した電動モ−タ59の駆動軸60に 連結した雄ネジ61を係合した構造や、前記シャフト54に流体圧シリンダのピ ストンロッドを連結した構造で、電動モ−タ59や流体圧シリンダを動作制御す ることによって、弁体52を弁座51に離接させていた。
【0003】 なお、前記弁体52と弁座51の対向面のいずれか一方には、ゴム製または金 属製のガスケット62が取り付けられ、ガスケット62を弁体52と弁座51で 挟持することにより、シ−ル性能が発揮されるようにされていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記のような弁装置においては、弁体52と弁座51のシ−ル部分の当接圧を 管理することが難しく、ガスケット62の損傷や不十分なシ−ルが起こる問題点 があった。手動式の弁装置においては、前記ハンドル57を回す力を手で加減し ていたが、個人差があり、シ−ル部分の当接圧を所定の圧力に管理することがで きなかった。このため、過大な当接圧を加えることによって、ガスケット62を 損傷したり、過少な当接圧のために不十分なシ−ルが起こっていた。前記ハンド ル57に代えて、トルクレンチでシャフト54を回転するようにした試みも知ら れていたが(図5参照)、ベ−キングすることがある配管系に使用される弁装置 では、ベ−キングの前後において、ガスケット(図5の22)に対する当接圧が 変化し、これによって、所定の当接圧が得られなくなる問題があった。
【0005】 自動式の弁装置においては、弁体52の駆動系(電動モ−タ59や流体圧シリ ンダ)を弁体52の位置情報で制御していたので、弁体52と弁座51のシ−ル 部分に必ずしも最適な当接圧が得られていなかった。このため、当接圧が過大と なって、ガスケット62を損傷したり、電動モ−タ59が過負荷となるなど、種 々の問題が生じていた。
【0006】 この考案は、以上のような問題点に鑑みて成されたもので、弁体と弁座の間に 適切な当接圧が得られる弁装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
前記の目的を達成するこの考案の弁装置は、弁座と、該弁座と対向する弁体を 有する弁装置において、前記弁座と弁体の当接部圧力に対応する応力が生じる部 分に、機械量(応力)を電気量に変換する為の変換素子が設置され、該変換素子 の出力が前記当接部圧力を表示する手段に与えられていることを特徴としている 。
【0008】 また、自動式の形態としたこの考案の弁装置は、弁座と、該弁座と対向する弁 体を有する弁装置において、前記弁座と弁体の当接部圧力に対応する応力が生じ る部分に、機械量(応力)を電気量に変換するための変換素子が設置され、該変 換素子の出力が前記弁体駆動手段の制御装置に与えられていることを特徴として いる。
【0009】 前記の如くの弁装置において、変換素子としては、例えば半導体ひずみゲ−ジ のような機械的なひずみ量を電気量に変換する電気抵抗部品を用いる。この変換 素子は、弁体と弁体駆動用シャフトの対向部や、弁体と弁座の対向部、あるいは 、弁体駆動用シャフトと該駆動用シャフトを駆動する為の部材の対向部に設置し て構成する。
【0010】 また、前記弁体駆動手段は、電動モ−タ又は流体圧シリンダとする。
【0011】
【作用】
この考案の弁装置によれば、弁座と弁体の当接部分の応力を変換素子の電気的 信号で知ることが可能となる。この結果、弁座と弁体の当接部分に適正な当接圧 を実現することができる。したがって、過大な当接圧による問題および過少な当 接圧による問題を無くすることができる。
【0012】
【実施例】
図1は、この考案の第1の実施例の弁装置であって、ハウジング1の内側に形 成した弁座2に対向して、弁体3が設置してある。ハウジング1は、筒体4の先 端と側壁に夫々、接続管5、6を介して接続フランジ7、8が設けてあると共に 、筒体4の基端にフランジ9を設けて構成されている。そして、フランジ9に固 着したブランクフランジ10のネジ孔11を通して、周面にネジ12aを形成し た、弁体3を駆動するためのシャフト12が挿通され、このシャフト12の先端 が、前記弁体3の掛止片13に回転自在に連結されている。シャフト12の先端 面と弁体3の間には半導体ひずみゲ−ジからなる変換素子14とスペ−サ15が 重ねてセットしてあり、弁座2と弁体3の当接圧に対応する、シャフト12の弁 体3に対する当接圧が変換素子14で検出できるようになっている。
【0013】 前記変換素子14は、ブランクフランジ10の外側に設置した当接圧表示装置 16とリ−ド線17で接続されている。当接圧表示装置16は、図2に示した回 路構成となっている。この当接圧表示装置16では、変換素子14の出力が演算 回路18に与えられ、演算回路18の、当接圧に対応した出力電圧が、比較回路 19で、基準電圧と比較され、当接圧に対応した電圧が基準電圧より大きいとき には比較回路19の出力で表示回路20を動作させるようになっている。表示回 路20は、点滅ランプや、液晶などを用いた数値表示回路で構成する。
【0014】 図1において、21はシャフト12の基端に取付けたハンドル、22は弁体3 の弁座2と対向する面に装着した環状ガスケット、23はフランジ9に装着した 環状ガスケット、24は金属ベロ−ズである。
【0015】 上記実施例において、ハンドル21を介してシャフト12を回転すると弁体3 が矢示25のように移動して、弁座2に当接したり離れたりし、フランジ7、8 間の流路を遮断又は解放することができる。流路を遮断する際、即ち、弁体3を 弁座2へ当接し、かつ押し付ける際には、弁座2と弁体3間の当接圧と等しい応 力が変換素子14に掛かるので、当接圧表示装置16に、適正な当接圧に対応す る基準電圧を設定しておくことにより、表示回路20で適正な当接圧に至ったこ とを知ることができ、弁体3と弁座2の当接圧を管理することができる。
【0016】 前記変換素子14は、弁体3と弁座2の当接圧に等しい応力を受ける部分に設 置したものであるが、変換素子14を設置する位置は、図1に示した部分に限ら れるものでは無く、他の部分にも存在するので、そのような部分に設置しても良 い。
【0017】 図3ないし図5は、変換素子14の設置部分を変化した実施例を部分的に示し たものである。即ち、図3では弁体3の、環状のガスケット装着溝26の底部に 変換素子14を設置したものであり、図4では、弁座2に形成した環状溝27に 変換素子14を設置し、変換素子14を覆うようにダイアフラム28を設置した ものである。なお、ダイアフラム28の周縁部は筒体4の内壁に溶接し、遮断時 にリ−クが発生しないようにする。また、図5は、シャフト12と弁体3の連結 部分に、弁体3の一側に設けた連結シャフト3aを介在させた場合のもので、シ ャフト12と連結シャフト3aの対向部に変換素子14を設置したものである。
【0018】 次ぎに、この考案を自動式の弁装置に実施した例について説明する。
【0019】 図6は、電動モ−タ29で弁体3を駆動するようにした実施例である。この実 施例では、弁体3を駆動する為のシャフトが、周面にネジが設けていないシャフ ト30としてあり、シャフト30の基端部が、ブランクフランジ10の中央部の 透孔31を貫通させてある。シャフト30の基端部には軸方向に沿って、雌ネジ 32が形成してあり、この雌ネジ32に、フランジ10に搭載した電動モ−タ2 9の駆動軸33に連結した雄ネジ34が係合させてある。電動モ−タ29は制御 装置35によって駆動制御されるもので、制御装置35は、図7に示したような 回路構成となっているもので、図2に示した表示装置における表示回路20を、 リレ−回路36に代えた構成となっている。図中、37は回転制御回路である。
【0020】 この実施例では、回転制御回路37を介して、電動モ−タ29を正転、または 逆転させることにより、シャフト30および弁体3を矢示38のように移動させ て、流路の遮断または開閉を行うことができる。流路の遮断に際し、弁体3が弁 座2に当接する圧力が適正な値に達すると、リレ−回路36がOFFとなり、電 動モ−タ29を停止させることができる。
【0021】 次ぎに、図8は、流体圧シリンダを使用した自動式の実施例を示したものであ る。ブランクフランジ10の外側にシリンダ39が搭載してあり、シリンダ39 内のピストン40と弁体3がシャフト41で連結してある。弁座2と弁体3の当 接圧に対応する応力が現われる、シャフト41とピストン40の対向部に変換素 子14が設置してあり、変換素子14の検出信号が、流体給排制御装置42に与 えてある。
【0022】 この実施例では、流体給排制御装置42によって、シリンダ39のピストン4 0で仕切られた部屋43、44へ流入する流体(例えば油)を制御すると、ピス トン40および弁体3が矢示45のように移動し、流路の遮断または解放が行わ れる。流路の遮断に際し、弁体3が弁座2に当接する圧力が適正な値になると、 変換素子14から信号を受けている流体給排制御装置42が動作して、流体の給 排制御を停止し、弁座2と弁体3の当接部に適正な当接圧を維持することになる 。
【0023】
【考案の効果】
以上に説明したようにこの考案によれば、弁体と弁座の当接圧を、機械量(応 力)を電気量に変換する変換素子で検出するようにしたので、適正な当接圧を実 現することができ、過少な当接圧によるシ−ル不良、過大な当接圧によるガスケ ットの損傷を防止できる効果がある。また、自動式の弁装置においては、過大な 当接圧を与える恐れがないので、電動モ−タを始めその他の部材に過負荷が生じ るのを防止し、装置の寿命を延長できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施した手動式の弁装置の縦断面図
である。
【図2】図1の実施例の当接圧表示装置のブロック図で
ある。
【図3】変換素子の設置位置を変更した実施例の一部断
面図である。
【図4】変換素子の設置位置を変更した別の実施例の一
部断面図である。
【図5】変換素子の設置位置を変更した更に別の実施例
の一部断面図である。
【図6】この考案を実施した自動式の弁装置の縦断面図
である。
【図7】図6の実施例の制御装置のブロック図である。
【図8】自動式の弁装置の別の実施例の縦断面図であ
る。
【図9】従来の手動式の弁装置の縦断面図である。
【図10】従来の自動式の弁装置の縦断面図である。
【符号の説明】
2 弁座 3 弁体 12 シャフト 14 変換素子 16 当接圧表示装置 22 環状ガスケット 29 電動モ−タ 30 シャフト 35 制御装置 39 シリンダ 40 ピストン 42 流体給排制御装置

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁座と、該弁座と対向する弁体を有する
    弁装置において、前記弁座と弁体の当接部圧力に対応す
    る応力が生じる部分に、機械量(応力)を電気量に変換
    する為の変換素子が設置され、該変換素子の出力が前記
    当接部圧力を表示する手段に与えられていることを特徴
    とした弁装置
  2. 【請求項2】 弁座と、該弁座と対向する弁体を有する
    弁装置において、前記弁座と弁体の当接部圧力に対応す
    る応力が生じる部分に、機械量(応力)を電気量に変換
    するための変換素子が設置され、該変換素子の出力が前
    記弁体駆動手段の制御装置に与えられていることを特徴
    とした弁装置
  3. 【請求項3】 変換素子は、弁体と弁体駆動用シャフト
    の対向部に設置した請求項1又は2記載の弁装置
  4. 【請求項4】 変換素子は、弁体と弁座の対向部に設置
    した請求項1又は2記載の弁装置
  5. 【請求項5】 弁体駆動手段は、電動モ−タ又は流体圧
    シリンダとした請求項2記載の弁装置
JP1991045171U 1991-05-20 1991-05-20 弁装置 Expired - Lifetime JP2600763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991045171U JP2600763Y2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991045171U JP2600763Y2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 弁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0559074U true JPH0559074U (ja) 1993-08-03
JP2600763Y2 JP2600763Y2 (ja) 1999-10-25

Family

ID=12711823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991045171U Expired - Lifetime JP2600763Y2 (ja) 1991-05-20 1991-05-20 弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2600763Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7584668B2 (en) 2006-08-09 2009-09-08 Hitachi, Ltd. Monitoring system for valve device
JP2020159377A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社フジキン ダイヤフラム弁

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6065981A (ja) * 1983-09-16 1985-04-15 Toshiba Corp エクセス・フロ−チエツクバルブ
JPH02216418A (ja) * 1989-02-17 1990-08-29 Tomoe Gijutsu Kenkyusho:Kk 流量測定機能を有するバタフライ弁及びバタフライ弁において流量を測定する方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6065981A (ja) * 1983-09-16 1985-04-15 Toshiba Corp エクセス・フロ−チエツクバルブ
JPH02216418A (ja) * 1989-02-17 1990-08-29 Tomoe Gijutsu Kenkyusho:Kk 流量測定機能を有するバタフライ弁及びバタフライ弁において流量を測定する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7584668B2 (en) 2006-08-09 2009-09-08 Hitachi, Ltd. Monitoring system for valve device
JP2020159377A (ja) * 2019-03-25 2020-10-01 株式会社フジキン ダイヤフラム弁

Also Published As

Publication number Publication date
JP2600763Y2 (ja) 1999-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4763874A (en) Control valve
JP3281151B2 (ja) アーマチュアまたはこれに類似のものを制御して調整するための駆動ユニット
JP3332397B2 (ja) 出力軸シール型直動アクチュエータ
JPH0559074U (ja) 弁装置
JP3947817B2 (ja) 電動四方弁
US2538133A (en) Control valve
US6155535A (en) Diaphragm compression limit stops
JPH08210554A (ja) シーリング装置
JP3152947B2 (ja) 気密型直動バルブ
JP2583469B2 (ja) バルブアクチュエータにおけるステム軸スラスト荷重測定装置
JP2000220758A (ja) 自動調節弁
US11052509B2 (en) System and method for manufacturing a face seal with controlled load tolerance
JPH0210412A (ja) 減圧弁電動化方法及びそのパイロット弁調整機構
JPH083789Y2 (ja) 電動弁の構造
JP2813111B2 (ja) 弁装置
JPH049944B2 (ja)
JPH0634663Y2 (ja) 流体圧確認センサ
JP2001324043A (ja) 電動弁
JPH0712741Y2 (ja) 液圧固定継手
CN221744369U (zh) 电子膨胀阀及空调制冷系统
JP2681003B2 (ja) 弁装置の異常検出装置
JPH0512804Y2 (ja)
CN219221287U (zh) 具有过载保护的蝶阀
JPH0422133Y2 (ja)
CN219529853U (zh) 一种轴密封蝶阀

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term