JPH0558390U - 立体物の形取り具 - Google Patents

立体物の形取り具

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JPH0558390U
JPH0558390U JP004086U JP408692U JPH0558390U JP H0558390 U JPH0558390 U JP H0558390U JP 004086 U JP004086 U JP 004086U JP 408692 U JP408692 U JP 408692U JP H0558390 U JPH0558390 U JP H0558390U
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JP004086U
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清水正廣
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清水 正廣
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本考案は彫刻等を行なう場合に、モデルの彫
刻等から外径寸法を容易に取ることができる立体物の形
取り具を得るにある。 【構成】 下面2が平坦で先端が垂直面に形成された一
側面3が山形状に形成された手で持ってスライド移動さ
せることができる形取り具本体と、この形取り具本体の
一側面の下部角部に筆記具6の先端部が位置するように
該形取り具本体に形成された筆記具挿入孔5と、この筆
記具挿入孔に挿入された筆記具を支持する前記形取り具
本体に取付けられた筆記具支持具7とで立体物の形取り
具を構成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は木彫りをする場合に見本の立体的な彫刻の形取りを行なう立体物の形 取り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カルチャ―センタ―等で木彫りをする場合、まず木材を彫刻する概略の 立体形状に形成した後、彫刻刃等で彫刻を始めるが、概略の立体形状の寸法取り をする道具として、定規やコンパス、デバイダ―等を用いて行なっている。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】
従来の立体形状の寸法取りは定規やコンパス、デバイダ―等を用いて行なうた め、正確な寸法取りができないとともに、寸法取りに手数と時間がかかるという 欠点があった。
【0004】 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、短時間に容易に立体形状の寸法取り を行なうことができる立体物の形取り具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は下面が平坦で先端が垂直面に形成された 一側面が山形状に形成された手で持ってスライド移動させることができる形取り 具本体と、この形取り具本体の一側面の下部角部に筆記具の先端部が位置するよ うに該形取り具本体に形成された筆記具挿入孔と、この筆記具挿入孔に挿入され た筆記具を支持する前記形取り具本体に取付けられた筆記具支持具とで立体物の 形取り具を構成している。
【0006】
【作用】
上記のように構成された立体物の形取り具は、用紙の上に立体物を置くととも に、形取り具本体の山形状の一側面を形取りする立体物に押し当て、形取り具本 体をスライド移動させることにより、筆記具によって用紙にその輪郭を書き出す ことができる。
【0007】
【本考案の実施例】
以下、図面に示す実施例により、本考案を詳細に説明する。
【0008】 図1ないし図3の本考案の第1の実施例において、1は片手で持って操作する ことができる形取り具本体で、この形取り具本体1は水平状態でスライド移動で きるように下面2が平坦に形成されるとともに、先端が垂直面となるように形成 された一側面3が山形状に形成されている。
【0009】 4は前記形取り具本体1の一側面3下部に形成された凹部である。
【0010】 5は前記形取り具本体1の一側面と下面との交差部位に筆記具6の先端部6a が位置するように該形取り具本体1に形成された筆記具挿入孔で、この筆記具挿 入孔5に挿入される筆記具6は一般に使用されている鉛筆、ボ―ルペン、シャ― プペン等が用いられる。
【0011】 7は前記形取り具本体1の筆記具挿入孔5に挿入された筆記具6を支持する筆 記具支持具で、この筆記具支持具7は前記形取り具本体1に前記筆記具挿入孔5 と平行するように固定された支柱8と、この支柱8と前記筆記具挿入孔5に挿入 された筆記具6とに掛渡された輪ゴム9とから構成されている。
【0012】 上記構成の立体物の形取り具10は形取り具本体1の筆記具挿入孔5に筆記具 6を挿入し、筆記具6と支柱8とを輪ゴム9で支持させ、筆記具6の先端部6a が形取り具本体1の下部角部に位置させる。
【0013】 しかる後、テ―ブル上に用紙および形取りする立体物を位置させ、筆記具本体 1を手で持ち、山形状の一側面を形取りする立体物に押し当て、スライド移動さ せることにより、容易に用紙に立体物の輪郭を書くことができる。
【0014】
【本考案の異なる実施例】
次に図4ないし図12に示す本考案の異なる実施例につき説明する。なお、こ れらの本考案の異なる実施例の説明に当って、前記本考案の第1の実施例と同一 構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0015】 図4ないし図7の本考案の第2の実施例において、前記本考案の第1の実施例 と主に異なる点は、形取り具本体1の下面に該形取り具本体1を水平方向にスラ イド移動させることができる先端部に1個の球11を用いたロ―ラ12、後端部 に2個の球13、13を用いたロ―ラ14を設置した点で、このように構成され た立体物のと形取り具10Aにすることにより、スライド移動をスム―ズに行な うことができる。
【0016】 図8ないし図10の本考案の第3の実施例において、前記本考案の第1の実施 例と主に異なる点は筆記具支持具7Aで、この筆記具支持具7Aは筆記具挿入孔 5の後端部に着脱可能に取付けられるキャップ15と、このキャップ15に取付 けられた筆記具挿入孔5内に挿入された筆記具6を常時突出方向に付勢する付勢 スプリング16と、この付勢スプリング16の先端部に取付けられた外部に操作 片17Aを有する押し圧片17と、この押し圧片17に取付けられた前記筆記具 挿入孔5と連通するように形取り具本体1に形成された係止溝18を有するガイ ド溝19と、前記筆記具6を常時収納方向に付勢する付勢スプリング20とで構 成した点で、このように形成された立体物の形取り具10Bは筆記具6の先端部 を常時付勢スプリング16によって付勢された状態で突出されるため、最適状態 で記入でき、不使用時には収納スプリング20の付勢力によって筆記具挿入孔5 内に収納されるため、筆記具6の先端部6aが破損するのを効率よく防止するこ とができる。
【0017】 図11および図12の本考案の第4の実施例において、前記本考案の第1の実 施例と主に異なる点は、形取り具本体1に筆記具6としてのボ―ルペンの芯21 を挿入することができる筆記具挿入孔5Aを形成した点で、このように構成され た立体物の形取り具10Cにしても前記本考案の第1の実施例と同様な作用効果 が得られる。
【0018】
【本考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に列挙する効果が得られ る。
【0019】 (1)下面が平坦で先端が垂直面に形成された一側面が山形状に形成された手 で持ってスライド移動させることができる形取り具本体と、この形取り具本体の 一側面の下部角部に筆記具の先端部が位置するように該形取り具本体に形成され た筆記具挿入孔と、この筆記具挿入孔に挿入された筆記具を支持する前記形取り 具本体に取付けられた筆記具支持具とで構成されているので、立体物の輪郭を容 易に取ることができる。したがって、カルチャ―センタ―等で木彫りをする場合 に、モデルの彫刻からの寸法取りが容易にでき、彫刻作業を効率よく行なうこと ができる。
【0020】 (2)前記(1)によって、構造が簡単であるので、安価に製造することがで きるとともに、楽に使用することができる。
【0021】 (3)前記(1)によって、モデルの彫刻からの寸法取りが容易にできるので 彫刻前の木材が無駄にならないように寸法取りすることができ、木材を効率よく 使用することができる。
【0022】 (4)請求項2も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す断面図。
【図2】本考案の第1の実施例を示す正面図。
【図3】本考案の第1の実施例を示す平面図。
【図4ないし図7】本考案の第2の実施例を示す説明
図。
【図8ないし図10】本考案の第3の実施例を示す説明
図。
【図11および図12】本考案の第4の実施例を示す説
明図。
【符号の説明】
1:形取り具本体、 2:下面、 3:一側面、 4:凹部、 5、5A:筆記具挿入孔、 6:筆記具、 7、7A:筆記具支持具、 8:支柱、 9:輪ゴム、 10、10A、10B、10C:立体物の形取り具、 11:球、 12:ロ―ラ、 13:球、 14:ロ―ラ、 15:キャップ、 16:付勢スプリ
ング、 17:押し圧片、 18:係止溝、 19:ガイド溝、 20:収納スプリ
ング、 21:ボ―ルペンの芯。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面が平坦で先端が垂直面に形成された
    一側面が山形状に形成された手で持ってスライド移動さ
    せることができる形取り具本体と、この形取り具本体の
    一側面の下部角部に筆記具の先端部が位置するように該
    形取り具本体に形成された筆記具挿入孔と、この筆記具
    挿入孔に挿入された筆記具を支持する前記形取り具本体
    に取付けられた筆記具支持具とからなることを特徴とす
    る立体物の形取り具。
  2. 【請求項2】 先端が垂直面に形成された一側面が山形
    状に形成された手で持って水平方向にスライド移動させ
    ることができる下面にロ―ラが設けられた形取り具本体
    と、この形取り具本体の一側面の下部角部に筆記具の先
    端部が位置するように該形取り具本体に形成された筆記
    具挿入孔と、この筆記具挿入孔に挿入された筆記具を支
    持する前記形取り具本体に取付けられた筆記具支持具と
    からなることを特徴とする立体物の形取り具。
JP004086U 1992-01-09 1992-01-09 立体物の形取り具 Pending JPH0558390U (ja)

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JP004086U JPH0558390U (ja) 1992-01-09 1992-01-09 立体物の形取り具

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JP004086U JPH0558390U (ja) 1992-01-09 1992-01-09 立体物の形取り具

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JPH0558390U true JPH0558390U (ja) 1993-08-03

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